JPS5822134A - 易接着性ポリプロピレンフイルム - Google Patents

易接着性ポリプロピレンフイルム

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JPS5822134A
JPS5822134A JP12139081A JP12139081A JPS5822134A JP S5822134 A JPS5822134 A JP S5822134A JP 12139081 A JP12139081 A JP 12139081A JP 12139081 A JP12139081 A JP 12139081A JP S5822134 A JPS5822134 A JP S5822134A
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film
adhesion
ratio
paper
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Toshiya Yoshii
吉井 俊哉
Masaji Kawamura
正司 川村
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Toray Industries Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D7/00Producing flat articles, e.g. films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2023/00Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
    • B29K2023/10Polymers of propylene
    • B29K2023/12PP, i.e. polypropylene

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、易接着性ポリプロピレンフィルム。
特に紙と糊づけする時の接着性にすぐれたポリプロピレ
ンフィルム(以下PPフィルムと略称する)に関するも
のである。紙とフィルムを貼シ合せた積層物を材料とし
て箱や袋を作ることは広く行なわれているが、この場合
1紙とフィルムを糊づけする工程が必要である。たとえ
ば9紙とフィルムの積層物からサックマシンを用いて箱
を作る場合。
箱状に折り曲げた端部を糊づけして箱とするが。
この糊づけは、フィルムと紙を接着せしめることになる
。この糊づけ(通常サック貼りという)は速乾性が必要
であるため9通常、アクリル系モノマと酢酸ビニルとの
共重合体を主成分とするエマルジョン系接着剤が使用さ
れるが、従来のppフィルムはかかる接着剤による接着
性が劣るため。
はとんど実用化されていないのが現状である。本発明の
目的は、この速乾性の接着剤を用いた際の接着性不良と
いう欠点を解消せしめ9紙との糊づけ、つまり、サック
貼りが容易にできるようなppフィルムを提供せんとす
るものである。
本発明は上記目的を達成するため1次の構成。
すなわち、フィルムの少なくとも片方の表面層の原子構
成比が、(酸素原子の数/炭素原子の数)の比において
0.15〜0.35の範囲にあり、かつ(窒素原子の数
/炭素原子の数)の比において0005〜0.08の範
囲にある易接着性ポリプロピレンフィルムを特徴とする
ものである。
(酸素原子の数/炭素原子の数)の比(0/Cと略記す
る)は、0.15〜0.35の範囲にあることが必要で
あり、さらに好ましくは、0.20〜0.30の範囲に
あることが望ましい。この範囲より小さい値になると、
糊との接着性が劣ったものとなってしまう。また逆に、
この範囲よシ大きい値になると、フィルム表層が脆くな
る傾向が出てくるため、やはり接着強さが低下してしま
う。次に。
(窒素原子の数/炭素原子の数)の比(N / Cと略
記する)は、0.005〜0.08の範囲にあることが
必要であり、さらに好ましくは0.01〜0.05の範
囲にあることが望ましい。N / Cの値がこの範囲よ
り小さい値になると、糊との接着性が劣ったものとなる
し、また逆に、この範囲よシ大きい値になると、やはシ
表層が脆くなるため接着性が低下し、しかもフィルムの
すべりが悪くなるため9作業性が劣ったものとなってし
まう。本発明の重要なポイントは、ppフィルムの表層
(通常1表面から100λ程度の深さまでの極薄層)が
、酸素原子と窒素原子を上記した範囲内の量で同時に保
有していることである。なお表層が酸素原子のみを保有
している場合、あるいはその逆に窒素原子のみを保有し
ている場合は、いずれも糊との接着性が劣ったものと々
るので、これをサック貼り用に用いることは極めて難し
い。
次に1本発明フィルムの製造方法の数例を示す。
PPフィルムを窒素雰囲気中におき、フィルムの温度を
30〜100℃、好ましくは40〜80℃に保ち、印加
電気エネルギー5.000〜6.000 J/ m2゜
好ましくは4.000〜5.500.77m2でコロナ
放電処理をする。次いで、このフィルムを炭酸ガス雰囲
気中へ移し、この中で、上記と同じ条件でコロナ放電処
理する。
このような方法によって、酸素原子と窒素原子ヲ特定範
囲、 ッi り O/Cカ0.15〜o、3s 、 好
−4しくけ0.20〜0.50 、 N/c7p)= 
0.005〜0.08 、 好ましくは0.01〜0.
