JPS58187551A - エンジンの出力制御装置 - Google Patents

エンジンの出力制御装置

Info

Publication number
JPS58187551A
JPS58187551A JP57072469A JP7246982A JPS58187551A JP S58187551 A JPS58187551 A JP S58187551A JP 57072469 A JP57072469 A JP 57072469A JP 7246982 A JP7246982 A JP 7246982A JP S58187551 A JPS58187551 A JP S58187551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
valve
opening degree
control
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57072469A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takahashi
晃 高橋
Katsuo Akishino
秋篠 捷雄
Kazumasa Iida
和正 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP57072469A priority Critical patent/JPS58187551A/ja
Publication of JPS58187551A publication Critical patent/JPS58187551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジン吸気系に介装されるスロットルの運転
状態に応じて7クチユエータにより駆動してエンシ/の
出力を制御するエンノンの出力制御装置に関し、特に上
記制御弁にポジションセンサを設は開弁の開度な正確に
制御する七のにおいて。
ホー・・ンヨ/センサの出力する上記制御弁の開度情報
と−J 7’ピユータの記憶情報とを自動的にマツチン
グさせる手段を備えたものに関する。
以下本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図に示す実施例は、エンジン補機としてニアコンデ
ィショナ(以下エアコンという)のクーラコンブレツサ
、パワーステアリング用オイルポンプおよびバッテリの
充電やヘッドランプ等の電気負荷の連続作動時の電力供
給を行なうオールタネータを備えた自動車に関するもの
であって、2は容積型レシプロ式内燃機関のエンジン本
体であり。
このエンジン本体2の一側には排気マニホルド4が装着
され、他側には吸気マニホルド6が装着されている。そ
して吸気マニホルド6を介しエンジン燃焼室に一端が連
通する吸気通路8には、途中に図示しないアクセルペダ
ルと連動するスロットル弁10.燃料噴射装置12およ
びエアフルーメータ(カルマン渦流量計)14が介装さ
れ、同通路8の他端はエアクリーナ16を介し外気に連
通している。上記燃料噴射装置12は燃料ポンプより低
圧燃料が供給される燃料通路に燃料流量調整弁である電
磁弁1ろが介装されており、上記吸気通路内に噴射され
る燃料量は上記電磁弁の開弁時間に対応して設定される
ようになっている。また。
吸気通路8にはスロットル弁10をバイパススルように
してバイパス通路1Bが形成され、このバイパス通路1
8には同通路18を通過する吸気量を制御することによ
りエンジン燃焼室へ供給される吸気量を制御するバイパ
ス弁20が介装されており、このバイパス弁20は弁座
に当接してバイパス通路1Bを全閉する全閉位置(第1
図厳君位置)から図示しないストッパにより定められる
全開位置(第1図最左位置)まで移動できるようになっ
ている。また、バイパス弁20はアクチュエータである
圧力応動装置22のダイヤフラム24に連結されている
。圧力応動装置22の圧力室26は、負圧通路2Bを介
してスロットル弁1゜介装位置下流側の吸気通路に連通
されるとともに。
大気通路30を介してスロット弁10介装位置上流側の
吸気通路に連通されており、上記圧力室26には上記負
圧通路2Bを介し吸気自圧(以下代表してマニホルド負
圧という)が供給され、犬気通路50を介し大気圧が供
給されるようになっている。また負圧通路2Bには常閉
型の第1ンレノイド弁32および開弁と吸気通路8側ポ
ートの間にソレノイド左側からポート側へのみ流体を移
動せしめる逆止弁55が介装されており、第1ソレノイ
ド弁52は上記圧力室26に供給される吸気負圧を制御
している。他方大気通路50には常開型の第2ソレノイ
ド弁54が介装されており。
この第2ソレノイド弁34は上記圧力室26に供給され
る大気圧を制御している。55a、35bは流量制御用
のオリフィスである。また圧力室26内にはスプリング
′56が配設されており、このスプリング56はダイヤ
フラム24を介しバイパス弁20を閉方向に付勢し、同
バイパス弁を常閉弁となしている。即ち上記圧力室26
に負圧が作用しない時にこのスプリング56はバイパス
弁を機械的に定められる最小開度位置である全閉位置に
保持している。5Bは圧力応動装置22のダイヤフラム
24位置を検出することによりバイパス弁20の開度を
検出する可変抵抗を利用したポジションセンサであって
、このポジションセンサ3Bが出力するバイパス弁20
の開度位置信号はコンピュータ40に入力されるように
なっている。
コンピュータ40には上記開度位置信号のほかエアフル
ーメータ14に設けられたエアフローセンサ42から出
力される吸入空気量信号、上記エアフローメータ14付
近に設けられた吸気温センサ45から出力される吸気温
信号、エンジンの点火装置44から出力されるイグニッ
ションパルス信号(即ちエンジン回転数信号)、エンジ
ン本体2の冷却水温を検出する冷却水温センサ46から
出力される冷却水温信号、スロットル弁10が全閉状態
にあることを検出するアイドルスイッチ4Bから出力さ
れるアイドル信号、エアコン作動スイッチ50 a、 
 50 b、  50 cから出力されるエア伊 フン信号、パワーステアリングの油圧発生状態(即ち操
舵ハンドルを中立位置から回転させた状態)を検出する
スイッチ(以下パワステスイッチという)52から出力
されるパワステ信号9因示しないトランスミッションの
出力軸に設けられた車速センサ54から出力される車速
信号、スロットル弁10の開度を全閉から全開まで検出
する開度センサ56から出力される開度信号およびバッ
テリ57から出力される電圧信号が入力されるようにな
っている。
ところで、自動車の各電気負荷(例えばヘッドランプ)
69に電気を供給する上記バッテリ57はボルテージレ
ギュレータ68を介しエンジレに駆動されるオールタネ
−タフ0により充電されるようになっており、上記電気
口荷が作動を開始し。
その作動開始に基いて発生するバッテリ57の電圧降下
がレギュレータ68で検出されると、同レギュレータ6
8がオールタネ−、タフ0にフィールド電流を供給し、
オールタネ−タフ0において発電が開始され、バッテリ
57の電圧は定常値範囲に復帰する。こののち、電気負
荷作動中はオールタネ−タフ0がレギュレータ68によ
る電圧制御を受けながら発電を続行する。他方、上記電
気1荷の作動が停止すると、その停止した瞬間にはオル
タネータ70は発電を続けているので、バッテリの電圧
が急増するが、電圧急増によりバッテリ電圧が定常値範
囲を上まわるとレギュレータがフィールド電流の供給を
停止しオールタネ−タフ0の発電が停止されるようにな
っている。
また、上記エアコンスイッチは詳細には手動スイチ50
a、温度スイッチ50b、圧力スイッチ50cで構成さ
れている。このうち温度スイッチ50bは車室内温度を
検出し、同温度が設定温度を下まわるとオフする常閉ス
イッチであり、また圧力スイッチ50cはコンプレッサ
51の圧縮圧力が異常に高くなったときにオフする常閉
スイッチである。そして上記5つのスイッチ50a。
50b、50cはこの順で直列に接続されるとともに1
手動スインチ50aの上流側端子はハッテ−リ57の正
端子に接続され、他方圧力スイッチ50cの下流側端子
は周知の遅延回路55を介しパワートランジスタ55に
接続されている。このパワートランジスタ55はコンプ
レッサ51の図示しない断続装置である電磁クラッチを
駆動させるパワーリレー59を作動させるものである。
また上記圧力スイッチ50cの下流側端子はコンピュー
タ40に接続されており、コンピュータ40には、上記
3つのスイッチ50a、50b、50Cの全てがオン状
態にあるときにエアコンオア[が入力され上記5つのス
イッチ50 a +  50 b *50eのうち1つ
でもオフ状態にあるときにエアコンオフ信号が入力され
るようになっている。また上記車速センサ54は上記出
力軸の回転角度から車速をパルス信号として取り出すも
のである。
コンピュータ40は、各入力信号の波形整形(冷却水温
信号、電圧信号、開度位置信号等のアナログ信号のA/
D変換を含む)を行なう入力波形整形回路5B、(:P
U60.RAM62.ROM64および出力波形整形回
路66を有しており、このコンピュータ40では上記各
入力信号とROM64に予め記憶された演算情報とから
エンジン出力の制御を行なう出力パルス信号を形成する
。ところで本実施例においては、コンピュータ40かう
出力されるパルス信号は燃料噴射装置12の噴射量を定
める噴射量信号1点火装置44の進角量を定める進角量
信号、第1ソレノイド弁52を開閉する第1弁駆動信号
および第2ソレノイド弁54を開閉する第2弁駆動信号
