JPS62109725A - 鉄筋結束機 - Google Patents

鉄筋結束機

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JPS62109725A
JPS62109725A JP60244147A JP24414785A JPS62109725A JP S62109725 A JPS62109725 A JP S62109725A JP 60244147 A JP60244147 A JP 60244147A JP 24414785 A JP24414785 A JP 24414785A JP S62109725 A JPS62109725 A JP S62109725A
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wire
iron wire
feeding
guide
iron
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沢野 隆保
六車 煕
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Toyota Kihan KK
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、鉄筋を鉄線により結束するための鉄筋結束機
に関する。
(従来技術) 複数本の鉄筋をそれらの交差箇所において鉄線により結
束する装置の1つとして、鉄線を鉄筋の回りに複数回巻
き付けて鉄線のループを作り、該ループ内にビンを差し
込み、該ビンをその軸線と直交しかつ前記ループの直径
方向へ伸びる軸線の回りに回転させることにより、複数
巻にされた前記鉄線を捩る鉄筋結束機がある。
しかし、この鉄筋結束機は、鉄線を複数巻きにするため
鉄線の使用量、消費にが多く、また前記ループの寸法を
これにピンを挿入可能の大きさにしなければならないた
め鉄線の使用量、消費量がより多い。また、この鉄筋結
束機は、鉄線を捩るとピンが鉄線の鉄筋と反対の側の部
分により結束されてピンを捩られた鉄線から抜き取るこ
とができない。したがって、鉄線を強く捩ることができ
ず、結束力が弱い。
(発明の目的) 本発明は、鉄線、の使用量、消費量が少なく、強く結束
することができる鉄筋結束機を提供することを目的とす
る。
本発明の他の目的は、鉄線を確実かつ美麗に捩ることが
できると共に、鉄線の捩られた部分を折り曲げることが
できる鉄線結束機を提供することにある。
(発明の構成) 本発明は、鉄筋を鉄線により結束するための鉄筋結束機
であって、前記鉄線をこれを捩るための結束部に送り込
む鉄線送り手段と、該結束部に送り込まれた鉄線を前記
鉄筋を巡る曲線に沿って案内する鉄線案内手段と、前記
結束部に送り込まれた前記鉄線を前記鉄線送り手段の側
の部分から切り離す切断手段と、切断された前記鉄線の
先端部および後端部を解除可能に挾持し、該先端部およ
び後端部を相互に捩るべく回転可能の鉄線挾持手段と、
該鉄線挾持手段を回転させる駆動手段とを含む。
本発明は、また、鉄筋を鉄線により結束するための鉄筋
結束機であって、前記鉄線をこれを捩るための結束部に
送り込む鉄線送り手段と、該結束部に送り込まれた鉄線
を前記鉄筋を巡る曲線に沿って案内する鉄線案内手段と
、前記結束部に送り込まれた前記鉄線を前記鉄線送り手
段の側の部分から切り離す切断手段と、切断された前記
鉄線の先端部および後端部を解除可能に挾持し、該先端
部および後端部を相互に捩るべく回転可能の鉄線挾持手
段と、該鉄線挾持手段を回転させる駆動手段と、前記鉄
線送り手段、前記鉄線案内手段、前記鉄線切断手段、前
記鉄線挾持手段および前記駆動手段を支承するための支
承手段と、該支承手段を直線移動可能に支持するための
支持手段と、前記支承手段を作動させるための作動手段
とを含む。
(発明の効果) 本発明によれば、鉄線の先端部および後端部を鉄線挾持
手段により挾持し、該挾持手段を回転させることにより
、鉄線を捩るため、鉄線を複数巻きにする必要がなく、
したがって鉄線の使用量、消費量が従来の鉄筋結束機と
比較して少ない。
また、本発明によれば、鉄線を強く捩っても、鉄線挾持
手段による鉄線の先端部および後端部の挾持を解除する
ことにより、鉄線挾持手段を捩った鉄線から外すことが
でき、したがって鉄筋を強く結束することができる。
さらに、本発明によれば、支承手段に支承された鉄線送
り手段、鉄線案内手段、鉄切断手段、鉄線挟持手段およ
び駆動手段が結束すべき鉄筋に対し直線移動可能である
ため、鉄線を鉄筋に巻き掛けた後、これらを後退させて
鉄線を鉄筋に接触させることにより巻き掛けた鉄線に張
りを与え、この状態で鉄線を捩ることができ、したがっ
て鉄線を確実かつ美麗に捩ることができる。
