JPS5818863B2 - 母線保護方式 - Google Patents

母線保護方式

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JPS5818863B2
JPS5818863B2 JP53056252A JP5625278A JPS5818863B2 JP S5818863 B2 JPS5818863 B2 JP S5818863B2 JP 53056252 A JP53056252 A JP 53056252A JP 5625278 A JP5625278 A JP 5625278A JP S5818863 B2 JPS5818863 B2 JP S5818863B2
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JP
Japan
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protection
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line
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JP53056252A
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English (en)
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JPS54148251A (en
Inventor
岡本栄一
山田裕
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Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複母線における母線保護方式に関する。
従来、電力系統の保護・制御はアナログデータで処理す
るアナログ保護継電器が一般であったが、送電容量、送
電々圧の増大、更に多端子系統の適用などにより、高信
頼度、高精度が要求されている。
系統の電圧・電流情報をディジタル変換し、ディジタル
的処理を行うディジタル保護継電器は上記の要請により
提案されているもので、近年進歩の著しい半導体技術の
成果であるマイクロコンピュータ等を用いて実現化され
つつある。
母線保護においてもディジタル処理、即ちディジタル母
線保護継電器が提案されているが具体化には至っていな
い。
一般に母線保護には線路保護と同じように電流差動の原
理が用いられるが線路保護とは使用条件が異っている。
それは、線路保護が3端子程度ですむのに対して、母線
保護は10数端子と保護範囲を決める境界が多い事であ
る。
即ち入力データ数が線路保護に比べて圧到的に多く、処
理量が多い。
又、複母線における分割保護継電器については母線に連
なる断路器(以下LSと称する)条件により入力データ
を制御しなければならない。
このように母線保護をディジタル処理で行うためには上
記の問題を解決しなければならない。
本発明はこのことに鑑み、複母線における分割保護方式
を提供しようとするものである。
以下図を用いて説明する。
第1図は複母線の構成を示したものである。
簡単のため母線に連なる回線数を2とした。
IA、IBp2人、2BはLSで、3.4,5,6は電
流変成器(以下CTと称する)で、?、8,9はしゃ断
器である。
母線A、Bは母線結合しゃ断器9により連絡でき、回線
は1つのしゃ断器と1つの断路器で母線AからBに接続
できる。
今、L81Aと2Bが閉、L81Bと2Aが開であった
場合、回線1は母線A、回線2は母線Bに接続されてい
る事になる。
母線と回線の接続関係を図に示すと第2図となる。
この時、母線Aの分割保護継電器はCT3とCT6の電
流情報を用い、母線Bの分割保護はCT4とCT5の電
流情報を用いて、それぞれ保護を行う。
又、LSIA?2Aが閉でLSlBと2Bが開であった
場合、母線Bに回線は接続されない。
この時、母線A分割保護継電器はCT3 、CT4 、
CT6の電流情報を用い、母線B分割保護はCT5の電
流情報を用い保護を行う。
このように、分割保護は回線と母線に連なる複数のLS
の開閉状態により入力情報を制御しなければならない。
万−LSの開閉状態に分割保護継電器が追従しなければ
、キルヒホッフの法則が成り立たず、誤動作、誤不動作
の原因となる。
上述したように複母線における分割保護を行う時には回
線と当該保護母線との間に接続されるLSの開閉条件が
必要となる。
第3図は本発明の詳細な説明するための図面で、1回線
分のみ表わしである。
図中1A、1Bはそれぞれ母線A、Bに接続されている
り、8.10はしゃ断器、3は電流変成器、11はディ
ジタル符号化部、12はディジタル保護継電器である。
電流変成器3より得られたアナログ電流情報と、LSと
機械的に連動する接点情報がディジタル符号化部11に
入力され一定の周期で同期してディジタルデータとなる
実際には、このようQこしてディジタル保護継電器に入
力されるディジタルデータは、回線数だけある。
ディジタル保護継電器12が母線A分割保護を行うなら
ば、ディジクル符号化されたLSlAの条件を用いて、
電流変成器3より得られた電流情報を制御する。
又母線B分割保護を行うのであれば、LSIBの条件を
用いて同様に電流変成器3より得られた電流情報を制御
する。
これらの場合、電流情報の制御と1.マ該LSが開であ
る時には、該電流情報を不使用とする事である。
これはサンプリングされた瞬時値データを0とし保護演
算に用いても良いし、保護演算の過程で該データを不使
用としてもよい。
ディジタル保護継電器12は母線保護において一般に次
式で示されるような保護演算を行っている。
+11+12+、−+Inl −K(+ 、111 +
I I21+・・・+ l Inl ) +Ko>O(
1)ここで Kは抑制係数 Koはオフセット 11、I2.・・・l I、はそれぞれ各端子電流で、
(1)式左辺第1項は差電流で動作量となり、第2項は
各端子電流の絶対値の和、即ちスカラ和による抑制量で
ある。
当該保護母線に事故がない時、又は外部事故の時、要電
流は0となり、(1)式を満さず保護継電器はトリップ
出力を送出しない。
事故があった場合には差電流は事故電流分だけ動作量と
