JPH062622Y2 - 湯沸しポット - Google Patents
湯沸しポットInfo
- Publication number
- JPH062622Y2 JPH062622Y2 JP1315391U JP1315391U JPH062622Y2 JP H062622 Y2 JPH062622 Y2 JP H062622Y2 JP 1315391 U JP1315391 U JP 1315391U JP 1315391 U JP1315391 U JP 1315391U JP H062622 Y2 JPH062622 Y2 JP H062622Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- control sensor
- branch
- liquid
- hot plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Control Of Temperature (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はヒータ内蔵の台座本体と
液体収容の容器とが分離する湯沸しポットに関する。
液体収容の容器とが分離する湯沸しポットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の湯沸しポットには、本願出
願人がすでに開発した実開平2−29612号公報に示
される構造のポットがある。このポットは台座本体を設
け、この台座本体の上部を覆って熱板を張設し、この台
座本体の熱板上に載置する着脱自在なハンドル付きの容
器を設け、熱板の底部周壁に容器内の液体を熱板を介し
て加熱するヒータを設けると共に、熱板の中央を貫通し
て容器底壁と接触し、かつ容器内の液体温度を検知する
第1制御センサを設け、台座本体の後端に内部中空な支
柱体を突設し、この支柱体の突端より熱板中央に向けて
水平に延びた内部中空な枝体を設け、この枝体の先端に
容器内の雰囲気温度を感知する第2制御センサを設け、
台座本体の後端下部にプラグ受けを設け、容器の口元に
第2制御センサを上方より覆った蓋体を着脱自在に装着
していた。
願人がすでに開発した実開平2−29612号公報に示
される構造のポットがある。このポットは台座本体を設
け、この台座本体の上部を覆って熱板を張設し、この台
座本体の熱板上に載置する着脱自在なハンドル付きの容
器を設け、熱板の底部周壁に容器内の液体を熱板を介し
て加熱するヒータを設けると共に、熱板の中央を貫通し
て容器底壁と接触し、かつ容器内の液体温度を検知する
第1制御センサを設け、台座本体の後端に内部中空な支
柱体を突設し、この支柱体の突端より熱板中央に向けて
水平に延びた内部中空な枝体を設け、この枝体の先端に
容器内の雰囲気温度を感知する第2制御センサを設け、
台座本体の後端下部にプラグ受けを設け、容器の口元に
第2制御センサを上方より覆った蓋体を着脱自在に装着
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の湯沸しポットは
以上のように構成されているので、第2制御センサの感
知は容器口元の中央程正確かつ確実な感知ができるため
に、枝体が支柱体より長く延びて、台座本体上に満量の
液体の入った容器を載置する際、容器の口元は一旦枝体
の下方をかいくぐる状態にしながら載置しなければなら
ず、この状態で液体をこぼすことがしばしばあった。
又、液体沸とう後、台座本体上の容器を取り出す際も同
様で、一旦、容器を斜めにして枝体の下方をかいくぐる
状態にしながら取り出さなければならず、この際沸とう
液が溢れ非常に危険性を伴っていた。本考案は上記のよ
うな問題点を解消するためになされたものであって、液
体収容の容器をスムーズかつ確実に着脱でき、安全性に
優れた湯沸しポットを得ることを目的とする。
以上のように構成されているので、第2制御センサの感
知は容器口元の中央程正確かつ確実な感知ができるため
に、枝体が支柱体より長く延びて、台座本体上に満量の
液体の入った容器を載置する際、容器の口元は一旦枝体
の下方をかいくぐる状態にしながら載置しなければなら
ず、この状態で液体をこぼすことがしばしばあった。
又、液体沸とう後、台座本体上の容器を取り出す際も同
様で、一旦、容器を斜めにして枝体の下方をかいくぐる
状態にしながら取り出さなければならず、この際沸とう
液が溢れ非常に危険性を伴っていた。本考案は上記のよ
うな問題点を解消するためになされたものであって、液
体収容の容器をスムーズかつ確実に着脱でき、安全性に
優れた湯沸しポットを得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る湯沸しポッ
トは容器口元内に突出し、第2制御センサを備えた枝体
を支柱体に回動自在に装着することを特徴とする。又、
蓋体を枝体に一体的に装着していることを特徴とする。
トは容器口元内に突出し、第2制御センサを備えた枝体
を支柱体に回動自在に装着することを特徴とする。又、
蓋体を枝体に一体的に装着していることを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案に於ける湯沸しポットは、構造が至って
