JPS5821776Y2 - シヤジクカバ− - Google Patents

シヤジクカバ−

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Publication number
JPS5821776Y2
JPS5821776Y2 JP1973113020U JP11302073U JPS5821776Y2 JP S5821776 Y2 JPS5821776 Y2 JP S5821776Y2 JP 1973113020 U JP1973113020 U JP 1973113020U JP 11302073 U JP11302073 U JP 11302073U JP S5821776 Y2 JPS5821776 Y2 JP S5821776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
case
shaft
axle
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1973113020U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5058422U (ja
Inventor
黒岩良三
三木博幸
平川健吉
平田和夫
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP1973113020U priority Critical patent/JPS5821776Y2/ja
Publication of JPS5058422U publication Critical patent/JPS5058422U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5821776Y2 publication Critical patent/JPS5821776Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミッションケースの側壁にブレーキ軸と、そ
の下部に車軸を軸支しである車輌用ブレーキ装置に関す
る。
ミッションケースの側壁に、ブレーキ軸と、その下部に
車軸を軸支するに、従来は、 実公昭47−13936号公報 に示される如く、ブレーキケースと一体的に構成したブ
レーキ軸軸受ケースをミッションケースの側壁に装着し
てブレーキ軸を軸支するとともに、車軸軸受ケースをミ
ッションケースの側壁に装着して車軸をミッションケー
スの側壁に軸支する構造、あるいは、 実公昭42−7444号公報 に示される如く、ブレーキ軸軸受ケースと車軸軸受ケー
スとを一体的に形成してそれを、ミッションケースの側
壁に装着したブレーキケースに装着して、ブレーキ軸と
車軸とを軸支する構造のものであった。
前者によれば、ブレーキケースと一体的に構成したブレ
ーキ軸軸受ケースと車軸軸受ケースとを夫々ミッション
ケースに装着しなければならず、又、後者によれば、ブ
レーキケースをミッションケースに装着し、このブレー
キケースに対して、ブレーキ軸軸受ケースと車軸軸受ケ
ースとを一体的に形成したものを装着しなければならず
、組付作業が煩雑で、しかも、2つのケース部品を鋳物
成形しなければならず、鋳型が2ついって高価につくと
いう欠点があった。
本考案は、ブレーキケース、ブレーキ軸軸受ケース、車
軸軸受ケースの3者を一体的に形成して、組付作業の容
易性とコストの低廉化をはかると共に、ブレーキ軸と車
軸とを近接してミッションケースの小型化をはかり乍ら
制動力の大なる車輌用ブレーキ装置を得しめんとするも
のである。
本考案の車輌用ブレーキ装置の特徴とする構成は、下部
には車軸軸受部を形成すると共に上部にハブレーキ軸軸
受部を形成し、このブレーキ軸軸受部外側にはその下側
外面に車軸に沿った凹溝を有し外方へ向けて開口したブ
レーキケースなキャスティングにより一体形成してなる
カバ一体を構成し、このカバ一体を差動装置を内装した
ミッションケースの両側へ夫々固着すると共に、カバ一
体のブレーキ軸軸受部からブレーキケース内に差動装置
の差動軸軸端部を突出させ、この差動軸軸端部に椀状の
ブレーキドラムをその開口部が外向になるように固着し
てブレーキケース内に収納装置し、ブレーキ操作軸及び
ブレーキシュー支点軸を装着して両軸によりブレーキシ
ューを支持させたブレーキケース蓋をブレーキケースの
外側開口部に固着してブレーキケースを密閉状に構成し
である点にあり、斯かる構成から次の作用効果を奏する
■ ブレーキ軸軸受ケースと車軸軸受ケースとを一体的
に形成して、それをミッションケースに装着するから、
ミッションケースに対する装置面積が広くなり、ブレー
キ軸軸受ケースと車軸軸受ケースとを夫々単独でミッシ
ョンケースに装着するものに比べて支持強度が大となり
、又、ミッションケースにボルト連結する場合でも全体
の外周部を連結すればよいので、ブレーキ軸軸受ケース
と車軸軸受ケースを単独で装着する場合のように、車軸
軸受ケースに近接するブレーキ軸軸受ケース部分のボル
トをスパナ等で締め付ける場合に、車軸軸受ケースが邪
魔となって組付は作業が行ない難いということもない。
■ そして、前記ブレーキ軸軸受ケースと車軸軸受ケー
スとを一体的に形成したケースに対してブレーキケース
を一体的に形成しであるから、ブレーキケースが前記ブ
レーキ軸軸受ケースと車軸軸受ケースとを一体的に形成
したケースに対して分離成形されているものに比べて組
付作業の簡素化がはかれ、又、鋳型が一つで済むのでコ
ストの低廉化もはかれる。
■ 車軸に近接するブレーキケース部分の外向に凹部を
形成しであるから、車軸をブレーキ軸に近接させてミッ
ションケースの小型化をはかり得るものであり乍ら、ブ
レーキケースは最大限大きくすることができるので犬な
る制動力を得ることができる。
■ ブレーキを構成する主要作動部品であるブレーキシ
ューや操作軸等は機体外方側にあるブレーキ室蓋に装着
されているために組立や保修点検のための分解が、この
