JPS5843901A - 害虫駆除用燻蒸剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は害虫駆除用燻蒸剤組成物、詳しくは殺虫薬剤を
短時間に集中的に燻蒸させて、部屋その他の限定空間内
の衛生害虫例えば紋、蝿、どきぶり等を駆除するための
害虫駆除用燻蒸剤組成物に関する。

従来より殺虫薬剤を短時間に燻蒸させて害虫を駆除する
丸めの組成物としては、殺虫剤を燃焼剤と混合して燃焼
剤の燃焼熱及び発煙によシ薬剤を発散させる所１１１１
１嫌剤が一般に知られているが、之は以下の如き欠点を
有している。即ち多量の殺虫薬剤を速かＩｃ薫赦させる
丸めには、壽性の強い煙を発生する燃焼剤の利用を必須
とし、従ってこの燻煙剤の使用時には上記燃焼剤の発煙
による刺激臭や人体等に対する危険が伴われる。叉に重
大なことに上記燻煙剤によれば燃焼熱による殺虫薬剤の
熱分解、それによる有効揮散率の低下即ち殺虫効率低下
及び経済的損失Ｆｉ瀞けられない。

本発明は、上記公知の燻煙剤に替り、多量の殺虫薬剤を
一時忙且つ有効に１広範囲に亘り薫敵せしい害虫駆除用
燻蒸剤組成物を提供するものである。

即ち本発明＃ｉ殺虫薬剤と共にアゾジカルボンアミドを
含有することを特徴とする害虫駆除用１１１ＩＬ剤組成
物に係る。　　　　　。

本発明において殺虫薬剤としては、従来より害虫駆除剤
に用いられる各種薬剤がいずれも使用できる０代表的薬
剤としては以下のものを例示できる。

０３−アリル−２−メチルシクロペンタ−２−エン−４
−オン−１−イル　ｄ／−シス／トランスークリサンタ
マート（一般名アレスリン：商品名ピナミン：住友化学
工業株式会社製、以下ピナミンとｈう） ｏ３−アリル−２−メチルシクロペンター２−エン−４
−オン−１−イル　ｄ−シ欠／トランスーク’）ｔンＰ
マート（商品名ピナミンフォルテ：住友化学工業株式会
社製、以下ピナミンフォルテという） Ｏｄ−３−アリル−２−メチルシクロペンタ−２−工ン
−４−オン−１−イｋｄ−）ランスークリサンテマート
（商品名エキスリン：住友化学工業株式会社製、以下エ
キスリンという）０３−１リル−２−メチルシクロペン
タ−２−エン−４−オン−１−イル　ｄ−）クンスーク
リナンテマート（一般名パイオアレスリン、以下バイオ
アレスリンという） ＯＮ−（３，４，６，６−チトラヒドロ７タリミド）−
メチル　ｄ／−シス／トランスークリサンテマート（−
数名フタルスリン：商品名ネオピナミン：住友化学工業
株式会社製、以下ネオピナミンという） ｏ５−ベンジル−３−７リルメチル　ｄ−シス／トツン
スークリサンテマート（−数名しスメトリン：商品名り
リスロンフォルテ：住友化学工業株式会社製、以下クリ
スロンフォルテという）０５−（２−グロパギル）−３
、−７リルメチルクリデンテマート（−数名フツメトリ
ン、以下７クメトリン七いう） ｏ３−フェノキシベンジル　２＋　２−ジメチル−３−
（２＊’２’−ジクロロ）ビニルシックプロパンカルポ
キシレート（−数名ベルメトリン二商品名エクスミン：
住友化学工業株式会社製、以下エクスミンと−う）　　
