JPS60130501A - 燻蒸用薬剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燻蒸用楽ｊＦｉ１ＭＩｆｔ、物、詳しくは部屋
その他の限定空間内において術生害虫の駆除や殺菌処理
や賦香等を行なうべく、燻蒸用薬剤を短時間に集中的に
燻蒸するための＊蒸用薬剤組成物ｔこ関する。

従来より部屋その他の限定空間内−【おいて殺虫薬剤を
加熱蒸散させて害虫を駆除する駆除剤としては、例えば
蚊取線香、電気蚊取器等力；知られているが、之等はい
ずれも短時間＃Ｃ齋片の薬剤を広範囲に亘り蒸散させ得
るものではない。また殺虫を燃焼剤と混合し、燃焼剤の
燃焼熱及び発煙により薬剤を発散させる所謂燻煙剤が一
般的であるが、之は以下の如き欠点を有する。即ち多量
の殺虫薬剤を瞬時に蒸散させるためには、毒性の強い煙
を発生する燃焼剤を用いる必要があり、この燃焼剤の発
煙による刺激臭や人体等に対する危険及び該燃焼剤の燃
焼會こよる火災の危険等を伴い更１＝　２大なことに燃
焼熱による殺虫薬剤の熱分解、それによる有効揮散率の
低下即ち殺虫効率低下及び経済的損失は避けられない。

本発明者らは、上記公知の各種駆除剤に替り、多量の殺
虫薬剤を瞬時に且つ有効に、広Ｔｆ１囲に亘り蒸散せし
め得、しかも発煙を実質的に伴うことなく従ってこれに
よる′ａ性や刺故臭都の問題を惹起せず、また火災のお
それの全くない新しい害虫防除剤につ＃檎凌研究を重ね
た結果１．該薬剤に有と称す）を混入するＪ￥ｆには、
加熱により上記発泡剤が熱分解してガスを発生し、これ
１こより殺虫薬剤が実質的に熱分解することなく有効且
つ速かに広範囲に揮散及び拡散し、所期の害虫駆除の目
的を達成し得ることを見い出した。また上記蒸散媒体利
用による特有の殉果は、殺虫薬剤に限らず、殺菌剤や忌
避剤、除草剤その他の農薬等の各種の燻蒸薬剤について
も同様に発現されることを認めたＯ 本発明は上記知見に基づき完成されたものであり、その
要旨とする所は、燻蒸用薬剤と蒸散媒体とを含有するこ
とを特徴とする燻蒸用薬剤組成物にある。

本発明において燻蒸用薬剤としては、従来より害虫駆除
、殺函、賦香等の目的１こ用いられる各種薬剤かいずれ
も使用できる。代表的薬剤としては以下のものを例示で
きる。

