JPS58201741A - α,ω−アルカンジア−ルの分離方法 - Google Patents
α,ω−アルカンジア−ルの分離方法Info
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- JPS58201741A JPS58201741A JP8527482A JP8527482A JPS58201741A JP S58201741 A JPS58201741 A JP S58201741A JP 8527482 A JP8527482 A JP 8527482A JP 8527482 A JP8527482 A JP 8527482A JP S58201741 A JPS58201741 A JP S58201741A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα、ω−アルカンジアールの新規な分離方法に
関す石ものであシ、さらに詳しくはα。
関す石ものであシ、さらに詳しくはα。
ω−アルカンジアールに直鎖状飽和脂肪族第1級アルコ
ニルを反応させることによって該α、ω−アルカンジア
ールをジヘミアセタールの結晶の形で析出分離すること
を特徴とするα、ω−アルカンジアールの分離方法に関
するものである。
ニルを反応させることによって該α、ω−アルカンジア
ールをジヘミアセタールの結晶の形で析出分離すること
を特徴とするα、ω−アルカンジアールの分離方法に関
するものである。
下記一般式(1)
%式%(1)
(式中、nは3〜8の整数を表わす)
で示されるα、ω−アルカンジアールは蛋白質または酵
素の固定化剤、殺菌剤、架橋剤として、また対応するα
、−−アルカンジカルボン酸、α。
素の固定化剤、殺菌剤、架橋剤として、また対応するα
、−−アルカンジカルボン酸、α。
ω−アルカンジオール、α、ω−アルカンジアミンの出
発原料として工業的にも極めて有用な化合物であること
、およびα、ω−アルカンジアールは総じて熱的および
化学的安定性に乏しくそれらを高純度で分離取得するこ
とは極めて国難であるばかシでなく、長期に亘って放置
゛すると酸化ある2− いは重合など、によって変質すること、はよく知られて
いる。また、高純度でα、ω−アルカンジアールを合成
するのは一般に極めて難しく、これらの理由からかその
工業的有用惟にも拘らず現在工業的に製造されているα
、ω−アルカンジアールはグリオキザールおよびグルタ
ルアルデヒドのみである。これまで提案されている殆ん
どすべてのα、ω−アルカンジアールの製造法において
は異性体をはじめとする各棟の不純!が夾雑す、ること
は避は難い。たとえば1.α、ω、−アルカジエンのヒ
ドロ示ルミル化反応においても三11類のアルカンジア
ールが生成し、それらは互いに沸点が近いことおよびア
ルカンジアールが熱的に不安定であることから、純度の
高いα、ω−アルカンジアールを蒸留分離することは実
質的に不aJ能である。
発原料として工業的にも極めて有用な化合物であること
、およびα、ω−アルカンジアールは総じて熱的および
化学的安定性に乏しくそれらを高純度で分離取得するこ
とは極めて国難であるばかシでなく、長期に亘って放置
゛すると酸化ある2− いは重合など、によって変質すること、はよく知られて
いる。また、高純度でα、ω−アルカンジアールを合成
するのは一般に極めて難しく、これらの理由からかその
工業的有用惟にも拘らず現在工業的に製造されているα
、ω−アルカンジアールはグリオキザールおよびグルタ
ルアルデヒドのみである。これまで提案されている殆ん
どすべてのα、ω−アルカンジアールの製造法において
は異性体をはじめとする各棟の不純!が夾雑す、ること
は避は難い。たとえば1.α、ω、−アルカジエンのヒ
ドロ示ルミル化反応においても三11類のアルカンジア
ールが生成し、それらは互いに沸点が近いことおよびア
ルカンジアールが熱的に不安定であることから、純度の