簡単でしかも台座本体への容器の着脱に際しても、枝体
を上方又は後方へ押し上げ、台座本体の熱板直上より離
しておけば、容器の着脱は非常にスムーズで満量の液体
を入れた容器であってもこの液体をこぼすこともなく、
特に沸とう状態の液体であっても安全性の高いものであ
る。又、蓋体を枝体と同時に回動自在とすれば蓋体の着
脱もより手間がはぶけ、スムーズに容器を着脱できてよ
り安全性の高いものとなる。
簡単でしかも台座本体への容器の着脱に際しても、枝体
を上方又は後方へ押し上げ、台座本体の熱板直上より離
しておけば、容器の着脱は非常にスムーズで満量の液体
を入れた容器であってもこの液体をこぼすこともなく、
特に沸とう状態の液体であっても安全性の高いものであ
る。又、蓋体を枝体と同時に回動自在とすれば蓋体の着
脱もより手間がはぶけ、スムーズに容器を着脱できてよ
り安全性の高いものとなる。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。湯沸し
ポット1は有底の容器2と、この容器2を載置する台座
本体3と、容器2の口元を覆う蓋体4とから構成されて
いる。容器2は耐熱性ガラス、金属又は陶器性の材料に
より口元広口で一重の有底筒状に形成されており、口元
の前端に斜下方へ延びた注ぎ口5を設けている。6はハ
ンドルで、容器2の胴体に卷締められたベルト状締付部
材7と共に容器の前部にボルト、ナットにて固定してい
る。
ポット1は有底の容器2と、この容器2を載置する台座
本体3と、容器2の口元を覆う蓋体4とから構成されて
いる。容器2は耐熱性ガラス、金属又は陶器性の材料に
より口元広口で一重の有底筒状に形成されており、口元
の前端に斜下方へ延びた注ぎ口5を設けている。6はハ
ンドルで、容器2の胴体に卷締められたベルト状締付部
材7と共に容器の前部にボルト、ナットにて固定してい
る。
【0007】台座本体3は内部中空でその上端面を熱板
8にて塞いでいる。この熱板8は容器2の底部をガタツ
キのないようにきっちりとはめ込む大きさの内径とした
アルミダイキャスト等により有底の皿状に形成されてお
り、底部中央に後述の第1制御センサ用の透孔を穿設し
ている。台座本体3は後部外壁に上方に突出した支柱体
9を突設しており、この支柱体9は内部中空で台座本体
の内部中空と連通している。この台座本体3は支柱体9
の下部にプラグ受け10を設けている。
8にて塞いでいる。この熱板8は容器2の底部をガタツ
キのないようにきっちりとはめ込む大きさの内径とした
アルミダイキャスト等により有底の皿状に形成されてお
り、底部中央に後述の第1制御センサ用の透孔を穿設し
ている。台座本体3は後部外壁に上方に突出した支柱体
9を突設しており、この支柱体9は内部中空で台座本体
の内部中空と連通している。この台座本体3は支柱体9
の下部にプラグ受け10を設けている。
【0008】11はヒータで、プラグ受け10にその端子を
接続し、熱板8の底部外周壁に当接、張設されている。
12はサーミスタ等よりなる第1制御センサで、その端子
はヒータ11及びプラグ受け10と接続しており、熱板8中
央の第1制御センサ用の透孔を貫通して固定され、熱板
8内にはめ込まれた容器2の底部に当接して容器を介し
て容器内の液体の温度を感知して後述の第2制御センサ
と共にヒータ11をON、OFFしている。
接続し、熱板8の底部外周壁に当接、張設されている。
12はサーミスタ等よりなる第1制御センサで、その端子
はヒータ11及びプラグ受け10と接続しており、熱板8中
央の第1制御センサ用の透孔を貫通して固定され、熱板
8内にはめ込まれた容器2の底部に当接して容器を介し
て容器内の液体の温度を感知して後述の第2制御センサ
と共にヒータ11をON、OFFしている。
【0009】13は支柱体9の上端よりほぼ水平でかつ熱
板8上に載置した容器2の口元中央に向けて延設した枝
体である。この枝体13は内部中空とし、その後端をピン
Pにて支柱体上端に枢支され、支柱体9に対し、前方の
水平方向より上方の垂直方向へ又は後方の水平方向へと
回動自在に枢支されている。14はサーミスタ等よりなる
第2制御センサで、枝体13の先端下部にこの第2制御セ
ンサ14の感知面を下方にして固定されている。第2制御
センサ14の端子は枝体13内及び支柱体9内を通り台座本
体3内に導かれたリード線によってヒータ11及びプラグ
受け10に接続されている。この第2制御センサ14は容器
2内の雰囲気温度を感知して第1制御センサ12と共にヒ
ータ11をON、OFFしている。
板8上に載置した容器2の口元中央に向けて延設した枝
体である。この枝体13は内部中空とし、その後端をピン
Pにて支柱体上端に枢支され、支柱体9に対し、前方の
水平方向より上方の垂直方向へ又は後方の水平方向へと
回動自在に枢支されている。14はサーミスタ等よりなる
第2制御センサで、枝体13の先端下部にこの第2制御セ
ンサ14の感知面を下方にして固定されている。第2制御
センサ14の端子は枝体13内及び支柱体9内を通り台座本
体3内に導かれたリード線によってヒータ11及びプラグ
受け10に接続されている。この第2制御センサ14は容器
2内の雰囲気温度を感知して第1制御センサ12と共にヒ
