JPS5811603Y2 - 自動車の換気装置 - Google Patents
自動車の換気装置Info
- Publication number
- JPS5811603Y2 JPS5811603Y2 JP12913978U JP12913978U JPS5811603Y2 JP S5811603 Y2 JPS5811603 Y2 JP S5811603Y2 JP 12913978 U JP12913978 U JP 12913978U JP 12913978 U JP12913978 U JP 12913978U JP S5811603 Y2 JPS5811603 Y2 JP S5811603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- trunk
- vehicle
- drafter
- ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の換気装置、とりわけ車室内の換気のみ
ならずトランクルームの換気をも行なうようにした換気
装置に関するものである。
ならずトランクルームの換気をも行なうようにした換気
装置に関するものである。
一般に車室内の換気を行なうのにリヤピラーのアウター
パネルとインナーパネルとにそれぞれ換気用孔を開け、
その孔間をドラフターダクトにより連結して走行時の負
圧を利用して車室内の空気を車外に排出しているのが普
通である。
パネルとインナーパネルとにそれぞれ換気用孔を開け、
その孔間をドラフターダクトにより連結して走行時の負
圧を利用して車室内の空気を車外に排出しているのが普
通である。
ところがこのような換気装置は後側方の視界の向上のた
めのリヤピラー細形化により効率のよい換気を行なうこ
とが難しくなっているのが実状である。
めのリヤピラー細形化により効率のよい換気を行なうこ
とが難しくなっているのが実状である。
そこで車室内とトランクルームとを隔離する車体リヤパ
ーセルに換気孔をあげ、トランクリッド1わりのドリッ
プチャンネルにも換気用孔をあげ、両換気孔間をダクト
により連結するようにしたものがあるが、車室内の換気
だけを行なわせる上では、良好であるが、トランクルー
ムに注目すれば、トランクルームには空気がこもり、ト
ランクルーム前部に燃料タンクを設置した車両において
は燃料蒸気がトランクルーム内にこもる恐れもでてくる
。
ーセルに換気孔をあげ、トランクリッド1わりのドリッ
プチャンネルにも換気用孔をあげ、両換気孔間をダクト
により連結するようにしたものがあるが、車室内の換気
だけを行なわせる上では、良好であるが、トランクルー
ムに注目すれば、トランクルームには空気がこもり、ト
ランクルーム前部に燃料タンクを設置した車両において
は燃料蒸気がトランクルーム内にこもる恐れもでてくる
。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、車体リヤパーセルを
換気に利用するタイプのもので、車室内を換気するだけ
でなく、トランクルーム内の換気をも行なえるようにし
た換気装置を提供するもので、以下図面に示す実施例に
より本考案を詳述すると次の通りである。
換気に利用するタイプのもので、車室内を換気するだけ
でなく、トランクルーム内の換気をも行なえるようにし
た換気装置を提供するもので、以下図面に示す実施例に
より本考案を詳述すると次の通りである。
第1図ないし第4図において、1は室内Cとトランクル
ームRとを隔離する車体リヤパーセルで、この上にリヤ
パーセルフィニッシャ2が載置され、これらリヤパーセ
ル1及びフィニッシャにはそれぞれ換気孔10,20が
開設され、室内CとトランクルームRとを連通ずるよう
にしている。
ームRとを隔離する車体リヤパーセルで、この上にリヤ
パーセルフィニッシャ2が載置され、これらリヤパーセ
ル1及びフィニッシャにはそれぞれ換気孔10,20が
開設され、室内CとトランクルームRとを連通ずるよう
にしている。
3はリヤパーセル1に接合されたドリップチャンネルで
、このドリップチャンネル3のリヤパーセル1との接合
部30においてリヤウィンドウガラス4をウィンドウウ
ェザ−ストリップ5を介して保持しており、他端部にお
いてトランクウェザ−ストリップ6が嵌装されている。
、このドリップチャンネル3のリヤパーセル1との接合
部30においてリヤウィンドウガラス4をウィンドウウ
ェザ−ストリップ5を介して保持しており、他端部にお
いてトランクウェザ−ストリップ6が嵌装されている。
TはトランクリッドでリッドパネルTOとそのレインフ
ォース12とが巻き締めされて構成されており、レイン
フォース72が前記トランクウェザ−ストリップ6とト
ランクリッド閉時に当接しシールされている。
ォース12とが巻き締めされて構成されており、レイン
フォース72が前記トランクウェザ−ストリップ6とト
ランクリッド閉時に当接しシールされている。
このレインフォース72のトランクウェザ−ストリップ
6との当接部よりもリッド周縁部側に車外Eとトランク
ルームR内とを連通ずる換気孔74が開設されまた、ン
インフォース72の剛性確保のために形成されたチャン
ネル部76にも空気通過孔78が開設されている。
6との当接部よりもリッド周縁部側に車外Eとトランク
ルームR内とを連通ずる換気孔74が開設されまた、ン
インフォース72の剛性確保のために形成されたチャン
ネル部76にも空気通過孔78が開設されている。
一方、ウィンドウウェザ−ストリップ5のトランクリッ
ド7に対応する側にはウィンドウウェザ−ストリップ5
と一体にドラフターウェザ−ストリップ50が突設され