となっている。そして第1弁駆動信号および第2弁駆動
信号によりそれぞれ開閉せしめられる両ツレノイド弁3
2.54は協力して圧力応動装置22の圧力室26内の
圧力を調整しバイパス弁20の開度を制御し吸入空気量
を制御するようになっている。
即ち本実施例装置はコンビュニタ40を用いて燃料噴射
装置12の噴射量1点火装置44の進角量およびバイパ
ス弁20の開度を調整することによりエンジンの総合的
な制御を行なおうとするものであるが、この制御は予め
ROM64に記憶された各種フローをCPU60の指示
によって実行することにより行なわれる。そして具体的
にフローは第2図に示すよ5にエンジンの運転状態を識
別する条件判定フローA、2つのソレノイド弁′52゜
′54を駆動してバイパス弁20の開度を制御する弁開
度制御フローB、フィトリング時の目標回転数を設定す
る回転数設定フローC1燃料噴射装置12の駆動時間を
設定して噴射量を決定する燃料供給フローD9点火進角
を決定する進角)cy −Eおよびバッテリの電圧変化
を検出する電圧検出フローFが主なものであり、また各
フローの選択はCPU60より発せられる割込信号によ
り行なわれるようになっている。これらのフローのうち
条件判定フローAは点火装置44の点火パルスに同期し
て実行され、また弁開度制御フローBは比較的短い周期
1+の第1タイマーの割込信号に同期して実行され9回
転数設定フロー〇は比較的長い周期h(第1タイマーの
周期の4〜5倍程度)の第2タイマーの割込信号に同期
して実行され、燃料供給フローDおよび進角フローEは
極めて短い周期の第5.第4タイマーに同期して実行さ
れ、電圧検出フローFは上記第1タイマーの%の周期(
t、/ 2 )を有する第5タイマーに同期して実行さ
れるようになっている。
以下においては1条件判定フローA、弁開度制御フロー
B1回転数設定フローC1電圧検出フーーFに基いて行
なわれるバイパス弁2oの開度調整について説明する。
このバイパス弁2oの開度調整より行なわれる制御は、
エンジン回転数が入力される回転数制御(具体的にはア
イドル回転数制御)とエンジン回転数が入力されない開
度制御とに大別されるが、これを識別することは後述−
する微小負荷変動に関する補正を除き条件判定フローA
で行なわれる。
条件判定フローAでは、まずA−Oにおいてエンジンが
始動時であるか否かを判定する。これは具体的にはイグ
ニッションスインチがオンで且つエンジン回転数Nrが
設定回転数(例えば2001m)以下である場合に始動
時であると判定する。そして、A−1においてエンジン
回転数Nrが異常低回転数(500rlllll)とな
っているか否かを判別し。
A−2においてアイドルスイッチ48がオン(即ちスロ
ットル弁10が全閉)であるか否かを判別し、A−6に
おいて車速センサ54の出力する車速か設定値(例えば
IKm/h)以下であるか否かを判定し、A−4におい
て(車速Vr)/(エンジン回転数Nr)の変化状態を
検出し、A−5において(実際の)エンジン回転数Nr
と目標回転数N8の偏差ΔNの絶対値が設定値ε以下と
なっているか否か(即ちNrがISC回転域にあるか否
か)を判定するようになっており、始動後エンジン回転
数が異常低回転数となっておらず、且つアイドルスイッ
チ48がオンしており且つ車速がIKm/h以下であり
且つ偏差ΔNの絶対値が設定値6以下となっている場合
(以下Caae1という)および始動後エンジン回転数
が異常低回転・数となっておらず且つアイドルスイッチ
4Bがオンしており且つ車速がIKm/h以上であり且
つvr/Nrの変化量ΔV/N(今回サンプルしたVr
/ Nrの値から前回サンプルしたVr/ Nrの値を
さし引いたもの)がある正の値αを上まわることがn回
(例えば2回)以上続けと判定され且つ偏差ΔNの絶対
値がε以下となっている場合(以下Ca1le2という
)にエンジンが安定したアイドリング状態にあると判断
してアイドリング回転数制御(以下ISCという)を指
示し、上記Ca5e L Ca5e2以外のときには開
度制御を指示するようになっている。この条件判定フロ
ーAの指示は後述する開度制御フローBの中のB−20
においてISCが指示されたか否かの判定に用いられる
ところで上ff1case1は車両停止時における通常
のアイドリング状態を意味し、 Ca5e2は車両走行
時においてクラッチが切られたり、あるいはトランスミ
ッションがニュートラルに保持されていてエンジンが空
転している状態(即ち惰行状態)を意味している。モし
てCa5e2ではこの惰行開始の判定を行なう際に走行
中(通常エンジンブレーキによる減速時)にクラッチを
切ることによって生じるエンジン回転数の急減状部を検
出することが用いられている。即ちエンジンブレーキ状
部からクラッチを切って惰行状態に移行する際にはクラ
ッチを切る前後で車速の変化が微小なのに対し、エンジ
ンは強制的に回転せしめられていた状態からフィトリン
グ状態になるため回転数が急速に減少する。このため(
車速Vr)/(エンジン回転数Nr )のサンプル毎の
変化量ムV/Nがある正の値αより大きくなっているこ
とがクラッチを切ったのちのエンジン回転数の低下状態
を表わすことになり。
本実施例では具体的にはムV/Nがαより太き(なるこ
とがn回置上連続して検出された場合に惰行が開始され
たと判定している。なお、 Caae2ではA−4にお
いて惰行の開始が検出されたのち。
A−5においてエンジン回転数がISC回転域にあるこ
とを確認してからISOを指示するようになっている。
一方惰行の終了はA−5においてクラッチの接続に伴う
エンジン回転数の増加(エンジン回転数がISC回転域
から外れたこと)を検出することKより判定するように
なっている。ところで上記惰行の開始判定に用いられる
vr/Nrは。
vr、 Nrがともに車速センサ54および点火装置4
4からパルス信号として取り込まれるようになっている
ので、車速センサ54からのパルス数を所定数カウント
する間に点火パルスが幾つカウントされたかを調べるこ
とにより求めることができる。
次に開度制御フローBの説明に移る。
まず、開度制御フローBの実行にあたっては、ポジショ
ンセンサ58の初期化が行なわれる。
これは始動前イグニッションスイッチをオンした際RA
M62の各7ドレスに保持されている値をクリア(零に
する)した直後になされるものであって、まず始動前に
おけるバイパス弁2oの開度位置(即ち全閉位置)に対
応したポジションセンサ58の出力(電圧)をA/D変
換して初期位置情報としてRAM62のアドレスA0゜
に入カシ。
次いでAo。の値り0.予めROM64に記憶されたバ
イパス弁20の許容移動範囲を与える移動範囲情報l 
bandおよび同じ(ROM64に記憶された最小開度
設定情報ムから後述する目標開度を与える設定情報グ、
の最小値I2lm1nと最大fIL−朧Xを演算により
求めそれぞれRAM62のアドレスAOIとAO2に入
力する。即ち。
Ao+ =lo+ 1th、kot=lo+flt>十
1bandとなるが、この際ムは極めて微小な値であり
、また転+mbandはバイパス弁20の機械的に定め
られる全閉位置(弁座に当接する位置)と全開位置(図
示しないストッパにより定められる位置)との距離tよ
りわずかに小さい値に対応しており。
バイパス弁20の実際の位置(開度)とRAM62に人
力され℃いる開度情報との関係は第3図に示すようにな
っている。従って、バイパス弁20の位置(開度)は1
mi n に対応する位置(開度)と1max  に対
応する位置(開度)との間で後述するように前記目標開
度になるように制御されることlflminと1max
の間で与えられるようになっている。
このようにして初期設定が行なわれたのち、開度制御フ
cy−Bは第1タイマーの割込信号に同期して実行され
バイパス弁駆動手段を作動させるが。
このフcy−Bでは、まず、エンジン運転中に発生する
特定の1荷変動(例えばエアコンのオンオフ。
パワーステアリング装置の作動・非作動、電気負荷変動
に伴なって生じるバッテリ電圧の変化)を検出しておき
、上記負荷変動が検出された場合はその補正を行ない、
検出されない場合には条件判定フローAの判定に基いて
アイドル回転数制御または開度制御を選択的に実行する
ようになっている。
以下第4図(a)、(b)を用いてこの開度制御フロー
Bを詳細に説明する。第1タイマの割込信号が発生する
とまずB−1において、エフフンスイッチの切換が行な
われたか否かを判定し、切換が行なわれなかった場合に
はB−6に飛ぶように指示する。他方切換が行なわれた
場合にはB−2においてRAM62のアドレスNに1を
入力し。
さらにB−5において上記切換の方向がオフ−オン、オ
ン−オフの何れかであるかを判定し、それぞれの場合に
応じてB−4(又はB−5)においてROM64より目
標開度変化量Δgf、H9ΔdtI。
Δyi3.(又はΔ為2.ム劇22.Δり、寥)を読み
込み、それぞれRAM62のアドレスAll  All
  Amに入力する。この際Δり3.はエアコンスイッ
チのオフ−オン切換に伴うエンジンの負荷変動を補償す
る上で過渡現象を無視した場合に最適と予想される正の
変化量であり、またΔyi11+Δ41.はムls+と
同様に正の変化量であり、その大きさは Δグ口 〉 Δダ31〉ムt’21 となっており、他方ムク32もエアコンスイッチのオン
リオフ切換に伴うエンジンの負荷変動を補償する上で過
渡現象を無視した場合に最適と予想されろ負の変化量で
あり、またΔg!6.2+Δ劇7.はΔグ、2と同様に
山の変化量であり、その絶対値の大きさは。
1Δ121+2 1 > l へ−、□ 1〉1ムグ2
2 1となっている。またΔグ、に1ΔIZ’s21の
