JPS62270239A - 鉄筋結束機 - Google Patents

鉄筋結束機

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JPS62270239A
JPS62270239A JP11179386A JP11179386A JPS62270239A JP S62270239 A JPS62270239 A JP S62270239A JP 11179386 A JP11179386 A JP 11179386A JP 11179386 A JP11179386 A JP 11179386A JP S62270239 A JPS62270239 A JP S62270239A
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iron wire
wire
twisting
guide
iron
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Hiromu Rokushiya
六車 煕
Koji Toyoda
豊田 廣司
Takayasu Sawano
沢野 隆保
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Toyota Kihan KK
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Toyota Kihan KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術力5′f) 本発明は、鉄筋を鉄線により結束する方法および装置に
関する。
(従来技術) 8I数本の鉄筋をそれらの交差箇所において鉄線により
結束する装置の−・つとして、鉄線を鉄筋の周りに複数
回巻き掛けて鉄線のループを作り、鉄線のループ部分を
カンタにより池の部分から切り離し、切断された前記ル
ープ内に該ループの軸線方向に対向する側から該軸線に
沿って一対のビンを差し込み、該ビンをその軸線と直交
しかつ前記+l−//7%rJrイXl−,S:l−1
山yx’zAskG、自Mn411+=開&ニー?u。
ることにより、切断された前記鉄線を前記ピンで撚る鉄
筋結束装置がある。
しかし、この従来の鉄筋結束装置は、前記鉄線を切断す
るためのカッタを鉄線撚り手段と別個に設けているため
、カッタの外にカッタ駆動機構、カッタと鉄線撚り手段
とを同期させる手段等が必要になり、構造が複雑で、高
価である。
(発明の目的) 本発明は、鉄線を切断するカッタのための駆動機構、カ
ッタと撚り手段とを同期させる手段等を特別に設ける必
要がなく、装置の構造が簡単になり、廉価になる、鉄筋
結束方法および装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の鉄筋結束方法は、撚りを与えるべき鉄線を鉄線
送込み路を経て撚り手段の凹所に送り込み、前記凹所に
送り込まれた鉄線を結束すべき鉄筋に巻き掛けるべく該
鉄線を前記鉄筋を巡る曲線の鉄線案内路に沿って案内し
、次いで前記撚り手段を回転させて該撚り手段と前記鉄
線送込み路の鉄線出口部分を規定する部材との協同作用
により前記鉄線を前記鉄線送込み路の側の部分から切断
し、前記撚り手段の回転させて切断された鉄線を撚るこ
とを特徴とする。
本発明の鉄筋結束装置は、鉄線を撚って鉄筋を結束する
結束部に向かう鉄線送込み路に沿って前記鉄線を送り込
む手段と、前記鉄線が通過可能の凹所を規定しかつ前記
結束部に送り込まれた鉄線を撚る手段と、前記結束部に
送り込まれた前記鉄線を前記鉄筋を巡る曲線の鉄線案内
路に沿って案内する手段と、前記鉄筋に巻き掛けられた
前記鉄線を撚るべく前記撚り手段を回転させる手段とを
含み、前記撚り手段の前記凹所への前記鉄線の受入れ箇
所を規定する部分は、前記鉄線送込み路を規定する部材
の鉄線出口部分と密接し、前記撚り手段の回転時に前記
鉄線出口部分と協同して前記鉄線を切断するカッタ部で
ある。
(発明の作用効果) 本発明では、撚り手段の回転開始時に該撚り手段と鉄線
送込み路を規定する部材との協同作用により鉄線を切断
する。このため、本発明によれば、鉄線を切断するカッ
タのための駆動機構、カンタと鉄線撚り手段とを同期さ
せる手段等を特別に設ける必要がなく、構造が簡単であ
り、廉価である。
(実施例) 以下、図面に示す本発明の実施例について説明する。
第1図および第2図に示す鉄筋結束機100は、鉄筋1
02,104の交差部を鉄線106により結束する各種
の機構を支承する本体108を含む。図示の例では、一
方の鉄筋102はコンクリートパイルのための縦筋であ
り、他方の鉄筋104は鉄筋102に巻き掛けられる螺
旋筋である。しかし、鉄筋102,104は、たとえば
鉄筋コンクリート構造物の鉄筋等能の鉄筋であってもよ
い。
本体108は、第1図〜第6図に示すように。
箱状のフレーム110から前方へ突出するギヤ114と
、フレーム110の後方に取り外し可能に配置されたカ
バー116と、フレーム110から下方へ伸びる把手部
118とを備えるにの鉄筋結束機100は1把手部11
8を備えるため、鉄筋結束機100を持運び1手動で稼
動させることができ、また工場および作業現場のいずれ
においても任意な場所で使用することができる。
フレーム110の後部の側には、電動機、エアーモータ
のような回転源120が取り付けられている。該回転源
120の動力すなわち回転力は、第3図〜第5図に示す
ように、フレーム110の後壁を前後方向へ貫いてフレ
ーム110内へ伸びる出力軸122から、該出力軸に設
けられた歯車124と、該歯車と噛合する歯車126を
4,7しかつフレーム110内に配置されたクラ。
チ128と、該クラッチの出力軸に連結されかつフレー
ム110内に配置されたブレーキ130とを経て@Il
 132に伝達される。軸132は、ギヤケース114
を前後方向へ伸び、またギヤケース回転源120の回転
力は、また第3図〜第5図に示すように、前記歯車12
2から該歯車と噛合する歯車134、該歯車が取り付け
られた軸136および該軸に設けられた歯車138を経
て、歯車138と噛合する歯車140を有するクラッチ
142に伝達される。
ギヤケース112には、長尺の鉄線106を結束部14
4へ向けて送り出す鉄線送り機構146を含む。該鉄線
送り機構146は、ギヤケース112の外側に配着され
た一対の鉄線送りローラ148.150を備え、鉄線1
06は保護ガイド152aおよび該保護ガイドの先端に
連結されかつギヤケース112に固定された筒状のガイ
ド152bl:よりo−ラ148 、1504:案内サ
レる。
一方のローラ148は、第5図に示すように、ギヤケー
ス112を回転可能に貫通しかつ水平方向へ伸びる軸1
54に固定されており、軸132に伝達された回転力が
該軸132に取り付けられたウオーム156、該ウオー
ムと噛合しかつ軸154に取り付けられたウオームホイ
ール158および軸154を経て伝達される。
他方のローラ150は、第1図および第4図に示すよう
に、ビン160によりギヤケース112に枢着されたレ
バー162に回転自在に支承され、またギヤケース11
に前後方向へ移動可能に支承されたスライド軸164を
取り巻くばね166により、常時ローラ148に向けて
押圧されている。ローラ150のローラ148への押圧
力は、スライド軸164に螺合するナツト165のスラ
イド軸164上における位置をy4節することにより変
更することができる。
ローラ148,150は相互に噛合する同調用の歯車1
68.170を有し、これにより両ローラ148.15
0は同期して回転されて、ガイド152 b ニ供給す
レタ鉄vi106を結束部144へ送り込む。
鉄筋結束機100は、また第4図〜第6図に示すように
、結束部144に送り込まれた鉄線を撚じる撚り機構1
72を含む、該撚り機構172は、クラッチ142およ