　　　・ ０３−フェノキシベンジル　ｄ−シス／トランスークリ
サンテマート（−数名フエツトリン；商品゛名スミスリ
ン：住友化学工業株式会社製、以下スミスリンという） Ｏｓ−シアノフェノキシペンジル−イソプロビル−４−
クロロフェニルアセｆ−）（−ｆｌｌｋ名ｙｚンパレレ
ート；商品名スミナイジン；へ住友化学工業株式会社製
以下スミサイジンという）Ｏｄ−３−アリル−２−メチ
ルシクロペンタ−２−エン−４−オン−１−イル　１１
−）ツンスークリサンテマート（商品名エキスリン；住
友化学工業株式会社製、以下エキスリンという）ｏ（ｓ
）−ａ−シアノ−３−フェノキシベンジル（ｌＲ，シス
）−３−（２，２−ジクロロビニル）　−２，２−ジメ
チルシフ９プロパンカルボキシレート（以下デカメスリ
ンという） ０（Ｒ，５）−ａ−シアノ−３−フェノキシベンジル（
ｌＲ，１ｓ）−シス／トランス−３−（２，２−ジクロ
ｂピ’−）ｖ　’）　−２，２−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート（以下−イパーメスリンという） Ｏａ−シアノ−３−７エンキシペンジル　ｄ−シス／ト
ランスークリサンテマート（以下サイア′エツトリンと
いう）　” ０１−エチニル−２−メチル−２−ペンテニルシス／ト
ランス−′クリサンテマー′ト ０１−エチニル−２−メチル−曇−ペンテニル２１２’
）　／　ｆ　ｔシー３−（２／−メ≠ルニ１′−フロベ
ニル）シクロプロ／壽ンー１−カルポキジレー□トＯ１
−エチニル−２−メチル−２−ペンテニル２゜２、３．
３−テトラメチルシクロプロパシ力ルポ今シレート　　
　　　　　　　　　　　１・パパパｔＯ１−エチニル−
２−メチル−２−ペンテニル２゛、２−ジメチル−３−
（２，’２／−ジクロルビニル）シ　”クロシロパン−
１−カルボキシレート ００．０−ジメチル　０−（２，２−ジクロロ）ビニル
ホスフェート（以下ＤＤＶＰ　という）ｏｏ−インプロ
ポキシフェニル　メチルカーバメート（以下パイボンと
いう） ００．０−ジメチル　ｏ−（３−メチル−４−二トロフ
ェニル）チオノフォス７エー）１／！、下スミチオンと
いう） ００．０−ジメチル　０−２−イソプロピル−４−メチ
ル−ピリミジル−（６）−チオ７オス７エート（以下ダ
イアジノンという） ００．０−ジメチル　５−（１，２−ジヵルポエトキシ
エチル）−ジチオフォス７二−）（以下マツ、ン、ンと
いう） ００．０−ジメチル−〇−（３−オキソ−２−７エニル
ー２Ｈ−ピリダジン−６−イル）７オスフエート（以下
ピリダフェンチオンという）本発明における上記殺虫薬
剤に蝶、通常用いられている効力増強剤、揮散率向上剤
、消臭剤、香料等の各種添加剤を任意に添加することが
できる。

効力増強剤としては、ピペロニルプトキサイド、Ｎ−プ
ロビルイゾーム、ＭＧＫ−２６４、サイネピリン°２２
２、サイネピリンｓｏｏ、リーセン３８４、ＩＢＴＡ、
Ｓ−４２１等が、揮散率向上剤としてはフェネチルイソ
チオシアネート、パイミックス酸ジメチル等が、消臭剤
としてはラクリル酸メタクリレ−）　（ＬＭＡ　）等が
、香料としてはシトクール、シトロネラール等が夫々例
示できる。

