JPS5829621Y2 - 信号変換回路 - Google Patents

信号変換回路

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JPS5829621Y2
JPS5829621Y2 JP14127378U JP14127378U JPS5829621Y2 JP S5829621 Y2 JPS5829621 Y2 JP S5829621Y2 JP 14127378 U JP14127378 U JP 14127378U JP 14127378 U JP14127378 U JP 14127378U JP S5829621 Y2 JPS5829621 Y2 JP S5829621Y2
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JP
Japan
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transistor
diode
current
transistors
signal
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JP14127378U
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JPS5558714U (ja
Inventor
彰 山越
勉 新村
恭一 村上
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ソニー株式会社
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Priority to NL7907545A priority patent/NL191160C/xx
Priority to GB7935343A priority patent/GB2035001B/en
Priority to DE19792941321 priority patent/DE2941321A1/de
Priority to US06/083,858 priority patent/US4292597A/en
Priority to AT0667679A priority patent/AT380359B/de
Priority to BR7906564A priority patent/BR7906564A/pt
Priority to SE7908475A priority patent/SE446680B/sv
Priority to FR7925495A priority patent/FR2438938A1/fr
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シングルエンドの入力信号を差動出力信号に
変換するための信号変換回路に関する。
このような信号変換回路として従来から差動増幅器を構
成する一対のトランジスタのベースに直流バイアスを供
給すると共に、その一方のベースを交流的に接地し、そ
の他方のベースに信号電圧を加え、この両トランジスタ
のコレクタから差動出力を得るようにしたものが周知で
ある。
このようにバイアス回路を必要とすることは、回路構成
が複雑になると共に電源電圧の有効な利用が出来ない。
そこでバイアス回路を必要としないで、電源電圧を有効
に利用するようにした第1図に示す回路構成が提案され
ている。
ダイオード1及び2の直列接続に対して順方向にIoな
る定電流が供給され、この2個のダイオード1及び2の
直列回路で生じる電圧降下がトランジスタ30ベース・
エミッタ接合とダイオード4の直列回路に加わるように
なされる。
このトランジスタ3のエミッタ及びダイオード4の接続
点に18なる信号電流が供給されると共に、ダイオード
4の電圧降下がトランジスタ5のベース・エミッタ接合
に加えられる。
ダイオード1,2.4は、コレクタ・ベースが共通接続
されたトランジスタでもって実現され、これらダイオー
ド1,2.4及びトランジスタ3゜5は、同一の半導体
ウエノ・上に集積回路化されてイルと共に、互いのエミ
ッタ領域面積が等しいものとされている。
従って信号電流18がない場合では、ダイオード1及び
2の直列回路とトランジスタ3及びダイオード4の直列
回路とトランジスタ5との各々に等しくIoなる電流が
流れる。
ここで信号電流18が流れたときに、トランジスタ3の
コレクタ電流が(Io 11)に変化したものと仮定
すると、ダイオード4を流れる電流従ってトランジスタ
5のコレクタ電流が(Io−i1+i8)となる。
ここで、ダイオード1及び2の順方向電圧降下を夫々V
BEI及びvBo2とし、トランジスタ30ベース・工
□ツタ接合の電圧降下をVBE3とし、ダイオード4の
順方向電圧降下をVBE4とすると、(VBE1+VB
E2)’=(■BE3+VBE4)’l”係から次式が
成立する。
即ち但し、■s:逆方向飽和電流、q:電子の電荷、k
:ボルツマン定数、T:絶対温度 上式から、(IO>
>i8)の関係にあれば、 従って(Io))i8 )の場合には となり、トランジスタ3及び5のコレクタから差動出力
電流を得ることができる。
かかる第1図に示す構成の信号変換回路は、(Io)i
s)の条件が成立しない場合には、歪が発生してしまう
バイアス用の定電流Ioを大きくするのは無駄である。
本考案は、上述の点を考慮し、回路構成が簡単で歪が原
