JP3493232B2 - アスパラガス等の長尺青果物結束方法 - Google Patents

アスパラガス等の長尺青果物結束方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、アスパラガスや長ね
ぎ、その他の長尺青果物を自動結束機を用いて結束する
際における結束方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、長尺青果物の結束装置としては、
各種の構造のものが知られており、また、その結束手段
についても、各種の方法が提案されている。 【0003】しかし、従来の結束装置および結束方法に
あっては、結束用テープを、そのリールから繰り出して
長尺青果物に巻回し、巻回端部を当該結束用テープに重
ね合わせて圧着し、切断するようにしている。 【0004】すなわち、従来は、結束用テープを、テー
プリール側から繰り出して長尺青果物に巻回するように
しているため、長尺青果物が当該巻回に際し、ねじられ
てしまったり、斜めに重なりが生じてしまい、引き揃え
の整然とした状態に結束されないことが多くなってい
る。このような現象は、特に、強く巻き締めようとする
と顕著にあらわれることから、上記のねじれや重なりを
解消するため、これを回避するため、予め結束用テープ
の張り具合を弛めておくと、望ましい緊張状態の結束が
できないこととなる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有するこのような問題点に鑑みて、予め粘着テープ
を張設させておき、この粘着テープの張設位置から複数
個の長尺青果物を直交状態で進入させることにより、そ
の際の進入力によって当該粘着テープを左右両側から均
等に繰り出すようにし、然る後、爪とローラによって、
この粘着テープにおける左右両側を緊張させることで、
この長尺青果物を締め込むと同時に粘着テープ同志を押
圧により接着し、かつ、カッターにて切断するように
し、これによって、複数個の長尺青果物がねじれたり、
斜めに重なり合うことなく整然と、しかも緊張状態を確
実に保った結束ができるようにしようとしている。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、単独で回動自在なるよう対向して、一端
側を互いに軸支した平面略コ字形状の第1の回転アーム
と、第2の回転アームのうち、先ず、第2の回転アーム
を第1の回転アーム側へ閉成回動させ、その先端のテー
プ巻取用ローラと同軸に固定した歯車を、基板に軸支の
駆動歯車と噛合させることで、前記テープ巻取用ローラ
を回動させて粘着テープを適量だけ巻き取り、次いで、
前記第2の回転アームを逆転して、原の位置に復帰させ
ることにより、基板上のテープリールから上記の粘着テ
ープを引き出して、第1、第2の両回転アームにおける
先端部間に張設し、この粘着テープと直交状態にて、第
1、第2の両回転アーム間へ定量の長尺青果物を進入さ
せることで、当該粘着テープを押入して上記の粘着テー
プを前記テープリール、テープ巻取用ローラによる左右
両側から各々均等に繰り出させ、さらに、上記第1、第
2の両回転アームを各々閉成回動することにより、第1
の回転アームにおける先端の爪の外側へ第2の回転アー
ムにおける先端側の径小ローラを進入させ、これにより
当該径小ローラにて上記の粘着テープを重ね合わせ、こ
の状態でさらに径小ローラを進入させて、当該粘着テー
プ相互を接着させると共に、前記爪の先端を支点として
粘着テープを爪の外側へ引張させて定量の長尺青果物を
締め込み結束し、さらに、第1、第2の両回転アームの
閉成回動により、前記径小ローラが爪の基部方向に進入
されることによって、粘着テープの接着部よりも外側を
第1の回転アームにおける爪の基部外側に配設されたカ
ッターとの当接により切断するようにしたことを特徴と
するアスパラガス等の長尺青果物結束方法を提供しよう
としている。 【0007】 【作用】対向して、一端側を枢着した第1、第2の両回
転アームのうち、先ず第2の回転アームを第1の回転ア
ーム側へ回転させ、当該第2の回転アームにおける先端
に、テープ巻取用ローラと一体に回転可能なるよう軸支