さらに、本発明によれば、鉄線の捩りを終了した後、支
承手段を前進させることにより、鉄線挾持手段で鉄線の
捩られた部分を折り曲げることができる。
(実施例) 以下、図面に示す本発明の実施例について説明する。
第1図〜第4図に示す鉄筋結束機10は、鉄筋12を鉄
線14により結束するための各種の機構を鉄筋12に対
し接近後退可能に支持する支持機構16を含む。鉄筋1
2は、図示の例ではコンクリートパイルのための縦筋と
、これに巻き掛けられる@旋筋であるが、他の鉄筋とす
ることもできる。
支持機構16は、第1図および第2図に示すように、水
平方向へ伸びるガイドレール18にスライダ20を往復
移動可能に支承している。ガイドレール18は、方形の
基台22の対向する両端から平行に立ち上がる一対の支
持壁24に水平方向へ伸びる一対のガイドロッド26を
平行に取り付けている。スライダ20は、ガイドロッド
26に支承されており、作動機構28によりガイドロッ
ド26に沿って水平方向へ往復移動される。作動機構2
8は、図示の例では複動式のシリンダ装置であるが、他
の機構であってもよい。
スライダ20には、第1図および第2図に示すように、
支承手段30が取り付けられている。該支承手段30は
、スライダ20の側部に複数のポルト32により取り付
けられた第1のフレーム30aと、該第1のフレームに
複数のポルト34により取り付けられた第2のフレーム
30bと、該第2のフレームに複数のポルト36により
取り付けられた第3のフレーム30cとを備える。
第3のフレーム30cには、第2図および第4図に示す
ように、長尺の鉄線14の先端部分を鉄線結束機10の
結束部38に送り込む鉄線送り機構40が配置されてい
る。鉄線送り機構40は、鉄線14を結束部38に送り
込むための一対の送りローラ42.44が配置されてい
る。送りローラ42は、第9図に示すように、第3のフ
レーム30cに軸受を介して回転可能に支承された軸4
6に設けられている。これに対し、送りローラ44は、
レバー48の一端部に軸受を介して回転可能に支承され
た第11図に示す軸50に設けられている。送りローラ
42.44は、第9図に示すように、互いに噛合する歯
車52.54を備える。
レバー48は、第3のフレーム30cに第9図に示す枢
軸56によって揺動可能に支承されている。レバー48
の他端部は、第2図に示すように、スライド軸56の一
端部が連結されている。
該スライド軸56は、複数のポルトにより第3のフレー
ム30cに取り付けられた支持台58を滑動可能に貫通
して第2図左方へ水平に伸び、また他端部に2つのナツ
ト59を設けている。
ナツト59と支持台58との間には、圧縮コイルばね6
0が配置されている。このため、スライド軸56はばね
60により第2図において左方へ移動する力を受け、こ
れによりレバー48は送りローラ44が送りローラ42
に押圧される方向への回転力を受ける。送りローラ44
の送りローラ42への押圧力は、スライド軸56に対す
るナツト59の位置を調節することにより調節すること
ができる。
レバー48は、また、鉄線14の送り時に、単動シリン
ダ装置62により、送りローラ44を送りローラ42に
押圧する方向への回転力を受ける。シリンダ装置62は
、そのピストンロッドが常時はシリンダチューブ内に退
却しているが、圧液または圧縮空気が前記シリンダチュ
ーブの基端側すなわち進出側の室に供給されると前記ピ
ストンロッドが前記シリンダチューブから進出する既知
の装置である。シリンダ装置62は、レバー48、スラ
イド軸56、ばね60、ナツト59と共に、送りローラ
44を送りローラ42に押圧するための押圧機構を構成
する。
鉄線送り機構40は、また第1θ図に示すように1、送
りローラ42.44を回転させるための回転源64を備
える。該回転源は、図示の例ではエアーモータであり、
その回転軸には歯車66が設けられ、該歯車66は送り
ローラ42を取り付けている軸46に設けられた第9図
に示す歯車68と噛合する。このため、回転源64の回
転は、歯車66.68および軸46を経て送りローラ4
2に伝達され、該送りローラ42から歯車52゜54を
経て送りローラ44に伝達される。
送りローラ42.44の鉄M14の送り方向後方には、
鉄線14を送りローラ42,44に案内するガイド70
が配置されている。該ガイド70は、鉄線14のための
貫通穴を有し、該貫通穴が斜め上方へ伸びる姿勢に第3
のフレーム30cに固定されている。鉄線14は、前記
貫通穴を経て送りローラ42.44へ案内され、送りロ
ーラ42.44間に挾まれた状態で結束部38へ送り出
される。
結束部38に送り込まれた鉄線は、鉄線案内機構72に
より鉄筋12を巡る曲線に沿って案内される。鉄線案内
機構72は、結束部38を規定する半円形状の第1およ
び第2のガイド74 、76を備える。該ガイド74.
