JP2002225934A - イージーピール性包装袋 - Google Patents

イージーピール性包装袋

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JP2002225934A JP2001023283A JP2001023283A JP2002225934A JP 2002225934 A JP2002225934 A JP 2002225934A JP 2001023283 A JP2001023283 A JP 2001023283A JP 2001023283 A JP2001023283 A JP 2001023283A JP 2002225934 A JP2002225934 A JP 2002225934A
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Masanobu Azuma
正信 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造コストが嵩まず、イージーピール性包装袋
の開封に際し、非シール片から容易に開封できるイージ
ーピール性包装袋の提供にある。 【解決手段】基材10の裏面にイージーピール性のシー
ラント層20が積層されているイージーピール性包装材
1のシーラント層20面同志がシール接着されたシール
部40のうちの被ピール部40aの外端に非シール片4
2aを有するイージーピール性包装袋2において、前記
シーラント層20は、被ラミネート層と被シール層との
共押出しによる2層でなり、該被ラミネート層は密度
0.94g/cm2 以上の高密度ポリエチレンを主体と
した樹脂でなり、被シール層は、低密度ポリエチレンに
凝集破壊する樹脂が添加された樹脂でなり、それら厚み
比が50〜80%であるイージーピール性包装袋2とす
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開封に際し易剥離
性(以下イージーピール性という)を有する包装材を用
いた包装袋に関するものであり、特に、ピールされるべ
きシール部の外端に非シール部を有し、その非シール部
を手掛かりにピールするイージーピール性包装袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、最内層であるシーラント層同志の
面々をシールして食品等内容物を収納する密封軟包装袋
で、その開封に際し、シール部の一部を容易に剥離(ピ
ール)して内容物を取り出すことのできるイージーピー
ル性包装袋や容器が知られ、食品分野を始め化粧品、医
薬品等の種々の分野に数多く使用されている。
【0003】このイージーピール性とは、手などで剥離
(ピール)し易く、かつある程度の接着強度を有する性
質をいい、JIS−Z0238の密封軟包装袋の試験方
法によれば、ヒートシール強さが2.9〜5.9N/1
5mm程度とされている。このような性質をもった上記
イージーピール性包装容器のうち、図1の側断面図に示
すような基材(10)の裏面にシーラント層(20)が
積層されているイージーピール性包装材(1)を用い
て、例えば図2(a)の正面図に示すように、内容物
(30)として医薬品等固体を収納するもので、前記表
裏2枚のイージーピール性包装材(1)のシーラント層
(図示せず)同志がシールされるシール部(40)が、
イージーピール性包装材(1)の周縁に有し、その一部
が被ピール部(開封時ピールされるシール部(40
a))でなり、その被ピール部(40a)の先端に非シ
ール部(42)を有するイージーピール性包装袋(2)
があり、その開封に際し、この非シール部(42)を形
成する非シール片(42a)に手を掛けることによって
被ピール部(40a)から剥離(ピール)し易いように
してあるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のイージーピール性包装袋においては、図4
の側断面図に示すように、周縁のシール部(40)のう
ちの被ピール部(40a)の先端の非シール部(42)
で、両非シール片(42a)のシーラント層(20)同
志がよく密着していて、この容器(2)の開封に際し、
この非シール部(42)に手を掛け難く、よって被ピー
ル部(40a)からピールし難いという問題があった。
【0005】このことは、図1に示すようなイージーピ
ール性包装材(1)に於いて、基材(10)の裏面のイ
ージーピール性を有するシーラント層(20)が、基材
(10)側の被ラミネート層(22)と内面側の被シー
ル層(24)との共押出しによる2層でなり、この被ラ
ミネート層(22)は、厚さ30μm程度のポリプロピ
レン系のフィルムでなり、被シール層(24)は、厚さ
10μm程度の低密度ポリエチレンに剥離時に凝集破壊
を引き起こすポリプロピレンやポリブタン−1等をブレ
ンドしたものからなるので、容器化する時のヒートシー
ルでイージーピール性包装材(1)の非シール片(42
a)が平坦より内側にカールし易くなり、よってその両
シーラント層(20)同志がよく密着するようになるも
のであった。
【0006】上記のような密着を防止する方法として、
例えば被シール層(24)の樹脂を融点の高いものにし