された歯車を、モータによって回転される駆動歯車に噛
合させる。 【0008】基板上に回転自在に配置されているテープ
リールに巻装の粘着テープは、中間ローラを介して基板
上にあって対向軸支されているテープ繰出用ローラと、
エンコーダのローラとの間に挟入された状態にて、上記
した第1の回転アームの先端方向へ引き出され、基板上
の固定ブロックに沿設されていることから、上記したテ
ープ巻取用ローラの回転によってこれに巻き取られる。 【0009】粘着テープは、エンコーダによる管理によ
って、テープ巻取用ローラに適量(適当長さ)だけ巻取
られることとなる。テープ巻取用ローラに粘着テープが
適量巻取られると、第2の回転アームは逆転されて原位
置に復帰するが、この際、当該逆転によって、テープリ
ールから粘着テープが繰り出され、この粘着テープは第
1、第2の両回転アームにおける先端間に張設される。 【0010】次いで、粘着テープの張られた箇所に、複
数個の定量である長尺青果物を搬送機構等によって進入
させると、その進入力によって粘着テープは内側へ押入
されることにより、上記テープ巻取用ローラとテープリ
ールの双方から粘着テープが繰り出される。すなわち、
粘着テープは、長尺青果物に対して左右両側から均等に
繰り出されることになり、このことこによって、長尺青
果物には軸周り方向への力が加えられることなく、従っ
て、当該長尺青果物に結束時におけるねじれが生じな
い。 【0011】次いで、第1、第2の両回転アームは、内
向きに閉動され、これによって、第1の回転アームの先
端に付設の爪が長尺青果物の前方中央部まで移動すると
同時に、第2の回転アーム先端の径小ローラは上記爪の
外側に進入する。このことにより、粘着テープは二重に
重ね合わさられた状態にて、上記径小ローラにて爪の基
部方向へ押し込まれて行くことになり、当該粘着テープ
は爪の先端を支点として、爪の外側へ引張されることか
ら、長尺青果物は粘着テープにより締め込まれて行くと
同時に当該テープ余端は押圧されて接着状態となる。 【0012】さらに、第2の回転アームの回動により、
テープ巻取用ローラが爪の基部側へ進入して行くこと
で、接着されている粘着テープは、第2の回転アームに
おける先端外側に固設したカッターに当接して切断され
る。 【0013】次いで、第1、第2の両回転アームは、各
々開動することにより、テープ巻取用ローラ、爪は原位
置に復帰し、結束された長尺青果物は搬送機構により所
望箇所へ搬送される。 【0014】 【実施例】以下、本発明に係る方法につき、その一実施
例を図1ないし図3に示した装置を用いて行う場合につ
き説明する。図1ないし図3において、1は底板で、基
板2上に適当な間隔をおいて着脱自在なるよう水平に併
設されている。 【0015】上記底板1と基板2の各先端中央部には、
図1に明示の如く後述する定量の長尺青果物Aが進入す
るための平面略コ字形状とした進入用切欠部3が、夫々
形成されている。上記基板2は図1および図2に示した
ように、図6の如き自動結束機Bにあって備えられてい
る前後の側板4、5内面に、前後方向へ長く対向して凹
設されているガイド溝6、6に、左右の両側端辺を嵌合
することで、前後方向のスライド操作によって上記自動
結束機Bに対して着脱自在に配設されている。 【0016】上記基板2の切欠部3における中央部後方
位置には、図2に示した如く筒体7が垂直に貫通して固
定され、当該筒体7内には、軸受け8、8を介して中空
軸9が回転自在に貫通配設してあり、さらに、当該中空
軸9内には、オイルレスの軸受材10を介して回転軸1
1が回転自在なるよう貫設されている。 【0017】上記中空軸9にあって、筒体7から上方へ
延出されている延出端には、図2の如く第1の回転アー
ム12における基端を固定し、一方、上記回転軸11に
あって、中空軸9から上方へ延出されている延出端に
は、第2の回転アーム13の基端が固定され、上記第
1、第2の両回転アーム12、13は、図1に示したよ
うに、平面略コ字形状にして、各々の先端が対向して開
閉するよう一端側で互いに軸支されている。 【0018】図2に示したように、上記中空軸9の下端
と、当該中空軸9から下方へ延出されている回転軸11
