JPS5926933Y2 - 吊下げハンドルを備えた液体保温容器 - Google Patents

吊下げハンドルを備えた液体保温容器

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JPS5926933Y2
JPS5926933Y2 JP9914679U JP9914679U JPS5926933Y2 JP S5926933 Y2 JPS5926933 Y2 JP S5926933Y2 JP 9914679 U JP9914679 U JP 9914679U JP 9914679 U JP9914679 U JP 9914679U JP S5926933 Y2 JPS5926933 Y2 JP S5926933Y2
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JP
Japan
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lower mouth
mouth member
handle
hanging
liquid heat
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JP9914679U
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JPS5617024U (ja
Inventor
照男 竹田
敏彦 臼井
盛男 村上
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は吊下げ−・ンドルを備えた魔法瓶やポータプ
ルクーラーなどの液体保温容器に関する。
従来、この種の液体保温容器の吊下げ−・ンドルは、空
気圧送式魔法瓶を例にとると、第5図示の如く、液体保
温容器本体1′の外装体2′外周上端面、または外装体
2′に固定した下口部材3′外周面に突出して弧回動自
在に枢着しである。
そして、液体保温容器本体1′を持ち運ぶ際には・・ン
ドル5′の把持部は正立姿勢であり、内容液注出時には
第5図の5″を経てから5″の転倒姿勢1で回動される
つ寸り、この−・ンドル5′の把持部は、その枢支部を
回動中心として900以上(通常135゜位)回動して
使わねばならないので、使い勝手が悪かった。
また、−・ンドル5′の把持部は転倒姿勢の際に液体保
温容器本体1′の外装体2′に当って該外装体2′を傷
つげたりする不都合があった。
さらに、との−・ンドル5′は、その把持部を液体保温
容器本体1′及び蓋体4′に対して、両者間に手指が入
る程度に離間する必要上、該・・ンドル5′は液体保温
容器本体1′外方にかなり突出するため、この液体保温
容器製品を梱包する際に、その突出分だけスペースの広
い包装箱を要し包装経費上不経済であった。
上記不都合を解消するものとして、昭和54年実用新案
出願公開第138165号公報に示されたものが先願と
しである。
このものは、液体保温容器本体の外装体上端に固着した
下口部材の側周縁の略半周に亘り上向き段部を形成し、
この上向き段部に下口部材に枢着した吊下げ−・ンドル
を非使用時に載置すると共に、内容器の上部開口をねじ
込み式の蓋体(ベローズポンプ機構で注出するが)で開
閉するものである。
前者の構成によって、吊下げ−・ンドルが外装体に当る
のを避けて外装体の損傷を防止し、該−・ンドルの回動
角度を正立姿勢位置からその上向き段部への載置位置オ
で900内外となして従来に比べて−・ンドルめ使い勝
手を良好とすると共に、吊下げ−・ンドルの外装体外面
への出っ張りを避け、この製品を包装箱に梱包する場合
に従来に比して小さな包装箱で済むようにできる。
しかしながら、このものの蓋体は後者の如くねじ込み式
の構成であるから、被蓋忘れなどにより蓋体が下口部材
の上部開口を完全に閉塞していない状態でも、吊下げバ
ンドルが正立てきて器体を持ち運びできるため、持ち運
び時に内容液が批散したり、漏れたり或いは内容液のお
湯の水蒸気が手に当る不都合があった。
また手に付着しているごみやちりなどが入り内容液が非
衛生となる虞れがあった。
この考案は上記不都合を解消しようとするものであって
、液体保温容器本体の外装体上端に固着した下口部材の
側周縁の略半周に亘9上向き段部を形成し、下口部材渣
たは外装体に枢着した吊下げ−・ンドルを非使用時には
前記上向き段部に載置させてなると共に、前記下口部材
の上部開口を閉塞する蓋体は該下口部材に蝶番により弧
回動自在に枢着し、蓋体の開蓋状態時には吊下げ−・ン
ドルの正立が阻止されるべく構成してなるものである。
換言すれば、下口部材の側周縁に形成した上向き段部に
、下口部材等に枢着した吊下げ−・ンドルを非使用時に
は載置可能とすると共に、前記蝶番部を回動中心とする
蓋体の回動軌跡を、吊下げ−・ンドルの枢着部を回動中
心とする吊下げ−・ンドルの回動軌跡に対して、蓋体の
開蓋状態時には相変わらせて吊下げ−・ンドルの正立を