本発明においては上記殺虫薬剤及び必要に応じ添加され
る各１１８加剤とアゾジカルボンアミド（以下ＡＣと略
記する）ｔ−併用することを必須とする。該ＡＣは、２
００〜２１０”Ｃの発泡温度を有し、該湿度で急激に熱
分解して主に無壽、無実性のＮ’ｓガスを発生するもの
であ抄、上記熱分解によっても毒性や刺激臭の間礁を実
質的に伴わず、極めて′安全性の高いものである。しか
も該ＡＣｉｆ、之を殺虫薬剤とＭ合徒し時間放縦するも
該薬剤に対し何ら悪影響を与えることなく、特に注目す
べきこ七に、殺虫薬剤の有効揮散率を顕著に向上させる
働きを奏する６本発明において１ＡｃＦｉ、之に通常、
添加される例えば ｒ　Ｄｙｐｈｏｓ　Ｊ　　（ナショナル　リード社製造
）、ｒ　Ｔｒｉｂａｓ＠Ｊ　　（ナショナル　リード社
製造）、ｒ　０Ｆ−１４Ｊ　　（アデヵアーガス社製造
）、ｒ　０Ｆ−１６Ｊ　　（アデヵアーガス社製造）、
ｒ　ＫＶ−６８Ａ−ＩＪ　　（共同薬品社製造）、「Ｍ
蟲ｒｋ−５５３Ｊ　（アデヵ　ケミ社製造）ｒ　Ｓ　ｊ
ｃｏｓｔａｂｔ　６０　Ｊ　及びｒ　５ｆｃｏｓｔａｂ
　６１　Ｊ（シーブｖ　（Ｇ、ＳｊｅｇＪｅ　＆Ｃｏ、
　）社製造）４！Ｆ＋Ｃｄ−ステアレート、Ｃトス′テ
アレート、Ｚｎ−ステアレート５Ｚｎ−１りｆ−）、Ｚ
ｎＯ，Ｓｎ　−ｗＬｚ−）、ＺｎＣ０ａ　％尿素、クロ
ムエフ−、カーボンブラック等の添加剤を併用して発泡
温度を低下させることか可能である 本発明ＫｓＰｈて上記ＡＣの殺虫薬剤に対する混合−ノ
合は、得られる組成物の所望殺虫効力等に応じて適宜Ｋ
ｌ択できるが、通常殺虫薬剤に対し１／！菫量倍程度以
上とするのがよい。ＡＣの混合割合の増大に伴い次第に
殺虫薬剤の有揮欽率は向上するがあまりに多くなっても
効果は向上しない０通常殺虫薬剤に対しＡＣを１／２〜
３°ｏｌ量倍程度好ましくは１〜２ＯＮ＃量倍程度とす
るのがよい、を九上記殺虫剤及びＡＣの混合形Ｓけ特に
制限されず混合粉末の一１″１でもよいが、作業性及ｒ
メ得られる組成物の製造及び使用の簡便性を考慮すると
、適当な顆粒伏、錠剤吠、塊状、ペレット状、棒状、板
状、ペースト吠等としたりまた熱溶融性の樹脂袋等に混
合封入するのが好ましく、之等各使用形１１に応じて各
種バインダー、溶剤等を使用できる。

かくして得られる本発明の害虫駆除用燻蒸剤組成物は、
公知のこの種燻煙剤と同様にニトロセルロース等の比較
的安全な駿化燃焼剤と共に用いることもできゐが、好オ
しくけ適当な容器等に収容され、間接的に加熱して上記
組成物を燃焼させ、ることなく、組成物中のＡＣを熱分
解させ、該熱分解ガスの作用により殺虫薬剤を燻蒸させ
て利用される。上記において熱源上しては、混合物を加
熱することＫよって該混合物中のＡＣを発泡させ得る温
度を口供できる各種のものを利用できる。具体的には以
下の如き熱源を有利に使用できる。

（ｌ　　加水反Ｆ）Ｋより発熱する化合物例えば塩化マ
グネシクム、塩化アルミニウム、塩化力ルシクム、塩化
歌等水を添加するのみで発熱反応する物質を例示できる
。

（り　　通電忙より発熱する電気的熱−例えばニクロム
線等の電熱線、シート状ヒーター、半導体を利用するヒ
ーター等を例杏できる。　４ （３）　　酸化反応により発熱する金輪もしくは命綱化
合物と助剤等との組み合せ、 例えば鉄粉と酸化剤（塩素酸アンモニクム等）とを混合
する方式、金属と該金属よりイオン化傾向の小さい金属
酸化物又は酸化剤とを混合する方式、鉄と硫酸カリウム
、硫化鉄、金属塩化物、硫酸鉄等の少なくとも１種との
混合物を水及び酸素と接触させる方式、鉄よりイオン化
傾向大なる金属と鉄よりイオン化傾向小なる金属のハロ
ゲン化物との混合物を水と接触させる方式、金属と重硫
酸塩との混合物を水と接触させる方式、アルミニウムと
アルカリ金属硝酸塩との混合物に水を加える方式等を例
示できる。

