JP5810603B2 - 非吸着性を有するイージーピール包装袋の製造方法 - Google Patents

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本発明は、最内層であるシーラント層が非吸着性に優れ、開封に際し、易剥離性(以下、イージーピール性)を有する包装材を用いた包装袋に関する。
従来、最内層であるシーラント層同士の面々をシールして食品等内容物を収容する密封軟包装袋で、その開封に際し、シール部の一部を容易に剥離(ピール)して内容物を取り出すことのできるイージーピール性包装袋が知られ、食品分野をはじめ化粧品、医薬品等の種々の分野に数多く使用されている。
このイージーピール性とは、手などで剥離(ピール)し易く、かつある程度の接着強度を有する性質をいい、JIS−Z0238の密封軟包装袋の試験方法によれば、ヒートシール強さが2.9N〜5.9N/15mm程度とされている。このような性質をもった上記イージーピール性包装袋のうち、図1の側断面図に示すような基材(10)の裏面にシーラント層(20)が積層されているイージーピール性包装材(1)を用いて、例えば図2の正面図に示すように、内容物(30)として医薬品等固体を収納するもので、前記表裏2枚のイージーピール性包装材(1)のシーラント層同士がシールされるシール部(40)が、イージーピール性包装材(1)の周縁に有し、その一部が被ピール部(開封時ピールされるシール部(40a))でなり、その被ピール部(40a)の先端に非シール部(42)を有するイージーピール性包装袋(2)があり、その開封に際し、この非シール部(42)を形成する非シール片(42a)に手を掛けることによって被ピール部(40a)から剥離(ピール)し易いようにしてあるものである。
上記のような従来のイージーピール性包装袋においては、シーラント層にポリエチレン樹脂が使用されることが一般的である。ただし、ポリエチレン樹脂は酸素、炭酸ガス、水蒸気、フレーバーなどの気体を透過し易いため、単層または多層からなる基材層にバリアフィルムを使用することが多い。
前記バリアフィルムとしては、金属箔を含む積層体や金属の蒸着層を形成したプラスチックフィルムを含む積層体が広く使用されている。そして上記金属箔としてはアルミニウム箔が性能、コスト、加工性の点から一般的に使用されている。
ところが、上記金属箔や金属蒸着層は非吸着性を発揮する厚さとした場合には不透明となり、包装材料として使用した際に内容物が透視できないという欠点があった。また、金属箔は、焼却したときに炉の中で塊となってしまい、廃棄性に問題があった。
また、上記ポリエチレン樹脂は香料成分や医薬品の薬効成分などを吸着しやすいため、基材にバリアフィルムを用いた場合でも、内容物の吸着によりシーラント層やラミネート部の脆化が生じ、開封強度が劣化したり、設計とは異なる部位での凝集破壊やデラミネーションが起きたりし易い。
これに対し、アクリロニトリル共重合体の樹脂層は上記問題が無く、十分に非吸着性材料として実用できるため、非吸着性包装材料の構成中に一般的に使用されている。さらに、アクリロニトリル共重合体は香気成分を透過させない、保香性材料としても知られている。
このアクリロニトリル共重合体は、例えば20〜30μmのフィルムとして提供されており、接着剤を用いたドライラミネート、あるいは溶融した接着性樹脂の層を介するサンドラミネートにより、他のフィルム(例えば基材フィルム)と積層され、包装材料の一部を構成するのが一般的である。
しかしながら、アクリロニトリル共重合体樹脂は、耐熱性および製膜性能が悪いため、市販のアクリロニトリル共重合体フィルムの製膜方法はインフレーション製膜に限られ、薄膜化、偏肉制御も困難であった。そのため、フィルムは高価となり、使用商材も付加価値の大きい高価な商材にしか使用できなかった。したがって、従来技術においてはイージーピール性包装袋のシーラント層にアクリロニトリル共重合体フィルムは用いられてこなかった。
特開2002−225934号公報 特開2006−315688号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、香料成分や薬効成分が規定量含まれるトイレタリー、化粧品、医薬品などの耐内容物性を必要とする包装袋において、バリア性および非吸着性能に優れ、ラミネート部やシーラント層が脆化せず、開封時にデラミネーションや開封強度の低下などがないイージーピール性包装袋を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、少なくとも1層からなる基材フィルムの一方の面にシーラント層が積層されているイージーピール性包装材を用いて、該包装材のシーラント層面同士がシール接着され、該シール接着されたシール部のうち被ピール部の外端に非シール部を有するイージーピール性包装袋において、前記シーラント層にアクリロニトリル共重合体樹脂用いられ、前記アクリロニトリル共重合体樹脂からなるシーラント層を前記基材フィルム上に押出法により積層する際に、アクリロニトリル共重合体樹脂をポリオレフィン系樹脂と共に2層共押出した後、前記ポリオレフィン系樹脂層のみを剥離することによって、前記アクリロニトリル共重合体樹脂のみをシーラント層として得ることを特徴とするイージーピール性包装袋の製造方法である。