高いα、ω−アルカンジアールを蒸留分離することは実
質的に不aJ能である。
本発明者らはかかる事情に鑑みて上記一般式(1)で示
されるα、ω−アルカンジアールを含む溶液から該α、
ω−アルカンジアールを容易に分離する方法を開発すべ
く鋭意検討を行なった。その結果、該溶液に一般式(I
f) 3− 0Hs (CHs )mCH20H(II )(式中、
mは3〜10の整数を表わす)で示される直鎖状飽和脂
肪族第1級アルコールを加えてα、ω−アルカンジアー
ルを一般式(II)(式中、nおよびmは前記と同じも
のを表わす)で示されるジへずアセタールの結晶の形で
析出分離することによシ該α、ω−アルカンジアールを
効果的に分離しうろことを見出し、本発明を完成するに
至った。 。
されるα、ω−アルカンジアールを含む溶液から該α、
ω−アルカンジアールを容易に分離する方法を開発すべ
く鋭意検討を行なった。その結果、該溶液に一般式(I
f) 3− 0Hs (CHs )mCH20H(II )(式中、
mは3〜10の整数を表わす)で示される直鎖状飽和脂
肪族第1級アルコールを加えてα、ω−アルカンジアー
ルを一般式(II)(式中、nおよびmは前記と同じも
のを表わす)で示されるジへずアセタールの結晶の形で
析出分離することによシ該α、ω−アルカンジアールを
効果的に分離しうろことを見出し、本発明を完成するに
至った。 。
本発明方法が適用される一般式(1)で示されるα、ω
−アルカンジアールは具体的にはグルタルアルデヒド、
アジボアルデヒド、1.7−へブタンジアール、1,8
−オクタンジアール、1.9−ノナンジアール、1.1
0−デカンジアールである。一般式(II)で示され°
る直鎖状飽和脂肪族第1級アルコール表シて具体的にn
−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘプタツール
、n−オクタツール、4− n−ノナノール、n−デカノール、n−クンデカノール
およびn−ドデカノールを挙げることができる。本発明
者らの詳細なる検討によると、メタノール、エタノール
、n−プロパツール、n−ブタノールなどの低級アルコ
ール、2−メチルペンタノール、2−エチルへキサイー
ル、3,5.5−トリメチルヘキサノールなどの分岐状
第1級アルコール、分子内に不飽和結合を有する不飽和
アルコールなどの場合には対応するジヘミアセターイレ
の結晶Fi冥質的に析出しないことがわか1つた0また
、一般式(1)で示されるα、ω−アルカンジアールの
うち炭素数の少ないα、ω−アルカンジアールの場合に
は比較的炭素数の大きな直鎖状飽和轡肪族第1級アルコ
ールと組合せた方が好ましいこと、炭素数の大きなα、
ω−アルカンジアールの場合には第1級アルコールの選
択が比較的ゆるやかであることも441明した。
−アルカンジアールは具体的にはグルタルアルデヒド、
アジボアルデヒド、1.7−へブタンジアール、1,8
−オクタンジアール、1.9−ノナンジアール、1.1
0−デカンジアールである。一般式(II)で示され°
る直鎖状飽和脂肪族第1級アルコール表シて具体的にn
−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−ヘプタツール
、n−オクタツール、4− n−ノナノール、n−デカノール、n−クンデカノール
およびn−ドデカノールを挙げることができる。本発明
者らの詳細なる検討によると、メタノール、エタノール
、n−プロパツール、n−ブタノールなどの低級アルコ
ール、2−メチルペンタノール、2−エチルへキサイー
ル、3,5.5−トリメチルヘキサノールなどの分岐状
第1級アルコール、分子内に不飽和結合を有する不飽和
アルコールなどの場合には対応するジヘミアセターイレ
の結晶Fi冥質的に析出しないことがわか1つた0また
、一般式(1)で示されるα、ω−アルカンジアールの
うち炭素数の少ないα、ω−アルカンジアールの場合に
