JPS582187Y2 - 田植機の予備苗タンク - Google Patents

田植機の予備苗タンク

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JPS582187Y2
JPS582187Y2 JP1977132904U JP13290477U JPS582187Y2 JP S582187 Y2 JPS582187 Y2 JP S582187Y2 JP 1977132904 U JP1977132904 U JP 1977132904U JP 13290477 U JP13290477 U JP 13290477U JP S582187 Y2 JPS582187 Y2 JP S582187Y2
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JP
Japan
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tank
seedling tank
rice transplanter
seedlings
spare
Prior art date
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JP1977132904U
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English (en)
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JPS5459426U (ja
Inventor
玉井利男
渡部伸
木下栄一郎
Original Assignee
井関農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、田植機本体に1機体の左右横方向に機体幅か
ら外方へ太ぎく延出して設けられる予備苗タンクに関す
るものである。
田植機の予備苗タンクとして1例えば乗用型田植機のよ
うに6条植用、8条植用等の多条植付装置を備えたもの
では、この植付装置に対応する多数個の予備苗を左右方
向匝連続して並列載置し得るよう、予備苗タンクを左右
に長く構成したものがある。
この種の予備苗タンクにおいては、その幅方向の長さが
小型特殊自動車の制限幅を超過して、田植機本体を公道
において走行できないことになる。
即ち、予備苗タンクが6条用の場合には左右の長さが約
1800mm、8条用では約2400mとなって、いず
れの場合にも小型特殊自動車の制限幅である1700m
mを超過す、るからである。
そこで本考案は、予備苗タンクの両端部を小型特殊自動
車の制限幅内に屈折できて、左右方向に長い予備苗タン
クを装備した田植機本体においても公道を自由に走行で
き得るようにし、また両端部分を屈折した状態では、そ
の左右の両端部分が起立姿勢に固定されてこれを支持脚
として予備苗タンク上に上段の苗載置台を架設可能にし
て多数の予備苗を運搬でき得るようにし、しかも圃場で
は屈折部分を展開して予備苗を植付条列に対応して多数
個並列に載置収容可能にし、植付部への予備苗補給を簡
易に行ない得るようにした田植機の予備苗タンクを提供
しようとするものである。
この目的のため本考案は、上記予備苗タンクをその長さ
方向に関して所定の車両運行制限幅以下の制限内に適合
するように、予備苗タンクの左右両端より所定長さ中央
側に寄った個所に屈折機構を介装し、左右の屈折機構か
ら両端に至る予備苗タンクの両端部分を、上方へ起立可
能に構成すると共に、起立状態では上記左右の両端部分
が起立姿勢に固定、保持されて支持脚としての機能を具
備するように構成してなることを特徴とするものである
以下1図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
第1図において、符号1は乗用型の田植機本体で、左右
一対の前輪2および後輪3を有し、前部に搭載したエン
ジン4により前、後輪2,3を駆動して走行するように
なっている。
田植機本体1の後端部には、昇降装置5を介して植付装
置6が装着されている。
上記昇降装置5は、上下の平行リンク7.8と、上部リ
ンク7と田植機本体1との間に架設した油圧シリンダ9
を具備し、油圧シリンダ9の伸縮動作により田植機本体
1に対して植付装置6を昇降し得るようになっている。
また植付装置6は、フロート10.植付体11.苗タン
ク12などを備え、図示の実施例では6条植えの従来周
知のもので、苗タンク12上には植付条に対応して6枚
の土付苗が載置される構成となっている。
前記田植機本体1の後部上方□は、前記植付装置6の苗
タンク12に対して植付苗を供給するための予備苗を載
置しておく予備苗タンク13が、前後一対のリンク14