トランクリッド7に当接し、トランクリッド7の周端部
とドラフターウェザ−ストリップ50とで水受用層8を
形成している。
ド7に対応する側にはウィンドウウェザ−ストリップ5
と一体にドラフターウェザ−ストリップ50が突設され
トランクリッド7に当接し、トランクリッド7の周端部
とドラフターウェザ−ストリップ50とで水受用層8を
形成している。
かかる構成により、車室内Cの空気は第2図矢印=)で
示すようにフィニッシャ2の換気孔20及びリヤパーセ
ル1の換気孔10を通ってトランクルーム内に入り、ト
ランクリッドレインフォース72のチャンネル76の通
過孔γ8やりラドパネル70とレインフォース72との
隙間カラ、レインフォース換気孔74に至り、車外Eに
排出され、車室内C及びトランクルームRの換気を行な
う。
示すようにフィニッシャ2の換気孔20及びリヤパーセ
ル1の換気孔10を通ってトランクルーム内に入り、ト
ランクリッドレインフォース72のチャンネル76の通
過孔γ8やりラドパネル70とレインフォース72との
隙間カラ、レインフォース換気孔74に至り、車外Eに
排出され、車室内C及びトランクルームRの換気を行な
う。
なおこの場合、レインフォース72の換気孔74から出
た空気は第3図に示すようにいったんドリップチャンネ
ル3のドリップ溝32に出て、このドリップ溝32に沿
って車幅方向外側に流れ、その後大気中に放出されるの
である。
た空気は第3図に示すようにいったんドリップチャンネ
ル3のドリップ溝32に出て、このドリップ溝32に沿
って車幅方向外側に流れ、その後大気中に放出されるの
である。
次に雨水の浸入防止について述べると、ウィンドウガラ
ス40面に沿って流下してくる水は、堰8に受は止めら
れ、第4図に矢印で示すようにリヤフェンダ−9のドリ
ップ溝90に落ち、車外Eに排出されるので、レインフ
ォース72の換気孔74からトランクルームR内に水が
浸入することはない。
ス40面に沿って流下してくる水は、堰8に受は止めら
れ、第4図に矢印で示すようにリヤフェンダ−9のドリ
ップ溝90に落ち、車外Eに排出されるので、レインフ
ォース72の換気孔74からトランクルームR内に水が
浸入することはない。
すなわち、ドリップチャンネル3のドリップ溝32には
雨水等を受けないのである。
雨水等を受けないのである。
仮に長期使用により堰8のシール性が低下し、トランク
リッド7とドラフターウェザ−ストリップ50との間か
ら水が浸入した場合でも水はドラフターウェザ−ストリ
ップに沿って流下し、ドリップチャンネル3のドリップ
溝32で受は止めるため、換気孔74からの水侵入の心
配はない。
リッド7とドラフターウェザ−ストリップ50との間か
ら水が浸入した場合でも水はドラフターウェザ−ストリ
ップに沿って流下し、ドリップチャンネル3のドリップ
溝32で受は止めるため、換気孔74からの水侵入の心
配はない。
以上のように本実施例によれば、車室内Cの換気のみな
らずトランクルームRの換気をも行なうようにしている
ため、車室C1トランクルームRの空気を新鮮に保ち、
トランクルームに生鮮食料品等を収納したりした場合等
特に有効である。
らずトランクルームRの換気をも行なうようにしている
ため、車室C1トランクルームRの空気を新鮮に保ち、
トランクルームに生鮮食料品等を収納したりした場合等
特に有効である。
筐たトランクルーム設置タイプの燃料タンクの場合、燃
料蒸気がこもったりする(現在では燃料タンクから蒸気
洩れすることは殆んどないが仮に洩れた場合を想定する
と)ことがなく、トランクルーム内の汚染防止上も極め
て良好である。
料蒸気がこもったりする(現在では燃料タンクから蒸気
洩れすることは殆んどないが仮に洩れた場合を想定する
と)ことがなく、トランクルーム内の汚染防止上も極め
て良好である。
次に第5図に他の実施例を示す。
同図においてリヤパーセル1が後方に延設されドリップ
チャンネル15を形成し、ウィンドウガラス4を接着剤
16によりリヤパーセル1に固定したいわゆる接着タイ
プのウィンドウガラスで、ドラフターウェザ−ストリッ
プ14がリヤパーセル1上に接着されている。
チャンネル15を形成し、ウィンドウガラス4を接着剤
16によりリヤパーセル1に固定したいわゆる接着タイ
プのウィンドウガラスで、ドラフターウェザ−ストリッ
プ14がリヤパーセル1上に接着されている。
このリヤパーセル1にはレインフォース72が架は渡さ
れ、しかもドリップチャンネル15にはドリップ溝18
に連通ずる換気孔19が開設されている。
れ、しかもドリップチャンネル15にはドリップ溝18
に連通ずる換気孔19が開設されている。
この実施例では車室内Cの空気を直接換気孔19より車
外Eに放出すると共に、トランクルームR内に入れてレ
インフォース72の換気孔74から放出する2系統の換
気を行なうようにしている。
外Eに放出すると共に、トランクルームR内に入れてレ
インフォース72の換気孔74から放出する2系統の換
気を行なうようにしている。
この結果、大量の換気を必要とする車室内空気を効果的
に車外Eに排出できると共に小量の換気でも充分なトラ
ンクルームの換気をもあわせて行なうことができ実用上
極めて良好となる。
に車外Eに排出できると共に小量の換気でも充分なトラ
ンクルームの換気をもあわせて行なうことができ実用上
極めて良好となる。
尚、この実施例の場合も仮にドラフターウェザ−ストリ
ップ14とトランクリッド7との間から水が多少洩れた
場合はドラフターウェザ−ストリップ14に沿って流下
した水がドラフターウェザ−ストリップ14のリップ1
4aにより換気孔19からトランクルームR内へ浸入す
るのを防ぐようにしているし、また換気孔19の下端が
