JPH0719898Y2 - カーポット装置 - Google Patents

カーポット装置

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JPH0719898Y2
JPH0719898Y2 JP1989074384U JP7438489U JPH0719898Y2 JP H0719898 Y2 JPH0719898 Y2 JP H0719898Y2 JP 1989074384 U JP1989074384 U JP 1989074384U JP 7438489 U JP7438489 U JP 7438489U JP H0719898 Y2 JPH0719898 Y2 JP H0719898Y2
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JP
Japan
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pot
liquid
storage recess
lid
recess
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JP1989074384U
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English (en)
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JPH0313234U (ja
Inventor
あさ子 藤田
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INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
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INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車に搭載される電気ポット、即ちお茶やコ
ーヒー等の飲み物を入れて飲料に供するように加熱・保
温できるカーポット装置に関する。
(従来の技術) 近年、カーポットと称される自動車搭載用電気ポットが
市販されている。このカーポットは単に魔法瓶の如き携
帯用容器の底部にヒータを組込み装着し、このヒータか
ら電源コードを延出したもので、この電源コードの先端
には自動車のシガライターソケットに差込み可能な差込
みプラグが設けられている構成である。
(考案が解決しようとする課題) ところで、こうした従来のカーポットでは、置く場所が
決まっておらず、自動車の車内にフック等を持って吊り
下げたり、座席の上に置いたりする為に、非常に不安定
で、自動車の走行振動により大きく揺れ動き、周囲に打
ち当たったり、座席上から床に転落したりして、キャッ
プが緩んで内容熱湯が吹き零れたり、ポット自体が破損
したりする問題がある。しかもその状況によってはポッ
トに運転者が気を取られて運転ミスを起こしかねない危
険性があった。
また、ポットには底部にヒータとこの電源コードが組付
けられているので、ポットを持ち上げた場合に重く感じ
ると共に、持ち運びや内容液の注出の際に電源コードが
絡まるなど取扱いに難があって、車外に持ち出すなどの
機動性に欠ける問題があった。
本考案は前記事情に鑑みなされ、自動車の走行振動等に
より大きく揺れ動いて周囲に打ち当たったり転落したり
或いは内容熱湯が零れたり破損したりすると言ったこと
が無く、車内に安定して設けて置け、しかもポット内の
液体を効率良く加熱・保温できると共に、電源コード等
に邪魔されずに、持ち運びや内容液の注出が容易にでき
る非常に取扱いが楽で簡便なカーポット装置を提供する
ことを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案のカーポット装置は、車内のダッシュボードやコ
ンソールボックス等の内装品に内面を断熱材で覆った縦
穴状のポット収納凹部を一体形成すると共に、このポッ
ト収納凹部の上端開口部に開閉可能な蓋体を設け、且つ
その蓋体を開くことで前記ポット収納凹部内に垂直に挿
脱可能に収納できる液体収納ポットを設けてなり、且つ
その液体収納ポットは伝熱性の良い金属成形容器とこの
底部を除いた外周面を覆う耐熱性の硬質プラスチック製
外装材とで構成すると共に上部に注出口並びに取手を有
する構成とし、前記ポット収納凹部はこの内底部に配し
て前記液体収納ポットの金属成形容器底部と直接接合し
且つ車体側から電源を得て該液体収納ポット内の液体を
加熱するサーモスタット付き電熱ヒーターを備えている
ことを特徴とする。
(作用) 前記構成の本考案のカーポット装置では、車内のダッシ