76は、ほぼ半円形の凹所78.80を有し、該凹所に
その周方向へ伸びる第3図および第4図に示すガイド溝
82゜84を有する。第1および第2のガイド74゜7
6は、後述する鉄線挾持機構116の回転中心軸線に関
し対称にかつ凹所78.80が対向する姿勢に配置され
、また鉄線14が送り出される面内で相寄り相離れる方
向へ角度的に回転可能に一端においてビン86.88に
より第2のフレーム30bの先端の二叉部分に支承され
ている。
第1および第2のガイド74.76は、第2図および第
4図に示すように、ビン86.88の側の端部に長穴9
0.92を有し、該長穴90゜92には作動ビン94.
96が滑動可能に嵌入されている。作動ビン94.96
は、第12図〜第14図に示すように、作動片98に取
り付けられている。作動片98は、第2のフレーム30
bに移動可能に支承された一対の作動軸100に取り付
けられていると共に、第2のフレーム30bに固定され
た作動源102に連結され、該作動源102によりビン
86.88を中心とするガイド74.76の回転面と平
行の面内で直線移動される。このため、第1および第2
のガイド74゜76は、作動ビン94.96によりビン
86゜88を中心として相寄り相離れる方向へ角度的に
回転される。作動源102は、図示の例では、複動式の
シリンダ装置である。
鉄線案内機構72は、また、結束部38に送り込まれた
鉄線14の先端部を基端側の部分すなわち後端部と交差
させるための第3のガイド104を備える。該第3のガ
イド104は、第1および第2のガイド74.76の回
転面と平行の面内を鉄線挾持機構116と直交する方向
へ伸びる枢軸106により第2のフレーム30bの先端
部に支承されており、また、作動片98の一対の作動片
部98a、98bと係合するビン107を有する。作動
片部98a 、98bは、作動片98の移動方向に隔て
られている。
作動片98が前進されると、第1図〜第4図に示すよう
に、第1および第2のガイド74.76は1作動ビン9
4.96の移動により、尾いに接近して鉄線を受け入れ
る第1の姿勢に回転され、第3のガイド104は作動片
部98aにより第1および第2のガイド74.76の凹
所78 、80により規定される結束部38の基端部の
側に突出する第1の姿勢に旋回される。
これに対し、作動片98が後退されると、第5図〜第8
図に示すように、作動ビン94.96により互いに隔て
られて鉄線14の捩ることを許す第2の姿勢とに回転さ
れ、第3のガイド104は、作動片部98bにより結束
部38から後退される。
第1.第2および第3のガイド74 、76 。
104が第1図〜第4図に示す第1の姿勢のとき、ガイ
ド74.76は、鉄線14の先端を第1のガイド74の
ガイド溝82の基端部の側すなわちビン86の側に受け
入れ、これをガイド溝82の先端部の側からガイド溝8
4の先端部の側に案内し、さらにガイド溝84の基端部
の側に案内し、第3のガイド104はガイド溝84の基
端部の側に案内された鉄線を鉄線送り機構40による鉄
線14の送り出し方向と交差する方向へ案内する。これ
により、鉄線14は、第1および第2のガイド74.7
6により、先ず鉄筋12の回りにループ状に案内され、
次いで第3のガイド104により先端部が第1のガイド
74の側へ送られることを防止されて、該先端部が鉄線
14の後端部分と交差される。
なお、鉄線案内機構72は、鉄線14をループ状に案内
する構造であると好適ではあるが、鉄線14をU字状に
案内する構造であってもよい。
鉄筋結束機10は、また、結束部38に送り出された鉄
線14を切断するための切断機構108を含む。切断機
構108は、第3図および第7図に示すように、鉄線挾
持手段118の回転軸線の方向へ直線移動可能に支承さ
れた筒状のカッタ110を備える。該カッタ110は、
結束部38に対し前進後退可能に第2のフレーム30b
に支承されており、また第2のフレーム30bに固定さ
れた作動機構112により作動される。カッタ110は
、ガイド74,76の側に位置する小径の第1の筒部と
、該第1の筒部からガイド74゜76と反対の側へ伸び
る大径の第2の筒部とから成す、第2の筒部において第
2のフレーム30bに滑動可能に支承されていると共に
