JPS61500103A - 流出口を有する保温ポット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流出口を存する保温ポット 本発明は、上部と下部からなる上方に開いたプラスチック製の容器を有し、この 容器内に上方へ開いたガラスフラスコが収容され、この容器に取っ手と流出口が 形成され、この容器の上部開口のための蓋を有する保温ポットに関する。

保温ポットは家事においてコーヒや紅茶などの熱い液体を保温し保存するために 役立っている。その際、保温ポットは、主として貯蔵容器として用いられる。ク ロスで覆われたコーヒテーブルに上記保温ポットを使う場合、その都度使用され るコーヒセットに保温ポットの外形が適しないため、この保温ポットは人の目に 異物として見える。、本発明の目的は、外形ができる限り伝統的なコーヒボｙト に一層適合するような保温ポットを製造することである。

本発明によれば、初めに定義された保温ポットは、容器の下半分に流出口が形成 され、この流出口が上部開口の高さまで自在に伸びており、ガラスフラスコが上 記流出口へ伸びる接合管を有している。これにょって、典型的なふくらんだ形状 をもつコーヒボットの外形が可能になり、流出口は、ポットの底の腹部から直線 的らしくは僅かに湾曲して突出し自在に立ち」二がることができる。従って、本 発明による保温ポットは、古典的コーヒポットの形状に非常に適合しているので 、その外形において伝統的コーヒセットに全く統一され、コーヒテーブルへの使 用に際して、もはや邪魔なものと感じられることはない。

ガラスフラスコは、２重壁の排気された保温容器として形成することができる。

接合管付のガラスフラスコと流出口付の容器の間の空隙には、例えば発泡ポリウ レタンからなる断熱層を、選択的もしくは付加的に入れろことができろ。これに よって、飲み物の保温は本質的に改善されろ。

本発明による保温ポットの組立ての際、接合管付のガラスフラスコの挿入は、も し流出口脚部の上部力く容器の上部（ミ流出ロ脚部の下部が容器の下部に形成さ れているなら容易になる。流出口の注ぎ口は、接合管の上端を越えて目的にかな って伸びて、この接合管は保護されるとともに注ぎ口の形状を妨げることがない 。さらに、上記注ぎ口は、注ぎ出しの際自動的に注ぎ口を開放する垂れ蓋をも備 えることができる。

次に、本発明を添付の図面に示された実施例によって詳細に説明する。

第１図は保温ポットの正面図であり、第２図は第１図の保温ポットの断面図であ る。

本発明にかかる保温ポットは、一般に２で示すプラスチック製の容器と、容器２ の上部開口を閉鎖する蓋３とから構成されている。容器２は、上方つば部２０と 、下方に配置した円板状の脚部２２とを備え、脚部２２は保温ポットの支持面を 形成する。母線２４は湾曲してつば部２０から脚部２２まで延在し、即ち、最初 に上部から下部に向けて僅かに凹面を成し、次に大きく突出した凸状の輪郭に沿 って容器２のふくらんだ全体形状を形成する。

容器２は上部２６と下部２８とから構成されている。上部２６と下部２８は、ポ ット腹部の最も太い位置に存在する分離線３０において、恒久的に互いに連結さ れている。上部２６は段部２７によって分離線３０に接合し、下部２８は分離線 ３０において縁部２９を備える。縁部２９の外面は段部２７の外面と滑らかに接 合する。

上部２６には弓形の取っ手３２が形成されている。上部２６の下端には、取つ手 ３２の反対側において流出口３４の脚部３８の上部３６か形成されている。流出 口３４は、ポット中心線に大体平行に僅かに弓形の輪郭に沿って、つば部２０の 高さまで自在に起立して注ぎ口４０て終了する。組立てた保温ポットにおいて、 脚部３８の下部３７が上部３６の外面と滑らかに接合するように、下部３７が下 部２８の上方縁部に形成されている。

第２図から分かるように、容器２の内部にガラスフラスコ４２が保持され、ガラ スフラスコ４２の外側の流線型の輪郭は容器２の輪郭に従う。ガラスフラスコ４ ２と容器２の間に空隙が残り、この空隙には、例えば発泡ポリウレタン４４から 成る断熱材が充填される。ガラスフラスコ４２は、２層の薄壁からなる排気した ガラス容器、又は、図示のように、単層の耐熱ガラスから製造される。ガラスフ ラスコ４２は、つば部２０の内方に形成したリング４６、更に必要の場合には、 下部２８の内方に形成した不図示の別の支持部材によって側方から保持される。

