JP2721091B2 - 汎用結束機 - Google Patents

汎用結束機

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JP2721091B2 JP18426992A JP18426992A JP2721091B2 JP 2721091 B2 JP2721091 B2 JP 2721091B2 JP 18426992 A JP18426992 A JP 18426992A JP 18426992 A JP18426992 A JP 18426992A JP 2721091 B2 JP2721091 B2 JP 2721091B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切り花や軟弱野菜等を
結束させるための汎用結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、従来より周知の機構であるコ
ンバインやバインダー等に用いられる排ワラ結束装置を
合理的に改良して、電気制御式の一回転クラッチ機構を
用いて、スイッチ操作に基づいて結束作動を起動を行
い、ゴム紐を用いて切り花や軟弱野菜等を損傷させるこ
となく結束させることができる汎用結束機が実用化され
ているが、従来の汎用結束機では、被結束物を載置して
搬送しながら結束作動を行う作業台は平坦面で構成さ
れ、結束作動の起動用スイッチはその検出片が作業台の
上方側に突出する状態で配備されていた(例えば、本出
願人による特願平3−120733号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、被結
束物を作業者が握った状態で供給しながら、この被結束
物により操作スイッチの作業台から上方側に突出する検
出片に作用させて、そのまま結束作動を開始させること
ができて、作業を能率良く行えるようにしたものである
が、作業台が平坦状態に形成されるので、例えば葉生姜
やラッキョ等の根部が太く茎部が細い被結束物を結束作
動する場合、作業者は、これらの被結束物の茎部を握り
ながら作業台上を載置移送させるのであるが、作業台面
に太い根部が先当たりして茎部が折れ曲がり円滑に結束
作動が行えないことがあり、作業性が悪く改善の余地が
あった。本発明は上記不具合点を解消することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成
は、作業台上に沿って載置移送される被結束物を結束す
る結束機構を備えるとともに、作業台の被結束物移送箇
所に、作業台から上方側に突出する検出片を備えた通過
検出スイッチと、足踏み操作する操作スイッチとを備
え、被結束物が通過したことを前記通過検出スイッチが
検出するか、又は、前記操作スイッチが操作されると、
駆動源と前記結束機構との間に介装される一回転クラッ
チ機構を作動させて結束作動させるよう構成し、前記作
業台の前記通過検出スイッチ配設箇所とは異なる箇所
に、被結束物通過用の凹溝を形成してある点にある。本
第2発明の特徴構成は、上記第1発明の特徴構成に加え
て、前記作業台上に、上部平坦面を有し、装着状態にお
いて、前記通過検出スイッチの検出片を下方に押し下げ
るとともに、前記凹溝を閉塞する板体を着脱自在に載置
してある点にある。
【0005】
【作用】第1発明の特徴構成によると、作業者が被結束
物を所定量づつ束ねて握りながら作業台上を載置供給さ
せる場合、例えば葉生姜等の根部が太く茎部が細い被結
束物であっても、通過検出スイッチ配設箇所とは異なる
箇所に凹溝を形成してあるので、この凹溝内に太い根部
を入れ込み茎部が折れ曲がることなく平行状態のままで
円滑に通過検出スイッチに作用するか又は、足踏み操作
スイッチの操作により、被結束物の姿勢乱れの無い状態
で結束作動が円滑に行えることになる。
【0006】第2発明の特徴構成によると、上記作用に
加えて、被結束物が箱状のもので一方向だけでなくそれ
と直交する方向にも結束作動を行う、いわゆる十字掛け
結束するような場合、あるいは、切り花等の太さがほぼ
