JPS6179968A - 車両用冷蔵庫 - Google Patents

車両用冷蔵庫

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JPS6179968A
JPS6179968A JP20107184A JP20107184A JPS6179968A JP S6179968 A JPS6179968 A JP S6179968A JP 20107184 A JP20107184 A JP 20107184A JP 20107184 A JP20107184 A JP 20107184A JP S6179968 A JPS6179968 A JP S6179968A
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JP
Japan
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vehicle
air
cold
refrigerator
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP20107184A
Other languages
English (en)
Inventor
和久 牧田
秀夫 浅野
英一 羽佐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPS6179968A publication Critical patent/JPS6179968A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用空調装置から冷風を導入する冷蔵庫に関
する。
(従来の技術) 従来の車両用冷蔵庫は、空調装置からの冷風を庫内に循
環させる方式のものと、空調用冷凍サイクルから分岐し
た冷蔵専用の蒸発器を庫内に設置する方式のものとに大
別される。
上記両方式では、多(の場合、冷蔵庫の設置場所として
、冷風ダクトの取り回しあるいは冷媒配管の取り回しか
容易な計器盤近傍を選択している。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、冷蔵庫が上記のごとく計器盤近傍に設置され
ているため、後席の乗員からは冷蔵庫に手が届かず、非
常に不便であるという問題がある。
特に、冷蔵庫は、運転席よりむしろ子供らの乗員の使用
頻度が高い、いわゆる家族用途の傾向が強い商品である
ので、上記問題点の解決は商品性向上のための重要なポ
イントである。
そこで、本発明は上記点に鑑み、車室内の前席のみなら
ず、後席からも容易に使用できる車両用冷蔵庫を提供し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、上記の技術的課題を達成するため、変速機
レバーを有するセンターコンソール後方で、かつ運転席
と助手席との間から後席側へ延びる空間に着目し、この
空間に、車両用空調装置からの冷風を導入する冷蔵庫を
設置するという技術的手段を採用する。
(作 用) 近時、車室内スペースを広く確保できる前輪駆動車(F
F車)が急速に増加する傾向にあり、この前輪駆動車で
は、後輪駆動車(FR車)のようなドライブシャフト類
が上記空間部分の床下に配設されていないので、床面の
高さを低くすることができ、またハントブレーキの代わ
りに足踏み式パーキングブレーキを採用する車種では、
上記空間の車両前後方向の寸法も大きくとれるので、上
記空間においても冷蔵庫として十分な容積を確保できる
。しかも、上記空間は、後席からも容易に手が届くので
、前席の乗員と同様に後席の乗員においても容易に冷蔵
庫内への物品の出し入れを行なうことができる。
(実施例) 以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図および第2図は冷蔵および温蔵の両機能を有する
車両用冷温蔵庫に本発明を適用した例を示しており、本
発明による車両用冷温蔵庫1は、変速機レバー2を有す
るセンターコンソール・3の後方で、かつ運転席4と助
手席5との間から後席側へ延びる空間に設置してあり、
また冷温蔵庫1はその下面に取付けられた金属製ブラケ
ット6にて車両ボディの床面7にビスにより固定されて
いる。
冷温蔵庫1のケース8はポリプロピレンのごと断熱性樹
脂にて車両前後方向に細長の長方体形状に形成されてお
り、蓋8aを開閉して缶ジュース等の被冷却物を出し入
れするようになっている。
ケース8は第2図に示すように発泡断熱材8bを有する
2重壁構造に形成したものであり、また、蓋6aは、本
例ではケース8上面のうち助手席5側の一辺(長手方向
の一辺)を支点として開閉されるようになっている。
蓋8aもケース8と同様の構造であって、本例では薄肉
の樹脂ヒンジ8cを介してケース8と一体成形されてい
る。
また、蓋8aの一部にはフック部8dが突出成形されて
おり、ケース8に設けられた凹部8eに嵌合し蓋8aを
固定し、庫内を密閉するようになっている。また、冷温
蔵庫1のケース8の底面には冷温風の流入口8rおよび
流出口8gが開口しており、流入口8fには流入ダクト
9が、また流出口8gには流出ダク)10がそれぞれ接
続されている。これら流入ダクト9および流出ダトク1
