JP2005126702A - 粘着シート - Google Patents

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JP2005126702A JP2004286750A JP2004286750A JP2005126702A JP 2005126702 A JP2005126702 A JP 2005126702A JP 2004286750 A JP2004286750 A JP 2004286750A JP 2004286750 A JP2004286750 A JP 2004286750A JP 2005126702 A JP2005126702 A JP 2005126702A
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Norimitsu Ebata
範充 江端
Yuji Sawamura
裕二 澤村
Yuzuru Ogawara
譲 大河原
Hideaki Deguchi
英明 出口
Kazuo Maeda
一男 前田
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Abstract

【課題】 ガラス等の被貼着部材からの引き剥がしを良好に行うことができ、更に、被貼着部材に糊残りが生ぜず、加えて、柔軟性を有するため、粘着剤粉が生じることがないと共に、ブリードアウト現象が生じない極めて実用性に秀れた粘着シートを提供するものである。
【解決手段】 粘着層を形成した粘着シートであって、前記粘着シートを適宜な被貼着部材と貼着した場合の該粘着層の粘着力が1N/25mm以下であり、更に、該粘着シートを被貼着部材から剥離せしめた際の被貼着部材のヘイズが95%以上であり、更に、前記粘着層の破断伸度が500〜3000%のものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種投影スクリーン分野、プロテクトフィルム若しくはマスキングフィルム分野に使用されるアクリル系重合体を主剤成分とする粘着層が形成された粘着シートに関するものである。
粘着層を形成した粘着シートを例えばガラス等の適宜な被貼着部材と貼着した場合の粘着力が1N/25mm以下であり、更に、該粘着シートをガラスから剥離せしめた際のガラスのヘイズが95%以上である粘着シートは、各種投影スクリーン用として、また、適宜な部材をプロテクトする為若しくはマスキングする為に広く使用されている。
このような要求特性を満たす粘着層を形成する粘着剤の製造方法としては、粘着剤組成物の架橋密度を密にすることで、粘着剤の樹脂自体を硬くする方法等がある。
しかしながら、粘着樹脂を硬くするという前記方法では、当然柔軟性を表す破断伸度が200%以下となり、柔軟性に欠けるという問題を有する。この場合、被貼着部材への貼着及び引き剥がしをする際に粘着シート端部から粘着剤粉が発生し、異物混入の原因となるため好ましくない。
また、粘着力を下げて良好に引き剥がしを行えるように、粘着剤組成物に可塑剤などを加えることにより柔軟性を付与する方法がある。
しかし、該可塑剤入り粘着剤組成物から成る粘着層を設けた粘着シートにおいては、被貼着部材に貼り付けて長期間経過すると、可塑剤が粘着層表面へ移行してくるブリードアウト現象が発生し、被貼着部材のヘイズが95%以下に低下するという問題が生じる。また、長期間経過後の被貼着部材と該粘着層との粘着力が1N/25mmを超えてしまい、良好に引き剥がしを行えないという問題も生じる。
本発明は、上述の問題点を解決したものであり、ガラス等の被貼着部材からの引き剥がしを良好に行うことができ、更に、被貼着部材に糊残りが生ぜず、加えて、柔軟性を有するため、粘着剤粉が生じることがないと共に、ブリードアウト現象が生じない極めて実用性に秀れた粘着シートを提供することを課題としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
粘着層を形成した粘着シートであって、前記粘着シートを適宜な被貼着部材と貼着した場合の該粘着層の粘着力が1N/25mm以下であり、更に、該粘着シートを被貼着部材から剥離せしめた際の被貼着部材のヘイズが95%以上であり、更に、前記粘着層の破断伸度が500〜3000%であることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項1記載の粘着シートにおいて、粘着層を構成する樹脂組成物として、アクリル系共重合体と多官能型架橋剤とから成るものが採用されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項2記載の粘着シートにおいて、アクリル系共重合体は、共重合成分としてカルボキシル基,水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマーを少なくとも1種以上含有し、且つ、この不飽和モノマーの含有量が、アクリル系共重合体全体の2.5重量%以下に設定されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項2,3のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、粘着層を構成する樹脂組成物として、アルキル基の炭素数が4〜9のアクリル酸アルキルエステル(a)を67.5〜99.5重量%、前記(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)を0.5〜2.5重量%、前記(a)成分と共重合可能な水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマー(c)を0〜0.5重量%及び前記(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)を0〜30重量%含有するガラス転移温度(Tg)が−45℃以下のアクリル系共重合体(A)並びに前記(b)成分と反応し得る多官能型架橋剤(B)を配合したものが採用されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項4記載の粘着シートにおいて、多官能型架橋剤として、ポリヘキサメチレンジイソシアネート,キシリレンジイソシアネート若しくは水添キシリレンジイソシアネートまたはこれらの変性体が採用されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項2〜5のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、粘着層を構成する樹脂組成物として、GPCによるポリスチレン換算分子量であるピークトップ分子量(Mp)が30万〜100万、重量平均分子量(Mw)が30万〜100万及び該Mwと数平均分子量(Mn)との比である分子量分布(Mw/Mn)が2.0〜7.0に設定されているものが採用されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項2〜6のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、前記多官能型架橋剤の添加量が、アクリル系共重合体中のカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)1当量に対し、0.2〜10当量に設定されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項1〜7のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、粘着層が、表面平滑な基材,フィルム状部材が積層された基材若しくはスクリーン機能を有する基材に形成されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項8記載の粘着シートにおいて、基材として、厚さが25μm〜300μmのものが採用されていることを特徴とする粘着シートに係るものである。
また、請求項1〜9のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、被貼着部材は透明な板状部材若しくは透明なフィルム状部材であることを特徴とする粘着シートに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、被貼着部材からの引き剥がしを良好に行うことができ、更に、被貼着部材に糊残りが生ぜず、加えて、粘着剤粉が生じることがないと共に、ブリードアウト現象が生じない極めて実用性に秀れた粘着シートとなる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
粘着層の(適宜な被貼着部材と貼着した場合の)粘着力を1N/25mm以下とし、粘着シートを被貼着部材から剥離せしめた際の被貼着部材のヘイズが95%以上となるようにし、該粘着層の破断伸度を500〜3000%としたから、粘着シートを被貼着部材から良好に引き剥がすことができ、しかも、この粘着シートを被貼着部材から引き剥がす際に粘着剤粉が生じることがなく、また、引き剥がした後、被貼着部材上に糊残りが生じることもない。よって、本発明は、被貼着部材への糊残りを可及的に阻止することができ、良好に被貼着部材から引き剥がすことができる極めて実用性に秀れた粘着シートとなる。
本発明の具体的な実施例について説明する。
本実施例は、粘着層を形成した粘着シートであって、前記粘着シートを適宜な被貼着部材と貼着した場合の該粘着剤層の粘着力が1N/25mm以下であり、更に、該粘着シートを被貼着部材から剥離せしめた際の被貼着部材のヘイズが95%以上であり、更に、前記粘着層の破断伸度が500〜3000%であるものである。
具体的には、本実施例は、粘着層を支持する基材,樹脂組成物から成る粘着層,粘着層をカバーする離型フィルムを順次積層せしめた構成である。