05の範囲にある表層を持つ易接着性ppフィルムを作
ることができる。また。
別の製造方法として、上記の順序を逆にしてもよい。つ
まり、まず炭酸ガス雰囲気中で上記と同じ条件で処理し
9次いで窒素雰囲気中で上記と同じ条件で処理しても1
本発明フィルムを作ることができる。さらに別の製法と
しては、窒素と炭酸ガスの混合気体(炭酸ガスの体積比
0.5〜50チ)の中にppフィルムを置き、フィルム
温度を50〜100℃、好ましくは40〜80℃に保ち
つつ、印加電気エネルギー5.000〜4000J/m
2.好ましくは4、000〜5,500 J/m2で゛
コロナ放電処理をしても。
本発明フィルムを作ることができる。
なお1本発明は上記のような易接着性ppフィルムを特
徴とするものであるが、このフィルムの片面の表層のみ
を上記した窒素原子と酸素原子の双方を特定量範囲保有
するようにし1反対面の表層は実質的に酸素原子の特定
範囲量のみを保有するようにすることにより、さらにす
ぐれたフィルムとすることができる。りまl、PPフィ
ルムの片面(A面)表層の原子構成比が、0/Cの比で
0.15〜0.55(好ましくは0.20〜0.i)、
 N/Cの比で0.005〜O,OS(好ましくは0.
01〜0.05)の範囲にあるようにし、その反対面(
B面)表層O原子構成比ヲ、 O/C(D比テ0.10
〜0.40 (好ましくは0.15〜0.35 ) 、
 N/CO比テO−0,003(好ましくは0〜0.0
01)の範囲にあるように構成するのである。このよう
に、A面とB面の原子構成比をかえることにより、A面
は特にサック貼りに適した易接着性表面となシ、B面は
すべりや帯電防止性がよいので作業性にすぐれた表面と
なる。このようなPPフィルムをサック貼りに用いる場
合には、まず紙とB面を貼り合せて2層積層体とし、こ
れを箱の形に合せて打抜き、折り曲けて箱の形とし、こ
の箱の端部をA面と紙が合着する形で糊づけする。この
ようにしてできた箱は。
表面がppフィルムで被覆された形となっており。
A面′A;箱の表面となっているわけである。このpp
フィルムで被覆された箱は、従来がらあるポリ塩化ビニ
ルフィルムあるいはポリアクリル酸系フィルムで被覆さ
れた箱と比べて、耐熱性、耐薬品性、水蒸気バリア性な
どがすぐれておシ、シかも焼却時に塩酸などの有害ガス
が発生しないという利点を有している。このようなA面
とB面の異なるPPフィルムの製造法の1例を次に示す
ppフィルムを窒素と炭酸ガスの混合気体(炭酸ガスの
体積比0.5〜50チ)の中に置き、フィルム温度を5
0〜100℃、好ましくは40〜80℃に保ちつつ、印
加電気エネルギー3.000〜6.000J/m2.好
ましくは4,000〜5,500 :J/m?でPPフ
ィルムのA面をコロナ放電処理する。次に、このフィル
ムを窒素と酸素の混合気体(酸素の体積比1〜30チ)
中へ移し、フィルム温度を30〜100℃、好ましくは
40〜80℃に保ちつつ、印加電気エネルギー500〜
3.000 J/ m2.  好ましくは1.000〜
2,000 J/m2でPPフイ/l/ ムノB面をコ
ロナ放電処理する。このような製法によって、A面とB
面の原子構成比が異なる。サック貼りに適したppフィ
ルムを作ることができる。
なお1本発明でいう紙とは、セルロースを主成分とする
天然紙あるいは、セルロース成分を50重量係以上混抄
された混抄紙を意味するものであり、特に、白板紙、ク
ラフト紙あるいは化粧紙などが好ましく用いられる。サ
ック貼り用に用いる場合には9坪量50〜3,000 
g/m2.特に好ましくは坪量100〜2.000 g
/m20紙が好適である。この範囲より小さい坪量の紙
では、できあがった箱の堅牢度が不足するし、また逆に
、この範囲より大きい坪量の紙では、接着性不良を生じ
やすくなり、しかも経済的に不利である。
本発明は、PPフィルム表層の酸素および窒素の原子構
成比を特定範囲に入るようにした結果として9次のよう
なすぐれた効果を生じるものである。すなわち。
(1)接着性にすぐれているので、サック貼りに使用す
ることができる。
(2)すべりが良好ゆえ9作業性にすぐれている。
(3)帯電防止性の発現も良好ゆえ9作業性にす・ぐれ
ている。
(4)透明性、光沢が良いので、サック貼りに用いた場
合9箱の外観が美しく仕上る。
以上述べたように1本発明ppフィルムは、特にサック