関係がある。次に、B−6ではパワステスイッチの切換
が行なわれたか否かを判定し、切換が行なわれなかった
場合にはB−11に飛ぶように指示する。他方切換が行
なわれた場合には、B−7においてRAM62のアドレ
スMに1を入力し、さらに。
B−f3において上記切換の方向がオフ−オン(即ちオ
イルポンプが非作動→作動)、オン−オフの何れかであ
るかを判定し、それぞれの場合に応じてB−9(又はB
−10)においてROM64より目標開度変化量ムda
l+ムl’s+yムク61(又は442゜ムI、2.Δ
4□)を読み込み、それぞれRAM62のアドレスA4
.  A5. Asに入力する。この際、Δgg+はパ
ワステスイッチのオフ−オン圀換に伴う工//ノの口荷
変動を補償する上で過渡現象を無視した場合に最適と予
想される正の変化量であり、またへI’41+ ムダ1
.はムダ、1と同様に正の変化量であり。
その大きさは。
ムク41〉ΔlsI>Δls+ となっており、他方Δり6.もパワステスイッチのオン
リオフ切換に伴うエンジンの負荷変動を補償する上で過
渡現象を無視した場合に最適と予想されるiの変化量で
あり、またΔり、2.ムf6%、はムク62と同様に負
の変化量であり、その絶対値の大きさは。
1ムダ、21>l Δへ21〉1Δグ521となってい
る。また、Δメロ、=1Δyjs* lの関係がある。
次にB−11(−はバッテリ電圧に変化があったか否か
を判定し、変化なしの場合はB−17を指示する。とこ
ろでこのバッテリ電圧の変化判定に際しては、第5タイ
マーの割込信号に同期して実行される電圧検出)−−F
により検出される電圧の変化量Avbが入力される。即
ち、電圧検出フローFでは第2図に示すように1周期t
+/l毎に読み込まれる電圧vbの偏差ΔvIおよびΔ
V2(4Mは今回読み込まれた電圧Vb+と前回読み込
まれた電圧Vbzとの偏差、Δv2は前回読み込まれた
電圧vb2と前々回読み込まれた電圧vb3との偏差)
がそれぞれF−5,F−2においてRAM62のアドレ
スAIOAllに入力されており、B−11ではこのA
llの絶対値が設定値βより大きい場合に電圧vbに変
化有と判定する。そして変化有の場合はさらにB−12
においてA1゜の値がAllと同符号であるか否を判定
し。
l Act 十At。l>IAII+ のときに補正を指示するようになっている。そして補正
が指示されl−場合はB−15において。
RAM62のアドレスLに1を入力し、さらにB−14
においてAllの符号(電圧vbの変化の方向)を判別
し、B−15(あるいはB−,16)においてAI +
 +AI。の値に対応した目標開度変化量Δグア++ 
Δ^1.ムグ9ムダあるいはム〆72.Δ〆8□。
ムク、2)をROM64の演算補助情報から算出して読
み込み、それぞれRAM62の7トレスA7 r ” 
*A、に入力しB−17に至る。
ところで、この際電圧vbが減少した場合(即ち。
AI + 十At o(Qの場合)は。
Δ1tI= Kt X F (l Act + AIo
l )Δ’@l −Kt X F (l A■+A+o
l )八fleI:KS XF (l All +A、
。1)で与えられる。ここでKl 、 Kt・ K3は
正の定数でに+> Kt> Knの関係があり、F (
l A+++A101 )はl All +Ato l
の関数であり、ROM64に記憶されている。また電圧
vbが増加した場合(即ちAI r +At o> O
の場合)は。
Δglt2=  Kt XF (l Act +A1o
 l )Δlax =  Kt X F (l Act
 +A+o l )Δ1ls2=  K3XF (l 
Act +A+o l )で与えられる。ここで、に、
〜に市よびF (l A++モAle + )について
はΔToI〜ムク1.の場合と同様である。
またB−11で。
lAl11<β と判定された場合およびB−12で。
lA+++A4゜l < l A111と判定された場
合はそのままB−17に至る。
B−17では、エアフンスイッチの切換、パワステスイ
ッチの切換もしくは電圧変化のうち少くとも1つの補正
動作が指示されているか否かをアドレスN、M、Lの値
を読むことで判定し、上記補正動作が指示されなかった
場合、即ちN+M+L二〇の場合(以下これに基く制御
を便宜上I制御という)はB−18およびB−19にお
いてアドレスA3 、 As 、 Asをリセット(既
にA3* As + A、がOの場合は不要)したのち
、B−20において条件判定フローAの判定結果に基い
てISCもしくは開度制御が選択され、ISCが選択さ
れた場合にはB−21においてアドレスAnsに入力さ
れている目標開度mns (mnsの設定に関しては詳
細後述)を読み込みアドレスAsに入力し、他方開度制
御が選択された場合にはB−22においてアドレスAp
sに入力されている目標開度1’8(12’sの設定に
関しては詳細後述)を読み込み71ルスA8に入力し2
次(・でB−25において実開度flirを読み込み、
  AsO値と96rとからB−24において開度偏差
ΔDrが求められるようになっている。また。
上記補正動作が指示された場合(以下これに基く制御を
便宜上J制御という)にはB−100,B−200、B
−400で示される各補正フローが実行される。そして
B−100においては、エアコンスイッチ切換に伴う開
度補正量Δ121acが設定され、B−200において
はパワステスイッチ切換に伴う開度補正量ΔSpaが設
定され、B−100においては電圧変化に伴う開度補正
量Δmbが設定され、これらの値Δd a c + Δ
d p a + Δt’ b kまB−40において総
合されて目標開度補正レジスタム121gに入力され、
このムIZIsおよび上記補正動作開始以前(NfM十
り二〇のとき)にB−21もしくはB−22において入
力されたAsの値からB−41において目標開度I21
m’が設定される。そしてB−42,43ではこの+2
’s’が1maxを越える場合にはls’=1maxと
なし、B−44,45ではり8′がyiminを下まわ
る場合にはグs’:=lZ1minとなし、このように
して設定されるls’ とB−46において開度偏差ム
lrが求められる。ところでこの際B−42において読
み込まれる実開度〆rの情報は第5タイマーの割込信号
に同期して更新されてレジスタに入力されているもので
ある。
さて、このようにして開度制御フローBにおいては、B
−25、B−26あるいはB−43で目標開度との偏差
ΔSrを求めたのち、ソレノイド弁駆動フローBSにお
いてΔfljr→0となるようにバイパス弁20の開度
を制御する。
ソレノイド弁駆動フローBSでは、まずB−50におい
て開度偏差ΔSrが不感帯内に収まっているか否かを判
定し、収まっている場合には開度制御を行なわないよう
に指示する。他方Δ1zIrが不感帯を外れている場合
にはB−51においてΔSrの絶対値に対応したソレノ
イド駆動時間Trを算出し。
レジスタに読み込む。次いでB−52においてムlrか
ら弁開度の卿」御の方向を判定し、ΔyIr>0となり
弁開度を増大させる場合には、B−53において第1ソ
レノイド弁32のソレノイド(以下第1ソレノイドとい
う)のタイマーTaにTrを入力し、B−54において
第2ソレノイド弁′54のソレノイド(以下第2ンレノ
イドという)のタイマーTb  に予め設定された駆動
時間To(但し。
To≦Tr )を入力し、他方ΔDr<Oとなり弁開度
を減少させる場合には、B−55においてタイマーTb
KB−51で求めたTr を入力し、B−56において
To  を入力する。ところでTrは詳細には Tr =To 十Ks l 6g5r l (但しに8
は正の比例定数)で与えられるようになっており、従っ
て第1ンレ入     ノイド弁52の駆動時間ta(
タイマーTaに入力されている値)および第2ソレノイ
ド弁54の駆動時間tb(タイマーTbに入力されてい
る値)はΔSrの正負に対し以下のように与えられる。
また上記Ta、 TbのΔI21rに対する変化の様子
を図示すると第5図(a)、第5図(b)の如くとなる
。そしてB−57,B−58においてそれぞれ第1ンレ
ノイド、第2ンレノイドが1動されるが、その際上記第
1ンレノイドはタイマーTaにより与えられる駆動時間
のみ励磁され、第1ソレノイド弁32を開放し、他の時
間帯は非励磁とたり第1ソレノイド弁′52を閉塞し、
一方上記第2ソレノ°イドはタイマーTb  により与
えられろ駆動時間のみ非励磁となり、第2ソレノイド弁
34を關放し他の時間帯は励磁されて第2ソレノイド弁
ろ4を閉塞するようになっている。従ってΔSr>Oの
ときは第5図(clに示すように第1ソレノイド弁ろ2
の開弁時間ta(タイマーTaの値)が第2ソレノイド
弁54の開弁時間tb(タイマーTbの値)より大きく
1両開弁時間の差Δt−二ta−tb に略比例して圧
力室26内がΔPだけ減圧され、バイパス弁20が開方
向に駆動され、他方ムダrhoのときは第5図+dlに
示すように第2ソレノイド弁34の開弁時間tb(タイ
マーTb の値)が第1ソレノイド弁32の開弁時間T
a(タイマーTaの値)より大きく1両開弁時間の差Δ
tt = tb −taに略比例して圧力室26内がΔ
Pだけ増圧されバイパス弁20が閉方向に駆動される。
そしてこの際ai4 = ta  tb =Ks lΔ
Dr lΔt2= tb  ta =[@ l ” m
r lであるから、圧力室26の内圧ΔPは開度偏差Δ
girに対し第5図(e)に示すように略比例的に変化
し、これに基きバイパス弁20は上記開度偏差ムSr→
0となるように変位する。なお、この際開度偏差ムSr
とバイパス弁20の実際の変位量との間のゲインは比例