の下端には、各々歯車14、15が固定され、当該各歯
車14、15は、自動結束機Bのフレーム16に固設し
たモータ17、18に連結の減速機19、20における
夫々の駆動軸19a、20aに固定された歯車21、2
2と夫々噛合されている。このことによって、上記第
1、第2の両回転アーム12、13は、図1に矢印a⇔
a′、b⇔b′で示した左右方向へ夫々単独で回転自在
となっている。 【0019】上記の第1の回転アーム12の先端にあっ
て、その内側には爪23を、当該アーム12の延長方向
へ突設させ、当該爪23の基部外側にはカッター24
が、その刃先を、アーム12の延長方向へ向けて突設さ
れている。 【0020】一方、第2の回転アーム13の先端にあっ
て、その内側には二個の径小ローラ25、26を、当該
回転アーム13の長さ方向へ一定の間隔をおいて回転自
在にして、かつ、上記第1の回転アーム12の爪23の
外側へ進入可能となる位置にあって軸支され、当該両径
小ローラ25、26のうち、その後部側である径小ロー
ラ26の外側にあって周接することにより、図2に示す
歯車28と一体に回転することとなるテープ巻取用ロー
ラ27が、下記の如く回転自在に軸支されている。 【0021】上記のテープ巻取用ローラ27と歯車28
とは、支持枠29の先端に軸支させてあり、当該支持枠
29の略中間部を上記第1の回転アーム12に、支軸3
0により回動自在に軸支してあると共に、当該支持枠2
9の後端を図1に示したバネ力付勢機構31によって前
方(図1において左方向)へ押圧して回転力付勢され、
このことによって、上記テープ巻取用ローラ27が上記
の如く後部側の径小ローラ26に弾接されることとな
る。 【0022】図1および図3に示したように、上記した
底板1の前端部にあって、その切欠部3の右側上面には
固定ブロック32が、上記したカッター24との間に所
定の間隔をおいて固設されていると共に、当該固定ブロ
ック32の前方部位における基板2には、前記歯車28
が噛合自在な駆動歯車33を軸支する。この駆動歯車3
3は、図3に明示した如く自動結束機Bのフレーム16
に固定したモータ34により減速機35を介して回転駆
動される。 【0023】また、上記底板1上の後部側にはテープリ
ール36が着脱自在に配置され、当該テープリール36
に巻装されている結束用の粘着テープ37は、図1に示
したように、上記底板1上の前方部位に軸支されている
中間ローラ38、テープ繰出用ローラ39、エンコーダ
ー40のローラ40aを介して上記した固定ブロック3
2の前方へ繰り出される。上記テープ繰出用ローラ39
とエンコーダー40のローラ40aは、互いに周接状態
であり、エンコーダー40によって粘着テープ37の繰
り出し長さが制御可能である。 【0024】図6は自動結束機Bの一例を示すもので、
次のように構成されている。フレーム16の中央に横向
軸支されているローター41から、周方向へ一定の間隔
をおいて径方向へ突設した長尺青果物a‥‥‥の搬送用
掴持機構42、43、44、45が四個備えられ、コン
ベア等による投入ライン46から長尺青果物a‥‥‥が
縦向きの状態で揃え機構47に投入され、当該揃え機構
47で長尺青果物a‥‥‥の下端が揃えられた定量の長
尺青果物Aを、図示のイ点にて上記搬送用掴持機構42
により把持したならば、図示の矢印C方向へ90°の回
転角だけ回転して停止し、図示のロ点に配設の整え機構
48によって定量の長尺青果物Aをさらに揃えた後、こ
れを搬送用掴持機構42で再度掴持して矢印C方向へ同
様に90°だけ回転することでハ点まで搬送して停止す
る。ここで既述の装置によって定量の長尺青果物Aを結
束したならば、さらに90°回転してニ点まで搬送し、
ここで結束した定量の長尺青果物Aを搬送コンベア49
上に排出し、同コンベア49にて所定位置まで搬送する
ようになっている。ここで同上既述の装置は、図6に示
した上記自動結束機Bにあって、外側から図示の矢印d
方向へ差し込むことで、ハ点位置において装着される。 【0025】尚、上記各搬送用掴持機構42〜45は図
7に示した如く、ローター41から半径方向へ突設した
支持アーム50に、矢印e⇔fが示す前後方向へスライ
ド自在に配設され、矢印f方向へ後退した位置では、左