貼り用として好適なものであるが、その他にも1紙と貼
り合せて袋を作る用途、印刷物の表面に貼り合せる。い
わゆるプリント・ラミネート用途、フィにム自身に印刷
して包装用材料や接着テープの基材とする用途、あるい
はフィルムに蒸着して包装用途あるいは工業用途に使用
するなど各種の用途に用いることができる。
次に本発明における用語および測定法について説明して
おく。
(1)  ポリプロピレンフィルム 無延伸、−軸延伸あるいは二軸延伸フィルムのいずれで
もよいが、特にサック貼り用としては。
二軸延伸ppフィルムが好ましい。なお、ポリプロピレ
ンという表現は、プロピレンのホモポリマだけではなく
、プロピレンと他のオレフィン(エチレンやブテン−1
など)との共重合体も含んでいる(但し、プロピレン含
量が70重量係以上)。
マタ、プロピレンホモポリマと、上述の共重合体とを積
層して、2層あるいは3層積層フ5イルムとしたものも
9本発明でいうポリプロピレンフィルムという表現の中
に含まれるものである。
(2)  フィルム表層の原子構成比の測定法国際電気
(株)製のESCAスペクトロメーターES200型を
用い9次の条件でフィルム表面を測定した。
励起X線 :  A/  Ka線(14B&6eV)X
線出力 :  10kV20mA 温 度=20℃ 運動エネルギー補正 : 中性炭素(ンCH2)の運動
エネルギー値を1202.OeVに合わせた。
得られたスペクトルから、 CISのピークとOTSの
ピークの面積比を、(酸素原子の数/炭素原子の数)の
比、つまりO/ Cの値とし、またCISのピークとN
Isのピークの面積比を、(窒素原子の数/炭素原子の
数)の比、つまりN / Cの値とした。
(3)サック貼りの接着性評価方法 フィルムと化粧紙(坪量350 g/m2)を通常のド
ライラ゛ミネートの方法で貼シ合せて、フィルムと紙の
積層シートを作る(接着性を評価すべきフィルム面が外
へ出る形で紙と貼り合せる)。このシートから、Scn
幅×10口長さの試料を2枚切りとる。この片方の試料
のフィルム表面に、速乾性のエマルジョン系接着剤(ア
クリル酸と酢酸ビニ。
ルの共重合体を主成分とする)を50g/m”の割合で
塗布し、この上に、もう片方の試料の紙の面をあてがい
、 100g/an2の圧力で1分間圧締する。
これを室温に24時間放置した後1両試料の両端を手で
持ち、瞬間的に剥離する。この剥離後の状態を観察して
1次の基準で接着性の良否を判断する。通常、この評価
が「優」であることが必要とされるが、用途によっては
、「良」、「可」でも使用できる場合がある。
〈接着性〉 「優」:フイルム面と紙面は接着されたままで、剥離は
紙自身の破壊によって生 じている。しかも、剥離後にフィル ム面に残った紙を、さらに手で剥が すこともできない。
「良」二上記と同じく、剥離は紙自身の破壊によって生
じているが、剥離後にフ ィルム面妃残った紙を手で剥がすこ とができる。
「可」:剥離面が、フィルム面から剥離された部分と9
紙自身の破壊による部分 との混在になっている。
「不可」:剥離が完全にフィルム面から生じている(従
って1紙はまったく破壊さ れていない)。
次に実施例によって9本発明の実施態様を説明する。
実施例1 メルトインデックス2.0g/10分のプロピレンホモ
ポリマのベレットに、ベタイン系の帯電防止剤0.5係
および高級脂肪酸アミドを主成分とするすべり向上剤0
.15%を添加混合して、280℃で溶融押出し、50
℃の冷却ドラムに巻きつけて冷却固化せしめて:未延伸
シートを作った。このシートを140℃に加熱しつつ、
長手方向に5倍延伸し。
次いで、155℃に加熱しつつ1幅方向に10倍延伸し
、これを熱処理して、厚さ20ミクロンの二軸延伸PP
フィルムを作った。このフィルムの片面(B面)を空気
中、70℃にてコロナ放電処理した(印加電気エネルギ
ー1.80017m2 )。次いで。
このフィルムを、♀素と炭酸ガスの混合気体(炭酸ガス
の体積分率10チ)中へ移し、80℃に加熱しつつ1反
対面(A面)をコロナ放電処理した(印加電気エネルギ
ー4,000.r/m2)。かくして得られたフィルム
のA面表層の原子構成比は、0/Cが0.25.N/C
が0.02であシ、またB面表層の原子構成比は0 /
 Cが0.20 、 N / Cが0であった。
このフィルムのB面と紙とを通常のドライラミネート法
で貼り合せたが、B面の帯電防止性およびすべりが良好