定数に、  により適切に調整される。
さて、ここで上述した各目標開度の設定について説明す
る。
まず、負荷変動、具体的にはエアコンスイッチのオフ−
オンへの切換が発生した場合の目標開度flts’につ
いて説明する。
この際はエアコンスイッチの切換直後のフローのB−2
においてN=1.B−4においてAI=Δグ、1゜A2
−ムgi21  *  A3−ムダ31  となり、(
今M−0゜1、=0とする)、B−17においてN+M
+L≠0が判定される。そしてB−101をN≠0で通
過後B−102において今回のフローがB−2でN=1
が入力された初期フローから数えて4回目以内のもので
あることが判定されるとB−105においてムl2Ia
c (レジスタ)にムI’llが入力され。
今回のフローがB−102,B−10”において上記防
期フローから数えて5回目〜8回目のものであることが
判定されるとB−106においてムlacにムgz+ 
が入力され、今回のフローがB−105にお(・て上記
初期フローから数えて9回目以上のものであることが判
定されるとB−104においてムgacにΔり31  
が入力されるようになっている。そしてB−107にお
いてN:12即ち上記初期フローから数えて12回目の
フローになったこ゛とが判定されたときにはB−108
においてNなリセットする。これにより今M=0.L二
〇であるからB−107においてN)11(N=12)
が判定された次のフローではB−17においてN+M+
L=Oが判定され、エアコンスイッチの切換時の補正動
作が終了するようになっている。即ち上at初期フロー
から数えて12回目までが上記補正動作となるが、その
際M:O,L=0であることがらΔI21ps (レジ
スタ)、Δ121b(レジスタ)にはそれぞれB−20
9,B−409において0が入力されており(なぜなら
上記初期フローが始まる前にB−19においてAs、A
s がリセットされている)、B−40における目標開
度補正レジスタΔ18の値はムgiacの値となってい
る。即ち、目標開度Is’は、B−41において。
ダs’=As十Δ鵜l(イ旦し、N−1〜4)+2’ 
s’ == As 十Δ12’z+ (イ旦し、N−5
〜8)グs’==As+Δ13、(但し、N−9〜12
)となる。今As の値は前記初期フロー開始直前のフ
ローでB−21もしくはB−22において入力された目
標開度〆na (ms)である。そして目標開度り8′
は時間の経過に対し第6図に示すノ(ターンに従って変
化することになる。即ち、第6図においてはI制御状態
即ちISCもしくは通常の開度制御状態が破線で示され
、エアコンスイッチ切換直後の実線で示す部分がJ制御
即ちエアコンスイッチの切換時の過渡制御(パターン制
御)となっている。そしてこのパターン制御における一
つのパターンの巾は第1タイマーの周期t1の4倍即ち
4 t+どなっている。
他方エアコンスイッチをオン−オフへ切換えた時には、
切換直後にB−2においてN=i、B−4においてAI
−Δ凶2+A2=Δダ2□ A3−Δダ3□となり、こ
のあと上述したオフ−オンへの切換の際と同様のフロー
が実行され、目標開度りS′が設定されろ。そして g6s’= As +Δl+2(イ旦し、N=1−4)
悶s’=As+ムdz2(イ旦し、N−5〜8)gs’
=:As +th+Za2 (イ旦し、N=9〜12)
となる。そしてこの目標開度ダS′は時間の経過に対し
第7図に示すパターンで変化する。この場合も1つのパ
ターンの巾は第1タイマーの周期jl17)の4倍即ち
4 t+どなっている。
また、パワステスイッチのオフ−オンへの切換が発生し
た場合は、切換直後のフローのB−7において、M−〜
1.B−9においてA、=^グ41+ A%=ΔメSb
  A6”Δグ6I  となり(今N:O,L=Oとす
る)、B−17においてN+M+L≠Oが判定される。
そしてB−1[11を通過後B−1[19でΔ5ac=
O(なぜならM=1となる以前のフローでA3はB−1
9においてリセットされている)。
B−201において今回のフローがB−7でM=1が入
力された初期フローから数えて4回目以内のものである
ことが判定されるとB−205においてΔ1Z1psに
Δグ、1が入力され、今回のフローがB−202,B−
203において上記初期フローから数えて5回目〜8回
目のものであることが判定されるとB−206において
15−g1pt+ K m121stが入力され、今回
のフローがB−2C1において上記初期フローから数え
て9回目以上のものであることが判定されるとB−20
4においてa+21psにt−g! +が入力されるよ
うになっている。そしてB −207においてM=12
即ち上記初期フρ−から数えて12回目のフローになっ
たことが判定されたときにはB−208においてMをリ
セットする。
これにより今1’J=Q、L=OであるからB−207
においてM)11 (M=12 )が判定された次のフ
ローではB−17においてN+M+L二〇が判定されパ
ワステスイッチの切換時の補正動作が終了゛するように
なっている。即ちこの場合も上記エアコンスイッチの切
換の際と同様に初期フローから数えて12回目までが上
記補正動作となる。そしてL二〇であることからB−4
01を介しB −509においてΔmb=oとなってお
り、従って。
B−%40における目標開度補正レジスタΔgisの値
はΔlpmの値となっている。即ち目標開度り8′は。
B−41において。
ms’=As+Δm−+(イ旦し9M=1〜4)$8’
 =As +t−ls+((旦し、M=5〜B)+Za
’= As 十m121st (但し、M=9〜12)
となる。そしてこの際グIは上述したエアコンスイッチ
のオフ−オンへの切換に際して設定されたものと同様に
第6図に示すパターンに従って変化することになる。(
但し、第6図においてム為。
→ムf141.Δf62.→Δ12’s1.Δ12’3
1→Δダ、1となる)0他方パワステスイツチをオンリ
オフへ切換えた時には、切換直後のB−7において、M
=1.B−9においてA4−Δグ、□、Aう=Δグg2
.A11=Δg!Isgとなり、このあと上述したパワ
ステスイッチのオフ−オンへの切換の際と同様のフロー
が実行され。
目標開度Os’が設定される。そして 〆s’ == As + Δ12ft2(但し、M、、
−1〜4)+21s=As +6g52(イ旦し、M=
+5〜B)ms’ =As +e−+21B (但し、
M=9〜12)となる。そしてこの際のり8′は上述し
たエアコンスイッチのオンリオフへの切換に際して設定
されたものと同様に第7図に示すパターンに従って変化
することになる。(但し、第7図においてΔへ2→ム区
1g+  ムダ22→ムグ、2.ΔIZ’sz→Δダ6
2となる)0また。ヘッドランプ等を点灯してバッテリ
電圧vbの急激な低下が発生した場合には、バッテリ電
圧vb低下が発生した直後のフローのB−15において
L=1.B−15においてA1−Δ鈎+ + As =
’#aLA9 = Δ(21,、となり、(今N=O,
M=Oとする)。
B−17におい(N+M+Lf−0が判定される。
そして、B−101を通過後B−109でΔmac=:
Q、B−201を通過後B−209でΔyIps=0、
となったのち、B−401において今回のフローがB−
15で、L−1が入力された初期フローから数えて4回
目以内のものであることが判定されるとB−505にお
いてムabにム鈎、が入力され今回のフローがB−50
2,B−105において上記初期フローから数えて5回
目〜8回目のものであることが判定されるとB−ろo6
においてΔlbにムク81が入力され、今回のフローが
B −503において上記初期フp−から数えて9回目
以上のものであることが判定されるとB−304におい
てムsbにΔ^、が入力されるようになっている。
そしてB−407においてL=12即ち上記初期フロー
から数えて12回目のフローになったことが判定された
ときにはB−508においてLをリセットする。これに
より今N=O,M=OであるからB−507においてL
>11(L:12)が判定された次のフローではB−1
7において。
N十M+L=0が判定され、バッテリ電圧vbの変化に
対する補正動作が終了するようになっている。即ちこの
場合も上記エアコンスイッチ、パワステスイッチの切換
の際と同様に初期フローから数えて12回目までが上記
補正動作となる。そしてΔmac−Δlpm =Oであ
ることからB−40におけるΔglsの値はΔmbの値
となっている。即ち目標開度g68′は、B−41にお
いて。
yIg’=As +ムI2ft+ (但−L、L=1〜
4)ダs’ = A s+Δ劇、、(イ旦し、L−5〜
8)l s’= As + mlZ’s+ (但し、L
=9〜12)となる。今Asの値はfiI記初期フロー
開始直前のフローでB−21もしくはB−22において
入力された目標開度1i!1na(Ills)である。
そして目標開度121a’は時間の経過に対し第8図に
示すパターンに従って変化することになる。なおこの第
7図において、破線部分がI制御即ちISCもしくは通
常の開度制御状態であり、ノ・ツテリ電圧vb急減直後
の実線部がJ 、IIJ御即ち−・ツテリ電圧変化時の
過渡制御(バター/制御)となっている。そしてこのパ
ターン制御における一つのパターンの巾は第1タイマの
周期1+の4倍即ち4 t+となっている。また第8図
においてバッテリ電圧vb急減後徐々に(電圧が)回復
するのはオールタネータによる発電が開始されたことに
基くものである。
他方ヘツドランプ等を消灯して/・ツテリ電圧vbの急
激な上昇が発生した場合には、電圧上昇直後のB−13
においてL=1.B−15においてA7二Δl’72.
