JPH0753537Y2 - 携帯用液体容器 - Google Patents

携帯用液体容器

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JPH0753537Y2
JPH0753537Y2 JP1989103214U JP10321489U JPH0753537Y2 JP H0753537 Y2 JPH0753537 Y2 JP H0753537Y2 JP 1989103214 U JP1989103214 U JP 1989103214U JP 10321489 U JP10321489 U JP 10321489U JP H0753537 Y2 JPH0753537 Y2 JP H0753537Y2
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outer case
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container
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JP1989103214U
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JPH0342222U (ja
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澄子 山本
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澄子 山本
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は魔法瓶やポット等の携帯用液体容器に関し、特
に外装ケース内の下部に上部開口の小物入れ収納室を水
平方向に押し出し又は引き出し可能に設け、該収納室に
スプーンやフォーク、コーヒーカップ、紅茶カップ、茶
碗その他茶道具等の各種小物類を収納することのできる
携帯用液体容器に関する。
[従来の技術] 従来のポットや魔法瓶は内容器にお湯やお茶等を入れて
蓋をして保温しておき、必要な時に別の場所に収納して
おいたカップや茶碗等を取り出してきてお湯やお茶等を
該カップや茶碗に注いでいた。
また、容器本体の底部又は周壁と、該底部又は周壁に取
付けられるキャップ体との間に、飲食物を収納する収納
用空室部を形成し、該空室部内に飲食物を収納するよう
にした水筒の考案がある(実開昭59-120917号公報参
照)。
[考案が解決しようとする課題] 従来、お茶やコーヒー等を飲むときに、カップや茶碗等
の諸道具は食器棚等から取り出してきて、そのカップや
茶碗等にポットや魔法瓶に保存してあるお湯やお茶を注
いでいた。
このため、スプーンやフォーク、コーヒーカップ、紅茶
カップ、茶碗その他茶道具等の各種小物類を収納するた
めの食器棚等を置く場所が必要であった。
しかし、作業空間の狭いオフィスや居住空間の狭い住居
ではそのスペースを確保することがなかなか困難であっ
た。
また上記従来の水筒は、底部又は周壁にキャップ体を取
付け、該キャップ体を回して底部から取り外してキャッ
プ体内に収納した飲食物を取り出すか、あるいはキャッ
プ体を周壁に沿って上下方向に摺動させて空室部に飲食
物を入れたり、取り出したりしていた。
しかし、キャップ体を回すには水筒を手で持ち上げてい
なければならず、面倒であり、安定感にも欠ける。ま
た、キャップ体を周壁に沿って上下方向に摺動させて使
用する場合には、空室部からキャップ体等の容器に入れ
て取り出すことは構造上、不可能であり飲食物を直接、
空室部から取り出さなければならず、不衛生である上に
飲食物を空室部から取り出しにくいという難点があっ
た。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、魔法瓶やポット等の携帯用液体容器の外
装ケース内の下部に上部開口の小物入れ収納室を水平方
向にワンタッチで押し出し又は引き出し可能に設けるこ
とにより、該収納室にスプーンやフォーク、コーヒーカ
ップ、紅茶カップ、茶碗その他茶道具等の各種小物類を
収納して、食器棚等の無いところでも使用でき、かつ手
軽に携帯してお茶やコーヒー等が飲めるようにするとと
もに携帯用液体容器はそのまま起立させた状態で何ら手
で持ち上げたりすることなく小物入れ収納室を簡単に引
き出したり、収納したりすることができ、しかも小物入
れ収納室は携帯用液体容器の下部に形成されているとは
いえ、支柱部によって安定保持されており、携帯用液体
容器が倒れたりする等の危険性が全くなく、さらに、該
魔法瓶やポット等の携帯用液体容器の内容器から出る熱
を有効利用して前記小物入れ収納室内に収納したスプー
ンやフォーク、コーヒーカップ、紅茶カップ、茶碗その
他茶道具等の各種小物類を予熱したり乾燥させたりする
ことができるようにした携帯用液体容器を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案にかかる携帯用液体容器は、内容器を囲んだ円筒
状の外装ケースの底壁より下部位置に該外装ケースの周
壁を延長して左右対向する2箇所に支柱部を形成し、該
支柱部および上記底壁並びに支柱部下端に形成した水平
基台とによって小物入れ収納室用空間部を形成し、該空
間部に外周面が上記外装ケースの外面と同一となる上部
開口の小物入れ収納室を1個設けるか又は中央部で側壁