びフレーム110を回転可能に貫通して前後方向へ伸び
る回転軸174を備える。該回転軸174は、キー(図
示せず)によりクラッチ142に連結され、該クラッチ
を経て回転源120の回転力を受けて中心軸線の周りを
回転される。回転軸174には、第7図に示すように、
回転@174をクラ15.チ142に連結する前記キー
のための溝144aを有する。
回転軸174の結束部144の側の端部に設けられた二
股状の頭部176は、第7図に示すように、回転軸17
4の端部に固定的に設けられた基部176aと、該基部
から回転軸174の軸線に沿って平行に伸びる一対の脚
部176bとを有し、基部176aと脚部176bとに
ょリコ字状の凹所178を規定する。基部178aと脚
部176bは、第7図および第8図に示すように、同一
直径寸法の円形の断面形状を有する。脚部176の凹所
178を介して対向する箇所には凹所178から外周部
に貫通する穴180が形成さを経て回転軸174の@線
方向へ伸びる溝182が形成されている。
頭部176の各穴180には、ビン184が相寄り相離
れる方向へ移動可能に配置されている。各ビン184は
その一つを第9図に示すように1円錐状の先端部184
aと半球状の後端部184bとを宥し、先端部184a
が相互に向き合う姿勢に穴180に配置されている。先
端部184aは、後述するように、鉄線106の撚り時
にビン184が相手のビンから離れる方向への力が鉄線
106によりビン184に作用する形状であれば、他の
形状たとえば、U字状、V字状、半円形の断面形状、ま
たは円錐形、半球形のように、直径寸法が先端に向けて
漸次減少する形状であってもよい。
各ビン184は、回転軸174に配置された受は座18
6と、回転@184の軸線方向へ移動可能に支承された
スライダ188と、受は座186とスライダ188との
間に配置された圧縮コイル1−F ?l I Q l’
l J−rij+*;l:Ah I 74 L:fl’
lAナス+5.ト192とを備える手段により、相互に
突き合わされている。スライダ188は、第10図に示
すように1回転軸の先端部に滑動可能に嵌められたリン
グ部188aと、該リング部から平行に伸びかつ頭部1
76の溝182に滑動可能に受は入れられた一対の抑圧
片部188bとを備える。抑圧片部188bの先端内側
面は、ビン184を相互に突き合わせる力をビン184
に与えるテーパ面188Cとなっている。ばね190の
押圧力は、回転軸174上のナツト192の位置を調節
し、受は座186とスライダ188との間隔を調節する
ことにより任意な値に設定することができる。
ビン184を相互に突き合わせる手段としては、たとえ
ば第15図に示すように1頭部176の14182に配
置されかつねじ240により頭部176に固定された板
ばね242のような他の手段を用いることができる。
支持壁16の先端には、第1図および第4図に示すよう
に、結束部144を規定する一対のガイド194,19
6が配置されている。各ガイド194.196は弧状の
凹欠部を有し、該凹欠部が対向する姿勢に配にされてい
る。各ガイド194.196の前記凹欠部の側には、結
束部144に送り込まれる鉄線を撚り機構172の凹所
178のビン174より奥の部分を経て鉄筋102.1
04を巡る曲線に沿って案内する鉄線案内路198.2
00が形成されている。該鉄線案内路198.200は
、前記凹欠部の側にすなわち結束部144の側に開口す
る溝である。
ガイド194は、その後端が支持壁に固定されており、
また該ガイド194の後端縁には、結束部144に送り
込まれる鉄線を撚り機構172の凹所178のビン18
4より奥の部分に向けて案内する鉄線送込み路202が
形成されている。
該鉄線送込み路は、図示の例ではローラ194゜196
の側から結束部144の側に貫通する穴であるが後方へ
開口する溝であってもよい。ガイド194の鉄線送込み
路202かも結束部144−の鉄線の出口部の近傍の端
面ば、撚り機構172の頭部176の外周面とほぼ同じ
曲率の曲面になっている。
他方のガイド196は、第14図に示すように、先端が
ガイド194の先端部に接近し、離れる方向へ、後端部
に設けられたビン204を支点として角度的に回転可能
に支持壁116に支承されている。ガイド196は、第
1図に示すばね206により先端部がビン184の先端
部に接触する方向へ常時押圧されている。
ガイド194,196の先端部の相対向する面は、第1
図および第2図に示すように、両先端部が接触している
状態において両先端部の対向する面により前方へ開口す
るV字状の空間部208を規定するように傾斜されてい
る。
鉄筋結束@iooは、さらに第1図、第6図および第1
1図に示すように、結束時に鉄筋102.104と鉄筋
結束機100との相対的な位置関係を規定する位置規定
機構210を含む。
該位置規定機構210は、図示の例では、第6図に配置
されたロッド212と、該ロッドの先端に固定された二
股状の位置規定部材214とを備える。該ロッド212
は、回転軸174と平行に伸び、またフレーム110に
取り付けられたロッドガイド216により前後方向へ滑
動可能にフレーム110に支承されている0位置規定部
材214は、結束部144を介して対称の位置にあって
、該位置規定部材の鉄筋受は部214aが相互におよび
結束部144と整合する姿勢にロッド212に取り付け
られている。
口、ド212の後端部は、撚り機構172の静止時に凹
所178の鉄線受は入れ目部分を鉄線送込み路202の
鉄線出口と整合させる整合機構218の連結片220に
より相互に連結されている。該整合機構218は、第1
I図に示すように、連結片220の外に、ロッド212
の先端部に配置されてロッド122を前方へ向けて押す
ばね222と、トングクラッチ224とを含む。
ドッグクラッチ224は、回転軸174の後端1f 口
1 qコ 七 柘 ト −ツ 貴 ・ハ゛; 994 
負 シ   at+  t、l:  L!−1*  n
のフランジ134aと対向する箇所に固定されたフラン
ジ224bとを備え、かつ各フランジ224 a 、 
224 bに傾斜面を有する鋸歯状の二つの歯を有する
いわゆるねじれクラッチである。
各フランジ224a、224bは、前記歯が対向する姿
勢に設けられている。
ドッグクラッチ224は、ロッド212がばね222に
よって常時前方へ押されていることにより、常時結合さ
れている。しかし、ドッグクラッチ224は、鉄筋結束
機100を手で持ち、位置決め部材218を結束すべき
鉄筋102.104に当て、鉄筋結束機100を鉄筋1
02,104に向けて押し、ロッド212をばね222
の力に抗して後退させることにより、係合を解除するこ
とができる。
鉄筋結束機lOOは、さらに、第6図および第12図に
示すように、撚り機構172の静止時にドッグクラッチ
224の保合が解除されても、撚り機構172の姿勢を
、凹所178の鉄線受は入れ目部分が鉄線送込み路20
2の鉄線出口と整合した姿勢に維持する姿勢維持機構2
26を有する。6該姿勢維持機構226は、低トルクス
リップ機構であり、回転軸174の後端部に固定された
円板218と、該円板の外周部の対称の二箇所に形成さ
れたV字状の切欠部に出入り可能に配置されたストッパ
230とを備える。ストッパ230は1図示の例ではポ
ールであり、またフレーム110の後壁に固定された板
232に設けられた穴内に配置され、液穴に配置された
ばね234により円板228に向けて押圧されている。
円板228は、撚り機構172がその凹所178に鉄線
を受は入れることができる姿勢のとき、すなわち凹所1
78が鉄線送込み路202の鉄線出口と整合する姿勢の
ときストッパ230を切欠部に受は入れるようにキーに
より回転軸174に固定されている。スト7バ230が
円板228の切欠部に押し込まれているとき、ドッグク
ラッチ224は、その歯が相互に噛合する。
力、<−116には、回転源120、クラッチ128.