均一な被結束物を結束する場合には、上部面が平坦な板
体を作業台上に載置させるようにすると、作業台から上
方突出する通過検出スイッチを下方に押し下げて、足踏
み操作スイッチにより起動させるようにすることで、段
差がなく被結束物が傾く等の弊害が生じない状態で、か
つ、検出片に既結束紐が引っ掛かる等の煩わしさなく、
円滑に結束作動を行えるものとなる。
【0007】
【発明の効果】従って、専用の手動操作による結束起動
を行う必要が無く、作業者は被結束物を束ねた状態で握
りながら結束位置まで供給させることができ、作業性に
優れたものでありながら、結束箇所よりも先端側が太く
作業台上を載置移送させる際に、折れ曲がりが生じ易い
被結束物であっても、結束作動時における姿勢を安定さ
せて、円滑な結束作動を行えるものを提供できるに到っ
た。
【0008】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
〜図4にゴム紐を用いて葉生姜やラッキョその他の軟弱
野菜等の被結束物aを結束する汎用結束機を示してい
る。この結束機は、箱体1の内方に駆動源としての電動
モータ2と結節機構3とを備え、箱体1の外部上方に結
束用ゴム紐4を巻回収納した巻紐収納部5と、この巻紐
収納部5からゴム紐4を前記結節機構3に向けて供給す
るニードル6とを備えて成り、前記箱体1の上部作業台
7に沿って被結束物aを人為的に載置供給して、結束作
動するよう構成してある。図4に示すように、前記電動
モータ2の出力軸8に設けたプーリ9と箱体1の底部か
ら立設した軸受け部材10により支承される中継軸12
に設けたプーリ13とに亘り伝動ベルト14を張設し、
中継軸12に設けたギア15と従動軸16に遊転自在に
外嵌した大径ギア17とを噛み合い係合させてあり、大
径ギア17と従動軸16との間に一回転クラッチ機構1
8を介装してある。そして、この従動軸16の一端部に
ニードル6の駆動用クランク機構19を設けるととも
に、他端部に備えたベベルギア機構20を介して結節機
構3における駆動軸21に連動連結して、夫々に分岐伝
動させてある。図5にも示すように、前記一回転クラッ
チ機構18は、前記大径ギア17のボス部と従動軸16
との間に爪クラッチ22を設けるとともに、この爪クラ
ッチ22の従動側噛合い部22aと駆動側噛合い部22
bの間に上方側から軸径方向内方に向けて押圧付勢状態
で係止板23を入り込ませて、クラッチ切り状態に設定
するよう構成し、この係止板23を作動板24を介して
電磁ソレノイド25の駆動により爪クラッチ22から離
間する方向に揺動させることで、クラッチ入り状態に設
定できるよう構成してある。そして、クラッチ入り後、
すぐに電磁ソレノイド25を切り作動し従動軸16が1
回転すると、従動側噛合い部22aの外周面に形成した
傾斜カム面26に沿って前記係止板23が係合して、従
動側噛合い部22aが徐々にクラッチ切り側にスライド
移動して、1回転のみ回転駆動するよう構成してある。
尚、図22に示すように、前記電磁ソレノイド25は、
作業者の足元に配設される足踏み操作スイッチとしての
フットスイッチSW1あるいは通過検出スイッチとして
の手元スイッチSW2のいずれかの作動により、短時間
のみ入り作動するよう構成してある。尚、これらの切り
換えは切換スイッチSW3により行う。前記手元スイッ
チSW2は、被結束物aの載置供給時の通過位置におけ
る結節機構3の上手側箇所の作業台7から作動片27を
上方に突出させて、供給される被結束物aとの接触によ
り自動的に入り作動するよう構成してある。前記ニード
ル6は、作業台7から上方に向けて露出させて設けら
れ、作業台7から上方に突出するニードル支持ケース2
8に横軸芯X1周りで揺動自在に枢支してある。つま
り、図1に示すように、ニードル支持ケース28に回動
自在に支持された回動軸29に一体回動自在にボス部3
0を外嵌し、このボス部30からくの字形に屈曲した支
持アーム31を延設して、支持アーム31の先端にニー
ドル6を連結してある。そして、図6に示すように、前
記ニードル支持ケース28の内方において前記回動軸2