同士が接する2個の小物入れ収納室を設け、かつ前記小
物入れ収納室は水平方向に押し出し又は引き出し可能に
設けたものである。
[作用] 小物入れ収納室内には、通常、スプーンやフォーク、コ
ーヒーカップ、紅茶カップ、茶碗その他茶道具等の各種
小物類が収納されている。この収納時には小物入れ収納
室は外装ケース内の下部に収納されている。そして、使
用時には、携帯用液体容器は起立させたままの状態にし
ておき、該液体容器を手で持ち上げたりすることなく、
直接、外から指で小物入れ収納室を横方向(水平方向)
に押すと、収納室が1個の場合はそのまま収納室を外に
簡単に取り出すことができる。また2個の収納室が側壁
で互いに接している状態では、取り出す側と反対の収納
室を指で横方向(水平方向)に押すと使用を希望する反
対側の収納室を外に取り出すことができる。そして残り
の収納室を取り出す場合は、既に取り出した収納室を元
にセットして指で収納室を押すかあるいは摘み等を摘ん
で引き出すようにする。しかして、中にあるコーヒーカ
ップ、紅茶カップ、茶碗その他茶道具等の各種小物類を
取り出して該コップ等にポットや魔法瓶等にあるお湯や
お茶を注ぐようにすればよい。
さらに、外装ケース内の下部に設ける小物入れ収納室
が、該外装ケースの下部に取付け、取外し可能な支柱部
を備えたケースに収納されている場合は、該ケースを従
来の携帯用液体容器の下部に装着することにより、一体
構造に形成されたものと同様にして使用できる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は魔法瓶やポット等の携帯用液体容器で、大略して、
お湯や冷水等の液体を入れる内容器2と、該内容器2の
上部の口部を蓋する蓋部材3と、該内容器2を囲んだ円
筒状の外装ケース4とを備えており、必要に応じて把手
5を有している。外装ケース4内の下部(内容器2の底
壁10の下方)には、スプーンやフォーク、コーヒーカッ
プ、紅茶カップ、茶碗その他茶道具等の各種小物類Aを
収納する小物入れ収納室6を設ける。
この小物入れ収納室6を外装ケース4内の下部に形成す
るに当たっては、外装ケース4の周壁のうち対向する左
右2箇所に形成した支柱部7を除いてくりぬき状に形成
し、かつ該支柱部7および上記底壁10並びに支柱部7の
下端に形成した水平基台11とによって小物入れ収納室用
空間部8を形成する(第2図(A)、(B)参照)。支
柱部7は外装ケース4の周壁に形成することにより、該
外装ケース4から外部に張り出すことがなく狭い場所で
も収納に不便でなく、また外装ケース4の下部でありな
がら携帯用液体容器1を安定して保持でき、小物入れ収
納室用空間部8が安全に確保でき、該空間部8への小物
入れ収納室6の収納がスムーズに行われる。
あるいはまた第3図に示すように、外装ケース4の該当
する周壁の全部をくりぬき、外装ケース4の中心部に支
柱部7′を形成し、該支柱部7′を囲繞する周囲に小物
入れ収納室用空間部8′を形成するようにしてもよい。
さらには、小物入れ収納室6は上述の如く外装ケース4
と一体構造の部材によって囲まれた小物入れ収納室用空
間部8に収納することなく、該外装ケース4の下部に、
取付け、取外し可能に別体に形成したケース(図示せ
ず)に小物入れ収納室6を収納するようにしてもよい。
外装ケース4内の下部に設けた小物入れ収納室6は、携
帯用液体容器1を起立させた状態で何ら持ち上げること
なく水平方向に押出し式にして一室(第2図(A)参
照)または二室(第2図(B)参照)に形成し、かつ外
壁を外装ケース4の外周面と同一に形成するか、または
第3図に示すように、引出し式の摘み等の掴み部材9を
取り付けて、一室または複数室に形成し、かつ外壁を外
装ケース4の外周面と同一に形成するようにしてもよ
い。
次にその使用法について述べる。
小物入れ収納室6内には、通常、スプーンやフォーク、
コーヒーカップ、紅茶カップ、茶碗その他茶道具等の各
種小物類Aが収納されている。この収納時には小物入れ
収納室6は外装ケース4内の下部に収納されている。そ
して、使用時には、携帯用液体容器1を起立させた状態
で何ら持ち上げることなく、直接、外から指で小物入れ
収納室6の外壁を水平方向に押し出す(第2図(A)、
(B)参照)か、あるいは摘み等の掴み部材9を摘んで
水平方向に引き出す(第3図参照)ようにして、中にあ
るコーヒーカップ、紅茶カップ、茶碗その他茶道具等の
各種小物類Aを小物入れ収納室6から取り出して該コッ
プ等にポットや魔法瓶等にあるお湯やお茶を注ぐように
すればよい。このとき、小物入れ収納室6は小物入れ収
納室用空間部8から完全に取り外して各種小物類Aを入
れたままで容器としても使用でき、衛生的であり、かつ
余分な容器を用意する必要がない。
また、外装ケース4内の下部に設ける小物入れ収納室6
が、該外装ケース4の下部に取付け、取外し可能なケー
ス(図示せず)に収納されている場合は、該ケース(図
示せず)を従来の携帯用液体容器の下部に接合部材(図
示せず)等を介して装着することにより、一体構造に形
成されたものと同様にして使用することができる。さら
に、該ケース(図示せず)を従来の携帯用液体容器の下
部から取外して使用することもできる。
[考案の効果] この考案は上記の説明から判るように、内容器を囲んだ
円筒状の外装ケースの底壁より下部位置に該外装ケース
の周壁を延長して左右対向する2箇所に支柱部を形成
し、該支柱部および上記底壁並びに支柱部下端に形成し
た水平基台とによって小物入れ収納室用空間部を形成
