JPS58183639A - 2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用 - Google Patents

2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用

Info

Publication number
JPS58183639A
JPS58183639A JP6550382A JP6550382A JPS58183639A JP S58183639 A JPS58183639 A JP S58183639A JP 6550382 A JP6550382 A JP 6550382A JP 6550382 A JP6550382 A JP 6550382A JP S58183639 A JPS58183639 A JP S58183639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
methyl
compound
isopropenyl
cyclohexenone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6550382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02337B2 (ja
Inventor
Osamu Takazawa
治 高澤
Hiroshi Tamura
浩 田村
Kunio Kojo
国雄 湖上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP6550382A priority Critical patent/JPS58183639A/ja
Publication of JPS58183639A publication Critical patent/JPS58183639A/ja
Publication of JPH02337B2 publication Critical patent/JPH02337B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来文献未記載の2−メチル−5−イソフロ
ベニル−2−シクロヘキセン誘導体、ソの持続性香気香
味賦与乃至変調剤としての利用、更にはその製法に関す
る。
更に詳(,7くけ、本発明は下記式(1)但し式中、R
は、水素原子、CI〜C,アルキル基、C2〜C6アル
ケニル基、又はヒドロキシ、低級アルキル及び低級アル
コキシよりなる群からえらばれた置換基を有していても
よいフェニル低級アルキル基を示し、式中ニエニで表わ
された結合が二重結合を示す場合にはRは水素原子會示
す、 で表わされる2−メチル−5−インプロペニル−2−シ
クロヘキセノン誘導体に関する。更に、本発明は上記式
(1)化合物を有効成分として含有することを特徴とす
る持続性香気香味賦与乃至変調剤に関し、父更に、該式
(1)化合物の製法にも関する。
本発明者らは、シクロヘキセノン類に関して研究を行っ
てきた。その結果、前記式(1)で表わされル2−メチ
ルー5−インプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体
が従来文献未記載の化合物であって、該式(1)化合物
が好収束で且つ容易に合成することができること、更に
該式(])化合物が優れた果実様、草様、木様、花様の
香気香味を有し、且つ優れた持続性を有する化合物であ
って、持続性香気香味賦与乃至変調剤として極めて優れ
たユニークな化合物であることを発見した。
更に該式(1)化合物は広い分野において、優れた持続
性香気香味賦与乃至変調剤として有用であって、飲食物
(嗜好品?含む)、化粧品類、保健・衛生・医薬品など
の広い分野において、優れた持続性香気香味賦与乃至変
調剤として極めて有用な化合物であることを発見した。
炉に父、該式(1)化合物が他の香料化合物の合成中間
体、医薬品類の合成中間体としても有用な化合物である
ことも発見した。
従って本発明の目的は、従来文献未記載の前記式(1)
化合物及びその製法を提供するにある。
本発明の他の目的は、上記式(1)化合物全有効成分と
して含有する持続性香気香味賦与乃至変調剤を提供する
にある。
本発明の上記目的ならびに更に他の多くの目的ならびに
利点は以下の記載から一層明らかになるであろう。
本発明の上記式(1)化合物において、Rが水素原 5
− 子01〜C6アルキル基、C2〜C,アルケニル基、お
よびヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシよりえ
らばれた置換基を有していてもよいフェニル低級アルキ
ル基よりなる群から選ばれた基を表わす化合物は、例え
ば下記式(5) で表わされるカルボンを異性化したのち、シリル化反応
せしめて下記式(4) で表わされる5−イソプロペニル−2−メチル−】−ト
リメチルシロキシ−1,3−シクロヘキサ6− ジエンを形成せしめ、次いで該式(4)化合物を下記式
(4)′ R’−CHo       (4)’ 但し式中、R’は水素原子C,−C,アルキル基、C2
−C,アルケニル、およびヒドロキシ、低級アルキル、
低級アルコキシよりえらばれだ簡換基を有していてもよ
いフェニル低級アルキル基よりなる群から選ばれた基會
示す、 で表わされるアルデヒド類と縮合反応せしめることによ
り容易に製造できる。このようにして製造することので
きる式(1)化合物は、式(])中、下記式fi)−1
で表わすことができる。
但し式中、R1は上記したと同義。
又、前記式(])化合物に包含される破線が二重結合か
つRが水素原子の場合の下記式(1)−2で表わされる