ュボードやコンソールボックス等の内装品に形成した蓋
付きポット収納凹部内に液体収納ポットを設けたポット
収納式としたので、そのポットが搭乗者の邪魔にならず
非常に安定した状態に置かれ、自動車の走行振動等によ
り大きく揺れ動いて周囲に打ち当たったり、床に転落し
たりして、内容熱湯が吹き零れたり、ポット自体が破損
したりすると言ったことが不都合が無く、安心して運転
ができるようになる。また、前記ポット収納凹部は開閉
可能な蓋体を有し且つ内面を断熱材で覆っているので、
保温性に優れ、しかも、液体収納ポットは伝熱性の良い
金属成形容器とこの外周面を覆う耐熱性の硬質プラスチ
ック製外装材とで構成されているので、このポット自体
も保温性が良いと共に、この液体収納ポットの金属成形
容器の剥きだしの底部が前記ポット収納凹部の内底部の
サーモスタット付き電熱ヒーターと直接接合して加熱さ
れるので、該液体収納ポット内の液体の効率的な加熱・
保温が図れ、熱いお湯を提供できて、このお湯を用いて
例えば自分の好みの味のコーヒー等を入れることができ
るようになる。
更に、前記サーモスタット付き電熱ヒーター並びにその
電源コード等がポット収納凹部側に装着されているの
で、液体収納ポットが軽量で、且つ該電源コード等に邪
魔されることなく、取手を持ってポット収納凹部から手
軽に取り出して内部のお湯をカップ等に容易に注ぎ入れ
ることができる非常に取り扱えが楽で簡便となる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明す
る。まず図中1は自動車の車内前面部に設けられる内装
品であるダッシュボードを示し、このダッシュボード1
の上面部に円形状に開口してポット収納凹部2が深い縦
穴状に一体成形されていると共に、このポット収納凹部
2の上端開口部に蝶番等のヒンジ3を介して開閉操作可
能に円板状の蓋体4が設けられている。なお4aはその蓋
体4の開閉ノブである。これらポット収納凹部2及び蓋
体4は前記ダッシュボード1と同材質とされている。
前記ポット収納凹部2及び蓋体4の内面には、保温性を
良くする為に、それぞれ内表面にアルミ箔5a,6aを張設
した断熱材5,6が略全面を覆う状態に貼着されている。
このポット収納凹部2内に蓋体4を開くことで挿脱可能
な液体収納ポット7が設けられている。
この液体収納ポット7は、アルミや軽合金等の伝熱性の
良い金属成形容器8と、この外周面を覆う耐熱性に優れ
た硬質プラスチック製の外装材9とで構成されている。
その金属成形容器8の上端面部から外装材9を貫通して
注出口10が一体に突出形成され、これに耐熱樹脂製のキ
ャップ11がねじ込み式にて脱着可能に被嵌されている。
また前記外装材9の上側一部が取手12とされ、ここを手
で握って持ち運びや液体の注出ができるようになってい
る。なおその液体収納ポット7は金属成形容器8の底部
が剥きだしとなるように外装材9の底部中央が大きく開
口されている。
また前記ポット収納凹部2内底部には、前記液体収納ポ
ット7内の液体を加熱する加熱手段として、サーモスタ
ット付き電熱ヒータ13が装着され、これが電源コード14
を介して車体側の電源に接続配線できるようになってい
る。この電熱ヒータ13は円盤状をなし、前記液体収納ポ
ット7の金属成形容器8の剥きだしとなっている底面部
に直接接合して該液体収納ポット7内の液体を加熱する
構成である。またこの電熱ヒータ13はこの下部に押上ば
ね15と、この押上ばね15に抗して電熱ヒータ13が液体収
納ポット7の荷重により所定レベル以下に下降した時の
み該電熱ヒータ13に電源コード14から通電する荷重見地
スイッチ16とを備えている。
而して、前述の構成のカーポット装置では、車内のダッ
シュボード1に形成した蓋耐4付きポット収納凹部2内
に液体収納ポット7を設けたポット収納式としたので、
そのポット7が搭乗者の邪魔にならず非常に安定した状
態に置かれ、自動車の走行振動等により大きく揺れ動い
て周囲に打ち当たったり、床に転落したりして、内容熱
湯が吹き零れたり、ポット自体が破損したりすると言っ
たことが不都合が無くなる。
また、前記ポット収納凹部2は開閉可能な蓋体4を有し
且つ内面をアルミ箔5a,6a付き断面材5,6で覆っているの
で、保温性に優れ、しかもそのポット収納凹部2内に装
着され車体側から電源を得る電熱ヒータ13でポット内の
液体を加熱するので、該ポット7内の液体の効率的な加
熱・保温が図れ、蓋体4を開き、ポット7の取手12部を
手で握ってポット収納凹部2内から引き出し、キャップ
11を外して別なコップ等に内容液を注出すれば飲料に供
せる。この際、電熱ヒータ13並びにその電熱コード14等
がポット収納凹部2側に組付けられるので、ポット7が
軽量で持ち運び易く、内容液の注出の作業が電熱コード