は比較的炭素数の大きな直鎖状飽和轡肪族第1級アルコ
ールと組合せた方が好ましいこと、炭素数の大きなα、
ω−アルカンジアールの場合には第1級アルコールの選
択が比較的ゆるやかであることも441明した。
本発明において、一般式(I[I)で示されるα、ω−
アルカンジアールのジヘミアセタールttsa中で一般
式(1)で示されるα、ω−アルカンシアー5− ルと一般式(H)、で示される直鎖状飽和脂肪族第1級
アルコールとを10〜80℃の範囲内の温度下、1〜6
0分間接触させることによって合成される。
アルカンジアールのジヘミアセタールttsa中で一般
式(1)で示されるα、ω−アルカンシアー5− ルと一般式(H)、で示される直鎖状飽和脂肪族第1級
アルコールとを10〜80℃の範囲内の温度下、1〜6
0分間接触させることによって合成される。
反応後の反応混合液を約0〜50℃の温度下に放置する
と、直ちにジヘミアセタールの結晶が析出するので、通
常のr過、沈降、遠心分離などの操作によって分離取得
することかできる。一般式(It)で示される直鎖状飽
和脂肪族第1級アルコ−ku通常α、ω−アルカンジア
ールに対するモル比で2〜10の範囲内の量使用される
。アセタール化反応を促進するため触媒量の輯酸、有機
酸などを反応系に共存させる方法も本発明方法の1好ま
しい実施態様の一つであるbα、ω−フルカンジアール
と直鎖状飽和脂肪族第1級アルコールの反応を炭素数的
5〜10の飽和脂肪族炭化水素、の共存下で行なう゛と
よp高純度のジヘミアセタールの結晶が生成し、結晶の
生成が一層容易となる。使用しうる飽和脂肪族炭化水素
の具体例として、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、ノナンおよびデカンなどを挙げることができる。
と、直ちにジヘミアセタールの結晶が析出するので、通
常のr過、沈降、遠心分離などの操作によって分離取得
することかできる。一般式(It)で示される直鎖状飽
和脂肪族第1級アルコ−ku通常α、ω−アルカンジア
ールに対するモル比で2〜10の範囲内の量使用される
。アセタール化反応を促進するため触媒量の輯酸、有機
酸などを反応系に共存させる方法も本発明方法の1好ま
しい実施態様の一つであるbα、ω−フルカンジアール
と直鎖状飽和脂肪族第1級アルコールの反応を炭素数的
5〜10の飽和脂肪族炭化水素、の共存下で行なう゛と
よp高純度のジヘミアセタールの結晶が生成し、結晶の
生成が一層容易となる。使用しうる飽和脂肪族炭化水素
の具体例として、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、ノナンおよびデカンなどを挙げることができる。
この場6−
合、飽和脂肪族炭化水素は直鎖状飽和脂肪族第1級アル
コールに対して容量で10/1〜115の範囲内の童用
いるのが有利である。通常の操作で分離されたジヘミア
セタールの結晶は、必要に応じて、使用した直鎖状飽和
脂肪族第1級アルコールおよび/または飽和脂肪族炭化
水素で洗浄したのち真空乾燥すれば高純度化できるし、
また、該ジヘミアセタールについて通常の分留操作を施
せば高純度のα、ω−アルカンジアールが取得される。
コールに対して容量で10/1〜115の範囲内の童用
いるのが有利である。通常の操作で分離されたジヘミア
セタールの結晶は、必要に応じて、使用した直鎖状飽和
脂肪族第1級アルコールおよび/または飽和脂肪族炭化
水素で洗浄したのち真空乾燥すれば高純度化できるし、
また、該ジヘミアセタールについて通常の分留操作を施
せば高純度のα、ω−アルカンジアールが取得される。
また、α、ω−アルカンジアールがグルタルアルデヒド
の如く水溶性でるる場合には、対応するジヘミアセター
ルについて水共存下で加熱処理を施すことによってアル
カンジアールを貿出液または水溶液として取得すること
もで゛きる。一般式(nl)で示されるα、ω−アルカ