142およびブレーキ130を制御するだめのスイッチ
236が取り付けられている。
該スイッチ236は、ドッグクラッチ224と対向する
位置に取り付けられている。スイッチ236は、位置規
定部材214を結束すべき鉄筋102,104に当て、
結束機100を鉄筋102.104に向けて押して、ロ
ッド212を後退させ、鉄筋102,104が結束部1
44内の所定の位置に達したとき、ドッグクラッチ22
4により閉路される。
ガイド196には、第4図および第13図に示すように
、撚り機構172の凹所178を経てガイド196に送
り込まれる鉄線が鉄線案内路200から外れることを防
止する補助ガイド238が設けられている。該補助ガイ
ド238は、第13図に示すように、鉄線の撚り時に鉄
線案内路200.198内の鉄線の撚り機構172の回
転による回転方向前方に鉄線案内路200が開口する姿
勢に設けられている。これにより、鉄線案内路200内
の鉄線は、撚り機構172によりその中心軸線の周りに
回転されると、鉄線案内路200から外れる。補助ガイ
ド238は、図示の例ではガイド196の鉄線受は入れ
目部分に設けられているが、ガイド196の内側全体に
設けてもよい。
待機時、ロッド212がばね222により前方へ押され
ていることにより、ドッグクラッチ224は係合されて
いる。このため、ドッグクラッチ224のフランジ22
4aには、フランジ224bにより、回転軸174を撚
り時の回転方向と反対の方向へ回転させる力が作用する
しかし、姿勢維持機構226のストッパ230が円板2
28の凹所に係合しているため、撚り機構172は、そ
の凹所17Bが鉄線送込み路202の鉄線出口と整合す
る姿勢に維持される。
これにより、鉄筋°を結束する際に凹所178を鉄線送
込み路202の鉄線出口およびガイド196の鉄線案内
路200の鉄線入口に整合させる必要がない。
結束時、鉄筋結束機100は、ガイド194゜196の
先端部および位置規定部材222の配列方向を鉄筋10
2の方向に一致させ、ガイド194,196のV字状の
空間部208を規定する面を鉄筋102,104に当て
た姿勢で鉄筋102.104に向けて押される。これに
より。
ガイド196の先端部がガイド194の先端部から離れ
る方向への力がガイド196の先端部に作用するため、
ガイド196は、第14図に示すように、鉄筋102,
104によりガイド194゜196の先端部間の空間を
ばね206に抗して押し広げられつつ、角度的に回転さ
れ、鉄筋102.104を結束部144内に受は入れる
結束部144内に入り込んだ鉄筋102゜104は、位
置規定部材214に受は止められる。これにより、鉄筋
102,104の結束部144内における位置が規定さ
れるため、鉄筋102.104と鉄筋結束機100の相
対的な位ご決め作業を行う必要がない。ガイド196は
、鉄筋102,104を結束部144に受は入れると、
ばね206により、元の状、態に戻る。
鉄筋結束機100がさらに押されると、位置規定部材2
14が鉄筋102,104により押されるため、口、ド
212がばね222の力に抗して後退され、鉄筋102
,104が結束部144内の所定の位置に達すると、ス
イッチ236がトングクラッチ224により閉じられる
。これにより、先ず、回転源120およびクラッチ12
8が作動され、鉄線送り機構146により鉄線106が
鉄線送込み路202を経て結束部144へ送り出される
。このとき、ドッグクラ、チ224の保合が解除されて
いるが、撚り機構172は姿勢維持機構226により、
凹所178が鉄線送込み路202の鉄線出口と整合する
姿勢に維持される。
結束部144に送り出される鉄線の先端は、凹所178
のビン184より奥の箇所を経てガイド196の鉄線案
内路200に達する。鉄線106がさらに送り出される
と、鉄線の先端は鉄線案内路200の底面に接触しつつ
前進するが、鉄線の送り出された他の部分は鉄線自体の
剛性により鉄線案内路200から外れようとする。
しかし、ガイド196の鉄線受は入れ目部分に補助ガイ
ド238が設けられているため、送り出された鉄線は鉄
線案内路200から外れることができず、補助ガイド2
38の箇所で鉄線案内路200に沿って湾曲される。こ
のため、送り込まれた鉄線の先端部分は、鉄線案内路2
00 。
198内を前進し、再び凹所178のビン184より奥
の箇所を経てガイド196の鉄線案内路200に達する
過程を経て鉄筋102,104にループ状に複数回、た
とえば2.5回巻き掛けられる。これにより、ビン18
4は送り込まれた鉄線により形成されるループの内側に
位置する。
鉄線106が所定量送り出されると、クラッチ12gが
外され、ブレーキ130が作動されて鉄線106の送り
出しが停止され、その代りにクラ・ンチ142が作動さ
れることにより撚り機構172が回転される。これによ
り、結束部144に送り出されて鉄筋102,104に