理的に発生せず、低電圧電源で使用可能な信号変換回路
を実現せんとするものである。
第2図に本考案の基本的構成が示されている。
6及びIは、直列接続された第1及び第2のダイオード
(コレクタ及びベースが共通接続されたトランジスタを
用いる。
以下に述べるダイオードも同様である。
)を示し、ダイオード6及び7の直列回路に対して定電
流源8により2Ioなる定電流が供給される。
このダイオード7が第1のトランジスタ90ベース・エ
ミッタ間に接続され、トランジスタ9のコレクタに第3
のダイオード10を通じて定電流源8が接続される。
また、ダイオード6及び7の接続点に信号電流18が供
給される。
11は、この信号電流源を示している。更に、このダイ
オード6及び7の接続点に工□ツタ接地形の第2のトラ
ンジスタ120ベースが接続され、トランジスタ9のコ
レクタ及びダイオード10の接続点に第3のトランジス
タ130ベースが接続される。
以上のダイオード6.7.10及びトランジスタ9,1
2.13が共通の半導体ウェハー上に集積回路化されて
おり、例えば各素子のエミッタ領域面積が互いに等しい
ものとされている。
第2図に示す構成において、信号電流i が加えられて
いない状態では、ダイオード6及び7の直列回路とダイ
オード10及びトランジスタ9の直列回路とに夫々Io
なる電流が流れる。
今、信号電流18が加えられたときに、ダイオード6を
通ずる電流が(Io−i□)に変化したものと仮定して
トランジスタ12のコレクタ電流及びトランジスタ13
のコレクタ電流Ixを求めることにする。
この場合、図示のようにキルヒホッフの法則によりダイ
オード7に(I o−i 1 +L、 )の電流が流れ
、従ってダイオード10及びトランジスタ9を通じて(
Io−i1+i8)なる電流が流れる。
従って(I o−i 1 )+(I o−i 1+i、
)=2I 。
1 。
・°・i 1 = −; 1s となり、トランジスタ12のコレクタ電流は、■ 。
(Io十718)となる。
また、ダイオード6゜7.10の順方向電圧降下を夫々
VBE6=Vf化7゜VBEIOとし、トランジスタ1
30ベース・工□ツタ間電圧降下をVBE13とすると
、(VBE6+VBE7)=(VBEto+VBE13
) の関係が成立り。
従って1 、”、Ix−Io−Is となる。
このように本考案に依れば、トランジスタ12及び13
のコレクタに差動出力電流を取り出すことができる。
第1図に示す従来の構成と異なり、(I o>> is
)なる関係が成立しない場合でも歪が発生することは
ない。
また、差動増幅器を用いるのと比べてバイアス回路が不
要で構成を簡単化できると共に、電源を有効利用でき、
低電圧電源を使用することができる。
更に第2図において12′で示すように、トランジスタ
12とベースを共通にする複数個の出力取出用トランジ
スタを設けても、また図示せずもトランジスタ13とベ
ースを共通にする複数個の出力取出用トランジスタを設
けても信号電流が小さくなることがなく複数個の差動出
力電流を得ることができる。
従って1個のシングルエンドの信号電流を複数個の差動
出力電流に変換する場合に頗る有効である。
第3図に上述の本考案を利得制御回路に適用した一実施
例が示されている。
第3図において、14は信号電圧源を示し、信号電圧源
14が抵抗器15及びコンデンサ16(必ずしも設けな
くてよい)を介してダイオード6及びIの接続点に接続
サレ、信号電圧Viが抵抗15及び入力インピーダンス
Ziにより信号電流i に変換されているまた、信号変
換回路の一方の出力用トランジスタ12のコレクタがト
ランジスタ17のエミッタと接続され、その他方の出力
用トランジスタ13のコレクタがトランジスタ18の工
□ツタと接続される。
トランジスタ17及び18のベースには共通のバイアス
電圧源19が接続される。
一対のトランジスタ2o及び21によって差動増幅器が
構成され、その工□ツタ共通接続点に211なる定電流
源22が接続されている。
このトランジスタ20のベースがトランジスタ17のエ
ミッタに接続され、トランジスタ21のベースがトラン
ジスタ18のエミッタに接続される。
更に、トランジスタ2o及び21のコレクタの夫々に負
荷抵抗23及び24が接続されると共に、トランジスタ
21のコレクタが出力端子25として導出される。
トランジスタ12及び13のコレクタ電流は、前述ノ通
り(■o+−18及び(IO−!−1)となる。
これらの電流が加えられることによって差動増幅器を構
成するトランジスタ2o及び21のコレクタ電流が夫々
(11−iX)及び(I□IX)に変化したものと仮定
する。
ここでトランジスタ17,18,20,21の夫々のベ
ース・エミッタ間電圧降下をVBE17$ VBE18
jVBE20’VBE21とすると1(VBE17+V
BE20):(VBE18+VBE21)(i’)関係
が成立するからである。
抵抗24の値をR24とすると、出力電圧(信号成分)
voは 一方、入力インピーダンス2・ は とすれば となる。
抵抗15の値はR□5とすると、信号電流lsは となる。
従って となる。
上式から明がなように定電流源8又は22による定電流
Io又はI□の大きさを可変することにより利得制御を
行なうことができる。
この例では、定電流源上による定電流IOを可変するよ
うにしている。
かかる一実施例のように利得制御回路に対して入力信号
を供給するために本考案を適用した場合、ダイオード6