ｌ　殺虫薬剤 Ｏ３−アリｔｖ　−２−メチ？レジクロペンター２−エ
ン−４−オン−１＝イｌし　ｄｌ−シス／トランスーク
リサンテーマート（一般名アレスリン：商品名ビナｄン
：住友化学工業株式会社製、以下ピナミンという） Ｏ３−アリＩレー２−メチＩレジクロペンタ−２−エン
−４−オン−１−イｌし　ｄ−シス／トランスークリサ
ンテマート（商品名ヒ０ナミンフオＩレテ：住友化学工
業株式会社製、以下ピナミンフォルテという） Ｑｄ−３−アリｒｖ　−２−メチルシクロペンタ゛−２
−エン−４−オン−１−イル　ｄ−トランスークリサン
テマート（藺品名エキスＩＪン：住友イヒ学工業株式会
社製、以下エキス１１ンとし１う）Ｏ３−アリｐｖ　−
２−メチルシクロペングー２−エン−４−オン−１−イ
／Ｉ／ｄ−トランスーク１Ｊサンテマート（−敗者パイ
オアレヌ１Ｊン、以下バイオアレスリンという） ＯＮ−（ａｔａ６−テトラヒドロフブリミド）−メチル
　ｄｌ−シス／トランスークリサンテマート（−敗者フ
タｌレスリン：商品名ネオヒ゛ナミン又はテトヲメスリ
ン：住友化学工業株式会社製、以下ネオピナミンという
） Ｏ５−ベンジル−３−フリＩレメチＩＩ／ｄ−シス／ト
フンスークリサンテマート（−敗者しスメトリン：商品
名りリスロンフオＩレテ：住友化学工業株式会社製、以
下クリスロンフ号゛Ｉレテと１／１う）Ｏ２−メチル−
５−（２−プロパギｌし）−３−フリｌジメチル　クリ
サンテマート（−数名フラメトリン、以下フラメトリン
という） ０３−フェノキシベンジＩＶ　ス２−ジメチｔｖ−３−
（λ′２′−ジクロロ）ビニνシクロブロノくン、、−
−、、−、／ｍｚ＋＊ｗ−ａトｎｙ＝Ｔｌｕａ名エクス
ミン：住友化学工業株式会社鴨、以下エクスミンという
） ○３−フェノキンベンジル　ｄ−シス／トフンスークリ
サンテマート（−敗者フエノ？　ＩＩン：商品名スミス
リン：住友化学工業株式会社画、以下スミスリンという
） ０ａ−Ｖ７／””３’−フェノキシベンジＩし　α−イ
ンプロヒル−４−１０ロフエニルアセテート（−数名７
エンバレレート二商品名スミサイシン：住友化学工業株
式会社製、以−［スミサイジンという） α−シアノフェノキシベンジＶ　イソブロヒｔｖ−４−
クロロフェニルアセテート＜−敗者フエンパレレート二
商品名スミサイジン、住友イヒ学工業株式会社製、以下
スミサイジンと（鳥う）ｄ−３−アリル−２−メチルシ
クロベンター２−エン−４−オン−１−イル　ｄ−１ツ
ンスークリサンテマート（商品名エキスリン、住友化学
工業株式会社製、以下エキスリンという）（８）−α−
７丁ノー３−フェノキシベンジル（１１七、シス）−３
−（Ｚ２−ジクロロビニ／Ｉ／）−２，２−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレート（以下デカメスリンとい
う） （Ｒ，Ｓ）−σ−シアノー３−フェノキシベンジル　（
ｌＲ，１ｓ）−シス／トランス−３−（２ｈ２−ジクロ
ロビニル）−４２−ジメチＩレシグログロバンカルボキ
