JP2510471Y2 - 携帯用断熱容器 - Google Patents

携帯用断熱容器

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JP2510471Y2
JP2510471Y2 JP10503590U JP10503590U JP2510471Y2 JP 2510471 Y2 JP2510471 Y2 JP 2510471Y2 JP 10503590 U JP10503590 U JP 10503590U JP 10503590 U JP10503590 U JP 10503590U JP 2510471 Y2 JP2510471 Y2 JP 2510471Y2
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JP
Japan
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JP10503590U
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精一 伊藤
毅 桑名
靖浩 村上
雅之 井開
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日本酸素株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、蓋を簡易テーブルにして飲物や食品を安定
した状態で載置させることのできる携帯用断熱容器に関
する。
〔従来の技術〕
携帯用断熱容器の一種であるクーラー等を屋外で使用
する場合に、蓋に飲物や食品を乗せてテーブルの代用と
することが多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、蓋の上だけでは面積が狭く、また、容器本体
に蓋をヒンジ連結したものは、蓋を閉じた状態で使用す
るので、容器内のものを取出す場合には、蓋上面に乗せ
た飲物や食品を一旦どかせて蓋を開けなければならな
い。さらに、容器本体に着脱可能な蓋を有するクーラー
では、蓋上面や蓋を裏返して蓋裏面に飲物や食品を乗せ
るが、蓋を裏返すと、容器本体と蓋との隙間から冷気が
逃げる場合がある。
そこで本考案は、飲物や食品を乗せる面積が広く、容
器内からの冷気の逃げがなく、蓋上面に乗せた飲物や食
品をどかさなくても容器内のものを取出すことのできる
携帯用断熱容器を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため本考案の請求項1の携帯用断熱容
器は、容器本体の上部開口に着脱自在に設けられる蓋体
に、該蓋体の天板を前後方向に180度開閉可能にヒンジ
連結した上蓋を設け、前記容器本体側壁上部に取付軸に
てロック部材を回動可能に軸支するとともに、前記蓋体
側部の前記取付軸と対応する上部位置にロック片を突設
し、前記ロック部材のロック片対向面に、該ロック部材
の回動により前記ロック片の上面に係脱する係合部を形
成したことを特徴とし、また、請求項2の携帯用断熱容
器は、請求項1の携帯用断熱容器におけるロック部材
に、容器本体を吊架する把手端部を連設し、前記係合部
を、把手端部連設位置から略半周に亘って形成したこと
を特徴としている。
〔作用〕
かかる構成により、請求項1の携帯用断熱容器では、
ロック部材の係合部をロック片の上面に係合させて蓋体
を容器本体にロックし、蓋体の天板である上蓋を180度
開けば、上蓋裏面と蓋体の上面とを飲物や食品が置ける
テーブルとして使用できるので、テーブルの面積が広く
なり、かつ、蓋体が容器本体にロックされているので、
容器本体よりも外側へ開く上蓋裏面に飲物や食品を置い
ても蓋体が容器本体から外れることがないとともに、容
器内部の保温状態もよい。
また、ロック部材を回動して、ロック部材の係合部と
ロック片の上面との係合を解除すれば、飲物や食品を乗
せた状態でも蓋体を持ち上げることにより、簡単に容器
内のものを取出せる。
請求項2の携帯用断熱容器では、把手が起立状態及び
起立状態から一方へ回動して倒伏状態にあるときは、ロ
ック部材の係合部がロック片の上面に係合して蓋体を容
器本体にロックし、起立状態から他方へ回動して前記と
は反対位置の倒伏状態にすれば、ロック部材の係合部と
ロック片の上面との係合が解除される。
したがって、上蓋を180度開いてテーブルとして使用
するときは、把手を起立状態又は起立状態から一方へ回
動して倒伏状態にして蓋体を容器本体にロックし、蓋体
