JPS58187536A - エンジンの出力制御装置 - Google Patents

エンジンの出力制御装置

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JPS58187536A
JPS58187536A JP7247282A JP7247282A JPS58187536A JP S58187536 A JPS58187536 A JP S58187536A JP 7247282 A JP7247282 A JP 7247282A JP 7247282 A JP7247282 A JP 7247282A JP S58187536 A JPS58187536 A JP S58187536A
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Japan
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engine
valve
fuel
flow
input
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JP7247282A
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Akira Takahashi
晃 高橋
Katsuo Akishino
秋篠 捷雄
Kazumasa Iida
和正 飯田
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジンの出力制御装置に関し1%にエンジン
回転数の急減時にエン/ンスト−ルを効果的に防1トす
ることを目的とする。
以下本発明の実施例につ℃・て図面を用いて詳細に説明
する7 11.1 第1図に示す実施例は、−c−ンジン補機としてエアコ
ンテイショナ(以下エアコンという)のクーラコンプレ
ッサ、パワーステアリング用オイルボ/プおよびバッテ
リの充電やヘッドランプ等の電気負荷の連続作動時の電
力供給を行なうオールタネータを備えた自動車に関する
ものであって、2は容積型レシプロ式内燃機関のエンジ
ン本体であり。
このエンジン本体2の一側には排気マニホルド4が装着
され、他側には吸気マニホルド6が装着されている。そ
して吸気マニホルド6を介しエンジン燃焼室に一端が連
通ずる吸気通路8には、途中に図示しないアクセルペダ
ルと連動するスロットル弁10.燃料噴射装置12およ
びエアフローメータ(カルマン渦流量計)14が介装さ
れ、同通路8の他端はエフクリーナ16を介し外気に連
通している。上記燃料噴射装置12は燃料ポンプより低
圧燃料が供給される燃料通路に燃料流量調整弁である電
磁弁13が介装されており、上記吸気通路内に噴射され
る燃料量は上記電磁弁の開弁時吸気通路8にはスロット
ル弁10をバイパススルようにしてバイパス通路18が
形成され、このバイパス通路18には同通路1Bを通過
する吸気量を制御することによりエンジン燃焼室へ供給
される吸気量を制御するバイパス弁2oが介装されてお
り、このバイパス弁20は弁座に当接してバイパス通路
1Bを全閉する全閉位置(第1図最古位置)から図示し
ないストッパにより定められる全開位置(第1図最左位
置)まで移動できるようになっている。また、バイパス
弁2oはアクチュエータである圧力応動装置22のダイ
ヤフラム24に連結されている。圧力応動装置22の圧
力室26は、負圧通路28を介してスロットル弁1゜介
装位置下流側の吸気通路に連通されるとともに。
大気通路50を介してスロット弁1o介装位置上流側の
吸気通路に連通されており、上記圧力室26には上記負
圧通路28を介し吸気負圧(以下代表してマニホルド負
圧という)が供給され、大気通路30を介し大気圧が供
給されるようになっている。また負圧通路28には常閉
型の第1ンレノイド弁32および同左と吸気通路8側ポ
ートの間にソレノイド左側からポート側へのみ流体を移
動せしめる逆止弁35が介装されており、第1ソレノイ
ド弁52は上記圧力室26に供給される吸気負圧を制御
している。他方大気通路30には常開型の第2ンレノイ
ド弁′54が介装されており。
この第2ソレノイド弁34は上記圧力室26に供給され
る大気圧を制御している。35a、35bは流量制御用
のオリフィスである。また圧力室26内にはスプリング
36が配設されており、このスプリング56はダイヤフ
ラム24を介しバイパス弁20を閉方向に付勢し、同ノ
・イパス弁を常閉弁となしている。即ち上記圧力室26
に負圧が作用しない時にこのスプリング36はバイパス
弁を機械的に定められる最小開度位置である全閉位置に
保持して(・る。己8は圧力応動装置22のダイヤフラ
ム24位置を検出することによりかイパス弁20の開度
を検出する可変抵抗を利用したポジションセンサであっ
て、このボッジョンセンサジ8が出力するバイパス弁2
0の開度位置信号はコンピュータ40に入力されるよう
になっている。
コンピュータ40には上記開度位置信号のほかエアフロ
ーメータ14に設けられたエアフローセンサ42から出
力される吸入空気量信号、上記エア70−メータ14付
近に設けられた吸気温センサ45から出力される吸気温
信号、エンジンの点火装置44から出力されるイグニッ
ションパルス信号(即ちエンジン回転数信号)、エンジ
ン本体2の冷却水温を検出する冷却水温センサ46から
出力される冷却水温信号、スロットル弁10が全開状態
にあることを検出するアイドルスイッチ4Bから出力さ
れるアイドル信号、エフフン作動スイッチ50a、50
b、5Dcから出力されるエアコン(U号、パワーステ
アリングの油圧発生状態(即ち操舵ハンドルを中立位置
から回転させた状態)を検出するスイッチ(以下バヮス
テスイッチという)52から出力されるパワステ信号1
因示しないトランスミッションの出力軸に設けられた車
速センサ54から出力される車速信号、スロットル弁1
0の開度を全閉から全開まで検出する開度センサ56か
ら出力される開度信号およびノ・ツテリ57から出力さ
れる電圧信号が入力されるようになっている。
ところで、自動車の各電気負荷(例えばヘッドランプ)
69に電気を供給する上記バッテリ57はボルテージレ
ギュレータ6Bを介しエンジンに駆動されるオールタネ
−タフ0により充電されろようになっており、上記電気
負荷が作動を開始し。
その作動開始に基い【発生するバッテリ57の電圧降下
がレギュレータ68で検出されると、同レギュレータ6
日がオールタネ−タフ0にフィールド電流を供給し、オ
ールタネ−タフ0において発電が開始され、バッテリ5
7の電圧は定常値範囲に復帰する。こののち、電気負荷
作動中はオールタネ−タフ0がレギュレータ6Bによる
電圧制御を受けながら発電を続行する。他方、上記電気
負荷の作動が停止すると、その停止した瞬間にはオルタ
ネータ70は発電を続けているので、バッテリの電圧が
急増するが、電圧急増により/・ツテリ電圧が定常値範
囲を上まわるとレギュレータがフィー、ルド電流の供給
を停止しオールタネ−タフ。
の発電が停止されるようになっている。
また、上記エフコノスイッチは詳細には手動スイ+50
a、温度スイッチ50b、圧力スイッチ50cで構成さ
れている。このうち温度スイッチ50bは車室内温度を
検出し、同温度が設定温度を下まわるとオフする常閉ス
イッチであり、また圧力スイッチ50cはコンプレッサ
51の圧縮圧力が異常に高くなったときにオフする常閉
スイッチである。そして上記5つのスイッチ50a。
50b、50cはこの順で直列に接続されるとともに1
手動スイッチ50aの上流側端子はバッテリ57の正端
子に接続され、他方圧力スイッチ50cの下流側端子は
周知の遅砥回路55を介しパワートランジスタ55に接
続されている。このパワートランジスタ55はコンプレ
ッサ51の図示しない断続装置である電磁クラッチを駆
動させるパワーリレー59を作動させるものである。ま
た上記圧力スイッチ50cの下流側端子はコンピュータ
40に接続されており、コンピュータ40には、上記6
つのスイッチ50m、50b、50cの全てがオン状態
にあるときにエアコンオン信号が入力され上記6つのス
イッチ50 a、  50 b。
50cの5ち1つでもオフ状態にあるときにエアコンオ
フ信号が入力されるようになっている。また上記車速セ
ンサ54は上記出力軸の回転角度から車速をパルス信号
として取り出すものである。
コンピュータ40は、各入力信号の波形整形(冷却水温
信号、電圧信号、開度位置信号等のアナログGg号のA
/D変換を含む)を行な5人力波形整形回路58.CP
U60.RAM62.ROM64および出力波形整形回
路66を有しており、このコンピュータ40では上記各
人力信号とROM64に予め記憶された演算情報とから
エンジン出力の制御を行なう出力パルス信号を形成する
。ところで本実施例においては、コンピュータ40かう
出力されろパルス信号は燃料噴射装置12の噴射量を定
める噴射量イd号1点火装置44の進角量を定める進角
緻信号、第1ソレノイド弁52を開閉する第1弁駆動信
号および第2ソレノイド弁54を開閉する第2弁駆動信
号となっている。そして第1弁駆動信号および第2弁駆
動信号によりそれぞれ開閉せしめられる両ンレノイド弁
52.54は協力して圧力応動装置22の圧力室26内
の圧力を調整しバイパス弁20の開度を制御し吸入空気
鼠を制御するようになっている。
即ち本実施例装置はコンピュータ40を用いて燃料噴射
装置12の唄!1!1点火装置44の進角量およびノ・
イパス弁20の開度を調整することによりエンノ/の総
合的な制御を行なおうとするものであるが、この制御は
予めROM64に記憶された各種フローをCPU60の