.15により支持されている。
図示の実施例では、後部リンク15はその途中において
後方に屈曲できるよう構成され、予備苗タンク13の後
部と田植機本体1との間に架設した油圧シリンダ16の
伸縮動作により、予備苗タンク13を後方に傾斜させ、
その後端と前記苗タンク12の上端とを連通させて、予
備苗タンク13から苗タンク12へ植付苗を補給できる
ようになっている。
上記予備苗タンク13は、第2図に示すように左右方向
に長く延びる苗載せ台13aが、その長手方向において
仕切り13bにより6区画に仕切られて、マット状の予
備苗(図示せず)を植付装置の苗タンク12に対応して
6枚並列に載置できる構成となっている。
この場合、予備苗タンク13は1幅方向の長さがほぼ1
800mmとなって機体幅から左右方向へ太きく延出し
た形態となり。
小型特殊自動車の制限幅1700mmを約100mm超
過している。
この予備苗タンク13の左右両端部は、その端部より所
定長さ中央側に寄った位置で、第3図および第4図に示
す屈折機構17を介して上方へ起立した状態と、水平方
向へ展開した状態とに、起倒可能な構成となっている。
屈折機構17は、予備タンク13の苗載せ台13aを構
成する固定側のフレーム18と、起倒側のフレーム23
との衝き合せ端部に、断面し形をなす屈折部材19が下
方から嵌合され、その屈折部材19の一端側はボルト2
2によって起倒側フレーム23に固定し、他側はピン2
0により固定側フレーム18に回動自在に枢着してなる
もので、上記屈折部材19の下辺は一端が固定側フレー
ム18側に延出されて、その延出部19aが、固定側フ
レーム18の下面に設けたストッパ21と当接すること
で、起倒側フレーム23が水平姿勢に支持され、予備苗
タンク13の左右両端部13cが水平方向に展開した状
態に支持されるよう□している。
また屈折部材19を、ピン20を枢支点として上方へ起
立した状態では、第4図の仮想線に示すように起倒側フ
レーム23の上辺の衝き合せ端部23aが固定側フレー
ム18の上辺と当接して起立位置が規制され、この状態
では。
予備苗タンク13の左右両端部13cはその先端がピン
20の枢支点位置を越えて苗載せ台13aの中央側へ若
干傾斜した状態で固定され、タンク両端部13cが起立
姿勢に固定されるようになっている。
しかして予備苗タンク13の左右両端部13cを、上記
の水平状態と起立状態との両姿勢にそれぞれ保持し得る
ように、屈折部材19の側部に突設した係止ピン24と
、ストッパ21から延出して設けた係止片25との間に
、トグルばね26が架設されて、そのばね作用によりタ
ンク両端部13cの動揺が阻止されるようにしている。
なお本実施例においては、予備苗タンク13が6条用(
即ち苗タンク12も6条植用)の場合について説明した
が、これを8条用(約2400mm)あるいはそれ以上
の場合にも適用することができ。
その場合には、予備苗タンクの屈折端部13cの長さが
長いものとなるが、要するに予備苗タンク130機体幅
方向の長さが所定の車両運行制限幅以下の制限内になる
ように屈折できればよい。
このような構成では。
■ 田植機本体1が公道を走行するとぎは、予備苗タン
ク13の左右両端部13cを、予備苗タンクの固定側フ
レーム18に対して上方に持上げるようにすると、屈折
部材19がピン20を中心□回動してタンク両端部13
cが上方へ起立し、トグルばね26の作用により上方へ
の起立状態が保持される。
これ□より予備苗タンク130機体幅方向の長さは17
00mm以内となつて、小型特殊自動車の制限幅に規制
されずに公道の走行が自由に行える。
■ また、この起立状態においては、前記したように起
倒側フレーム23の上辺衝き合せ端部23aが固定側フ
レーム18の上辺と当接して。
タンク両端部13cが苗載せ台13aの中央側へ若干傾
斜した起立姿勢、に固定されるから、そのタンク両端部
13cが支持脚としての機能を有し、しかして左右の両
端部13c、13c間に跨って予備苗タンク13の上側
に位置するように別の苗載置台を架設し、その上に多数
枚の苗を並列載置して、予備苗タンク13と共に多数の
苗を運搬することも可能である。
■ また、田植機本体1を水田に導入して田植作業を行
うとぎには、上方に起立したタンク両端部13cを水平
方向に展開すると、屈折部材19はピン20を中心に回
動し、延出部19aがストッパ21に当接してトグルば
ね22の作用で水平状態に保持される。
しかして、タンク両端部13cを含む予備苗タンク13
上に予備苗を並列に載置可能で植付条列に対応する個数
の子備苗をタンク13上に載置できるから、苗補給に際
して、植付装置6の苗タンク12と予備苗タンク13と
を連通させて予備苗を滑り込ませるようにして補給し、
高能率でかつ正確な予備苗補給作業が行える。
以上説明したように本考案の予備苗タンクによれば、タ
