JPS5821799Y2 - 車両の側方視界低下防止装置 - Google Patents

車両の側方視界低下防止装置

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Publication number
JPS5821799Y2
JPS5821799Y2 JP1978073398U JP7339878U JPS5821799Y2 JP S5821799 Y2 JPS5821799 Y2 JP S5821799Y2 JP 1978073398 U JP1978073398 U JP 1978073398U JP 7339878 U JP7339878 U JP 7339878U JP S5821799 Y2 JPS5821799 Y2 JP S5821799Y2
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JP
Japan
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vehicle
door
air duct
glass
prevention device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978073398U
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English (en)
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JPS54174161U (ja
Inventor
国雄 戸村
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両、とくにトラックの側方視界の低下を防止
する装置に関するものである。
近年、トラックのサイドドアの側方視界を改善するため
、種々の装置が提案されているが、その中でも第1,2
図に示す如く左側のサイドドア1に開口部2を形成し、
これにガラス3を嵌め込むことにより、ガラス3を通し
て運転者の側方視界を確保するようにする構造のもので
は、車両の走行風はフロントピラ4の後方で第2図に示
すような流れとなる。
このため、サイドドブ1の外板と走行風との間に渦流が
発生し、この結果ガラス3外表面に泥水が付着して、ガ
ラスを汚損し、ひいては良好な車両の側方視界を得るこ
とができなくなる惧れがあった。
本考案は上記既提案装置の不具合を解消することを目的
として工夫されたものであり、車両ドアに形成され車室
内側と外側とを連通ずる開口部にガラス、透明樹脂体あ
るいはレンズ等の透視部材を設けたものにおいて、一端
を車体前方に他端をドア前端部にそれぞれ開口させた第
1の送風ダクトをフロントピラに内設し、さらに一端を
同第1の送風ダクトの他端開口部に他端を上記透視部材
に臨むようにそれぞれ開口させた第2の送風ダクトを上
記車両ドアの内外画板で形成した空間に内設することに
より、上記第1、第2両送風ダクトを通過した車両走行
風が上記透視部材の外面に沿って流れるように構成した
ことを特徴とする車両の側方視界低下防止装置を要旨と
するものであり、本考案によれば第」の送風ダクト18
から第2の送風ダクト21を通過した車両走行風を透視
部材16外面に沿って流れるように構成したため、透視
部材16外面への泥水付着を良好に抑制でき、車両側方
視界を確実に確保できる作用効果を有する。
次に、本考案の一実施例を第3図に示す実施例にもとづ
いて具体的説明すると、符号5はトラックキャブ6のフ
ロントパネル、7は同パネル5前面にあるフロントグリ
ル、8はフロントピラ外板、9はフロントピラ内板、1
0は上記内外両板8゜9の接合フランジ部に設けたウェ
ザ−ストリップ、11はフロントピラに枢設された左側
のサイドドア(以下ドアという)のドア外板、12はド
ア内板、13はドア内外画板12.11に形成した開口
部14に設けられた筒状部材、15はドア外板11前端
部近傍を内側に打込んで形成した凹所、16はドア外板
の凹所15の孔部14に車両前後方向に対し斜めに嵌め
込まれた長方形状のガラス17はガラス16とドア外板
11との間に介装されたシール部材、18はフロントピ
ラに内設され一端19をフロントグリルT側に他端20
をドアの前端部20側にそれぞれに開口させた第1Q送
風ダクト、21はドアの内外画板12.11で形成され
た空間に内設され、一端22を第1の送風ダクト18の
他端開口部20に他端23を凹所15にそれぞれ臨ませ
て開口した第2の送風ダクトである。
上記両ダクト18,21はドアの開閉時互いに干渉しな
いように隙間が設けられる。
なお、符号6はフロントウィンドウガラスを示す。
本実施例は上記のように構成されているため、車両走行
時、フロントパネル5に向って流れる走行風の一部は矢
印Aに示す如く、第1送風ダクト18から第2の送風ダ
クト21に入り、他端開口部23からガラス16外面に
沿って吹き出される。
このため、ガラス16外面は走行時空気層が形成されて
、凹所15での渦流の発生はなく、ガラス面への泥水の
付着を抑制でき、ひいては車両側方の視界を円滑に確保
できる作用効対を奏する。
なお、第1送風ダクト18の他端開口部20と第2送風
ダクト21の一端開口部22との間にゴム又は軟質樹脂
製による可撓性ダクトを介設すればダクト18内の流通
空気の送風効率をより向上できるものである。
また上記ではガラス16を用いたが、この他に透明樹脂
体あるいはレンズ部材な使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における外観側面図、第2図
は既提案装置における部分平断面図、第3図は第1図の
■−曲線における矢視平断面図である。 16・・・・・・ガラス、18・・・・・・第1の送風
ダクト、21・・・・・・第2の送風ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両ドアに形成され車室内側と外側とを連通ずる開口部
    にガラス、透明樹脂体あるいはレンズ等の透視部材を設
    けたものにおいて、一端を車体前方に他端をドア前端部
    にそれぞれ開口させた第1の送風ダクトをフロントピラ
    に内設し、さらに一端を同第1の送風ダクトの他端開口
    部に他端を上記透視部材に臨むようにそれぞれ開口させ
    た第2の送風ダクトを上記車両ドアの内外画板で形成し
    た空間に内設することにより、上記第1、第2送風ダク
    トを通過した車両走行風が上記透視部材の外面に沿って
    流れるように構成したことを特徴とする車両の側方視界
    低下防止装置。
JP1978073398U 1978-05-29 1978-05-29 車両の側方視界低下防止装置 Expired JPS5821799Y2 (ja)

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JPS54174161U JPS54174161U (ja) 1979-12-08
JPS5821799Y2 true JPS5821799Y2 (ja) 1983-05-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121697A (en) * 1974-08-14 1976-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 3 jikusensuishinyo shiriizutaabin

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50109333U (ja) * 1974-02-18 1975-09-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121697A (en) * 1974-08-14 1976-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 3 jikusensuishinyo shiriizutaabin

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JPS54174161U (ja) 1979-12-08

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