ータ11をON、OFFしている。
【0010】蓋体4は金属、陶器性又は合成樹脂材料に
て帽子状に形成されて容器2の口元を着脱自在に覆って
いる。この蓋体4は枝体13と重なる部分を切り欠いて、
枝体13の回動に対し邪魔とならないようにしている。15
はツマミである。この蓋体4は図3に示すように枝体13
の先端と一体的に形成されて枝体の回動と同時に容器2
の口元より開閉されてもよい。
て帽子状に形成されて容器2の口元を着脱自在に覆って
いる。この蓋体4は枝体13と重なる部分を切り欠いて、
枝体13の回動に対し邪魔とならないようにしている。15
はツマミである。この蓋体4は図3に示すように枝体13
の先端と一体的に形成されて枝体の回動と同時に容器2
の口元より開閉されてもよい。
【0011】
【考案の効果】本考案は第2制御センサを備えた枝体が
支柱体に対して回動自在としているので、構造が至って
簡単で、しかも容器の着脱に際してこの枝体を上方に押
しやり、熱板直上より離しておけば容器の着脱が非常に
スムーズで容器内の液体をこぼすこともなく安全性の高
いものである。又、蓋体を枝体に一体的に設ければ枝体
の回動と共に蓋体をも着脱できて手間がはぶけると共に
スムーズに容器を着脱できてより安全性の高いものとな
る。
支柱体に対して回動自在としているので、構造が至って
簡単で、しかも容器の着脱に際してこの枝体を上方に押
しやり、熱板直上より離しておけば容器の着脱が非常に
スムーズで容器内の液体をこぼすこともなく安全性の高
いものである。又、蓋体を枝体に一体的に設ければ枝体
の回動と共に蓋体をも着脱できて手間がはぶけると共に
スムーズに容器を着脱できてより安全性の高いものとな
る。
【図1】容器をセットした状態の一部断面側面図であ
る。
る。
【図2】容器、蓋体を取り外した状態の斜視図である。
【図3】蓋体を枝体に一体的に設けた状態の一部断面側
面図である。
面図である。
1…湯沸しポット、2…容器、3…台座本体、4…蓋
体、5…注ぎ口、6…ハンドル、7…ベルト状締付部
材、8…熱板、9…支柱体、10…プラグ受け、11…ヒー
タ、12…第1制御センサ、13…枝体、14…第2制御セン
サ、15…ツマミ。
体、5…注ぎ口、6…ハンドル、7…ベルト状締付部
材、8…熱板、9…支柱体、10…プラグ受け、11…ヒー
タ、12…第1制御センサ、13…枝体、14…第2制御セン
サ、15…ツマミ。
Claims (2)
- 【請求項1】 台座本体の上部に熱板を張設し、この熱
板上に着脱自在な液体収容の容器を設け、容器を覆う着
脱自在な蓋体を設け、熱板の底部外周壁に容器内の液体
を加熱するヒータを設け、容器内の液体温度を感知する
第1制御センサを設ける一方、台座本体より上方に突出
した支柱体を設け、支柱体より容器口元中央に向けて枝
体を設けると共に、この支柱体、枝体内を通ったリード
線と接続し、かつ枝体の先端に容器口元内で雰囲気温度
を感知して第1制御センサと共にヒータをON、OFF
する第2制御センサを設けた湯沸しポットに於て、上記
容器口元内に突出し、第2制御センサを備えた枝体を支
柱体に回動自在に装着することを特徴とした湯沸しポッ
ト。 - 【請求項2】 蓋体が枝体に一体的に装着していること
を特徴とする請求項1の湯沸しポット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1315391U JPH062622Y2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 湯沸しポット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1315391U JPH062622Y2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 湯沸しポット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102930U JPH04102930U (ja) | 1992-09-04 |
JPH062622Y2 true JPH062622Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31747438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1315391U Expired - Lifetime JPH062622Y2 (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 湯沸しポット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062622Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP1315391U patent/JPH062622Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102930U (ja) | 1992-09-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |