JPH06200225A

JPH06200225A - 塗料用感圧性接着剤とその接着シ―ト類

Info

Publication number: JPH06200225A
Application number: JP36137292A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Moroishi; 裕諸石; Takeshi Yamanaka; 剛山中; Masahiko Ando; 雅彦安藤; Masayoshi Kawabe; 雅義河辺; Yoshinao Kitamura; 佳直北村; Yasuyuki Tokunaga; 泰之徳永; Shigeki Suzuki; 茂樹鈴木; Masaki Nitta; 正喜新田
Original assignee: Nitto Denko Corp; Toyota Motor Corp
Current assignee: Nitto Denko Corp; Toyota Motor Corp
Priority date: 1992-12-29
Filing date: 1992-12-29
Publication date: 1994-07-19

Abstract

(57)【要約】【目的】新しい塗料、とくに耐酸性雨用の自動車用ア
クリル塗料に対しても、良好な接着性を示す塗料用感圧
性接着剤を提供する。【構成】感圧性接着剤の主成分として、炭素数６〜１
２のアルキル基を有する（メタ）アクリル酸アルキルエ
ステル６０〜９３重量％と、不飽和カルボン酸１０〜２
重量％と、環状の（メタ）アクリルアミド３０〜５重量
％と、Ｎ−ビニル環状アミド１５〜０重量％とからなる
アクリル系重合体を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、塗料に対する接着性
にすぐれた塗料用感圧性接着剤と、これをシ―ト状やテ
―プ状などの形態とした接着シ―ト類に関する。

【０００２】

【従来の技術】自動車の外装、ボデイ―の保護や装飾の
ために、モ―ル、プレ―トなどを発泡体を基材とした感
圧性接着テ―プで固定することが、通常行われている。
このような用途に用いられる感圧性接着剤は、塗料に対
し接着性が良好であるとともに、耐候性、耐水性、耐ガ
ソリン性、耐久性が要求され、このため、アクリル系の
感圧性接着剤が用いられ、接着性の維持のために官能
基、とくにカルボキシル基を導入したものが一般的に用
いられている。

【０００３】また、特表昭５８−５００１３０号公報に
は、（メタ）アクリル酸アルキルエステルとＮ−ビニル
−２−ピロリドンとの共重合体が自動車用途に有望であ
るとの開示がみられ、上記共重合体においてアクリル酸
やアクリルアミドなどをわずかでも併用すると接着性が
低下するとの記載もなされている。

【０００４】ところで、近年、酸性雨により、アクリル
・メラミン塗膜中のメラミン樹脂のトリアジン環が加水
分解してシミが発生することが認められ、メラミン樹脂
を使用しないか使用量を減少させた自動車用アクリル塗
料が開発されてきた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動車用塗料に対し前記従来の一般のアクリル系の
感圧性接着剤や、前記公報に開示の特定の共重合体を用
いた感圧性接着剤などを適用したのでは、接着性に乏し
く、信頼性に劣る問題があつた。

【０００６】この発明は、上記従来の事情に鑑み、新し
い塗料、とくに前記した耐酸性雨用の自動車用アクリル
塗料に対しても、良好な接着性を示す塗料用感圧性接着
剤とその接着シ―ト類を提供することを目的としてい
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明者らは、上記の
目的を達成するために、鋭意検討した結果、特定の単量
体構成からなるアクリル系重合体を用いることにより、
新しい塗料に対しても良好な接着性を示す感圧性接着剤
とその接着シ―ト類が得られることを知り、この発明を
完成するに至つた。

【０００８】すなわち、この発明は、ａ）炭素数６〜１
２のアルキル基を有する（メタ）アクリル酸アルキルエ
ステル６０〜９３重量％と、ｂ）不飽和カルボン酸１０
〜２重量％と、ｃ）環状の（メタ）アクリルアミド３０
〜５重量％と、ｄ）Ｎ−ビニル環状アミド１５〜０重量
％とからなるアクリル系重合体を主成分として含むこと
を特徴とする塗料用感圧性接着剤と、基材の片面または
両面に上記の塗料用感圧性接着剤からなる層を有するこ
とを特徴とするシ―ト状やテ―プ状などの形態とした接
着シ―ト類とに係るものである。