Al−Δds2. As =Δグ、2となり、このあと
は上述したバッテリ電圧vb低下時と同様のフローが実
行され、開度1218’が設定される。そして。
(i s’ = As 十Δlt* (イ旦し、L=1
〜4)IzLg’=As +Δlst (イ旦し、L=
5〜8)グs’=AB+ムglat(但し、L=9〜1
2)となる。このり8′は時間経過に対し第9図に示す
パターンに従って変化する。なおこの第9図にお(・て
バッテリ電圧vb急増後徐々に(電圧が)減少するのは
、オー・1.々ネータによる発電が停止されたことに基
くものである。
次に1つの過渡制御が行なわれている間に他の過渡制御
が開始される場合について述べる。
マス、エアコンスイッチのオフ−オンの切換直後(2t
+後)にパワステスイッチのオフ−オンの切第1表 第1表において時間の経過の欄に示された数字はある時
点を基点としてフローBが行なわれた回数を示す。従っ
て2周期t+とこの数字の積とが実時間の経過となって
いる。以下では経過時間1t+。
2 tl・・・・・・に対応した時刻を時刻1 jl+
  2 tl・・・・・・として表現する。さ【第1表
によれば時刻1jl+ 2t。
ではN二M二〇であり、■制御即ちISCもしくは通常
の開度制御が指示される。時刻5t+ではエアコンスイ
ッチの切換が検出されN=1となりJ制御即ち過渡制御
が指示される。通常であればこのJ制御はN=12とな
る時刻14 t、までで終了するが、この場合は時刻5
 ttにおいてパワステスイッチの切換が検出されM=
1となっているため上記J制御はM=12となる時刻1
6tIまで持続することになる。従って、第1表におい
ては時刻1 tl、  2 tlおよび17tt、18
t+では!制御が指示されるがそれ以外(時刻3 tl
から16tIまで)はJ制御が指示される。モしてJ制
御の開始時3 tlおよびそれに続(時刻4 tlにお
いてはM==0であるため、第4図(a)のB−209
でalllpsK。
が入力されるこれは時刻2 t、以前のフローのB−1
9においてA6がリセットされているからである。
他方J制御の終了付近の時刻j5t+、i6t+では。
N=OとなっているがA3にはΔ12’31  が入力
されているため、B−109においてΔSacにムク3
1が入力される。即ち、J制御実行中第4図(alのB
−40において目標開度補正ンジスタΔ121Sに入力
されるテークは第1表に示すようになる。従ってB−4
1において設定される目標開度りB′は第10図に実線
で示す゛ようになる。ところで、この実線で示した目標
開度は、エアコンスイッチの切換のみに対応して設定さ
れる目標開度(破線)とパワステスイッチの切換のみに
対応して設定される目標開度(二点鎖線)の和となって
いることは言うまでもない。
次にエアコンスイッチのオンリオフの切換から6tlが
経過したときにハンテリ電圧vbの急減状態が検出され
た場合をとりあげると第2表および第2表 1つの過渡制御が行なわれている間に他の過渡制御が開
始される例は他にもあるが、それらは全て(5つの過渡
制御が重なる場合も含め)上述した2例と同様にして実
行される。
次に通常の開度制御の際の目標開度yigの設定につい
て説明する。
目標開度aSは、基本的にはバイパス弁2oの初期位置
情報としてアドレスAooK入力されているグ0と、冷
却水温、アイドルスイッチ、エンジ/回転数、スーツ+
 7t 7F開度(およびその変化゛速度)に応じてR
OM64の通常マツプに入力されている情報とを総合し
てlsoとして設定されており。
これに運転状態に応じた補正が加えられるようになって
おり+  11m1l≦is≦1maxの範囲内で与え
られるようになっている。そしてエアコンスイッチがオ
ン状態になったときには上記IZ’soに上述したΔl
’31  が加算されアドレスApsにはlso+Δg
631が入力され、またパワステスイッチがオン状態に
なったときには上記ダsoにムク6、が加算され、  
Apsにはlso+Δり6.が入力され、さらにヘン1
ランプがが点灯状態となったときにはgiioにム12
’sl が加算されApsにはglso+Δφ、1 が
入力される。一方条件判定フローAのA−1において実
エンジン回転数Nr< 500囮が判定された場合ビは
、前記マツプからの読み込みが中止され、 ltzは全
開状態1maxに近い開度となり、またA−0において
始動時であるととが判定された場合には上記通常マツプ
からの読み込みが中止され+ Is = flstar
tが別途設定される。0startはエンジンの始動を
容易にする上での最適値となっている。なおこのgis
tartもfl。
に基いて設定されている。
次にISC時の目標開度1nsの設定について説明する
ginsの設定に際しては第2タイマーの割込信号によ
って実行される回転数設定フロー〇が使用される。まず
第2図に示すように回転数設定フローCではC−1にお
いて実回転数Nrがレジスタに読み込まれ、C−2にお
いて目標回転数Naがレジスタに読み込まれる。この目
標回転数N8は冷却水温およびエアコンスイッチの切換
に対して第12図に示すように変化するように設定され
ており、これはROM64にマツプとして入力されてい
る。モしてC−1において回転数偏差ΔNおよび回転数
の変化量DNが算出され、C−4においてこのΔN、D
Nに基いて目標変化量ΔI2Inが算出され。
さらにC−5において実開度+21rが読み込まれ。
C−6において121r+ムg6nにより目標開度ムダ
8が求められる。この際C−5において読み込まれる実
開度Srは第5タイマーの割込信号に同期して更新され
レジスタに入力されているものである。
そして+2InsはC−7,C−8,C−9,C−10
においてli(min≦ln s < 1rrIaxの
範囲内に収められるように必要に応じて修正されたのち
C−11においてアドレスmnsに入力される。ところ
でC−5およびC−4における詳細のフローは第13図
に示すようになっており、C−3においてはC−51で
1−1標回転数NBと実回転数Nrとが読み込まれその
差でムNが求められ、C−32で今回のフローで読み込
まれたNrと前回のフローでC−35においてアドレス
Mに入力されているNr’との差としてDNが求められ
るようになっている。また、C−4においては、エンジ
ン始動時に予め初期値として0が入力されたRAM62
のアドレスPの判定をC−401で行なったのち、C−
402において変化量DNの絶対値の大きさを判定し、
DNが大きいと判定されたときには、C−413で側層
Nが不感帯域にあるか否かを判定し、不感帯外にあるこ
とが判定されるとC−405においてDNの大きさに応
じてΔIn(以下Δf6naとする)を設定し、さらに
C−405が実行されたことを示すためにC−404に
おいてRAM62のアドレスRに1を入力し、さらにC
−405においてC−403で求めたΔmnaの累積値
をアドレスAeK入力してC−5に至る。他方C−40
2においてDN(の絶対値)が小さいと判定された場合
は。
さらにC−406においてRの値即ち前回フローでC−
403が実行されたか否かを判定し、実行されなかった
(即ちR:O)と判定された場合にはC−407におい
て偏差ΔNの大きさに応じてΔ12In(以下’J21
nbとする)を設定しC−5に至る。
これに対しC−406においてC−403が実行された
(即ちR≠0)と判定された場合には。
C−408においてアドレスAeの値およびΔNの大き
さに応じてΔan(以下ΔIncとする)が設定され、
さらにC−409においてアドレスRをリセットし、C
−410においてアドレスPにある自然数(第15図で
は3)を入力し、C−411においてAeをリセットし
てC−5に至る。P=5となった次のフローではC−4
01においてP≠0が判定され、C−412においてP
の値が1減じられたのちC−407においてΔNに応じ
てΔmnbが設定されてC−5に至る。そして一旦P=
5となった場合はC−412においてp=Qが入力され
るまでC−407が実行される。そしてP=0となルト
再びC−402およびC−406の判定に基いてC−4
05,C−408,C−407が選択的に実行される。
なお、偏差ΔNが不感帯域にあるときはC−413を介
しC−414でΔgna=oとなり、またC−407に
おいてΔムgInc=oとなる。
ところでDNの絶対値が大きくなったときにC−403
で設定されるΔmna (ムクnaは必要に応じて継続
して設定されるが、その場合はΔgin&の和)は定常
的に見ればΔN→0とする上では過大な補正量となって
いる。他方C=405でムsn&が設定されたのちDN
の絶対値が小さくなったときにC−408で設定される
^gIncは、上記過大な補正量を補償する上で。
Δ1nc =  KHX Δ(In@ となっている。ここでKn はΔNの関数でROM64
に入力されO<Kn<1となっており、またΔgnaは
、継続して設定される場合はムlnaの和ΣΔyina
を表わす。
第14図には上述した如く設定されるΔmna 。