基材としては、表面平滑な基材,フィルム状部材が積層された基材若しくはスクリーン機能を有する基材を採用すると良い。具体的には、PETフィルム若しくはトリアセチルセルロース(TAC)フィルムを含む部材を採用するのが好ましい。また、基材の厚さは25μm〜300μmに設定すると良い。好ましくは50μm〜200μmである。
被貼着部材としては、透明な板状部材やフィルム状部材が採用される。具体的には、ガラス,アクリル板若しくはMS(メタクリル酸メチル,スチレンの共重合体)が好ましい。
樹脂組成物は、アクリル系共重合体と多官能型架橋剤とから成るものが採用されている。具体的には、このアクリル系共重合体として、共重合成分としてカルボキシル基,水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマーを少なくとも1種以上含有し、且つ、このカルボキシル基,水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマーの含有量が、アクリル系共重合体全体の2.5重量%以下に設定されているものが採用されている。
アクリル系共重合体(A)は、アルキル基の炭素数が4〜9のアクリル酸アルキルエステル(a)、この(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)、前記(a)成分と共重合可能な水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマー(c)及び前記(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)を含有するガラス転移温度(Tg)が−45℃以下のアクリル系共重合体(A)が採用される。
また、多官能型架橋剤(B)としてはイソシアネート系化合物が採用される。
アクリル酸アルキルエステル(a)、この(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)、前記(a)成分と共重合可能な水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマー(c)、前記(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)が、樹脂組成物の主剤成分(アクリル系共重合体(A))である。
また、樹脂組成物の主剤成分割合は、前記アクリル酸アルキルエステル(a)が67.5〜99.5重量%、この(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)が0.5〜2.5重量%、前記(a)成分と共重合可能な水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマー(c)が0〜0.5重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%、前記(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)が0〜30重量%に設定されている。
前記(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)が下限以下の場合、粘着層の凝集力低下に伴い貼り付け後長期間経過による粘着力の上昇が起こりやすく、上限以上の場合、凝集力過多に伴いガラス等の被貼着部材に貼り付けする際の粘着剤粉が発生しやすく、多官能型架橋剤(B)を配合した後の粘度上昇が大きくなる等の問題が生じるため好ましくない。更に、前記(a)成分と共重合可能な水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマー(c),前記(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)を上限以上使用した場合も同様の問題が生じる。
多官能型架橋剤(B)であるイソシアネート系化合物の含有量は、アクリル系共重合体中の前記(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)1当量に対し、0.2〜10当量であることが好ましい。この多官能型架橋剤(B)の含有量が、下限以下の場合、粘着剤樹脂組成物から成る粘着層の凝集力低下に伴い貼り付け後の長期間経過による粘着力の上昇が起こりやすく、上限以上の場合、凝集力過多に伴い被貼着部材に貼り付けする際に粘着剤粉が発生しやすく、更に、多官能型架橋剤を配合した後の粘度上昇が大きくなる等の問題が生じるため好ましくない。
アクリル酸アルキルエステル(a)としては、アルキル基の炭素数が4〜9のものが好ましい。具体的には、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、i−オクチルアクリレート、n−ノニルアクリレート、i−ノニルアクリレートを使用することができる。
(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)としては、特に制限されず、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、シトラコン酸、無水マレイン酸など、炭素数3〜5のα, β−不飽和モノ−又はジ−カルボン酸が挙げられ、その中でもアクリル酸、メタクリル酸が好ましい。