指示によって実行することにより行なわれる。そして具
体的にフローは第2図に示すようにエンジンの運転状態
を識別する条件判定フローA、2つのンレノイド弁32
゜ろ4を駆動してノ・イパス弁20の開度を制御する弁
開度制御フローB、アイドリング時の目標回転数を設定
する回転数設定フローC9燃料噴射装置12の駆動時間
を設定して噴射量を決定する燃料供給フローD1点火進
角な決定する進角フローEおよびバッテリの電圧変化を
検出する電圧検出フローFが主なものであり、また各フ
ローの選択はCPU60より発せられる割込信号により
行なわれるようになっている。これらのフローのうち条
件判定フローAは点火装置44の点火パルスに同期して
実行され、また弁開度制御フローBは比較的短い周期t
1の第1タイマーの割込信号に同期して実行され9回転
数設定フロー〇は比較的長い周期tz(第1タイマーの
周期の4〜5倍程度)の第2タイマーの割込信号に同期
して実行され、燃料供給フローDおよび進角フローEは
極め℃短い周圧検出フローFは上記第1タイマーの%の
周期(t、/ 2 )を有する第5タイマーに同期して
実行されるようになっている。
以下においては1条件判定フローA、弁開度制御フロー
B1回転数設定フローC1電圧検出フローFに基いて行
なわれろバイパス弁20の開度調整につ(・て説明する
。このバイパス弁20の開度調整より行なわれる制御は
、エンジン回転数が入力されろ回転数制御(具体的には
アイドル回転数制御)と1727回転数が入力されない
開度制御とに大別されるが、これを識別することは後述
する微小負荷変動に関する補正を除き条件判定フローA
で行なわれる。
条件判定フローAでは、ますA−0において二ンノ/が
始動時であるか盃かを判定する。これは具体的にはイグ
ニッションスイッチがオンで且つ1777回転数Nrが
設定回転数(例えば20Of)以下である場合に始動時
であると判定する。そして、A−1においてエンジン回
転数Nrが異常低回lti[(50、Orlm)となっ
ているか否かを判別し。
A−2においてアイドルスイッチ4Bがオン(即ちスロ
ットル弁10が全閉)であるか否かを判別し、A−6に
おいて車速センサ54の出力する車速か設定値(例えば
IKm/h)以下であるか否かを判定し、A−4におい
て(車速Vr)/(エンジン回転数Nr)の変化状態を
検出し、A−5において(実際の)エンジン回転数Nr
と目標回転数N、の偏差ΔNの絶対値が設定値ε以下と
なっているか否か(即ちNrがISC回転域にあるか否
か)を判定するようになっており、始動後エンジン回転
数が異常低回転数となっておらず、且つアイドルスイッ
チ4Bがオンしており且つ車速がI K11l / h
以下であり且つ偏差ΔNの絶対値が設定値ε以下となっ
ている場合(以下Ca5e1という)および始動後エン
ジン回転数が異常低回転数となっておらず目つアイドル
スイッチ4Bがオンしており1つ車速がIKm/h以上
であり且つVr/ Nrの変化量ΔV/N(今回サンプ
ルしたVr/ Nrの値から前回サンプルしたVr/ 
Nrの値をさし引いたもの)がある正の値αを上まわる
ことがn回(例えば2回)以上続けと判定され且つ偏差
ΔNの絶対値がε以下となっている場合(以下Ca5e
 2という)にエンジンが安定したアイドリング状態に
あると判断してアイドリング回転数制御(以下ISCと
いう)を指示し、上記Ca5e 1. Ca5e2以外
のときには開度制御を指示するようになっている。この
条件判定フローAの指示は後述する開度制御フローBの
中のB−20におし・てISCが指示されたか否かの判
定に用いられろ。
ところで上記Ca5e1は車両停止時における通常のア
イ1す/グ状態を意味し、  Ca5e2は車両走行時
においてクラッチが切られたり、あるいはトランスミツ
シヨンがニュートラルに保持すれていて二//ンが空転
している状態(即ち惰行状tりを意味している。そして
Ca5e2ではこの惰行開始の判定を行なう際に走行中
(通常エンジンブレーキによる減速時)にクラッチを切
る二とによって生じろエンジン回転数の急減状態を検出
することが用イラしている。即ちエンジンブレーキ状態
からクラッチを切って惰行状態に移行する際にはクラッ
チを切る前後で車速の変化が微小なのに対し、エンジン
は強制的に回転せしめられていた状態からフィトリング
状態になるため回転数が急速に減少する。このため(車
速Vr)/(エンジン回転数Nr)のサンプル毎の変化
量ΔV/Nがある正の値αより大きくなっていることが
クラッチを切ったのちのエンジン回転数の低下状態を表
わすことになり。
本実施例では具体的にはΔV/Nがαより大きくなるこ
とが9回以上連続して検出された場合に惰行が開始され
たと判定している。なお+ Ca5e2ではA−4にお
いて惰行の開始が検出されたのち。
A−5においてエンジン回転数がISC回転域にあるこ
とを確認してからISCを指示するようになっている。
一方惰行の終了はA−5においてクラッチの接続に伴う
エンジン回転数の増加(エンジン回転数がISC回転′
域から外れたこと)を検出することにより判定するよう
になっている。ところで上記惰行の開始判定に用いられ
ろvr、、’ Nrは。
Vr、 Nrがともに車速センサ54および点火装置4
4からパル118号として取り込まれるようになつ−C
(・乙ので、車速センサ54からのパルス数を所定数力
ウノトする間に点火パルスが幾つカウントされたかを調
べろことにより求めることができる。
次に開度制御フローBの説明に移る。
まず、開度制御)−−Bの実行にあたっては、ポア15
′ヨ/セ/す5Bの初期化が行なわれる。
これは始動前イグニツンヨンスイッチをオンしたF9R
AM 62の各アドレスに保持されている値をクリア(
零にする)した直後になされるものであって、まず始動
前におけるバイパス弁20の開度位置(即ち全閉位置)
に対応したポジションセンサろ8の出力(電圧)をA/
D変換して初期位置情報としてRAM62のアドレスA
ooニ入力し。
次いでAOOのfmOo、予めROM64に記憶された
バイパス弁20の許容移動範囲を与える移動範囲情報1
 bindおよび同じ(ROM64に記憶された最小開
度設定情報ムから後述する目標開度を与える設定情報グ
、の最小値mm1nと最大値Gimaxを演算により求
めそれぞれRAM62のアドレスA。lとA。□に入力
する。即ち。
Ao+ = 1Zio+ 1th、Aoz =io+1
m +g6bindとなるが、この際転は極めて微小な
値であり、またl、 +fi(bandはバイパス弁2
0の機械的に定められる全開位置(弁座に当接する位置
)と全開位置(図示しないストッパにより定められる位
置)との距離lよりわずかに小さい値に対応しており。
バイパス弁20の実際の位置(開度)とRAM62に人
力されている開度情報との関係は第5図に示すようにな
っている。従って、/・イパス弁20の位置(開度)は
gmin に対応する位置(開度)とφmax  に対
応する位置(開度)との間で後述するように前記目標開
度になるように制御されろことになる。ところでこの際
後述する目標開度も上記aminと1maxの間で与え
られるようになっている。
このようにして初期設定が行なわれたのち、開度制御フ
q−Bは第1タイマーの割込信号に同期して実行されノ
・イパス弁駆動手段を作動させるが。
このフローBでは、まず、エンジン運転中に発生する特
定の負荷変動(例えばエアコンのオンオフ。
パワーステアリング装置の作動・非作動、電気負荷変動
に伴なって生じる)・ツテリ電圧の変化)を検出してお
き、上記負荷変動が検出された場合はその補正を行ない
、検出されない場合には条件判定フローAの判定に基い
てアイドル回転数制御または開度制御を選択的に実行す
るようになっている。
以下第4図(a)、(b)を用いてこの開度制御フロー
Bを詳細に説明する。第1タイマの割込借りが発生する
とまずB−1において、エアコンスイッチの切換が行な
われたか否かを判定し、切換が行なわれなかった場合に
はB−6に飛ぶように指示する。他方切換が行なわれた
場合にはB−2においてRAM62のアドレスNに1を
入力し。
さらにB−1において上記切換の方向がオフ→オン、オ
ンリオフの何れかであるかを判定し、それぞれの場合に
応じてB−4(又はB−5)においてROM64より目
標開度変化量ムダ■、Δグl。
ムダ3.(又はムダ、□、Δメ28.Aグ、含)を読み
込み、それぞれRAM62の7ドレスAI、AI、  
AIに入力する。この際ΔI2131はエアフンスイッ
チのオフ−オン切換に伴うエンジンの負荷変動を補償す
る上で過渡現象を無視した場合に最適と予想される正の
変化量であり、またΔダロ、Δ鵬1.はΔls1と同様
に正の変化量であり、その大きさは Δグ■〉Δダss  >Δダt1 となっており、他方Δグ、2もエアコンスイッチのオン
−オフ切換に伴うエンジンの負荷変動を補償する上で過
渡現象を無視した場合に最適と予想される白の変化量で
あり、またΔI21. t lΔダ、tはΔり32と同
様に負の変化量であり、その絶対値の大ぎさは。
1八ダ+21>l Δグ、□ 1〉1ムメ221となっ
ている。またム〆3、=1Δ1s21の関係がある。次
に、B−6ではパワステスイッチの切換が行なわれたか
否かを判定し、切換が行なわれなかった場合にはB−1
1に飛ぶように指示する。他方切換が行なわれた場合に
は、B−7においてRAM62のアドレスMに1を入力
し、さらに。
B−8において上記切換の方向がオフ→オン(即ちオイ
ルポンプが非作動→作動)、オンリオフの何れかである
かを判定し、それぞれの場合に応じてB−9(又はB−
10)においてROM64より目標開度変化量Δ娯1.