巻き掛けられた鉄線は、回転軸174および頭部176
の回転開始蒔に 頭部176の歓馴受げλれ箇所とガイ
ド194の鉄線送込み路202の鉄線出口部分との協同
作用により切断され、ビン184の回転により、撚られ
る。このように、鉄線を頭部176の鉄線受は入れ箇所
とガイド194の鉄線送込み路202の鉄線出口部分と
により切断する構造であると、切断のためのカッタおよ
びその駆動機構が不要であるから、装置の構造が簡単に
なる。
鉄線が撚られるとき、鉄線がビン184の先端部184
aと接触した状態で撚られるため、ビン184には撚り
時の反力により、ビン184が離れる方向への力が作用
する。このため、鉄線が所定の強さに撚られ、前記力が
ばね190の力を越えると、撚られた鉄線がビン184
から外れる。
このため、鉄線を常に一定の強さに撚ることができる。
鉄線の撚り強さは、回転軸174上におけるすy ト1
 ’92および受は座186の位置によりばね190の
力を調節することにより、任意な値に設定することがで
きる。
その後、鉄筋結束機100を後退させると、ロッド20
2およびドッグクラッチ224がばね222により前進
されるため、スイッチ236が開き、回転源120が停
止され、クラッチ142が開放される。結束した鉄筋1
02゜104は、鉄筋結束機lOOをさらに後退させて
、鉄筋102.104によりガイド194゜196の先
端部間を押し開くことにより、結束部144から外すこ
とができる。
ドッグクラッチ224が再び係合すると、回転軸174
には、2ランジ224aと、224bの接触面に加わる
ばね222の力により、撚り時の回転方向と反対の方向
への力が作用する。これにより、回転軸174は、姿勢
維持機構226のストッパ230が円板228の凹所に
係合するまで回転され、撚り機構172は、その凹所1
78が鉄線送込み路202の鉄線出口に整合する姿勢に
維持される。
次に、第16図および第17図に示す鉄筋結束機250
について説明する。なお、第1図〜第14図に示す鉄筋
結束機Zooの部材と同一の部材は同一の符号で示し、
その作用の説明は省略する。
鉄筋結束機250も、把手部118を有する本体252
、鉄線送り機構254、結束部144を規定する一対の
ガイド256,258、結束部144に送り込まれた鉄
線を撚る撚り機構260、鉄線送り機構254と撚り機
構260とを回転させる回転源120を含む回転機構、
結束部144内における鉄筋102,104の位置を規
定する位置規定機構262、撚り機構260のための整
合機構264.姿勢維持機構266およびガイド258
に設けられた補助ガイド268を含む。
本体252、撚り機構260、回転機構、姿勢維持機構
266および補助ガイド268は前記の鉄筋結束機10
0の対応する機構と同一部材で構成され、同様に作用す
る。
鉄線送り機構254は、鉄筋結束@iooの鉄線送り機
構146と同一部材で構成され、同様に作用するが、鉄
線106を下方から上;jへ向けて斜めに送り出すべく
鉄筋結束機100の鉄線送り対応する機!146と上下
逆の姿勢に配置されている。
一対のガイド256,258は、その先端部が相寄り、
相離れる方向へ角度的に回転可能に支持壁114に支承
されており、またばね270により先端部が接触する方
向へ押圧されている。
位置規定機構262は、V字状に屈曲された一対の位置
規定部材272を備える。該位置規定部材272は、そ
の「<」字状の鉄筋受は部272aが相互におよび結束
部144と整合する姿勢に、ボルト、ナツトにより支持
壁114に固定されている。
整合機構264は、連結片274、ばね276、ドッグ
クラッチ278および該ドッグクラッチの係合をばね2
76の力に抗して解除するソレノイド280を備える。
ばね276は連結片274と該連結片と平行の板282
とに固定された軸284の周りに配置されており、ソレ
ノイド鉄線送り機構254から結束部144へ送り出さ
れる鉄線106を案内する鉄線送り路286は、支持1
xt4に固定された送りガイド288に形成されている
。該送りガイド288の結束部144の側の端面は、撚
り機構260の頭部と密接して鉄線を切断するように、
該頭部の半径と同一の曲率半径を有する曲面である。
鉄筋結束機250において、待機時、ドッグクラ、チ2
78はばね276により前方へ押されていることにより
係合されており、また撚り機構260は姿勢維持機構2
66のストッパが円板の凹所に係合していることにより
、撚り機構260の凹所が鉄線送込み路286の鉄線出
口と整合する姿勢に維持される。
結束時、鉄筋結束4’l 250は、ガイド256゜2
58の先端部および位置規定部材272の配列方向を鉄
筋102の方向に一致させ、ガイド256.258のV
字状の空間部208を規定する面を鉄筋102,104
に当てた姿勢で鉄筋+ n 91 n 41.= I?
