JPS609004Y2 - 押出しチユ−ブ用積層材 - Google Patents

押出しチユ−ブ用積層材

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Publication number
JPS609004Y2
JPS609004Y2 JP14393078U JP14393078U JPS609004Y2 JP S609004 Y2 JPS609004 Y2 JP S609004Y2 JP 14393078 U JP14393078 U JP 14393078U JP 14393078 U JP14393078 U JP 14393078U JP S609004 Y2 JPS609004 Y2 JP S609004Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
laminated material
extruded tubes
polyethylene
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Application number
JP14393078U
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JPS5560332U (ja
Inventor
裕志 多田
喜之 神本
Original Assignee
東洋アルミニウム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、練歯磨等の押出しチューブ用積層材の改良に
関する。
押出しチューブ用材として、金属箔内面に合成樹脂フィ
ルムを積層して成る構造の材を使用することは、既に提
案されている(特公昭39−10847号公報、同42
−12574号公報、同50−3447誇公報、等)。
又、この型の積層材に於ける合成樹脂フィルムとしては
、ヒートシール性、内容物に対する耐食性、コスト等の
点を考慮する限り、実際上はポリエチレン・フィルム以
外に適当なものは見当らないという現状にある。
しかし乍ら、前掲特許公報に於いても指摘されている通
り、ポリエチレン・フィルムの積層使用は下記に示す技
術上の困難を有せざる得ないものであった。
1内層17の構造は、成る種の内容物、例えば弗化物含
有歯磨ペーストの如き高度の酸性を有する内容物に直接
に接触しても剥離することのないように、箔材籾層16
と接着せしめられるべき点に於て、極めて重要である。
広汎な調査研究に依れば、現在公知のエチレン重合体と
金属基体との間に於て、後衛される如き一定期間の経過
後にも損傷されることのない商業的に容認され得る接着
を構成することは、斯かる条件下に於ては極度に困難で
あり、多くの場合に実際上不可能であることが示されて
いる。
殊に、アルミニウム箔の中間層と、其の両面に重ねられ
た公知慣用の低密度或は高密度ポリエチレン層とから成
る3重層体は、38°Cにて1年間という典型的な通常
の保管状態に於て、弗化第一錫を包含する歯磨ペースト
に被曝されるときは、プラスチックと箔との間の接合面
に於て殆んどの場合甚だしい剥離を示す。
重層作業の際に於ける公知の接着剤の附加的使用は、現
在までの所商業的に容認し得る構造体を提供し得るに至
っておらず、又箔の予備加熱の如きローラー圧延重層処
理の他の変形処理も同様に望ましい結果をもたらしてい
ない。
つまり、従来公知のポリオレフィンは、金属製基体に対
し満足し得る接着をもたらさないのであって、之等は又
特殊の条件下に於て歪曲裂開する傾向をも有する。
J(特公昭50−34472号公報第4欄3桁目以下) 他方、アルミ箔と合成樹脂フィルムとの積層材を押出し
チューブ形成材として使用するに当っては、チューブに
形成した場合の機械的性質、即わち金属箔の有するデッ
ドフォールド性並びに合戒樹脂フィルムにより提供され
るべきステイフネス(腰強さ)という相反する性質を適
切に結合することが、実用上極めて重要となる。
しかるに、従来技術は、押出しチューブとしての使用に
際して欠き得ないこれら機械的性質に関する課題の解決
という点でも、必らずしも充分なものとは言い難いもの
であった。
上記に鑑み、本考案は、積層量接着強度及び気体バリヤ
ー性、耐食性に優れ、しかも内容物の取り出しが容易な
押出しチューブ用の新規積層材構造の提供をその主たる
目的とするものである。
添付図面に於いて、厚さ5〜100Pのアルミ箔1の片
面上に、ウレタン系ドライラミネート用接着剤層(3〜
10P)2を介して厚さ5〜50μのポリエチレンテレ
フタレート・フィルム3、更にその上に同じくウレタン
系ドライラミネート用接着剤層(3〜10P)4を介し
てその接着面がコロナ処理等された厚さ30〜150μ
のポリエチレン・フィルム5を順次一体的に積層して本
考案積層材が製造される。
ここに於いて、アルミ箔1とポリエチレン・フィルム5
との間に、両者に対してなじみがよく且つフッ素等の腐
食性気体に対するバリヤー性に優れたポリエチレンテレ
フタレート・フィルム3を中間層として設けた結果、積
層量接着強度及びガスバリヤ−性の点で、従来技術の前
記困難が完全に解消され得る。
加えて、中間層としてのポリエチレンテレフタレート・
フィルムは、ステイフネスの極めて大きい樹脂フィルム
とじて周知であり、従って、その層厚を適切に調整すれ
ばアルミ箔の有するデッドフォールド性及びポリエチレ
ン・フィルムの柔軟可塑性と相協同して好適な機械的特
性をチューブに付与し得る。
本考案者による広範囲に亘る研究の結果、所要の押し出
し適性をチューブに付与するには、各層の層厚は前衛の
範囲内で設定されなければならないことが判明した。
他方、アルミ箔1の外面には、所要に応じて表面被覆層
6としてプラスチック・フィルム7を一層又はそれ以上
積層してもよく、或いは文字、図形等の印刷層、紙等を
適宜積層してもよい。
この表面被覆層6の最外層は、耐損傷性、美観、包装性
等を考慮して厚さ20〜100Pのポリエチレン・フィ
ルム8から威るのが一般的である。
以上詐術の通り本考案積層材は、ポリエチレン・フィル
ムの使用により生起する従来技術の諸困難を解消し、し
かも、機械的性質の顕著に相違する三層を一体的に積層
して戒るものであるので独特な使用適性(感触)を有す
る押出しチューブの提供を可能とするものであり、その
実用上の価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案積層材の積層構造を示す部分拡大模
式断面図である。 1・・・・・・アルミ箔、3・・・・・・ポリエチレン
テレフタレート・フィルム、5・・・・・・ポリエチレ
ン・フィルム、6・・・・・・表面被覆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面被覆層、厚さ5〜100μのアルミ箔、厚さ5〜5
    0μのポリエチレンテレフタレート・フィルム及び厚さ
    30〜150μのポリエチレン・フィルムを順次一体的
    に積層して成る、押出しチューブ用積層材。
JP14393078U 1978-10-19 1978-10-19 押出しチユ−ブ用積層材 Expired JPS609004Y2 (ja)

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JPS5560332U JPS5560332U (ja) 1980-04-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717743A (en) * 1980-06-25 1982-01-29 Toppan Printing Co Ltd Laminated tube vessel having chemical resisting property
JPS5717744A (en) * 1980-06-25 1982-01-29 Toppan Printing Co Ltd Laminated tube vessel having high chemical resisting property
JPS58212944A (ja) * 1982-06-07 1983-12-10 出光石油化学株式会社 積層体
JPS59179034U (ja) * 1983-05-18 1984-11-30 藤森工業株式会社 押出容器用積層材料
JPS59179035U (ja) * 1983-05-18 1984-11-30 藤森工業株式会社 押出容器用積層材料
JP4787733B2 (ja) * 2006-12-26 2011-10-05 積水化学工業株式会社 液体容器

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JPS5560332U (ja) 1980-04-24

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