(a)成分と共重合可能なアミド基を含有する不飽和モノマー(c)としては、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−n−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミドなどのアミド基若しくは置換アミド基含有単量体が挙げられ、その中でも(メタ)アクリルアミドが好ましい。
(a)成分と共重合可能な水酸基を含有する不飽和モノマー(c)としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−メチル−3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、1,1−ジメチル−3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、1,3−ジメチル−3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2,2,4−トリメチル−3−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート、2−エチル−3−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等のヒドロキシル基含有(メタ)アクリル酸エステルが挙げられ、その中でも2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートが好ましく、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートが好ましい。
(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、i−プロピルアクリレート、i−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、トリデシルアクリレート、ステアリルアクリレート、オレイルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、i−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−オクチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられる。
多官能型架橋剤(B)としては、ポリヘキサメチレンジイソシアネート,キシリレンジイソシアネート,水添キシリレンジイソシアネート若しくはそれらの変性体が好ましく、具体的には2官能型HMDI系プレポリマー、ウレトジオン構造を有するHMDI系ポリイソシアネート化合物、トリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート化合物、ビウレット構造を有するHMDI系ポリイソシアネート化合物、TMPアダクト構造を有するHMDI系ポリイソシアネート化合物、プレポリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート化合物、オキサジアジントリオン構造を有するHMDI系ポリイソシアネート化合物:トリマー構造を有する(水添)XDI系ポリイソシアネート化合物、ビウレット構造を有する(水添)XDI系ポリイソシアネート化合物、TMPアダクト構造を有する(水添)XDI系ポリイソシアネート化合物、プレポリマー構造を有する(水添)XDI系ポリイソシアネート化合物などが挙げられる。
樹脂組成物のピークトップ分子量(Mp)は30万〜100万に設定すると良く、好ましくは40万〜90万、更に好ましくは40万〜80万である。重量平均分子量(Mw)は30万〜100万に設定すると良く、好ましくは40万〜90万、更に好ましくは40万〜80万である。ピークトップ分子量及び重量平均分子量が下限以下の場合、樹脂組成物から成る粘着層の凝集力低下に伴い、貼り付け後の長期間経過後による粘着力の上昇が起こりやすく、上限以上の場合、樹脂組成物から成る粘着層の凝集力増大に伴い被貼着部材に貼り付けする際の粘着剤粉が発生しやすくなるため、好ましくない。
また、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比である分子量分布(Mw/Mn)は2.0〜7.0に設定すると良く、好ましくは2.5〜6.0、更に好ましくは3.0〜5.0である。分子量分布が下限以下の場合、再沈殿法等の操作が必要となり通常の重合方法での製造が困難となる問題が生じる。さらに、上限以上の場合、低分子量が増加するためガラス表面への糊残りが増加する。
以上のような樹脂組成物を塗布して粘着層を形成した粘着シートは、破断伸度を500〜3000%の範囲以内に収めることが可能となる。
