JPS5819083B2 - 定電流回路 - Google Patents
定電流回路Info
- Publication number
- JPS5819083B2 JPS5819083B2 JP3594977A JP3594977A JPS5819083B2 JP S5819083 B2 JPS5819083 B2 JP S5819083B2 JP 3594977 A JP3594977 A JP 3594977A JP 3594977 A JP3594977 A JP 3594977A JP S5819083 B2 JPS5819083 B2 JP S5819083B2
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- Japan
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- transistor
- base
- voltage
- temperature
- constant current
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、出力電流の温度特性を決定する出力段トラン
ジスタのベース・エミッタ間電圧の温度による電圧変化
を容易にかつ確実に補償し、温度。
ジスタのベース・エミッタ間電圧の温度による電圧変化
を容易にかつ確実に補償し、温度。
特性の優れた定電流を得る定電流回路に関する。
従来の定電流回路は例えば第１図に示されたように順方
向に挿入したダイオードの順方向電圧により、トランジ
スタのベース、エミッタ間電圧を温度補償してコレクタ
電流すなわち出力電流の温度変化を小さくしていた。
向に挿入したダイオードの順方向電圧により、トランジ
スタのベース、エミッタ間電圧を温度補償してコレクタ
電流すなわち出力電流の温度変化を小さくしていた。
第１図においては、直流電源Ｅに対して抵抗Ｒ１、ダイ
オードＤおよびツェナーダイオードＺＤからなる直列回
路を並列接続し、抵抗Ｒ１とダイオードＤの接続点をト
ランジスタＴのベースと接続し、ダイオードＤの順方向
電圧とツェナーダイオードＺＤのツェナー電圧との和電
圧をトランジスタＴのベースと抵抗Ｒ２との間に印加す
ることによ１バ トランジスタＴのコレクタに接続され
た負荷抵抗Ｒ１に一定の出力電流ｉ。
オードＤおよびツェナーダイオードＺＤからなる直列回
路を並列接続し、抵抗Ｒ１とダイオードＤの接続点をト
ランジスタＴのベースと接続し、ダイオードＤの順方向
電圧とツェナーダイオードＺＤのツェナー電圧との和電
圧をトランジスタＴのベースと抵抗Ｒ２との間に印加す
ることによ１バ トランジスタＴのコレクタに接続され
た負荷抵抗Ｒ１に一定の出力電流ｉ。
を供給するように構成されている。この回路において、
出力電流ｉ。
出力電流ｉ。
の温度による変化は主としてトランジスタＴのベース・
エミ間電圧ＶＢＥ・に起因しているので、これをダイオ
ードＤの順方向電圧ＶＤＦによって温度補償していた。
エミ間電圧ＶＢＥ・に起因しているので、これをダイオ
ードＤの順方向電圧ＶＤＦによって温度補償していた。
すなわち、第１図の回路においては、
という関係式が成立してお１バこの（１）式から出力電
流ｉ。
流ｉ。
はと表わされる。
但し、■Ｚ：ツエナーダイオードＺＤのツェナー電圧
ＶＤＦ’ダイオードＤの順方向電圧
ｖＢＥ：ｔ−ランジスタＴのベース・エミッタ間電圧
β：トランジスタＴの電流増幅率
上記（２）式から明らかなように、出力電流ｌ。
の温度特性を良くするため、すなわち温度による変動を
小さくするためには、ツェナーダイオードｚ１）のツェ
ナー電圧ＶＺとダイオードＤの順方向電圧ＶＤＦの各々
の温度による電圧変化の和と、トランジスタＴのベース
・エミッタ間電圧ＶＢＥの温度による電圧変化の絶対値
が等しくなるようにツェナーダイオードＺＤ、ダイオー
ドＤおよびトランジスタＴが決められなければならない
。
小さくするためには、ツェナーダイオードｚ１）のツェ
ナー電圧ＶＺとダイオードＤの順方向電圧ＶＤＦの各々
の温度による電圧変化の和と、トランジスタＴのベース
・エミッタ間電圧ＶＢＥの温度による電圧変化の絶対値
が等しくなるようにツェナーダイオードＺＤ、ダイオー
ドＤおよびトランジスタＴが決められなければならない
。