ンジアールのジヘミアセタールは結晶の状態で変質する
ことなく長期に亘って保存することができる。また、一
般式(1)で示されるα、ω−アルカンジアールを対応
するアルカンジオール、アルカンジアミンまたはアルカ
ンジカルボン酸などに化学誘導する場合には、シアー へtアセタールの結晶からα、ω−アルカンジアールを
分離することなく、ジヘミアセタールのままこれらの反
応の出発原料として用いることもできる。
の如く水溶性でるる場合には、対応するジヘミアセター
ルについて水共存下で加熱処理を施すことによってアル
カンジアールを貿出液または水溶液として取得すること
もで゛きる。一般式(nl)で示されるα、ω−アルカ
ンジアールのジヘミアセタールは結晶の状態で変質する
ことなく長期に亘って保存することができる。また、一
般式(1)で示されるα、ω−アルカンジアールを対応
するアルカンジオール、アルカンジアミンまたはアルカ
ンジカルボン酸などに化学誘導する場合には、シアー へtアセタールの結晶からα、ω−アルカンジアールを
分離することなく、ジヘミアセタールのままこれらの反
応の出発原料として用いることもできる。
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例I
RhH(Co)(PPha)a > ヨU fthK対
して100モル倍のPPhsを含むトルエン溶液中、水
素/−酸化炭素混合ガス(モル比3/1 ) 10気圧
、反応温度95℃の条件下で1.5−ヘキサジエンのヒ
ドロホルンル化反応を3時間行なうことによって得られ
た反応混合液について分留操作を施すことによって沸点
67〜b ジアール類の混合物を得た。ガスクロマトグラフィー分
析によシこの混合物中には1.8−オクタンジアール、
2−メチル−1,7−へブタンジアール。
して100モル倍のPPhsを含むトルエン溶液中、水
素/−酸化炭素混合ガス(モル比3/1 ) 10気圧
、反応温度95℃の条件下で1.5−ヘキサジエンのヒ
ドロホルンル化反応を3時間行なうことによって得られ
た反応混合液について分留操作を施すことによって沸点
67〜b ジアール類の混合物を得た。ガスクロマトグラフィー分
析によシこの混合物中には1.8−オクタンジアール、
2−メチル−1,7−へブタンジアール。
および2.5−ジメチル−1,6−ヘキサンジアールが
それぞれ79モルチ、18モルチおよび3モルチ含まれ
ていることがわかった。
それぞれ79モルチ、18モルチおよび3モルチ含まれ
ていることがわかった。
次いで内容1tの三つロフラスコに上記のオフ8−
タンジアール類の混合物100f、n−ヘキサノール1
20gおよびヘキサン3001E#を仕込み、窒素雰囲
気下30℃で30分間攪拌した。しかるのちこの溶液を
5℃まで冷却しながら静置したところ無色の結晶が析出
した。5℃で3時間放置したのち析出した結晶をf別し
、100−のヘキサンで洗浄した。真空乾燥後、融点3
4.1〜35.3℃の結晶が約172f得られた。結晶
の一部をテトラヒドロフランに溶解したのちガスクロマ
トグラフィーによシ分析したところ、この結晶中には、
2−メチル−1,7−へブタンジアールオj ヒ2.5
−ジメチル−1,6−ヘキサンジアールは痕跡程度しか
含まれておらず、1.8−オクタンジアールと1゜8−
オクタンジアールに対して2モル倍のn−ヘキサノール
が含まれていることがわかった。この結晶についてKB
r錠剤法による赤外吸収スペクトル測定を行なったとこ
ろ次の特徴的な吸収が認められた。34003”、29
58 ct;T ’、2940i”、2920 arT
’、2850m”、1472i”、1468 cwT
”、140011.1118ci1.10 t 5c
i”、1028i’、9− 985cm”、900 cm 1oまたこの結晶をCD
α3に溶かした溶液のIH−NMRスペクトル測定結果
からもこの結晶中には1.8−オクタンジアールと1.
