JPS5826695A - 防汚特性の優れた接水構造物外板 - Google Patents

防汚特性の優れた接水構造物外板

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JPS5826695A
JPS5826695A JP12905382A JP12905382A JPS5826695A JP S5826695 A JPS5826695 A JP S5826695A JP 12905382 A JP12905382 A JP 12905382A JP 12905382 A JP12905382 A JP 12905382A JP S5826695 A JPS5826695 A JP S5826695A
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JP
Japan
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outside plate
plate
water contact
adhesive
antifouling
Prior art date
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Application number
JP12905382A
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JPS5855037B2 (ja
Inventor
Shunei Tsukahara
塚原俊英
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5855037B2 publication Critical patent/JPS5855037B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B59/00Hull protection specially adapted for vessels; Cleaning devices specially adapted for vessels
    • B63B59/04Preventing hull fouling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防汚特性、耐波浪性等に優れた船舶を含む接
水構造物の接水外板に関する0従来、鋼船等においては
、船体外板の防錆と防汚性を考慮して該船体外体にペイ
ントが塗布されている。特に、第1図に示す没水部1に
は防錆ペイントとその上に防汚ペイントが塗布される。
しかし、このような防錆、防汚法においては、次のよう
な欠点がある0 (1)  防汚ペイントの寿命が短い(1年程度、長い
ものでも2〜5年ンので、何度も塗りかえる必要がある
(2)  新造船であってもペイントを塗布すると表面
粗さが相当あるため、船体の摩擦抵抗増加の原因となり
、燃料消費量が増えるか、船のスピードが落ちる。
(3)  防汚ペイントを何度も塗りかえていると、船
体外板の表面粗さが更に粗くなり、それに伴なって上記
(2)の欠点が促進される〇(4)防汚ペイントの性能
が十分でないので、海中生物等が船体表面に付着し、摩
擦抵抗が増え、燃料消費量の増加、もしくは船のスピー
ドの落下につながる。
本発明は、これらの欠点を解消するためになされたもの
で、船舶を含む接水構造物の接水外板に防汚性能の良好
なタイル状金属板を絶縁性接着剤または防錆ペイントと
絶縁性接着剤とを介して貼着してなる防汚特性の優れた
船舶を含む接水構造物の接水外板に関するものである。
なお、本発明における接水構造物とは、海水や淡水に少
くともその一部が浮き又は沈んでいる構造物を指す。
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は、第1図に示した通常の船体外板に本発明を適
用する場合を説明するだめの図で、第2図(A)が側面
図、第2図(B)が第2図(A)の一部拡大図、第2図
(C1が拡大断面図である。
第2図(A1−(C)において、1は鋼またはそれに代
る金属材等の通常の船体外板、2は防汚性能の良好なタ
イル状金属板で、Cu板あるいは特願昭55−5168
7号、同55−80118号として特許出願されたCu
 合金板、その他適宜の高防汚性能金属板が使用され、
表面粗度も滑らかで、かつタイル状(例えば1 m X
 1 mの大きさ)のものが使用される。5は絶縁性接
着剤で、ゴム、その他エポキシ、ポリエステル、ウレタ
ン等樹脂系接着剤のような絶縁性能に優れた接着剤が使
用され、ゴム系接着剤を使用する場合には、フィルム(
またはシート)状や液状で、その他の上記絶縁性接着剤
を使用する場合には、フィルム(−!たけシート)状、
液状、ペースト状等で適用される。該絶縁性接着剤3は
、外板1とタイル状金属板2との接着やタイル状金属板
2同志の接着のほかに、外板1とタイル状金属板2との
絶縁の作用をもなすものである。
上記構成の本発明を適用した船体外板は、主として外板
1により船体強度が保たれ、防汚性能の良好なタイル状
金属板2によりスライムやフジッボ等海洋生物の付着防
止と表面滑面化作用がなされる0更に該タイル状金属板
2は、一枚の連続板の場合とは異なり、波浪等によって
船体に生じる曲げや捩れに対して外板1に良好に追従で
き、その端部で応力かにげやすいのではがれにぐい。又
もしはがれた場合でも、はがれを部分的に(その1枚だ
けに)おさえることができる。さらに熱膨張によるはが
れは大きなピース(1枚の連続板)の場合に比べて起り
にぐい。また、たとえ流木等の衝突等によってダメージ
を受は第5図中符号aで示すような穴がおいても、外板
1とタイル状金属板2とは絶縁性接着剤3により絶縁さ
ねているため、いわゆる異種金属同志の接触による電蝕
が生ぜず、外板1が腐食することは殆んどない。
もしも、第4図に示すように、外板(鋼)1と防汚性能
の良好な金属材料2とが絶縁されていない状態にある場
合は、外板(鋼)1と金属材料2とが結合され海水中に
あり、海水と金属材料2のみが接している時は問題ない
が、金属材料2に流木等により穴があいた時は、防汚性
能の良好な金属材料2は一般に外板(鋼ン1よりも電位
が高いため、外板1と金属材料2間に腐食電池が形成さ
れ、電位の低い外板1が溶は出し、最悪の場合は符号す
で示すように外板1に穴がおいてし捷う。本発明の絶縁
性接着剤は、このような事態を未然に防ぐことができる
また、一般に、船舶には電気防食による電場が、港湾に
は臨港鉄道からの漏洩電流等による電位傾度をもった電
場が存在し、また航行中の船舶にも溶存酸素儂度差、温
度差、流速差等に起因するマクロセル電流が発生して、
船舶周辺に電場を形成している。この電場内に銅板(す
なわち、防汚金属板)を置けば、水よりも銅の電導性が
すぐれているので、電流が銅板中を流れる。長大な船で
は船首−船尾間の電位を比較するとかなりの電位差とな