ンク両端部13cを水平状態に展開した状態では、予備
苗タンク13の全長にわたってその上に多数の子備苗を
横方向に並列載置することができ、したがって6条植、
8条植の多条型の田植機においてもその植付条列に対応
して1段の予備苗タンク上に所要数の子備苗を積載でき
るので。
苗補給に際して、予備苗タンク13の後端と植付装置6
の苗タンク12の上端とを連通対応させる簡単な手段で
予備苗の苗補給が容易かつ正確に行うことができるもの
でありながら、しかも、路上走行等においては、タンク
両端部13cを上方に回動して屈折させることにより、
予備苗タンク13の左右横方向長さを車両運行制御幅以
下にできるので、田植機本体1を公道において自由に走
行することができ、圃場への移動に支障をきたさない。
さらに、タンク両端部13cを屈折状態にしたとぎは、
起倒側フレームの衝き合せ端部23aが。
固定フレーム18の上辺に当接して起立姿勢に固定され
、かつトグルばね26により起伏方向への回動が阻止さ
れるので、タンク両端部13cを支持脚としてその左右
の両端部13c、13c間に別の苗載置台を架設可能で
、その上に多数の子備苗を並列装置して、予備苗タンク
13と共に多数の子備苗を運搬することができる1等の
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す乗用型田植機全体の側
面図、第2図は予備苗タンクの背面図。 第3図は要部の平面図、第4図は同背面図である。 1・・・・・・田植機本体、5・・・・・・昇降装置、
6・・・・・・植付装置、13・・・・・・予備苗タン
ク、13a・・・・・・苗載せ台、13b・・・・・・
仕切り、13c・・・・・・タンク両端部217・・・
・・・屈折機構、18・・・・・・固定側のフレーム、
19・・・・・・屈折部材、19a・・・・・・延出部
。 20・・・・・・ピン、21・・・・・・ストッパ、2
2,26・・・・・・トグルばね、23・・・・・・起
倒側フレーム、23a・・・・・・衝き合せ端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 田植機本体に5機体の左右方向に向けて多数個の予備苗
    を並列載置し得るよう□機体幅より外方へ大きく延出す
    る形態の予備苗タンクを装備する田植機において、上記
    予備苗タンクを、その長さ方向に関して所定の車両運行
    制限幅以下の制限内に適合するように、予備苗タンクの
    左右両端より所定長さ中央側に寄った個所に屈折機構を
    介装して、左右の屈折機構からその端部に至る予備苗タ
    ンクの両端部分を、上方へ起立可能に構成すると共に、
    起立状態では左右の両端部分が起立姿勢に固定、保持さ
    れる構成を具備してなることを特徴とする田植機の予備
    苗タンク。
JP1977132904U 1977-10-03 1977-10-03 田植機の予備苗タンク Expired JPS582187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977132904U JPS582187Y2 (ja) 1977-10-03 1977-10-03 田植機の予備苗タンク

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JP1977132904U JPS582187Y2 (ja) 1977-10-03 1977-10-03 田植機の予備苗タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5459426U JPS5459426U (ja) 1979-04-24
JPS582187Y2 true JPS582187Y2 (ja) 1983-01-14

Family

ID=29100870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977132904U Expired JPS582187Y2 (ja) 1977-10-03 1977-10-03 田植機の予備苗タンク

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115113U (ja) * 1975-03-11 1976-09-18
JPS5287531U (ja) * 1975-12-24 1977-06-30

Also Published As

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JPS5459426U (ja) 1979-04-24

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