JPS5828842B2 - 害虫駆除方法 - Google Patents
害虫駆除方法Info
- Publication number
- JPS5828842B2 JPS5828842B2 JP4558577A JP4558577A JPS5828842B2 JP S5828842 B2 JPS5828842 B2 JP S5828842B2 JP 4558577 A JP4558577 A JP 4558577A JP 4558577 A JP4558577 A JP 4558577A JP S5828842 B2 JPS5828842 B2 JP S5828842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insecticide
- mixture
- agent
- hereinafter referred
- manufactured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は殺虫薬剤を燻蒸させて害虫を駆除する方法、更
に詳しくは殺虫薬剤を短時間に集中的に燻蒸せしめ、部
屋その他の限定空間内の衛生害虫例えば蚊、蝿、ごきぶ
り等を駆除する方法に関する。
に詳しくは殺虫薬剤を短時間に集中的に燻蒸せしめ、部
屋その他の限定空間内の衛生害虫例えば蚊、蝿、ごきぶ
り等を駆除する方法に関する。
従来より殺虫薬剤を短時間に燻蒸させて害虫を駆除する
方法としては、該薬剤を燃焼剤と混合して燃焼剤の燃焼
熱及び発煙により薬剤を発散させる所謂燻煙剤を用いる
方法が一般的であるが、之は以下の如き欠点を有する。
方法としては、該薬剤を燃焼剤と混合して燃焼剤の燃焼
熱及び発煙により薬剤を発散させる所謂燻煙剤を用いる
方法が一般的であるが、之は以下の如き欠点を有する。
即ち多量の殺虫薬剤を速かに蒸散させるためには、毒性
の強い煙を発生する燃焼剤の燃焼を必須とし、従ってこ
の燻煙剤の使用時には、上記燃焼剤の発煙による刺激臭
や人体等に対する危険及び火災の危険等が伴われる。
の強い煙を発生する燃焼剤の燃焼を必須とし、従ってこ
の燻煙剤の使用時には、上記燃焼剤の発煙による刺激臭
や人体等に対する危険及び火災の危険等が伴われる。
更に重大なことに上記燻煙剤によれば燃焼熱による殺虫
薬剤の熱分解、それによる有効揮散率の低下即ち殺虫効
率低下及び経済的損失は避けられない。
薬剤の熱分解、それによる有効揮散率の低下即ち殺虫効
率低下及び経済的損失は避けられない。
本発明は、上記公知の燻煙剤を用いる害虫駆除方法に替
り、多量の殺虫薬剤を瞬時に且つ有効に、広範囲に亘り
蒸散せしめ得、しかも発煙を実質的に伴うことなく従っ
てこれによる毒性や刺激臭等の問題を惹起せず、また火
災のおそれのない新しい害虫駆除方法を提供するもので
ある。
り、多量の殺虫薬剤を瞬時に且つ有効に、広範囲に亘り
蒸散せしめ得、しかも発煙を実質的に伴うことなく従っ
てこれによる毒性や刺激臭等の問題を惹起せず、また火
災のおそれのない新しい害虫駆除方法を提供するもので
ある。
即ち本発明は殺虫薬剤を燻蒸させて害虫を駆除するに当
り、該殺虫薬剤をアゾジカルボンアミドと混合し、混合
物を間接的に加熱して燃焼を伴うことなくアゾジカルボ
ンアミドを熱分解させ、該熱分解ガスの作用により殺虫
薬剤を有効に燻蒸させることを特徴とする害虫1駆除方
法に係る。
り、該殺虫薬剤をアゾジカルボンアミドと混合し、混合
物を間接的に加熱して燃焼を伴うことなくアゾジカルボ
ンアミドを熱分解させ、該熱分解ガスの作用により殺虫
薬剤を有効に燻蒸させることを特徴とする害虫1駆除方
法に係る。
本発明において殺虫薬剤としては、従来より害虫駆除剤
に用いられる各種薬剤がいずれも使用できる。
に用いられる各種薬剤がいずれも使用できる。
代表的薬剤としては以下のものを例示できる。
○3−71Jルー2−メチルシ、クロペンタ−2−エン
−4〜オン−1−イル dl−シス/トランスークリサ
ンテマート(一般名アレスリン:商品名ピナミン:住友
化学工業株式会社製、以下ピナミンという) 03−アリル−2〜メチルシクロペンタ−2−エン−4
〜オン−1−イル d−シス/トランスクリサンテマー
ト(商品名ピナミンフォルテ:住友化学工業株式会社製
、以下ピナミンフォルテという) Od−3〜アリル−2−メチルシクロペンタ−2エン−
4−オン−1−イル d−)ランスクリサンテマート(
商品名エキスリン:住友化学工業株式会社製、以下エキ
スリンという)O3−アリル−2−メチルシクロペンタ
−2−エン−4−オン−1−イル d−)ランスークリ
サンテマート(一般名パイオアレスリン、以下バイオア
レスリンといつ) ON−(3・4・5・6−チトラヒドロフタリミド)−
メチル dl−シス/トランスークリサンテマート(一