及び7のエミッタ抵抗reが上式のように(−)とされ
ているので、利得制御に対してエミッタ抵抗reの及ぼ
す悪影響を軽減することができる。
即ちなる関係かあ るので、Ioを少なくして利得を増加しようとすルトキ
ニ、エミッタ抵抗reも大きくなってしまい、利得を上
げにくくなる。
本考案を適用せずに、単にトランジスタ2o及び21の
ベースに信号電流を供給するようにした場合には、(王
」)とならず(re)となってしまい、上述のような悪
影響が強く生じてしまうのである。
なお、定電流源8,22として比較的大きな値の抵抗を
用いるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に提案されている信号変換回路の一例の接続
図、第2図は本考案の基本的構成を示す接続図、第3図
は本考案の一実施例の接続図である。 6.7.10は第1、第2、第3のダイオード8.22
は定電流源、9は第1のトランジスタ、12゜13は第
2及び第3のトランジスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定電流が供給される第1及び第2のダイオード素子の直
    列回路と、上記第2のダイオード素子がそのベース・エ
    ミッタ間に接続され、そのコレクタに第3のダイオード
    素子を通じて上記定電流が供給される第1のトランジス
    タと、上記第1及び第2のダイオード素子の接続点から
    導出された信号電流供給端と、上記第1及び第2のダイ
    オード素子の接続点と上記第1のトランジスタのコレク
    タ及び第3のダイオード素子の接続点とに夫々のベース
    が接続されたエミッタ接地形の第2及び第3のトランジ
    スタとを備えた信号変換回路。
JP14127378U 1978-10-13 1978-10-13 信号変換回路 Expired JPS5829621Y2 (ja)

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JP14127378U JPS5829621Y2 (ja) 1978-10-13 1978-10-13 信号変換回路
CA000337220A CA1134463A (en) 1978-10-13 1979-10-09 Circuit for converting single-ended input signals to a pair of differential output signals
AU51673/79A AU524354B2 (en) 1978-10-13 1979-10-10 Differential amplifier
GB7935343A GB2035001B (en) 1978-10-13 1979-10-11 Converting single-ended input signals to differential output signals
DE19792941321 DE2941321A1 (de) 1978-10-13 1979-10-11 Schaltungsanordnung zur umsetzung einseitiger eingangssignale in ein paar differentieller ausgangssignale
US06/083,858 US4292597A (en) 1978-10-13 1979-10-11 Circuit for converting single-ended input signals to a pair of differential output signals
NL7907545A NL191160C (nl) 1978-10-13 1979-10-11 Schakeling voor het omzetten van een enkelvoudig ingangssignaal in ten minste één uitgangssignaal.
AT0667679A AT380359B (de) 1978-10-13 1979-10-12 Schaltungsanordnung zur umsetzung unipolarer eingangssignale in ein paar differentieller ausgangssignale
BR7906564A BR7906564A (pt) 1978-10-13 1979-10-12 Circuito para converter sinais de entrada unilaterais em um par de sinais de saida diferenciais
SE7908475A SE446680B (sv) 1978-10-13 1979-10-12 Krets for omvandling av en obalanserad ingangssignal till ett par differentiella utgangssignaler
FR7925495A FR2438938A1 (fr) 1978-10-13 1979-10-12 Circuit de conversion d'un signal asymetrique en une paire de signaux symetriques

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