たり、あるいはこの被シール層(24)の表面を粗す
(アンチブロッキング剤の添加等による)方法が試みら
れているが、前者は低温ヒートシール性に欠け、結果と
してイージーピール性に欠けるという問題があり、後者
では、材料コストやその製造コストが嵩むという問題が
あった。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、その課題とするところは、基材の裏面
に製造コストが嵩まず、イージーピール性に優れるシー
ラント層が積層されているイージーピール性包装材を用
いて、この包装材のシーラント層面同志がシール接着さ
れ、このシール接着されたシール部のうちの被ピール部
の外端に非シール部を有するイージーピール性包装袋に
おいて、この容器の開封に際し、前記の非シール部から
容易に開封できるイージーピール性包装袋を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、少なくと
も1層でなる基材の裏面にイージーピール性を有するシ
ーラント層が積層されているイージーピール性包装材を
用いて、該包装材のシーラント層面同志がシール接着さ
れ、該シール接着されたシール部のうちの被ピール部の
外端に非シール部を有するイージーピール性包装袋にお
いて、前記シーラント層は、基材側の被ラミネート層と
内面側の被シール層との共押出しによる2層でなり、該
被ラミネート層は密度0.94g/cm2 以上の高密度
ポリエチレンを主体とした樹脂でなり、被シール層は、
低密度ポリエチレンに凝集破壊を引き起こす樹脂が添加
されたイージーピール性樹脂でなることを特徴とするイ
ージーピール性包装袋としたものである。
【0009】上記請求項1の発明によれば、イージーピ
ール性包装材のシーラント層の被ラミネート層を密度
0.94g/cm2 以上の高密度ポリエチレンを主体と
した樹脂層とし、被シール層を低密度ポリエチレンに凝
集破壊を引き起こす樹脂が添加した樹脂層とし、それら
2層を共押し出しによるシーラント層とすることによっ
て、このシーラント層が外側即ち被ラミネート層側にカ
ールし易くなり、かつ容器化する時のシールバーによる
ヒートシールで、非シール部の非シール片が外側にカー
ルするようになり、このイージーピール性包装袋の開封
に際し、非シール片に容易に手を掛けることができ、よ
って容易に開封できるイージーピール性包装袋を提供で
きる。
【0010】また、請求項2の発明では、前記被ラミネ
ート層の厚さは、シーラント層全体に対し50〜80%
の範囲であることを特徴とする請求項1記載のイージー
ピール性包装袋としたものである。
【0011】上記請求項2の発明によれば、被ラミネー
ト層の厚さをシーラント層全体の厚さに対し50〜80
%とすることによって非シール部の非シール片が外側に
カールして密着がなくなり、かつイージーピール性に優
れるイージーピール性包装材とすることができ、50%
に満たないと非シール部の非シール片に外側カールがな
くなって両非シール片のシーラント層同志が密着し、8
0%を越えるとイージーピール性に欠ける包装材となる
ので好ましくない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。本発明は、開封に際し、イージーピール性を有する
包装袋に関するものであり、図1の側断面図に示すよう
に、基材(10)の裏面にイージーピール性を有するシ
ーラント層(20)が積層されているイージーピール性
包装材(1)を用いて、特に図2(a)の正面図に示す
ように、表裏2枚のイージーピール性包装材(1)の周
縁のシーラント層(図示せず)面同志がシール接着さ
れ、そのシール接着されたシール部(40)のうちの被
ピール部(40a)の外端に非シール部(42)となる
非シール片(42a)を有するイージーピール性包装袋
(2)に関するものである。このようなイージーピール
性包装袋(2)の開封は、その非シール片(42a)を
手掛かりに被ピール部(40a)からピールして内容物
(30)を取り出すようにしたものである。
【0013】上記本発明では、まず図2(a)およびそ
の図2(a)のB−B面断面図として図2(b)に示す
ようなイージーピール性包装袋(2)において、図1に
示すように、イージーピール性包装材(1)を構成する
シーラント層(20)は、基材(10)側の被ラミネー
ト層(22)と内面側の被シール層(24)との共押出
しによる2層でなり、この被ラミネート層(22)は、
密度0.94g/cm 2 以上の高密度ポリエチレンを主
体とした樹脂でなり、被シール層(24)は、低密度ポ
リエチレンに凝集破壊を引き起こす樹脂が添加されたイ
ージーピール性樹脂でなるイージーピール性包装袋
(2)としたものである。
【0014】また、本発明では、図1に示すように、上
記の被ラミネート層(22)の厚さは、シーラント層
(20)全体に対し50〜80%の範囲とし、少なくと
も被シール層(24)より厚い層としたイージーピール
性包装袋(2)としたものである。
【0015】以上のようにイージーピール性包装材
(1)を構成するシーラント層(20)の樹脂組成とそ
の厚さの比率とすることによって、図3に示すように、