般名フタルスリン:商品名ネオピナミン:住友化学工業
株式会社製、以下ネオピナミンという) 05−ベンジル−3−フリルメチル d−シス/トラン
スークリサンテマート(一般名しスメトリン:商品名り
リスロンフォルテ:住友化学工業株式会社製、以下クリ
スロンフォルテという)05−(2−プロパギル)−3
−フリルメチルクリサンテマート(一般名フラメトリン
、以下フラメトリンという) 03−フェノキシベンジル 2・2−ジメチル3−(2
’・2′−ジクロロ)ビニルシクロプロパン カルホキ
シレー)(一般名ペルメトリン:商品名エクスミン:住
友化学工業株式会社製、以下エクスミンという) 03−フェノキシベンジル d−シス/トランスクリサ
ンテマート(一般名フエツトリン:商品名スミスリン:
住友化学工業株式会社製、以下スミスリンという) ○α−シアノフェノキシベンジル イソプロピル4−ク
ロロフェニルアセテート(一般名フエンバレレート:商
品名スミサイジン、住友化学工業株式会社製、以下スミ
サイジンという)Od−3−アリル−2−メチルシクロ
ペンタ−2エン−4−オン−1−イル d−4ランスク
リサンテマート(商品名エキスリン、住友化学工業株式
会社製、以下エキスリンという)0(S)−α−シアノ
−3−フェノキシベンジル(IR・シス)−3−(2・
2−ジクロロビニル)−2・2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート(以下デカメスリンという) ○(R−8)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(
IR・]、 S )−シス/トランス−3−(2・2−
ジクロロビニル)−2・2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート(以下サイパーメスリンという) Od−シアノ−3−フェノキシベンジル d−シス/ト
ランスークリサンテマート(以下サイフェノトリンとい
う) 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルシス/ト
ランスークリサンテマート 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2・2−
ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロ
プロパン−1−カルボキシレート01−エチニル−2−
メチル−2−ペンテニル2・2・3・3−テトラメチル
シクロプロパンカルボキシレート 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2・2−
ジメチル−3−(2・2−ジクロロビニル)シクロプロ
パン−1−カルボキシレート 00・O−ジメチル 0−(2・2−ジクロロ)ビニル
ホスフェート(以下DDvPという)○θ−イソプロポ
キシフェニル メチルカーバメート(以下バイボンとい
う) 00・O−ジメチル 0−(3−メチル−4−二トロフ
ェニル)チオノフォスフニー)(以下スミチオンという
) 00−0−ジエチル Q−2−イソプロピル−4=メチ
ル−ピリミジル−(6)−チオフォスフェート(以下ダ
イアジノンという) OO−O−ジメチル 5−(1・2−ジカルボエトキシ
エチル)−ジチオフォスフェート(以下マラソンという
) 本発明における上記殺虫薬剤には、通常用いられている
効力増強剤、揮散率向上剤、消臭剤、香料等の各種添加
剤を任意に添加することができる。
−4〜オン−1−イル dl−シス/トランスークリサ
ンテマート(一般名アレスリン:商品名ピナミン:住友
化学工業株式会社製、以下ピナミンという) 03−アリル−2〜メチルシクロペンタ−2−エン−4
〜オン−1−イル d−シス/トランスクリサンテマー
ト(商品名ピナミンフォルテ:住友化学工業株式会社製
、以下ピナミンフォルテという) Od−3〜アリル−2−メチルシクロペンタ−2エン−
4−オン−1−イル d−)ランスクリサンテマート(
商品名エキスリン:住友化学工業株式会社製、以下エキ
スリンという)O3−アリル−2−メチルシクロペンタ
−2−エン−4−オン−1−イル d−)ランスークリ
サンテマート(一般名パイオアレスリン、以下バイオア
レスリンといつ) ON−(3・4・5・6−チトラヒドロフタリミド)−
メチル dl−シス/トランスークリサンテマート(一
般名フタルスリン:商品名ネオピナミン:住友化学工業
株式会社製、以下ネオピナミンという) 05−ベンジル−3−フリルメチル d−シス/トラン
スークリサンテマート(一般名しスメトリン:商品名り
リスロンフォルテ:住友化学工業株式会社製、以下クリ
スロンフォルテという)05−(2−プロパギル)−3
−フリルメチルクリサンテマート(一般名フラメトリン