2−メチル−5−インプロペニル−2−7クロヘキセノ
ン誘導体を製造するには、例えば、前記式(4)で表わ
される5−イソプロペニル−2−メチル−1−トリメチ
ルシロキシ−1,3−シクロヘキサジエンをオルトギ酸
アルキルと縮合反応して、下記式(3) 但し式中、R2は同時に同−又は異っても良いC3〜C
6のアルキル基會示す、 で表わされる4−ジアルコキシメチル−5−イソプロペ
ニル−2−メチル−2−シクロセノンヲ形成せしめ、次
いで該式(3)化合物を加水分解して下で表わされる3
−メチル−4−オキソ−6−イソプロペニル−2−シク
ロヘキセン−1−カルバルデヒド全形成せしめ、更に該
式(2)化合物を異性化することにより容易に合成する
ことができる。
上記式(5)化合物から前記式(])に包含される前記
式(1)−1及び前記式(11−2化合物會形成する上
記態様を図式的に表わすと、以下のように示すこと=9
− ができる。
(2)        (11−2 式中、R’ 、R2は前記したと同義である。
上記製造態様で用いる式(5)公知化合物は、それ 1
0− 自体公知の種々の方法で容易に製造することができ、又
市場で安価且つ容易に入手することもできる。父、天然
源からも容易に単離入手できる。
本発明の式(1)化合物は、たとえば、上述のようにし
て得ることのできる式(5)化合物を出発原料として合
成することができる。本発明で用いる式(5)化合物は
、(1)体、←)体、仕)体の光学異性体のいづれであ
っても原料として採用することができる。
本発明の式(1)化合物に包含される式(ll−1化合
物の上記製造態様において、式(5)化合物から式(4
)化合物の製造は、例えば式(5)カルボンをルイス酸
の存在下にハロゲン化アルキルマグネシウムト接触せし
めて異性化したのち、たとえば第三級アミンの共存下に
トリメチルハロシランたとえばトリメチルクロロシラン
を接触せしめてシリル化反応することにより容易に行う
ことができる。この反応の実施に際しては、例えば、ル
イス酸の存在下、好ましくはエーテル系有機溶媒中で、
約−80℃〜約50℃、より好捷しくに約−10℃〜約
10℃の如き温度条件下、約1〜約3時間程度、式(5
)カルボンとハロゲン化アルキルマグネシウム全接触せ
しめ、更に同様な条件下で、第三級アミン、トリメチル
クロロシラン及び非プロトン性極性溶媒を加えて、約5
〜約48時間程度接触せしめることにより実施すること
ができる。
該カルボンに対するハロゲン化アルキルマグネシウムお
よびトリメチルクロロシランの使用量は適宜に選択でき
るが、カルボン1モルに対して約1〜約2モル程度の使
用量を好捷しく例示できる。
また、上記第三級アミンの使用量も適宜に選択でき、カ
ルボン1モルに対して約01〜約1モル程度の使用量を
好捷しく例示できる。炉に、上記ルイス酸の使用量とし
ては、カルボン1モルに対し好ましくは約0.01〜約
0.5モルの如き使用t?r−例示することができる。
反応に利用する上記エーテル系有機溶媒の例としては、
例えばジエチルエーテル、ンプロピルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タン及びこれらの任意の併用等全例示できる。また、上
記ハロゲン化アルキルマグネシウムの例としては、例え
ば塩化メチルマグネシウム、臭化メチルマグネシウム、
ヨウ化メチルマグネシウム、塩化エチルマグネシウム、
臭化エチルマグネシウム等を例示できる。さらに、上記
ルイス酸の例としては、例えば塩化第二鉄全例示するこ
とができる。又更に、上記第三級アミンの例としては、
例えばトリメチルアミン、トリプロピルアミン、トリブ
チルアミン、ピリジン、N、N−ジメチルアニリン等を
例示できるシフ、−ヒ紀非プロトン性極性溶媒の例とし
ては、例えばN、N−)メチルホルムアミド、N−メチ
ルピロ 13− リドン、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド等を例示できる。
たとえば上述のようにして形成することのできる沸点約
111〜112 c/ 17nmIHrの従来文献未記
載の油状物質である前記式(4)化合物は、式(4)′
のアルデヒド類と縮合反応させることによって、容易に
前記式(1)−1の4(]−]ヒドロキシーアルキもし
くはアルケニルもしくはアラルキル)−5−インプロペ
ニル−2−メチル−2−シクロヘキセノンに転化するこ
とができる。
この反応は、例えば、ルイス酸の存在下に、好マ1.<
はハロゲン系有機溶媒中で、例えば約−800〜約50
C1より好捷しくけ約−60°〜約=40℃の如き低温
条件下に、式(4)化合物と式(4)′化合物とを接触
させることにより行うことができる。反応時間は適宜に
選択でき、たとえば、約1()分〜約10時間、より好
捷しくに約1〜2時 14− 闇程度の接帛1時間全例示することができる。又、式(
4)化合物に対する式(4)′化合物の使用lも適宜に
選択でき、たとえば、式(4)化合物1モルに対して約
1〜f、] 5モル程度より好ましくは約1〜約1.5
モル程度の便用tv例示することができる。
情らに、上記ルイス酸の使用量も適宜に選択でき、式(
4)化合物1モルに対して約0.1〜約3モル程度、よ
り好甘しくけ約1モル前後の使用4#全例示できる。
戊応に第11用する場合の上記ハロゲン系有機溶媒の例
としては、例えばモノクロロメタン、ジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素、モノクロロエタン、1,2
−ジクロロエタン、これらの混合物等ケ例示できる。ま
た、ルイス酸の例としては、四塩化チタン、四塩化スズ