i+ f+テ埋<hス−7h、 t、= ? 41ガイ
ド256.258は、その先端部が互いに離゛れる方向
へ角度的に回転され、鉄筋102゜104を結束部14
4内に受は入れる。
この状態で、手動によりスイッチ(図示せず)が投入さ
れ、回転源120およびクラッチ128が作動され、鉄
線送り機構254により鉄線106が鉄線送込み路28
6を経て結束部144へ送り出される。結束部144に
送り出される鉄線は、撚り機構260の凹所のビン18
4より奥の箇所を経てガイド256の鉄線案内路200
に達する。鉄線108がさらに送り出されると、送り込
まれた鉄線は、補助ガイド268の箇所で鉄線案内路2
00に氾って湾曲されつつ鉄線案内路200.198内
を前進し、再び撚り機構260の凹所のビン184より
奥の箇所を経てガイド258の鉄線案内路200に達す
る経路を経て鉄筋102,104にループ状に所定回数
巻き掛けられる。これにより、ビン184は送り込まれ
た鉄線により形成されるループの内側に位置する。
鉄線106が所定量送り出されると、クラッチ128の
係合が解除され、ブレーキ130が作動されて鉄線10
6の送り出しが停止され、その代りに、先ず、ソレノイ
ド280に通電されることによりドッグクラッチ・27
8の保合が解除され、次いでクラッチ142が作動され
ることにより撚り機構260が回転される。これにより
、鉄筋102.104に巻き掛けられた鉄線は、撚り機
構260の回転軸および頭部の回転開始時に、前記頭部
の鉄線受は入れ箇所と送りガイド288の鉄線送込み路
286の鉄線出口部分とにより切断され、ビン184の
回転により、撚られる。
鉄線が撚られるとき、鉄線がビン184の先端部と接触
した状態で撚られ、ビン184には撚り時の反力により
ビン184が離れる方向への力が作用する。このため、
鉄線が所定の強さに撚られ、前記力がばね190の力を
越えると、撚られた鉄線がビン184から外れる。これ
により、スイッチが手動により開路されることにより、
回転源320が停止され、ソレノイド280が復帰し、
ドッグクラッチ278が再び係合するやドッグクラッチ
278が再び係合すると、撚り機構260の回転軸に撚
り時の回転方向と反対の方向への力が作用するため、該
回転軸は、姿vj維持機構266のストッパが円板の凹
所に係合するまで回転され、撚り機構260は、その凹
所が鉄線送込み路286の鉄線出口に整合する姿勢に維
持される。
その後、鉄筋結束機250を鉄筋102゜104から後
退させて、鉄筋102,104によリガイド256,2
58の先端部間を押し開くことにより、結束部144か
ら外すことができる。
第18図〜第21図に示す鉄筋結束機300は、鉄筋1
02,104を鉄線106により結束するための各種の
機構を鉄筋102,104に対し接近後退可能に支持す
る支持機構316を含む。
支持機構316は、第18図および第19図318にス
ライダ320を往復移動可能に支承している。ガイドレ
ール318は、方形の基台322と、該基台の対向する
両端から平行に立ち上がる一対の支持壁324と、該支
持壁に水平方向へ伸びる姿勢に平行に取り付けられた一
対のガイドロッド326とを備える。スライダ320は
、ガイドロッド326に支承されており、駆動源328
によりガイドロッド326に沿って水平方向へ往復移動
される。駆動源328は、図示の例では複動式のシリン
グ装mであるが、他の機構であってもよい。
スライダ320には、第18図および第19図に示すよ
うに、フレーム330が取り付けられている。該フレー
ム330は、スライダ320の側部に複数のポルト33
2により取り付けられた第1のフレーム330aと、該
第1のフレームに複数のポルト334により取り付けら
れた第2のフレーム330bと、該第2のフレームに複
数のポルト336により取り付けられた第3のフレーム
第3のフレーム330cには、第19図および第21図
に示すように、長尺の鉄線106の先端部分を鉄線結束
機300の結束部338に送り込む鉄線送り機構340
が配置されている。鉄線送り機構340は、一対の送り
ローラ342゜344を備える。第22図に示すように
、ローラ342は、第3のフレーム330cに軸受を介
して回転可能に支承された軸346に取り付けられてい
る。これに対し、ローラ344は、レバー348の一端
部に軸受を介して回転可能に支承された軸350に取り
付けられている。送りローラ342.344は、互いに
噛合する同調用の歯車352.354を備える。
第19図に示すように、レバー348は、p53のフレ
ーム330Cにビン355によって揺動可能に支承され
ている。レバー348の他端部には、スライド軸356
の一端部が連結されている。該スライド軸356は、複
数のボルトにより第3のフレーム30cに取り付けられ
た支持台358を滑動可能に11通して第19図左方へ
水平に伸び、また他端部に2つのナツト359を有する
ナツト359と支持台358との間には、圧縮コイルば
ね360が配置されている。このため、スライド軸35
6はばね360により第19図において左方へ移動する
力を受け、これによりレバー348はローラ344がロ
ーラ342に押圧される方向への回転力を受ける。ロー
ラ344のローラ342への押圧力は、スライド軸35
6に対するナツト359の位置を調節することにより変
更することができる。
レバー348は、また第19図および第21図に示すよ
うに、鉄線106の送り時に、単動シリンダ装置362
により、送りローラ344を送りコーラ342に押圧す
る方向への回転力を受ける。シリンダ装置362は、そ
のピストンロッドが常時はシリンダチューブ内に退却し
ているが、圧液または圧縮空気が前記シリンダチューブ
の基端側すなわち進出側の室に供給されると前記ピスト
ンロッドが前記シリンダチューブから進出する既知の装
置である。
鉄線送り機構340は、また第23図に示すように、送
りコーラ342,344を回転させるための電動機、エ
アーモータのような回転源364を備える。該回転源の
回転軸には歯車366が設けられ、該歯車366はロー
ラ342を取り付けている@346に設けられた第22
図に示す歯車368と噛合する。このため、回転源36
4の回転は、歯車366.368および軸346を経て
ローラ342に伝達され、該ローラ342から歯車35
2,354を経てローラ344に伝達される。
送りローラ342.344の鉄線106の送り方向後方
には、鉄線10Bをローラ342゜344に案内するガ
イド370が配置され、前方には鉄線106を結束部3
38に案内するガイド372がff、置されている。ガ
イド370.372は、鉄線106のための鉄線通路を
有し、該鉄線通路が斜め上方へ伸びる姿勢に第3のフレ
ームカイト369によりローラ342,344へ案内さ
れ、ローラ342.344間に挾まれた状態で送り出さ
れ、ガイド372の鉄線通路により結束部338へ案内
される。ガイド372の鉄線通路は、鉄線送込み路37
2aである。
結束部338に送り込まれた鉄線は、結束部338を規
定する半円形状の一対のガイド374゜376により鉄
筋102.104を巡る曲線に沿って案内される。ガイ
ド374,376は、弧状の凹欠部を有し、後述する撚
り機構416の回転中心軸線に関し対称にかつ前記凹欠
部が対向する姿勢に配置され、また鉄線106が送り出