被ラミネート層(22)と被シール層(24)の2層を
共押し出しで得られるシーラント層(20)としてのフ
ィルムが、被ラミネート側にカールしやすいようにな
り、このようなシーラント層(20)を有するイージー
ピール性包装材を用いて、図2(b)に示すように、イ
ージーピール性包装容器(2)とする時のヒートシール
バーによるシールで、非シール部(42)の両非シール
片(42a)が外側にカールするようになるので、この
イージーピール性包装袋(2)の開封に際し、非シール
片(42a)に容易に手を掛けることができ、よって容
易に被ピール部(40a)をピールして開封できるイー
ジーピール性包装容器(2)とすることができる。
【0016】上記被ラミネート層(22)の厚さをシー
ラント層(20)全体の厚さに対し50%に満たない
と、図4に示すように、非シール部(42)の非シール
片(42a)に外側カールがなくなって非シール片(4
2a)同志が密着し、80%を越えるとイージーピール
性に欠けるイージーピール性包装材となるので好ましく
ない。
【0017】上記本発明のイージーピール性包装袋
(2)を構成するイージーピール性包装材(1)のシー
ラント層(20)として、基材(10)側の被ラミネー
ト層(22)は、例えば密度0.94g/cm2 以上の
高密度ポリエチレン(HDPE)を50〜90重量%程
度とし、それに相溶性のある低密度ポリエチレン(LD
PE)等をブレンドした樹脂とすることができ、また、
最内面側の被シール層(24)は、例えば直鎖低密度ポ
リエチレン(LLDPE)や低密度ポリエチレン(LD
PE)に、凝集破壊を引き起こす樹脂としてある程度の
相溶性のあるポリプロピレンや高密度ポリエチレン(H
DPE)あるいは不相溶成分であるポリスチレンやポリ
ブデン−1を20〜30重量%添加した樹脂とすること
ができ、それら樹脂を共押し出しで2層からなるシーラ
ント層(20)のフィルムとするものである。
【0018】また、本発明のイージーピール性包装袋
(2)を構成するイージーピール性包装材(1)の基材
(10)としては、例えばポリエチレンテレフタレート
フィルム(PET)、二軸延伸ナイロンフィルム(ON
y)、延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)あるいは
アルミニウム箔などが挙げられ、これらフィルムの内少
なくとも1層からなり、その用途、目的等からそれらの
厚さとともに積層数と組み合わせを含め、適宜選定する
ことができる。
【0019】
【実施例】次に実施例により、本発明を具体的に説明す
る。 〈実施例1〉図1に示すように、シーラント層(20)
として、高密度ポリエチレン(HDPE)90重量%と
低密度ポリエチレン(LDPE)10重量%をブレンド
して被ラミネート層(22)用の樹脂(密度0.95)
とし、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)80重量
%と高密度ポリエチレン(HDPE)20重量%をブレ
ンドして被シール層(24)用の樹脂とし、これら両樹
脂を共押し出しで厚さ34μmの被ラミネート層(2
2)と厚さ6μmの被シール層(24)の2層からなる
シーラント層(20)用のフィルムを作成した。
【0020】一方で図1に示すように、厚さ12μmの
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(1
4)の裏面に、ポリエステル/ウレタン系のドライラミ
ネーション用接着剤(塗布量3g/m2 )を介して、厚
さ15μmのアルミニウム箔(12)をラミネートし、
そのアルミニウム箔(12)面に、上記と同様のドライ
ラミネーション用接着剤を介して、厚さ12μmのポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルム(14)を
ラミネートし、さらにそのポリエチレンテレフタレート
フィルム(14)面に、上記と同様のドライラミネーシ
ョン用接着剤を介して、上記で得られたシーラント層
(20)用のフィルムの被ラミネート層(22)面をラ
ミネートしてイージーピール性包装材(1)を得た。
【0021】〈実施例2〉図1に示すシーラント層(2
0)として、高密度ポリエチレン(HDPE)50重量
%と低密度ポリエチレン(LDPE)50重量%をブレ
ンドして被ラミネート層(22)用の樹脂(密度0.9
4)とし、この被ラミネート層(22)の厚さを20μ
mとし、被シール層(24)の厚さを20μmとした以
外は、実施例1と同様にしてイージーピール性包装材
(1)を得た。
【0022】〈比較例1〉図1に示すように、ポリプロ
ピレン(PP)を被ラミネート層(22)用の樹脂と
し、ポリプロピレン(PP)90重量%と低密度ポリエ
チレン(LDPE)10重量%をブレンドした樹脂を被
シール層(24)用の樹脂とし、それぞれ厚さ34μ
m、6μmの被ラミネート層(22)、被シール層(2
4)でなるシーラント層(20)とした以外は、実施例
1と同様にしてイージーピール性包装材(1)を得た。
【0023】〈比較例2〉図1に示す被ラミネート層
(22)の厚さを18μmとし、被シール層(24)の
厚さを22μmとした以外は、実施例1と同様にしてイ