Δグ51.Δg、、  (又はt46421ムク、2.
Δ42)を読み込み、それぞれRAM62のアドレスA
4 r  A5 + AIに入力する。この際、Δ12
’61はパワステスイッチのオフ−オン切換に伴うエン
ン/の自信変動を補償する上で過渡現象を無視した場合
に最適と予想される正の変化量であり、またΔ12’4
1+ΔI’Slは”l’61 と同様に正の変化量であ
り。
その大きさは。
ムダ1.〉Δ^、〉へ鑓、。
となっており、他方ムダ6□もパワステスイッチのオン
−オフ切換に伴うエンジンの負荷変動を補償する上で過
渡現象を無視した場合に最適と予想される負の変化量で
あり、またΔり、2.Δり52はΔ^、と同様に負の変
化量であり、その絶対値の大きさは。
1Δグ、□ l>l ム^、1〉1Δ鈎雪 Iとなって
いる。また、Δ121.. = Iムダ、□1の関係が
ある。次にB−11ではバッテリ電圧に変化があったか
否かを判定し、変化なしの場合はB−17を指示する。
ところでこのバッテリ電圧の変化判定に際しては、第5
タイマーの割込信号に同期して実行される電圧検出フロ
ーFにより検出される電圧の変化量ムvbが入力される
。即ち、電圧検出フローFでは第2図に示すように1周
期t1/2毎に読み込まれる電圧vbの偏差Δv1およ
びΔVz(ム■は今回読み込まれた電圧Vblと前回読
み込まれた電圧■b2との偏差、Δv2は前回読み込ま
れた電圧vb2と前々回読み込まれた電圧vb3との偏
差)がそれぞれF−5,F−2においてRAM62の7
ドレスAIOAllに入力されており、B−11ではこ
のAllの絶対値が設定値βより大きい場合に電圧vb
に変化有と判定する。そして変化有の場合はさらにB−
12においてAIGの値がAllと同符号であるか否を
判定し。
l All +A+o l > l All lのとき
に補正を指示するようになっている。そして補正が指示
された場合はB−13において。
RAM62のアドレスLに1を入力し、さらにB−14
においてAllの符号(電圧vbの変化の方向)を判別
し、B−15(あるいはB−16)においてA、千Al
oの値に対応した目標開度変化量Δ鈎1.ムダ、1.八
グ91 (あるいは6g672.ムダ、□。
△V92)をROM64の演算補助情報から算出して読
み込み、それぞれRA M 6’ 2のアドレスA7.
 A。
A、に入力しB−17に至る。
ところで、この際電圧Vbが減少した場合(即ち。
A+ + 十At o<′Oの場合)は。
Δlt+ = Kl X F (l All +A+o
l )”ms+ =に2 X F (l All +A
+ol )Δds+ = Ks X F (l All
 +A+ol )で与えられる。ここでに、、に2・ 
Ksは正の定数でKl> Kl> K’の関係があり、
F(IA目+A1゜1)はl All 十Ago lの
関数であり、ROM+54に記憶されている。また電圧
vbが増加した場合(即ちA1、+ Ale> Oの場
合)は。
ム+2172 =  K4 XF (l At、lAl
01)Δ12’82 ==  Kl X F (l A
ll +AI6 l )Δ12192 :l:  Ks
 X F’ (l All + Ale ’l )で与
えられる。ここで、に1〜に宙よびv (+ A、、+
AIO+ )についてはΔ鈎1〜ムク13の場合と同様
である。
またB−11で。
lAl11<β と判定された場合およびB−12で。
lA+++A1゜l<IA、、1 と判定された場合はそのままB−17に至る。
B−17では、エフフンスイッチの切換、パワステスイ
ッチの切換もしくは電圧変化のうち少くとも1つの補正
動作が指示されているか否かをアドレスN、M、Lの値
を読むことで判定し、上記補正動作が指示されなかった
場合、即ちN+M十L=しの場合(以下これに基く制御
を便宜上I制御という)はB−18およびB−19にお
いてアドレスA3. As + Asをリセット(既に
A3+ As + AsがOの場合は不要)したのち、
B−20において条件判定フローAの判定結果に基いて
ISCもしくは開度制御が選択され、ISCが選択され
た場合にはB−21においてアドレスAnSに入力され
ている目標開度1ns (g!+nBの設定に関しては
詳細後述)を読み込みアドレスAsに入力し、他方開度
制御が選択された場合にはB−22においてアドレスA
psに入力されている目標開度12s (IIsの設定
に関しては詳細後述)を読み込みアドレスAsに入力し
9次いでB−23において実開度g6rを読み込み+ 
 Asの値とy5rとがらB−24において開度偏差Δ
lrが求められるようになっている。また。
上記補正動作が指示された場合(以下これに基(制御を
便宜上J制御という)にはB−100,B−20,0,
B−400で示される各補正フp−が実行される。そし
てB−100においては、エアコンスイッチ切換に伴う
開度補正量ム121acが設定され、  B−200に
おいてはパワステスイッチ切換に伴う開度補正量Δyi
psが設定され、B−!to。
においては電圧変化に伴う開度補正量Δmbが設定され
、これらの値ΔI21’thc * ayips、 a
+2IbはB−40において総合されて目標開度補正レ
ジスタΔyisに入力され、このムUSおよび上記補正
動作開始以前(N十M+’L、、−0のとき)にB−2
,1もしくはB−22において入力されたAsの値から
B−41において目標開度Ss’が設定される。そして
B −42,43ではこの〆S″がg5maxを越える
場合にはms’=11maxとなし、B−44,45で
はIs’がyiminを下まわる場合にはl1fs’=
lZIminとなし、このようにして設定されるls’
 とB−46において読み込まれる実開度g6r  と
からB−47において開度偏差ムfirが求められる。
ところでこの際B−42において読み込まれる実開度S
rの情報は第5タイマーの割込信号に同期して更新され
てレジスタに入力されているものである。
さて、このようにして開度制御フローBにおいては、B
−26,B−26あるいはB−45で目標開度との偏差
ムlrを求めたのち、ソレノイド弁駆動フローBSにお
いてΔSr→0となるようにノ・イパス弁20の開度を
制御する。
ソレノイド弁駆動フローBSでは、まずB−50におい
て開度偏差Δlrが不感帯内に収まっているか否かを判
定し、収まっている場合には開度制御を行なわないよう
に指示する。他方ムprが不感帯を外れている場合には
B−51においてΔlrの絶対値に対応したソレノイド
駆動時間Trを算出し。
し/スタに読み込む。次いでB−52にお(・てムlr
から弁開度の制御の方向を判定し、Δ(lr>0となり
弁開度を増大させる場合には、B−55において第1ン
レノイト弁32のソレノイド(以下第1ソレノイドとい
う)のタイマーTaKTrを入力し、B−54において
第2ソレノイド弁54のソレノイド(以下第2ンレノイ
ドという)のタイマーTb  に予め設定された駆動時
間To(但し。
To<Tr)を入力し、他方ΔSr<O上なり弁冊度を
減少させる場合には、B−55においてタイマーTb 
 にB−51で求めた’rr を入力し、B−56にお
いてTo  を入力する。ところでTrは詳細には Tr =To 十Ks l w121r l (但しに
8は正の比例定数)で与えられろようになっており、従
って第1ソレノイド弁52の駆動時間ta(タイマーT
aに入力されているf直)および第2ソレノイド弁ろ4
の駆動時間tb(タイマーTbに入力されている値)は
Δlrの正負に対し以下のように与えられる。
また上記Ta、 TbのΔlrに対する変化の様子を図
示すると第5図(a)、第5図(blの如くとなる。そ
してB−57,B−58においてそれぞれ第1ソレノイ
ド、第2ソレノイドが駆動されるが、その際上記第1ソ
レノイドはタイマーTaにより与えられる駆動時間のみ
励磁され、第1ンレノイド弁52を開放し、他の時間帯
は非励磁となり第1ンレノイト弁ろ2を閉塞し、一方上
記第2ンレノイドはタイマーTb  により与えられる