、塩化アルミニウム、塩化亜鉛三フッ化ホウ素ジエチル
エーテル錯体、三フッ化ホウ素酢酸錯体等ケ挙げること
ができる。
該反応に用いる式(4)′化合物の例としては、例えば
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プピオンアルデ
ヒト、ブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、イソブチ
ルアルデヒド、アクリルアルデヒド、クロトンアルデヒ
ド、トランス−2−ヘキセナール、ベンツアルデヒド、
フェニルアセトアルデヒド、バニリンなどを挙げること
ができる。
反応生成物は溶四ケ留去したのち、所望により減圧蒸留
、カラムクロマトグラフィ等の手段で精製することがで
きる。たとえば上述のようにして得ることのできる従来
文献未記載の前記式(1)−1の4−(1−ヒドロキシ
−アルキルもしくはアルケニルモジくハアラルキル)−
5−インプロペニル−2−メチル−2−シクロへキセノ
ンfd、2mの異性体シス及びトランスの形で存在でき
、該異性体は上記例示の如きnt製手段により分離精製
することかできる。
たとえば、上述のようにして製造することのできる本発
明の弐fl)K包含される式(11−1化合物の代表例
としては、以下に示すような化合物を例示することがで
きる。これら化合物の物理化学データーは後記実施例3
に示されている。
(a)  4−ヒドロキシメチル−5−イソプロペニル
−2−メチル−2−シクロへキセノン (b14−N−ヒドロキシエチル)−5−インプロペニ
ル−2−メチル−2−シクロヘキセノン (c)4−(]−ヒドロキシプロピル)−5−イソプロ
ペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン fd14−(1−ヒドロキシブチル)−5−イソプロペ
ニル−2−メチル−2−7クロヘキセノン 17− (e14−rl−ヒドロキシペンチル)−5−インプロ
ペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン (fl  4−11−ヒドロキシ−2−メチルグロビル
)−5−−イ:/フロベニルー2−メチル−2−シクロ
へキセノン fg14−(1−ヒドロキシ−2−プロペニル)−5−
イソプロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン 山)4−(1−ヒドロキシ−2−ブテニル)−5−イソ
プロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン (i)4−(]−]ヒドロキシー2へキセニル)−5−
イノプロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン fJ14−(α−ヒドロキシベンジル1−5−イアプロ
ペニル−2−メチル−2−シクロヘキセ=18− ノン (k)4−(1−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−
Fi −、(ソプロペニルー2−メチルー2−シクロヘ
キセノン (1)  4−(tt−ヒドロキシ−4−ヒドロキシ−
3−メトキンベンジル)−5−イソプロペニル−2−メ
チル−2−シクロヘキセノン 父、本発明の式(1)化合物に包含される式(11−2
化合物の上記製造態様において、式(4)化合物から従
来文献未記載の新規物質式(3)化合物の製造に、例え
ば、ルイス酸の存在下に好捷しくに/Sロゲン系有機溶
媒中で、例えば約−80℃〜約50℃、より好ましくは
約−60℃〜約−40℃の如き低温条件下に、式(4)
化合物とオルトギ酸トリアルキルとを接触させることに
より行うことができる。
反応時間は適宜に顆択でき、たとえば、約20°〜約1
0時間より好まl〜くけ約1〜2時間程度の接触時間を
例示することができる。又、式(4)化合物に対するオ
ルトギ酸アルキルの使用量も適宜に選択でき、たとえば
、式(4)化合物1モルに対して約1〜約5モル程度、
より好tL、<は約1〜約1.5モル程度の使用*全例
示することができる。
さらにルイス酸の使用量も適宜に選択でき式(4)化合
物1モルに対して約0.1〜約3モル程度、より好捷し
くに約1モル前後の使用11′ケ例示できる。
オルトギ酸アルキルの例としては、だとぐ−はオルトギ
酸メチル、オルトギ酸エチル、オルトギ酸プロピルなど
會奸才しく挙げることができる。
上記反応に利用する場合の上記ノ・ロゲン系有機溶媒の
例としては、例えば、モノクロロメタン、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素1゜2−ジクロロエタン
、これらの混合物等を例示できる。捷たルイス酸の例と
し7ては、四塩化チタン、四塩化スズ、塩化アルミニウ
ム、塩化亜鉛、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体、
三フッ化ホウ素酢酸錯体等ケ挙げることができる。
反応生成物は所望により減圧蒸留、カラムクロマトグラ
フィ等の手段で精製することができる。
たとえば、上述のようにして得ることのできる式(3)
の4−ジアルコキシ−5−インプロペニル−2−メチル
−2−シクロヘキセノン會加水分解反応及び異性化反応
を同時に行うことにより、従来文献未記載の新規化合物
前記式(])−]24−ヒドロキシメチリテンー5イソ
プロペニル−2−メチル−2−ンクロヘキセノン會容易
に且つ高収率で得ることができる。上記反応に於いて、
所望により、前記式(3)化合物を加水分解後、前記式
(2)化合物全単離してから異性化ル“応じても良い。
該加水分解反応は、たと對−ば式(3)化合物を水溶液