シレート（以下サイバーメツリンという） α−シアノ−３−フェノキシベンジｌし　ｄ−シス／ト
ランス−クリサンテラ−ｒ（以下サイフェノトリンとい
う） ｌ−エチニｌレー２−メチＡ／−２−ベンテニＭシス／
トランスークリサンテマート ｌ−エチニル−２−メチシー２−ペンテニル２．２−ジ
メチｒｖ−３−（２−メチル−Ｉ−プロベニｌし）ンク
ログロパンー１−力ルホモシレート ｌ−エチニｒｖ−２−メ手ルー２−ぺエチニルし２ｈ２
．ａ３−テトラメチルシクロプロパン−１Ｊ　Ｊレボニ
ヒｙレート ｌ−エチニル−２−７千ｌレ−２−ペンテニル１２−ジ
メチル−Ｊ−（ａ２−ジクロロビニＷ　）シクロプロパ
ン−Ｌ−力ｒｖ　ｙｌζキシレートｏ　ｏ、　ｏ−ジメ
チＩし　ｕ−（ｔ、ｚ−ジクロロ）ビニｒｖ　ホ、Ｘ　
７−ｒ−−＃　（以下υＤ　Ｖ　Ｐ　、！：　ｂｘう）
００．０−ノメチ＋Ｉ／　Ｑ−（３−メチフレー４−二
トロフエニＶ）チオノフォスフェート（以下スミチオン
という） ｏ　ｏ、　ｕ−ジエチ〃　０−２−イソプロ１ルー４−
メチシーピリミジル−（６）−チオ７オスフエ−ト（以
下ダイアジノンという） ００、０−ジメチル　Ｓ−（１２−ジカルボエトキシエ
チル）−ジチオフォスフェート（以下マラソンという） ＯＯ−インプロポキシフェニル　メチｌシカ−バメート
（以下パイボンという） ００−（４−プロモー２．５−ジクロロフェニル）ｏ、
　ｏ　−゛ジメチルｔｉｔスホロチオエーｉ（以下ブ１
７モフオスという） ２　工業用殺菌剤 Ｏａ　４．４’−トリクロロ−２７−ハイドロキシジフ
ェニル　エーテル ＜イｗガｔンＤＰ３ｔ１０．チバガイギー社製、以下イ
ルガサンＤＰ３００というン Ｑ２．ａ翫６−テトヲクロロー４（メチＩレスＩし７オ
二１１／）ピリジン （ダウシル５−１３．ダウケミカＶ社製、以下ダウシル
５−１３という） ０アルキＶベンジル　ジメチＶアンモニウム　クロライ
ド （塩化ベンゼトニウム、日光ケミカＶズ株式会社装、以
下塩化ベンゼトニウムという）ｏベンジｔｖ　９　メ＋
　ｙｖ　ｌ　２−　（２−（ｐ　−Ｌ　Ｌ　ａ　３−テ
トラメチｋ　ブチＭフェノキシ）エトキシ〕エチルｌア
ンモニヴム　クロライド （塩化ベンゼトニウム、三共株式費社製、以下塩化ベン
ゼトニウムといつ） Ｏ４−イソグロピｖトロポロン （ヒノキチオ−〃１，８１砂査料工業株式会社装ンＱＮ
、Ｎ−ジメチル−Ｎ−フェニル−Ｎ’−Ｃｙルオロジク
ロロメチルチオ）ス〃フオンアミド（グリベントールＡ
４　、バイエル社製）０２−（４’−チアゾリル）ベン
ズイミダ７−　ｗ（ＴＢＺ、北興化学株式会社製、以下
’ｒ　Ｂ　Ｚという） ｏＮ−（）ＶオロジクロロメチＭチオ）−フタールイミ
ド （プリベントールＡ８、パイエＭ社製、以下プリベント
ールＭという） ０６−アセトキシ−ａ４−ジメチＡ／　−ｍ−ジオキシ
ン （ジオキシン、シボ−ダン社製、以下ジオキシンという
〕 ３　農業用殺菌剤 ０エチレンビス（ジチオカルバミド酸ｘＭｍ（ジネブ、
ロームアンドハース社製） Ｏエチレンビス（ジチオカルバミド酸）マンガン（マン
ネブ、ロームアンドハース社製）Ｏ！Ｍ鉛、マンネブ錯