される面内で先端部が相寄り相離れる方向へ角度的に回
転可能に後端部においてピン378.380により第2
のフレーム330bの先端の二叉部分に支承されている
。ガイド374,376は、前記凹欠部の側にその周方
向へ伸びる第20図、第21図および第25図に示す鉄
線案内路382゜384を有する。該鉄線案内路382
,384+=  、= %t rtn ti ffS 
an L! I’、II n子スtjl’l フ諷スガ
イド374.376は、第19図および第25図に示す
ように、ビン378,380(7)(Ilffの端部に
長穴390,392を有し、該長穴390.392は作
動ビン394,396と滑動可能に嵌合されている0作
動ピン394,396は、第18図、第20図および第
24図に示すように、作動片398に取り付けられてい
る。
作動片398は、第2のフレーム330bに移動可能に
支承された一対の作動軸400に取り付けられていると
ともに、第2のフレーム330bに固定された駆動源4
02に連結され、該駆動源402によりビン378,3
80を中心とするガイド374.376の回転面と平行
の面内で直線移動される。このため、第1および第2の
ガイド374.376は、先端部が相寄り相離れる方向
へ1作動ピン394,396によりビン378゜380
を中心として角度的に回転される。駆動源402は1図
示の例では、複動式のシリンダ装置である。
鉄筋結束機300は、また、結束部338に送り込まれ
た鉄線106を鉄線案内路382゜384に沿って湾曲
させるとともに鉄線106の先端部を基端側の部分すな
わち後端部と交差させるための補助ガイド404を備え
る。該補助ガイド404は、ガイド374,376の回
転面と平行の面内を撚り機構416と直交する方向へ伸
びる枢軸406により第2のフレーム330bの先端部
に支承されており、また、作動片398の一対の作動片
部398a、398bと係合するビン407を有する1
作動片部398a、398bは1作動片398の移動方
向に隔てられている。
作動片398が前進されると、第18〜第21図に示す
ように、ガイド374,376は、作動ビン394,3
96の移動により、互いに接近して鉄線を鉄線案内路3
82へ受は入れる第1の姿勢に回転され、ガイド404
は作動片部398aによりガイド374.376により
規定される結束部338の基端部の側に突出する第1の
姿勢に旋回される。
これに対し、作動片398が後退されると、第24図お
よび第25図に示すように、ガイド374.376はそ
の先端部が作動ビン394.396により互いに隔てら
れ、結束部338に受は入れた鉄線106を開放し、該
鉄線106を捩ることを許す第2の姿勢に回転され、ガ
イド404は作動片部398bにより結束部338から
後退される。
ガイド374,376.404が第18図〜第21図に
示す第1の姿勢のとき、ガイド374゜376は、鉄線
送込み路372aから送り出される鉄線106の先端を
ガイド374の鉄線案内路382の基端部の側すなわち
ビン378の側に受は入れ、これを鉄線案内路382の
鉄線受入れ目部分の側から鉄線案内路384の受入れ目
部分に案内し、さらに鉄線案内路384の鉄線出口部分
の側に案内する。また、ガイド404は、鉄線が鉄線案
内路384から抜は出ることを防止し、かつ、鉄線案内
路384の鉄線出口部分から出る鉄線を鉄線送込み路3
72aから送り出される鉄線る。これにより、鉄線10
6は、ガイド374.376により、先ず鉄筋102,
104の回りにループ状に案内され、次いでガイド40
4により先端部がガイド374の側へ送られることを防
止されて、該先端部が鉄線106の後端部分と交差され
る。
なお、ガイド374,376は、鉄線106をループ状
に案内する構造であると好適ではあるが、鉄線106を
U字状に案内する構造であってもよい。
鉄筋結束機300は、さらに、結束部338に送り込ま
れた鉄線を切断するとともに切断された鉄線の先端部お
よび後端部を捩る撚り機構408を含む。該撚り機構4
08は、第20図および第25図に示すように、撚り機
構408の回転軸線の方向へ直線移動可能に支承された
筒状の支持体410を備える。該支持体410は、結束
部338に対し前進後退可能に第2のフレーム330b
に支承されており、また第2のフレームれる。
駆動源412は、図示の例では複動式のシリンダ装置で
あり、常詩は空気圧により支持体410を後退させてい
るが、鉄線106の撚り時には支持体410を結束部3
38に向けて前進させる。
撚り機構408は、また、送り込まれた鉄線を切断する
ときのダイ414を備える。該ダイ414は、鉄線送り
機構340から送り出される鉄線106を結束部338
に案内するガイド370の先端部に該ガイドと一体に固
定されている。ダイ414の結束部330の側の端面す
なわち鉄線出口の側の端面は、平坦な曲面となっている
第20図、第21図、第24図および第26図に示すよ
うに、撚り機構408は、さらに、複数の軸受418に
より第2のフレーム330bに回転可能に支承された回
転1h420を備える。回転軸120は1図示の例では
結束部338から支持体410を貫いて鉄線1o6の先
端部と後端部のなす角度の2等分線に沿ってガイド37
4゜376と反対の側へ伸び、また前記2等分線の回り
に回転可能である。前記27分線は、支持機構316の
スライダ320の移動方向と平行である。
第26図に示すように、回転@420は、ガイド374
.376の側に鉄線106の先端部および後端部を受は
入れる凹所422を規定する弾性変形可能の一対の挟持
片424を有する。該挾持片424のガイド374,3
76の側の端部424aの外周面は、ダイ414の結束
部330の側の端面すなわち鉄線出口の側の端面と協同
して鉄線を切断すべくダイ414の前記端面と同じ曲率
半径のモ坦な曲面であり、端部424aの後方の外周面
424bは端部424aの側が底面となる円錐台の形状
を有する。
回転軸420のガイド374,376の側の周りには、
第24図および第25図に示すように。
挾持片424による鉄線106の挾持およびその解除を
制御するためのスライダ426が回転軸420の軸線方
向へ滑動可能に配置されている。
該スライダ426は、支持体410の中空部に複数の軸
受428により回転可能に支承されており、また支持体
410の移動時に駆動源412により回転軸420に対
し支持体410とともに前記軸線の方向へ移動される。
回転軸420のための回転源430は、第20図に示す
ように、第1のフレーム330aに据え付けられた電動
機またはエアーモータから成る。
該回転源430の回転は、その出力軸に設けられた歯車
432および該歯車と1−合し、回転軸420のガイド
374.376と反対の側の端部に固定された歯車43
4を経て回転軸420に伝達される。
鉄筋結束機300は、さらに第18図、第19図および
第21図に示すように、結束時に鉄筋102.104と
鉄筋結束機300との相対的な位置関係を規定する位置
規定機構436を含む。
該位置規定機構436は、図示の例では、回転軸−^^
1でノ+−1.1Hn/クー呻1−’jり〇−→b閂Q
1の先端に固定された「<」字状の位置規定部材440
とを備える。該ロッド438は、第2のフレーム330
 bに前後方向へ滑動可能に支承されている。位置規定