【０００９】

【発明の構成・作用】この発明におけるａ成分としての
（メタ）アクリル酸アルキルエステルは、単量体の主成
分となるものであつて、炭素数６〜１２のアルキル基を
有する、たとえば、（メタ）アクリル酸ヘキシル、（メ
タ）アクリル酸２−エチルヘキシル、（メタ）アクリル
酸イソオクチル、（メタ）アクリル酸イソノニル、（メ
タ）アクリル酸デシルなどが用いられる。アルキル基の
炭素数が６未満では、感圧性接着剤のタツクが乏しくな
り、また１２を超えると凝集力不足の問題がある。

【００１０】このａ成分としての（メタ）アクリル酸ア
ルキルエステルは、単量体全体量の６０〜９３重量％、
好ましくは６５〜９０重量％の範囲で、その１種または
２種以上が用いられる。６０重量％未満では、アクリル
系感圧性接着剤としての性能が発揮されず、また９３重
量％を超えると、そのぶんｂ，ｃ成分の絶対量が不足し
て塗料用の接着剤として好適な性能が得られない。

【００１１】この発明におけるｂ成分としての不飽和カ
ルボン酸には、たとえば、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸、ω−カルボキシル−ポリカプ
ロラクトンモノアクリレ―ト、フタル酸モノヒドロキシ
エチルアクリレ―ト、アクリル酸ダイマ―などがある。

【００１２】このｂ成分としての不飽和カルボン酸は、
単量体全体量の１０〜２重量％、好ましくは８〜３重量
％の範囲で、その１種または２種以上が用いられる。１
０重量％を超えると、感圧性接着剤としてのタツクが損
なわれ、また２重量％未満では、塗料に対する接着性に
乏しくなる。

【００１３】この発明におけるｃ成分としての環状の
（メタ）アクリルアミドは、一般式；ＣＨ₂＝Ｃ
（Ｒ¹）−ＣＯＮ＜（式中、Ｒ¹は水素またはメチル基
である）で表される分子構造を有し、上記のアミド基
〔−Ｃ（＝Ｏ）Ｎ＜〕のＮ原子が複素環の１構成原子と
なる環状の（メタ）アクリルアミドであり、上記複素環
は、その炭素鎖中にＯ原子やカルボニル基などを含むも
のであつてもよい。具体的には、Ｎ−（メタ）アクリロ
イルモルホリン、Ｎ−（メタ）アクリロイルピロリド
ン、Ｎ−（メタ）アクリロイルピペリジン、Ｎ−（メ
タ）アクリロイルピロリジン、Ｎ−（メタ）アクリロイ
ル−４−ピペリドンなどがある。

【００１４】このｃ成分としての環状の（メタ）アクリ
ルアミドは、単量体全体量の３０〜５重量％、好ましく
は２５〜７重量％の範囲で、その１種または２種以上が
用いられる。３０重量％を超えると、感圧性接着剤とし
てのタツクが損なわれ、また５重量％未満では、塗料に
対する接着性に乏しくなる。

【００１５】この発明におけるｄ成分としてのＮ−ビニ
ル環状アミドとは、つぎの一般式；造を有し、上記のアミド基〔−Ｎ−Ｃ（＝Ｏ）〕を構成
する窒素原子および炭素原子と、さらに有機基（Ｒ²）
とによつて複素環を形成してなるもので、上記のＲ
²は、飽和または不飽和の炭化水素基であるか、あるい
はその炭素鎖中に酸素原子や別のカルボニル基などの基
を含むものである。具体的には、Ｎ−ビニル−２−ピロ
リドン、Ｎ−ビニル−３−モルホリノン、Ｎ−ビニル−
２−ピペリドン、Ｎ−ビニル−３，５−モルホリンジオ
ン、Ｎ−ビニル−１，３−オキサジン−２−オンなどが
挙げられる。