右一対の掴持片51、52は、閉じ方向に付勢している
バネ53力に抗して、ラッチ54と掛け外し用ピン52
aとが係止されることで開いた状態に保持される。 【0026】上記の矢印eが示す前方へスライドしたと
きは、ラッチ54が係止解除用ピン55に突き当たり、
当該ラッチ54に介在のバネ56による付勢力に抗し
て、ラッチ54は前記の掛け外し用ピン52aから外さ
れ、これにより図示の矢印g方向へ回転されることで、
掴持片52の係止が解除されるから、両掴持片51、5
2はバネ53による付勢力で閉じ動作されて、定量の長
尺青果物Aを縦向きに把持することになる。 【0027】上記の装置によるときは、粘着テープ37
が、図1に示したように、テープリール36から繰り出
され、中間ローラ38を介してテープ繰出用ローラ39
とエンコーダー40のローラ40a間に挟持され、固定
ブロック32の前面に沿って切欠部3側まで引き出され
ている。 【0028】上記の状態において、先ず第2の回転アー
ム13は図1の矢印b′が示す内側へ回転して行き、図
4(A)に示した如く、先端部の歯車28が駆動歯車3
3と噛合することで、テープ巻取用ローラ27は所定方
向へ回転される。この時、テープ巻取用ローラ27と固
定ブロック32との間に粘着テープ37の端部が挟み込
まれると共に、テープ巻取用ローラ27は、後部の径小
ローラ26にバネ力によって周接されていることから、
粘着テープ37は上記テープ巻取用ローラ27に巻き取
られることになる。この時、テープ巻取用ローラ27に
対する粘着テープ37の巻取り量(長さ)は、予めエン
コーダー40によって適量に管理される。 【0029】粘着テープ37が上記テープ巻取用ローラ
27に適量だけ巻き取られると、第2の回転アーム13
は、図4(B)の如く、矢印bで示した外側へ逆転され
て原位置に復帰させるが、このときの第2の回転アーム
13における逆転復帰力によって、粘着テープ37はテ
ープリール36から繰り出されて、図示した如く切欠部
3の前部、すなわち第2の回転アーム13にあって、そ
の前部に設けた径小ローラ25と、固定ブロック32と
の間に張設される。 【0030】次いで、既述の搬送用掴持機構42等によ
って定量の長尺青果物Aを、図4(B)に示した通り、
粘着テープ37の張った位置から直交状にて切欠部3へ
進入させると、当該定量の長尺青果物Aの進入力によっ
て、粘着テープ37は切欠部3内へ押し込まれるので、
当該粘着テープ37は矢印h、iが示すようにテープ巻
取用ローラ27と、テープリール36とから各々繰り出
されることとなって、定量の長尺青果物Aに対して左右
両側から均等に繰り出される。従って、この際、定量の
長尺青果物Aに対し、周方向に対してねじり力等が加え
られることはない。 【0031】次いで、第1、第2の両回転アーム12、
13を、図5(A)に矢印a′、b′が示すように内側
へ閉成するよう回動させると、第1の回転アーム12に
おける爪23は定量の長尺青果物Aの前面中央部まで進
み、同時に、第2の回転アーム13における前部の径小
ローラ25は上記爪23の前面に進入する。従って、粘
着テープ37は二重に重ね合わせられることによって、
互いに接着されると共に、二重に接着された粘着テープ
37は上記径小ローラ25により、爪23の前面に沿っ
て、当該爪23の基部側へ押し込まれるので、当該粘着
テープ37は、爪23の先端を支点として外側へ引張さ
れ、これによって、定量の長尺青果物Aを周面から中心
方向に向けて締め込んで結束することとなる。 【0032】さらに、第2の回転アーム13の回転によ
り、前部側の径小ローラ25は爪23の基部側へ進入し
て行き、図5(B)に示した如く、粘着テープ37をカ
ッター24に押し付け、これによって粘着テープ37は
切断される。 【0033】このようにして、定量の長尺青果物Aを結
束したならば、第1、第2の両回転アーム12、13を
図1に示した如く、原位置に復帰させ、結束された定量
の長尺青果物Aを既述の搬送用掴持機構42‥‥‥等に
より把持して搬送コンベア49から所定の搬送ラインま
で移送することになる。 【0034】 【発明の効果】本発明は、以上説明したようにして実施
されるものであるから、長尺青果物を粘着テープによっ