Δりnb、Δ121ncに基いて行なわれるアイドル回
転回転数NBを含む斜線部は不感帯域を示し、またタイ
マー信号とは第2タイマーの割込信号を示す。
以上バイパス弁20の開度制御に基くエンジンの出力調
整について述べたが1次にエンジンに出力変動が発生し
た際に上記開度制御とともに行なわれる燃料噴射装置1
2の噴射量調整について説明する。この燃料噴射装置1
2は電磁弁がデユーティ制御されて燃料噴射量が設定さ
れるものであるが、その設定は燃料供給フローDに基い
て実行される。
)a−[)ではまずD−1で吸入空気量Wa、吸気渇度
Ta、実回転数Nr、冷却水ITwが読み込まれる。
モしてD−2において、このWa、 Ta、 Nr、 
Twに基いて燃料噴射量12の通常時の電磁弁駆動時間
(チューティ制御の周期Hとパルス中θ)が設定される
。この際周期Hは吸気流量Waに比例する工7フローセ
/す42の出力パルス信号によって設定され、パルス中
θは周期Hに応じて設定されている基本パルス中00に
加算(減算)される通常補正量θnが、  Ta、 N
r、 TwよりROM64のマツプに基いて設定されて
通常時の最適燃料噴射量cnに対応した通常時の電磁弁
駆動時間Znが得られるようになっている。そしてD−
5〜D−6ではエンジンに出力変動が発生した場合の燃
料の補正制御が行なわれるようになっており、まずD−
5ではエアコンスイッチのオフ−オンへの切換があった
場合にパルス中補正量θaeが算出され、D−4ではパ
ワステスイッチのオフ−オンへの切換があった場合にパ
ルス巾補正書θpiが算出され、D−5では電気負荷が
発生しバッテリ電圧の急減状部が検出され電圧検出フロ
ーFのF−2,F−5でそれぞれA+ + + 4゜に
入力されているΔV、とΔv2の和が所望値以下となっ
た場合にパルス中補正量θbが算出され、さらにD−6
ではISC中に実回転数Nrが急激に低下し1回転数の
変化量DNの値が大きな負の値となり9回転数設定フロ
ーCのC−405にお(・て設定されるΔI21naの
値が所望値以上となつた場合にパルス中補正量θdが算
出される。これらの補正量θae+θpsJ+ θdは
全てそれぞれの出力変動が発生した場合に燃料の増量を
指示する値となっている。そして[)−7ではD−2で
求められている通常時のパルス中θ(Oo十θn)にD
 −3〜D−6で求めた補正量θac、θp8・ θb
・ θdが加算され出力変動補償後のパルス中 び=θ0十〇□+θ&C十opII十〇b+θdが設定
される。(D−3〜D−6では各出力変動が検出されな
いときはパルス巾補正量゛は0となっている)。さらに
D−8ではD−2で求められた周期HとD−7で求めら
れたパルス中びに基いて電磁弁駆動時間2が形成され、
電磁弁が駆動される。
ところでD−1〜D−6のフローの詳細は第15図に示
すようになっており、まずエアコンスイッチの切換に基
く補正であるがD−51でエアコンスイッチのオフ−オ
ンへの切換の有無を開度制御フローBのB−2で入力さ
れるアドレスNの値に基いて判定し、有の場合はD−5
2でRAM62の7ドレスに1に自然数n+が入力され
、さらにD−55でレジスタθac K初期補正値x1
が入力される。
そして一旦に+=n+となってからn1回のフローでは
D−54でに1≠0が判定され、D−35においてレジ
スタθac K補正値が入力され続け、このレジスタθ
aCの値からD−7でパルス巾Iが設定される。この際
θaeの値はエアコンスイッチの切換が行なわれて初期
補正値が与えられてから時間が経過するにつれて徐々に
小さくなるようにD−55において設定されており、こ
れによりエンジンに供給される混合気の空燃比は一巨小
さく(混合気が濃く)なったのち徐々に大きく(混合気
が薄く)なるようになっている。ところで上記切換によ
る補正が終了した場合および上記切換がなかった場合に
はD−56においてθaeがリセットされる。
また、D−4で行なわれるパワステスイッチのオフ−オ
ンへの切換に基く補正であるが、これはD−41におい
てパワステスイッチのオフ−オンへされるアドレスMの
値に基いて判定し、切換有の場合にエアコンスイッチの
切換に基く補正と同様の補正が行なわれる。但し、D−
42でアドレスに2に入力されるn2(補正フローの回
数を設定する自然数)およびD−43でレジスタθps
に入力されるXa(初期補正値)はパワステスイッチの
切換に伴う負荷変動を補正する上で最適となるべく上記
n 1 *  Xlとは独立に設定されている。さらに
D−5で行なわれるバッテリ電圧)の急減に際しての補
正であるが、これは、まずD−51においてアドレスL
(開度制御フローBのB−15で入力される)に0→1
の変化があったか否かを判定し。
変化有の場合KD−52で電圧変化の大きさム■1十ム
■2が1の設定値ムVsを越えるものであるか否かを判
定しムVsを越える場合に上記エアコンスイッチ、パワ
ステスイッチの切換の際の補正と同様にしてバッテリ電
圧変化に対する補正が行なわれる。ところでこの際もD
−55でアドレスに3に入力されるns(補正フローの
回数を設定する自然数)およびD−54でレジスタθb
に入力されるXs(初期補正値)はバッテリ電圧変化に
伴う負荷変動を補正する上で最適となるべく上記nl 
* nl + Xa 、 X。
とは独立に設定されている。さらにまたD−6で行なわ
れるISO中における実回転数Nrの急減に際しての補
正であるが、これはまずD−60でエアコンスイッチ、
パワステスイッチの切換またはバッテリ電圧変化に基く
過渡制御が行なわれているか否かを判定し、否の場合に
D−61においてアドレスR(回転数設定フローCのC
−404で入力される)KO→1の変化があったか否か
を判定し、変化有の場合にD−62で回転数変化DNが
iの設定値DNiを越えるものであるか否かを判定し、
DNsを越える場合にD−63でさらに条件判定フロー
Aの判定結果に基いて18Cが指示されているか否かを
判定し、ISOが指示されている場合に上記エアコンス
イッチの切換、パワステスイッチの切換、バッテリ電圧
の急減の際の補正と同様にしてアイドル回転数急減に対
する補正が行なわれる。ところでこの際もD−64でア
ドレスに4に入力されるna(補正フローの回数を設定
する自然数)およびD−65でレジスタθdに入力され
るXa(初期補正値)は、アイドル回転数急減時にバイ
パス弁20の開度増大に伴なって発生する燃焼室内の混
合気のオーバーリーン化を防止する上で最適となるよう
に上記nt + nt + ”3 r Xl * Xa
 rX3とは独立に設定されている。第16図は上述し
た補正を具備した燃料噴射装置12の噴射量調整に関す
るタイムチャートである。第16図においてlはバッテ
リ電圧の急減に基いて電磁弁駆動時間2が増大しく燃料
噴射量が増大し)だ様子を示し、1.TVはISO時の
回転数急減に基いて2が増大した様子を示し、■はエア
コンスイッチ、パワステスイッチのオ6フ→オンへの切
換に基いて2が増大した様子を示す。
上記実施例によれば、バイパス弁20の開度を検出する
ポジションセンサ58を設け、エンジンのフィトリング
運転時に同センサの検出する実開度〆rと回転数偏差に
基いて設定される目標開度ginaとの開度偏差ΔSr
により上記バイパス弁20の開度を制御して1797回
転数Nrが目標回転数N11となるように構成したので
9回転数制御が極めて迅速に行なわれるようになり、ア
イドリング運転時におけるエンジンストール等の不具合
を確実に防止することができるという効果を貴する。
また上記実施例では■SC時にエンジン回転数の急変状
態が発生すると、まずその変化量に応じて大きめの補正
開度を設定してバイパス弁20の開度制御を行ない、上
記急変状態を速やかに解消し。
次いで上記急変状態が解消されると一旦補正開度な小さ
く設定し開度制御を行なったのち通常の回転数偏差に基
く目標開度制御を行なうように構成しであるので、アイ
ドル回転数の変動を速やかにとり除くことができ、アイ
ドル回転数の安定化が極めて迅速になされるという効果
を奏する。
さらに上記実施例においては、ISC時を含めエテスイ
ッチ)のオン・オフの切換が検出された際にはエアコン
コンプレッサ(またはパワステ油圧ポンプ)の駆動に伴
う負荷変動を相殺する上で。
ポジションセンサ5Bのフィードバック信号に基いて予
め定められた最適開度パターンに従つ℃・・イバス弁開
度を制御し、吸入空気量を調整するように構成したので
、上記負荷変動に伴うエンジン出力(アイドル回転数や
クラッチを介し駆動軸に伝達されるトルク)の変動は極
めて小さいものに抑えることができるものである。
さらにまた、上記実施例においては、バッテリ電圧■の
変動からオールタネータの発電負荷の発生および発電負
荷の消滅を検出し、上記バッテリ電圧九の学位時間当り
の変化量に応じて制御開度を段階的に設定し、上記制御
開度に従ってバイパス弁開度を制御し、吸入空気量を調
整するように構成したので2発電負荷の発生、消滅に伴
うエンジン出力(アイドル回転数や駆動軸への伝達トル
