JPS61136689A - 海洋生物付着防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野ン 本発明は船舶、海洋構造物等の外板面に海洋生物が付着
するのを防止する海洋生物付着防止装置に関するもので
ある。

（従来の技術〉 従来船舶、海洋構造物等の外板面に貝類や藻のような海
洋生物の付着を防止する手段として外板面に防汚塗料を
塗布することが行なわれて、外板面に対する海洋生物の
付着を防止し、海洋航行体においては、摩擦抵抗の増加
を防止することによす船速の低下や燃料消費量の増加を
防止していた。

ま友、海洋生物の付着を防止し得る特性を有する防汚金
属材を海洋航行体の外板面に取付ける手段も試みられて
いた。

（発明が解決しようとする問題点） 前記の防汚塗料を塗布する海洋生物付着防止対策では、
海洋航行体の外板面への海洋生物付着防止効果が充分で
なく、防汚塗料の寿命が短かい。

また前記防汚金属材を海洋航行体の外板面に取付ける海
洋生物付着防止対策では、防汚金属材を外板面全体に取
付けるので、コスト高になるという問題点かあつｔｏ （問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、海洋構造物の
吃水線部附近に同海洋構造物に対して絶縁して取付けた
防汚金属材と、前記海洋構造物の下端部に同海洋構造物
に対して絶縁して取付は定電極と、上記防汚金属材と陽
極及び上記電極と陰極を連結する導線とを具えたことを
特徴とする特洋生物付着防止装置に係わり、その目的と
する処は、海洋生物付着防止効果が充分あり、コスト高
とならない海洋生物付着防止装置金供する点にある。

（実施例） 次に本発明の海洋生物付着防止装置ｔ−第１図乃至第３
図に示す一実施例により説明する。鋼製船体（１）の吃
水線部附近に銅まｔは鋼合金よりなる高防汚金属材（２
１を第２図に示すように、絶縁の接着材（３）ヲ介し鋼
製船体（１）に接着して、高防汚金属材（２）ｔ−絶縁
する。ま几、第３図に示すように、船底と船体の竜骨部
に電極（４１１に：絶縁・接着材（３）ｔ−介して接合
する。船体（１）の内部に具えられｔ直流電源（５）の
陽極を船内を通る導線（６）を介し高防汚金属材（２）
に接続し、陰極全船内を通る導線（７）ヲ介して、電極
（４）に接続する。

（作　用） 次に前記海洋生物付着防止装置の作用を説明する。直流
電源（５）から電流金泥すと、高防汚金属材＋２＋の表
面より海水中に鋼が溶出して、銅イオンが船体の没水部
金層い防汚作用をする。尚銅イオンは海水より比重が重
く、陰極性を帯び定電’［（４）との間に静電力が働き
、吃水線部附近より下方に回って沈下し、鋼製船体ｔｉ
ｌｔ−覆うので、高防汚性金属材（２）全取付けていな
い吃水線部以下の鋼製船体（１）にも防汚作用が働く。

（発明の効果） 本発明の海洋生物付着防止装置は前記のように、海洋構
造物の吃水線部附近に同海洋構造物に対して絶縁して取
付は次防汚金属材と、前記海洋構造物の下端部に同海洋
構造物に対し絶縁して取付けｔ電極と、上記防汚金属材
と陽極と及び上記電極と陰極とを連結する導線とを具え
ているので、防汚金属材と電極との間に直流電圧金掛け
ると海洋構造物の没水部全体にわｔって、海水中全降下
する防汚金属材のイオンが覆うので、充分な海洋生物付
着防止効果を発揮し、防汚金属材は海洋構造物の−゛部
のみに取付けるｔめコスト高とならない効果がある。

以上本発明を実施例について説明し几が、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神全逸脱しない範囲内で種々の設計の改変金施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る海洋生物付着防止装置の一実施例
を示す説明図、第２図は高防汚金属材全船体に取付は友
状態金示す縦断面図、ｇｇ３図は電極を船体に取付は友
状態を示す縦断面図である。 （２）・・・高防汚金属材、　（３）・・・絶縁・接着
材、（４）・・・電　極、　　　　（５）・・・直流電
源。 復代理人　　弁理士　　岡　本　重　文外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 海洋構造物の吃水線部附近に同海洋構造物に対し絶縁し
   て取付けた防汚金属材と、海洋構造物の下端部に同海洋
   構造物に対し絶縁して取付けた電極と、上記防汚金属材
   と陽極及び上記電極と陰極を連結する導線とを具えたこ
   とを特徴とする海洋生物付着防止装置。