中、あるいは水と有機溶媒の混合溶液中で、約f) ℃
〜約50℃、より好捷しくけ約20°〜約3021− ℃の如き崗度粂件下、たとえば、約1時間〜約48時間
の如き時間で酸と接触せしめることにより行うことがで
きる。
反応に利用する場合の有機溶媒の例としては、メタノー
ノへエタノール等のアルコール系有機溶媒あるいはジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル系有機溶媒を挙げることができる。又有機溶媒の
水との混合比は適宜に選択でき、水1に対し約1/10
〜約10重量倍程度を例示できる。寸だ使用する酸の例
としては、塩酸、偕酸、硝酸、リン酸、シュウ酸、P−
トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、等に例示す
ることができる。反応生成物は、所望により減圧蒸留、
カラムクロマトグラフィ等の手段により精製することが
できる。
上述のようにして製造できる本発明式(1)化合物に於
て、RのC,−C,アルキル基の例としては、22− メチル、エチル、プロピル、メチルプロピル、ブチル、
4ンチル、ヘキシルなどの如き直鎖もしくは分枝のアル
キル基を例示できる。父、RのC2−C6アルケニル基
の例としてはエチニル、 プロペニル、ブテニル、ヘキ
セニルなどの如キ7 ルヶニル、1例示できる。又、フ
ェニル低級アルキル基の例としてはベンジル、7エネチ
ル(フェニルエチル)などの如きアラルキル基を例示す
ることができる。又、このようなアラルキル基は置換基
を有していてよく、ヒドロキシ、低級アルキルたとえば
自−C,アルキル、低級アルコキシだとえ1’fcI 
 c3アルコキシ基金例示することができる。
本発明の式(1)化合物は、持続性香気香味賦与乃至変
調剤として有用であることが発見された。該式(1)化
合物は、果実様、草様、木様、花様の香気香味を示し目
、つ優れた持続性を有し、更に、マイルドでこくのある
天然らしさを有し、特に各種の飲食品、香粧品類、保健
・衛生・医薬品の香気乃至香味成分として優れた持続性
及びユニークな香気香味成分する。
より具体的には、式(1)化合物ケ例えば、ベルガモツ
ト油、レモン油、ゼラニウム油、ラベンダー油、マンダ
リン油などの合成精油中に配合すると天然精油が本来有
するマイルドでこくのある持続性香気香味賦与乃至変調
剤が調整できる。まだ例えばオレンジ、ライム、レモン
、グレープフルーツなどの如き相橘油に対しても良く調
和[7、その精油の特徴を強調することができ、新鮮で
されやかなより天然らしさ全有する持続性香気香味賦与
乃至変調剤を調整することができる。更に例えばストロ
ベリー、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、アップ
ル、パイナツプルなどの如きフレーバー組成物に配合す
るとマイルドでこくのある天然らしさかあり、且つ持続
性の強調された香気香昧賦力乃至変調剤を得ることがで
きる。前記式(1)化合物の配合tは、その目的及び配
合される香気香味賦与乃至変調剤によっても異なるが、
例えば一般的には全体の約0.001〜約10重量%程
度の範囲全例示することができる。
斯くして、本発明によれば前記式(1)化合物全有効成
分としてなる持続性香気香味賦与乃至変調剤もしくは強
化剤を利用して、式(1)化合物を香味成分として含有
することを特徴とする飲食物類、式(1)化合物を香気
成分として含有することを特徴とする化粧品類、式(1
)化合物を香気香味成分として含有することを特徴とす
る保健、衛生、医薬品類等を提供することができる。
例えば、果汁飲料類、果実酒類、乳飲料類、炭酸飲料類
の如き飲料類;アイスクリーム類、シャーベット類、ア
イスキャンデー類の如き冷菓類;和・洋菓子類、ジャム
類、チューインガム類、パ25− ン類、コーヒー、ココア、紅茶、お茶の如き嗜好品類;
和風スープ類、洋風スープ類の如きスープ類;風味調味
料、各種インスタント飲料乃至食品類;各種スナック食
品類などに、そのユニークな香気香味賦与できる適当量
を配合した飲食物類全提供できる。又例えば、シャンプ
ー類、ヘアクリーム類、ポマード、その他の毛髪用化粧
料基剤;オシロイ、口紅、その他の化粧用基拐や化粧用
洗剤類基剤などに、そのユニークな香気全賦与できる適
当量を配合した化粧品類が提供できる。更に又、洗濯用
洗剤類、消毒用洗剤類、防臭洗剤類その他各種の保健・
衛生用洗剤類;歯みがき、ティシュ−、トイレットペー
パーなどの各種の保健・衛生材料類;医薬品の服用を容
易にするための嬌味、賦香剤など保健・衛生・医薬品類
にそのユニークな香味を賦与できる適当1を配合もしく
は施用した保健・衛生・医薬品類を提供できる。
26− 以下に実施例を掲げて、本発明の式(1)化合物の製造
例及び第1用例についての数態様な更に詳細に説明する
参考例1 5−インプロペニル−2−メfルー]−ト+)メチルシ
ロキシー1,3−シクロへキサジエンの合成ニーマグネ
シウム0.8モル(19,FM’)、臭化メチル0.8
モル(762)、および無水のジエチルエーテル:35
0 yから臭化メチルマグネシウムkm製し、−10℃
下、塩化第二鉄2.0fi加え、更にカルボン0.6モ
ル(90y)と無水のジエチルエーテル709の溶液全
30分間で滴下し、1時間攪拌する。0℃下、トリエチ
ルアミン6011゜トリメチルクロロシラン100*X
罫よびヘキザメチルリン酸トリアミド6Qtnl(il
−加え、更に24時間攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ
ヘキサンで抽出する。有機層を5に硫酸水素カリウム水