ガラスフラスコ４２の最も太い部分に、接合管４８が融接されている。接合管４ ８は、流出口３４の内方で注ぎ口４０の短い下半分まで延在すると共に、流出口 ３４の内方に設けられた個々は不図示の数個のノーズを介して側方に保持される 。屈曲した管状の接合管４８の内部がガラスフラスコ４２の内部と連結されて、 ガラスフラスコ４２に貯蔵された液体、例えばコーヒか接合管４８を介して注ぎ 出される。

容器２の脚部２２は、下部２８のめねじを形成した中心開口にねじ締めされる結 果、脚部２２は、ガラスフラスコ４２の締め付けねじとして機能すると共に、つ ば部２０のリング４６におけろシールに対してガラスフラスコ４２を抑圧する。

接合管４８は流出口３４の内面に対して十分な間隔を有して、この間隔によって 形成される空隙には発泡ポリウレタンからなる断熱材が充填される一方、接合管 に存在する液体柱は断熱される。

ガラスフラスコ４２の上部開口及びリング４６より上方に起立するつば部２０は 中心開口を備え、この中心開口の内面にはめねじが形成されている。

このめねじ５０に、シール５２を配設した球状の底部５４によってドーム状の蓋 ３がねじ締めされ北。この結果、保温ポットからのコーヒの注出時に、容器２の 上部開口５６から液体があふれ出すことがない。

本発明にかかる不図示の別の実施例の保温ポットにおいては、つば部２０に対し て図示の側で注ぎ口４０の自由端５８に垂れ蓋が枢支されている。

垂れ蓋は、保温ポットの直立時に流出口３４を閉鎖し、又、注出時に保温ポット を傾斜させた場合は流出口３４の開口を解放する。そのために、注ぎ口４０は６ ０て示すようにより急傾斜に切断することが有効である。

上部２６と下部２８の外面に美的な装飾を施して、本発明にかかる保温トソトを 、形状的及び装飾的な優雅さにおいて、従来のコーヒセ・ソトに適合国際調査報 告 １゜１．、。６１．。。ｍｌａ％Ａｒｌ＆、＋ｅ、ｚｈＪＣＴ／ＥＰ８４１００ ２８７曾「１＠「ｎｍｈ＝ｃｍｕＡｂ＋−ｒ１＋」ｃＩＩ−ｎＰＣＴ／ＥＰ８４ １００２８７

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．上部と下部からなる上方に開いたプラスチック製の容器を有し、この容器内 に上方へ開いたガラスフラスコが収容されるとともに、上記容器に取っ手と流出 口が形成され、上記容器の上部開口のための蓋を有する保温ポットにおいて、 流出口（３４）が、上記容器（２）の下半分に形成され、かつ上記上部開口（５ ６）の高さまで自在に伸びるとともに、上記ガラスフラスコ（４２）が、上記流 出口（３４）内へ伸びる接合管（４８）を有することを特徴とする保温ポット。
2. ２．上記請求の範囲第１項に記載の保温ポットにおいて、上記接合管（４８）を 有するガラスフラスコ（４２）と上記流出口（３４）を有する容器（２）の間の 空隙に、例えば発泡ポリウレタン（４４）などの断熱材を充填したことを特徴と する保温ポット。
3. ３．上記請求の範囲第１項または第２項に記載の保温ポットにおいて、流出口脚 部（３８）の上部（３６）が上記容器（２）の上部（２６）に、流出口脚部（３ ８）の下部（３７）が上記容器（２）の下部（３８）の夫々形成されていること を特徴とする保温ポット。
4. ４．上記請求の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載の保温ポットにおいて、 上記流出口（３４）の注ぎ口（４０）が、上記接合管（４８）の上端を越えて伸 びていることを特徴とする保温ポット。
5. ５．上記請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載の保温ポットにおいて、 上記注ぎ口（４０）に閉鎖垂れ蓋が枢支されていることを特徴とする保温ポット 。