、以下フラメトリンという) 03−フェノキシベンジル 2・2−ジメチル3−(2
’・2′−ジクロロ)ビニルシクロプロパン カルホキ
シレー)(一般名ペルメトリン:商品名エクスミン:住
友化学工業株式会社製、以下エクスミンという) 03−フェノキシベンジル d−シス/トランスクリサ
ンテマート(一般名フエツトリン:商品名スミスリン:
住友化学工業株式会社製、以下スミスリンという) ○α−シアノフェノキシベンジル イソプロピル4−ク
ロロフェニルアセテート(一般名フエンバレレート:商
品名スミサイジン、住友化学工業株式会社製、以下スミ
サイジンという)Od−3−アリル−2−メチルシクロ
ペンタ−2エン−4−オン−1−イル d−4ランスク
リサンテマート(商品名エキスリン、住友化学工業株式
会社製、以下エキスリンという)0(S)−α−シアノ
−3−フェノキシベンジル(IR・シス)−3−(2・
2−ジクロロビニル)−2・2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート(以下デカメスリンという) ○(R−8)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(
IR・]、 S )−シス/トランス−3−(2・2−
ジクロロビニル)−2・2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート(以下サイパーメスリンという) Od−シアノ−3−フェノキシベンジル d−シス/ト
ランスークリサンテマート(以下サイフェノトリンとい
う) 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルシス/ト
ランスークリサンテマート 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2・2−
ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロ
プロパン−1−カルボキシレート01−エチニル−2−
メチル−2−ペンテニル2・2・3・3−テトラメチル
シクロプロパンカルボキシレート 01−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2・2−
ジメチル−3−(2・2−ジクロロビニル)シクロプロ
パン−1−カルボキシレート 00・O−ジメチル 0−(2・2−ジクロロ)ビニル
ホスフェート(以下DDvPという)○θ−イソプロポ
キシフェニル メチルカーバメート(以下バイボンとい
う) 00・O−ジメチル 0−(3−メチル−4−二トロフ
ェニル)チオノフォスフニー)(以下スミチオンという
) 00−0−ジエチル Q−2−イソプロピル−4=メチ
ル−ピリミジル−(6)−チオフォスフェート(以下ダ
イアジノンという) OO−O−ジメチル 5−(1・2−ジカルボエトキシ
エチル)−ジチオフォスフェート(以下マラソンという
) 本発明における上記殺虫薬剤には、通常用いられている
効力増強剤、揮散率向上剤、消臭剤、香料等の各種添加
剤を任意に添加することができる。
効力増強剤としては、ピペロニルブトキサイド、N−プ
ロビルイゾーム、MGK−264、サイネピリン222
、サイネピリン500、リーセン384、IBTA、S
−421等が、揮散率向上剤としてはフェネチルイソチ
オシアネート、パイミックス酸ジメチル等が、消臭剤と
してはラウリル酸メタクリレ−1−(LMA)等が、香
料としてはシトラール、シトロネラール等が夫々例示で
きる。
ロビルイゾーム、MGK−264、サイネピリン222
、サイネピリン500、リーセン384、IBTA、S
−421等が、揮散率向上剤としてはフェネチルイソチ
オシアネート、パイミックス酸ジメチル等が、消臭剤と
してはラウリル酸メタクリレ−1−(LMA)等が、香
料としてはシトラール、シトロネラール等が夫々例示で
きる。
また本発明においては上記殺虫薬剤及び必要に応じ添加
される各種添加剤とアゾジカルボンアミド(以下ACと
略記する)を併用することを必須とする。
される各種添加剤とアゾジカルボンアミド(以下ACと
略記する)を併用することを必須とする。
該ACは、200〜210℃の発泡温度を有し、該温度
で急激に熱分解して主に無毒、無臭性のN2 ガスを発
生するものであり、上記熱分解によっても毒性や刺激臭
の問題を実質的に伴わず、極めて安全性の高いものであ
る。
で急激に熱分解して主に無毒、無臭性のN2 ガスを発
生するものであり、上記熱分解によっても毒性や刺激臭
の問題を実質的に伴わず、極めて安全性の高いものであ
る。
しかも該ACは、之を殺虫薬剤と混合径長時間放置する
も該薬剤に対し何ら悪影響を与えることなく、特に注目