なり、トリップ出力を送出する。
抑制量は、変流器の誤差、量子化誤差等を考え、内部事
故時以外の時に誤動作を避けるための量である。
一定の周期でサンプリングされた各端子電流の瞬時デー
タより動作量、抑制量を得るデジタル保護継電器12の
一例を第4図に示す。
図中12aはL8条件制御回路、12bは保護演算部で
ある。
13は加算器で瞬時データにより瞬時の差電流を求める
絶対値を得る絶対値出力回路14で瞬時の差電流の絶対
値を得て、これを積分器15により電力系統の周波数の
1/2サイクル分加算して差電流の実効値に比例した量
を得る。
抑制量は各端子電流の瞬時値データがそれぞれ絶対値を
得る回路18で絶対値となり、加算器19で加算され、
積分器20で1/2サイクル分加算され、実効値に比例
した量が得られる。
21で抑制係数Kが乗ぜられ、加算器16Gこより、動
作量とオフセットKoに減算され、17で判定され、保
護出力が得られる。
第4図を式で表わすと次式とf、lる。上述した保護処
理においてLS条件を考慮するためには、各端子電流の
瞬時データを制御するのが有効である。
第4図中で、LS条件による入力データの制御を動作量
と抑制量船こついて行うのに最も適した箇所はブロック
12aで示した箇所である。
このブロックの1回線分のLS条件による入力データの
制御を第5図に示す。
即ち、瞬時データは制御回路12a′に入り、同じく符
号化されたLS条件が制御回路12a′に入り、L8条
件がLSの開状態を示すものであれば瞬時データをOと
なし、保護演算部12bに入力する。
LS条件が閉状態を示すものであれば瞬時データをその
まま保護演算部12bに入力する。
この方法はLS条件による入力データの制御の一例であ
り、もちろん第4図中のどの処理ブロックでも入力デー
タの制御を行うことができる。
このようにする事により、従来アナログ保護継電器で行
われていたのと同様な制御ができるのである。
また強電機器であるLSと弱電機器であるディジタル保
護継電器との間にディジタル符号化部を置くことにより
、緩衝、インタフェース機能が持たれ、ディジタル保護
継電器は、ディジタル電流データと同様にLS条件をデ
ータとしてとりこむことができる。
更に変流器より得られた電流情報とLS条件が一定の周
期で同期してサンプリングされディジクル変換されるの
で、電流とLS条件に時間的なずれがなく、時間的なず
れによる誤動作・誤不動作が避けられる。
本発明によればこのように複母線において事故母線を高
速度に選択しゃ断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、複母線の構成を示す図面、第2図は、第1図
においてLSIBと2人が開、LSlAと2Bが閉であ
った時の母線と回線の接続を示す図面、第3図は、本発
明の詳細な説明するための図面、第4図は、母線保護に
用いられるアルゴリズムの一例を示すブロック図、第5
図はLS条件による入力データの制御回路を示す図面で
ある。 1.2・・・・・・回線、1A、1B、2A、2B・・
・・・・断路器、3,4,5,6・・・・・・電流変成
器、7,8,9゜10・・・・・・しゃ断器、A、B・
・・・・・母線、11・・・・・・ディジクル符号化部
、12・・・・・・ディジタル保護継電・器、13・・
・・・・加算器、14・・・・・・絶対値出力回路、1
5・・・・・・積分器、16・・・・・・加算器、17
・・・・・・判定回路、18・・・・・・絶対値出力回
路、19・・・・・・加算回路、20・・・・・・積分
器、21・・・・・・乗算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複母線に接続される送電線路、変圧器等に設置され
    た変流器より得られるアナログ電流情報および送電線路
    、変圧器の接続母線を決める断路器の開閉信号を一定の
    周期で同期してサンプリングしデジタル量に変換し、か
    くして得られた電流デ。 ジタル量と断路器の開閉信号をデジタル的に演算し、複
    母線のうち事故母線のみを選択しゃ断することを特徴と
    する母線保護方式。
JP53056252A 1978-05-12 1978-05-12 母線保護方式 Expired JPS5818863B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53056252A JPS5818863B2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 母線保護方式

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JP53056252A JPS5818863B2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 母線保護方式

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Publication Number Publication Date
JPS54148251A JPS54148251A (en) 1979-11-20
JPS5818863B2 true JPS5818863B2 (ja) 1983-04-15

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JP53056252A Expired JPS5818863B2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 母線保護方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875424A (ja) * 1981-10-30 1983-05-07 株式会社明電舎 デジタル形母線保護装置
JPH0767238B2 (ja) * 1986-03-10 1995-07-19 日新電機株式会社 配電用変電設備

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JPS54148251A (en) 1979-11-20

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