ここで、破断伸度が500%以下となる粘着シートは、粘着剤自体の脆弱性が増加し、被貼着部材に貼着する際及び被貼着部材から引き剥がす際にシート端部から粘着剤粉が発生し、異物の原因となる。これに対し破断伸度が3000%以上となる粘着シートでは、粘着剤自体の柔軟性が増加し、貼り付け後の長期間経過による粘着力の上昇が起こりやすいという問題がある。さらに柔軟性を付与する目的で可塑剤などを粘着剤中へ添加した場合、ブリードアウト現象が発生し被貼着部材を汚染することから、所望の特性を得ることが困難である。
ここで、本実施例における破断伸度とは、離型フィルムに層厚さ100μmとなるように樹脂組成物層を設け、幅10mm、長さ10mmになるように所定の試料形状を作成した後、該離型フィルムを剥離して、この試料の両端部を固定し、100mm/minの速度にて引っ張り試験を行い、試料が破断した時の伸び率を表した値である。
また、本実施例の樹脂組成物から成る粘着層は、ヘイズが95%以上で且つ該粘着層と該ガラスとの粘着力が1N/25mm以下となる要求特性も満たす。
ここで、ヘイズ(haze)とは、透明プラスチックの内部または表面の不明瞭なくもり様の外観の度合いのことで、数値はくもり価(Th)といい、次式によって算出される。
Th=Td/Tt[%](Td:散乱光線透過率,Tt:全光線透過率)
ここでは、粘着シートをガラスに貼り合わせ、120℃×1週間放置後、室温にてガラスから該粘着シートを剥離せしめた後のガラスのヘイズを測定した値である。
本実施例における粘着力とは、厚さ1mmのガラス板に幅25mmの粘着シートを貼り合わせ、40℃の雰囲気下で1週間養生後、20℃雰囲気下で1時間放置した後の180°剥離強度を測定した値である。
次に、粘着層の基材への形成方法について説明する。
粘着層は基材に、樹脂組成物をウエットコーティング法により塗布することで形成することができる。具体的には、ダイコート法,コンマコート法などで塗布するのが好ましい。
樹脂組成物の塗布方法について更に具体的に説明すると、この樹脂組成物の塗布方法としては、離型フィルムに樹脂組成物を直接塗布し、この樹脂組成物が乾燥した後、基材に転写することで該基材上に所望の粘着層を形成する所謂転写法と、樹脂組成物を基材に直接塗布し、乾燥させることで所望の粘着層を形成する所謂直接塗布法とがある。
離型フィルムとしては、塗布後の粘着層の外観が良好であること及び剥離性が良好であれば、一般的に用いられている例えば離型ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等を採用することができる。
本実施例は、樹脂組成物をダイコート法により離型フィルムに直接塗布し、乾燥させて離型フィルム上に粘着層を形成し、該粘着層に基材を貼着することでこの粘着層を基材に転写して養生させたものである。
尚、本実施例においては、前記転写法により粘着層を形成しているが、直接塗布法により粘着層を形成しても良く、この場合には、基材に樹脂組成物を塗布して乾燥させて粘着層を形成した後、該粘着層に基材を貼着して養生する。
本実施例は上述のように構成したから、粘着シートを被貼着部材から良好に引き剥がすことができ、しかも、この粘着シートを被貼着部材から引き剥がす際に粘着剤粉が生じることがなく、また、引き剥がした後、被貼着部材上に糊残りが生じることもない。
具体的には、破断伸度が500〜3000%に設定されているから、柔軟性が良好で、粘着シートを被貼着部材に貼着する際及び被貼着部材から引き剥がす際、粘着剤粉が発生することが確実に阻止される。
また、被貼着部材との粘着力が1N/25mm以下に設定されているから、粘着シートを被貼着部材から引き剥がす作業を良好に行うことができる。
更に、樹脂組成物として特定の分子量分布を有する主剤成分と、特定の多官能型架橋剤とを使用することにより、粘着層中の低分子量が少なく、且つ、破断伸度が500〜3000%での粘着層の凝集力が高くなるから、被貼着部材から粘着シートを引き剥がした後、該被貼着部材上への糊残りが生じない。
従って、被貼着部材から粘着シートを引き剥がした後、該被貼着部材上に異物が存在することが可及的に阻止されるから、この被貼着部材のヘイズを95%以上とすることができる。
更に、可塑剤を加えることなく、上述のような柔軟性を得ることができるから、ヘイズは95%以上且つ被貼着部材と粘着層との粘着力が1N/25mm以下となる。
よって、本実施例は、被貼着部材(特にスクリーン分野において)の機能を低下させることなく良好に被貼着部材から引き剥がすことができる極めて実用性に秀れた粘着シートとなる。
以下、本実施例の実験例を説明する。
実験例1
温度計、攪拌機、窒素導入管及び還流冷却器を備えた反応器内に、n−ブチルアクリレート(BA)98.5重量部、アクリル酸(AA)1.5重量部、酢酸エチル130重量部を入れ、該反応容器の空気を窒素ガスで置換した後、攪拌下に窒素雰囲気中で、該反応容器を65℃に昇温させ、続いて、酢酸エチル10重量部にアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2重量部を溶解させた溶液を添加し、該温度下にて8時間反応させた。その後、該反応容器を75℃に昇温させ、メチルエチルケトン50重量部にアゾビスイソブチロニトリル0.5重量部を溶解させた溶液を1時間かけて滴下し、更に4時間反応させた。反応終了後、反応混合物をトルエンで希釈し、固形分30重量%のアクリル系共重合体溶液を得た。