すべきことに、殺虫薬剤の有効揮散率を顕著に向上させ
る働きを奏する。
も該薬剤に対し何ら悪影響を与えることなく、特に注目
すべきことに、殺虫薬剤の有効揮散率を顕著に向上させ
る働きを奏する。
本発明において該ACは、之に通常添加される例えば
rDyphos J (ナショナル リード社製造)
、rTribase J (ナショナル リード社製造
)、rOF−14J(アデカアーガス社製造)、rOF
−15J (アデカアーガス社製造)、rKV−68A
−IJ (共同薬品社製造)、rMark−553」(
7デカ’y ミ社製造)、r S 1costab 6
0 J及びr S 1costab 611(シーブレ
(G、 Siegle & Co、 )社製造)等や
Cd−ステアレート、Ca−ステアレート、Znステア
レート、Zn−オフテート、ZnO,Snマレート、Z
nCO3、尿素、クロム二ロー、カーボンブランク等の
添加剤を併用して発泡温度を低下させることが可能であ
る。
、rTribase J (ナショナル リード社製造
)、rOF−14J(アデカアーガス社製造)、rOF
−15J (アデカアーガス社製造)、rKV−68A
−IJ (共同薬品社製造)、rMark−553」(
7デカ’y ミ社製造)、r S 1costab 6
0 J及びr S 1costab 611(シーブレ
(G、 Siegle & Co、 )社製造)等や
Cd−ステアレート、Ca−ステアレート、Znステア
レート、Zn−オフテート、ZnO,Snマレート、Z
nCO3、尿素、クロム二ロー、カーボンブランク等の
添加剤を併用して発泡温度を低下させることが可能であ
る。
本発明において上記ACの殺虫薬剤に対する混合割合は
、得られる駆除剤の所望殺虫効力等に応じて適宜に選択
できるが、通常殺虫薬剤に対し%重量倍程度以上とする
のがよい。
、得られる駆除剤の所望殺虫効力等に応じて適宜に選択
できるが、通常殺虫薬剤に対し%重量倍程度以上とする
のがよい。
ACの混合割合の増大に伴い次第に殺虫薬剤の有揮散率
は向上するがあまりに多くなっても効果は向上しない。
は向上するがあまりに多くなっても効果は向上しない。
通常殺虫薬剤に対しACを3A〜30重量倍程度好まし
くは1〜20重量倍程度とするのがよい。
くは1〜20重量倍程度とするのがよい。
また上記殺虫剤及びACの混合形態は特に制限されない
が、作業性及び得られる駆除剤の製造及び使用の簡便性
を考慮すると、適当な顆粒状、塊状、ペレット状、ペー
スト状等としたりまた熱熔融性の樹脂袋等に混合封入す
るのが好ましく、之等各使用形態に応じて各種バインダ
ー、溶剤等を使用できる。
が、作業性及び得られる駆除剤の製造及び使用の簡便性
を考慮すると、適当な顆粒状、塊状、ペレット状、ペー
スト状等としたりまた熱熔融性の樹脂袋等に混合封入す
るのが好ましく、之等各使用形態に応じて各種バインダ
ー、溶剤等を使用できる。
本発明においては上記殺虫薬剤及びAC更に必要に応じ
適当な添加剤を混合してなる各種形態の混合物を、間接
的に加熱して上記混合物を燃焼させることなく該混合物
中のACを熱分解させる。
適当な添加剤を混合してなる各種形態の混合物を、間接
的に加熱して上記混合物を燃焼させることなく該混合物
中のACを熱分解させる。
上記において熱源としては、混合物を間接的に加熱する
ことによって混合物を燃焼させることなく該混合物中の
ACを発泡させ得る温度を提供できる各種のものを利用
できる。
ことによって混合物を燃焼させることなく該混合物中の
ACを発泡させ得る温度を提供できる各種のものを利用
できる。
具体的には以下の如き熱源を有利に使用できる。
(1)加水反応により発熱する化合物
例えば塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化カル
シウム、塩化鉄等水を添加するのみで発熱反応する物質
を例示できる。
シウム、塩化鉄等水を添加するのみで発熱反応する物質
を例示できる。
(2)通電により発熱する電気的熱源
例えばニクロム線等の電熱線、シート状ヒーター、半導
体を利用するヒーター等を例示できる。
体を利用するヒーター等を例示できる。
(3)酸化反応により発熱する金属もしくは金属化合物
と助剤等との組み合せ、 例えば鉄粉と酸化剤(塩素酸アンモニウム等)とを混合
する方式、金属と該金属よりイオン化傾向の小さい金属
酸化物又は酸化剤とを混合する方式、鉄と硫酸カリウム
、硫化鉄、金属塩化物、硫酸鉄等の少なくとも1種との
混合物を水及び酸素と接触させる方式、鉄よりイオン化
傾向大なる金属と鉄よりイオン化傾向小なる金属のハロ
ゲン化物との混合物を水と接触させる方式、金属と重硫
酸塩との混合物を水と接触させる方式、アルミニウムと
アルカリ金属硝酸塩との混合物に水を加える方式等を例
示できる。