駆動時間のみ非励磁となり、第2ソレノイド弁34を開
放し他の時間帯は励磁されて$2ソレノイド弁54を閉
塞するようになっている。従ってΔlr>Oのときは第
5図(c)に示すように第1ソレノイド弁32の開弁時
間ta(タイマーTaの値)が第2ツレ/イト弁ジ4の
開弁時間tb(タイマーTbの値)より大きく1両開弁
時間の差ムt+:ta−tb に略比例して圧力室26
内がΔPだけ減圧され、バイパス弁20が閉方向に駆動
され、他方t−1r<Oのときは第5図(dlに示すよ
うに@2ツレ/イド弁54の開弁時間tb(タイマーT
b の値)が第1ソレノイド弁52の開弁時間Ta(タ
イマーTaの値)より大きく1両開弁時間の差Δtz=
tb  taに略比例して圧力室26内かΔPだけ増圧
されバイパス弁20が閉方向に駆動される。そしてこの
際Δj+ = ta −tb :に81 Δ121r 
1ムj2 = tb −ta =Ks l 61r l
であるから、圧力室26の内圧ΔPは開度偏差ムSrに
対し第5図telに示すように略比例的に変化し、これ
に基きバイパス弁20は上記開度偏差ΔSr→0となる
ように変位する。なお、この際開度偏差Δg6rとバイ
パス弁20の実際の変位量との間のゲインは比例定数に
、  により適切に調整される。
さて、ここで上述した各目標開度の設定について説明す
る。
まず、負荷変動、具体的にはエアコンスイッチのオフ−
オンへの切換が発生した場合の目標開度1i(s’につ
いて説明する。
この際はエアコンスイッチの切換直後のフローのB−2
においてN二1.B−4にお(1てA+=ムグムダ。
A2−ムダ2+  +  へ3ニΔg63+  となり
、(今M−0゜L二〇とする)、B−17にお(・てN
 十M +L≠0が判定されろ。そしてB−101をN
l2で通過後B−102において今回のフローがB−2
でN−1が入力された初期フローから数えて4回目以内
のものであることが判定されるとB−105においてΔ
gac (レジスタ)にムダ1、が入力され。
今回のフローがB−102,B−1(lろにお(1て上
記初期フローから数えて5回目〜8回目のものであるこ
とが判定されるとB−106におし・てムダaCにムd
21 が入力され、今回のフローがB −105にお(
・て上記初期フローから数えて9回目以上のものである
ことが判定されるとB−104においてΔφacにムク
3.が入力されろようになっている。そしてB−107
においてN−12即ち上記初期フローから数えて12回
目のフローになったことが判定されたときにはB−10
8にお(・てNをリセットする。これにより今M=O,
l=0であるからB−107においてN>11 (N=
12)が判定された次のフローではB−17においてN
十M+L=Oが判定され、エアコンスイッチの切換時の
補正動作が終了するようになっている。即ち上記初期フ
ローから数えて12回目までが上記補正動作となるが、
その際M:0.L:0であることがらムyips (レ
ジスタ)、Δgb(レジスタ)にはそれぞれB−209
,B−409においてOが人力されており(なぜなら上
記初期フローが始まる前にB−19においてAM、A9
  がリセットされている)、B−40における目標開
度補正し/スタΔSsの値はΔI21acの値となって
いる。即ち1口標開度VB′は、B−41において。
ダs’ = A s十Δダ1凰(イ旦し、N−1〜4)
ls’=As +Δ12+ (但し、N:5〜8)l 
s’=x As +ths3、(イ旦し、N=9〜12
)となる。今As の値は前記初期フロー開始直前のフ
ローでB−21もしくはB−22において入力された目
標開度mna (ms)である。そして目標開度りs′
は時間の経過に対し第6図に示すパターンに従って変化
することになる。即ち、第6図においてはI制御状態即
ちISCもしくは通常の開度制御状態が破線で示され、
エアコンスイッチ切換的後の実線で示す部分がJ制御部
ちエアコンスイッチの切換時の過渡制御(パターン制御
)となっている。そしてこのパターン制御における一つ
のパターンの巾は第1タイマーの周期t1の4倍即ち4
を宜となっている。
他方ニアコンスインチをオン−オフへ切換えた時には、
切換直後にB−2においてN:1.B−4においてA1
−Δグ12+A2−Δダ2□、A3=ムグ、2となり、
このあと上述したオフ−オンへの切換の際と同様のフロ
ーが実行され、目標開度りs′が設定されろ。そして 3 S’=As 十Δ+2’+x (イ旦し、N=1〜
4)グs’−As十Δ122(但し、N=5〜8)ms
’−5Aa +ム132(イ旦し、N=9〜1.2)と
なる。そしてこの目標開度yi8’は時間の経過に対し
第7図に示すパターンで変化する。この場合も1つのパ
ターンの巾は第1タイマーの周期t1のの4倍即ち4 
t+となっている。
また、パワステスイッチのオフ−オンへの切換が発生し
た場合は、切換直後のフローのB−7において、M=i
、B−9においてA4=Δグ。l+ A5 ”ΔグSl
+  As”ΔV61  となり(今N、−0,L’=
Oとする)、B−17においてN+M+L≠Oが判定さ
れる。そしてB−101を通過後B−109でΔ121
acニ〇(なぜならM=1となる以前のフローでA3は
B−19においてリセットされている)。
B−201において今回のフローがB−7でM=1が入
力された初期フローから数えて4回目以内のものである
ことが判定されるとB−205においてΔりpsにΔ〆
41が入力され、今回のフローがB−202,B−20
3において上記初期フローから数えて5回目〜8回目の
ものであることが判定されるとB−206においてΔ1
21psにムク、1が入力され、今回のフローがB−2
03にお(・て上記初期フローから数えて9回目以上の
ものであることが判定されるとB−204においてΔO
psにΔり、1が入力されるようになっている。そして
B −207にお(・てM−12即ち上記初期フローか
ら数えて12回目のフローになったことが判定されたと
きにはB−208においてMをリセットする。
これにより今N=Q、L:OであるからB−207にお
いてM> 11 (M= 12 )が判定された次のフ
ローではB−17においてN十M+L、、=Oが判定さ
れパワステスイッチの切換時の補正動作が終了するよう
になっている。即ちこの場合も上記エアコンスイッチの
切換の際と同様に初期フローから数えて12回目までが
上記補正動作となる。そしてL二〇であることからB−
ろ01を介しB −509においてΔmb =oとなっ
ており、従って。
B−40における目標開度補正レジスタムクSの値はム
ダpsの値となっている。即ち目標開度ダS′は。
B−41において。
gis’= As +thla+ (但し、M=1〜4
)(if B’= As 十Δms+ (但し、M:5
〜B)l B’= As +ts−161(イ旦し、 
 M=9〜12 )となる。そしてこの際f!itは上
述したエアコンスイッチのオフ→オンへの切換に際して
設定されたものと同様に第6図に示すパターンに従って
変化することになる。(但し、第6図においてΔ鈎。
→Δり、1.Δグ、l→Δり、1.Δl’sI→ムds
、となる)0他方パワステスイツチをオン→オフへ切換
えた時には、切換直後のB−7において、M=1.B−
9においてA4−Δグ42.  Ag=Δ釣2.A6=
=Δg662となり、このあと上述したパワステスイッ
チのオフ→オンへの切換の際と同様のフローが実行され
目標開度1s’が設定される。そして ms’=As +e−14z (イ旦し、M=1〜4)
1g’= As 十Δekz (イ旦し、M=5〜El
)flB’二As十Δ162(イ旦し、M=9〜12)
となる。そしてこの際のり8′は上述したエアコンスイ
ッチのオン→オフへの切換に際して設定されたものと同
様に第7図に示すパターンに従って変化することになる
。(但し、第7図においてム銘2→ムダ42.Δ^2→
Δグ、2.ムダ、2→Δグ62となる)0また。ヘント
ラップ等を点灯してバッテリ電圧■bの急激な低下が発