て結束するにあたって、当該粘着テープを、長尺青果物
に対し、その左右両側から同時に、かつ均等に繰り出し
て長尺青果物に巻回した後、当該粘着テープの両端を重
ね合わせて接着しつつ外側へ引張させることによって、
長尺青果物を外周から中心方向へ向けて締め込むことで
結束するようにしたので、粘着テープによって長尺青果
物を巻回する際、また、締め込む際に、当該長尺物に対
し、その周方向等へねじり力が加えられることはなくな
り、その結果、長尺青果物がねじれたり、斜めに重なり
合うことのない、整然とした引き揃えの状態にて、しっ
かりした結束を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るアスパラガス等の長尺青果物結束
方法を実施するのに用い得る一装置例を示す平面図であ
る。 【図2】図1におけるA−A線矢視断面図である。 【図3】図1におけるB−B線矢視断面図である。 【図4】同上装置の主要部を示し、(A)はテープ巻取
用ローラに粘着テープの端部を巻き取る状態、(B)は
粘着テープを張設した状態の各平面図である。 【図5】同上装置の主要部を示し、(A)は定量の長尺
青果物を結束した状態(B)は定量の長尺青果物結束後
に、粘着テープを切断した状態の各平面図である。 【図6】同上装置が用いられている自動結束機の一例を
示す全体正面図である。 【図7】同上自動結束機における搬送用掴持機構を一部
切欠して示す平面図である。 【符号の説明】 2 基板 12 第1の回転アーム 13 第2の回転アーム 23 爪 24 カッター 25 径小ローラ 27 テープ巻取用ローラ 28 歯車 33 駆動歯車 36 テープリール 37 粘着テープ A 定量の長尺青果物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−85403(JP,U) 実開 昭55−173407(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 27/00 B65B 13/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 単独で回動自在なるよう対向して、一端
    側を互いに軸支した平面略コ字形状の第1の回転アーム
    と、第2の回転アームのうち、先ず、第2の回転アーム
    を第1の回転アーム側へ閉成回動させ、その先端のテー
    プ巻取用ローラと同軸に固定した歯車を、基板に軸支の
    駆動歯車と噛合させることで、前記テープ巻取用ローラ
    を回動させて粘着テープを適量だけ巻き取り、次いで、
    前記第2の回転アームを逆転して、原の位置に復帰させ
    ることにより、基板上のテープリールから上記の粘着テ
    ープを引き出して、第1、第2の両回転アームにおける
    先端部間に張設し、この粘着テープと直交状態にて、第
    1、第2の両回転アーム間へ定量の長尺青果物を進入さ
    せることで、当該粘着テープを押入して上記の粘着テー
    プを前記テープリール、テープ巻取用ローラによる左右
    両側から各々均等に繰り出させ、さらに、上記第1、第
    2の両回転アームを各々閉成回動することにより、第1
    の回転アームにおける先端の爪の外側へ第2の回転アー
    ムにおける先端側の径小ローラを進入させ、これにより
    当該径小ローラにて上記の粘着テープを重ね合わせ、こ
    の状態でさらに径小ローラを進入させて、当該粘着テー
    プ相互を接着させると共に、前記爪の先端を支点として
    粘着テープを爪の外側へ引張させて定量の長尺青果物を
    締め込み結束し、さらに、第1、第2の両回転アームの
    閉成回動により、前記径小ローラが爪の基部方向に進入
    されることによって、粘着テープの接着部よりも外側を
    第1の回転アームにおける爪の基部外側に配設されたカ
    ッターとの当接により切断するようにしたことを特徴と
    するアスパラガス等の長尺青果物結束方法。
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