部材440は、その鉄線受は部440aが結束部338
と整合する姿勢に取り付けられている。
口、ド438の後端部は、撚り機構408の静止時に凹
所422の鉄線受は入れ目部分を鉄線送込み路372a
の鉄線出口と整合させる整合機構442の板体444に
連結されている。板体444は、第1のフレーム330
aに固定された軸446に前後方向へ滑動可能に支承さ
れている。
整合機構442は、板体444の外に、ロッド438の
先端部に配置されてロッド438を前方へ向けて押すば
ね448と、ドア、グクラ、チ450とを含む、ドッグ
クラッチ450は、鉄線結末機100で用いたトングク
ラッチ224と同じ構造のいわゆるねじれクラッチであ
り、回転線ま20のル嬬に固定されたフランジと、板体
444のフランジと対向する箇所に固定されたフランジ
とを備える。
ドッグクラッチ450は、ドッグクラッチ224と同様
に、ロッド438がばね448によって常時前方へ押さ
れていることにより、常時係合されている。しかし、ド
ッグクラッチ450は、位置決め部材440を結束すべ
き鉄筋102.104に当て、鉄線結束機300を鉄筋
102.104に向けて移動させ、ロッド438をばね
448の力に抗して後退させることにより、保合を解除
することができる。
鉄筋結束機300は、さらに、第20図および第21図
に示すように、回転軸420の静止時にドッグクラッチ
450の係合が解除されても、回転軸420の姿勢を、
凹所422の鉄線受入れ目部分が鉄線送込み路372a
の鉄線出口と整合した姿勢に維持する姿vj維持機構4
52を有する。
該姿勢維持機a452は、低トルクスリップa構であり
、回転軸420の後端部の対称の二箇所に形成された7
字状のt111454に出入り可能に配置されたストッ
パ456を備える。ストッパ456は1図示の例ではポ
ールであり、また第2のフレーム330bに設けられた
穴内に配置され。
また液穴に配置されたばね458により回転軸420に
向けて押圧されている。
溝454は1回転軸420の軸線方向に形成されており
、また回転軸420がその凹所422に鉄線を受は入れ
ることができる姿勢のとき、すなわち凹所422が鉄線
送込み路372aの#繰出口と整合する姿勢のとき、ス
トッパ456を受は入れる位置に形成されている。ドッ
グクラッチ450は、ストッパ456が溝454に押し
込まれているとき、結合可能である。
待機時、整合機構442のドッグクラッチ450がばね
448により係合しているため、回転軸420には撚り
時の回転方向と反対の方向への回転力が作用する。しか
し、姿勢維持aa452のストッパ456が溝454に
押し込まれているため1回転軸420は、その凹所42
2が鉄線送込み路372aの鉄線出口、鉄線案内路38
2の鉄線受入口および鉄線案内路384の鉄線出口と整
合する姿勢に維持される。
また、待機時には、撚り機構408の支持体410およ
びスライダ426が撚り機構408の駆動源412によ
り回転@420に対し後退されているため、第21図お
よび第25図に示すように、スライダ426は回転軸4
20の挾持片424から離され、挾持片424の凹所4
22は自己のばね力により鉄線を受は入れる姿勢に開い
ている。
さらに、待機時には、駆動@1402が作動片398を
後退させるべく作動されている。このため、ガイド37
4.376の先端部は第25図に示すように互いに隔て
られ、ガイド404は第24図に示すように結束部33
8から後退される。
結束時、先ず駆動源402が作動片398を後退させる
べく作動された状態で、支持機構316の駆動源328
がスライダ320を前進させる340、ガイド374,
376.404、撚り機構408、駆動源402.43
0等、フレーム316に支承された各機構は、鉄筋10
2゜104に向けてjij進される。このため、鉄筋1
02.104は、先ず結束部338に入り、位置規定部
材440に受は止められ、鉄筋結束機300がさらに前
進されると、位置規定部材440を押し、ロッド438
をばね448の力に抗して後退させる。
位置規定部材440が所定の位置まで後退し。
鉄筋102,104が所定の位置に達すると。
ドッグクラッチ450の係合が外れる。この状態で次に
、ガイド374,376.404の駆動源402が作動
片を前進させるべく作動される。これにより、ガイド3
74,376.404は第19図および第21図に示す
ように互いに接近されて鉄線106を受は入れる姿勢に
、すなわち鉄筋102,104を囲む第1の姿勢にされ
る。
次いで、鉄線送り機構340の回転源364が372a
を経て結束部338に所定量送り出される。#線106
の送出し時、結束部338に送り出された鉄線106の
先端は、回転軸420の凹所422を経てガイド374
の鉄線案内路382に達する。鉄線106がさらに送り
出されると、鉄線106の先端は、鉄線案内路382の
底面に接触しつつ鉄線案内路382に沿って前進するが
、鉄線106の送り出された他の部分は、鉄線106自
体の剛性により鉄線案内路382から外れようとする。
しかし、ガイド374の鉄線受入れ目部分には鉄線10
6が鉄線案内路382から外れることを阻止するガイド
404が存在するため、鉄線106の送り出された部分
は鉄線案内路382から外れることができず、ガイド4
04の箇所でガイド374.404の協同作用により鉄
線案内路382に沿って湾曲される。このため、送り込
まれた鉄線の先端部分は鉄線案内路382.384に沿
って前進して鉄筋102,104を周る。また、鉄線案
内路384の鉄線出口部分にはガイド404が配置され
ているため、鉄線の先端部は鉄線案内路384から鉄線
案内路382へ向かうことをガイド404により阻止さ
れ、鉄線の後端部と交差すべく回転軸420の凹所42
2に向かう方向へ案内される。
鉄線送り機構340は、鉄線106を所定量送り出した
後、わずかに逆転される。これにより、鉄線106には
、該鉄線が鉄線送り機構340の側に戻される方向への
力が作用するが、核力は、第21図においてガイド40
4の鉄筋102゜104の側でかつガイド376の側の
間角部からガイド374に向かう力として鉄線106に
作用する。このため、鉄線106はガイド404に係止
された状態で、その部分より後端部の部分が鉄線送り機
構340の側に戻される。これにより、結束部338に
送り出された鉄線104は、そのループが小さくなるよ
うに絞り込まれるため、鉄線の使用量が少なくなる。
送り込まれた鉄線が絞り込まれると、次に、撚り機構4
08の駆動源412が支持体410を前進させるべく作
動される。支持体410が前進されると、撚り機構40
8のスライダ426が回転軸420に対し結束部338
の側に移動されるため、@J転!l+420の挾持片4
24は切断された鉄線106の先端部および後端部を凹
所422に受は入れた状態で相互に接近される。これに
より、鉄線106は、その先端部および後端部を挾持片
424に挾持される。
次に、上記の状態で、ガイド374,376 。
404の駆動源402が前記と逆に作動された後、支持
機構316の駆動a328が前記と逆に作動される。こ
れにより、ガイド374゜376.404が第24図お
よび第25図に示すように結束部338から後退された
状態で、フレーム316に使用された各機構が鉄筋10