溶液、史に5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を回収し、残液を
減圧蒸留し、沸点111℃〜]12t:/17n++n
Hfの留分として油状物5−インプロペニル−2−#f
シル−−) ’J メチルシロキシ−】。
3−シクロへキサジエン96y(収率72 % )を得
た。IR]670.1640.1585.920.89
0.843m ’ :NMR(CDCl2)δ=0.2
0(9H,S)、1.65 (3H,m)、1.76(
3H,ml、2.18(IH,m)、2.36(IH,
、m)、3.13 N F(、m)、4.80(zu、
m)  、  5. ;う 7  (]  H,dd、
  J=9.5. 3.0H2)、5.80 (I H
,dd、  J==9.5.2.4Hz);実施例1 4−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−5−A
ソ7’ロペニル−2/’ f ル2− ’/ りo ヘ
キセノンの合成;− 参考例1で得た5−インプロペニル−2−メチ/l/−
1−) IJメチルシロキシ−1,3−シクロヘキサジ
エン20ミ9 ルアルデヒド24ミリモル(1.7:M)、およびジク
ロロメタン20111の溶液中に、−60℃中、三フッ
化ホウ素ジエチルエーテル錯体20ミリモル(2.54
r)k加え、同条件下で2時間攪拌する。混合物中に水
を注ぎ、オイル層を分離し、1回水洗する。オイル層は
更に10にシュウ酸水溶液と室温で24時間攪拌し、分
離後5%炭酸水素す) IJウム水溶液で洗浄する。オ
イル層は無水研醪マグネシウムで乾燥する。ジクロロメ
タンを回収し、残液全シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィで分離棺製しくヘキサン−エーテル)、4−(1−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロピル)−5−イソプロペニル
−2−メチル−2−7クロヘキセノンの2独の異性体I
2.4Or(54%)および■2 9− o.4oy(9に)を得た。
T  : IR  34 60、 ]  660−  
89 5cn+  ’  ;NMR (CDCI31δ
=0.95 (3t(、  d,J=6、5H2)、0
.9 9 ( 3 H,  d,  J’= 6.5 
Hz )、1、76 (6H,  m)、2.、O−3
.1  (6H,  m)、3、55(IH,m)、4
.85 (2H,m)、6.73(IH,ml 1”l:1R3500、1660、8 9 0 tyn
  ’ : NM.R(tJ)CI,)δ=0.96 
(6H,  d,J=6.5Hz)、1、76(3H,
m)、1.8 6 ( 3H,  m l、2.2−3
.1  r6H,  m>、3.5 6 ( L H,
  m)、4.48(2H,m)、6.6 5 ( I
 H,  m)。
■と11の混合物の沸点 115℃10.05祁H7実
施例2 4−(1−ヒドロキシベンジル)−5−1ソプロペニル
ー2−メチル−2−シクロヘキセノンの合成ニー − 3  (1 − イソブチルアルデヒドの代りに、ベンツアルデヒドを用
いるほかは、実施例1と同様に行って、4−(α−ヒド
ロキシベンジル)−5−(ソブロペニルー2−メチルー
2−シクロヘキセノン異性体■(56に)およびII(
4π)を得た。
1:IR:う 450、  ] 665、 895cr
n−1:NMR(CDCI、Iδ=1.70 (3H,
m)、1.77(3H,m)、2.3−3.2 (5H
,m)、4.85(IH,m)、4.94 (2H,m
)、6.53(iF(、m)、7.30 (5H,S 
 ) ;1)IR3400,1660,900crn’
:NMR(CDCI 、)δ=1−73 (6H,m 
) 、2.2−3.1  (5’H,m )、4.75
−4.95 (3H,m)、6.82(IH,m)、7
.25 (5H,S  )。
■と■の混合物の沸点 155℃10.06mmHfさ
れる種々の化合物を得た。
(a)4−ヒドロキシメチル−5− イソプロペニル−2−メチル  1()0℃1004−
2−シクロヘキセン       wn Hgfb) 
 4−(1−ヒドロキシエチル)−5−イソプロペニル
−2− メチル−2−シクロヘキセノ ン                      1 
0510.05(C)  4−(1−ヒドロキシプロピ
ル)−5−イソプロペニル− 2−メチル−2−シクロヘキ セノン            10910.04(d
i  4−(]−ヒドロキシブチル)=5−インプロペ
ニル−2− メチル−2−シクロヘキセノ ン                     1 1
 710.05(e)  4−(1−ヒドロキシペンチ
ル)−5−インプロペニル− 2−メチル−2−7クロヘキ 七ノン            12510.06(f
l  4− (1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)
−5−イソ プロペニル−2−メチル−2 一シクロヘキセノン      11510.05(g
)  4− (1−ヒドロキシ−2−プロペニル)−5
−イソプロ ペニル−2−メチル−2−シ クロヘキセノン        12410.05(h
)4−N−ヒドロキシ−2− ブテニル)−5−イソプロペ ニル−2−メチル−2−シフ ロへキセノン          12710.06f
i)4−(]−]ヒドロキシー2 −ヘキセニル−5−イソプロ ペニル−2−メチル−2−ン クロヘキセノン        13910.05(j
)  4−(α−ヒドロキシベンジル)−5−イソプロ