作動機構112に速結されている。第1の筒部は、鉄線
を切断するためのカッタ部である。
作動機構112は、図示の例では複動式のシリンダ装置
であり、常時は空気圧によりカッタ110を後退させて
いるが、鉄線14の切断時はカッタ110を結束部38
に向けて前進させる。
切断機構108は、また、カッタ110による鉄線の切
断を助けるダイ114を備える。該ダイ114は、鉄線
送り機構40から送り出される鉄線14を受け、これを
結束部38に案内すべく鉄線送り機構40と結束部38
との間に配置されており、第2のフレーム30bに固定
されている。
ダイ114は、鉄線14を案内する穴を有する。
ダイ114の結束部30の側の端面すなわち鉄線出口の
側の端面は、カッタ110と共同して鉄線14を切断す
べく、鉄線挾持機構116の回転軸線と平行の平坦面と
なっている。
鉄筋結束機10は、さらに、切断された鉄線14の先端
部と後端部を挾持し、該先端部および後端部を捩る鉄線
挾持機構116を含む。該鉄線挾持機構116は、第3
図および第4図に示すように、複数の軸受118により
第2のフレーム30bに回転可能に支承されたチャック
ロッド120を含む。チャックロッド120は、図示の
例では結束部38からカッタ110を貫いて鉄線14の
先端部と後端部のなす角度の2等分線に沿って鉄線案内
機構72と反対の側へ伸び、また前記2等分線の回りに
回転可能である。前記2等分線は、支持機構16のスラ
イダ20の移動方向と平行である。
第15図に示すように、チャックロッド120は、鉄線
案内機構72の側に鉄線14の先端部および後端部を受
け入れる凹所122を規定する弾性変形可能の一対の挾
持片部124を有する。該挾持片部124の鉄線案内機
構72の側の外周面は、鉄線案内機構72の側が弐面と
なる円錐台の形状を有する。
=々 チャクロット120の鉄線案内機構72の側の回りには
、挾持片部124による鉄線14の挾持およびその解除
を制御するためのスライダ12Bがチャックロッド12
0の軸線方向へ滑動可能に配置されている。該スライダ
126は、カッタ110の中空部に複数の軸受128に
より回転可能に支承されており、またカッタl10の移
動時にチャックロッド120に対しカッタ110と共に
前記軸線の方向へ移動される。
チャックロッド120のための作動機構130は、図示
の例では第1のフレーム30aに据え付けられたエアー
モータから成る。該作動機構の回転は、その出力軸に設
けられた歯車132および該歯車と噛合し、チャックロ
ッド120の鉄線案内機構72と反対の側の端部に固定
された歯車134を経てチャックロッド120に伝達さ
れる。
チャックロッド120の歯車134の側の端部には、第
2のフレーム30bに配置された爪136と共にラチェ
ッ11を構成する爪車138が設けられている。該爪車
138は、複数のボルトによりチャックロッド120に
固定されており、また、結束開始時にチャックロッド1
20の姿勢を、鉄線を凹所122へ受け入れ可能の姿勢
に位置決めすべく、爪13Bと係合する歯140を有す
る。
待機時、鉄筋結束機10の鉄線送り機構40、鉄線案内
機構72、切断機構108、鉄線挾持機構116および
作動機構130は、支持機構16により鉄筋12から後
退されている。
待機時、鉄線14は、結束部38に送り込まれていない
。また、チャックロッド120は、爪136が爪型13
8の歯140に係IIニされているため、その凹所12
2がダイ114の鉄線出口、第1のガイド74の鉄線受
入口および第2のガイド76の鉄線用[1と対向する姿
勢に維持されれている。さらに、切断機構108のカッ
タ110および鉄線挾持機構116のスライダ126が
切断機構108の作動機構112によりチャックロッド
120に対し後退されているため、第6図および第8図
に示すように、カッタ110はダイ114の鉄線用[1
を開放し、スライダ126はチャックロッド120の挾
持片部124から離れ、挾持片部124の凹所122は
自己のばね力により鉄線を受け入れる姿勢に開いている
結束時、鉄線結束機10は、先ず鉄線案内機構72の作
動源102が作動される。これにより、鉄線案内機構7
2のガイド74,76.104が作動源102により結
