JPS58185675A - プライマ組成物 - Google Patents

プライマ組成物

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Publication number
JPS58185675A
JPS58185675A JP6941982A JP6941982A JPS58185675A JP S58185675 A JPS58185675 A JP S58185675A JP 6941982 A JP6941982 A JP 6941982A JP 6941982 A JP6941982 A JP 6941982A JP S58185675 A JPS58185675 A JP S58185675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
weight
adhesive tape
primer composition
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP6941982A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Miyaji
明弘 宮地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK filed Critical Inoue MTP KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリ塩化ビニル製モールディング(以下単に
モールディングと略記する)とゴム系発泡体両面感圧接
着テープ(以下単に接着テープと略記する)との間で塗
布使用され、双方を安定して強力に接着することができ
るプライマ組成物に関する。
モールディングを接着テープで接着する場合、モールデ
ィング素材に用いられる可塑剤が接着テープの感圧接着
剤中に移行して、感圧接着剤の凝集力が低下したりまた
界面に可塑剤層が形成されたりする結果、接着強度の低
下する傾向がある。
そして、初期の接着強度が充分な場合であっても、加熱
や振動等によって可塑剤の移行が促進され、著るしく接
着強度が低下する結果、短期間に剥離することもある。
そこで従来、可塑剤の移行による接着強度の低下を防止
するため、モールディングと接着テープとの間でプライ
マを塗布使用することや、非移行性の可塑剤を使用する
ことが行われている。
しかし、従来のように、熱可塑性ウレタンや硬化型ウレ
タンのプライマを用いると、これらは可塑剤の移行に対
しては優れた特長を有するが、接着テープとの接着力が
1.0〜1.5 kg725 msと低いため、モール
ディングと接着テープとのプライマとしては実用できず
、また塩化ゴム系のプライマを用いると、それ自体が硬
くてもろいため、衝撃に弱いという問題があり、更にメ
タクリル酸エステル系のプライマを用いると、この場合
は接着テープとの接着力は20〜2.5 kg/ 25
 yurと優れているが、可塑剤の移行に対して弱いた
め、結局は接着強度の低下を招き、いずれも各々に重大
な欠点がある。そして他方では、非移行性の可塑剤とし
て、従来のようにポリエステル系のものを用いると、こ
の種の可塑剤は可塑化効率が悪いという欠点があり、ま
た高価でもある。
本発明は、斜上の如き従来欠点に鑑み、モールディング
と接着テープとの間で塗布使用される改良されたプライ
マ組成゛物を提供するもので、その目的は究極において
、モールディングと接着テープとの初期接着強度に優れ
、しかも該接着強度の低下がないものとする点にある。
ところで、一方において本質的に要求されるモールディ
ング成形の際の充分な可塑性を確保し、他方においてモ
ールディングと接着テープとを安定して強力に接着する
ためには、通常使用される可塑剤を含有する一般的素材
から成形されたモールディングを対象として、該モール
ディングと接着テープとの間にプライマを塗布使用する
こととなるが、この際のプライマは、前記モールディン
グと接着テープとを強力に接着しつつ前記可塑剤の移行
に対して強いものでなければならない。
この点に関し本発明者は、具体的使用の際の便宜をも考
慮しつつ鋭意研究した結果、2種類の共重合体を一定割
合で含有する組成物を用いることにより、所期目的を達
成し得ることを見出し、本発明を完成するに至ったので
ある。
すなわち本発明は、ポリ塩化ビニル製モールディングと
ゴム系発泡体両面感圧接着テープとを接着する際のプラ
イマ組成物であって、アクリロニトリルとメタクリル酸
アルキルエステルとの第1の共重合体60〜95重量%
及び、N−メチロールアクリルアミドや次の一般式で表
示される化合物からなる官能基含有モノマーの1種又は
2種以上と(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの第
2の共重合体40〜5重量%を含んで成るプライマ組成
物に係る。
R1 (但し、R1はH又はCH3、R2及びR3はHXCH
3又はC2H5、nは整数で2又は3) ここで、本発明において接着対象となるモールディング
は、既によく知られている可塑剤や安定剤更には加工助
剤等を含んだコンパウンドから押出成形や射出成形で製
造される一般的なものであり、また接着テープは、これ
も同様に、ゴム系発泡体の両面にアクリル系の感圧接着
剤を塗布した一般的なものである。
以下、本発明の構成を更に詳細に説明する。
前記第1の共重合体は、本発明に係るプライマ組成物に
おいて、可塑剤の移行防止を主目的とするもので、アク
リロニトリルとメタクリル酸アルキルエステルとを常法
で共重合して得られる。この場合、アクリロニトリルの
含量を多くすると、可塑剤の移行防止性能は向上するが
、溶剤に溶は難くなるだめ塗布使用の作業性が悪くなる
。また、メタクリル酸アルキルエステルのアルキル基の
炭素数が多くなると、可塑剤の移行防止性能が低下する
ため実用に耐え難くなる。要するに、可塑剤の移行防止
性能と塗布使用の作業性とをともにより良く確保するに
は、第1の共重合体が、アクリロニトリル60〜10重
量%と、炭素数が1〜4個のアルキル基を有するメタク
リル酸アルキルエステル40〜90重fit %とから
成るものである場合が好ましく、特に、メタクリル酸メ
チルとメタクリル酸エチルを用いる場合が最も好ましい
のである。
前記第2の共重合体は、本発明に係るプライマ組成物に
おいて、モールディングと接着テープとを強力に接着す
ることを主目的とするもので、前記のような官能基含有