ペニル− 2−メチル−2−シクロヘキ 七ノン            15510.06−3
3= (k)  4−(1−ヒドロキシ−2=フエニルエチル
)−5−イン プロペニル−2−メチル−2 −シクロヘキセノン       16310.051
)、i−(α−ヒドロキシ−4− ヒドロキシ−3−メトキシベ ンジル)−5−インプロベニ ル−2−メチル−2−シクロ ヘキセノン          19310.04参考
例2 4−ジェトキシメチル−5−イソプロペニル−2−メチ
ル−2−シクロヘキセノンの合成: −ジクロロメタン
40v1オルトギ酸トリエチル60ミリモル(8,8E
l)、および5−イソプロペニル−2−メチル−1−ト
リメチルシロキシ−1,3−シクロヘキサジエフ456
9モル(9,99f)の溶液に一60℃中、三フッ化ホ
ウ素ジエチルエーテル錯体45ミリモル(6,3cir
)?r1時□ 間で滴下する。同条件下で2時間攪拌[
またのち、−34− 冷却した5%炭酸水素ナトリウム水溶液中に注ぐ。
水層はジクロロメタン抽出する。有機Nは無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。ジクロロメタンを回収し、残液會
シリカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン−エーテ
ル)で分離精製し、4−ジェトキシメチル−5−インプ
ロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノンの2種の
J1体T  6.58f(58%)およびTT 1.0
2 F (9CX)’r得た。
T:lR1670,1110,1060,895cm 
 ’ : NMR(CDCl sIδ=1.18 (3
H,t。
J=7.0Hz)、1.25 (3H,t、  J=7
.0Hz)、1.76 (erH,m)、2.2−3.
1 (4H,m l、3.3−4.0 (4H,m)、
4.45 (I H,d、 J=3.0H21,4,8
5(2H,In)、6.88白H1m); TI:lR1670,1】】0.1060.895cm
 ’ : NMR(CDCI s )δ=1.17 f
3H,t、J=7.0Hz )、1.22 (3H,t
、  J=7.0.I(z I、1.80 (6H,m
)、2.0−3.1  (4H,m)、3゜2−4.0
 (4H,rr+)、4.42 (] l−I、 d、
J=5.0Hz)、4.84(2H,m)、6.80 
(IT(。
m)。
実施例4 4−ヒドロキシメチリデン−5−イソプロペニル−2−
メfルー2−シクロヘキセノンの合成: −4−ジェト
キシメチル−5−インプロベニル−2−メチル−2−シ
クロへキセノンC2種の異性体の混合物)7.9ミリモ
ル(2,ooy)、テトラヒドロフラン10v1および
2N塩酸102を仕込み、20L下、4時間攪拌する。
水を加えたのちジエチルエーテルで抽出し、有機層は5
%炭酸水素す) IJウム水溶液で中和したのち無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。ジエチルエーテルを回収残
液をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(ヘキサン−エ
ーテル)で分離精製し、5−イソプロペニル−4−ヒド
ロキシメチリデン−2−メチル−2−7クロヘキセノン
((+ L Cで1ピーク)113f (80誦)を得
た。
lR:3]80、IFIIO11590,1160m’
NMR(CDCI、I δ= 1.73 (6H,br
oads)、2.64 (2H,d、  J=5.0H
z )、3.73(IH。
m)、4.74 (2H,m)、4.85 (IH,m
)、6.86rlH,m)、7.03(IH,ml。
持続性香気香味賦与乃至変調剤 実施例5 アップル用香気香味組成分として下記の各成分(重f#
)を混合した。
エチルアセテート      50 エチルプロピオネート    20 エチルブチレート30 エチルイソバレレート    60 37− インアミルアセテート    30 ブチルアルコール     150 アミルアルコール      50 ブチルプロピオネート70 ブチルブチレート      10 2−ヘキセノール     100 2−へキセニルアセテート 180 イソ酪酸          40 ワニリン           20 ヘキシルブチレート     】0 エチルアルコール     180 計1000 上記組成物に1000rに4−(1−ヒドロキシ−2−
メチルプロピル)−5−イソプロペニル−2−メチル−
2−シクロヘキセノン20fffi7JIえることによ
り、アップルの香気及び香味成分と・  して持続性を
有する非常に優れた新規組成物が得38− られた。同様の結果が4−(1−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロビル)−5−イソプロペニル−2−メチル−2−
シクロヘキセノンの代りに4−(α−ヒドロキシベンジ
ル)−5−(ソプロペニルー2−メチルー2−シクロヘ
キセノン及U4−(1−ヒドロキシ−4−ヒドロキシ−
3−メトキシベンジル1−5−1ソプロペニル−2−メ
チル−2−シクロヘキセノンを、夫々、使用することに
よっても得られた。
実施例6 パイナツプル用香気香味成分として下記の各成分(重量
)全混合した。