9に取付けた駆動アーム32と前記クランク機構19と
を押引きロッド33を介して連動連結して、クランク機
構19により駆動アーム32、即ちニードル6を所定範
囲に亘り揺動駆動してゴム紐4を結節機構3に供給する
よう構成してある。又、ニードル6はニードル支持ケー
ス28内に配設したバネ34により上部待機位置に復帰
付勢するようにしてあり、前記一回転クラッチ機構18
の切り状態において、伸長するゴム紐4の弾性力によっ
て、所定待機位置から下方側に変位した不安定位置で停
止することがないよう構成してある。図1〜図3、図9
に示すように、前記巻紐収納部5は、前記ニードル支持
ケース28から延設した支持部材35により紐収納ロー
ル36を回動自在に支持するとともに、繰り出し紐に作
用する弛み取り杆37を設け、ニードル支持ケース28
から延設した支持ロッド38の先端部に、一対の紐案内
ローラ39,40を取付けてある。繰り出し紐を紐供給
下手側に位置する案内ローラ40に1回巻き付けた後、
ニードル6に供給するようにしてあり、この案内ローラ
40を付勢力調節自在なバネ41により押圧するように
して、繰り出し具合を調節できるようにしてある。結束
用ゴム紐4は、図11に示すように、帯板状のゴム板本
体4aの表面に紐長手方向に連なる筋状の凹凸4bを形
成して長手方向の滑りを良くするとともに、被結束物a
を束ねた状態で適度な緊張力を得られるよう構成してあ
る。
【0009】前記結節機構3は、ノッタービル形式に設
けられ、ゴム紐4の一端を挟持保持するとともに、ニー
ドル6により供給される新規紐部分と保持されている側
の紐部分とを重ねた状態に設定する紐ホルダー42と、
上記したような重なった両紐部分を巻回して結節作動す
る結節ビル43とを備えるとともに、紐ホルダー42と
結節ビル43は、夫々の回転駆動軸芯が平行となるよう
に配置して支持ブラケット44により支持してあり、こ
れらを駆動する一対のタイミングギア45,46を前記
結節駆動軸21に取付けてある。そして、結節ビル43
の上方側近傍位置に、結節ビル43の紐巻回作動時、即
ち、紐ホルダー42により挟持保持されたゴム紐部分4
cと被結束物を巻回した後のゴム紐部分4dとを巻回し
て結び目を形成する際に、前記各紐部分4c,4dを所
定被作用位置に係止保持するための紐案内部材47を設
けるとともに、結節ビル43による紐巻回作動終了後
に、ニードル6による紐供給方向とほぼ直交する方向に
前記紐案内部材47を移動させる移動手段Aを設けてあ
る。詳述すると、図2、図7、図10に示すように、紐
案内部材47は、結節ビル43の上方を覆う板状に設け
られ、被結束物aの移動方向に沿って上記両紐部分が入
り込み係合する係止凹部48を形成し、揺動支持アーム
49により結節駆動軸21の軸芯方向に沿う軸芯周りで
揺動自在に前記支持ブラケット44に枢支してある。前
記揺動支持アーム49はバネ50により上記作用姿勢に
向けて揺動付勢するとともに、結節駆動軸21に設けた
カム51にカムフォロア52が接当係合して、上記作用
姿勢と結節ビルの上方位置から退避する姿勢とに亘り揺
動移動するようにして上記移動手段Aを構成してある。
このようにして、結節ビル43により巻回された状態
で、紐案内部材47が退避姿勢に切り換わることで、紐
が結節ビル43から抜け外れ、結節作動が終了すること
となる。尚、ニードル6の回動軸29は、結節ビル43
の回転軸芯と紐ホルダー42の回転軸芯とのほぼ中間の
上方に位置するよう配置してあり、ゴム紐4が結節ビル
43と紐ホルダー42とにほぼ均一したレベルで供給さ
れるようにしてあり、又、ニードル支持ケース28は傾
斜姿勢で設けられ、結節空間を大きくとれるようにして
ある。前記紐案内部材47の近傍には、前記係止凹部4
8の入口部分を閉じる抜け止め姿勢と入口部分を開放す
る姿勢とに切り換え自在な紐寄せ部材53を設けるとと
もに、結節ビル43による紐巻回作動時に、紐寄せ部材
53を抜け止め姿勢に切り換える姿勢切り換え手段Bを
設けてある。つまり、図7、図8に示すように、紐寄せ
部材53は結節駆動軸21軸芯と直交する軸芯X2周り