【００１６】このｄ成分としてのＮ−ビニル環状アミド
は、単量体全体量の１５〜０重量％、好ましくは１３〜
１重量％、より好ましくは１２〜２重量％の範囲で、そ
の１種または２種以上が用いられる。１５重量％を超え
ると、感圧性接着剤としてのタツクが損なわれため、好
ましくない。

【００１７】この発明においては、上記のａ〜ｄ成分の
単量体のほかに、必要に応じて、アルキル基の炭素数が
５以下または１３以上の（メタ）アクリル酸アルキルエ
ステルやその他の共重合可能な単量体を、アクリル系重
合体のタツクを損なわない範囲、通常アクリル系重合体
のガラス転移温度（Ｔｇ）が２５０℃以下となる範囲
で、併用することもできる。

【００１８】この発明のアクリル系重合体は、上記のａ
〜ｃ三成分またはａ〜ｄ四成分を必須とした単量体混合
物を、常法により、溶液重合法、乳化重合法、塊状重合
法、懸濁重合法などの方法で共重合させることにより、
得られる。中でも、無溶剤でかつ乳化剤や安定剤などを
含まない塊状重合法として、とくに紫外線照射による重
合方式を採用して得られるものが好ましい。

【００１９】この発明の塗料用感圧性接着剤は、このよ
うにして得られるアクリル系重合体を主成分とし、これ
に、必要により感圧性接着剤に通常使用されるガラス繊
維や金属粉などの充てん剤、顔料、着色剤、老化防止剤
などの公知の各種添加剤を、通常の使用量で含ませてな
るものである。

【００２０】この塗料用感圧性接着剤は、適宜架橋処理
を施したものであつてもよい。架橋処理は、アクリル系
重合体を得る際に内部架橋剤として多官能（メタ）アク
リレ―トなどを添加するか、またはアクリル系重合体を
得たのちに外部架橋剤として多官能のイソシアネ―ト化
合物やエポキシ化合物などを添加することにより実施で
きる。その他、電子線照射などによる架橋処理を施して
もよい。

【００２１】この発明の接着シ―ト類は、このような塗
料用感圧性接着剤からなる層を、基材の片面または両面
に所望の厚さに設けて、シ―ト状やテ―プ状などの形態
としたものである。基材としては、プラスチツクフイル
ム、紙、不織布、金属箔、発泡体などがあり、とくに厚
さ０．１〜５mm程度のポリエチレン、ネオプレンゴム、
ブチルゴム、アクリルゴムなどのエラストマ―の発泡体
が好ましい。

【００２２】発泡体を基材とした接着シ―ト類は、酸性
雨に対し抵抗性のある自動車用塗料にもすぐれた接着性
を示し、自動車の外装用接着シ―ト類として良好な性能
を発揮する。発泡体は、その柔軟性のために、感圧性接
着剤の接着性を高めるとともに、気温の変化や外圧によ
る被着体の変形に対する抵抗性を発現するが、この観点
から、広い温度範囲での柔軟性と、耐候性、耐熱性、耐
油性、耐久性などを有する発泡体が好ましい。このよう
な発泡体としては、エラストマ―としてエピクロルヒド
リン系ゴムを用いたものがある。

【００２３】エピクロルヒドリン系ゴムを用いた発泡体
は、一般に、エピクロルヒドリンホモポリマ―、エピク
ロルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、エピクロ
ルヒドリン−アリルグリシジルエ―テル共重合体、エピ
クロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジ
ルエ―テル三元共重合体などのエピクロルヒドリン系ゴ
ムを主成分とし、これにゴム補強剤、加硫剤、加硫促進
剤、発泡剤、老化防止剤、可塑剤、軟化剤、充てん剤な
どの配合物を加え、均一に混練したのち、シ―ト状に成
形し、加硫および発泡させることにより、得られる。

【００２４】このような発泡体を基材とした接着シ―ト
類は、基材と感圧性接着剤との両特性に基づき、とくに
広い温度範囲で良好な柔軟性を有し、かつ耐久性にすぐ
れるため、過酷な雰囲気に晒される自動車用途をはじ
め、家電・電子・建材用途などの塗料用接着，接合材と
して好適に使用できる。