（４）　　金属硫化物の酸化反応を利用するもの、例え
ば硫化ソーダと炭化鉄との混合物を酸素と接触させる等
の方式を例示できる。

本発明組成物は上記各種熱源を通電、混合、もしくは水
及び／又は空気と接触させることにより発生する熱量を
利用して加熱される。殊に上記の間接加熱によれば、本
発明組成物は何ら着火熱焼を生起されるとをなく加熱さ
れ、組成物中のＡＣが熱分解反応し、このＡＣの熱分解
反応生成ガスにより、組成物中の殺虫薬剤が強制放歌さ
れると共に、その揮散を促進され、しかも熱分解や変性
等の起る高温に全くさらされることなく極めて短時間に
急激且つ有効に蒸散される。

従って本発明組成物の利用によれば部屋その他の限定空
間内に棲息する蚊、蝿、蚤、南京虫、イエダニ、コナダ
ニ、チリダニ等の各種ダニ類。

ゴキブリ等の害虫を極めて効果的に駆除できる。

５以下本発明を叉に詳しく説明するため実施例を挙げる
。尚実施例における殺虫薬剤の有効揮散率Ｆｉ１密閉容
器内で本発明組成物を加熱して殺虫薬剤を燻蒸せしめ、
容器内空気をベンゼン中に通じて空気中の薬剤をベンゼ
ン中に捕集し、これを濃縮後ガスクロ嘴トゲラフイーに
よ抄測・定し、初期殺虫薬剤重量に対する百分率で表わ
したものである。

実施例　ｌ 過当な円筒状容器に、下記第１表記載の各殺虫薬剤及び
ＡＣを混合収納して本発明組成物試料を作成した。上記
各試料を入れた容器を電熱線により外部的に加熱（！＆
高温度３００℃）し、容器内組成物中のＡＣを熱分解さ
せ、殺虫薬剤−を揮散させる。その時の殺虫薬剤の有効
揮散率を測定した結果は下記第１表に示す通りである。

第　　１　　表 比較例　ｌ 実施例Ｉにおいて屁を用いない以外はｌ同様にして殺虫
秦剤単独試軒を作成し、これを同様に加熱して゛その有
効揮散率を求めえ結果を下記−２表に示す。

第　２　表 上記９３１表及び４１６２表の比較から明らかな通り本
発明組成物によれば殺虫薬剤Ｋ　ＡＣを混合するととＫ
よって、同−鰍の薬剤を同一温度に加熱する場合に夷に
士数倍乃至数十倍も有効に発散させ得ることが判る。

比較例　２ 公知の燻煙剤の如く燃焼性基剤に殺虫薬剤を混合し之を
着火燻煙させる。その時の有効揮散率を下記第３表に示
す。

第　　３　　表 以下本発明害虫駆除用燻蒸剤組成物の経時安定性試験及
び本発明組成物試料の発煙量試験を行なった。

〈経時安定性試験〉 べ虫薬剤各０．１　ｇ及びＡＣ，１ｇをガラスピンに入
れ、４０℃及び室温下に１ケ月関放置後殺虫薬剤の安定
性を求めた。結果を第４表に示す。

第　　４　　表 〈発煙量試験〉 ＩＸＩＸＩ（ｍ”）のチャンバー内にて、本発明組成物
試料６、及び比較の九め比較例２に記し九市販のＳ鉄剤
相当品（試料ＡＣ−１）の夫々を燻蒸乃至燻煙させ、室
内の発生煙による濁度を、「衛生試験法（注解）Ｊ（１
９７３年版）水質試験法３、濁度、ａ透視比濁法に記載
の標識板による判定基準に従い目視判定する。各試料に
つき５回上記試験を行ない得られた結果の平均値は下記
の通抄である。

本発明組成物試料ムロ　　　　６７ｃｍ市販燻煙剤（試
料ＡＣ−１）１６ａＩＭ上記結果より本発明試料は市販
燻煙剤に比し格段に発煙が少なく、実質的に発煙を認め
られなｈさも言い得ることがやＪる。

（以　上） ：：

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　殺虫薬剤と共にアゾジカルボンアミドを含有するこ
   とを特徴とする害虫駆除用燻蒸剤組成物。 ■　間傍的に加熱されて用いられる特許請求の範囲第１
   項に記載の組成物。