し、該空間部に外周面が上記外装ケースの外面と同一と
なる上部開口の小物入れ収納室を1個設けるか又は中央
部で側壁同士が接する2個の小物入れ収納室を設け、か
つ前記小物入れ収納室は水平方向に押し出し又は引き出
し可能に設けた携帯用液体容器であるから、該収納室に
スプーンやフォーク、コーヒーカップ、紅茶カップ、茶
碗その他茶道具等の各種小物類を収納して、食器棚等の
無いところでも使用でき、かつ手軽に携帯してお茶やコ
ーヒー等が飲めるようにするとともに携帯用液体容器は
そのまま起立させた状態で何ら手で持ち上げたりするこ
となく、直接、小物入れ収納室を簡単に引き出したり、
収納したりすることができ、しかも小物入れ収納室は小
物入れ収納室用空間部から完全に取り外して各種小物類
を入れたままで容器としても使用でき、衛生的であり、
かつ余分な容器を用意する必要がない。
また小物入れ収納室は携帯用液体容器の下部に形成され
ているとはいえ、支柱部によって安定保持されており、
携帯用液体容器が倒れたりする等の危険性が全くなく、
さらに、支柱部および上記底壁並びに支柱部下端に形成
した水平基台とによって小物入れ収納室用空間部が形成
され、強固な部材によって収納室は安定保持され、左右
水平方向への収納室の引き出しもスムーズに行われる。
しかも、魔法瓶やポット等の携帯用液体容器の内容器か
ら出る熱を有効利用して前記小物入れ収納室内に収納し
たスプーンやフォーク、コーヒーカップ、紅茶カップ、
茶碗その他茶道具等の各種小物類を予熱したり乾燥させ
たりすることができる。
また、魔法瓶やポット等の携帯用液体容器の内容器から
発散する熱を有効利用して前記小物入れ収納室内に収納
したスプーンやフォーク、コーヒーカップ、紅茶カッ
プ、茶碗その他茶道具等の各種小物類を予熱したり、あ
るいは乾燥させたりすることができるので、各種小物類
をあらかじめ暖めておくことによっておいしくコーヒ
ー、紅茶あるいはお茶を飲むことができ、かつ紅茶パッ
クや茶等を内容器から発散する余熱を利用して乾燥、保
存させておくことができるということである。
さらに、前記外装ケース内の下部に設けた小物入れ収納
室は、押出し式もしくは引出し式の一室または側壁同士
が中央部で接している二室に形成されているので、携帯
用液体容器はそのまま起立させた状態で何ら手で持ち上
げたりすることなく、また小物入れ収納室を開閉するた
めに外装ケースに沿ってカバー体等を上下に摺動させた
りする面倒な作業がないばかりか、カバー体等によって
嵩張ることもない。しかも、各種小物類の取り出し、収
納は直接、水平方向にワンタッチで押したり引いたりす
るだけで簡単に取り出すことができ、収納時は外部から
隔離されており、衛生的であり、また二室とすることに
より用途に応じた収納ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す概略断面図、第2図
(A)は押し出し式小物入れ収納室が一室の場合の一部
切欠断面斜視図、第2図(B)は押し出し式小物入れ収
納室が二室の場合の一部切欠断面斜視図、第3図は四室
に仕切られた引き出し式小物入れ収納室の一部切欠断面
斜視図である。 1……携帯用液体容器、2……内容器、4……外装ケー
ス、6……小物入れ収納室、7,7′……支柱部、8……
小物入れ収納室用空間部、10……底壁、11……水平基
台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容器を囲んだ円筒状の外装ケースの底壁
    より下部位置に該外装ケースの周壁を延長して左右対向
    する2箇所に支柱部を形成し、該支柱部および上記底壁
    並びに支柱部下端に形成した水平基台とによって小物入
    れ収納室用空間部を形成し、該空間部に外周面が上記外
    装ケースの外面と同一となる上部開口の小物入れ収納室
    を1個設けるか又は中央部で側壁同士が接する2個の小
    物入れ収納室を設け、かつ前記小物入れ収納室は水平方
    向に押し出し又は引き出し可能に設けたことを特徴とす
    る携帯用液体容器。
JP1989103214U 1989-09-04 1989-09-04 携帯用液体容器 Expired - Lifetime JPH0753537Y2 (ja)

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JP1989103214U JPH0753537Y2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 携帯用液体容器

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JPH0342222U JPH0342222U (ja) 1991-04-22
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120917U (ja) * 1983-01-31 1984-08-15 芋谷 充 水筒
JPS612834U (ja) * 1984-06-12 1986-01-09 博行 西出 飲料ポツト

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JPH0342222U (ja) 1991-04-22

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