8−オクタンジアールに対して2モル倍のn−ヘキサノ
ールが含まれていることが結論された。またこの結晶を
n−ヘキサノールに溶かした溶液のIH−NMRスペク
トルには何<マ舞m−の存在を示す吸収が2.35 p
pmに現われた。 ゛以上のことからこの結晶は
次式で表わされる1゜8−オクタンジアールとn−ヘキ
サノニルのジヘミアセタール(1,8−ジヘキシルオキ
シーヘキサンジオール)と同定された。
20gおよびヘキサン3001E#を仕込み、窒素雰囲
気下30℃で30分間攪拌した。しかるのちこの溶液を
5℃まで冷却しながら静置したところ無色の結晶が析出
した。5℃で3時間放置したのち析出した結晶をf別し
、100−のヘキサンで洗浄した。真空乾燥後、融点3
4.1〜35.3℃の結晶が約172f得られた。結晶
の一部をテトラヒドロフランに溶解したのちガスクロマ
トグラフィーによシ分析したところ、この結晶中には、
2−メチル−1,7−へブタンジアールオj ヒ2.5
−ジメチル−1,6−ヘキサンジアールは痕跡程度しか
含まれておらず、1.8−オクタンジアールと1゜8−
オクタンジアールに対して2モル倍のn−ヘキサノール
が含まれていることがわかった。この結晶についてKB
r錠剤法による赤外吸収スペクトル測定を行なったとこ
ろ次の特徴的な吸収が認められた。34003”、29
58 ct;T ’、2940i”、2920 arT
’、2850m”、1472i”、1468 cwT
”、140011.1118ci1.10 t 5c
i”、1028i’、9− 985cm”、900 cm 1oまたこの結晶をCD
α3に溶かした溶液のIH−NMRスペクトル測定結果
からもこの結晶中には1.8−オクタンジアールと1.
8−オクタンジアールに対して2モル倍のn−ヘキサノ
ールが含まれていることが結論された。またこの結晶を
n−ヘキサノールに溶かした溶液のIH−NMRスペク
トルには何<マ舞m−の存在を示す吸収が2.35 p
pmに現われた。 ゛以上のことからこの結晶は
次式で表わされる1゜8−オクタンジアールとn−ヘキ
サノニルのジヘミアセタール(1,8−ジヘキシルオキ
シーヘキサンジオール)と同定された。
またこの結晶の元素分析値4 C20H4204の組成
式によく一致した。
式によく一致した。
次いでこの結晶170fについて減圧蒸留操作を行なっ
たところ沸点69〜70℃/1.5waHfの留分とし
て約609の1.8−オクタンジアールが得られた。こ
のものはガスクロマトグラフィーによる10− 分析によジ98.6%以上の純度であることがわかった
。
たところ沸点69〜70℃/1.5waHfの留分とし
て約609の1.8−オクタンジアールが得られた。こ
のものはガスクロマトグラフィーによる10− 分析によジ98.6%以上の純度であることがわかった
。
実施例2
実施例1と同様の条件で1.8−オクタジエンのヒドロ
ホルミル化反応を行ない、反応混合液を蒸留することに
より87〜b てデカンジアール類の混合物を得た。ガスクロマトグラ
フィー分析によシこの混合物中にFil、10−デカン
ジアール、2−メチル−1,9−ノナンジアールおよび
2.5−ジメチル−1,8−オクタンジアールがそれぞ
れ77モルチ、20モルチおよび3モルチ含まれている
ことがわかった。
ホルミル化反応を行ない、反応混合液を蒸留することに
より87〜b てデカンジアール類の混合物を得た。ガスクロマトグラ
フィー分析によシこの混合物中にFil、10−デカン
ジアール、2−メチル−1,9−ノナンジアールおよび
2.5−ジメチル−1,8−オクタンジアールがそれぞ
れ77モルチ、20モルチおよび3モルチ含まれている
ことがわかった。
次いで内容11の三つりフラスコに上記のデカンジアー
ル類の混合物100t、n−オクタツール14Qfおよ
びオクタン300dを仕込み、窒素ガス雰囲気下40℃
で30分間攪拌した。しかるのちこの溶液を約10℃の
温度下に一夜放置したのち析出した結晶をP別し、オク
タンで洗浄したのち真空にて乾燥することによシ融点4
.4.1〜46.2℃の結晶が約18of得られた。こ
の結晶の一部をテトラヒドロ7ランにm解し、ガスクロ
マトグラフィーで分析したところこの結晶中には2−メ
チル−1,9−ノナンジアールおよび215−ジメチル
−1,8−オクタンジアールは全く含まれておらず、1
.10−デカンジアールと1.10−デカンジアールに
対して2モル倍のn−オクタツールが含まれていること
がわかった。この結晶に対して実施例1と同様にして各
禎スペクトルを測定することに円シこの結晶は次式で表
わされる1、10−デカンジアールとn−オクタツール
のジヘミアセタール(1,10−ジオクチルオキシ−デ
カンジオール)と同定された。
ル類の混合物100t、n−オクタツール14Qfおよ
びオクタン300dを仕込み、窒素ガス雰囲気下40℃
で30分間攪拌した。しかるのちこの溶液を約10℃の
温度下に一夜放置したのち析出した結晶をP別し、オク
タンで洗浄したのち真空にて乾燥することによシ融点4
.4.1〜46.2℃の結晶が約18of得られた。こ
の結晶の一部をテトラヒドロ7ランにm解し、ガスクロ
マトグラフィーで分析したところこの結晶中には2−メ
チル−1,9−ノナンジアールおよび215−ジメチル
