JP2008174236A - トラック用シート空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トラックの車室内における保温用容器やベッド用の空気吹出口へ空調空気を供給する既存の空調ダクトを利用することにより簡便にシートを空調する。
【解決手段】 空調空気を取り込む空気取込口12と、空気取込口12に連通して内設された空気通路11と、空気通路11に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配置されたシート10と、加熱部5と冷却部6と送風部7とを備え、車室の前部に配置された冷暖房装置4と、冷暖房装置4に一端が接続され、シート10の側方に配置した保温用容器14に他端が接続された空調ダクト21と、冷暖房装置4の送風部7と保温用容器14とを接続するリターンダクト17と、空調ダクト21の途中から分岐してシート10の空気取込口12に接続された分岐配管18とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トラックの車室内に設けられたシートを、冷暖房装置の空調空気を利用して空調するトラック用シート空調装置に関する。
従来、トラックやバスの車両の車室内に設けられたシートを暖めたり或いは冷やしたりして、乗員のシートに座った際の快適性を良くすることが要求されている。
車室内のシートを暖めたり或いは冷やすため、例えば、ペルチェ素子を利用したり、車室内の冷暖房装置の空調空気を利用することが行なわれている。冷暖房装置を利用する場合、トラックやバスの車両の特有の構造にマッチングさせてシート空調装置を設置する必要がある。バスのシート空調装置として、例えば、特開平8−175157号公報に示すものが図7に示すように知られている。
図7において、バスの車室101内には、前後方向に間隔を隔ててシート102が多数配列されている。シート102は、空調空気を取り込む空気取込口103と、空気取込口103に連通して内設され空調空気を運ぶ空気通路104と、空気通路104に連通して空調空気を吹き出す空気出口105とを有している。
この多数配列されたシート102に沿って冷暖房ダクト106が床108に設置されている。冷暖房ダクト106の一端は図示しない既存の冷暖房装置に接続されている。
冷暖房ダクト106は、多数のシート102の下方を通っており、冷暖房ダクト106から各シート102に対応して接続ダクト107が垂設されている。各接続ダクト107の先端107Aは、シート102の空気取込口103に接続されている。
特開平8−175457号公報
ところが、従来のバスのシート空調装置にあっては、既存の冷暖房装置を利用することにより各シート102を空調するためには、冷暖房装置から冷暖房ダクト106,接続ダクト107をシート102の下側に専用として設置する必要がある。
この専用の冷暖房ダクト106を接続ダクト107を介して各シート102の空気取込口103に接続するためには、冷暖房ダクト106を床108に設置し、接続ダクト107を垂直に立てて冷暖房ダクト106に接続することが必要になり、大規模になる。
かかるバスのシート空調装置を、大型トラックの車室のシートにそのまま適用して車両レイアウトを設計することは困難であり、また、特に、大型トラックでは、車室の前部に配置された既存の冷暖房装置に空調ダクトを介して保温用容器やベッド用の空気吹出口が設けられる場合があるが、空調ダクトは、保温用容器やベッド用の空気吹出口に暖気或いは冷気を供給するための機能以外の用途には何ら用いられていなかった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、トラックの車室内における保温用容器やベッド用の空気吹出口へ空調空気を供給する既存の空調ダクトを利用することにより簡便にシートを空調することができるトラック用シート空調装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、空調空気を取り込む空気取込口と、前記空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配置されたシートと、加熱部と冷却部と送風部とを備え、前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、前記冷暖房装置に一端が接続され、前記シートの側方に配置した保温用容器に他端が接続された空調ダクトと、前記冷暖房装置の送風部と前記保温用容器とを接続するリターンダクトと、前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空気取込口に接続された分岐配管とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、空調空気を取り込む空気取込口と、前記空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配置されたシートと、加熱部と冷却部と送風部とを備え、前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、前記シートの側方を通って配置され、前記冷暖房装置に一端が接続されるとともに前記車室内に配置したべッド用の空気吹出口が他端に設けられた空調ダクトと、前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空気取込口に接続された分岐配管とを備えていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載のトラック用シート空調装置において、前記空調ダクトの前記分岐配管との分岐部に、空調空気を前記空調ダクトの前記分岐部より下流部分または前記分岐配管のいずれか一方に流すように切り換える切換弁が設けられていることを特徴とする。