しかしながら、これら特性を合わせるためにはツェナー
ダイオードＺＤ、ダイオードＤ、 トランジスタＴの
温度による各々の電圧変化が各々を流れる電流に依存す
るので、これら３素子の電流対温度による電圧変化の調
査を必要とし、また前記特性を合わせるためのこれら３
素子の組合わせが難しく、よって各素子の温度による電
圧変化のバラツキが出力電流ｉ。
ダイオードＺＤ、ダイオードＤ、 トランジスタＴの
温度による各々の電圧変化が各々を流れる電流に依存す
るので、これら３素子の電流対温度による電圧変化の調
査を必要とし、また前記特性を合わせるためのこれら３
素子の組合わせが難しく、よって各素子の温度による電
圧変化のバラツキが出力電流ｉ。
の変化として表われてしまうという欠点を有していた。
したがって、本発明は、出力段のトランジスタのベース
・エミッタ間電圧の温度による電圧変化を同一の温度特
性を有するトランジスタを前段に用いることにより容易
にかつ確実に温度補償を行なうようにした定電流回路を
提供することを目的とする。
・エミッタ間電圧の温度による電圧変化を同一の温度特
性を有するトランジスタを前段に用いることにより容易
にかつ確実に温度補償を行なうようにした定電流回路を
提供することを目的とする。
第２図は本発明の定電流回路の一実施例を示したもので
ある。
ある。
この回路においては、出力電流すなわちトランジスタＴ
２のコレクタ電流Ｉ。
２のコレクタ電流Ｉ。
の温度による変動を小さくするために、従来のようなダ
イオードの代りに、トランジスタＴ２と同一の温度特性
を有するトランジスタＴ１が前段に設けられ、このトラ
ンジスタＴ１により温度補償が容易にかつ確実に行なわ
れる。
イオードの代りに、トランジスタＴ２と同一の温度特性
を有するトランジスタＴ１が前段に設けられ、このトラ
ンジスタＴ１により温度補償が容易にかつ確実に行なわ
れる。
なおトランジスタＴ１のベース・コレクタ間は結線され
ている。
ている。
すなわち、第２図に示された本発明の回路にお。
いては（１）式と同様にして、
が成り立ち、こ（ハ）３）式から出力電流ｉ。
は、で表わされる。
但しＶＢＥＩ ” ”ランジスタＴ１のベース・エミ
ッタ間電圧 ■ＢＥ２：トランジスタＴ２のベース・エミッタ間電圧 β１ ：トランジスタＴ１の電流増幅率 β２：トランジスタＴ２の電流増幅率 上記（４）式より明らかなように出力電流ｉ。
ッタ間電圧 ■ＢＥ２：トランジスタＴ２のベース・エミッタ間電圧 β１ ：トランジスタＴ１の電流増幅率 β２：トランジスタＴ２の電流増幅率 上記（４）式より明らかなように出力電流ｉ。
の温度特性を良くするためにはツェナーダイオードＺＤ
の温度係数けＶｚ／ニーが０のものを使用すれば、トラ
ンジスタＴ１．Ｔ２のベース・エミッタ間電圧■ＢＥ１
．ＶＢＥ２の温度係数（ｔｓＶ Ｂ Ｅ／△Ｔ）を等し
くすれば良く、この場合出力電流ｉ。
の温度係数けＶｚ／ニーが０のものを使用すれば、トラ
ンジスタＴ１．Ｔ２のベース・エミッタ間電圧■ＢＥ１
．ＶＢＥ２の温度係数（ｔｓＶ Ｂ Ｅ／△Ｔ）を等し
くすれば良く、この場合出力電流ｉ。
はとなって、出力電流ｉ。
はベース・エミッタ間電圧の影響を受けない。
このためトランジスタのベース・エミッタ間電圧ＶＢＥ
はコレクタ電流（又はエミツク電流）に依存するのでト
ランジスタＴ１とＴ２のコレクタ電流を等しくする必要
がある。
はコレクタ電流（又はエミツク電流）に依存するのでト
ランジスタＴ１とＴ２のコレクタ電流を等しくする必要
がある。
これは抵抗Ｒ２を次式の如く選択することにより達成さ
れる。
れる。
以上のように、温度特性の揃ったトランジスタをペアで
使うことによ１バこの温度係数のバラツキによる出力電
流１゜の変動を小さくして定電流を得ることができる。
使うことによ１バこの温度係数のバラツキによる出力電
流１゜の変動を小さくして定電流を得ることができる。
よって本発明は従来技術の欠点であった（ａ）トランジ
スタ等の温度係数の調査、（ｂ）トランジスタ等の組合
せに対する考慮等が不要になる他、トランジスタ等の温
度係数のバラツキによる出力電流の温度特性に対する影
響の度合いを下げることができる。
スタ等の温度係数の調査、（ｂ）トランジスタ等の組合
せに対する考慮等が不要になる他、トランジスタ等の温
度係数のバラツキによる出力電流の温度特性に対する影
響の度合いを下げることができる。