ク)の変動を極めて小さいものに抑えることができるも
のである。
また、上記実施例においては、エンジンに駆動されれる
補機即ちエアコンコンプレッサ、パワーステアリング用
油ポンプもしくはオールタネータが作動を開始すること
が検出されると一時的に燃料噴射装置12の噴射量が増
大するように構成したので、負荷トルク急増時のエンジ
ンストールが防止されるという効果を奏する。これは各
補機駆動開始時に実行されるバイパス弁20駆動に基く
吸入空気量の増大作用と相俟って極めて大きな効果を発
揮するものである。
さらに、上記実施例においては、ISC時に回転数が急
減したことが検出される(即ちDNが負の大きな値とな
る)と一時的に燃料噴射装置12の噴射量が増大するよ
うに構成したので、フィトリング回転数急減時のエンジ
ンストールが防止されるという効果を奏する。これは回
転数急減状態に対応し℃実行されるバイパス弁20WA
動に基く吸入空気量の増大作用と相俟って極めて大きな
効果を発揮するものである。
また、上記実施例によれば、・・イパス弁20の初期開
度位置(全閉位置)に対応したポジションセンサ′5B
の出力をA/D変換してバイパス弁20の初期位置情報
としてコンピュータ40に読み込む手段を備え、この初
期位置情報に基いて・・イパス弁20の開度制御が行な
われるように構成しであるので、従来のようにエンジン
製造時に工/ジ/毎に−・イバス弁の初期位置情報をコ
ンピュータに入力する必要がなく、エンジン組立時の作
業の手間が大巾に改善されるという効果を奏する。
また、上記実施例によればRAM62のアドレスAoo
に入力された初期位置情報およびROM64に記憶され
た情報φbandおよびグΔに基いてaminおよび+
i5maxを設定し、バイパス弁20の開度が機械的に
設定される最小開度(全閉状態)よりわずかに開いたy
3minから機械的に設定される最大開度(全開状Wり
よりわずかに閉じた戸maxまでの範囲内で制御される
ように構成しており、バイパス弁20の開度は圧力応動
装置22の圧力室26の負圧の大きさとスプリング56
の付勢力の平衡点で一義的に設定されるよう罠なってい
るので、バイパス弁20がいかなる開度位置から他の開
度位置に変位する場合であってもその変位はツレノイド
弁32.54の駆動に基く圧力室26内の圧力制御によ
って迅速に行なわれ、開度制御の遅れが防止されるとい
う効果を奏する。
さらに上記実施例では負圧通路28に第1ソレノイド弁
32側から吸気通路8側へのみ流体の移動を可能ならし
める逆止弁55が配設されており。
マニホルド負圧が小さくかつ変動の太き(・始動クラン
キング時においても同負圧の絶対値が比較的大きいとき
に第1ソレノイド弁52を介し圧力室26内の気体が吸
気通路8側へ吸引され上記逆止弁55によりその状態が
優待されるようになっているので、圧力室26内は始動
クランキング時においても比較的大きな負圧が作用する
状態となり。
121startに近づけることが可能となりエンジン
の始動性の向上を計ることができる。
さらにまた上記実施例では圧力室26に導通されるマニ
ホルド負圧が第1ソレノイド弁ろ2で制御され、同圧力
室26に導通される大気が第2ンレノイト弁54で制御
されるとともに、−・イパス弁20の開度に比例する圧
力室26内の圧力が両ソレノイド弁32.54の駆動時
間の差に基いて設定されるように構成されているので、
単一のツレノイド弁による駆動の際に問題となっていた
最小駆動時間の限界が取り除かれ、開度偏差ムlrが微
小な場合であってもその微小偏差に対応して正確に圧力
室26内の圧力即ちバイパス弁20の開度を制御するこ
とができ、rscにおいては回転数の安定化が速やかに
計られ、他方開度制御においてもバイパス弁20の開度
の最適化が速やかに計られるという効果を奏する。
また、上記実施例では、エアコンスイッチ50a。
50b、50cが全てオンしエアコンが作動可能な状態
となった場合には即座にエアコンオン信号がコンピュー
タ40に入力され、これに基き速やかにエアコンスイッ
チ切換に係るエンジン出力補正動作即ちバイパス弁20
の開度増大制御お“  よび燃料噴射装置12の燃料増
量制御が行なわれる一方、エアコンスイッチ50 a 
+  50 b * 5 Cl cとパワートランジス
タ550間には遅延回路5ジが介装されており、コンプ
レッサの駆動はz7コンスイツチが全てオンしてから所
定時間経過してから行なわれるよ5になっており、上記
コンプレッサの作動は上記出力補正動作が確実に行なわ
れたのちに開始されるので、コンプレッサ作動開始直後
のエンジン出力の異常低下状態の発生が防止されドライ
バビリティが向上するとともに特にアイトリフグ運転時
にはエンジン回転数の異常低下に基くストールの発生が
防止されるという効果を奏する。またエアコンスイッチ
50a、50b。
50cのうち少くとも一つがオフした場合には即座にエ
アコンスイッチ切換に係るエンジン出力補正動作即ちバ
イパス弁20の開度減少制御が行なわれる一方コンブレ
ツサの作動停止は遅延回路55の作用により遅れて実行
されるようになっており、上記コンプレッサは上記出力
補正動作が確実に行なわれたのちに停止するので、コ/
プレソサ停止直後にエンジン出力が異常に増大すること
が防止され、ドライ・・ビリティの向上が計られるもの
である。
さらに、上記実施例ではアイドルスイッチ4Bおよび車
速セ/す54の出力に基いて車両停止状態におけるエン
ジンのアイドリング運転状態を検出し、アイ1ルスイツ
チ48.車速センサ54の出力およびイグニッションパ
ルス信号(エンジン回転数信号)に基いて車両走行時に
おけるエンジンのアイドリング運転状態を検出して、双
方の場合にISOを行なうように構成したので、車両停
止時のみならず車両走行時におけるアイドリング回転数
を安定させることができ、車両走行時におけるエンジン
ストールも防止できると(・う効果を奏上記実施例では
バイパス弁2oの初期位置情報と通常マツプに入力され
ている情報やエアコンスイッチ、パワステスイッチの切
換情報やバッテリ電圧の変化情報等の運転状態情報とに
基いて目標開度(情報)殉を設定して実開度(情報) 
lrと比較するように構成したが、これは上記実開度(
情報)y5rと上記初期位置情報の差を実開度修正情報
96r′として求め、この1r1と上記運転状態情報と
比較するように構成してもよく、この際もポジションセ
ンナの出力情報とコンピュータ情報とのマツチングは手
間を要することな(行なわれる。
また上記実施例では制御弁としてバイパス弁をとりあげ
たが、上記制御弁は人為操作可能な通常のスロットル弁
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略説明図、第2図は
同実施例の動作の概略フローチャート、第3図は同実施
例における/ζイバス弁2oの実開度と−1)1:゛ユ
ータ情報との開環を示す線図、第4図は同実施例の開1
度制御フP −Bの詳細フルーチャート、第5図は同実
施例の第1および第2ソレノイド弁の作動特性を示す図
、第6図〜第11図は同実施例におけるバイパス弁開度
の過渡制御特性を示す図、第12図は同実施例に係る目
標回転数N、の特性線図、第13図は同実施例に係る回
転数設定フq −Cの部分的詳細フローチャート、第1
4図は同実施例に係る回転数制御特性を示す図。 第15図は同実施例に係る燃料供給フローDの部分的詳
細フローチャート、第16図は同実施例に係る燃料供給
特性を示す図である。 2・・・エンジン本体、  8・・・吸気通路、   
10・・・スロットル弁、  12・・・燃料噴射装置
、  14・・・エアフローメータ、  18・・・バ
イパス通路。 20・・・バイパス弁、  22・・・圧力応動装置。 32・・・第1ソレノイド弁、  33・・・逆止弁。 34・・・第2ンレノイド弁、36・・・スプリング。 38・・・ポジションセンサ、   40・・・コンピ
ュータ。 42・・・エアフローセンサ、  43・・・吸気温セ
ンサ。 44・・・点火装置、  46・・・冷却水温センサ。 48・・・アイドルスイッチ、   50a、50b。 50c・・エアコンスイッチ、  52・・・バヮステ
ス第5図 (e) 第6因 ?!、’7図 工、3渕峠  ° 。F Cハーワス千^イア千)  0N 1A6図 算9図 一寸\−一 B 第10図 集11図 v、  j−−]/−一 手続補正書 事件の表示 昭和57年  特  許  願第  72469   
号発明の名称 エンジンの出力制御装置 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所    東京都港区芝五丁目33番8号名 称
(6211)三憂自動車工業株式会社代  理  人 住  所    東京都港区芝五丁目33番8号E菱L
Ia率工業株式会社内C電455−1011)明細書の
「発明の詳細な説明」の欄および図面1 明細書第28
ページ第6行の「42」を「46」に訂正する。 2 回書同ページ第7行の[B−23,〜B−45Jを