ブレーキ室蓋の脱着操作だけで行い易く、容易となり作
業能率を向上できる。
以下、本考案の実施例を図面について詳述すれば、左右
車輪1,1の操向駆動を司どる四輪駆動トラクタ等の操
向操作部2において、3,3はミッションケース内装の
差動装置4からの差動軸であり、5,5は前記差動軸3
と平行し、且つ噛合いギヤ6.6によって差動軸3に連
動駆動される前記車輪1,1装着の車軸であって、これ
ら差動軸3および車軸5は前記ミッションケースの両側
に固着されるカバ一体7に軸支されている。
前記カバ一体Iは、ブレーキ軸であるところの差動軸3
を軸支するブレーキ軸軸受ケースであるところのブレー
キ軸軸受部aと、車軸5を軸支する車軸軸受ケースであ
るところの車軸軸受部す並びに差動軸3端部に固着のブ
レーキドラム22を囲繞するブレーキケース12によっ
て形成されている。
前記ブレーキケース12の、車軸5に近接する外周面部
分に車軸5に沿った凹溝19を形成して、差動軸3端部
に固着されるブレーキドラム22を極力大型化して制動
力を犬に構成するべく構成しである。
そして、車軸5の軸受部bKi−けるオイルシール8と
軸受9との間には、作動時にオイルシール8が変形して
も容易に軸受9に接触しないようにカラー10が介在さ
れている。
11.11は前記夫々の差動軸3の軸端に装着された内
部拡張式ブレーキ装置で、そのブレーキケース12の端
部にはシール材13を介してブレーキカバー14が装置
され、このカバー14に前記ブレーキ装置操作用のレバ
ー15が設けられている。
そして前記ブレーキ装置は、具体的には、前記差動軸3
,3の軸端部をブレーキ室を形成するブレーキケース1
2内に突出させ、この差動軸3゜3軸端部に椀状のブレ
ーキドラム22をその開口部が外向になるよう固着し、
そして、ブレーキ操作軸23及びブレーキシュ−24支
点軸25を装着して両輪23.25によりブレーキシュ
ー24を支持させたブレーキケース蓋(前記カバー14
)をブレーキケースの外側開口部に固着してブレーキケ
ースを密閉状にして構成している。
前記カバ一体7,7は鋳抜き形成され、且つミッション
ケース本体16に対して割型構成されているもので、こ
のカバ一体7の鋳抜き構造は次の通りである。
つ渣り、左右の割型によってカバー外形を形成し、カバ
ー内形を車軸5の軸芯方向に沿う抜き型17 、18に
より形成するに、前記ブレーキケース12の内周面Aを
外側に向う抜き勾配をつけて形成した一方の鋳型18と
、このブレーキケース12の外周面での前記車軸5近く
に形成するところの、前記車軸5の一部を受入れる車軸
軸芯方向に略々沿った凹溝19を、差動軸3の軸受孔2
0や車軸5の軸受孔21を含むカバー内部の形成と同時
に、前記車軸5の軸受孔21を通してカバー内側に向う
抜き勾配をつけて形成した別の鋳型17とで構成したも
のである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に番号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る車輌用ブレーキ装置の実施例を示し
、第1図は操向操作部の詳細図、第2図は鋳抜き状態を
示す説明図、第3図は第1図に督ける■−■線視固視図
4図は従来の鋳抜き構造による鋳抜き状態を示す説明図
である。 3・・・・・・差動軸、4・・・・・・差動装置、I・
・・・・・カバ一体、12・・・・・・ブレーキケース
、14・・・・・・ブレーキケース蓋、22・・・・・
・ブレーキドラム、23・・・・・・ブレーキ操作軸、
24・・・・・・ブレーキシュー 25・・・・・・支
点軸、a・・・・・・ブレーキ軸軸受部、b・・・・・
・車軸軸受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部には車軸軸受部すを形成すると共に上部にはブレー
    キ軸軸受部aを形成し、このブレーキ軸軸受部a外側に
    はその下側外面に車軸に沿った凹溝19を有し外方へ向
    けて開口したブレーキケース12をキャスティングによ
    り一体形成してなるカバ一体7を構成し、このカバ一体
    Iを差動装置4を内装したミッションケースの両側へ夫
    々固着すると共に、カバ一体Iのブレーキ軸軸受部aか
    らブレーキケース12内に差動装置4の差動軸3゜3軸
    端部を突出させ、この差動軸3,3軸端部に椀状のブレ
    ーキドラム22をその開口部が外向になるように固着し
    てブレーキケース12内に収納装着し、ブレーキ操作軸
    23及びブレーキシュ−24支点軸25を装着して両軸
    23.25によりブレーキシュー24を支持させたブレ
    ーキケース蓋14をブレーキケース12の外側間ロ部ニ
    固着してブレーキケース12を密閉状に構成したことを
    特徴とする車輌用ブレーキ装置。
JP1973113020U 1973-09-27 1973-09-27 シヤジクカバ− Expired JPS5821776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1973113020U JPS5821776Y2 (ja) 1973-09-27 1973-09-27 シヤジクカバ−

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5058422U JPS5058422U (ja) 1975-05-31
JPS5821776Y2 true JPS5821776Y2 (ja) 1983-05-09

Family

ID=28340880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1973113020U Expired JPS5821776Y2 (ja) 1973-09-27 1973-09-27 シヤジクカバ−

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