化合物 （マンゼブ、ロームアンドハース社製）Ｏビス（ジメチ
〃ジチオカＶパミド酸）エチレンビス（ジチオカルバミ
ド酸）二亜鉛 （ポリカーバメート、東京有機化学社製）０ビス（シメ
チルチオカＶパモイｎ／）ジスＶフィト （チラム、ロームアンドハース社！ｌ１ｌ）０クロトン
酸　スロージニトロ−４−オクチＭフエニＭ反応異性体
混合物 （ＤＰＣ，ロームアンドハース社製、以下ＤＰＣという
） ＱＮ−トリクロロメチルチオテトラヒドロフタＶイミド （キャブタン、三共社ＩＩ＋） Ｏａ３−ジシアノ−Ｌ４−ジチアアントラキノン（ジチ
アノン、メＭり社製） ０２．４−ジクロロ−６−（ｏ−クロロアニリノ）−Ｓ
−トリアジン （トリアジン、冨士化成薬社１１１ｊ）Ｑ　Ｓ　−ｎ−
ブチル　Ｓ′−ｐ−ターシャリ−ブチＶベンジν　Ｎ−
３−ピリジＶジチオカＶボンイミデート （デンマート、住人化学社製、以下デンマートという） ０ジベレリン ０Ｎ−（ジメチルアミノ）スクシンアミドＯａ−ナフ千
Ｖアセトγミド ５　忌避剤 ０　＆　’３．４．５−ビス（Ｎ−プチレンン一テトフ
ヒドロフνフラー／’（［品名Ｖツｔ＜　−１１１：　
吉７１に製薬時制、以下レフパーｉｌｔという）ＱＮ、
Ｎ−ジエチＭ−メタートルアミド（以−Ｆ　１）ＥＴと
い−う　） Ｏジ−ノルマＶ−プロピＭ　イソシンコメロネート（商
品名レフパー３３３：吉冨製楽■製、以下レフパー３３
３） と召す） ０ピリミジン誘導体（５−クロロ−４−アミノ−ａ６−
ジメ千Ｖピリミジンなど） ０ピペリジン誘導体（１−へキサノイル−ピペリジン、
ｌ−ペンタフィシ−２，６−ジメ千Ｖ−ピペリジンなど
） Ｏキサントゲン酸誘導体（０−エチル−８−ターシャル
ブチＭ−スルフェニＶキサントエートなど） Ｏアミド２４（Ｎ、Ｎ−ジエチルアセトアミド、Ｎ、Ｎ
−ジエチＶ−ノナアミドなど） Ｏアゼピン誘導体（ｌ−ペンタノイルヘキサハイドロ−
ｘＨ−アゼピンなど） Ｏピペコリン誘導体（ｌ−ヘキサノイｖ　３−ピペコリ
ン、ｌ−ヘキサノイｌｖ　２−ピペコリンなど） −ジメチＡ／−Ｅ：／レフォリンなど）Ｏピロリジン誘
導体（１−オクタノインピロリジンなど） ０キノン頬（ナフトキノン、ベンゾキノンなど）０二価
アＶコール（２−ブチル−２−エチル−Ｌ３−１０パン
ジオ−Ｉし、２−エチｎｙ−Ｌ３−へキサンジオール、
ゴトキシボリフ１０ビレングヲイコールなど） ６　除草剤 ０ａ４７Ｄ　ソーダ塩 ０ａ４−ジクロ〜グロビオンアニリド 本発明における上記燻蒸用薬剤には、通常用いられてい
る効力増強剤、揮散率向上剤、消臭剤、香料等の各種添
加剤を任意に添加することができる。効力増強剤として
は、ビペロ二Ｍブトキサイド、Ｎ　−７”　ａビｒｖイ
ｙ”−ム、ＭＣＫ−２６４、サイネピリン２２２、サイ
ネビリン５００．＋７−−にン３８４、ＩＢＴＡ、Ｓ−
４２１等が、揮散率向上剤としてはフェネチルイソチオ
シアネート、パイミックス酸シメチ〃等が、消臭剤とし
てはラウリル酸メタクリレート（ＬＭＡ　）等が、香料
としてはシトフール、シトロネラール、ニュートラドー
に等が夫々例示できる。