【００２５】

【発明の効果】以上のように、この発明では、特定の単
量体構成からなるアクリル系重合体を主成分としたこと
により、耐酸性雨用の自動車用アクリル塗料などの新し
い塗料に対しても、良好な接着性を発揮する塗料用感圧
性接着剤とその接着シ―ト類を提供できる。とくに、基
材として発泡体、中でもエピクロルヒドリン系ゴムの発
泡体を用いた接着シ―ト類によれば、自動車外装塗料に
対して、格段にすぐれた接着性能を発揮させることがで
きる。

【００２６】

【実施例】つぎに、この発明の実施例を記載してより具
体的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重
量部を意味する。

【００２７】実施例１アクリル酸イソオクチル７０部、アクリル酸５部、Ｎ−
アクリロイルモルホリン２０部、Ｎ−ビニル−２−ピロ
リドン５部よりなる単量体混合物１００部に対し、光重
合開始剤として１−ヒドロキシシクロヘキシルフエニル
ケトン１部を配合し、十分に窒素ガスで置換して、高圧
水銀ランプにより約１００mj／cm²の紫外線照射を行
い、粘ちよう物を得た。

【００２８】この粘ちよう物に対し、内部架橋剤として
トリメチロ―ルプロパントリアクリレ―ト０．１部を添
加し、これを剥離ライナ―上に厚さ５０μｍで塗工した
のち、酸素による重合阻害をなくすため、ポリエチレン
テレフタレ―ト剥離ライナ―でカバ―し、高圧水銀ラン
プで約１，４００mj／cm²の紫外線照射を行つた。この
ようにして得たテ―プ状の感圧性接着剤を、ついで、基
材として厚さ２５μｍのポリエステルフイルムに積層
し、接着テ―プとした。

【００２９】実施例２アクリル酸イソノニル７０部、アクリル酸５部、Ｎ−ア
クリロイルモルホリン２５部よりなる単量体混合物を用
いて、実施例１と同様にして、粘ちよう物を得た。この
粘ちよう物に対し、内部架橋剤としてジエチレングリコ
―ルジアクリレ―ト０．２部を添加し、実施例１と同様
にして、テ―プ状の感圧性接着剤を得、この接着剤を用
いて、実施例１と同様にして、接着テ―プを作製した。

【００３０】実施例３アクリル酸２−エチルヘキシル７５部、アクリル酸５
部、Ｎ−アクリロイルピロリジン１０部、Ｎ−ビニル−
２−ピロリドン１０部からなる単量体混合物を、酢酸エ
チル２００部、４，４´−アゾビスイソブチロニトリル
０．２部を用い、窒素ガスで置換したのち、５０℃で２
０時間反応させた。

【００３１】このような溶液重合で得た溶液に、アクリ
ル系重合体１００部に対し、架橋剤としてトリメチロ―
ルプロパンのトリレンジイソシアネ―ト３モル付加物を
１部添加し、剥離ライナ―上に乾燥後の厚さが５０μｍ
となるように塗布し、１３０℃で５分乾燥して、テ―プ
状の感圧性接着剤を得た。この接着剤を用いて、以下実
施例１と同様にして、接着テ―プを作製した。

【００３２】比較例１アクリル酸イソノニル９０部、アクリル酸１０部よりな
る単量体混合物を用いて、実施例１と同様にして、粘ち
よう物を得た。この粘ちよう物を用いて、以下実施例１
と同様にして、テ―プ状の感圧性接着剤を得、また、こ
の接着剤を用いて、実施例１と同様にして、接着テ―プ
を作製した。

【００３３】上記の実施例１〜３および比較例１で作製
した各接着テ―プを、それぞれ、アクリル・メラミン塗
料板および酸性雨に抵抗性のある塗料板に貼り付け、１
週間室温にて保存したのち、５０mm／分の引張速度で、
１８０度ピ―ルで剥離接着力を測定した。その結果を、
下記の表１に示す。