(作用)
請求項1記載の発明においては、冷暖房装置から空調ダクトを介して保温用容器に空調空気が供給される。
空調ダクトから分岐配管に空調空気が分岐される。空調空気はシートの空気取込口に至り、シートの空気通路を通ってシートを空調し、空気出口からシートの外部に排出される。
請求項2記載の発明においては、請求項1記載の発明と同様の作用が生じる。
請求項3記載の発明においては、請求項1記載のトラック用シート空調装置を扱う場合、切換弁の切換え操作により、保温用容器またはシートのいずれかに空調空気が送られる。
また、請求項2記載のトラック用シート空調装置を扱う場合、切換弁の切換え操作により、ベッド用の空気吹出口またはシートのいずれかに空調空気が送られる。
請求項1記載の発明によれば、トラックの車室内に空調ダクトを介して保温用容器を設置する車両レイアウトの場合において、既存の冷暖房装置及び既存の空調ダクトを利用することにより、保温用容器またはシートを空調することができる。
そして、既存の冷暖房装置と、保温用容器に用いられる空調ダクトとを用いることにより、空調ダクトからシートまでの配管を簡単にして、トラックの車室の車両レイアウトにマッチングしたトラック用シート空調装置を容易に構成することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の保温用容器に代わるベッド用の空気吹出口により、請求項1記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の場合、切換弁の切換え操作により、保温用容器またはシートのいずれかに空調空気が送られ、或いは、請求項2記載の発明の場合、切換弁の切換え操作により、ベッド用の空気吹出口またはシートのいずれかに空調空気が送られる。
従って、シートの空調を必要な時にのみ行なうことができ、簡単な構造で車室の居住条件の多様性を確保することができる効果を奏する。
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1ないし図3により、請求項1,請求項3記載の発明に係わるトラック用シート空調装置の一実施の形態(以下「実施の形態1」という)について説明する。
図において、トラック1の車室2内には、そのフロア3の前部3Aに冷暖房装置4が配置されている。
冷暖房装置4は、加熱部5と、冷却部6と、送風部7とで構成されている。加熱部5は、ヒータ8と、ヒータ8の端部8A付近に回動自在に設けられた板状の切換ドア9とを備えている。冷暖房装置4には、冷気供給口4Aと、暖気供給口4Bと、空気戻り口4Cとが設けられている。冷気供給口4A,暖気供給口4Bは、ヒータ8の両側に位置しており、空気戻り口4Cは送風部7に設けられている。冷却部6はエバポレータ6Aを有し、加熱部5と送風部7との間に位置している。冷却モードの時には、切換ドア9は、図3の(イ1)の位置にあり、冷却部6により冷却されて生成された冷気は、矢印(イ2)のように冷気供給口4Aに流れるようになっている。加熱モードの時には、切換ドア9は、図3の(ロ1)の位置にあり(点線で示す)、ヒータ8により加熱されて生成された暖気は、矢印(ロ2)のように暖気供給口4Bに流れるようになっている。
そして、トラック1の車室2内の中央には、シート10が配置されている。
シート10は、シートクッション10Aと、シートバック10Bとで構成されている。シートクッション10Aからシートバック10Bにかけて、それらの内部に空気通路11が設けられている。空気通路11は、空調空気(冷気または暖気)を分配するもので、前後方向に沿う断面4角形状の扁平な幹路11Aと、幹路11の途中から分岐した複数の細い分岐管11Bとで構成されている。幹路11Aは直線状のものであり、その基端に、シートクッション10Aの前端部10Cに位置して空調空気を取り込む空気取込口12Aが形成されており、また、幹路11の末端11Dは閉じている。複数の分岐管11Bの各先端に空調空気を吹き出す空気出口13が形成されている。従って、空気取込口12は空気通路11に連通し、空気通路11に空気出口13が連通している。
シート10の側方に、上部を開口したホットアンドクールボックスからなる保温用容器14が配置されている。保温用容器14はシート10のシートクッション10Aと略同じ高さになっており、空調空気が供給される保温隙間を有する4角形状の側面部14Aと、底部14Bとで構成されている。保温用容器14の側面部14Aの前面側に冷気入口14Cと,暖気入口14Dと、冷気入口14Cまたは暖気入口14Dとのずれかを選択する切換ダイヤル14Eが設けられている。
冷暖房装置4と保温用容器14とは、空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)及びリターンダクト17を介して接続されている。すなわち、保温用容器14の冷気供給口4A,暖気供給口4Bに冷気供給管15,暖気供給管16の各一端15A,16Aがそれぞれ接続され、冷気供給管15,暖気供給管16の各他端15B,16Bは保温用容器4の冷気入口14C,暖気入口14Dにそれぞれ接続されている。リターンダクト17は、保温用容器14から冷暖房装置4の送風部7にかけて接続されている。
そして、空調ダクト21はシート10のシートクッション10Aに略同じ高さで、隣接している。空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)の途中から断面4角形状の扁平な分岐配管18が分岐している。分岐配管18は、略水平に置かれ、その接続口18Aはシート10の空気取込口12に接続されている。