で揺動自在に支持ブラケット44に枢支し、バネ54に
より開放姿勢に向けて揺動付勢するとともに、連設した
カムフォロア55が結節駆動軸21に設けたカム56に
接当して切り換え揺動作動するよう構成してある。又、
図19、図20に示すように、結節ビル43と紐ホルダ
ー42との間には、ニードル6の引退作動の際に紐ホル
ダー42により一端が保持されたゴム紐4を所定待機位
置に規制する紐案内板57を設けるとともに、この紐案
内板57を紐ホルダー42に備えられる紐切断用カッタ
ー58の外端回転軌跡にゴム紐の厚さよりも小さい微小
間隔をあけて接近する状態に配置してある。そして、作
業台7には被結束物の移送方向に沿って凹溝7aを形成
してある。この凹溝7aを形成することで、葉生姜やラ
ッキョの太い根部が入り込むための空間を形成して、結
束すべき茎部が結束作動位置で屈曲することなく水平姿
勢のままで通過供給できるよう構成してある。この凹溝
7aの紐収納部5側の縦壁面7bは斜め姿勢に形成して
切り花等の細長い被結束物が引っ掛からないようにして
ある〔図23(イ)参照〕。
【0010】次に結束作動手順について説明する。ゴム
紐4の端部が紐ホルダー42に挟持保持され、ニードル
6が上方待機位置にある待機状態から、被結束物aを作
業台7に載置して紐の下方側に沿わせて供給し、被結束
物aが結束作用箇所近くに到ると、被結束物aが手元ス
イッチSW2の作動片27に接触して一回転クラッチ機
構18が作動して、従動軸16が一回転駆動される。そ
うすると、図12に示すように、ニードル6が作動して
ゴム紐4を結節機構3に向けて供給する。このとき、紐
案内ローラ40に巻回された紐はニードル6の作動に伴
ってさらに巻回される方向に巻き付き、紐の繰り出しは
ほぼ停止状態となっている。そして、ニードル6が最大
突入位置に到る前に、先ず、紐寄せ部材53が開放姿勢
から抜け止め姿勢に切り換わる。そのすぐ後に結節ビル
43が回転駆動して、紐ホルダー42により保持される
紐部分4cとニードル6により供給される紐部分4dと
を共に巻回して結節作動を開始する(図13)。尚、こ
のとき、紐案内部材47は作用位置に設定されている。
その後、ニードル6が最大突入位置に到ると、その時点
から紐ホルダー42が回転して上記両紐部分4c,4d
を揃えて、結節ビル43により巻き取られるよう作用す
る(図14、図15)。そして、結節ビル43の巻回作
動が終了すると、紐寄せ部材53が開放姿勢に切り換わ
るとともに、紐ホルダー42に備えられた切断カッター
58が紐案内板57に接近して紐部分を切断し、その
後、紐案内部材47が作用姿勢から横側方に揺動して結
節ビル43に巻き付いた紐を抜き取り、結節作動が終了
する(図16〜図18)。このとき、結節ビル43の巻
回作動終了時付近で、紐ホルダー42が前記保持される
紐部分4cの挟持を解除し、かつ、ニードル6による供
給紐部分4dを新たに挟持保持して、その後、切断カッ
ター58により前記供給紐部分4dを切断する。上記し
たように、ニードル6側からゴム紐4は殆ど繰り出され
ないので、結節作動中のゴム紐4は伸長状態となってお
り、上記紐切断時において、先に紐ホルダー42に挟持
保持されていた紐部分4cは、その巻回作用に伴って極
度の伸長状態となっているので、挟持状態が解除される
と、結節ビル43のより形成されるループ部分から抜け
外れて、結束紐の結び目が、所謂、片結び状態となる
(図21参照)。その結果、結束された被結束物aから
ゴム紐4を外す際、上記片紐部分を引張ると、結び目の
ループ内の通過紐が1本であることと、ゴム紐の伸長作
用とゴム紐に形成した凹凸4bによる滑り作用とから、
容易に抜き外すことができ、ループから抜け外れた後に
は、残ったループが広がるように作用して、結束状態の
解除が容易に行える。しかも、結節ビル43と紐ホルダ
ー42とを夫々の駆動軸芯が平行となるように設けられ
るので、紐ホルダー42による巻回作動時に、結節ビル
43との間で位置決めされる上記両紐部分の姿勢と紐ホ
ルダー42の回動方向とがほぼ平行となって、挟持用バ
ネ42aの配設部に巻き付いて結節作動が阻害されるこ