生した場合には、バッテリ電圧vb低下が発生した直後
のフローのB−15においてL=i、B−15において
A、=Δムダ+ HA@−欅etA9: Δl@ Hと
なり、(今N=O,M二Qとする)。
B−17においてN+M+L≠0が判定される。
そして、B−1’01を通過後B−109でΔgac=
O,B−201を通過後B−209でΔlpm 〜0、
どなったのち、B−501において今回のフp−がB−
13でL=1が入力された初期フローから数えて4回目
以内のものであることが判定されるとB−105におい
てムsbにへ鈎φ;入力され今回の7c+−がB−3’
D2.B−505VCおいて上記初期フローから数えて
5Io1目〜8回目のものであることが判定されるとB
−506においてムgbにΔ9’@Iが入力され、今回
のフローがB −503において上記初期フローから数
えて9回目以上のものであることが判定されるとB−3
04においてΔsbにΔグ、1 が入力されるようにな
っている。
そしてB−307においてL=12即ち上記初期フロー
から数えて12回目のフローになったことが判定された
ときにはB”−308においてLをリセットする。これ
により今N:O,M:OであるからB−407において
L>11(L=12)が判定された次のフローではB−
17において。
N+M+L=Oが判定され、バッテリ電圧vbの変化に
対する補正動作が終了するようになっている。即ちこの
場合も上記エアコンスイッチ、パワステスイッチの切換
の際と同様に初期フローから数えて12回目までが上記
補正動作となる。そしてΔgac =ムmps =Oで
あることからB−40におけるΔmsの値はΔmbの値
となっている。即ち目標開度ダS′は、B−41におい
て。
11s’=:As +amt+ (但し、L=1〜4)
gis’=As +ΔlZ’a+ (但し、L=5〜8
)ms’=:As +Δ969r (但し、L=9〜1
2)となる。今Asの値は前記初期フロー開始直前のフ
ローでB−21もしくはB−22において入力された目
標開度mna(gIs)である。そして目標開度りs′
は時間の経過に対し第8図に示すパターンに従って変化
することになる。なおこの第7図において、破線部分が
■制御即ちrscもしくは通常の開度制御状態であり、
バッテリ電圧vb急減曲後の実線部がJ制御即ち−・ツ
テリ電圧変化時の過渡I]御(パターン制御)となって
いる。上口てこのパターン制御における一つのパターン
の巾は第1タイマの周期1+の4倍即ち4 t+となっ
ている。また第8図においてバッテリ電圧vb急減後徐
々に(電圧が)回復するのはオールタネータによる発電
が開始されたことに基(ものである。
他方ヘントラップ等を消灯してバッテリ電圧■bの急激
な上昇が発生した場合には、電圧上昇直後のB−13に
おいてL=1.B−15においてA、二ムダ72.AI
=Δグ、□+ A9−Δダ9゜となり、このあとは上述
したバッテリ電圧vb低下時と同様のフp−が実行され
、開度りs′が設定される。そして。
ms’=As +6g6t* (但し、l、=1〜4)
ms’=As +Δgi@z ((旦し、L=5〜B)
ms’= Aa +th19z (イ旦し、L:9〜1
2)となる。このり8′は時間経過に対し第9図に示す
パターンに従って変化する。なおこの第9図においてバ
ッテリ電圧vb急増後徐々に(電圧が)減少するのは、
オールタネータによる発電が停止されたことに基くもの
である。
次に1つの過渡制御が行なわれている間に他の過渡制御
が開始される場合について述べる。
まず、エアコンスイッチのオフ−オンの切換直後(2t
、後)にパワステスイッチのオフ−オンの切第1表 第1表にお(・て時間の経過の欄に示された数字はある
時点を基点としてツー−Bが行なわれた回数な示す。従
って1周期t1とこの数字の積とが実時間の経過となっ
ている。以下では経過時間1j、。
2 t、・・・・・に対応した時刻を時刻1 jl+ 
 2 tt・・・・・・として表現する。さて第1表に
よれば時刻1 j++ 2tlではN=M=Oであり、
■制御即ちISCもしくは通常の開度制御が指示される
。時刻3t+ではエアコンスイッチの切換が検出されN
=1となりJ制御即ち過渡制御が指示される。通常であ
ればこのJ制御はN−12となる時刻14t1までで終
了するが、この場合は時刻5 tlにおいてパワステス
イッチの切換が検出されM二1となっているため上記J
制御はM=12となる時刻16t!まで持続することに
なる。従って、第1表においては時刻1 j++  2
 tlおよび17t+、18t+ではI制御が指示され
るがそれ以外(時刻5 tlから16 tlまで)はJ
制御が指示される。そしてJ制御のυV始時3 tlお
よびそれに続く時刻4 tlにおいてはM二〇であるた
め、第4図(a)のB−209でΔyJpsK。
が入力されるこれは時刻2 t+以前のツー−のB−1
9にお(・てA6がリセットされているからである。
他方J制御の終了付近の時刻15t+、16t+では。
N=OとなっているかA3にはΔ〆3、が入力されてい
るため、B−109においてΔ1Zlacにム〆、1が
入力される。即ち、J制御実行中第4図(a)のB−4
0において目標開度補正レジスタΔ+218に入力され
るテークは第1表に示すようになる。従ってB−41に
おいて設定される目標開度1 s’は第10図に実−線
で示すようになる。ところで、この実線で示しり目標開
度は、エフフンスイッチの切換のみに対応して設定され
る目標開度(破線)とパワステスイッチの切換のみに対
応して設定される目標開度(二点鎖線)の和となってい
ることは言うまでもない。
次にニアコンスインチのオ/→オフの切換から6 tl
が経過したときにハソテリ電圧vbの急減状態が検出さ
れた場合をとりあげると第2表および第2表 1つの過渡制御が行なわれている間に他の過渡制(6つ
の過渡制御が重なる場合も含め)上述した2例と同様に
して実行される。
次に通常の開度制御の際の目標開度Imの設定について
説明する。
目標開度φSは、基本的にはノ・イパス弁2oの初期位
置情報としてアドレスAOOに入力されているSoと、
冷却水温、アイドルスイッチ、エンジン回転数、スロッ
トル弁開度(およびその変化速度)に応じてROM64
の通常マツプに入力されている情報とを総合して1Zf
soとして設定されており。
これに運転状態に応じた補正が加えられるようになって
おり+ mm1n≦1Zfs≦96maxの範囲内で与
えられるようになっている。そしてエアコンスイッチが
オン状態になったときには上記gsoに上述した6g6
3+  が加算されアドレスApsにはグso十ΔI2
’3+が入力され、またパワステスイッチがオン状態に
なったときには上記msoにムダ、lが加算され、  
Apsにはlso+Δり61が入力され、さらにヘッド
ランプがが点′灯状態となったときにはmsoにムダ、
1 が加算されApsにはmso+Δグ、1 が入力さ
れる。一方条件判定フローAのA−1において実エンジ
ン回転数Nr<5oOtpmが判定された場合には、前
記マツプからの読み込みが中止され、  Ssは全開状
態1maxに近い開度となり、またA−0において始動
時であることが判定された場合には上記通常マツプから
の読み込みが中止され、la=〆5tartが別途設定
されるa  m5tartはエンジンの始動を容易にす
る上での最適値となっている。なおこの12fstar
tもg。
に基いて設定されている。
次にISC時の目標開度1nSの設定について説明する
gnsの設定に際しては第2タイマーの割込信号によっ
て実行される回転数設定フローCが使用されろ。まず第
2図に示すように回転数設定フローCではC−1におい
て実回転数Nrがレジスタに読み込まれ、C−2におい
て目標回転数NSがレジスタに読み込まれる。この目標
回転数NSは冷却水温および工7コ/スイッチの切換に
対して第12図に示すように変化するように設定されて
おり、これはROM64にマツプとして入力されている
。そしてC−3において回転数偏差t−Nおよび回転数