り、最高電位の部分及び最低電位の部分、における電流
密度がかなり大きくなる。これにともなって低電位の部
分では局部的に大量の銅の陽極溶解を起こし、逆に高電
位の部分では全く銅の溶解を起こさなくなる。銅板によ
る防汚効果は銅イオンの溶出により生じるので、高電位
の部分では全く防汚効果がなくなり、逆に低電位の部分
では銅の溶出が過度にすぎ、防食上の問題が生じる。そ
こで、第2図(A)、CB)に示すように、防汚金属板
2をタイル状に細分化して相互に電気絶縁の状態にすれ
ば、電流が流れる事のできる銅板内の電位差は僅少とな
り、電場によって生ずる電流密度も小さくなり、従って
、船体全体でみれば銅の溶解が均一に行われるので、防
汚及び防食上の上記問題が解消されるのである0 第5図は、本発明の他の実施態様例を説明するだめの図
であり、第2図と同一符号は第2図と同一物を示す。
第5図の場合は、船体外板1の表面に、先ず防錆ペイン
ト4を塗布し、その上に絶縁性接着剤5を介して防汚性
能の優れたンイル状金属板2を貼着したものである。
第5図のものは、船体外板に絶縁性接着剤を介して防汚
性能の良好なタイル状金属板を貼着する際には、船体外
板面のゴミ、錆、油等を除去する必要があり、これらを
除去した後、直ちに貼着すれば問題はないが、貼着まで
に間隔があく際には再び錆が生じることがあり、これを
防ぐために船体外板面のゴミや錆を除去した後防錆ペイ
ントを塗布し、上記貼着マでの期間にr余裕を持たせる
ことができるものである。
以上説明した本発明による効果をまとめると次の通りで
ある。
(1)  防汚性能の良好な金属板をタイル状にして貼
着しであるため、波浪等により接水構造物、特に船体に
生じる曲げや捩ね、に対して外板に良好に追従するため
、はがれにくい。もしはが名ても、それを部分的におさ
えることができる。
(2)接着剤を介して防汚性能の良好なタイル状金属板
を貼着しているので、船舶、その他の接水構造物建造工
程め最終段階での貼着が可能であり、建造工程中での防
汚性能の良好な金属板表面の損傷が少ない。特にシート
状のゴム系接着剤を接着剤として用いる場合には蒸気等
で簡単に加熱するだけで貼着が可能となるため建造が容
易である(ゴム系接着剤の中には加熱することによシ溶
け、冷える時に接着力を生じるものもある)0 (3)  防汚金属材料を使用しているため、従来のよ
うに防汚ペイントを塗シかえる必要は全くなく、シかも
防汚性能は常に初期の状態を保持できる。
(4)  接水構造物が船の場合は、防汚金属材料を使
用しているため、従来の防汚ペイントを塗布した場合に
比べ、新造船の時であっても表面粗度が滑らかであり、
摩擦抵抗が少なく、燃料費の節約が可能もしくは船速か
減少しない0 (5)同様に船の年数が経るに従って従来の防汚ペイン
ト塗布の場合は塗りかえのために表面粗さが粗くなるが
、本発虻め場合は新造船の時と変らないので、年数を経
ても本発明のものは摩擦抵抗が少なく、燃料費の節約も
しくは船速低下の防止ができる0 (6)防汚ペイントに比し防汚金属材料の方が防汚性能
に優れるため、本発明のものは海洋生物等が付着し難く
、よって船の場合には摩擦抵抗も少なく、燃料費の節減
もしくは船速低下の防止が可能である0 (7)万一防汚性能の良好な金属板および接着剤が流木
等によってダメージを受は穴がおいても、接着剤が絶縁
性のものであるため外板の電位による腐食は殆んどない
【図面の簡単な説明】 第1図は通常の船体外板の説明図、第2図(A)〜(C
)は第1図に示す船体外板に本発明を適用した場合の説
明図で、第2図(A”lは側面図、第2図(B”lは第
2図(A)の一部拡大図、第2図(c)は拡大断面図、
第5図は第2図に示す本発明を適用した船体外板が流木
等の衝撃等によりダメージを受けた場合の説明図、第4
図は本発明に係る絶縁性接着剤を使用しない場合に生じ
る欠陥を説明するための図、第5図は本発明の他の実施
態様を説明するだめの図である。 図中、1は船体外板、2は防汚性能の良好なタイル状金
属材、5は絶縁性接着剤、4は防錆ペイントである0 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − 斗3図 身4図 矛5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船舶を含む接水構造物の接水外板に防汚性能の良好なタ
    イル状金属板を絶縁性接着剤または防錆ペイントと絶縁
    性接着剤とを介して貼着してなる防汚特性の優れた接水
    構造物外板0
JP12905382A 1982-07-26 1982-07-26 防汚特性の優れた接水構造物外板 Expired JPS5855037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12905382A JPS5855037B2 (ja) 1982-07-26 1982-07-26 防汚特性の優れた接水構造物外板

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JP12905382A JPS5855037B2 (ja) 1982-07-26 1982-07-26 防汚特性の優れた接水構造物外板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5826695A true JPS5826695A (ja) 1983-02-17
JPS5855037B2 JPS5855037B2 (ja) 1983-12-07

Family

ID=14999916

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12905382A Expired JPS5855037B2 (ja) 1982-07-26 1982-07-26 防汚特性の優れた接水構造物外板

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JP (1) JPS5855037B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4987036A (en) * 1988-06-02 1991-01-22 Seamark Systems Limited Marine antifouling

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4987036A (en) * 1988-06-02 1991-01-22 Seamark Systems Limited Marine antifouling

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JPS5855037B2 (ja) 1983-12-07

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