本発明のイージーピール性包装袋はシーラント層がアクリロニトリル共重合体樹脂からなるため、包装材料に内容物成分の非吸着性およびバリア性を付与できる。また、本発明のイージーピール性包装袋はヒートシール強度が2.9〜5.9/15mm程度の範囲内となり、容易に開封することが可能である。
本発明のイージーピール性包装袋の一実施例を示す側断面図である。 本発明のイージーピール性包装袋の一実施例を示す正面図である。 本発明のイージーピール性包装材の一実施例を示す側断面である。
以下に本発明を具体的に説明する。
本発明の非吸着性包装材は、図1に示すように、基材フィルム(10)、シーラント層(20)が順次積層された包装材料である。
基材フィルム(10)は、包装材の主たる層であり、包装材に機械的強度、テアー性、スリップ性、耐熱性という性質を与える。好ましい材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフィルム、6−ナイロン、6,6−ナイロン等のポリアミドフィルム、あるいはポリプロピレンフィルムなどの機械的強度に優れた材料が使用できる。特に、これらの1軸または2軸延伸フィルムを使用することが好ましい。また、これらのフィルムには、必要に応じて周知の添加剤、例えば静電防止剤やスリップ剤、防曇剤、紫外線吸収剤などを添加することができる。また、必要に応じて周知の処理、例えばコロナ放電処理やオゾン処理、フレーム処理等を施すことができる。
この基材フィルム(10)の厚さは特に制限はないが、12〜40μmとすることが好ましい。
包装材には通常印刷層が形成されるが、基材フィルム(10)のシーラント層(20)が積層される面に形成することが好ましい。
また、基材フィルム(10)は、風合いの付与や剛度付与の目的のために、上記フィルムの外面側または内面側に紙または不織布(坪量15〜90g/m2)を積層する2層構成や、内容物メーカの要求や内容物の化学的反応性に応じてアルミニウム箔を積層する2層構成を用いることができる。
上記基材フィルム(10)にはシーラント層(20)として、アクリロニトリル共重合体を積層する。
一般に市販されているアクリロニトリル共重合体フィルムの製造に用いられる樹脂は、インフレーション製膜に適するように分子量が例えば15万と大きく、またメルトインデックス(MI)が例えば7〜8と低いため、ヒートシール温度が高くなってしまう。これは、シールに適当な溶融粘度になる温度が、分子量とともに高くなるためである。また、一般に市販されているアクリロニトリル共重合体フィルムは、ヒートシール温度が高いだけでなく、ヒートシール強さが高いためにイージーピール性を発現することが難しい。
そこで好ましくは、分子量が5〜10万と低いアクリロニトリル共重合体樹脂を用いることが好ましい。さらに好ましくは、メルトインデックス(MI)が例えば30など、高いアクリロニトリル共重合体樹脂を用いることが好ましい。このようなアクリロニトリル共重合体樹脂を用いることによって、従来のアクリロニトリル共重合体フィルムに比べて、ヒートシール可能な温度範囲と時間範囲が広くなり、製袋時のシール温度を20〜30℃低くすることが可能となる。
また、アクリロニトリル共重合体は、量産適性のある一般的な溶媒には溶解しないため、コーティングして薄い層とすることはできない。
そこで、上記基材フィルム(10)にはシーラント層(20)として、アクリロニトリル共重合体を押出しラミネートして積層する。アクリロニトリル共重合体層を押出法により積層する際に、その表面が適度に荒れることにより、イージーピール性を付与することが可能となる。さらに加えて、前述したような分子量が低く、メルトインデックス(MI)が高いアクリロニトリル共重合体樹脂を用いることにより、ヒートシール強さが2.9〜5.9N/15mm程度の安定したイージーピール性を付与することが可能となる。
また、このとき基材フィルムとアクリロニトリル共重合体層間のラミネート強度は10.0N/15mm以上と高いため、イージーピール性包装袋の開封時に基材フィルムとアクリロニトリル共重合体層との間で剥離して二重蓋状となることはない。
また、従来のアクリロニトリル共重合体フィルムをシーラント層に用いる場合、両非シール片(42a)のシーラント層同士が静電気により密着してしまい、この包装袋の開封に際し、非シール部に手を掛け難く、そのため被ピール部(40a)からピールし難いという問題が生じる場合がある。