の変化量DNが算出され、C−4においてこのΔN、D
Nに基いて目標変化量ムダnが算出され。
さらにC−5において実開度1rが読み込まれ。
C−6においてIr+ムダnにより目標開度ムgsが求
められろ。この際C−5において読み込まれる実開度S
rは第5タイマーの割込信号に同期して更新されレジス
タに入力されているものである。
そしてmnsはC−7,C−8,C−9,C−10にお
いて0m1n≦lns≦Smaxの範囲内に収められる
ように必要に応じて修正されたのちC−11においてア
ドレスmnsに入力される。ところでC−5およびC−
4における詳細のフローは第13図に不すようになって
おり、C−5においてはC−51で目標回転数NBと実
回転数Nrとが読み込まれその差でムNが求められ、C
−52で今回のフローで読み込まれたNrと前回のフロ
ーでC−53においてアドレスAnに入力されているN
r’との差としてDNが求められるようになっている。
また、C−4においては、エンジン始動時に予め初期値
として0が入力されたRAM62のアドレスPの判定な
C−40Tで行なったのち、C−402において変化量
DNの絶対値の大きさを判定し、DNが大きいと判定さ
れたときには、C−413で偏差ΔNが不感帯域にある
か否かを判定し、不感帯外にあることが判定されるとC
−405においてDNの大きさに応じてムInc以下Δ
〆naとする)を設定し、さらにC’−405が実行さ
れたことを示すためにC−404においてRAM62の
アドレスRに1を入力し、さらにC−405においてC
−403で求めたムnnaの累M (mを7ドレスAe
に入力してC−5に至る。他方C−4(]2においてD
N(の絶対値)が小さいと判定された場合は。
さらにC−406においてRの値即ち前回フローでC−
405が実行されたが否かを判定し、実行されなかった
(即ちR二〇)と判定された場合にはC−407におい
て偏差ΔNの大きさに応じてΔmn(以下ムmnbとす
る)を設定しC−5に至る。
これに対しC−406においてC−405が実行された
(即ちR10)と判定された場合には。
C−408においてアドレスAeの値およびΔNの大き
さに応じてΔgn(以下ΔIncとする)が設定され2
さらにC−409においてアドレスRをリセットL、C
−410においてアドレスPにある自然数(第15図で
はろ)を入力し、C−411においてAeをリセットし
てC−5に至る。P 二5となった次のフローではC−
401においてP≠0が判定され、C−412において
Pの値が1減じられたのちC−407においてムNに応
じて△lnbが設定されてC−5に至る。そして一旦P
二5となった場合はC−41’2においてp=Qが入力
されるまでC−407が実行される。そしてp=Qとな
ると再びC−402およびC−407Sの判定に基いて
C−403,C−408,C−407が選択的に実行さ
れる。なお、偏差ΔNが不感帯域にあるときはC−41
5を介しC−414でΔダna=oとなり、またC−4
07においてムΔダnc==oとなる。
ところでDNの絶対値が大きくなったときにC−403
で設定されるムyina (ΔglBは必要に応じて継
続して設定されるが、その場合はΔlnaの和)は定常
的に見ればΔN−)Oとする上では過大な補正量となっ
ている。他方C−405でΔlnaが設定されたのちD
Nの絶対値が小さくなったときにC−408で設定され
るΔglineは、上記過大な補正量を補償する上で。
△グncニーKn×Δダna となっている。ここでKn はΔNの関数でROM64
に人力されO<Kn<1となっており、またΔanaは
、継続して設定される場合はムφnaの和Σムmnaを
表わす。
第14図には上述した如く設定されるΔOna 。
Δgnb、  Δmncに基いて行なわれるアイドル回
転数制御の一例を示す。なお第14図にお(・て目標回
転数N3を含む斜線部は不感帯域を示し、またタイマー
信号とは第2タイマーの割込伝号を示す。
以上バイパス弁20の開度制御に基くエンジンの出力調
整について述べたが1次にエンジンに出力変動が発生し
た際に上記開度制御とともに行なわれる燃料噴射装置1
2の噴射量調整について説明する。この燃料噴射装置1
2は電磁弁がチューティ制御されて燃料噴射量が設定さ
れるものであるが、その設定は燃料供給フローDに基い
て実行される。
フローDではまずD−1で吸入空気量Wa、吸気温度T
a、実回転数Nr、冷却水温Twが読み込まれろ。
そしてD−2において、このWa、 Ta、 Nr、 
Twに基いて燃料噴射量12の通常時の電磁弁駆動時間
(チューティ制御の周期Hとパルス1]θ)が設定され
る。この際周期Hは吸俵流量W&に比例するエアフロー
セ/す42の出力パルス信号によって設定され、パルス
巾θは周期Hに応じて設定されている基本パルス中θ0
に加算(減算)される通常補正量θnが、  Ta、 
Ni ’rwよりROM64のマツプに基いて設定され
て通常時の最適燃料噴射量Gnに対応した通常時の電磁
弁駆動時間Znが得られるようになっている。そしてD
−5〜D−6ではエンジンに出力変動が発生した場合の
燃料の補正制御が行なわれるようになっており、まずD
−ろではエアコンスイッチのオフ−オンへの切換があっ
た場合にパルス中補正量θJLeが算出され、D−4で
はパワステスイッチのオフ−オンへの切換があった場合
にパルス巾補正書θpsが算出され、D−5では電気負
荷が発生し/・ツテリ電圧の急減状態が検出され電圧検
出フローFのF−2,F−5でそれぞれAl l + 
AI。に入力されているムv1とムv2の和が所望値以
下となった場合にパルス巾補正量θbが算出され、さら
にD−6ではISC中に実回転数Nrが急激に低下し9
回転数の変化量DNの値が大きな曲の値となり1回転数
設定フローCのC−405において設定されるΔgna
の値が所望値以上となつた場合にパルス中補正量θdが
算出される。これらの補正量θac、θps、h、θd
は全てそれぞれの出力変動が発生した場合に燃料の増量
を指示する1直となっている。そしてD−7ではD−2
で求められている通常時のパルス中θ(θ0+θn)に
D−5〜D−6で求めた補正量θac、 θps 、 
、θb、θdが加算され出力変動補償後のパルス中 び=θ0+θn十θae十θp8+θb+θdが設定さ
れる。(D−3〜D−6では各出力変動が検出されない
ときはパルス中補正量は0となっている)。さらにD−
8ではD−2で求められた周期HとD−7で求められた
パルス中びに基いて電磁弁駆動時間Zが形成され、電磁
弁が駆動されろ。
ところでD−3〜D−6のフローの詳細は第15図に示
すようになっており、まずエアコンスイッチの切換に基
く補正であるがD−51でエアコンスイッチのオフ−オ
ンへの切換の有無を開度制御70−BのB−2で入力さ
れるアドレスNの値に基いて判定し、有の場合はD−5
2でRAM62のアドレスに1に自然数n+が入力され
、さらにD −33でレジスタθacに初期補正値Xl
が入力される。
そして−8,に、:n、となってから11回のフローで
はD−34でに、≠Oが判定され、D−35においてレ
ジスタθaCに補正値が入力され続け、このレジスタθ
acの値からD−7でパルス中Iが設定される。この際
θaeの値はエアコンスイッチの切換が行なわれて初期
補正値が与えられてから時間が経過するにつれて徐々に
小さくなるようにD−35において設定されており、こ
れによりエンジンに供給される混合気の空燃比は一目小
さく(混合気が濃()なったのち徐々に大きく(混合気
が薄く)なるようになっている。ところで上記切換によ
る補1モが終了した場合および上記切換がなかった場合
にはD−56においてθaeがリセットされる。
また、D−4で行なわれるパワステスイッチのオフ→オ
/への切換に基く補正であるが、これはD−41におい
てパワステスイッチのオフ−オンへの切換の有無を開度
制御フローBのB−7で入力されるアドレスMの値に基
いて判定し、切換有の場合にエアコンスイッチの切換に
基く補正と同様の補正が行なわれる。但し、D−42で