得られたアクリル系共重合体溶液のガラス転移点(Tg)は、−54℃、Mw約80万、Mp約78万、Mw/Mn約4.8を有していた。
実験例2
実験例1において、モノマーとしてBA98.5重量部及びAA1.5重量部を、BA99重量部、AA0.5重量部及び2−ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)0.5重量部に変更すると共に、初期酢酸エチル130重量部を150重量部に変更した以外は実験例1と同様にして、アクリル系共重合体溶液を得た。得られたアクリル系共重合体溶液のTgは−56℃、Mw約65万、Mp約64万、Mw/Mn約4.4を有していた。
実験例3
実験例1において、モノマーとしてBA98.5重量部及びAA1.5重量部を、BA75重量部、メチルアクリレート(MA)24重量部及びAA1重量部に変更する以外は、実験例1と同様にして、アクリル系共重合体溶液を得た。得られたアクリル系共重合体溶液のTgは−39℃、Mw約89万、Mp約94万、Mw/Mn約6.0を有していた。
実験例4
実験例1において、モノマーとしてBA98.5重量部及びAA1.5重量部を、2−エチルヘキシルアクリレート(EHA)96重量部、AA1重量部及びHEA3重量部に変更すると共に、初期AIBN0.2重量部を酢酸エチル120重量部、トルエン10重量部に変更する以外は、実験例1と同様にして、アクリル系共重合体溶液を得た。得られたアクリル系共重合体溶液のTgは−71℃、Mw約70万、Mp約81万、Mw/Mn約8.6を有していた。
実施例1
樹脂組成物として、実験例1のアクリル系共重合体溶液100重量部及び多官能型架橋剤としてトリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート〔商品名:コロネートHX;日本ポリウレタン工業(株)製〕2重量部(カルボキシル基に対し1.6当量)を用い、十分に攪拌した後、乾燥後の粘着剤塗布厚が25μmになるように、離型PETフィルムへの塗布、乾燥を行った。続いて、この離型PETフィルム上に塗布された粘着剤層を100μmPETフィルムに転写し、20℃、65%RHの雰囲気下で7日間養生させて、粘着層を有する粘着シートを得た。
得られた粘着シートについて、ガラスに対する粘着力、破断伸度、ヘイズの測定及びクモリ評価,粘着剤粉落ち評価を行った。得られた結果を図1に示す。
実施例2
実施例1において、被貼着部材をガラスからMS板に変更して粘着力の測定を行った。得られた結果を図1に示す。
実施例3
実施例1において、実験例1のアクリル系共重合体溶液を実験例2のアクリル系共重合体溶液に変更すると共に、多官能型架橋剤としてトリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート2重量部を、ビウレット構造を有するHMDI系ポリイソシアネート(商品名:スミジュールN−75;住化バイエルウレタン(株)製)1重量部(カルボキシル基に対し2当量)に変更する以外は実施例1と同様にして、粘着層を有する粘着シートを得た。得られた粘着シートについて、ガラスに対する粘着力、破断伸度、ヘイズの測定及びクモリ評価,粘着剤粉落ち評価を行った。得られた結果を図1に示す。
比較例1
実施例1において、多官能型架橋剤としてトリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート2重量部を、TMPアダクト構造を有するTDI系ポリイソシアネート(商品名:コロネートL45;日本ポリウレタン工業(株)製)0.3重量部(カルボキシル基に対し0.1当量)に変更する以外は、実施例1と同様にして、粘着層を有する粘着シートを得た。得られた粘着シートについて、ガラスに対する粘着力、破断伸度、ヘイズの測定及びクモリ評価,粘着剤粉落ち評価を行った。得られた結果を図1に示す。
比較例2
実施例1において、実験例1のアクリル系共重合体溶液を実験例3のアクリル系共重合体溶液に変更すると共に、多官能型架橋剤としてトリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート2重量部を、0.3重量部(カルボキシル基に対し0.4当量)に変更する以外は実施例1と同様にして、粘着層を有する粘着シートを得た。得られた粘着シートについて、ガラスに対する粘着力、破断伸度、ヘイズの測定及びクモリ評価,粘着剤粉落ち評価を行った。得られた結果を図1に示す。
比較例3
実施例1において、実験例1のアクリル系共重合体溶液を実験例4のアクリル系共重合体溶液に変更すると共に、多官能型架橋剤としてトリマー構造を有するHMDI系ポリイソシアネート2重量部を、5重量部(カルボキシル基に対し6当量)に変更する以外は実施例1と同様にして、粘着層を有する粘着シートを得た。得られた粘着シートについて、ガラスに対する粘着力、破断伸度、ヘイズの測定及びクモリ評価,粘着剤粉落ち評価を行った。得られた結果を図1に示す。