と助剤等との組み合せ、 例えば鉄粉と酸化剤(塩素酸アンモニウム等)とを混合
する方式、金属と該金属よりイオン化傾向の小さい金属
酸化物又は酸化剤とを混合する方式、鉄と硫酸カリウム
、硫化鉄、金属塩化物、硫酸鉄等の少なくとも1種との
混合物を水及び酸素と接触させる方式、鉄よりイオン化
傾向大なる金属と鉄よりイオン化傾向小なる金属のハロ
ゲン化物との混合物を水と接触させる方式、金属と重硫
酸塩との混合物を水と接触させる方式、アルミニウムと
アルカリ金属硝酸塩との混合物に水を加える方式等を例
示できる。
(4)金属硫化物の酸化反応を利用するもの、例えば硫
化ソーダと炭化鉄との混合物を酸素と接触させる等の方
式を例示できる。
化ソーダと炭化鉄との混合物を酸素と接触させる等の方
式を例示できる。
本発明では上記各種熱源を通電、混合、もしくは水及び
/又は空気と接触させることにより発熱せしめ、該熱量
を利用して上記殺虫薬剤及びACの混合物を間接的に加
熱する。
/又は空気と接触させることにより発熱せしめ、該熱量
を利用して上記殺虫薬剤及びACの混合物を間接的に加
熱する。
間接加熱は例えば上記殺虫薬剤及びACを含有する混合
物を適当な容器に収容し、該容器外部に熱源を配置する
ことにより行なわれる。
物を適当な容器に収容し、該容器外部に熱源を配置する
ことにより行なわれる。
より好ましくは熱源の熱量を有効利用するために熱源を
密閉型外容器内に収容し、該外容器に殺虫薬剤及びAC
を含有する混合物を収容した内容器を、その底壁及び側
壁の少なくとも1部を隔壁とピで収納するのがよい。
密閉型外容器内に収容し、該外容器に殺虫薬剤及びAC
を含有する混合物を収容した内容器を、その底壁及び側
壁の少なくとも1部を隔壁とピで収納するのがよい。
上記熱源の発熱による混合物の間接加熱によれば、混合
物は何ら着火燃焼を生起されることなく加熱さ′h、混
合物中のACは熱分解反応する。
物は何ら着火燃焼を生起されることなく加熱さ′h、混
合物中のACは熱分解反応する。
本発明方法においてはこのACの熱分解反応生成ガスに
より、混合物中の殺虫薬剤は強制放散されると共に、そ
の揮散を促進され、しかも熱分解や変性等の起る高温に
全くさらされることなく極めて短時間に急激且つ有効に
蒸散される。
より、混合物中の殺虫薬剤は強制放散されると共に、そ
の揮散を促進され、しかも熱分解や変性等の起る高温に
全くさらされることなく極めて短時間に急激且つ有効に
蒸散される。
従って本発明方法によれば部屋その他の限定空間内に棲
息する蚊、蝿、蚤、南京虫、イエダニゴキブリ等の衛生
害虫を極めて効果的に駆除できる。
息する蚊、蝿、蚤、南京虫、イエダニゴキブリ等の衛生
害虫を極めて効果的に駆除できる。
しかも本発明方法は従来法の如く燃焼剤の燃焼を利用す
るものではなく、刺激臭や煙等の発生や火災の危険をも
実質的に伴わず、安全且つ簡便に実施できる利点がある
。
るものではなく、刺激臭や煙等の発生や火災の危険をも
実質的に伴わず、安全且つ簡便に実施できる利点がある
。
以下本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる。
尚実施例における殺虫薬剤の有効揮散率は、密閉容器内
で殺虫薬剤を燻蒸せしめ、容器内空気をベンゼン中に通
じて空気中の薬剤をベンゼン中に捕集し、これを濃縮後
ガスクロマトグラフィーにより測定し、初期殺虫薬剤重
量に対する百分率で表わしたものである。
で殺虫薬剤を燻蒸せしめ、容器内空気をベンゼン中に通
じて空気中の薬剤をベンゼン中に捕集し、これを濃縮後
ガスクロマトグラフィーにより測定し、初期殺虫薬剤重
量に対する百分率で表わしたものである。
実施例 1
適当な円筒状容器に、下記第1表記載の各殺虫薬剤及び
AC混合収納し、上記容器を電熱線により外部的に加熱
(最高温度300℃)し、容器内発泡剤を熱分解させ、
殺虫薬剤を揮散させる。
AC混合収納し、上記容器を電熱線により外部的に加熱
(最高温度300℃)し、容器内発泡剤を熱分解させ、
殺虫薬剤を揮散させる。
その時の殺虫薬剤の有効揮散率を測定した結果は下記第
1表に示す通りである。
1表に示す通りである。
比較例 1
実施例1においてAC剤を用いない以外は同様にして殺
虫薬剤を揮散させる。
虫薬剤を揮散させる。
結果を下記第2表に示す。
上記第1表及び第2表の比較から明らかな通り本発明方
法によれば殺虫薬剤にACを混合することによって、同
一量の薬剤を同一温度に加熱する場合に実に十数倍乃至
数十倍も有効に発散させ得ることが判る。
法によれば殺虫薬剤にACを混合することによって、同
一量の薬剤を同一温度に加熱する場合に実に十数倍乃至
数十倍も有効に発散させ得ることが判る。
Claims (1)
- 1 殺虫薬剤を燻蒸させて害虫を1駆除するに当り該殺
虫薬剤をアゾジカルボンアミドと混合し、混合物を間接