を持ち上げるときは、把手を起立状態から他方へ回動し
て前記とは反対位置の倒伏状態にして、ロック部材とロ
ック片との係合を解除する。
〔実施例〕
以下、本考案を携帯用クーラーに適用した一実施例の
図面に基づいて説明する。
携帯用クーラー1は、発泡樹脂の断熱層Pを有して上
部を開口した容器本体2と、容器本体2の上部開口を覆
って着脱自在に容器本体2に設けられる断熱層Pを有す
る蓋体3と、容器本体2の両側壁21,21に前後方向に起
伏自在に取付けられる略コ字状の把手4とで構成されて
いる。
蓋体3は、収納部31と、該収納部31を覆う蓋体3の天
板を、前後方向に180度開閉可能にヒンジ33で連結して
いる上蓋32とで形成されている。
容器本体2の両側壁21,21の上部には、把手取付用の
軸孔22,22がそれぞれ穿設され、該軸孔22,22に、円形の
ロック部材41,41の中心に設けられた取付軸42,42が挿通
してロック部材41,41が回動可能に軸支されている。ま
た、蓋体3の両側部の取付軸42,42と対応する上部位置
には、断面楕円形状のロック片34,34がそれぞれ突設さ
れており、該ロック片34の上面は、取付軸42,42を中心
とする同一半径に形成されている。
ロック部材41,41には把手4の両下端が連設し、これ
により、把手4は容器本体2の両側壁21,21に前後方向
に起伏自在に取付けられる。また、ロック部材41のロッ
ク片対向面には、ロック片34の上面に係脱する係合部43
が、把手端部連設位置から略半周に亘って形成されてい
る。この係合部43の凹状の周壁は、取付軸42との距離が
把手4の連設位置から先端側に向けて漸次短くなるよう
に、内周側を漸次肉厚に形成されている。尚、係合部43
は、把手4の連設位置から略半周に亘って連続的に突設
していてもよいが、本実施例の如く、一部にロック片33
の幅よりも狭い切欠部44を有していてもよい。
したがって、第3図に示される把手4の起立状態で
は、ロック部材41の係合部43が蓋体3のロック片34の上
面に係合して蓋体3を容器本体2にロックする。
また、第5図に示されるように、把手4を図において
時計方向へ回動して倒伏状態にすると、ロック部材41の
係合部43が蓋体3のロック片34の上面に係合し続けるの
で、蓋体3のロック状態が連続する。
この際に、係合部43が、取付軸42との距離を把手4の
下部から先端側に向けて漸次短くなるように、内周側を
漸次肉厚に形成されているので、把手4を深く倒伏する
にしたがって蓋体3が容器本体2に強固に押付けられ
て、蓋体3と容器本体2との隙間を少なくし、該隙間か
ら冷気が逃げるのを防止する。
さらに、第6図に示されるように、把手4を図におい
て反時計方向に回動して前記とは反対位置の倒伏状態に
すると、ロック部材41の係合部43と蓋体3のロック片34
の上面との係合がなくなり、蓋体3を容器本体2から取
外せる。
このように構成された携帯用クーラー1は、第1図に
示されるように、蓋体3をヒンジ33が図において右側へ
位置するような状態で容器本体2に被せ、蓋体3の天板
である上蓋32をヒンジ33を軸に180度開き、把手4を図
において時計方向へ回動すると、蓋体3が容器本体2に
強固にロックされるとともに、第4図に示されるよう
に、蓋体3の収納部31の上面と上蓋32の裏面とがテーブ
ルとなり、コップ51や食器52を乗せることができる。
このように、上蓋32裏面と蓋体3の収納部31上面とに
飲物や食品を置けるので面積が広くなるとともに、蓋体
3が容器本体2に強固にロックされるので、容器本体2
と蓋体3との隙間からの冷気の逃げもない。また、上蓋
32が容器本体2よりも外側へ開くが、蓋体3が容器本体
2にロックされているので、安定性がある。
さらに、容器本体3内のものを取出す場合には、把手
4を第1図において反時計方向へ回動してロックを解除
し、飲物や食品を乗せた状態で蓋体3を持ち上げれば、
簡単に容器本体2内のものを取出せる。
尚、蓋体3をヒンジ33が第1図において左側へ位置す
るようにして把手4を時計方向へ回動しても、蓋体3を
容器本体2にロックして上蓋32を180度開いて、蓋体3
の収納部31の上面と上蓋32の裏面とをテーブルとして使
用できるが、この場合には、容器本体2内のものを取出
すには、上蓋32の裏面に乗せたものをどかせて上蓋32を
閉じないと取出すことができない。
しかし、上記実施例のように把手の下端にロック部材
を一体に形成したもの以外で、例えば吊りバンドの装着
部にロック部材を設けたものや、ロック部材のみを備え