−1,8−オクタンジアールは全く含まれておらず、1
.10−デカンジアールと1.10−デカンジアールに
対して2モル倍のn−オクタツールが含まれていること
がわかった。この結晶に対して実施例1と同様にして各
禎スペクトルを測定することに円シこの結晶は次式で表
わされる1、10−デカンジアールとn−オクタツール
のジヘミアセタール(1,10−ジオクチルオキシ−デ
カンジオール)と同定された。
次いでこの結晶180vについて減圧蒸留を行なう仁と
によって沸点89〜90℃10.5■Hfの留分として
1.10−デク/ジアールが約60?(純度99.2チ
)得られた。
によって沸点89〜90℃10.5■Hfの留分として
1.10−デク/ジアールが約60?(純度99.2チ
)得られた。
実施例3
0ジウム錯体触媒の存在下水素/−酸化炭素混合ガスに
よって7−オクテン−1−アールをヒドロホルミル化し
た反応混合液について分留を行なうことによって1,9
−ノナンジアールト2−メfルー1,8−オクタンジア
ールの混合物を得た。ガスクロマトグラフィーによる分
析より1,9−ノナンジアールおよび2メチル−1,8
−オクタンシアニルの含有量はそれぞれ92.2モルチ
およヒフ、8モルチであることがわかった。
よって7−オクテン−1−アールをヒドロホルミル化し
た反応混合液について分留を行なうことによって1,9
−ノナンジアールト2−メfルー1,8−オクタンジア
ールの混合物を得た。ガスクロマトグラフィーによる分
析より1,9−ノナンジアールおよび2メチル−1,8
−オクタンシアニルの含有量はそれぞれ92.2モルチ
およヒフ、8モルチであることがわかった。
次いで内容1tの三つロフラスコに上記のジアール混合
物100f、n−オクタノ−に200tを仕込み、窒素
雰囲気下30℃で20分間攪拌した。しかるのちこの溶
液を約5℃の温度下に5時間放置したのち析出した結晶
をf別し、ヘキサンで洗浄した。この結晶を真空乾燥す
ることにより融点41.2〜44M’Cの結晶が約22
81得られた。
物100f、n−オクタノ−に200tを仕込み、窒素
雰囲気下30℃で20分間攪拌した。しかるのちこの溶
液を約5℃の温度下に5時間放置したのち析出した結晶
をf別し、ヘキサンで洗浄した。この結晶を真空乾燥す
ることにより融点41.2〜44M’Cの結晶が約22
81得られた。
結晶の一部をテトラヒドロフランに溶解したのちガスク
ロマトグラフィーにより分析したところ、この結晶中に
は2−メチル−1,8−オクタンシアニルは痕跡量しか
含まれておらず、1.9−ノナンジアールと1.9−ノ
ナンジアールに対して2モル13− 倍のn−オクタツールが含まれていることがわかった。
ロマトグラフィーにより分析したところ、この結晶中に
は2−メチル−1,8−オクタンシアニルは痕跡量しか
含まれておらず、1.9−ノナンジアールと1.9−ノ
ナンジアールに対して2モル13− 倍のn−オクタツールが含まれていることがわかった。
この結晶に対して実施例】と同様にして各鴇スペクトル
を測定することによシこの結晶は次式で表わされる1、
9−ノナンジアールとn−オクタツールのジヘミアセタ
ール(1,9−ジオクチルオキシ−ノナンジオール)と
同定された。
を測定することによシこの結晶は次式で表わされる1、
9−ノナンジアールとn−オクタツールのジヘミアセタ
ール(1,9−ジオクチルオキシ−ノナンジオール)と
同定された。
次いでこの結晶220fについて減圧蒸留を行なうこと
によって沸点74〜75℃/ O,s samHPの留
分として1,9−ノナンジアールが約74FCllBW
e98.8%)得られた。
によって沸点74〜75℃/ O,s samHPの留
分として1,9−ノナンジアールが約74FCllBW
e98.8%)得られた。
実施例4
内容1tの三つロフラスコに市販のグルタルアルデヒド
25チ水溶液1009,85チリン酸水溶液o、ost
%n−ドデカノール100?およびヘキサン100dを
仕込み、窒素雰囲気下30℃で1時間攪拌した。分液後
、上層(有機層)を約5℃の温度下に一夜放置したのち
析出した結晶を14− r別し、ヘキサンで洗浄した。真空乾燥により約91f
の結晶が得られた。この結晶に対して実施例1と同様に
して各稽スペクトルを測定することによりこの結晶は次
式で表わされるグルタルアルデヒドとn−ドデカノール
のジヘミアセタール(1,5−シトデカオキシ−ペンタ
ンジオール)ト同定された0 この結晶は空気中室温下に長期に亘って放置しても何ら
変質しなかった。
25チ水溶液1009,85チリン酸水溶液o、ost
%n−ドデカノール100?およびヘキサン100dを
仕込み、窒素雰囲気下30℃で1時間攪拌した。分液後
、上層(有機層)を約5℃の温度下に一夜放置したのち
析出した結晶を14− r別し、ヘキサンで洗浄した。真空乾燥により約91f
の結晶が得られた。この結晶に対して実施例1と同様に
して各稽スペクトルを測定することによりこの結晶は次
式で表わされるグルタルアルデヒドとn−ドデカノール
のジヘミアセタール(1,5−シトデカオキシ−ペンタ
ンジオール)ト同定された0 この結晶は空気中室温下に長期に亘って放置しても何ら
変質しなかった。
特許出願人 株式会社 り ラ し
代理人 弁理士本多 堅