的に加熱して燃焼を伴うことなくアゾジカルボンアミド
を熱分解させ、該熱分解ガスの作用により殺虫薬剤を有
効に燻蒸させることを特徴とする害虫、駆除方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4558577A JPS5828842B2 (ja) | 1977-04-20 | 1977-04-20 | 害虫駆除方法 |
GB8187/78A GB1595402A (en) | 1977-03-03 | 1978-03-01 | Fumigating method and apparatus |
US05/882,921 US4163038A (en) | 1977-03-03 | 1978-03-02 | Fumigating method and apparatus |
GR55592A GR65295B (en) | 1977-03-03 | 1978-03-02 | Method and apparatus for tobacco production |
IT7867432A IT1154838B (it) | 1977-03-03 | 1978-03-02 | Procedimento e dispositivo di fumigazione degli ambienti |
FR7806095A FR2382192A1 (fr) | 1977-03-03 | 1978-03-03 | Procede et appareil de fumigation, par exemple d'insecticides |
HK770/86A HK77086A (en) | 1977-03-03 | 1986-10-09 | Fumigating method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4558577A JPS5828842B2 (ja) | 1977-04-20 | 1977-04-20 | 害虫駆除方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11897382A Division JPS5843901A (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 害虫駆除用燻蒸剤組成物 |
JP405286A Division JPS61178901A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 害虫駆除方法 |
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Family
ID=12723412
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JP (1) | JPS5828842B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111387A (ja) * | 1984-11-05 | 1986-05-29 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 表面保護用接着フイルムもしくはシ−ト |
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Families Citing this family (7)
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JPS55108278A (en) * | 1979-02-08 | 1980-08-20 | Earth Chem Corp Ltd | Fumigant and fumigation |
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-
1977
- 1977-04-20 JP JP4558577A patent/JPS5828842B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111387A (ja) * | 1984-11-05 | 1986-05-29 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 表面保護用接着フイルムもしくはシ−ト |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS53130431A (en) | 1978-11-14 |
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