JPS58222129A - 含ハロゲンエラストマ−の架橋方法 - Google Patents

含ハロゲンエラストマ−の架橋方法

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JPS58222129A
JPS58222129A JP10395782A JP10395782A JPS58222129A JP S58222129 A JPS58222129 A JP S58222129A JP 10395782 A JP10395782 A JP 10395782A JP 10395782 A JP10395782 A JP 10395782A JP S58222129 A JPS58222129 A JP S58222129A
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JP
Japan
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halogen
crosslinking
elastomer
compd
moderate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10395782A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Nakamura
中村 儀郎
Kunio Mori
邦夫 森
Keisuke Komatsu
小松 啓祐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フッ素ゴム及びエピクロルヒドリンゴムなどの含ハロゲ
ンエラストマーは、一般に架橋速度が大きいとスコーチ
時間が短か過ぎたり、一方スコーチ時間が長いと架橋速
度も小さいというように架橋反応性のバランスが悪いた
め、従来より架橋速度とスコーチ時間とを任意に調整し
得る架橋方法の開発が要請されているが、十分に満足し
得る架橋方法はいまだ見い出されてはいない。
したがって本発明の目的は、架橋特性の良好な含ハロゲ
ンニジストマーの架橋方法を提供するととにある。
本発明のこの目的は、含ハロゲンエラストマーを、ジ又
はトリチオール−8−トリアジン化合物、ホスホニウム
塩及び周期律表IA、ITA、IIB又はIVA族金属
の化合物の存在下に加熱することによって達成される。
本発明において用いられる含)・ロゲンエラストマーと
しては、四フッ化エチレン、六フッ化プロピレン、三フ
ッ化塩化エチレン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデンな
どの含フツ素不飽和単量体の重合体又は該単量体と共重
合可能な他の単量体との共重合体であるフッ素ゴム、エ
ピクロルドリンの重合体又はエビノ・ロヒドリンと他の
飽和若しくは不飽和のエポキシド等との共重合体である
エピハロヒドリンゴム、ポリクロロプレンゴム、塩素化
ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチレン及びハロ
ゲン化ブチルゴムなどが挙げられる。
ジ又はトリチオール−8−)リアジン化合物は、一般式 で示される化合物から選択される。ここでR1及びR9
を構成する炭化水素残基としては、メチル、エチル、ブ
チル、エチルヘキシルナトノアルキル基、シクロヘキシ
ルなどのシクロアルキル基、ヘンシル、メチルベンジル
、エチルベンジルなどのアラルキル基、フェニル、ナフ
チル、ブチルフェニル、ヒドロキシ−ジー1−ブチルフ
ェニルナトのアリール基又は置換アリール基、アリル、
オレイルなどのアルケニル基などが例示される。、R1
と電 とが他端でつながって環を形成しているものとし
ては、モルホリノ、ピペリジル、ピペコリルなどが例示
される、該化合物の具体例としては、トリチオシアヌル
酸;2−メトキシ−12−エトキシ、2−フェノキシ、
2−ブチルアミノ−12−アニリノ、2−ナフチルアミ
ノ−52−ジメチルアミノ−52−ジエチルアミノ−1
2−ジブチルアミノ−12−ジフェニルアミノ−12−
ジシクロへキシルアミノ−12−モルホリノ−又は2ム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩などが
挙げられる1、 ホスホニウム塩は一般式 %式%) で示される化合物及びこの化合物の複合塩から選択され
る。ここでR1、R4、R1、R1を構成する炭化水素
残基としては、メチル、エチル、ブチル、エチルヘキシ
ル、ドデシルなどのアルキル基、シクロヘキシルなどの
シクロアルキル基、ベンジル、メチルベンジルナトのア
ラルギル基、フェニル、ナフチル、ブチルフェニルなど
のアリール基又は置換アリール基などが例示される。2
〜3級アミノ基としては、メチルアミノ、エチルアミノ
、アニリノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノなどが、
フルオロアルキル基としてはトリフルオロメチル、テト
ラフルオロフロビル、オクタフルオロペンプルなどが例
示される、上記化合物の具体例としては、テトラブチル
−、テトラオクチル−、メチルトリオクチル−、ブチル
トリオクチル−、フェニルトリフチル−、ベンジルトリ
ブチル−、ベンジルトリシクロへキシル−、ベンジルト
リオクチル−、ブチルトリフェニル−、オクチルトリフ
ェニル−、ベンジルトリフェニル−、テトラフェニル−
、シフェニルシ(ジエチルアミ、))−、フェニルペン
ジルジ(ジメチルアミノ)−、フェニルベンジルジ(ジ
エチルアミノ)−、トリフルオロメチルベンジル−、テ
トラフルオロプロピルトリオ= 5 − クチルーホスホニウムクロライド又はブロマイドなどが
挙げられる1、また、複合塩としては上記化合物と三ハ