第１図は従来の定電流回路の例を示す。
第２図は本発明の定電流回路の一実施例を示す。
図において、Ｒ１ＪＲ２，Ｒ３’抵抗、ＲＬ：負荷抵抗
、ＺＤ：ツェナーダイオード、Ｄ：ダイオード、Ｅ：直
流電源、Ｔ、Ｔ１．Ｔ２：トランジスタ。
、ＺＤ：ツェナーダイオード、Ｄ：ダイオード、Ｅ：直
流電源、Ｔ、Ｔ１．Ｔ２：トランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 直流電源から第１の抵抗Ｒ１を介して電圧を印加さ
れるツェナーダイオードＺＤのツェナー電圧を出力段ト
ランジスタのベース・エミッタ間に。 エミッタ抵抗を介して印加することにより一定の出力電
流を得るようにした定電流回路において、前記第１の抵
抗に第２の抵抗Ｒ２を介して出力段トランジスタＴ２と
同一温度特性を有し、コレクタとベースとが短絡接続さ
れた温度補償用トラン。 ジスタＴ１を並列接続し、前記温度補償用トランジスタ
のベースと前記出力段トランジスタのベースとを接続す
るとともに、前記温度補償用トランジスタを流れる電流
が前記出力段トランジスタを流れる電流に等しくなるよ
うに前記第２の抵抗Ｒ。 の抵抗値を設定したことを特徴とする定電流回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3594977A JPS5819083B2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 定電流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3594977A JPS5819083B2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 定電流回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53121151A JPS53121151A (en) | 1978-10-23 |
| JPS5819083B2 true JPS5819083B2 (ja) | 1983-04-16 |
Family
ID=12456230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3594977A Expired JPS5819083B2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 定電流回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819083B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH022859Y2 (ja) * | 1983-06-30 | 1990-01-23 | ||
| JPH0332702Y2 (ja) * | 1984-09-21 | 1991-07-11 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5613875U (ja) * | 1979-07-09 | 1981-02-05 | ||
| JPS5956884A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレス直流モ−タ |
| JPH0820912B2 (ja) * | 1986-03-18 | 1996-03-04 | 株式会社東芝 | 半導体集積回路 |
-
1977
- 1977-03-30 JP JP3594977A patent/JPS5819083B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH022859Y2 (ja) * | 1983-06-30 | 1990-01-23 | ||
| JPH0332702Y2 (ja) * | 1984-09-21 | 1991-07-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53121151A (en) | 1978-10-23 |
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