JPH0357142Y2 - - Google Patents

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JPH0357142Y2
JPH0357142Y2 JP1987166328U JP16632887U JPH0357142Y2 JP H0357142 Y2 JPH0357142 Y2 JP H0357142Y2 JP 1987166328 U JP1987166328 U JP 1987166328U JP 16632887 U JP16632887 U JP 16632887U JP H0357142 Y2 JPH0357142 Y2 JP H0357142Y2
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JP
Japan
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opening
storage chamber
handle
lid
storage
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JP1987166328U
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JPH0171514U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は主として食料とスプーン、フオークな
ど飲食用具類を収納してピクニツクなどに用いら
れる携帯用収納容器に関する。
[従来の技術] 従来収納室を上下二段に設けた食料収納容器と
して実開昭58−52170号公報が提案されている。
この容器は下部収納室の上縁に上部収納室を嵌合
し、さらにこの上部収納室上に蓋体を設けたもの
であり、下、上部収納室に食料、飲食用具類など
を別々に収納することができるというものであ
る。このようなものにおいては下部収納室に上部
収納室を嵌合し、そして蓋体を被せるものである
から下部収納室に収納された食料を取り出す場合
は、蓋体、上部収納室を除かなければならず、す
ぐに下部収納室に収納した食料を取り出すことは
できない問題点があつた。
このような問題点を解決する一手段として実開
昭59−73242号公報においては、外装体の底部に
凹所を形成し、該凹所の内面に水平方向のスライ
ド溝を形成して収容ケースを出入れ自在に設けた
保温容器が提案されている。
[考案が解決しようとする課題] 前記上、下部収納室を設けた従来技術において
は、一側をヒンジにより接続された蓋体はフリー
の状態であるため、携帯時などでは不用意に開蓋
状態になつてしまうという問題点があつた。
また後者従来技術においては、外装体自体が接
地するようなものであるため、該外装体を引き出
す場合にはいつたん外装体を持ち上げなければな
らず操作性に劣る。
本考案は前記問題点を解決して、携帯時には確
実に閉蓋状態となり、また収納箱の操作性に優れ
る携帯用収納容器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、略中央に仕切板を横設して上下二段
の収納室を形成した容器本体と、前記上部収納室
の上部開口を閉蓋する蓋体と、前記下部収納室の
一側に形成した開口部と、前記開口部を通じて前
記下部収納室の底部に摺動して出入れ自在に設け
られる収納箱と、この収納箱の一側面に設けられ
る引き出し用の取手と、前記容器本体の両側上部
に取付軸を回動自在に連結したハンドルと、前記
取付軸に内側を開口して設けられるとともに前記
ハンドルの倒し時に上向きとなる切欠部を前記開
口部に連設したカバー部と、前記蓋体の両側に突
設され先端が前記切欠部を通して前記取付軸とカ
バー部間に挿入可能な受け部とを具備したもので
ある。
[作用] 前記構成により、上部収納室に収納されて食料
などは蓋体を開けて取り出すことができ、一方下
部収納室に収納された飲食用具類などは収納箱を
引き出すことにより取り出すことができる。また
閉蓋すると先端が切欠部に挿入され、そしてハン
ドルを立てると前記先端の上方がカバー部に被わ
れて閉蓋状態を保持できる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を添付図面を参照して説
明する。
1は上方を開口した有底の容器本体であつて、
合成樹脂により成形される。この容器本体1の略
中央には仕切板2が横設され、その上下に上部収
納室3と下部収納室4とが区画形成されている。
前記上部収納室3の側板部には通気孔5が形成さ
れるとともに、上部収納室3の上部開口3Aには
蓋体6が着脱自在に設けられる。この蓋体6の側
面には後述するカバー部が係止するためのL字型
の受け部7が突設されるとともにその先端7Aは
上向きとなつている。
8は容器本体1に回動自在に設けたハンドルで
あつて、このハンドル8の両端は前記容器本体1
の側面の上端に取付軸9によつて枢着されてい
る。前記取付軸9の外側には間隔をおいてカバー
部10が設けられる。このカバー部10は内側を
開口部10Aとした円筒状であつて、蓋閉時にお
ける前記受け部7と取付軸9間より径大であつ
て、ハンドル8を倒したときには前記先端7Aが
上方から挿入可能に設けられ、またハンドル8を
起こしたときには前記受け部7の先端7Aがカバ
ー部10により被われるような位置に切欠部11
が設けられている。
12は前記下部収納室4の正面側に形成した開
口部であつて、この開口部12を通じて飲食用具
類用収納箱13がその底部13Aを容器本体1A
に摺動して引き出し自在に設けられる。該収納箱
13は上方を開口した有底容器であつて、正面板
14の中央上部には取手たるレバー15を装着す
るための凹部16が形成される。該凹部16の正
面には前記レバー15を背面側から押圧するため
の別体の弾性板17が固定して設けられている。
前記レバー15はその両側上端に取付軸18が側
方へ突設され、この取付軸18は凹部16の側面
に形成された取付孔19に挿入されてレバー15
が回動自在に設けられ、また前記取付軸18のや
や下方には案内軸20が側方へ突設され、この案
内軸20は凹部16の側面に形成された幅大の案
内溝21に挿入されて前記レバー15が所定角度
回動できるように規制している。
さらに前記レバー15の上端には前記開口部1
2の上端に形成された段状の受け部22と係止可
能なストツパー23が形成されており、前記弾性
板17に抗してレバー15を回動すると受け部2
2とストツパー23の係止がはずれるようになつ