束部38から後退されるため、ガイド74.76は第6
図および第8図に示すように#いに隔てられる。
この状態で、次に、支持機構16の作動機構が作動され
た後、鉄線案内機構72の作動1it102が作動され
る。これにより支持機構16のスライダ20が前進され
ることにより、鉄線送り機構40、鉄線案内機構72、
切断機構108、鉄線挾持機構116および作動機構1
30は、支持機構16により鉄筋12に向けて前進され
、次いで鉄線案内機構72のガイド74,76.104
が前進されて、第2図および第4図に示すように互いに
接近され、鉄線14を受け入れる姿勢になる。これによ
り、ガイド74.76は、鉄筋12を囲む姿勢に配置さ
れる。
次いで、鉄線送り機構40の回転源64が所定時間作動
されることにより、該鉄線送り機構40により鉄線14
を結束部38へ所定量送り出す。
結束部38に送り出された鉄線14は、チャックロッド
120の凹所122およびガイド74゜76.104を
経て鉄筋12を回り、さらに鉄線の先端部がその後端部
と交差した後、チャックロッド120の凹所122に達
する姿勢に案内される。
鉄線送り機構40は、鉄線14を所定量送り出した後、
わずかに逆転される。これにより、鉄線14には、該鉄
線が鉄線送り機構40の側に戻される方向への力が作用
するが、核力は、第4図において第3のガイド104の
鉄筋12の側でかつ第2のガイド76の側の隅角部から
第1のガイド74に向かう力として鉄線14に作用する
。このため、鉄線14はその後端側の部分が鉄線送り機
構40の側に戻される。これにより、結束部38に送り
出された鉄線14は、そのループが小さくなるように絞
り込まれるため、鉄線の使用量が少なくなる。
次いで、切断機構10Bの作動機構112が作動される
。これにより、切断機108は、カッタ110がダイ1
14の鉄線出口の側の端面に接触しつつ結束部38に向
けて移動されることにより、鉄線14を切断する。また
、カッタ110が移動されると、鉄線挾持機構116の
スライダ126がチャックロッド120に対し結束部3
8の側に前進されるため、チャックロッド120の挾持
片部124は凹所122の切断された鉄線14の先端部
および後端部を受け入れた状態で相互に接近される。こ
れにより、鉄線14は、その先端部および後端部を挾持
片124に挾持される。
次に、鉄線案内機構72の作動源102が前記と逆に作
動された後、支持機構16の作動機構28が前記と逆に
作動される。これにより、鉄線案内機構72のガイド7
4,76.104が第6図および第8図に示すように結
束部から後退された状態で、鉄線送り機構40、鉄線案
内機構72、切断機構108、鉄線挾持機構116およ
び作動機構130が鉄筋12から後退されるため、チャ
ックロッド120に挾持されれた鉄線14は、鉄筋12
に接触され、張りを与えられる。
次に、回転源130が所定時間作動され、チャックロッ
ド120がその挾持片部124に鉄線を挾持した状態で
その軸線の回りに所定時間回転される。これにより鉄線
14は、捩られ、鉄筋12を結束する。このように、鉄
線14に張りを与えた状態でチャックロッド120を回
転させると、鉄線14を確実かつ美麗に捩ることが↑き
る。鉄線14による鉄筋12の結束力は、鉄線14の捩
り量すなわちチャックロッド120の回転数により調整
することができる。
鉄線14の捩りが終了すると、結束装置10は、支持機
構16の作動機構28により、鉄線送り機構40、鉄線
案内機構72、切断機構108、鉄線挾持機構116お
よび作動機構130が鉄筋12に向けて前進される。こ
れにより、鉄線14の捩られた部分が鉄筋12とほぼ平
行に折り曲げられる。
その後、切断機構108の作動機構112が復帰するこ
とにより、カッタ110が後退されてダイ114の鉄線
出口を開放し、また鉄線挾持機構116のスライダ12
6がチャックロッド120に対し後退されることにより
チャックロッド120は鉄線14を開放する。最後に、
鉄線結束装置10は、支持機構16の作動機構28によ
り鉄線送り機構40、鉄線案内機構72、切断機構10
8、鉄線挾持機構116および作動機構130が鉄筋1
2から後退されることにより、1回の結束工程を終了す