空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)の分岐配管18との分岐部19に切換弁20が設けられている。切換弁20は、空調空気を空調ダクト21の分岐部19より下流部分または分岐配管18のいずれか一方に流すように切り換える構造になっている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
切換弁20の切換え操作により、保温用容器14またはシート10のいずれかに空調空気が送られる。
切換弁20が保温用容器14の側に切り換えられている場合には、冷暖房装置4から空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)を介して保温用容器14に空調空気(冷気または暖気)が供給される。
一方、切換弁37がシート10の側に切り換えられている場合には、空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)から分岐配管18に空調空気(冷気または暖気)が供給される。空調空気は、シート10の空気取込口12に至り、シート10の空気通路11を通ってシート10を空調し、空気出口13からシート10の外部に排出される。
以上の如き構成によれば、次の効果を奏する。
トラック1の車室2内に空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)を介して保温用容器14を設置した車両レイアウトにおいて、既存の冷暖房装置4及び既存の空調ダクト21を利用することにより、保温用容器14またはシート10を空調することができる。
そして、既存の冷暖房装置4と、保温用容器14に用いられる空調ダクト21とを用いることにより、空調ダクト21からシート10までの配管を簡単にして、トラック1の車室2の車両レイアウトにマッチングしたトラック用シート空調装置を容易に構成することができる。
また、切換弁20の切換え操作により、保温用容器14またはシート10のいずれかに空調空気が送られる。従って、シート10の空調を必要な時にのみ行なうことができ、簡単な構造で車室2の居住条件の多様性を確保することができる。
さらに、既存の冷暖房装置4の送風部7を利用することにより、新たな送風部をシート10に設置する必要がない。
なお、本実施の形態においては、空調ダクト21の分岐配管18はシート10の空気取込口12を介して空気通路11に接続されているが、空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)がシート10のシートクッション10Aに略同じ高さで隣接していることを利用して、空調ダクト21の分岐配管18とシート10の空気通路11の幹路11Aとを一体化し、シート10に一部を埋め込んだL字形状の分岐配管を形成することもできる。これにより、分岐配管の構造をより簡略化し、分岐配管の設置も簡単にすることができる。
また、本実施の形態においては、空調ダクトの分岐配管との分岐部に切換弁が設けられている場合について説明したが、切換弁を設けないようにして請求項1記載の発明に係わるトラック用シート空調装置を構成することもできる。この場合には、空調空気は、冷暖房装置4から空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)を介して保温用容器14に運ばれると同時に、シート10に運ばれてシート10を空調する。
図4ないし図6により、請求項2,請求項3記載の発明に係わるトラック用シート空調装置の一実施の形態(以下「実施の形態2」という)について説明する。
実施の形態2について、実施の形態1と同一構成部分については同一符号を付して説明を省略し、実施の形態1と相違する部分について説明する。
冷暖房装置4は、加熱部5と、冷却部6と、送風部7とで構成されている。加熱部5は、ヒータ8と、ヒータ8の端部8A付近に回動自在に設けられた板状の切換ドア9とを備えている。冷暖房装置4に空気供給口4Dが設けられている。冷却部6はエバポレータ6Aを有し、加熱部5と送風部7との間に位置している。冷却モードの時には、切換ドア9は、図4の(ハ1)の位置にあり、冷却部6により冷却されて生成された冷気は、矢印(ハ2)のように空気供給口4Dに流れるようになっている。加熱モードの時には、切換ドア9は、図4の(ニ1)の位置にあり(点線で示す)、ヒータ8により加熱されて生成された暖気は、矢印(ニ2)のように空気供給口4Dに流れるようになっている。
そして、トラック1の車室2内の中央にシート10が配置されている。シート10の構造は、実施の形態1のものと基本的に同様であるが、実施の形態1の幹路11Aが直線状になっているのに対して、幹路11Eは直角に折れ曲がったL字形状をしている。幹路11Eの基端に、シートクッション10Aの側部10Dに位置して空調空気を取り込む空気取込口12Aが形成されており、また、幹路11Eの末端11Dは閉じている。
冷暖房装置4の空気供給口4Dに扁平形状の空調ダクト31の一端31Aが接続されている。
空調ダクト31は、シート10の側方を通り、その途中に開閉レバー32が装着されており、その前側部分31Cはシート10のシートクッション10Aと略同じ高さになっている。空調ダクト31の他端31Bにべッド用の空気吹出口33が設けられている。べッド用の空気吹出口33は車室2内のベッド部34のリヤーパネル側34Aの上方に配置されている。
空調ダクト31の途中から断面4角形状の扁平な分岐配管35が分岐している。分岐配管35は、略水平に置かれ、その接続口35Aはシート10の空気取込口12に接続されている。