阻止するように構成した点に特徴を有するものである。
この考案の一実施例を空気圧送式魔法瓶を一例として第
1図乃至第3図に基づいて以下に説明する。
1は液体保温容器本体であって、該本体1は外装体2と
、この外装体2上端部に載置固定された略漏斗状の下口
部材3とからなる。
この下口部材3の後部上面には、螺番5により蓋体4が
弧回動自在に枢着してあシ、該蓋体4の回動操作により
下口部材3の上部開口を開閉するようにしである。
つ1す、蓋体4は蝶番5部を回動中心として円弧状回動
軌跡が描かれ、該蓋体の開蓋(正立)姿勢時には下口部
材3の上部開口が開放され、閉蓋姿勢時には下口部材3
の上部開口が閉塞される。
前記下口部材3の側周縁の略半周に亘り上向き段部6を
形成し、該上向き段部6の両端近傍に吊下げ・・ンドル
1の軸支部8を設け、この軸支部8に吊下げ−・ンドル
70両端部を軸9で弧回動自在に枢着し、該吊下げ−・
ンドル7は非使用時において下口部材3の側周縁に沿っ
て前記上向き段部6に載置させてなる。
10は軸9の抜は止め部材である〜 なお、同図では、吊下げ−・ンドル7をその非使用時に
載置する上向き段部6は、断面が略り字状の構造としで
あるが、断面U字状でもよく、その他任意の形状を採り
得る。
また、下口部材3に相当する部分が、外装体上部に例え
ば合成樹脂などの素材で同体的に形成しである場合には
、その下口部材に相当する部分の外装体に上向き段部6
を形成すればよい。
さらに、前記吊下げ・・ンドル7は蓋体4の開蓋状態時
においては正立を阻止されてなる。
すなわち、吊下げ−・ンドル7は、その枢着部を回動中
心とする円弧状の回動軌跡が、蓋体4の開蓋状態時にお
ける前記回動軌跡と相変わり、該吊下げ−・ンドル7の
正立を阻止するように構成してなるものである。
なお、蝶番5は図示の如く下口部材3の外周側径内に取
付けると、該蝶番5が液体保温容器本体1外部へ出っ張
らないために、製品を包装箱に収納する際に収容し易く
なると共に包装箱の小形化が実現できるほか、出っ張り
に起因する蝶番部の破損などを防止することができる利
点がある。
しかし、この蝶番5の形状や取付位置は、実施例のもの
に限定されるものではなく種々設計変更できるものであ
る。
第4図は吊下げ−・ンドル7の軸支部8の他の変形例を
示すものであって、下口部材3に形成した上向き段部6
の両端近くにおいて、外装体2上部の一部を相対向させ
て突出させ、この外装体突出部2a 、2aに、吊下げ
・・ンドル7の軸支部8゜8を設け、該軸支部8,8に
吊下げ−・ンドル7の両端部を軸9により弧回動自在に
枢着し、その・・ンドル7は非使用時には前記実施例と
同様に上向き段部6に載置収納可能にしである点に特徴
をもつものである。
なお、この考案の要旨ではないが、前記実施例で示した
空気圧送式魔法瓶の内部構造について以下に詳しく説明
する。
11は外装体2に内装した中瓶で、該中瓶11開口縁と
下口部材3の下端筒部3a及び螺子筒3bとの間にはパ
ツキン12が介装されている。
13は前記下端筒部3a及び螺子筒3bの適所より前方
に向は横設した鞘管で、この鞘管13と下口部材3の下
端筒部3a及び螺子筒3bとで形成される挿通部14の
適所には、先端に下向注ぎ口部15を有する注出管16
が着脱自在に嵌着されている。
18は下口部材3の下端部内に嵌装した栓体で、その上
部には前記注出管16と連通した通水管17を設けであ
る。
この通水管17は弁体19を介装した栓体18内の通液
路20を経て栓体18下端部に垂設した揚水管21に連
通させである。
下口部材3の下端筒部3aに当接する栓体18部分には
パツキン22,23が設けである。
蓋体4の裏面にはベローズポンプ機構が内装されており
、このポンプ機構は下口部材3の皿部3cに臨むベロー
ズ底板25、蓋体4上面部に上下動自在に弾支した押圧
板26で押圧されるベローズ底板27、及びベローズフ
ラム28とで構成され、これらで囲1れた部分をポンプ
室29としてイル。
30はベローズ底板25とパツキン22と栓体18とで
形成された通気室で、この通気室30は通気孔31.3
3を介して夫々ポンプ室29、通気路32と連通しであ
る。
24は蓋体4をロック機構、35は弁操作用ロンド、3
6は下口部材3の螺子筒3bに螺着したねじ筒であって
、該ねじ筒36上面には前記下口部材3と鞘管13とを
補強する補強部材37の一端が支持されている。
38は下向注ぎ口部を覆うべく液体保温本体10先部に
着脱自在に設けたカバー、39はベローズ抑圧板26の
上下動を制御する安全ストッパーである。
なお、下口部材3と外装体2は、上記実施例図では断面
円形状にしであるが、かかる形状に限定されるものでは
なく、例えば何れも断面角形状等にし、しかも吊下げバ
ンドル7はその断面角形状等からなる下口部材3の上向
き段部に載置されるような形状としたものでもよい。
また、吊下げバンドル7は外装体2に枢着することもで
きる。
この考案は以上の構成からなるものであり、以下の効果
を有する。
液体保温容器本体の外装体上端に固着した下口部材の側