たものでは、ヒンジ33の位置に拘らず、上蓋32を開いた
状態のままで容器本体2内のものを取出すことができ
る。
尚、本考案は携帯用クーラーに限らず、その他どのよ
うな断熱容器にも適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の請求項1の携帯用断熱容器
は、容器本体の上部開口に着脱自在に設けられる蓋体
に、該蓋体の天板を前後方向に180度開閉可能にヒンジ
連結した上蓋を設け、容器本体側壁上部に取付軸にてロ
ック部材を回動可能に軸支するとともに、蓋体側部の取
付軸と対応する上部位置にロック片を突設し、ロック部
材のロック片対向面に、該ロック部材の回動によりロッ
ク片の上面に係脱する係合部を形成したので、ロック部
材の係合部をロック片の上面に係合させて蓋体を容器本
体にロックし、蓋体の天板である上蓋を180度開けば、
上蓋裏面と蓋体の上面とを飲物や食品が置けるテーブル
として使用できるから、テーブルの面積が広くなり、か
つ、蓋体が容器本体にロックされているから、容器本体
よりも外側へ開く上蓋裏面に飲物や食品を置いても蓋体
が容器本体から外れることがなく安定性があるととも
に、容器内部の保温状態もよい。
また、ロック部材を回動して、ロック部材の係合部と
ロック片の上面との係合を解除すれば、飲物や食品を乗
せた状態でも蓋体を持ち上げることにより、簡単に容器
内のものを取出せる。
請求項2の携帯用断熱容器は、請求項1の携帯用断熱
容器におけるロック部材に、容器本体を吊架する把手端
部を連設し、前記係合部を、把手端部連設位置から略半
周に亘って形成したので、把手が起立状態及び起立状態
から一方へ回動して倒伏状態にあるときは、ロック部材
の係合部がロック片の上面に係合して蓋体を容器本体に
ロックし、起立状態から他方へ回動して前記とは反対位
置の倒伏状態にすれば、ロック部材の係合部とロック片
の上面との係合が解除される。
したがって、把手を起立状態又は起立状態から一方へ
回動して倒伏状態にして蓋体を容器本体にロックした状
態では、請求項1の携帯用断熱容器と同様に、上蓋を18
0度開いてテーブルとして使用することができ、把手を
起立状態から他方へ回動して前記とは反対位置の倒伏状
態にしてロック部材とロック片との係合を解除した状態
では、請求項1の携帯用断熱容器と同様に、蓋体を持ち
上げることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は携帯用ク
ーラーの上蓋を開いた状態の一部断面側面図、第2図は
携帯用クーラーの断面側面図、第3図は同じく斜視図、
第4図は蓋体と上蓋をテーブルとして使用する状態の斜
視図、第5図は容器本体に蓋体をロックする状態の要部
断面図、第6図は蓋体を取外した状態の要部断面図であ
る。 1…携帯用クーラー、2…容器本体、3…蓋体、4…把
手、31…収納部、32…上蓋、34…ロック片、41…ロック
部材、42…取付軸、43…係合部、P…断熱層

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の上部開口に着脱自在に設けられ
    る蓋体に、該蓋体の天板を前後方向に180度開閉可能に
    ヒンジ連結した上蓋を設け、前記容器本体側壁上部に取
    付軸にてロック部材を回動可能に軸支するとともに、前
    記蓋体側部の前記取付軸と対応する上部位置にロック片
    を突設し、前記ロック部材のロック片対向面に、該ロッ
    ク部材の回動により前記ロック片の上面に係脱する係合
    部を形成したことを特徴とする携帯用断熱容器。
  2. 【請求項2】前記ロック部材には、容器本体を吊架する
    把手端部が連設され、前記係合部が、把手端部連設位置
    から略半周に亘って形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の携帯用断熱容器。
JP10503590U 1990-10-05 1990-10-05 携帯用断熱容器 Expired - Lifetime JP2510471Y2 (ja)

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JP2540818Y2 (ja) * 1992-08-20 1997-07-09 ゴイチ株式会社 携帯用断熱ボックス

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