モノマーの1種又は2種以上と(メタ)アクリル酸アル
キルエステルとを常法で共重合して得られる。この場合
、官能基含有モノマーの含量を多くすると、第1の共重
合体と第2の共重合体との後述するような混合割合にも
関係するが、前記第1の共重合体の特長である可塑剤の
移行防止性能11C悪影響を及ぼすようになる。
昔だ、(メタ)アクリル酸アルキルエステルのアルキル
基の炭素数が多くなると、接着テープとの接着強度が低
下する。要するに、実用上問題のない程度の接着強度を
得てこれを持続するには、第2の共重合体が、前記のよ
うな官能基含有モノマー20〜1重に%と、炭素数が1
〜10個のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アル
キルエステル80〜99重量係とから成るものである場
合が好捷しく、この際要すれば、該共重合体中へ常法に
より適宜架橋構造を形成させることもできる。
本発明に係るプライマ組成物は、以上説明した第1の共
重合体と第2の共重合体の各々の特長を生かして具現さ
せるべく、両者を一定割合゛に含んで成っている。すな
わち、第1の共重合体が95正門係よりも多くなると、
したがって第2の共重合体が5重量%よりも少なくなる
と、接着テープとの接着力が低下し、逆に第1の共重合
体が60重に係よりも少なくなると、したがって第2の
共重合体が40重13t%よりも多くなると、可塑剤の
移行防止性能が低乍して、いずれも実用上耐え難くなる
ところから、塗布使用の便宜をも考慮しつつ、第1の共
重合体で可塑剤の移行防止をするとともに第2の共重合
体で強力に接着するために、第1の共重合体60〜95
重量%及び第2の共重合体40〜5重閂%を含んで成る
のである。
そして、具体的使用に際しては、2種類の共重合体を各
々、アセトンや酢酸エチル又はトルエン等の溶剤に溶か
して混合し、通常はモールディングの裏面に塗布する。
次に、本発明の効果をより具体的にするため、数種の実
施例を比較例に対して代表的に挙げる。
第1表は第2表に記載する化合物の配合比で得られる共
重合体を混合したプライマ組成物を、次の条件でモール
ディング裏面に塗布した後、接着テープと接着した場合
の剥離強度の結果である。
条件 モールディング:(ポリ塩化ビニル100部十ジオクチ
ルフタレート35部十鉛系安定剤5部十滑材2部十炭酸
カルシウム20部十顔料1部)のペレットを常法で押出
成形。
接着テープ二日東電工社製のA 5630希釈溶剤:ア
セトン又は酢酸エチル。
塗布厚さニアプリケータを用い15〜20μ程度。
強度測定方法ニオ−トゲラフを用い引張速度50n/分
で180度剥離強度。
その他:第1の共重合体及び第2の共重合体は常法で製
造。
第1表 (注:共重合体略号は左側が第1の共重合体で右側が第
2の共重合体、剥離強度1は接着して24時間経過後の
剥離強度、剥離強度2は接着して80′Cで30日間放
置後の剥離強度、比較例4はプライマを塗布しない場合
)第1表の結果からも、本発明によれば、モールディン
グと接着テープとを安定して強力に接着することのでき
ることが明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリ塩化ビニル製モールディングとゴム系発泡体両
    面感圧接着テープとを接着する際のプライマ組成物であ
    って、アクリロニトリルとメタクリル酸アルキルエステ
    ルとの第1の共重合体60〜95重量%及び、N−メチ
    ロールアクリルアミドや次の一般式で表示される化合物
    からなる官能基含有モノマーの1種又は2種以上と(メ
    タ)アクリル酸アルキルエステルとの第2の共重合体4
    0〜5重量%を含んで成るプライマ組成物。 ゛   (但し、R1はH又はCH3、R2及びR3は
    H、CH3又はC2H5、nは整数で2又は3) 2 第1の共重合体が、アクリロニトリル60〜10重
    量%と、炭素数が1〜4個のアルキル基を有するメタク
    リル酸アルキルエステル40〜90重量%とから成る共
    重合体である特許請求の範囲第1項記載のプライマ組成
    物。 3 第2の共重合体が、官能基含有モノマー20〜1重
    量%と、炭素数が1〜10個のアルキル基を有する(メ
    タ)アクリル酸アルキルエステル80〜99重量%とか
    ら成る共重合体である特許請求の範囲第1゛項又は第2
    項記載のプライマ組成物。
JP6941982A 1982-04-23 1982-04-23 プライマ組成物 Pending JPS58185675A (ja)

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JP6941982A JPS58185675A (ja) 1982-04-23 1982-04-23 プライマ組成物

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JPS58185675A true JPS58185675A (ja) 1983-10-29

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ID=13402070

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638045A (ja) * 1986-06-25 1988-01-13 Toyoda Gosei Co Ltd モ−ルの取付構造
JPH03275783A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Sekisui Chem Co Ltd プライマー組成物、及びこのプライマー組成物を用いた貼付構造体
JPH047380A (ja) * 1990-04-24 1992-01-10 Sekisui Chem Co Ltd プライマーを用いた貼付構造体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638045A (ja) * 1986-06-25 1988-01-13 Toyoda Gosei Co Ltd モ−ルの取付構造
JPH03275783A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Sekisui Chem Co Ltd プライマー組成物、及びこのプライマー組成物を用いた貼付構造体
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