ージーピール性包装材(1)を得た。
【0024】上記実施例1、2および比較例1、2で得
られたイージーピール性包装材を30×70mmに切断
し、図2(a)に示すように、その周縁のシーラント層
同志を130℃、140℃、150℃、160℃、17
0℃でヒートシールして幅(W)5mmのシール部(4
0)と被ピール部(40a)を形成してイージーピール
性包装袋(2)を作成し、そのシール後の非シール片
(42a)同志の密着度合いを目視で確認し、表1に示
した。
【0025】
【表1】
【0026】上記表1より、実施例1、2で得られたイ
ージーピール性包装袋(2)のように、被シール層(2
4)を低密度ポリエチレンに高密度ポリエチレンを添加
した樹脂とし、被ラミネート層(22)を密度0.94
以上の高密度ポリエチレンを主体としたイージーピール
性の樹脂でなり、それらの厚み比が50〜80%の範囲
内でなるシーラント層(20)としたものは、非シール
片(42a)が外側にカールしていて密着していないも
のであった。それに対し厚み比が50%に満たない比較
例2のイージーピール性包装袋(2)では、外側カール
がなく密着しているものであり、また被ラミネート層
(22)が従来のようなポリプロピレンフィルムでなる
シーラント層では逆に内側カール気味で、強く密着して
いるものであった。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、少なくとも1層でなる基材
の裏面にイージーピール性シーラント層が積層されてい
るイージーピール性包装材のシーラント層面同志がシー
ル接着され、該シール接着されたシール部のうちの被ピ
ール部の外端に非シール部を有するイージーピール性包
装袋において、前記イージーピール性包装材のシーラン
ト層の被ラミネート層を密度0.94g/cm2 以上の
高密度ポリエチレンを主体とした樹脂層とし、被シール
層を低密度ポリエチレンに凝集破壊を引き起こす樹脂が
添加した樹脂層とし、それら2層を共押し出しによるシ
ーラント層とすることによって、このシーラント層が外
側即ち被ラミネート層側にカールし易くなり、かつ容器
化する時のシールバーによるヒートシールで、非シール
部の非シール片が外側にカールするようになるので、こ
のイージーピール性包装袋の開封に際し、非シール片に
容易に手を掛けることができ、よって容易に開封できる
イージーピール性包装袋を提供することができる。
【0028】また、前記の被ラミネート層の厚さをシー
ラント層全体の厚さに対し50〜80%とすることによ
って、非シール部の非シール片が外側にカールして密着
がなくなり、かつイージーピール性に優れるイージーピ
ール性包装袋とすることができる。
【0029】従って本発明は、開封に際し易剥離性(以
下イージーピール性という)を有する包装材を用いた包
装袋、特に、ピールされるべきシール部の外端に非シー
ル部を有し、その非シール部を手掛かりにピールするイ
ージーピール性包装袋として、優れた実用上の効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイージーピール性包装袋を構成するイ
ージーピール性包装材の一実施の形態を側断面で表した
説明図である。
【図2】本発明のイージーピール性包装袋の一実施の形
態を説明する図で、(a)は、その正面図であり、
(b)は、図2(a)のB−B面断面図である。
【図3】本発明のイージーピール性包装袋を構成するシ
ーラント層の一実施の形態を側断面で表した模式図であ
る。
【図4】従来のイージーピール性包装袋の一事例を説明
する側断面図である。
【符号の説明】
1‥‥イージーピール性包装材 2‥‥イージーピール性包装袋 10‥‥基材 12‥‥アルミニウム箔 14‥‥ポリエチレンテレフタレートフィルム 20‥‥シーラント層 22‥‥被ラミネート層 24‥‥被シール層 30‥‥内容物 40‥‥シール部 40a‥‥被ピール部 42‥‥非シール部 42a‥‥非シール片 W‥‥シール部の幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1層でなる基材の裏面にイージ
    ーピール性を有するシーラント層が積層されているイー
    ジーピール性包装材を用いて、該包装材のシーラント層
    面同志がシール接着され、該シール接着されたシール部
    のうちの被ピール部の外端に非シール部を有するイージ
    ーピール性包装袋において、前記シーラント層は、基材
    側の被ラミネート層と内面側の被シール層との共押出し
    による2層でなり、該被ラミネート層は密度0.94g
    /cm2 以上の高密度ポリエチレンを主体とした樹脂で
    なり、被シール層は、低密度ポリエチレンに凝集破壊を
    引き起こす樹脂が添加されたイージーピール性樹脂でな
    ることを特徴とするイージーピール性包装袋。
  2. 【請求項2】前記被ラミネート層の厚さは、シーラント
    層全体に対し50〜80%の範囲であることを特徴とす
    る請求項1記載のイージーピール性包装袋。
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