アドレスに2に入力されるn2(M正フローの回数を設
定する自然数)およびD−43でレジスタθpsに入力
されるX2(初期補正値)はパワステスイッチの切換に
伴う負荷変動を補正する上で最適となるべく上記nl+
  X、とは独立に設定されている。さらにD −5で
行なわれるバッテリ電圧筒の急減に際しての補正である
が、これは、まずD−51においてアドレスしく開度制
御フローBのB−15で入−力される)に0→1の変化
があったか否かを判定し。
変化量の場合にD−52で電圧変化の大きさΔ■1十t
−v2が負の設定値ムv8を越えるものであるか否かを
判定しΔVsを越える場合に上記エアコンスイッチ、パ
ワステスイッチの切換の際の補正と同様にしてバッテリ
電圧変化に対する補正が行なわれる。ところでこの際も
D−55でアドレスに3に入力されるn3(補正フロー
の回数を設定する自然数)およびD−54でレジスタθ
bに入力されるXsC初期補正値)はバッテリ電圧変化
に伴う負荷変動を補正する上で最適となるべく上記n+
 + nt * X1+ X2とは独立に設定されてい
る。さらにまたD−6で行なわれるISC中における実
回転数Nrの急減に際しての補正であるが、これはまず
D−60でエアコンスイッチ、791711インチの切
換またはバッテリ電圧変化に基く過渡制御が行なわれて
いるか否かを判定し、否の場合にD−61においてアド
レスR(回転数設定フローCのC−404で入力される
)に0→1の変化があったか否かを判定し、変化量の場
合KD−62で回転数変化DNが負の設定値DNaを越
えるものであるか否かを判定し、DNsを越える場合に
D−65でさらに条件判定フローAの判定結果に基いて
ISCが指示されているか否かを判定し、ISCが指示
されている場合に上記エアコンスイッチの切換、パワス
テスイッチの切換、バッテリ電圧の急減の際の補正と同
様にしてアイドル回転数急減に対する補正が行なわれる
。ところでこの際もD−64でアドレスに4に入力され
るn4(補正フローの回数を設定する自然数)およびD
−65でレジスタθdに入力されるXa(初期補正値)
は、アイドル回転数急減時にバイパス弁20の開度増大
に伴なって発生する燃焼室内の混合気のオーバーリーン
化を防止する上で最適となるように上記nl + n2
 + n31 x、 l X2+X3とは独立に設定さ
れている。第16図は上述した補正を具備した燃料噴射
装置12の噴射量調整に関するタイムチャートである。
第16図においてiばかンテリ電圧の急減に基いて電磁
弁駆動時間Zが増大しく燃料噴射量が増大し)だ様子を
示り、  Il、  rVはISC時の回転数急減に基
いてZが増大した様子を示し、■はエアコンスイッチ、
パワステスイッチのオフ−オンへの切換に基いてZが増
大した様子を示す。
−h記実施例によれば、バイパス弁2oの開度を検出す
るボジンヨンセンサ5Bを設け、エンジンのフィトリン
グ運転時に同センサの検出する実開度Srと回転数偏差
に基いて設定される目標開度IZInsとの開度偏差ム
grにより上記バイパス弁20の開度を制御してエンジ
ン回転数Nrが目標回転数NBとなるように構成したの
で9回転数制御が極めて一迅速に行゛なわれるようにな
り、アイドリング運転時におけるエンジンストール等の
不具合を確実に防止することができるという効果を奏す
る。
また上記実施例ではISC時にエンジン回転数の急変状
態が発生すると、まずその変化量に応じて大きめの補正
開度を設定してバイパス弁2oの開度制御を行ない、上
記急変状態を速やかに解消し。
次いで上記急変状態が解消されると一旦補正開度を小さ
く設定し開度制御を行なったのち通常の回転数偏差に基
く目標開度制御を行なうように構成しであるので、アイ
ドル回転数の変動を速やかにとり除くことができ、アイ
ドル回転数の安定化が極めて迅速になされるという効果
を奏する。
さらに上記実施例においては、ISC時を含めエンジン
運転中にエアコンスイッチ(またはパワステスイッチ)
のオン・オフの切換が検出された際にはエアフンコンプ
レッサ(またはパワステ油圧ポンプ)の駆動に伴う負荷
変動を相殺する上で。
ポジションセンサ58のフィードバック信号に基いて予
め定められた最適開度パターンに従って・・イパス弁開
度を制御し、吸入空気量を調整するように構成したので
、上記鉤荷変動に伴うエンジン出力(アイドル回転数や
クラッチを介し駆動軸に伝達されるトルク)の変動は極
めて小さいものに抑えることができるものである。
さらにまた、上記実施例においては、バッテリ電圧局の
変動からオールタネータの発電負荷の発生および発電負
荷の消滅を検出し、上記バッテリ電H−vbの単位時間
当りの変化量に応じて制御開度を段階的に設定し、上記
制御開度に従ってバイパス弁開度を制御し、吸入空気量
を調整するように構成したので9発電負荷の発生、消滅
に伴う工//ン出力(アイドル回転数や駆動軸への伝達
トルク)の変動を極めて小さいものに抑えることができ
るものである。
また、上記実施例においては、エンジンに駆動されれる
補機即ちエアコンコンプレッサ、パワーステアリング用
油ポンプもしくはオールタネータが作動を開始すること
が検出されると一時的に燃料噴射装置12の噴射量が増
大するように構成したので、1荷トルク急増時のエンジ
ンストールが防止されるという効果を奏する。これは各
補機駆動開始時に実行されるバイパス弁20駆動に基く
吸入空気量の増大作用と相俟って極めて大きな効果を発
揮するものである。
さらに、上記実施例においては、ISO時に回転数が急
減したことが検出される(即ちDNが負の大きな値とな
る)と一時的に燃料噴射装置12の噴射量が増大するよ
うに構成したので、アイドリング回転数急減時のエンジ
ンストールが防止されるという効果を奏する。これは回
転数急減状態に対応して実行されるバイパス弁20駆動
に基く吸を発揮するものである。
また、上記実施例によれば、・・イパス弁20の初期開
度位置(全閉位置)に対応したポジションセンサ38の
出力をA / D f換して−・イパス弁20の初期位
置情報としてコンピュータ40に読み込む手段を備え、
この初期位置情報に基いて・・イパス弁20の開度制御
が行なわれるように構成しであるので、従来のようにエ
ンン/製造時にエンジン毎に−・イバス弁の初期位置情
報をコンピュータに人力する必1がなく、エンジン組立
時の作業の1間が大中に改善されるという効果を奏する
また、上記実施例によればRAM62のアドレスAoo
に入力された初期位置情報およびROM64に記憶され
た情報gbandおよびグΔに基いて121m1nおよ
びρmaxを設定し、バイパス弁200開度が機械的に
設定される最小開度(全閉状態)よりわずかに開いたφ
minから機械的に設定される最大開度(全開状態)よ
りわずかに閉じた1maxまでの範囲内で制御されるよ
うに構成しており、・・イバス弁20の開度は圧力応動
装置22の圧力室26の負圧の大きさとスプリング56
の付勢力の平衝点で一義的に設定されるようKなってt
・るので、−・イパス弁20がいかなる開度位置から他
の開度位置に変位する場合であってもその変位iまンレ
ノイド弁52.54の駆動に基く圧力室26内の圧力制
御によって迅速に行なわれ、開度制御の遅れが防止され
るという効果を奏する。
さらに上記実、施例では負圧通路28に第1ソレノイド
弁52側から吸気通路B側へのみ流体の移動を可能なら
しめろ逆止弁33が配設されており。
マニホルド負圧が小さくかつ変動の太き(・始動クラン
キング時においても同負圧の絶対値が比較的太きいとき
に第1ソレノイド弁52を介し圧力室26内の気体が吸
気通路8側へ吸引され上記逆止弁53によりその状態が
保持されるようになっているので、圧力室26内は始動
クランキング時においても比較的大きな負圧が作用する
状態となり。
・・イバース弁20の開度を予め設定されて(・るρ5
tartに近づけることが可能となりエンジンの始動性
の向上を計ることができる。
さらにまた上記実施例では圧力室26に導通されるマニ