空調ダクト31の分岐配管35との分岐部36に切換弁37が設けられている。切換弁37は、空調空気を空調ダクト31の分岐部36より下流部分または分岐配管35のいずれか一方に流すように切り換える構造になっている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
切換弁37の切換え操作により、べッド用の空気吹出口33またはシート10のいずれかに空調空気が送られる。
切換弁37がべッド用の空気吹出口33の側に切り換えられている場合には、冷暖房装置4から空調ダクト31を介してべッド用の空気吹出口33に温度調整された空調空気(冷気または暖気)が供給される。
切換弁37がシート10の側に切り換えられている場合には、温度調整された空調空気は、シート10の空気取込口12に至り、シート10の空気通路11を通ってシート10を空調し、空気出口13からシート10の外部に排出される。
以上の如き構成によれば、次の効果を奏する。
トラック1の車室2内にべッド用の空気吹出口33のための空調ダクト31が設置された車両レイアウトにおいて、既存の冷暖房装置4及び既存の空調ダクト31を利用することにより、べッド用の空気吹出口33またはシート10を空調することができる。
そして、既存の冷暖房装置4と、べッド用の空気吹出口33に用いられる空調ダクト21とを用いることにより、空調ダクト21からシート10までの配管を簡単にして、トラック1の車室2の車両レイアウトにマッチングしたトラック用シート空調装置を容易に構成することができる。
また、切換弁20の切換え操作により、べッド用の空気吹出口33またはシート10のいずれかに空調空気が送られる。従って、シートの空調を必要な時にのみ行なうことができ、簡単な構造で車室の居住条件の多様性を確保することができる。
さらに、既存の冷暖房装置4の送風部7を利用することにより、新たな送風部をシート10に設置する必要がない。
なお、本実施の形態においては、空調ダクト21の分岐配管18はシート10の空気取込口12Aを介して空気通路11に接続されているが、空調ダクト31がシート10のシートクッション10Aと略同じ高さで、隣接していることを利用して、空調ダクト21の分岐配管35とシート10の空気通路11の幹路11Aとを一体化し、シート10に一部を埋め込んだL字形状の分岐配管を形成することもできる。これにより、分岐配管の構造を簡略化し、分岐配管の設置も簡単にすることができる。
また、本実施の形態においては、空調ダクトの分岐配管との分岐部に切換弁が設けられている場合について説明したが、切換弁を設けないようにすることにより、請求項2記載の発明に係わるトラック用シート空調装置を構成することもできる。この場合には、空調空気は、冷暖房装置4から空調ダクト31を介してべッド用の空気吹出口33に運ばれると同時に、シート10に運ばれてシート10を空調する。
本発明の実施の形態1に係わるトラック用シート空調装置を示す斜視図である。 同トラック用シート空調装置を示す側面図である。 図1の空調系統図である。 本発明の実施の形態2に係わるトラック用シート空調装置を示す斜視図である。 同トラック用シート空調装置を示す側面図である。 図4の空調系統図である。 従来におけるバスのシート空調装置を示す断面図である。
符号の説明
1 トラック
2 車両
4 冷暖房装置
10 シート
11 空気通路
12 空気取込口
14 保温用容器
18 分岐配管
19 分岐部
20 切換弁
21 空調ダクト
31 空調ダクト
33 ベッド用の吹出口
35 分岐配管
36 分岐部
37 切換弁

Claims (3)

  1. 空調空気を取り込む空気取込口と、前記空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配置されたシートと、
    加熱部と冷却部と送風部とを備え、前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、
    前記冷暖房装置に一端が接続され、前記シートの側方に配置した保温用容器に他端が接続された空調ダクトと、
    前記冷暖房装置の送風部と前記保温用容器とを接続するリターンダクトと、
    前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空気取込口に接続された分岐配管とを備えている
    ことを特徴とするトラック用シート空調装置。
  2. 空調空気を取り込む空気取込口と、前記空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配置されたシートと、
    加熱部と冷却部と送風部とを備え、前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、
    前記シートの側方を通って配置され、前記冷暖房装置に一端が接続されるとともに前記車室内に配置したべッド用の空気吹出口が他端に設けられた空調ダクトと、
    前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空気取込口に接続された分岐配管とを備えている
    ことを特徴とするトラック用シート空調装置。
  3. 前記空調ダクトの前記分岐配管との分岐部に、空調空気を前記空調ダクトの前記分岐部より下流部分または前記分岐配管のいずれか一方に流すように切り換える切換弁が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のトラック用シート空調装置。
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