ている。
さらに、前記収納箱13には内部を3分割する
ための区画板24が立設され、該収納箱13には
コツプ25、トレー26並びにスプーン、フオー
クなど飲食用具類27を収納し、蝶番28Aによ
り開閉可能な収納容器28及び地面に敷いて使用
するシート29を各々収納する。また前記上部収
納室3には多段に重ねた食料収納容器31及びお
しぼり等を収納するおしぼり等の収納容器33を
収納する。
次に前記構成につきその作用を説明する。
上部収納室3に食料収納容器31、おしぼり収
納容器33を収納し、蓋体6を閉蓋すると受け部
7の先端7Aが切欠部11よりカバー部10内に
挿入される。そしてハンドル8を起こすと受け部
7の先端7Aの上方はカバー部10により覆われ
蓋体6が固定される。一方収納箱13にコツプ2
5、トレー26、収納容器28及び敷設用シート
29などを収納した後、収納箱13を下部収納室
4に開口部12より押し込むと、ストツパー23
が受け部22に係止されて収納箱13は固定され
る。
次にハンドル8を倒すと開口部12が受け部7
上に位置し、蓋体6を取りはずして食料収納容器
31等を取り出すことができる。またレバー15
を弾性板17に抗して引き出すと、受け部22と
ストツパー23の係止状態がはずれ、そのまま収
納箱13を引き出してコツプ25等を取り出すこ
とができる。
以上のように、容器本体1の略中央に仕切板2
を設けて上、下二段の収納室3,4を形成すると
ともに、前記上部収納室3に蓋体6を設け、前記
下部収納室4に飲食用具類27の収納容器28等
を収納した収納箱13を前記下部収納室4へ開口
部12より出入れ自在に設けたことによつて、上
部収納室3に収納した食料収納容器31は蓋体6
を取りはずして取り出すことができ、一方下部収
納室4に収納した飲食用具類27は収納箱13を
引き出すだけで簡単に取り出すことができる。
さらに、前記収納箱13の底部13Aは底部1
A上を摺動するように設けられるとともに、レバ
ー15の操作により容器本体1を持ち上げること
なく引き出されるため簡単に引き出し操作がで
き、また収納箱13に回動自在に設けられたレバ
ー15は収納箱13に固定された別体の弾性板1
7により背面より押圧されて、所定位置に保持さ
れるため、前記レバー15の取付構造を簡略化で
きる。
しかも、蓋体6に受け部7を形成するととも
に、該受け部7の先端7Aを蓋閉時係止するカバ
ー部10をハンドル8に設けたため、ハンドル8
を起立した携帯時に蓋体6がはずれることはなく
安心して持ち運びができる。
尚、本考案は前記一実施例に限定されるもので
はなく、例えば上部収納室及び収納箱に各々食品
を収納したり、容器本体、蓋体を断熱構造とする
等種々の変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は、略中央に仕切板を横設して上下二段
の収納室を形成した容器本体と、前記上部収納室
の上部開口を閉蓋する蓋体と、前記下部収納室の
一側に形成した開口部と、前記開口部を通じて前
記下部収納室の底部に摺動して出入れ自在に設け
られる収納箱と、この収納箱の一側面に設けられ
る引き出し用の取手と、前記容器本体の両側上部
に取付軸を回動自在に連結したハンドルと、前記
取付軸に内側を開口して設けられるとともに前記
ハンドルの倒し時に上向きとなる切欠部を前記開
口部に連設したカバー部と、前記蓋体の両側に突
設され先端が前記切欠部を通して前記取付軸とカ
バー部間に挿入可能な受け部とを具備したもので
あり、収納箱を容器本体の底部に摺動させること
により容器本体を持ち上げることなく取手により
簡単に収納箱を引き出せ、またハンドルの取付軸
にカバー部を設けるとともに、このカバー部に切
欠部を設け、かつ蓋体には受け部を設けたことに
よりハンドルを倒して閉蓋した後ハンドルを起こ
すと、すなわち携帯時には受け部の先端の上方が
カバー部に被われて自動的に閉蓋状態を保持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠き分解斜視図、第2図は縦断
面図、第3図は第2図の−線断面図、第4図
は要部の斜視図である。 1……容器本体、1A……底部、2……仕切
板、3……上部収納室、3A……上部開口、4…
…下部収納室、6……蓋体、7……受け部、7A
……先端、8……ハンドル、9……取付軸、10
……カバー部、10A……開口部、13……収納
箱、15……レバー(取手)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略中央に仕切板を横設して上下二段の収納室を
    形成した容器本体と、前記上部収納室の上部開口
    を閉蓋する蓋体と、前記下部収納室の一側に形成
    した開口部と、前記開口部を通じて前記下部収納
    室の底部に摺動して出入れ自在に設けられる収納
    箱と、この収納箱の一側面に設けられる引き出し
    用の取手と、前記容器本体の両側上部に取付軸を
    回動自在に連結したハンドルと、前記取付軸に内
    側を開口して設けられるとともに前記ハンドルの
    倒し時に上向きとなる切欠部を前記開口部に連設
    したカバー部と、前記蓋体の両側に突設され先端
    が前記切欠部を通して前記取付軸とカバー部間に
    挿入可能な受け部とを具備したことを特徴とする
    携帯用収納容器。
JP1987166328U 1987-10-29 1987-10-29 Expired JPH0357142Y2 (ja)

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JP1987166328U JPH0357142Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29

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JP1987166328U JPH0357142Y2 (ja) 1987-10-29 1987-10-29

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Publication Number Publication Date
JPH0171514U JPH0171514U (ja) 1989-05-12
JPH0357142Y2 true JPH0357142Y2 (ja) 1991-12-26

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