JPH10158622A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

Info

Publication number
JPH10158622A
JPH10158622A JP33277796A JP33277796A JPH10158622A JP H10158622 A JPH10158622 A JP H10158622A JP 33277796 A JP33277796 A JP 33277796A JP 33277796 A JP33277796 A JP 33277796A JP H10158622 A JPH10158622 A JP H10158622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
adhesive composition
group
acrylic copolymer
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33277796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosaku Akasaka
公作 赤阪
Motoyoshi Harada
元喜 原田
Akinao Ooshita
彰尚 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP33277796A priority Critical patent/JPH10158622A/ja
Publication of JPH10158622A publication Critical patent/JPH10158622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着性、再剥離性のバランスに優れ、更には
金属表面への影響の少ない粘着剤組成物を提供するこ
と。 【構成】 ヒドロキシル基、グリシジル基、アセトアセ
チル基のいずれかの官能基を含有したアクリル系共重合
体、キシレン樹脂及び架橋剤からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着テープや粘着
シート等に利用される粘着剤組成物に関し、特に、養生
テープ等に用いることのできる再剥離性に優れた粘着剤
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、粘着テープや粘着シート等の
各種粘着加工品には、粘着剤としてアクリル系樹脂が多
用されており、かかる粘着剤は、通常、(半)永久接着
性を目的とすることが多いが、建築分野等における養生
テープなどに用途においては、仮接着を目的とした再剥
離性が要求されているのである。即ち、接着(養生)時
には、適度の接着力を発揮し、剥離時には容易に剥離で
き、被着体表面への糊残りや表面への悪影響等ができる
だけ少ない粘着剤が望ましいのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接着力
を確保しようとすると、剥離性に欠け、糊残り等も生
じ、また、従来の如きアクリル系粘着剤では、被着体表
面が金属の場合、粘着剤組成中の酸性成分が該表面に悪
影響を与えることも否めず、接着性、再剥離性のバラン
スに優れ、更には金属表面への影響の少ない粘着剤が望
まれるところである。
【0004】
【問題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
かかる事情を鑑みて鋭意研究を重ねた結果、ヒドロキシ
ル基、グリシジル基、アセトアセチル基のいずれかの官
能基を含有したアクリル系共重合体(A)、キシレン樹
脂(B)及び架橋剤(C)からなる粘着剤組成物が、接
着性、再剥離性のバランスに優れ、更には金属表面への
影響も少ないことを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を以下に詳しく説明する。
本発明の粘着剤組成物は、ヒドロキシル基、グリシジル
基、アセトアセチル基のいずれかの官能基を含有したア
クリル系共重合体(A)、キシレン樹脂(B)及び架橋
剤(C)からなるもので、ヒドロキシル基、グリシジル
基、アセトアセチル基のいずれかの官能基を含有したア
クリル系共重合体(A)としては、かかる官能基を含有
するアクリル系共重合体であれば、特に限定されない
が、炭素数が11以上のアルキル(メタ)アクリレート
(A1)、ヒドロキシル基、グリシジル基、アセトアセチ
ル基のいずれかの官能基を含有したモノマー(A2)及び
その他のモノマー(A3)からなることが好ましく、かか
る炭素数が11以上のアルキルアクリレート(A1)とし
ては、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウ
リル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸シクロヘ
キシル等が挙げられ、中でもアクリル酸2−エチルヘキ
シルが好適に用いられる。
【0006】また、ヒドロキシル基、グリシジル基、ア
セトアセチル基のいずれかの官能基を含有したモノマー