また本発明において上記燻蒸用薬剤及び必要に応じ添加
される各種添加剤と併用される蒸散媒体としては、熱分
解して主として窒素ガス、決酸ガス等を発生する通常の
各種蒸散媒体がいずれも使用できるが、好ましくは３０
０Ｃ以下の発泡温度を有するものがよい。代表的な蒸散
媒体としては、有機発泡剤としてはアゾ化合物、ニトロ
ン化合物、ヒドラジド化合物、セミカＶバジド化合物等
を無機発泡剤としてはＭ次酸ソーダ、度酸アンモニウム
等を例示でき、之等は２４ｉｉ以上混合して使用できる
。

具体的化合物をその発泡温度を下記第１表に示す。

第　１　表 上記蒸散媒体は、之等ｔこ通常添加される例えば［Ｌｌ
ｙｐｈｏａＪ　（ナシッナル　リード社製造）、「Ｔｒ
ｉｂａｓｅ　Ｊ　（ナシツナＶ　リード社製造）、「０
Ｆ−１４」（アデカアーガス社製造）、「ｕＦ−１５Ｊ
（アデカアーガス社製造）、［ＫＶ−６８Ａ−１Ｊ　（
共同薬品柱製造）、［Ｍａｒｋ−５５３Ｊ　（γデカ　
ケミ社製造）、［５ｉｅｏｓｔａｂ　６０　Ｊ及びｆ　
５ｉｏｏｓＬａｂ　６１　Ｊ　（Ｖ−グＶ　（Ｇ、Ｓｉ
ｅｇｌａ　＆　Ｃｏ、　）柱製造）等や、Ｃｄ−ステア
レート、Ｃａ−ステアレート、Ｚｎ　−ステアレート、
Ｚｎ−ｔ９チー）、Ｚｎ０．Ｓｎ　−ｖｖ−ト、ＺｎＣ
０Ｂ　、尿素、メラミン、グアニジン、ジシアンジアミ
ド、クロムエロー、カーボンブラック等の添加剤を併用
して発泡温度を低下させることが可能である。

本発明において上記蒸散媒体の燻蒸用薬剤に対する混合
割合は、得られる組成物の所望効力等に応じて適宜に選
択できるが、通常燻蒸用薬剤に対し蒸散媒体な％庶景倍
程度以上とするのがよい。

蒸散媒体の混合割合の増大１こ伴い次第に燻蒸用薬剤の
有効揮散率は向上するがあまりに多くなっても効果は向
上しない。通常燻蒸用薬剤に対し蒸散媒体な％〜３０ｆ
ｉ量倍程度好ましくは１〜２０重量倍程度とするのがよ
い。また上配燵蒸用薬剤及び蒸散媒体の混合形態は特に
制限されず、混合粉末のままでもよいが、作業性及び得
られる組成物の製造及び使用の簡便性を考慮すると、適
当な頼粒状、錠剤状、塊状、ペレット状、棒状、板状、
ペースト状等としたりまた熱溶融性の樹脂袋等に混合封
入するのが好ましく、之等各使用形ｒｌＡ１こ応じて各
種増量剤、賦形剤、バインダー、溶剤等例えばケイ酸、
活性法、ベントナイト、タルク、りＶ−１次酸カＭシウ
ム、珪そう土、ホワイトカーボン、チタン白、ゼオフィ
ト、ソＶビット、マンニット、ｍ粉、乳糖、結晶セルロ
ース、カルボキシメチルセＭσ−ス、ホリビニルアｌレ
コーシ等ヲ使用することができるＯ かくして得られる本発明の燻蒸用薬剤組成物ｔよ、任意
の容器等に収容され、適当な！！＋８源により加熱され
実用される。上記において熱源として曇よ、組成物を燃
焼させることな（該組成物中の蒸散媒体を分解させ得る
温度を提供できる各種のもσ）に枦Ｊ用できる。具体的
には以下の如き熱源を有利に使用できる。

ｌ）加水反応により発熱する化会物 例えば酸化カＭシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミ
ニウム、塩化カＶ−シウム、塩イし鉄等水を添加するの
みで発熱反応する物質を例示できる。

２）　通″ｆＩＬＩＣより発熱する電気的熱源例えばニ
クロム線等の電熱線、シート状ヒーター、半導体を利用
するヒーター等を例示できる　Ｏ ３）火を用いた熱源 例えばアルコールランプ、ローソク、ガスｌ＜−ナー、
炭火、灯油、携帯用固型燃料、ゲＭ化したアルスーｖ１
ゲｌし化した灯油等を例示できる。