る。
なお、本発明は、手動操作の鉄筋結束機にも適用するこ
とができる。この場合、支持機構16は不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鉄筋結束機の一実施例を示す正面図、
第2図は第1図の右側面図、第3図は第2のm−m線に
沿って得た断面図、第4図は第1図のW−IV線に沿っ
て得た断面図、第5図は鉄線案内機構のガイドが後退し
たときの前記ガイドの近傍の拡大正面図、第6図は第5
図のVl−VI線端面図、第7図は第6図の■−■線に
沿って得た断面図、第8図は第5図の■−■線に沿って
得た断面図、第9図は第4図のIX−IX線に沿って得
た断面図、第10図は第4図のX−X線に沿って得た断
面図、第11図はレバーへの送りローラの取り付は状態
を示す断面図、第12図は鉄線案内機構の正面図、第1
3図は第12図の右側面図、第14図は第12図の左側
面図、第15図はチャックロッド、爪車および爪を示す
正面図、第16図は第15図の左側面図である。 10:鉄筋結束機、12:鉄筋、 14:鉄線、    16:支承手段の支持機構、18
ニガイドレール、 20:支持機構のスライダ、 28ニスライダの作動機構、30:支承手段、38:結
束部、   40:鉄線送り機構、42 、44 :送
りローラ、  48ニレバー、56:スライド軸、60
:ばね、 62ニジリンダ装置、 64:鉄線送り機構の回転源、 72:鉄線案内機構、 74.76.104ニガイド、 78 、80 :凹所、82,84ニガイド溝、98:
鉄線案内機構の作動源、 108:切断機構、110:カッタ、 112:切断機構の作動機構、114:ダイ、116:
鉄線挾持機構、 120:チャックロッド、122:凹所、124:挾持
片部、 126:鉄線挾持機構のスライダ、 130:鉄線挾持機構の回転源、136:爪、138:
爪車、   140:歯。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第7図 り1n 第8図 第10図 第11図 ILJど 手続補正歯(方式) 昭和61年1月30日

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄筋を鉄線により結束するための鉄筋結束機であ
    って、前記鉄線をこれを捩るための結束部に送り込む鉄
    線送り手段と、該結束部に送り込まれた鉄線を前記鉄筋
    を巡る曲線に沿って案内する鉄線案内手段と、前記結束
    部に送り込まれた前記鉄線を前記鉄線送り手段の側の部
    分から切り離す切断手段と、切断された前記鉄線の先端
    部および後端部を解除可能に挾持し、該先端部および後
    端部を相互に捩るべく回転可能の鉄線挾持手段と、該鉄
    線挾持手段を回転させる駆動手段とを含む、鉄筋結束機
  2. (2)前記鉄線案内手段は、前記鉄線の先端部をこれが
    後端部と交差する方向へ案内するためのガイドを有する
    、特許請求の範囲第(1)項に記載の鉄線結束機。
  3. (3)前記鉄線挾持手段は、前記鉄線の先端部と後端部
    との交差角の2等分線の方向へ伸びる軸線の回りに回転
    される、特許請求の範囲第(2)項に記載の鉄線結束機
  4. (4)前記鉄線送り手段は、前記鉄線を前記結束部へ送
    り込むための一対の送りローラと、前記送りローラを回
    転させる逆転可能の回転源と、前記送りローラの一方を
    他方に対して押圧する手段とを備える、特許請求の範囲
    第(1)項に記載の鉄筋結束機。
  5. (5)前記押圧手段は、前記鉄線送り手段のための支承
    手段に枢軸により支承されたレバーであってその一端部
    に一方の前記送りローラを回転可能に支承するレバーと
    、該レバーの他端部に連結され、前記支承手段に滑動可
    能に支承された滑動軸と、該レバーに支承された送りロ
    ーラが他方の送りローラに押圧される方向への力を前記
    滑動軸に加えるばねと、該ばねの力による前記レバーの
    回転方向と同じ方向への力を前記レバーの他端部に解除
    可能に加える単動シリンダ装置とを備える、特許請求の