(A2)としては、具体的には、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート等やN−メチロールアクリルアミ
ド等のヒドロキシル基含有モノマー、グリシジルメタク
リレート、アリルグリシジルエーテル等のグリシジル基
含有モノマー、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート等の官能基含有エチレン性不飽和モノマーとジケテ
ンを反応させたアセトアセチル基含有モノマーを挙げる
ことができ、特にアセトアセチル基含有モノマーの使用
が好ましい。
【0007】更に、その他のモノマー(A3)としては、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
iso-ブチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル等の炭素数
1〜10の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、酢酸
ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、スチ
レンなどが挙げられ、更にはアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フマ
ール酸、シトラコン酸、グルタコン酸、イタコン酸等の
多価カルボン酸、及びこれらの無水物等のカルボキシル
基含有モノマーを挙げることができる。
【0008】かかる(A1)〜(A3)の配合量(共重合
比)は特に限定されないが、(A1)を75〜99.9重
量%、(A2)を0.01〜10重量%、(A3)を0〜2
4.9重量%とすることが好ましく、(A1)が75重量
%未満では剥離性が低下し、逆に99.9重量%を越え
ると架橋不足となって好ましくない。また、(A2)が
0.01重量%未満では架橋反応が遅く、逆に10重量
%を越えると架橋反応が過剰となって好ましくなく、
(A3)が24.9重量%を越えると粘着力が低下して好
ましくない。上記のアクリル系共重合体(A)は、(A
1)〜(A3)を有機溶剤中でラジカル共重合させる如
き、当業者周知の方法によって容易に製造される。
【0009】かかる重合に用いられる有機溶剤として
は、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、酢酸
エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、n−プロピルア
ルコール、iso-プロピルアルコールなどの脂肪族アル
コール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン類などが挙げられ、
使用する重合触媒としては、通常のラジカル重合触媒で
あるアゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキ
サイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメンハイド
ロパーオキサイドなどが具体例として挙げられる。かく
して、ヒドロキシル基、グリシジル基、アセトアセチル
基のいずれかの官能基を含有したアクリル系共重合体
(A)が得られる訳であるが、かかる重合体の重量平均
分子量は30万以上であることことが好ましく、更には
40〜60万が好ましく、重量平均分子量が30万未満
では耐熱性が低下して好ましくない。
【0010】本発明に用いるキシレン樹脂(B)として
は、特にメチロール基を5.0重量%以下(更には1.
5〜3.5重量%)含有するものが好ましく、かかる含
有量が5.0重量%を越えるとポットライフが短くなっ
て好ましくない。かかるメチロール基を含有さる方法と
しては、キシレンとホルムアルデヒドを付加反応させる
方法等を挙げることができる。粘着剤組成物中における
キシレン樹脂(B)の含有量は0.5〜50重量%が好
ましく、更には2.0〜10.0重量%が好ましく、か
かる含有量が0.5重量%未満では粘着力が低下し、逆
に50重量%を越えると耐熱性や保持力が不足して好ま
しくない。
【0011】本発明に用いる架橋剤(C)としては、エ
ポキシ系、金属塩、金属アルコキシド、非アミノ樹脂系
アミン化合物、尿素系、イソシアネート系、金属キレー
ト系、メラミン系、アジリジン系等、通常の粘着剤に使
用される架橋剤を挙げることができ、これらのうち特に
好ましくはイソシアネート系化合物、更に好ましくは多
官能イソシアネート、例えばトリレンジイソシアネート
のトリメチロールプロパン付加物、エチレンジイソシア
ネート、1,4−ブタンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソ
シアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート等が挙げられる。
【0012】粘着剤組成物中における架橋剤(C)の含
有量は、0.1〜5重量%が好ましく、更には1〜3重
量%が好ましく、かかる含有量が0.1重量%未満では
架橋性に乏しく、逆に5重量%を越えると架橋反応が過
剰となって好ましくない。尚、架橋を促進するために酸
触媒、例えばパラトルエンスルホン酸、リン酸、塩酸、
塩化アンモニウム等の架橋促進剤を併用することも可能
