JPS58177275A - ワイヤタイプ鉄筋結束工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリール状に巻かれているワイヤを漸次所定の長
さだけ繰り出しながら二本の鉄筋を、結束する工具に関
する。

鉄筋コンクリート連結部を建造する場合には、コンクリ
ートを流し込む前に鉄筋をその建造物の形状に合せて曲
げたり、溶接したり、結束したりしながら組み上げてい
く。これらの作業は自動化の極めて遅れている部分であ
り、多くの作業は手作業によって人力で行われている； 本発明は、その内の鉄筋を結束する作業を自動的に達成
するために、ワイヤの繰り出し、切断、捩り結びを全て
自動的に行うことのできる鉄筋結束工具を提供すること
を目的とする。

そのために、本発明はリール状に巻かれた結束ワイレを
所定長さごとに繰り出すためのフィーダ手段と、繰り出
された結束ワイヤを所定長さごとに切断するカッタと、
結束されるべき鉄筋の周囲に結束ワイヤを取り巻いて案
内移送するためのワイヤガイド手段と、所定長さに切断
された結束ワイヤを鉄筋の廻りで捩り結びをするための
捩り手段とから構成されたワイヤタイプ鉄筋結束工具を
特徴とするものである。

以下本発明の実施例を添付図面を参照しながらさらに詳
細に説明する。この発明の鉄筋結束工具１０は結束用の
ワイヤドラム収納部２０、フィーダ部３０、カッタ部４
０１ワイヤ捩り結び部５０、ガイド部７０から構成され
る。ワイヤドラム収納部２０内には結束ワイヤＷをリー
ル状に巻いたワイヤドラム２１が適当な支承手段によっ
て回転自在に支承されている。フ冷−ダ部３０には結束
ワイＶＷを挟持して送る一対の引出しローラ３１．３２
が設りられ、このローラ３１．３２の内の一方は適当な
モータによって駆動されている。カッタ部４０には引出
しローラ３１．３２から引き出された結束ワイヤＷを案
内する貫通孔４１の後方に固定刃４２と１習動刃７′１
３が設けられ、（習動刃４３は適当な摺動駆動手段によ
って固定刃４２に対向して駆動される。ワイヤ捩り結び
部５０は捩り回転体１２を有しており、この回転体は適
当な支承手段５１．５２によって工具本体１１に対して
ワイＡ７の送り方向の廻りに回転自在にされている。

その回転駆動力はトルクモータ５３によって生起され、
駆動軸５４に固着された駆動傘歯車５５から捩り回転体
１２下部に設【）られた被動傘歯車５６に伝達される。

捩り回転体１２には結束ワイヤＷを貫通案内させるワイ
ヤ案内チャンネル５７．５８を交差して設りている。こ
れらの案内ヂャンネル内には回転体１２の回転によって
結束ワイＡ７Ｗをクランプするクランプ爪５９ご５９が
設けられ、そのクランプ爪５９を円周方向に移動させる
遠心ウェイト６０．６０が回転体１２から中心方向に突
出した短軸６１．６１上に摺動自在に支承されている。

案内チャンネル５７．５８は、各々の先端部からその交
点の部分まで、各々交差する側に切欠６２．６３が形成
されている。さらに工具本体１１の上部には鉄筋１３．
１４の廻りに結束ワイヤＷを取り巻いて案内移送するた
めのワイヤガイドクランプ７１．７２が、枢軸７３．７
４によって枢動可能に支持されている。このワイヤガイ
ドクランプ内には案内溝７５．７６が形成されている。

結束ワイヤの繰り出し長さは案内チャンネル５８の終端
部に設（プられたセンサ６４によって検知される。また
本発明の実施に際してワイＶ送り出しローラの回転数を
検知して一定長さのワイヤを供給するようにしてもよく
、この場合信号の処理が比較的に簡単になる。