エチルアセテート     300 エチルブチ1/−ト     250 イソアミルアセラード   100 インアミルバレレート    55 イソ酪酸          70 イソ吉草酸         30 了りルカプロエート     35 エチルカプロエート      20 エチルカブリレート15 エチルカプレート       20 イソアミルアルコール    35 ジエチルマロネート     30 シトラール          】5 リナロール           5 合計 1000 上記組成物10 (l Orに4−ヒドロキシメチル−
5−イア 7’ロペニル−2−メチル−2−シクロヘキ
セノン14M’に加えることにより、天然の)くイナツ
プル様の香気香味を有し、且つ非常に持続性の優れた新
規組成物が得られた。同様の結果カニ、4−ヒドロキシ
メチル−5−インプロペニル−2−メチル−2−シクロ
ヘキセノンの代りに、4−C1−ヒドロキシプロピノ1
暑−y−5−インプロペニル−2−メチル−2−シクロ
ヘキセノン、4−(1−ヒドロキシブチル)−5−イン
プロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン及び4
−(1−ヒドロキシペンチル)−5−イソプロペニル−
2−メチル−2−シクロヘキセノンを各々、使用するこ
とによっても得られた。
実施例7 グレープ用香気香味組成分として下記各成分(重i)を
混合した。
アミルイソバレレート     8 シンナミルアルコール     5 シンナミルイソバレレート   3 シンナミルプロピオネート   3 シトラール           1 エチルアセテート62 41− エチルベンゾエート      3 エチルブチレート16 エチルカプロエート       3 エチルエナントエート     8 ヒドロキシシトロネラ−/l/    1メチルアンス
ラニレート  132 メチルサリシレート      12 ペチグレン          1 タービニルアセテート    】0 エタノール        732 合計 1000 上記組成物1000fに4−(1−ヒドロキシエチル1
−5−イソプロペニル−2−メチル−2=シクロヘキセ
ノン1309に加えることにより、天然のグレープ様の
香気香味を有し、且つ非常に持続性の優れた新規組成物
が得られた。同様の結果が4−(1−ヒドロキシ−2−
プロペニル)−42− 5−インプロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノ
ン、4−(1−ヒドロキシ−2−)−rニル)−5−イ
ンプロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン、4
−(1−ヒドロキ/−2−ヘキセニル1−5−イ:/プ
ロペニルー2−メチル−2−7クロヘキセノン及び4−
N−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−5−イ:/7
’oへ=ルー2−メチル−2−シクロヘキセノン全各々
、使用することによっても得られた。
実施例8 シャンプー用香気組成物を各成分(重量部)?r−混合
することによって製造した。
リナロール                 5アブ
ソリユート・ジャスミン        2β−フェニ
ルエチルアルコール     150シノール    
           15アブソリユート・ローズ 
         1ヒトロチシシトロネロール   
       :つ0インドール10幇ベンジルベンゾ
エー)溶液2ステイラツクスオイル         
   ;3ヘキシルシンナミツク’fルテヒト】5シク
ラメンアルデヒド             4サンダ
ルウツドオイル            5フェニルア
セトアルデヒド          3合計 + 00 上記組成物982に4(1−ヒドロキシ−2−メチルグ
ロピル)−5−1ソプロペニル−2−メチル−2−シク
ロへキセノン22を加えることによって新鮮なスズラン
様の特徴を有し且つ持続性のある新規組成物が得られた
。又4−(1−ヒドロキシ−ベンジル)−5−イソプロ
ペニル−2−メチル−2−7クロヘキセノン、4−ヒド
ロキシメチリデン−5−1ソプロペニル−2−メチル−
2−シクロヘキセノン及び4−ヒドロキシメチリデン−
5−イソプロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノ
ンを加えることによっても同様な結果が得られた。
実施例9 石鹸用組成物 ナルシス様の香気組成物を下記の各成分(重量部)を混
合することによって製造した。
ベルガモツトオイル      1フ イラン・イランオイル      5 リナロール           20ベンジルアセテ
ート       5 ベンジルアルコール      25 テルピネオール        12 パラクレジルアセテート     1 シンナミツクアルコール     5 オイゲノール          4 ヘリオトロピン         4 45− アブソリュートジャスミン     2合計 100 上紀絹成物959に4(1−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピル)−5−イソプロペニル−2−メチル−2−シク
ロへキセノン5fを混合し香気組成物を製造した。
このものと4−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル
)−5−1ソプロペニルー2−メチル−2−シクロヘキ
セノン全付加しない組成物を1重量%の割合で香気金材
されていない石鹸ペーストに賦香、成形し石鹸を製造し
た。
4−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−5−イ
ソプロペニル−2−メチル−2−シクロヘキセノン分加
えた石鹸は加えない石鹸に比べ、天然のナルシス様の特