で、かかる架橋促進剤の添加量は架橋剤(C)に対して
10〜50重量%である。かくして、本発明の粘着剤組
成物が得られる訳であるが、本発明の目的を逸脱しない
範囲で、かかる粘着剤組成物に従来公知の粘着剤用添加
剤を必要に応じて添加することができ、かかる公知の添
加剤としては、粘着付与剤(テンペル樹脂、フェノール
樹脂、シリコーン樹脂、クマロン系樹脂、ロジン系化合
物(ロジン若しくは水添加ロジンのエステル類)、石油
樹脂、塩素化ポリプロピレン、官能基含有ゴム系樹
脂)、顔料、可塑剤、安定剤、充填剤等を挙げることが
できる。
【0013】本発明の粘着剤組成物の使用に当たって
は、本発明の粘着剤組成物を樹脂固形分として40〜5
0重量%程度の溶液状(溶剤としては、酢酸エチル、ト
ルエン、キシレン、アセトン、エタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール等)として、剥離紙上にア
プリケーターで塗工し、80℃で1分乾燥後対象基材に
転写塗工することにより、基材上に粘着剤層を形成させ
ることができる。一般的には乾燥後の膜厚が50〜75
μm程度となるように調節する。
【0014】かかる基材としては、特に限定されず、ク
ラフト紙、布、合成樹脂(PP,PE,ウレタン)発泡
体、PET、スチレン、塩化ビニル等の基材を用いるこ
とができる。また、被着体としても、特に限定されるこ
となく、ステンレス板、アルミニウム板、鋼板、銅板等
をはじめとするあらゆる材質の金属板、メラミン板、フ
ェノール板等の合成樹脂化粧板、合板、単板、ガラス
板、コンクリート板、スレート板、モルタル板などのい
わゆる板状物の他、棒状物、陶器や各種成形物の表面、
その他のプラスチックス等に利用することができ、特
に、本発明の粘着剤組成物は、再剥離性に優れるため、
養生テープ、粘着メモ(粘着剤付き付箋、メモパッド)
等に有用である。
【0015】
〔アクリル系共重合体(A)の製造〕
[アクリル系共重合体(A−I)]アクリル酸2−エチ
ルヘキシル(A1)76部、アセトアセチル2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート(A2)3部、ヒドロキシエチル
メタクリレート(A2)4部、n−ブチルアクリレート
(A3)9部、酢酸ビニル(A3)8部、酢酸エチル100
部、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.1部
をコンデンサー、撹拌機及び温度計付きのフラスコに仕
込み、90℃に加温して重合させ、重合途中にトルエン
10部にAIBN0.1部を溶解させた重合触媒液を逐
次追加しながら7時間重合させた後、重量平均分子量が
50万のアクリル系共重合体(A−I)を得た。
【0016】[アクリル系共重合体(A−II)]アクリ
ル酸2−エチルヘキシル(A1)76部、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート(A2)0.2部、n−ブチルアクリレ
ート(A3)7.5部、酢酸ビニル(A3)6部、酢酸エチ
ル100部、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)
0.1部をコンデンサー、撹拌機及び温度計付きのフラ
スコに仕込み、90℃に加温して重合させ、重合途中に
トルエン10部にAIBN0.1部を溶解させた重合触
媒液を逐次追加しながら7時間重合させた後、重量平均
分子量が52万のアクリル系共重合体(A−II)を得
た。
【0017】[アクリル系共重合体(A−III)]アク
リル酸2−エチルヘキシル(A1)77部、アセトアセチ
ル2−ヒドロキシエチルメタクリレート(A2)4部、n
−ブチルアクリレート(A3)25部、酢酸ビニル(A3)
6部、酢酸エチル100部、アゾビスイソブチロニトリ
ル(AIBN)0.1部をコンデンサー、撹拌機及び温
度計付きのフラスコに仕込み、90℃に加温して重合さ
せ、重合途中にトルエン10部にAIBN0.1部を溶
解させた重合触媒液を逐次追加しながら7時間重合させ
た後、重量平均分子量が58万のアクリル系共重合体
(A−III)を得た。
【0018】[アクリル系共重合体(A−IV)]アクリ
ル酸2−エチルヘキシル(A1)77部、アリルグリシジ
ルエーテル(A2)15部、n−ブチルアクリレート(A
3)25部、酢酸ビニル(A3)6部、酢酸エチル15、
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.1部をコ
ンデンサー、撹拌機及び温度計付きのフラスコに仕込
み、90℃に加温して重合させ、重合途中にトルエン1
0部にAIBN0.1部を溶解させた重合触媒液を逐次
追加しながら7時間重合させた後、重量平均分子量が5
2万のアクリル系共重合体(A−IV)を得た。
【0019】[アクリル系共重合体(A−0)]アクリ
ル酸2−エチルヘキシル(A1)76部、n−ブチルアク
リレート(A3)9部、アクリル酸(A3)2部、酢酸ビニ
ル(A3)8部、酢酸エチル100部、アゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)0.1部をコンデンサー、撹拌
機及び温度計付きのフラスコに仕込み、90℃に加温し
て重合させ、重合途中にトルエン10部にAIBN0.