2゜104から後退されるため1回転軸420に挾持さ
れれた鉄線106は、鉄筋102,104に接触され、
張りを与えられる。
この状態で次に、回転源430が所定時間作動’C)Q
     rae  繭h  4 2  n  A<j
−M!ajml;il  9 1  (:  ’?’h
’a  #挾持した状M1でその軸線の回りに所定時間
回転される。このため、鉄線106の結束部388に送
り込まれた部分は回転軸420の挾持片の端部424a
とダイ414とにより鉄線の後部から切り敲される。ま
た、切断された鉄線は、その先端部および後端部が挾持
片424に挾持された状態で回転軸420により回転さ
れるため、捩られ、鉄筋102,104を結束する。
上記のように、鉄線106に張りを与えた状態で回転軸
420を回転させると、鉄線106を確実かつ美麗に捩
ることができる。鉄!!106による鉄筋102,10
4(7)結束力は、鉄11106(7)捩り量すなわち
回転軸420の回転数により調整することができる。
鉄線106の捩りが終了すると、支持機構316の駆動
源328がスライダ320を前進させるべく作動され、
フレーム330に支承された鉄線送り機構34o、ガイ
ド374,378、撚り機構408および駆動源402
,430等の各機構が鉄)務102,104に向けて前
進される。
これにより、鉄線106の捩られた部分が鉄筋102,
106とほぼ平行に折り曲げられる。
その後、撚り機構408の駆動源412が復帰される。
これにより、支持体410は後退されてダイ414の鉄
線出口を開放し、また撚り機構408のスライダ426
は回転軸420に対し後退され、回転軸420は鉄線1
06を開放する。
最後に、支持機構316の駆動源328がフレーム31
6を鉄筋102,104から後退させるべく作動される
。これにより、鉄筋102゜104が位置規定部材44
0から離れ、整合機構442によりドッグクラッチ45
0がばね448により係合し、回転軸420には整合機
構442による回転力が作用する。従って、回転軸42
0は、整合機構442により回転され、凹所422が鉄
線送出し通路370aの鉄線出口と整合する姿勢に修正
され、姿勢維持機構452によりその姿勢に維持される
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図は本発明の鉄筋結束機の一実施例を示
す図であって、第1図は正面図、第2図は右側面図、第
3図は歯車の噛合状態の説明図。 第4図は第2図の4−4線に沿って得た断面図、第5図
は第1図の5−5線に沿って得た断面図、第6図は第1
図の6−6線に沿って得た断面図。 第7図は回転軸と頭部の一部を破断して示す正面図、第
8図はfj57図に示す頭部の右側面図、5′!9図は
ビンの正面図、第10図はスライダの正面図、第11図
は位置規定機構と整合機構を示す斜視図、第12図は第
6図の12−12線に沿って得た断面図、第13図は第
4図の13−13線に沿って得た断面図、第14図は結
束部を規定するガイドが開いた状態を示す正面図、第1
5図はビンのための抑圧手段の他の実施例を示す断面図
、第16図〜第17図は本発明の鉄筋結束機の他の実施
例を示す図であって第16図は縦断面図、第17図は第
16図の正面図、第18図〜第26図は本発明の鉄筋結
束機のさらに他の実施例を示す図であって、第18図は
正面図、第19図は平面図、第20図は第19図の2O
−20fiに沿って得た断面図、第21図は第18図の
2.1−21線に沿って得た断面図、第22図はレバー
への送りローラの取り付は状態を示す断面図、第23図
は鉄線送り機構の背面図、第24図は待機時における撚
り機構近傍を示す断面図、第25図は第24図の25−
25線に沿って得た断面図、第26図は撚り機構の一部
を示す正面図である。 100.250,300:鉄筋結束機、102.104
:鉄筋、106:鉄線、120.430:回転源。 144.338+結束部、 146.254,340:鉄線送り機構、172.26
0,416:撚り機構、 174.420:回転軸、176:頭部、178.42
2:凹所、 202.286.372a:鉄線送込み路。 194.196,256,258,374,376:ガ
イド、 200.202,382,284:鉄線案内路。 代理人 弁理士 松゛水 宣 行 第2図 ―4 第11図 第12図       第(3図 第14図       第15図 +1:14   1tl:5  184第22図 第23図 第24図 第25図 第26図 →ごt+0

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撚りを与えるべき鉄線を鉄線送込み路を経て撚り
    手段の凹所に送り込み、前記凹所に送り込まれた鉄線を
    結束すべき鉄筋に巻き掛けるべく該鉄線を前記鉄筋を巡
    る曲線の鉄線案内路に沿って案内し、次いで前記撚り手
    段を回転させて該撚り手段と前記鉄線送込み路の鉄線出
    口部分を規定する部材との協同作用により前記鉄線を前
    記鉄線送込み路の側の部分から切断し、前記撚り手段の
    回転させて切断された鉄線を撚ることを特徴とする、鉄
    線結束方法。
  2. (2)鉄線を撚って鉄筋を結束する結束部に向かう鉄線
    送込み路に沿って前記鉄線を送り込む手段と、前記鉄線
    が通過可能の凹所を規定しかつ前記結束部に送り込まれ
    た鉄線を撚る手段と、前記結束部に送り込まれた前記鉄
    線を前記鉄筋を巡る曲線の鉄線案内路に沿って案内する
    手段と、前記鉄筋に巻き掛けられた前記鉄線を撚るべく
    前記撚り手段を回転させる手段とを含み、前記撚り手段
    の前記凹所への前記鉄線の受入れ箇所を規定する部分は
    、前記鉄線送込み路を規定する部材の鉄線出口部分と密
    接し、前記撚り手段の回転時に前記鉄線出口部分と協同
    して前記鉄線を切断するカッタ部である、鉄筋結束装置
JP11179386A 1986-05-17 1986-05-17 鉄筋結束機 Granted JPS62270239A (ja)

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JPH0229410B2 JPH0229410B2 (ja) 1990-06-29

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JP3039794U (ja) * 1997-01-20 1997-07-31 豊田 勝 生地およびその生地を使用した救命胴衣

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114759A (en) * 1974-07-24 1976-02-05 Fukuba Future Research Kuridashi kuriireyosuikomihoosuosonaeta suikomisojikino hoosunaitansetsuzokusochi
JPS58177275A (ja) * 1982-04-08 1983-10-17 鹿島建設株式会社 ワイヤタイプ鉄筋結束工具

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