しかしながら、前述のようにアクリロニトリル共重合体層を押出法により積層する際に、その表面が適度に荒れることにより、非シール部の非シール片同士が静電気により密着することがなくなり、アンチブロッキング剤等を添加せずとも容易に開封することが可能となる。
アクリロニトリル共重合体樹脂は押出法による製膜性能が良くはなく、単層で押出して製膜することは容易ではない。そこで、製膜性能に優れる直鎖状低密度ポリエチレン(以下、LLDPE)などのポリオレフィン系樹脂と共押出することにより製膜性能が向上し、アクリロニトリル共重合体層(12)の厚みを5〜20μmと薄く形成することができる。
また、ポリオレフィン層としては、アクリロニトリル共重合体層との共押出し適性を考慮して、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンとすることが好ましい。このポリオレフィン層の厚さは10〜30μmとすることが好ましい。
図1は、基材フィルム(10)上に非吸着性シーラントフィルムを共押出しラミネートすることにより得たものである。なお、ラミネートに先立ち、積層面にアンカーコーティング剤をコートしたり、コロナ処理やオゾン処理等の前処理を必要に応じて行うことができる。
以下に、本発明の非吸着性包装材の具体的な実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<実施例>
厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタラートフィルムにグラビア用インキで印刷を行った。この印刷側にポリウレタン系樹脂のアンカーコート剤を0.5g/m2の塗布量で塗布した。このフィルムのアンカーコート剤塗布面に、アクリロニトリル共重合体樹脂(三井化学 Barex#3000:分子量5万、MI30)10μmと直鎖低密度ポリエチレン樹脂20μmとを、アクリロニトリル共重合体樹脂が基材面側になるように共押出しラミネートにより積層した後、巻き替え機により直鎖状低密度ポリエチレン層のみを剥離して、イージーピール性包装材を得た。
<比較例>
厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムに、ポリウレタン系樹脂をビヒクルとするインキで印刷層を形成した。この印刷層上に、ポリウレタン系樹脂を主成分とするアンカーコート剤を4g/m2の塗布量で塗布し、シーラント層として厚さ30μmのポリエチレン系フィルム(東レフィルム加工(株)、CFフィルム)
を貼り合わせたラミネートフィルムを得た。
実施例および比較例で得られたイージーピール性包装材を30×70mmに切断し、図2に示すように、その周縁のシーラント層同士をヒートシールして、幅(W)5mmのシール部と被ピール部を形成してイージーピール包装袋を作成し、ヒートシール強度を測定した。測定結果は表1に示す通りである。
実施例および比較例の包装材を所定の大きさの袋に作製し、その袋の中に内容物としてフルルビプロフェン20mgを含む貼付剤(三笠製薬(株)、商品名:ゼポラステープ)を7枚封入し、密封シールした包装袋を作製し、それらを各々40℃75%RHの温湿度下で744時間保存した後、袋の単位面積あたりのフルルビプロフェン吸着量をHP−LC(液体クロマトグラフィー)により測定した。測定結果を吸着率に変換したところ、実施例は0.09%、比較例は4.32%であった。
1・・・・イージーピール性包装材
2・・・・イージーピール性包装袋
10・・・基材フィルム
20・・・シーラント層
30・・・内容物
40・・・シール部
40a・・被ピール部
42・・・非シール部
42a・・非シール片
11・・・ポリエチレンテレフタラートフィルム
12・・・アクリロニトリル共重合体
W・・・・シール部の幅

Claims (1)

  1. 少なくとも1層からなる基材フィルムの一方の面にシーラント層が積層されているイージーピール性包装材を用いて、該包装材のシーラント層面同士がシール接着され、該シール接着されたシール部のうち被ピール部の外端に非シール部を有するイージーピール性包装袋において、前記シーラント層にアクリロニトリル共重合体樹脂用いられ、前記アクリロニトリル共重合体樹脂からなるシーラント層を前記基材フィルム上に押出法により積層する際に、アクリロニトリル共重合体樹脂をポリオレフィン系樹脂と共に2層共押出した後、前記ポリオレフィン系樹脂層のみを剥離することによって、前記アクリロニトリル共重合体樹脂のみをシーラント層として得ることを特徴とするイージーピール性包装袋の製造方法。
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