４）酸化反応により発熱する金属もしくは金属化合物と
助剤等との組み合せ、 例えは鉄粉と酸化剤（塩素酸アンモニウム等）とを混合
する方式、金属と該金属よりイメ゛ン化傾向の小さい金
属酸化物又は酸化剤とを混合する方式、鉄と硫酸カリウ
ム、硫化鉄、金属塩化物、硫酸鉄等の少ノよくとも１種
との混合物を水及び酸素と接触させる方式、横よりイオ
ン化傾向大なる金属と鉄よりイオン化傾向小なる金属の
へログン化物との混合物を水と接触させる方式、金属と
重硫酸塩との混合物を水と接触させる方式、アルミニウ
ムとアＩレカリ金属硝酸塩との混合物に水を加える方式
等を例示できる・５）金属硫化物の酸化反応を利用する
もの例えは硫化ソーダと戻化鉄、カーボンブラック、活
性白土等の１種以上との混合物を酸素と接触させる等の
方式を例示できる。

本発明組成物は、上記各種熱源を通電、混合、もしくは
水及び／又は空気と接触させることにより発生する熱量
を利用して加熱され、これによって組成物中の蒸散媒体
が熱分解反応し、この蒸散媒体の熱分解反応生成ガスを
こより、組成物中の燻蒸用薬剤が強制放散されると共に
、その揮散及び拡散を促進され、しかも熱分解や変性等
の起る高温に全くさらされることなく極めて短時間に急
激且つ有効ｔこ蒸散される。

従って本発明組成物の利用によれは部屋、金属、食品工
場、醸造工場、病院、園芸用ハウヌ、船舶その他の限定
空間内に棲息乃至侵入するハエ、力、ノミ、ナンキンム
シ、イエダニ、ゴキブリ等の所謂衛生害虫の防除や上記
限定空間の殺萌処理及び賦香等を極めて効果的に行ない
得る。しかも本発明組成物は熱焼を利用するものではな
く、刺激臭や煙が極めＣ少なく火災の危険を伴わず、極
めて安全且つ簡便に利用できる。

以下本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる。

尚実施例における燻蒸用薬剤の有効揮散率は、密閉容器
内で本発明組成物を加熱して薬剤を揮散上しめ、容器内
空気をベンゼン中に通じて空気中の薬剤？ベンゼンに捕
集し、これを濃縮後ガスクロマトグラフィーｅこより測
定し、初期薬剤量に対する百分率で表わしたものである
口実域側　ｌ 適当なアＩレミニウム製パックに下記第２〜３表に記載
の各種燻蒸用薬剤及び蒸散媒体の所定量を混合収納して
本発明燻蒸用薬剤ｆＩｌＩｈｙ、物試料を作成した。

得られた各試料を蒸散面（上面）に適宜蒸散孔をあけ、
Ｘ熱線により７Ｊｌ熱（最高温度３５０℃）し、アルミ
ニウムパンク内蒸散媒体を熱分解させ、燻蒸用薬剤を揮
散させ、燻蒸用薬剤の有効揮散率を測定する。結果を第
２〜３表ｔこ併記する。

第２表 第　３　表 比較例　ｌ ！Ｉ！苑例１において蒸散媒体を用いない以外は同様に
して燻蒸用薬剤試料を作成し、これを同様會こ加熱して
その有効揮散率をめた結果は第４表の通りであった。

ｇｉ４表 上記第２〜３表及び第４表の比較から明らかな通り本発
明ｉｉｉ戒物によれば殺虫殺隣桑淘に蒸散媒体を混合し
たことによって、同一量の薬剤単独を同一温度に７ＪＪ
　ｍする場合に比し寮に十数倍も有効に揮散させ得るこ
とが判る。

比較例　２ 公知の燻煙剤の如く燃焼性基剤に殺虫薬剤を混合し之を
着火燻煙させる。その時の有効揮散率は下記第５表の通
りである。

第　５　表 実施例　２ 下記第６表記載の各１１＆燻蒸用薬剤及び蒸散媒体のＩ
′ｆｒ定全に更に各確の添加剤を配合して本発明の燻蒸
用薬剤組成物試料を作成する。

得られた各組成物試料を実施例１と同様にして加熱した
ときの燻蒸用薬剤の有効揮散率をめた結果を第６表に併
記する。

第　６　表 （以上）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　燻蒸用薬剤と無機及び有機発泡刑の混合物を含有す
   ることを特徴とする燻蒸用薬剤組成物。