徴金有し且つ持続性のある新規組成物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式(1) 但し式中、Rは、水素原子、01〜coアルキル基、C
    2〜C,アルケニル基、又はヒドロキシ、低級アルキル
    及び低級アルコキシよりなる群からえらばれた置換基を
    有していてもよいフェニル低級アルキル基を示し、式中
    −エムで表わされた結合が二重結合を示す場合にはRは
    水素原子を示す、 で表わされる2−メチル−5−イソプロペニル−2−シ
    クロヘキセノン誘導体。 2、下記式(1) (flL式中、Rは、水素原子、01〜C6アルキル基
    、C2〜C6アルケニル基、又はヒドロキシ、低級アル
    キル及び低級アルコキシよりなる群からえらばれた置換
    基を有l〜ていてもよいフェニル低級アルキル基を示し
    、式中□で表わされた結合が二重結合を 示す場合にはRは水素原子を示す、 で表わされる2−メチル−5−イソプロペニル−2−シ
    クロヘキセノン誘導体を有効成分として含□ 有するこ
    と全特徴とする持続性香気香味賦与乃至変調剤。
JP6550382A 1982-04-21 1982-04-21 2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用 Granted JPS58183639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6550382A JPS58183639A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6550382A JPS58183639A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183639A true JPS58183639A (ja) 1983-10-26
JPH02337B2 JPH02337B2 (ja) 1990-01-08

Family

ID=13288937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6550382A Granted JPS58183639A (ja) 1982-04-21 1982-04-21 2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58183639A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986001101A1 (en) * 1984-08-16 1986-02-27 University Of Illinois Low cariogenic sweetening agents

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986001101A1 (en) * 1984-08-16 1986-02-27 University Of Illinois Low cariogenic sweetening agents
US4808409A (en) * 1984-08-16 1989-02-28 Board Of Trustees, University Of Illinois Low cariogenic sweetening agents

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02337B2 (ja) 1990-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101430785B1 (ko) 6,8,10-운데카트리엔-3 또는 4-온 및 향료 조성물
JPS58183639A (ja) 2−メチル−5−イソプロペニル−2−シクロヘキセノン誘導体及びその利用
WO2008153112A1 (ja) 6、8、10-ウンデカトリエンー3または4-オールおよび香料組成物
JP2741091B2 (ja) 8―メチル―4(z)―ノネン誘導体
JPS61172839A (ja) 持続性香気香味賦与乃至改良補強剤
JPS6157805B2 (ja)
JPS591462A (ja) シクロヘキセン誘導体
JPS6160045B2 (ja)
JPS6256127B2 (ja)
JPS626696B2 (ja)
JPS58183668A (ja) 持続性香気香味賦与乃至変調剤
JPS591461A (ja) シクロヘキセン類
JPS61158943A (ja) 持続性香気香味賦与乃至改良補強剤
JPS6140385B2 (ja)
JPH0155317B2 (ja)
JPH039903B2 (ja)
JPS58144335A (ja) 4―(1―ヒドロキシ―2―ブテニル)―3,5,5―トリメチル―2―シクロヘキセン―1―オール
WO1985004400A1 (en) Use of ( 9e)-cis-gamma-irone in perfumery and novel process for preparing same
JPS6138169B2 (ja)
JPS6251636A (ja) γ−シクロラバンジユラ−ル
JPH07109240A (ja) クリサンテノール化合物
JPH0113759B2 (ja)
JPH02152958A (ja) γ―モノシクロネロリドール
JPH062701B2 (ja) シス−2,2,3−トリメチル−6−メチレン−シクロヘキサン誘導体及びその製法
JPH0230359B2 (ja)