ここで、クモリ評価とは、粘着シートをガラスに貼り合わせ、120℃で1週間放置し、室温にてガラスから前記粘着シートを剥離せしめた後、ガラス表面の糊残り状態を目視にて観察した際、以下の基準に基づいて行った評価である。
〇:クモリが観察できない
△:クモリが僅かに観察できる
×:クモリが観察できる
また、粘着剤粉落ち評価とは、粘着シートをNTカッターにてカットした端部を指先で擦った際の粘着剤粉の有無を目視にて観察した際、以下の基準に基づいて行った評価である。
〇:粘着剤粉が観察できない
△:粘着剤粉が僅かに観察できる
×:粘着剤粉が観察できる
以上の実験結果から、設計通りの粘着力、破断伸度、ヘイズが得られたことが確認でき、更に、この得られた粘着シートを粘着層を介してガラスに貼着した後、このガラスから引き剥がす際に粘着剤粉が生ぜず、しかも、引き剥がした後ガラスに糊残りが生ぜず、極めて良好に引き剥がしが行えることが確認できた。
更に、可塑剤を加えた際に見られるような、長期間経過することで生じるブリードアウト現象も生ぜず、長期間経過しても略一定の特性を発揮できることも確認できた。
本実施例及び比較例の特性表である。

Claims (10)

  1. 粘着層を形成した粘着シートであって、前記粘着シートを適宜な被貼着部材と貼着した場合の該粘着層の粘着力が1N/25mm以下であり、更に、該粘着シートを被貼着部材から剥離せしめた際の被貼着部材のヘイズが95%以上であり、更に、前記粘着層の破断伸度が500〜3000%であることを特徴とする粘着シート。
  2. 請求項1記載の粘着シートにおいて、粘着層を構成する樹脂組成物として、アクリル系共重合体と多官能型架橋剤とから成るものが採用されていることを特徴とする粘着シート。
  3. 請求項2記載の粘着シートにおいて、アクリル系共重合体は、共重合成分としてカルボキシル基,水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマーを少なくとも1種以上含有し、且つ、この不飽和モノマーの含有量が、アクリル系共重合体全体の2.5重量%以下に設定されていることを特徴とする粘着シート。
  4. 請求項2,3のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、粘着層を構成する樹脂組成物として、アルキル基の炭素数が4〜9のアクリル酸アルキルエステル(a)を67.5〜99.5重量%、前記(a)成分と共重合可能なカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)を0.5〜2.5重量%、前記(a)成分と共重合可能な水酸基若しくはアミド基を含有する不飽和モノマー(c)を0〜0.5重量%及び前記(a)成分と共重合可能な不飽和モノマー(d)を0〜30重量%含有するガラス転移温度(Tg)が−45℃以下のアクリル系共重合体(A)並びに前記(b)成分と反応し得る多官能型架橋剤(B)を配合したものが採用されていることを特徴とする粘着シート。
  5. 請求項4記載の粘着シートにおいて、多官能型架橋剤として、ポリヘキサメチレンジイソシアネート,キシリレンジイソシアネート若しくは水添キシリレンジイソシアネートまたはこれらの変性体が採用されていることを特徴とする粘着シート。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、粘着層を構成する樹脂組成物として、GPCによるポリスチレン換算分子量であるピークトップ分子量(Mp)が30万〜100万、重量平均分子量(Mw)が30万〜100万及び該Mwと数平均分子量(Mn)との比である分子量分布(Mw/Mn)が2.0〜7.0に設定されているものが採用されていることを特徴とする粘着シート。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、前記多官能型架橋剤の添加量が、アクリル系共重合体中のカルボキシル基を含有する不飽和モノマー(b)1当量に対し、0.2〜10当量に設定されていることを特徴とする粘着シート。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、粘着層が、表面平滑な基材,フィルム状部材が積層された基材若しくはスクリーン機能を有する基材に形成されていることを特徴とする粘着シート。
  9. 請求項8記載の粘着シートにおいて、基材として、厚さが25μm〜300μmのものが採用されていることを特徴とする粘着シート。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の粘着シートにおいて、被貼着部材は透明な板状部材若しくは透明なフィルム状部材であることを特徴とする粘着シート。
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