[−2aあるいはB−47Jに訂正する。 3 明細書第48ページ第15行の[アドレスφnaJ
を[アドレスAns Jに訂正する。 4 図面の第2図、第6図、第4図(a)、第4図(b
)、第5図、第8図、第9図、第10図、第11図、第
13図、第14図、第15図および第16図を別添のも
のと差し換える。 葛8図 篇9図 第10図 連11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  エンジンの吸気通路に介装されるとともにア
    クチュエータにより駆動され、上記エンジンの燃焼室へ
    供給される吸気量を調整して上記エンジンの出力を制御
    する制御弁、上記アクチュエータに駆動信号を供給して
    上記制御弁を駆動する弁駆動手段、上記制御弁の実開度
    に対応する実開度情報を検出するポジションセンサ、上
    記弁駆動手段の非作動時に上記制御弁を初期設定位置に
    保持せしめる保持手段、上記弁駆動手段が作動を開始す
    る直前に上記ポジションセンサにより検出される上記制
    御弁の実開度情報を読み込み初期開度情報として記憶す
    る記憶手段、上記エンジンの運転状態を検出する検出手
    段の出力に応じて設定される運転状態情報と上記記憶手
    段の記憶情報とに基いて上記制御弁の目標開度に対応し
    た目標開度情報を設定する目標開度情報設定手段、上記
    弁駆動手段の作動時に上記ポジションセンサの検出する
    実開度情報と上記目標開度情報とを比較して上記駆動信
    号を形成する信号形成手段を備え、上記駆動信号に基い
    −〔上記アクチュエータが上記制御弁を駆動すると同制
    御弁の開度が上記目標開度に制御されるように構成した
    ことを特徴とするエンジンの出力制御装置
  2. (2)  エン7′ンの吸気通路に介装されるとともに
    アクチュエータにより駆動され、上記エンジンの燃焼室
    ・・供給される吸気量を調整して上記エンジンの出力な
    制御する吸気流量制御弁、上記アクトコエータに駆動信
    号を供給して上記制御弁を駆動する弁駆動手段、上記制
    御弁の実開度に対応する実開度情報を検出するポジシン
    センサ。 棉 F配弁駆動手段の非村動時に上記制御弁を初期設定位置
    に保持せしめる保持手段2上記弁駆動手段が作動を開始
    する直前に上記ポジションセンサにより検出される上記
    制御弁の実開度情報を読み込み初期開度情報として記憶
    する記憶手段、上記弁駆動手段の作動時に上記ポジショ
    ンセンサにより検出される上記制御弁の実開度情報と上
    記記憶手段の記憶情報とに基いて実開度修正情報を設定
    する実開度修正情報設定手段。 上記エンジンの運転状態を検出する検出手段の出力に応
    じて設定される運転状態情報に基いて上記制御弁の目標
    開度に対応した目標開度情報を設定する目標開度情報設
    定手段、上記弁駆動手段の作動時に上記実開度修正情報
    と目標開度情報とを比較して上記駆動信号・を形成する
    信号形成手段を備え、上記駆動信号に基いて上記7クチ
    ユエータが上記制御弁を駆動すると同制御弁の開度が上
    記目標開度に制御されるように構成したことを特徴とす
    るエンジンの出力制御装置
JP57072469A 1982-04-28 1982-04-28 エンジンの出力制御装置 Pending JPS58187551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57072469A JPS58187551A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 エンジンの出力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57072469A JPS58187551A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 エンジンの出力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58187551A true JPS58187551A (ja) 1983-11-01

Family

ID=13490197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57072469A Pending JPS58187551A (ja) 1982-04-28 1982-04-28 エンジンの出力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58187551A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105639A (en) * 1977-02-25 1978-09-13 Hitachi Ltd Electronic advance angle system for internal combustion engine
JPS5726239A (en) * 1980-07-25 1982-02-12 Toyota Motor Corp Idle rate of revolution controller

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105639A (en) * 1977-02-25 1978-09-13 Hitachi Ltd Electronic advance angle system for internal combustion engine
JPS5726239A (en) * 1980-07-25 1982-02-12 Toyota Motor Corp Idle rate of revolution controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5875756A (en) Ignition timing control system for in-cylinder injection internal combustion engine
US7021293B2 (en) Method for the automatic control of an internal combustion engine-generator unit
US9341125B2 (en) Engine control apparatus and engine control method
JPS63302161A (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
US6267095B1 (en) Internal combustion engine control apparatus and control method
US5722368A (en) Method and apparatus for adjusting the intake air flow rate of an internal combustion engine
JPS58187553A (ja) エンジンのアイドリング回転数制御方法
EP1710420B1 (en) Control apparatus for internal combustion engine
EP0807751B1 (en) Idling control apparatus of internal combustion engine
JPS58187551A (ja) エンジンの出力制御装置
JPS58187535A (ja) エンジンの出力制御装置
JPH022458B2 (ja)
JPS58187542A (ja) 自動車用エンジンの出力制御装置
JPS58187550A (ja) ク−ラ負荷に対するエンジン出力制御装置を備えた自動車
JPS58187536A (ja) エンジンの出力制御装置
JPS5949349A (ja) 内燃機関のアイドリング回転数制御装置
JPS58187546A (ja) エンジンの出力制御装置
JPH0463215B2 (ja)
JPS58187552A (ja) エンジンのアイドリング回転数制御装置
JPS61169642A (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
JPS6397862A (ja) デイ−ゼルエンジンの排気ガス再循環制御方法
JPS58187549A (ja) エンジン出力制御装置
JP2660623B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転速度制御装置
JPH04213057A (ja) 燃料性状検出装置
JPS58187547A (ja) エンジンの出力制御装置