ロゲン化ホウ素、硫酸、亜硫酸、炭酸、ケイ酸、カルボ
ン酸な炉ア塩が例示される。
また、周期律表IA、HA、HB又はIVA族金属の化
合物は、酸受容性のものであればいずれも使用可能であ
るが、その具体例としてマグネシウム、カルシウム、亜
鉛、ケイ素、鉛の酸化物、リチウム、ナトリウム、カリ
ウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バ
リウム、亜鉛の水酸化物、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、亜
鉛、鉛の炭酸塩、マグネシウム、バリウム、鉛のケイ酸
塩、マグネシウム、鉛の亜リン酸塩、ナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、スズ、鉛の酢酸塩
、カプリル酸塩、オクチル酸塩、ラウリン酸塩及びステ
アリン酸塩のような有機酸塩などが挙げられる、 本発明において用いられる各化合物の含ハロゲンエラス
トマー100重量部当たりの使用量は、 6− 通常ジ又はトリチオール−8−)リアジン化合物01〜
10重量部好ましくは05〜5重量部、ホスホニウム塩
01〜10重量部好ましくは05〜5重量部、金属化合
物05〜20重量部好ましくは1〜IO重量部である。
架橋は上記三成分の共存下に含ハロゲンニジストマーを
80〜250℃、好ましくは120〜200 ’Cで加
熱することにより達成される。なお、架橋に際して含ハ
ロゲンエラストマー用の通常の配合剤、例えば補強剤、
充填剤、軟化剤、可塑剤、老化防止剤、加工助剤などを
共存せしめることができることはいうまでもない。また
、上記架橋の後、架橋物を常法に従って、熱処理するこ
とも可能である。
次に本発明を実施例により説明する。なおエラストマー
及び配合剤の使用部数は重量基準である1、実施例1 フッ素ゴム(モンテジソン社製品 テクノフロンNM)
100部に対し、第1表に示す配合剤を添加した配合物
を60℃でロール混練し、得られたゴム混線物の架橋特
性を160℃で60分間レオメータ−により測定した。
結果を第1表に示す。
同表より、本発明によって架橋速度及びスコーチ時間の
適度な架橋が達成されることがわかる。実験番号6のよ
うに強塩基性の酸受容体(オクチル酸バリウム)と弱塩
基性の酸受容体(酸化マグネシウム)とを共存させるこ
とによって特に好適な架橋特性が達成される。
−9= 実施例2 第2表に示す配合剤を用いたほかは実施例1と同様の実
験を行い、第2表に示す結果を得た。
10− −11一 実施例3 第3表に示す配合剤を用い、ロール混線を40℃で行っ
たほかは実施例1と同様の実験を行い、第3表に示す結
果を得た。
 12− −13一 実施例4 第4表に示す配合剤を用い、ロール混線を40℃で行っ
たほかは実施例1と同様の実験を行〜・、第4表に示す
結果を得たつ −14= 実施例5 フッ素ゴム(モ/テジソン社製品 テクノフロンNM)
100部、MTカーボン25部、ポリエチレン系粘着防
止剤1部、酸化マグネシウム5部、水酸化カルシウム5
部、2−ジブチルアミノ−礪6−シチオールーS−)リ
アジン2部及び第5表に示すホスホニウム塩の配合物の
架橋特性及びこの配合物を160℃で表示の時間加熱し
て得られた架橋物の物性を測定した。結果を第5表に示
す。
 15− 実施例6 実施例5実験番号3で用いた酸化マグネシウム及び水酸
化カルシウムの代りに第6表に示す金属化合物を用いて
同様の実験を行ったところ、第6表に示す結果が得られ
た1、 第  6  表 実施例7 実施例5実験番号3で用いた2−ジブチルアミノ−46
−ジチオール−S−トリアジンの代りに第7表に示すジ
又はトリチオール−8−トリアジン化合物を用いて同様
の実験を行ったところ、第7表に示す結果が得られた。
第  7  表 実施例8 エピクロルヒドリン−エチレンオキシド等モル共重合体
ゴム100部、FEFカーボン40部、 18− ソルビタンモノステアレート3部、トリチオシアヌル酸
1部、酸化マグネシウム5部及び第8表に示すホスホニ
ウム塩の配合物の架橋特性を実施例5〜7と同様にして
測定した。結果を第8表に示す。同表より、エピクロル
ヒドリン系重合体ゴムの架橋においてもホスホニウム塩
を用いることによって迅速な架橋を達成することができ
る。
第8表 実施例9 実施例8実験番号3で用いた酸化マグネシウム 19− の代りに第9表に示す金属化合物を用いて同様の実験を
行ったところ、第9表に示す結果が得られた。
第  9  表 実施例1O 実施例8実験番号3で用いたトリチオシアヌル′□1゜ 酸の代りに第10表に示すジメルカプト−8−トリアジ
ン化合物を用いて同様の実験を行ったところ第10表に
示す結果が得られた。
第  10  表 実施例11 第11表に示す配合処方に従って調製した配合物の架橋
特性を実施例5と同様にして測定1.、その結果を第1
1表に示した。同表より、各種含ノ・ロゲンエラストマ
ー組成物において本発明の架橋剤系(実験番号2.4.
6)は迅速な架橋速度を示すことがわかる。
□。
第  11  表 *1 昭和ネオプレン社製 ネオブレZWRT本2 デ
ュポン社製  ハイパロン40*3 昭和ネオプレン社
製 エラスレン401A特許出願人  日本ゼオン株式
会社 =22−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 含ハロゲンエラストマーを、ジ又はトリチオール−8−
    )リアジン化合物、ホスホニウム塩及び周期律表IA、
    I[A、ITB又はIVA族金属の化合物の存在下に加
    熱することを特徴とする含・・ロゲンエラストマーの架
    橋方法。
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