リール状の結束ワイヤはワイヤドラム収納部２Ｏに設け
られたドア（図示なし）からワイヤドラム２１が回転自
在の状態に装填し、ワイヤの先端部は一対の引出しロー
ラ３１と３２の間に噛み込ませる。このようにワイヤを
装填した後に、この工具を鉄筋１３．１４に当てる。ワ
イヤガイドクランプ７１．７２は適当なバネ等の手段〈
図示なし）によって互いに閉じる方向に抑圧励起させて
おくことが好ましい。このように構成することによって
、ワイヤガイドクランプの先端部を鉄筋に押し当てれば
、鉄筋はワイヤガイドクランプ内に位置される。それか
ら工具の作動スイッチをオンにすると引出しローラ３１
．３２が駆動され、その間に挾んだワイヤを繰り出し、
案内チャンネル５７、ワイヤガイドクランプ７１の案内
溝７５、ワイヤガイドクランプ７２の案内溝７６、案内
ヂャンネル５８へと案内移送する。結束ワイヤＷの先端
部がセンサ６１に突き当たると引出しローラ３１．３２
の駆動モータがオフとなり、カッタ４０の摺動刃４３の
摺動駆動手段が駆動されて結束ワイヤＷが切断される。

これによって結束ワイヤ５− Ｗを捩り結びするために１〜ルクモータ５３が駆動され
捩り回転体１２が回転される。この捩り回転体１２０回
転に伴って結束ワイヤＷに捩り部が形成される。この際
、案内チャンネル５７．５８の側壁部が結束ワイヤＷの
捩りに邪魔とならないように、各々切欠６２．６３が形
成されている。回転体１２が回転すると遠心ウェイｌ〜
６０．６０にも遠心力が作用し、遠心ウェイト６０．６
０は短軸６１．６１上を外周方向に摺動し、それに連結
さ“れたクランプ爪５９．５９を外周方向に摺動して結
束ワイヤＷを案内チャンネル５７．５８内にクランプす
る。この状態で回転体１２が回転して結束ワイヤＷに所
定回数の捩りが形成されると、トルクモータ５３に予め
定められた力以上のトルクが伝えられ、それが公知の手
段で検知されてモータ５３のスイッチがオフされる。

第３図には二本の鉄筋の結束完了の状態を示すもので、
この工具は二本の鉄筋が平行状態に交わっていても、ま
た交差状態に交わっていても結束が達成されるもので、
それらの場合の工具の当て＝６− 方を第４図、第５図に示している。

本発明の結束工具は、以上のように構成したので、リー
ル状に巻かれた結束ワイヤの装填も容易である上に、ワ
イＡ７による結束成形も自動的かつ連続的に達成するこ
とが可能であって、鉄筋の結束の自動化に大いに役立つ
ものである。この結束工具は携帯用の結束工具として実
施される他にも、鉄筋組み上げ装置の一部どして組み込
むことも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の工具の詳細を示す一部断面図、第２図
は第１図のＡ−へ一線に沿って見た断面図、第３図は結
束完了の状態を示Ｊ−図、第３図、第４図、第５図はそ
れぞれ平行状態および交差状態に交わっている二本の鉄
筋の結束する際の］工具の当て方を示す図である。 Ｗ・・・結束ワイヤ　　１０・・・結束工具３０・・・
フィーダ手段　　４０・・・カッタ５０・・・捩り手段
　　７０・・・ワイヤガイド手段 ７− 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リール状に巻かれた結束ワイヤを所定長さごとに繰り出
   すためのフィーダ手段と、繰り出された結束ワイヤを所
   定長さごとに切断するカッタと、結束されるべき鉄筋の
   周囲に結束ワイヤを取り巻いて案内移送するためのワイ
   ヤガイド手段と、所定長さに切断された結束ワイヤを鉄
   −筋の廻りで捩り結びをするための捩り手段とを備えた
   ことを特徴とするワイヤタイプ鉄筋結束工具。