    範囲第(4)項に記載の鉄筋結束機。
  6. (6)前記鉄線案内手段は、ほぼ半円形の凹所を有し該
    凹所にその周方向へ伸びる前記鉄線のためのガイド溝を
    有する第1および第2のガイドであって前記鉄線挾持手
    段の回転中心軸線に関し対称に配置され、相寄り相離れ
    る方向へ角度的に回転可能に前記鉄線案内手段のための
    支承手段に支承され、互いに接近されたときに前記鉄線
    を第1のガイドの基端部の側から受け入れこれを案内す
    る第1および第2のガイドと、該第1および第2のガイ
    ドが相互に接近されたとき両ガイドの前記凹所により形
    成される空間に出入り可能に前記支承手段に支承され、
    前記第2のガイドの基端部に案内された前記鉄線の先端
    部を前記第1のガイドヘの前記鉄線の受入れ方向と交差
    する方向へ案内する第3のガイドと、前記第1、第2お
    よび第3のガイドのための作動手段とを備える、特許請
    求の範囲第(1)項に記載の鉄線結束機。
  7. (7)前記鉄線挾持手段は、前記結束部から前記鉄線案
    内手段と反対の側に伸びるチャックロッドであって前記
    支承手段に回転可能に支承され、前記結束部の側の端部
    に前記鉄線の先端部および後端部を受け入れるための凹
    所を規定する弾性変形可能の一対の挾持片部を有するチ
    ャックロッドと、該チャックロッドの回りに回転不能に
    配置され、前記挾持片部を弾性変形させるべく前記チャ
    ックロッドの軸線方向へ滑動可能の筒状のスライダとを
    備え、前記切断手段は、前記鉄線挾持手段の前記スライ
    ダを回転可能に受け入れるための中空部および前記鉄線
    を切断するためのカッタ部を有するカッタと、該カッタ
    を前記スライダと共に前記チャックロッドの軸線方向へ
    往復移動させる作動手段とを備える、特許請求の範囲第
    (1)項に記載の鉄線結束機。
  8. (8)前記チャックロッドの前記挾持片部と反対の側の
    端部には1または2の歯を有する爪車が設けられ、前記
    支承手段には前記チャックロッドの姿勢を前記鉄線を前
    記凹所に受け入れ可能の姿勢に位置決めすべく前記歯と
    係合して前記チャックロッドの逆転を阻止する爪が設け
    られている、特許請求の範囲第(7)項に記載の鉄線結
    束機。
  9. (9)前記駆動手段は、回転源と、該回転源の回転軸に
    設けられた第1の歯車と、該第1の歯車と噛合し、前記
    鉄線挾持手段に設けられた第2の歯車とを備える、特許
    請求の範囲第(1)項に記載の鉄線結束機。
  10. (10)鉄筋を鉄線により結束するための鉄筋結束機で
    あって、前記鉄線をこれを捩るための結束部に送り込む
    鉄線送り手段と、該結束部に送り込まれた鉄線を前記鉄
    筋を巡る曲線に沿って案内する鉄線案内手段と、前記結
    束部に送り込まれた前記鉄線を前記鉄線送り手段の側の
    部分から切り離す切断手段と、切断された前記鉄線の先
    端部および後端部を解除可能に挾持し、該先端部および
    後端部を相互に捩るべく回転可能の鉄線挾持手段と、該
    鉄線挾持手段を回転させる駆動手段と、前記鉄鉄線送り
    手段、前記鉄鉄線案内手段、前記鉄線切断手段、前記鉄
    鉄線挾持手段および前記鉄駆動手段を支承するための支
    承手段と、該支承手段を直線移動可能に支持するための
    支持手段と、前記支承手段を作動させるための作動手段
    とを含む、鉄筋結束機。
  11. (11)前記支承手段は、前記鉄線挾持手段の回転軸線
    の方向へ直線移動可能に前記支持手段に支持されている
    、特許請求の範囲第(10)項に記載の鉄線結束機。
  12. (12)前記支持手段は、ガイドレールと、該ガイドレ
    ールに沿って往復移動可能に該ガイドレールに支承され
    、前記支承手段を支持するスライダとを含む、特許請求
    の範囲第(10)項に記載の鉄線結束機。
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