15−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記一般式(I) OHC(CH2)rrCkI O’ (1)(式
中、nは3〜8の整数を表わす) で示されるα、ωニアルカンジアールを含む溶液から該
α、ω−アルカンジアールを分離するに際し、該溶液に
一般式(U) CHs (CH2)mCH20H(If )(式中、m
は3〜10の整数を表わす)で示される直鎖状飽和脂肪
族第1級アルコールを加えて該α、ω−アルカンジアー
ルを一般式(II)(式中、nおよびmは前記と同じも
のを表わす)で示されるジヘ゛ミアセタールの結晶の形
で析出分離することを特徴とするα、ω−アルカンジア
ールの分離方法。 =1−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8527482A JPS58201741A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | α,ω−アルカンジア−ルの分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8527482A JPS58201741A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | α,ω−アルカンジア−ルの分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58201741A true JPS58201741A (ja) | 1983-11-24 |
JPH0315615B2 JPH0315615B2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=13853976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8527482A Granted JPS58201741A (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | α,ω−アルカンジア−ルの分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58201741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2656864A1 (fr) * | 1990-01-11 | 1991-07-12 | Shell Int Research | Procede pour la preparation d'une diamine aliphatique ou cycloaliphatique, en particulier pour la preparation du diaminooctane. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652888A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-12 | Sekisui Chemical Co Ltd | Panel heater and method of manufacturing same |
JPS5753426A (en) * | 1980-07-22 | 1982-03-30 | Ici Ltd | Aldehyde adduct and aldehyde separation |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP8527482A patent/JPS58201741A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652888A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-12 | Sekisui Chemical Co Ltd | Panel heater and method of manufacturing same |
JPS5753426A (en) * | 1980-07-22 | 1982-03-30 | Ici Ltd | Aldehyde adduct and aldehyde separation |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2656864A1 (fr) * | 1990-01-11 | 1991-07-12 | Shell Int Research | Procede pour la preparation d'une diamine aliphatique ou cycloaliphatique, en particulier pour la preparation du diaminooctane. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315615B2 (ja) | 1991-03-01 |
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