1部を溶解させた重合触媒液を逐次追加しながら7時間
重合させた後、重量平均分子量が54万のアクリル系共
重合体(A−0)を得た。
【0020】実施例1 上記のアクリル系共重合体(A−I)100部、キシレ
ン樹脂(メチロール基含有量2.5%)(B)5部、イ
ソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業(株)製、
「コロネートL−55E」)(C)1.7部を混合撹拌
して本発明の粘着剤組成物を得た。 〔物性評価〕得られた粘着剤組成物にトルエンを加えて
固形分40%の溶液状とした後、乾燥後膜厚が35μm
となる様に剥型紙上に塗布して、80℃×1分乾燥後2
5mm厚のPETフィルム上に貼り合わせて(転写し
て)、粘着シートを得た。かかる粘着シートを用いて、
以下の評価を行った。 (接着力)試験板(幅25mm、長さ200mm)とし
て、SUS304(280番研磨品)及びポリプロピレ
ン樹脂(PP)を使用し、圧着後20分で測定する以外
はJIS Z 0237の粘着力の測定法に準じて測定を
行った。 (再剥離性)上記の接着力測定後の試験板表面の糊残り
状態を目視観察して、以下の通り評価した。 ○ −−− 糊残りが全く認められない △ −−− わずかに糊残りが認められる × −−− かなりの糊残りが認められる
【0021】(銅板腐食性)銅板に粘着シートを張り付
け、65℃、85%RHの雰囲気中で7日間放置後、該
粘着シートを剥離して、銅板表面を目視観察して、以下
の通り評価した。 ○ −−− 異状無し × −−− 変色等により、表面の腐食が認められる (初期接着力)1cm角の立方体の分銅10gを試験板
の粘着面に3秒間接触させた後、200mm/minの
速度で引き上げて、そのときの接着力(引張強度強度)
(g/cm2)を5℃及び20℃にて測定した。 実施例2〜4、比較例1〜2 上記のアクリル系共重合体(A−I〜IV及びA−0)を
用いて、表1に示すごとき配合組成で実施例1に準じて
粘着剤組成物を得て、実施例1と同様に評価を行った。
実施例及び比較例の評価結果を表2に示す。
【0022】
【表1】 (A)成分 (B)成分 (C)成分 種類 量 種類 量 種類 量 実施例1 A−I 100 B−I 5 C−II 1.5 〃 2 A−II 100 B−I 8 C−I 2.0 〃 3 A−III 100 B−I 5 C−II 1.0 〃 4 A−IV 100 B−I 5 C−I 1.5 比較例1 A−I 100 配合せず C−II 1.5 〃 2 A−0 100 B−I 5 C−II 1.5 註)略号は以下の通り。 B−I ;メチロール基2.5%含有のキシレン樹脂 C−I ;イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業(株)製、「コロ ネートL−55E」) C−II;脂肪族ポリアミン系架橋剤(トルエン5%溶液)
【0023】
【表2】 接着力 再剥離性 銅板腐食性 初期接着力 (g/25mm) (g/cm 実施例1 1000/600 ○ ○ 600/580 〃 2 1050/650 ○ ○ 620/590 〃 3 1080/690 ○ ○ 650/600 〃 4 1000/650 ○ ○ 680/620 比較例1 500/380 △ ○ 500/450 〃 2 410/290 ○ × 300/280 註)接着力は(SUS板の接着力/PP板の接着力)を、初期接着力は(20℃ の初期接着力/5℃の初期接着力)をそれぞれ表す。
【0024】
【発明の効果】本発明の粘着剤組成物は、上記の如き
(A)〜(C)成分を必須としているため、接着性、再
剥離性のバランスに優れ、更には金属表面への影響の少
なく、養生テープ、粘着メモ(粘着剤付き付箋,メモパ
ッド)等の粘着剤に大変有用である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシル基、グリシジル基、アセト
    アセチル基のいずれかの官能基を含有したアクリル系共
    重合体(A)、キシレン樹脂(B)及び架橋剤(C)か
    らなることを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシル基、グリシジル基、アセト
    アセチル基のいずれかの官能基を含有したアクリル系共
    重合体(A)として、炭素数が11以上のアルキル(メ
    タ)アクリレート(A1)を75〜99.9重量%、ヒド
    ロキシル基、グリシジル基、アセトアセチル基のいずれ
    かの官能基を含有したモノマー(A2)を0.01〜10
    重量%及びその他のモノマー(A3)を0〜24.9重量
    %含有する共重合体を用いることを特徴とする請求項1
    記載の粘着剤組成物。
  3. 【請求項3】 アクリル系共重合体(A)の重量平均分
    子量が30万以上であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の粘着剤組成物。
  4. 【請求項4】 キシレン樹脂(B)が、メチロール基を
    5.0重量%以下含有することを特徴とする請求項1〜
    3いずれか記載の粘着剤組成物。
  5. 【請求項5】 キシレン樹脂(B)の含有量が0.5〜
    50重量%であることを特徴とする請求項1〜4いずれ