【００３４】

【表１】

【００３５】上記の表１の結果より、この発明の実施例
１〜３の接着テ―プは、アクリル・メラミン塗料板はも
ちろんのこと、酸性雨に抵抗性のある塗料板に対して
も、良好な接着力を発揮するものであることが明らかで
ある。

【００３６】実施例４下記の方法で作製した発泡体の両面に、実施例１で得た
テ―プ状の感圧性接着剤を積層して、接着テ―プを作製
した。

【００３７】＜発泡体の作製＞エピクロルヒドリン−エ
チレンオキサイド−アリルグリシジルエ―テル三元共重
合体１００部に、カ―ボンブラツク２０部、炭酸カルシ
ウム１５部、ジオクチルフタレ―ト１０部、加硫剤２
部、発泡剤４部、発泡助剤４部、老化防止剤２部を均一
に混練後、０．５mmの圧延シ―トにした。このシ―トを
１６０℃で３０分加熱し、加硫，発泡させて、厚さ１．
０mmの発泡体を作製した。

【００３８】実施例５実施例４で作製した発泡体の両面に、実施例２で得たテ
―プ状の感圧性接着剤を積層して、接着テ―プを作製し
た。

【００３９】実施例６実施例４で作製した発泡体の両面に、実施例３で得たテ
―プ状の感圧性接着剤を積層して、接着テ―プを作製し
た。

【００４０】実施例７厚さ１．０mmの市販ポリエチレン発泡体の両面に、実施
例３で得たテ―プ状の感圧性接着剤を積層して、接着テ
―プを作製した。

【００４１】上記の実施例４〜７の各接着テ―プの片面
に、厚さ２５μｍのポリエステルフイルムを裏打ちした
のち、アクリル・メラミン塗料板および酸性雨に抵抗性
のある塗料板に貼り付け、１週間室温にて保存したの
ち、５０mm／分の引張速度で、１８０度ピ―ルで剥離接
着力を測定した。その結果を、下記の表２に示す。

【００４２】

【表２】

【００４３】上記の表２の結果より、発泡体を基材とし
た実施例４〜７の接着テ―プは、ポリエステルフイルム
を基材とした実施例１〜３の接着テ―プに比べ、アクリ
ル・メラミン塗料板および酸性雨に抵抗性のある塗料板
に対し、より良好な接着力を発揮し、とくに、発泡体と
してエピクロルヒドリン系ゴムを主成分としたものを用
いた実施例４〜６の接着テ―プでは、格段に大きな接着
力が得られるものであることが明らかである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者安藤雅彦大阪府茨木市下穂積１丁目１番２号日東電工株式会社内 (72)発明者河辺雅義大阪府茨木市下穂積１丁目１番２号日東電工株式会社内 (72)発明者北村佳直大阪府茨木市下穂積１丁目１番２号日東電工株式会社内 (72)発明者徳永泰之大阪府茨木市下穂積１丁目１番２号日東電工株式会社内 (72)発明者鈴木茂樹愛知県豊田市トヨタ町１番地トヨタ自動車株式会社内 (72)発明者新田正喜愛知県豊田市トヨタ町１番地トヨタ自動車株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ａ）炭素数６〜１２のアルキル基を有す
る（メタ）アクリル酸アルキルエステル６０〜９３重量
％と、ｂ）不飽和カルボン酸１０〜２重量％と、ｃ）環
状の（メタ）アクリルアミド３０〜５重量％と、ｄ）Ｎ
−ビニル環状アミド１５〜０重量％とからなるアクリル
系重合体を主成分として含むことを特徴とする塗料用感
圧性接着剤。
【請求項２】基材の片面または両面に、請求項１に記
載の塗料用感圧性接着剤からなる層を有することを特徴
とする接着シ―ト類。
【請求項３】基材が発泡体である自動車外装塗料に対
して接着性にすぐれた請求項２に記載の接着シ―ト類。
【請求項４】発泡体がエピクロルヒドリン系ゴムを主
成分とするものである請求項３に記載の接着シ―ト類。