ホルドら圧が第1ソレノイド弁ろ2で制御され、同圧力
室26に導通される大気が第2ソレノイド弁34で制御
されるとともに、〜・イノくス弁20の開度に比例する
圧力室26内の圧力が両ンレノイド弁!+2.己4の駆
動時間の差に基し・で設定されるように構成されている
ので、単一のンレノイト弁によるか動の際に問題となっ
ていた最小駆動時間の限界が取り除かれ、開度偏差Δ1
21rが微小な場合であってもその微小偏差に対応して
正確に1力室26内の圧力即ち・・イ、4ス弁20の開
度を制御することができ、ISOにおいては回転数の安
定化が速やかに泪られ、他方開度制御におし・ても−・
イパス弁20の開度の最適化が速やかに計られるという
効果を会する。
また、上記実施例では、エアコノスイッチ50a。
50b、50cが全てオンしエアコンが作動可能な状態
となった場合には即座にエアコンオン信号がコンピュー
タ40に入力され、これに基き速やかにエアコンスイッ
チ切換に係るエンジン出力補正動作即ち・・イパス弁2
0の開度増大制御および燃料噴射装置12の燃料増量制
御が行なわれる動力、エフフンスイッチ50a、50b
、50cとパワートランジスタ55の間には遅延回路5
5が介装されており、コンプレッサの駆動はエアコンス
イッチが全てオンしてから所定時間経過してから行なわ
れるようになっており、上記コンプレッサの作動は上記
出力補正動作が確実に行なわれたのちに開始されるので
、コンプレッサ作動開始曲後のエンノン出力の異常低下
状態の発生が防止されトライバビリティが向上するとと
もに特にアイドリング運転時にはエンジン回転数の異常
低下に基くストールの発生が防止されるという効果を奏
スル。またエアコンスイッチ50a、50’b。
50cのうち少くとも一つがオフした場合には即座にエ
アコンスイッチ切換に係るエンジン出力補正動作即ち−
・イパス弁20の開度減少制御が行なわれる動力コンプ
レツサの作動停止は遅延回路56の作用により遅れて実
行されるようになっており、上記コンプレッサは上記出
力補正動作が確実に行なわれたのちに停止するので、コ
ンプレッサ停正直後にエンジン出力が異常に増大するこ
とが防止され、ドライバビリティの向上が計られるもの
である。
さらに、上記実施例ではアイドルスイッチ48および車
速センサ54の出力に基いて車両停止状態におけるエン
ジンのアイドリング運転状態を検出し、アイドルスイッ
チ48.車速センサ54の出力およびイグニッションパ
ルス信号(エンジン回転数信号)に基いて車両走行時に
おけるエンジンのアイドリング運転状態を検出して、双
方の場合にISCを行なうように構成したので、車両停
止時のみならず車両走行時におけるアイドリング回転数
を安定させることができ、車両走行時におけるエンジン
ストールも防止できるという効果を奏する。
上記実施例ではエンジン回転数急減時の出力補正双 を行なう際に吸気量と燃料供給量の1方を増量さ1?る
ものを示したが、これは燃料供給量の増量のAを竹なく
)てもエンツノストール防止等の効果が一1分に発揮さ
iするものである。
また上記実施例ではISCの期間中にのみ同転数の、9
減状態を生じると一時的に燃料量が増大されるものを示
したが、一般にISC期間中に限らず回転数の急減時に
はエンノンストールを発生しゃす(ので、第15図に示
した燃料供給)p−DのD−63で行なったISCの判
定は省略してD−62でDN DNsとなった場合には
常にD−64に至り設定期間燃料量を増大させるように
構成しで も 、よ (・。
さらに上記実施例では燃料噴射装置12の電磁弁を制御
するものを示したが9本発明は燃料供給装置として気化
器を備え、同気化器のスロー系等に燃料原着調整弁とし
て電磁式開閉弁が介装されたものにも応用できるもので
ある。
さらにまた上記実施例では自動車用エンジンについて説
明したが2本発明は他のエンジン例えば定置式エンノン
等にも応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略説明図、第2図は
同実施例の動作の概略フローチャート、第3図は同実施
例におけるバイパス弁20の実開度とコンピュータ情報
との関連を示す線図、第一4図は同実施例の開度制御フ
ローBの詳細フローチャート、第5図は同実施例の第1
および第2ンレノイド弁の作動特性を示す図、第6図〜
第11図は同実施例におけるバイパス弁開度の過渡制御
特性を示す図、第12図は同実施例に係る目標回転数N
8の特性線図、第16図は同実施例に係る回転数設定フ
ローCの部分的詳細71mチャート、第14図は同実施
例に係る回転数制御特性を示す図。 第15図は同実施例に係る燃料供給フローDの部分的詳
細フルーチャート、第16図は同実施例に係る燃料供給
特性を示す図    ゛  “  一本ヰ;呻である。 2・−・コーンノン本体、  8・・吸気通路、   
10・・ス11ノトルtf、12・・燃料噴射装置、 
 14 工L’ −7IJ−メータ、  1計バイパス
通路。 20−ハ(・・ス弁、  22・・・圧力応動装置。 62・・第1ンレノイド弁、  63 ・逆止弁。 34 第2ニルノイド弁、  36・・・スプリング。 6訃身ンションセンサ、   40・パコンピュータ。 42・・x 77 O−−t! 7す、  4ろ・・・
吸気温センサ。 44・1点火装置、−46・・・冷却水温センサ。 48−−7(Fzlスイ7チ、   soa、sob。 50c・・エアコンスイッチ、  52・・バヮステス
M臥広波柾彰− ′!!6図 第7図 1了コン入イ、+        1−一一一、□6.
−一一一一一−(八−ワ^う゛入イア千)   0N 1A6図 第9図 1竺Jゞ−〜 $ fO母 第 11 図 v、 i−−]/−− )札 イZIE ンt !11アに5& 手続補正書 特許庁  長  官  殿 事件の表示 昭和57 年  特  許  顕部   72472 
  号発明の名称 エンジンの出力制御装置 補正をする者 事件との関係   特許゛出願人 住  所    東京都港区芝五丁目33番8号名 称
(628)三菱自動車工業株式会社代  理  人 住  所    東京都港区芝五丁目33番8号三菱自
動率工業株式会社内(電455−1011)明細書の「
発明の詳細な説明」の欄および図面    −’7..
:、r、F/” 1 明細書第26ページ第6行の「42」を「46」に
訂正する。 2 回書同ページ第7行のrB−23,〜B−43Jを
rB−2,ItあるいはB−A7Jに訂正する。 ろ 明細書第4〜ページ第15行の[アドレスgnaJ
を[アドレスAn aJに訂正する。 4、 図面の第2図、第3図、第4図(a)、第4図(
b)、第5図、第8図、第9図、第10図、第11図、
第13図、第14図、第15図および第16図を別添の
ものと差し替える。 葛6図 蔦9図 −」\−−− に− 第10図 連11図 v、 ニー−)−一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンの吸気通路に配設されるとともに上記吸気通路
    を介し上記エンジンの燃焼室に燃料を供給する燃料゛供
    給装置、同燃料供給装置の燃料通路に介装された燃料流
    量調整弁、上記エンジンの回転数を検出する回転数セン
    サ、同回転数センサの出力に基いて上記燃料流量調整弁
    の作動を制御して上記燃料供給装置から上記吸気通路へ
    流出する燃料量を調整する制御手段を備木、上記回転整
    センサの出力に基いて上記エンジン回転数の急減状態が
    検出されると上記制御手段が上記燃料流量調整弁の作動
    を制御して上記燃焼室に供給される燃料量を設定期間増
    にせしめるように構成したことを特徴とするエンジンの
    出力制御装置
JP57072472A 1982-04-28 1982-04-28 エンジンの制御方法 Expired - Lifetime JPH0617659B2 (ja)

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