ドリップ溝18の底辺よりも高くすることによってあふ
れない限りトランクルームR内には浸入しないようにし
ている。
ップ14とトランクリッド7との間から水が多少洩れた
場合はドラフターウェザ−ストリップ14に沿って流下
した水がドラフターウェザ−ストリップ14のリップ1
4aにより換気孔19からトランクルームR内へ浸入す
るのを防ぐようにしているし、また換気孔19の下端が
ドリップ溝18の底辺よりも高くすることによってあふ
れない限りトランクルームR内には浸入しないようにし
ている。
第1図は本考案が適用される自動車の後視図、第2図は
第1図II −n線断面図、第3図は空気の流れを示す
一部破断断面を含む後斜視図、第4図は水の流れを示す
ウェザ−ストリップ及びドリップチャンネルの一部断面
を含む斜視図、第5図は他の実施例を示す第2図と同様
の断面図である。 C・・・・−・車室内、E・・・・・・車外、R・・・
・・・トランクルーム、1・・・・・・車体リヤパーセ
ル、3・・・・・・ドリップチャンネル、4・・・・・
・リヤウィンドウガラス、5・・・・・・ウィンドウウ
ェザ−ストリップ、6・・・・・・トランクウェザ−ス
トリップ、7・・・・・・トランクリッド、8・・・・
・・水受用層、10・・・・・・リヤパーセル換気孔、
14,15・・・・・・ドラフターウェザ−ストリップ
、72・・・・・・トランクリッドレインフォース、7
4・・・・・・レインフォース換気孔。
第1図II −n線断面図、第3図は空気の流れを示す
一部破断断面を含む後斜視図、第4図は水の流れを示す
ウェザ−ストリップ及びドリップチャンネルの一部断面
を含む斜視図、第5図は他の実施例を示す第2図と同様
の断面図である。 C・・・・−・車室内、E・・・・・・車外、R・・・
・・・トランクルーム、1・・・・・・車体リヤパーセ
ル、3・・・・・・ドリップチャンネル、4・・・・・
・リヤウィンドウガラス、5・・・・・・ウィンドウウ
ェザ−ストリップ、6・・・・・・トランクウェザ−ス
トリップ、7・・・・・・トランクリッド、8・・・・
・・水受用層、10・・・・・・リヤパーセル換気孔、
14,15・・・・・・ドラフターウェザ−ストリップ
、72・・・・・・トランクリッドレインフォース、7
4・・・・・・レインフォース換気孔。
Claims (3)
- (1)車室とトランクルームとを隔離する車体リヤパー
セルに開口部を設け、トランクリッドレインフォースの
トランクウェザ−ストリップとの当接部よりもリッド周
端部側に車外と連通ずる換気孔を開設し、該換気孔開設
部位に対応する車体リヤパーセルもしくは車体ドリップ
チャンネルと、トランクリッドレインフォースとの間に
ドラフターウェザ−ストリップを介在して成る自動車の
換気装置。 - (2) ドラフターウェザ−ストリップと、これに当
接するトランクリッドレインフォースとにより水受用基
を形成して成る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
の自動車の換気装置。 - (3) ドラフターウェザ−ストリップはリヤウィン
ドウガラスの取付用ウェザ−ストリップより一体延設さ
れて成る実用新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2
)項記載の自動車の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12913978U JPS5811603Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 自動車の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12913978U JPS5811603Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 自動車の換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5546056U JPS5546056U (ja) | 1980-03-26 |
JPS5811603Y2 true JPS5811603Y2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=29093505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12913978U Expired JPS5811603Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 自動車の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811603Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920718A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-02 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の換気構造 |
-
1978
- 1978-09-19 JP JP12913978U patent/JPS5811603Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5546056U (ja) | 1980-03-26 |
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