であったので1作業性が極めてすぐれていた。この積層
シートを用いて、A面の接着性評価を行なったところ、
接着性は「優」であった。(なお、比較のため、B面の
接着性評価も行なってみたが、接着性は「不可」であっ
た。)以上の結果から9本発明フィルムが作業性、接着
性ともにすぐれており、サック貼シ用途に好適であるこ
とがわかる。
実施例2 実施例1で得たフィルムのB面と化粧紙とを。
ウレタン・イソシアネート系接着剤を用いてドライラミ
ネートシ、積層シートを作った。このシートをサックマ
シンにかけて、200個/分の速度で箱を作った。糊づ
け用の接着剤としては、アクリル系モノマと酢酸ビニル
との共重合体を主成分とする水性エマルジョンタイプの
ものを用いた。
得られた箱を1日間放置した後1箱の接着部の接着性を
評価してみたところ、「優」の接着性を示した。この結
果から1本発明フィルムがサック貼り用途に極めて適し
ていることがわかる。
比較例 実施例1のフィルムのA面のコロナ放電処理において、
混合気体組成、印加電気エネルギー量および処理時の温
度を各種変更して、A面表層の原子構成比が変ったフィ
ルムを作成し、それらについて、接着性の評価を行なっ
た。その結果を次にまとめて示す。
サンプル番号  0/CN/C接着性 1    0.22    0     不可20.2
20.008可 50.220.026優 40・220,065良 5    0.22   0.095    不可6D
    O,026−不可 7 o、320.026可 8    0.40   0.026    不可以上
の結果がら、0/cおよびN / Cの値が本発明範囲
内にあるフィルムの接着性が最もすぐれていることがわ
かる。
特許出願人  東 し 株 式 会 社手  続  捕
  正  書 昭和  年  月  日 やil’Fffあ、あ6゜ウ  °”°°°′1、事件
の表示 昭和56年特許願第121390号 2、発明の名称 易接着性ポリプロピレンフィルム 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都中央区日本橋室町2丁目2番地名称 
(315)東し株式会社 4、補正命令の日付  自発 5、補正により増加する発明の数  なし6、補正の対
象 (1)明細書簡9頁2行目 「工業用途に使用」を「工業用途1例えば電気絶縁材料
やコンデンサーの誘電体材料などに使用」と補正する。
(2)  同 第15頁12行目 「ていることがわかる。」の下に次の文を追加する。
「実施例6 表面処理の施されていないコンデンサー用二軸延伸ポリ
プロピレンフィルム(厚さ8μm)を炭酸ガス雰囲気中
でコロナ放電処理(印加電気工ネル・ギー4,000 
J/m2) L 、次いで、窒素雰囲気中に移して、同
条件でコロナ放電処理をして、 O/Cが0.25.N
/Cが0.025の易接着性ポリプロピレンフィルムを
作った。このフィルム表面に、常法によって、アルミニ
ウムを厚さ約0.05μm蒸着して。
蒸着−フィルムとした。このフィルムをコンデンサー用
電気絶縁油であるアルキルベンゼンに80℃で一昼夜浸
した後、蒸着膜の接着強さをセロファンテープ剥離法で
調べたが、まったく剥離されず。
十分な接着強さを保持していた。
なお比較のため1通常の空気中でコロナ放電処理したフ
ィルム(0/C= 0.28 、 N/C= 0 ) 
 K同じ蒸着を施して、同条件で絶縁油中に浸してみた
ところ、蒸着膜は容易に剥離され、接着強さが絶縁油に
よって大きく低下させられていることがわかった。
以上の結果から0本発明フィルムは、油浸蒸着コンデン
サー用の誘電体として、すぐれていることがわかる。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルムの少なくとも片方の表面層の原子構成比が、(
    酸素原子の数/炭素原子の数)の比において0.15〜
    0.35の範囲にあり、かつ(窒素原子の数/炭素原子
    の数)の比において0.005〜0.08の範囲にある
    易接着性ポリプロピレンフィルム〇
JP12139081A 1981-08-04 1981-08-04 易接着性ポリプロピレンフイルム Granted JPS5822134A (ja)

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