0は断熱性樹脂で成形され、ビス等により車両、床面7
の中央の凸部の両側に固定されている。なお、蓋8aに
はその開閉用の凹状取手部8hが形成されている。
第3図および第4図は冷温蔵庫1と車両用空調装置11
との結合関係を示すものであって、車両用空調装置11
は図示しない車両計器盤の下方近傍に設置されており、
本例では公知のエアミックス方式の構成となっており、
ブロワ12により導入された空気を冷房用冷却器(冷凍
サイクルの蒸発器)13で冷却した後、エアミックスダ
ンパ14により所望の風量割合の空気を暖房用熱交換器
15で再加熱し、その下流で冷風と混合させて吹出温度
を調整した後、冷房換気用の上方吹出口16、デフロス
タ吹出口17および暖房用足元吹出口18から流出させ
る構成になっている。なお、第3図において、19は車
両側ダッシュパネルで、エンジンルーム20側と車室2
1 +llJとを仕切るものである。暖房用熱交換器1
5は車両エンジンの冷却水(温水)を熱源として利用す
のものである。
第3図、第4図に示す通り、本実施例による冷温蔵庫1
は冷風流人ダクト22および温風流人ダクト23を前記
した流入ダクト9に接続し、また、流出ダクト10を上
記空調装置11のブロワ12の吸入側に接続している。
さらに、具体的に述べると、冷風流人ダクト22は冷房
用冷却器13のすぐ下流に開口する一端22aと丁字形
接続部24に接続された他端とを有していて、冷房用冷
却器13を通過した冷風を接続部24へ導くようになっ
ている。温風流人ダクト23は暖房用熱交換器15のす
ぐ下流に開口する一端23aと丁字形接続部24に接続
された他端とを有していて、暖房用熱交換器15を通過
した温風を接続部24へ導くようになっている。丁字形
接続部24には、L字形のダンパ25を配置し、丁字形
接続部24と冷温蔵庫1とを接続する流入ダクト9への
送風を温風、冷風、送風停止の3つのモードに切換える
ようになっている。流出ダクト10は冷温蔵庫1に開口
する一端とブロワ吹込口26に開口する他端を有してい
て、冷温蔵庫1からの風をブロワ吸込口26へ導くよう
になっている。
上記したダンパ25を内蔵する丁字形接続部24は、車
両計器盤下方に位置しているため、ダンパ25を手動操
作するための操作部(図示せず)は車両計器盤近傍の適
宜の位置に設置されている。
次に、上記構成において、本実施例の冷温蔵庫1の作動
を説明する。まず、冷蔵庫として使用する場合は、車両
用空調装置の作動スイッチを入れ、ブロワ12を作動さ
せるとともに、冷凍サイクルの圧縮機を作動させる。ま
た、L字形のダンパ25を第5図<alに示す位置に操
作する。これにより、ブロワ12より導入された空気が
冷房用冷却器13で冷却されて冷風となり、この冷風の
一部は冷風流人ダクト22、丁字形接続部24、流入ダ
クト9を経て、冷温蔵庫1内へ導びかれ、庫内の収納物
を冷却した後、流出ダクト10を経てブロワ12の吸入
口26に戻される。
一方、温蔵庫として使用する場合は、エアミックスダン
パ14を暖房用熱交換器15例の通風路を開く位置(第
3図のB側の位置)に操作するとともに、L字形ダンパ
25を第5図(blに示す位置に操作する。これにより
ブロワ12より導入された空気が暖房用熱交換器15で
加熱されて温風となり、温風流人ダクト23、丁字形接
続部24、流入ダクト9を経て、冷温蔵庫1内に導びか
れ、庫内の収納物を加熱 した後、流出ダクト10を経
てブロワ吸込口26に戻される。なお、この場合エアミ
ックスダンパ1°4が第3図に示すBの位置に近いほど
高い温蔵効果が得られる。また冷房用冷却器13に冷媒
が流れていない場合の方が高い温蔵効果が得られる。
なお、冷蔵、温蔵どちらの場合もブロワ12の風量が多
いほど、高い冷蔵および温度効果が得られることは言う
までもない。
冷温蔵庫1を使用しない場合は、L字形ダンパ25を第
5図(C1に示す位置に操作して、流入ダクト9に冷温
風が流入するのを阻止する。
なお、上述の実施例は本発明の好適な実施態様を示すも
のであるが、本発明はこれに限定されることなく種々変
更可能であり、以下その変形例について述べる。
(1)前述の実施例では、冷温蔵庫1から流出する冷温
風をダクト10によりブロワ12の1側に戻しているが
、冷温蔵庫1のケース8に吹出口を設け、この吹出口か
ら冷温風を直接後席に向けて吹き出すようにして、後席
への空調に利用するようにしてもよい。
(2)前述の実施例では、自動車用空調装置11として
、導入空気を冷房用冷却器13で冷却した後、その一部
を暖房用熱交換器15で再度加熱し、その下流で冷風と
混合させて吹出空気温度を調整する方式、いわゆるリヒ
ートエアミックス方式を用いる場合について説明したが
、冷房用冷却器13と暖房用熱交換器15を並列に配置
し、導入された空気を冷房用冷却器13を通すことなく
暖房用熱交換器15により加熱し、冷房用冷却器13か
らの冷風と混合させて吹出空気温度を調整するパラレル
エアミックス方式の自動車用空調装置と冷温蔵庫1とを
組合せても、本発明は同様に実施できる。
第6図はこの実施例による構成の概略を示すもので、冷
房用冷却器13と暖房用熱交換器15を並列に配置し、
エアミックスダンパ14と前記冷房用冷却器13および
前記暖房用熱交換器15との間にそれぞれ冷風取出し口
22aおよび温風取出し口23aを設けて、冷温風をダ