    か記載の粘着剤組成物。
JP33277796A 1996-11-27 1996-11-27 粘着剤組成物 Pending JPH10158622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33277796A JPH10158622A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 粘着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33277796A JPH10158622A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 粘着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10158622A true JPH10158622A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18258719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33277796A Pending JPH10158622A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 粘着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10158622A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002069409A (ja) * 2000-09-01 2002-03-08 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 再剥離型粘着剤組成物
JP2002535475A (ja) * 1999-01-29 2002-10-22 ストラカン・リミテッド 接着剤
JP2010189659A (ja) * 2010-04-28 2010-09-02 Nitto Denko Corp 粘着剤組成物および粘着テープ又はシート類

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535475A (ja) * 1999-01-29 2002-10-22 ストラカン・リミテッド 接着剤
JP4841725B2 (ja) * 1999-01-29 2011-12-21 ストラカン・インターナショナル・リミテッド 接着剤
JP2002069409A (ja) * 2000-09-01 2002-03-08 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 再剥離型粘着剤組成物
JP4707809B2 (ja) * 2000-09-01 2011-06-22 日本合成化学工業株式会社 再剥離型粘着剤組成物
JP2010189659A (ja) * 2010-04-28 2010-09-02 Nitto Denko Corp 粘着剤組成物および粘着テープ又はシート類

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4067173B2 (ja) 粘着剤組成物
JPH10158619A (ja) 粘着剤組成物
JP2006199843A (ja) 粘着剤組成物、及びそれを用いた粘着シート
JP4115811B2 (ja) 両面粘着テープおよび固定方法
JPH08209099A (ja) アクリル系粘着剤組成物および粘着テープ
JPH07331209A (ja) アクリル系粘着剤組成物
JPH10316954A (ja) 加熱剥離性粘着剤組成物、加熱剥離性粘着製品およびその使用方法
JP2000109754A (ja) コーティング組成物、プライマー、および接着構造
JPH10158622A (ja) 粘着剤組成物
KR100949411B1 (ko) 내가소제성 감압 접착제 조성물 및 접착제 물품
JP2600361B2 (ja) 表面保護フイルム用粘着剤
JP4061450B2 (ja) 粘着剤組成物および粘着ラベル又はテープ
JP2005126702A (ja) 粘着シート
JP4490064B2 (ja) 粘着剤組成物
JPH0543855A (ja) 剥離性粘着剤組成物
JP2614682B2 (ja) アクリル系粘着剤組成物
JPH03281586A (ja) アクリル系感圧接着剤組成物
JPH04153284A (ja) 表面保護テープ
JPH04248889A (ja) 発泡体用粘着剤組成物
JP4707961B2 (ja) 樹脂組成物の製造方法
JP2985139B2 (ja) 感圧接着層及びその製造方法並びに接着シート
JPH04161477A (ja) 感圧接着剤組成物
JPH04164984A (ja) 発泡体用粘着剤組成物
JP3742572B2 (ja) 研磨材固定用両面粘着テープ
JPH07188621A (ja) 再剥離型粘着剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20060310

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02