14等に邪魔されることなく非常に楽で行い得るようにな
る。
第3図及び第4図は本発明の他の実施例を示すもので、
この例では自動車の内装品であるコンソールボックス21
にポット収納凹部22を形成している。なおそのポット収
納凹部22は前記実施例と略同様に上面が開閉可能な蓋体
24で覆われ、且つ内面が断熱材29で覆われて保温性が良
くされている。またこのポット収納凹部22内底部に加熱
手段として電熱ヒータ33が車体側から電源を得るように
装着され、これにより内容液が加熱される液体収納ポッ
ト27がポット収納凹部22内に挿脱可能に収納されてい
る。
なおこのコンソールボックス21にポット収納凹部22を形
成した場合には、その隣に食器A類等の小物収納ボック
ス30を形成しておくと非常に便利である。
〔考案の効果〕
本考案は前述の如く構成したので、自動車の走行振動等
により大きく揺れ動いて周囲に打ち当たったり転落した
り或いは内容熱湯が零れたり破損したりすると言ったこ
とが無く、車内に安定して設けて置け、しかもポット内
の液体を効率良く加熱・保温できると供に、電熱コード
等に邪魔されずに、持ち運びや内容液の注出が容易にで
きる非常に取扱いが楽で簡便なカーポット装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の断面図、第2図
は同実施例の概略的斜視図、第3図は本考案の他の実施
例を示す概略的斜視図、第4図は第3図のIV-IV線に沿
う断面図である。 1,21……内装品(1……ダッシュボード、21……コンソ
ールボックス)、2、22……ポット収納凹部、4,24……
蓋体、7,27……液体収納ポット、9,29……断熱材、13,3
3……加熱手段(電熱ヒータ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車内のダッシュボードやコンソールボック
    ス等の内装品に内面を断熱材で覆った縦穴状のポット収
    納凹部を一体形成すると共に、このポット収納凹部の上
    端開口部に開閉可能な蓋体を設け、且つその蓋体を開く
    ことで前記ポット収納凹部内に垂直に挿脱可能に収納で
    きる液体収納ポットを設けてなり、且つその液体収納ポ
    ットは伝熱性の良い金属成形容器とこの底部を除いた外
    周面を覆う耐熱性の硬質プラスチック製外装材とで構成
    すると共に上部に注出口並びに取手を有する構成とし、
    前記ポット収納凹部はこの内底部に配して前記液体収納
    ポットの金属成形容器底部と直接接合し且つ車体側から
    電源を得て該液体収納ポット内の液体を加熱するサーモ
    スタット付き電熱ヒーターを備えていることを特徴とす
    るカーポット装置。
JP1989074384U 1989-06-27 1989-06-27 カーポット装置 Expired - Lifetime JPH0719898Y2 (ja)

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JP1989074384U JPH0719898Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 カーポット装置

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Publication Number Publication Date
JPH0313234U JPH0313234U (ja) 1991-02-12
JPH0719898Y2 true JPH0719898Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31614031

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JP1989074384U Expired - Lifetime JPH0719898Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 カーポット装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58139140U (ja) * 1982-03-12 1983-09-19 下田 弘一 自動車用の哺乳瓶自動保温装置
JPS6179968A (ja) * 1984-09-25 1986-04-23 株式会社デンソー 車両用冷蔵庫

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JPH0313234U (ja) 1991-02-12

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