ク)22.23により冷温蔵庫1内へ導びき、冷温蔵庫
1から流出する空気をダクト10でプロワ12の吸入口
26に導く。
このような構成とすれば、最大冷房時にも温蔵が可能で
あり、また最大暖房時にも冷蔵が可能である。なお、こ
の温蔵時の温風は冷蔵用冷却器13を通らないため、温
蔵効果は非常に良くなる。
また温度コントロール時にも、それぞれの熱交換器13
.15直後の風を取り出しているので、冷蔵にしろ温蔵
にしろ、非常に効率的である。
(3)上述した実施例は、すべて冷温風をダンパ25に
より切替導入する冷温蔵庫1について説明したが、温風
は導入せず、冷蔵専用として構成したものにも本発明を
通用できることはもちろんである。
(発明の効果) 上述したように本発明では、センターコンソールの後方
から後席側へ向かって延びる空間に冷蔵庫を設置してい
るから、前席側の乗員のみならず、後席側の乗員からも
容易に庫内へ物品を出し入れすることができ、冷蔵庫の
使い勝手を大幅に向上できる。
さらに、前輪駆動車や足踏み式パーキングブレーキ車で
は、上記のセンターコンソール後方空間のスペースを十
分広くとることができるので、必要な庫内スペースを確
保しやすいという利点がある。
また、上記のセンターコンソール後方の空間は車両計器
皿部に設置される車両用空調装置に対して比較的近い位
置にあるため、空調装置からの冷温風の導入が容易であ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は車室内の
センターコンソール付近の斜視図、第2図は第1図の冷
温蔵庫部を断面して示す縦断面図、第3図は冷温蔵庫と
車両用空調装置との結合状態を示す概略構成図、第4図
は第3図に示す空調装置の模式的説明図、第5図(a)
、 (b)、 (C)はダンパの作動説明図、第6図は
他の実施例を示す概略構成図である。 1・・・冷温蔵庫、2・・・変速機レバー、3・・・セ
ンターコンソール、8・・・ケース、8a・・・i、1
3・・・冷房用冷却器、15・・・暖房用熱交換器、9
,10゜22.23・・・ダクト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車室内の運転席と助手席との間に、変速機レバー
    を有するセンターコンソールを設ける車両において、前
    記センターコンソールの後方で、かつ運転席と助手席と
    の間から後席側へ延びる空間に、ケースと、このケース
    に取付けられた開閉自在な蓋とを有する冷蔵庫を設置す
    るとともに、車両用空調装置の冷房用冷却器で冷却され
    た冷風を導入するダクトを前記ケースに接続することを
    特徴とする車両用冷蔵庫。
  2. (2)前記ケースが車両前後方向に細長の直方体形状で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両
    用冷蔵庫。
  3. (3)前記蓋が前記ケース上面の長手方向の一辺を支点
    として開閉するように構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の車両用冷蔵庫。
  4. (4)前記ダクトが車両用空調装置の冷房用冷却器で冷
    却された冷風および暖房用熱交換器で加熱された温風を
    切替導入し得るように構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の車
    両用冷蔵庫。
JP20107184A 1984-09-25 1984-09-25 車両用冷蔵庫 Pending JPS6179968A (ja)

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JP20107184A JPS6179968A (ja) 1984-09-25 1984-09-25 車両用冷蔵庫

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JP20107184A JPS6179968A (ja) 1984-09-25 1984-09-25 車両用冷蔵庫

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JPS6179968A true JPS6179968A (ja) 1986-04-23

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ID=16434906

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0313234U (ja) * 1989-06-27 1991-02-12
JP2008174236A (ja) * 2008-04-07 2008-07-31 Nissan Diesel Motor Co Ltd トラック用シート空調装置
US7670215B2 (en) 2002-08-16 2010-03-02 Behr Gmbh & Co. Kg Control device comprising a roller band cassette

Cited By (3)

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