とがない(図19)。しかも、ゴム紐4の表面に筋状の
凹凸4bを形成することで、紐ホルダー42による挟持
作用において、長手方向に適度に滑り、かつ、適度の挟
持力を保てることになり、保持作用が円滑に行えること
になる。そして、ニードルが待機位置に引退する際に
は、案内ローラ40から紐の巻き付きが緩む方向に作用
して、引退作動に伴ってゴム紐4が収納部5から繰り出
される。
【0011】そして、上記したような汎用結束機を用い
て、例えば弁当箱や雑誌等をゴム紐結束させる場合に
は、図23(ロ)に示すように、作業台7上に、上部平
坦面を有し、装着状態において、前記手元スイッチSW
2の検出片27を下方に押し下げるとともに、前記凹溝
7aを閉塞する板体としてのフラットテーブルTを着脱
自在に載置させる。この時には手元スイッチSW2によ
る作業状態からフットスイッチSW1による起動状態に
切換スイッチSW3を切り換えておく。このようにする
と、箱状の被結束物を十字状に結束する場合であって
も、作業台7に段差が無く、作業台7上から突起物が無
いので、被結束物が傾いたり、既結束紐が引っ掛かり移
送を阻害するといった弊害を防止でき、円滑な結束作動
を行える。
【0012】尚、前記フラットテーブルTの装着時にそ
のことを検出して、フットスイッチSW1による起動状
態に自動的に切り換わるよう電気回路を構成してもよ
い。又、前記フラットテーブルTは取り外し可能に構成
するものに代えて、作業台7の上方側を開放させる状態
と覆う状態とにスライド自在に装着してもよく、又、ヒ
ンジを介して回動自在に枢支する構成としてもよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用結束機の全体斜視図
【図2】汎用結束機の縦断側面図
【図3】汎用結束機の縦断側面図
【図4】汎用結束機の横断平面図
【図5】一回転クラッチ機構配設部の側面図
【図6】ニードル駆動系の側面図
【図7】紐寄せ部材の駆動カム機構の側面図
【図8】紐寄せ部材の作用説明図
【図9】紐繰り出し部の側面図
【図10】紐案内部材の斜視図
【図11】ゴム紐の断面図
【図12】結束動作説明図
【図13】結束動作説明図
【図14】結束動作説明図
【図15】結束動作説明図
【図16】結束動作説明図
【図17】結束動作説明図
【図18】結束動作説明図
【図19】紐結節機構の側面図
【図20】紐案内板の作用説明図
【図21】結束後の被結束物の斜視図
【図22】電気回路図
【図23】結束作業状態を示す側面図
【符号の説明】
2 駆動源 3 結束機構 7 作業台 7a 凹溝 18 一回転クラッチ機構 27 検出片 SW1 操作スイッチ SW2 通過検出スイッチ T 板体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台(7)上に沿って載置移送される
    被結束物を結束する結束機構(3)を備えるとともに、
    作業台(7)の被結束物移送箇所に、作業台(7)から
    上方側に突出する検出片(27)を備えた通過検出スイ
    ッチ(SW2)と、足踏み操作する操作スイッチ(SW
    1)とを備え、被結束物が通過したことを前記通過検出
    スイッチ(SW2)が検出するか、又は、前記操作スイ
    ッチ(SW1)が操作されると、駆動源(2)と前記結
    束機構(3)との間に介装される一回転クラッチ機構
    (18)を作動させて結束作動させるよう構成し、前記
    作業台(7)の前記通過検出スイッチ(SW2)配設箇
    所とは異なる箇所に、被結束物通過用の凹溝(7a)を
    形成してある汎用結束機。
  2. 【請求項2】 前記作業台(7)上に、上部平坦面を有
    し、装着状態において、前記通過検出スイッチ(SW
    2)の検出片(27)を下方に押し下げるとともに、前
    記凹溝(7a)を閉塞する板体(T)を着脱自在に載置
    してある請求項1に記載の汎用結束機。
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