周縁の略半周に亘り上向き段部を形成し、下口部材また
は外装体に枢着した吊下げ−・ンドルを非使用時には前
記上向き段部に載置させてなるから (1)吊下げ−・ンドルが液体保温容器本体の外装体に
当ることがなく、従って外装体を傷つげることがない。
(2)また、吊下げ・・ンドルは下口部材の上向き段部
に載置されることから、該−・ンドルの回動角度は正立
姿勢位置からその載置位置1で900内外となり従来に
比べて少なくできるほか、同バンドルを上向きに載置で
きるため、ノ・ンドルの使い勝手が良い。
(3)さらに、吊下げバンドルが外装体外面に出っ張る
ことがなくなるから、この液体保温容器を包装箱に梱包
する場合に、従来品に比して小さな包装箱で済むので包
装経費が節約できる上に、吊下げバンドルに引っ掛かっ
て器体を倒したりする虞れが少なくなる。
また、下口部材の上部開口を閉塞する蓋体は、該下目部
材に蝶番により弧回動自在に枢着し、蓋体の開蓋状態時
には吊下げ−・ンドルの正立が阻止されるべく構成しで
あるから、 (4)蓋体の開蓋時には吊下げ−・ンドルを持って液体
保温容器本体を持ち運ぶことができない。
これに反し、吊下げ−・ンドルを正立姿勢にして器体を
持ち運ぶ時には、必ず蓋体が下口部材の上部開口を覆う
ため、蓋体の閉め忘れによる内容液の飛散や漏洩が防止
されるばかりでなく、内容液のお湯の水蒸気が手に当る
などの不都合がない。
(5)オた、前記構成のために、手に付着したごみやち
りなどの侵入によって内容液が汚れ非衛生となる虞れが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
図は何れもこの考案の実施例を示し、第1図は要部縦断
面図、第2図は一部を切欠いて断面で示した第1図の右
側面図、第3図は斜視図、第4図は吊下げ−・ンドルの
軸支部の他の変形例を示す要部斜視図、第5図は従来例
の要部縦断面図である。 1・・・・・・液体保温容器本体、2・・・・・・外装
体、3・・・・・・下口部材、4・・・・・・蓋体、5
・・・・・・蝶番、6・・・・・・上向き段部、7・・
・・・・吊下げ−・ンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体保温容器本体の外装体上端に固着した下口部材の側
    周縁の略半周に亘り上向き段部を形威し、下口部材また
    は外装体に枢着した吊下げバンドルを非使用時には前記
    上向き段部に載置させてなると共に、前記下口部材の上
    部開口を閉塞する蓋体は該下目部材に蝶番により弧回動
    自在に枢着し、蓋体の開蓋状態時には吊下げバンドルの
    正立が阻止されるべく構成しであることを特徴とする吊
    下げ・・ンドルを備えた液体保温容器。
JP9914679U 1979-07-17 1979-07-17 吊下げハンドルを備えた液体保温容器 Expired JPS5926933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914679U JPS5926933Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 吊下げハンドルを備えた液体保温容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9914679U JPS5926933Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 吊下げハンドルを備えた液体保温容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617024U JPS5617024U (ja) 1981-02-14
JPS5926933Y2 true JPS5926933Y2 (ja) 1984-08-04

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ID=29331899

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9914679U Expired JPS5926933Y2 (ja) 1979-07-17 1979-07-17 吊下げハンドルを備えた液体保温容器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61249420A (ja) * 1985-04-26 1986-11-06 タイガー魔法瓶株式会社 空気ポンプ付液体収容容器
JPH0141383Y2 (ja) * 1988-02-05 1989-12-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5617024U (ja) 1981-02-14

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