JPH06219417A - 汎用結束機 - Google Patents

汎用結束機

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JPH06219417A
JPH06219417A JP549793A JP549793A JPH06219417A JP H06219417 A JPH06219417 A JP H06219417A JP 549793 A JP549793 A JP 549793A JP 549793 A JP549793 A JP 549793A JP H06219417 A JPH06219417 A JP H06219417A
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JP
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Application number
JP549793A
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Inventor
Hideto Matsufuji
秀人 松藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横幅が大きい被結束物であっても損傷等のお
それの少ない汎用結束機を提供する。 【構成】 作業台7上に沿って載置移送される被結束物
が、所定位置を通過したことを検出する検出センサSW
3を備え、この検出センサSW3の検出作動に基づいて
被結束物に対して紐結束作動を行う結束機構3を備えて
ある汎用結束機であって、前記作業台7における被結束
物移送箇所に、移送上手側が上方レベルに位置し、移送
下手側が下方レベルに位置する段差部Dを形成し、この
段差部Dにおける縦面部分63cから前記検出センサS
W3の検出片65を横向き突設して、前記段差部Dを被
結束物が下降する際に前記検出センサSW3が検出作動
するよう構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業台上に沿って載置
移送される被結束物が、所定位置を通過したことを検出
する検出センサを備え、この検出センサの検出作動に基
づいて被結束物に対して紐結束作動を行う結束機構を備
えてある汎用結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記汎用結束機において、従来では、例
えば実開平4−129736号公報に示されるように、
作業台上をスライド移送される被結束物が所定の結束位
置に至ったことを検出する検出センサの検出片は、作業
台から上方に向けて突出する状態で設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記結束機は、例えば
切り花や軟弱野菜あるいは箱状体等の被結束物をゴム紐
等の結束紐により結束するための装置であり、前記被結
束物を手動で作業台上に沿って載置移送しながら自動で
結束作動できるようにしたものである。ところが、上記
従来構造においては、被結束物が比較的小型であるとき
は、被結束物に対するニードルによる紐巻回作動が円滑
に行えるけれども、例えば、横幅が大きな箱状体、例え
ば弁当箱等を結束する場合には、このような箱状体を遅
い速度で載置移送すると、移送方向の先端側で検出セン
サの検出片を押し操作して箱状体の移送方向終端位置が
結束作動位置に達する前に検出作動して上方側から紐供
給用ニードルが下方側に回動移動して、箱体の移送方向
終端側に衝突して箱体が損傷するおそれがあり、改善の
余地があった。本発明は、上記不具合点を解消すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明の特徴構成
は、冒頭に記載した汎用結束機において、前記作業台に
おける被結束物移送箇所に、移送上手側が上方レベルに
位置し、移送下手側が下方レベルに位置する段差部を形
成し、この段差部における縦面部分から前記検出センサ
の検出片を横向き突設して、前記段差部を被結束物が下
降する際に前記検出センサが検出作動するよう構成して
ある点にある。本第2発明の特徴構成は、前記段差部に
おける上側載置面が被結束物移送方向下手側ほど上方レ
ベルに位置する傾斜面で構成されている点にある。本第
3発明の特徴構成は、前記段差部を構成する補助台を前
記作業台に対して着脱自在に設けるとともに、前記検出
センサを、その検出片が前記段差部の縦面部分から横向
き突出する状態と、前記作業台から上方に向けて突出し
て被結束物の横向き移送に基づいて検出作動する状態と
に切り換え自在に構成してある点にある。
【0005】
【作用】
(イ)第1発明の特徴構成によると、例えば、箱状体等
の移送方向の幅が比較的大きい被結束物を結束する場
合、そのような被結束物を作業台上に沿って移送方向上
手側から手動で載置供給すると、移送方向途中にある段
差部を通過する際に段差部の上側面から被結束物の終端
部が外れたとき、被結束物を下側面に向けて下降させる
が、この落下途中において縦面部分から横向き突出する
検出片に被結束物の終端部が接触して検出作動が行われ
る。その結果、被結束物の終端側が常に段差部を通過し
たときに結束作動が開始されるので、常に、被結束物が
通過した後に結束用紐の供給作動が行われることにな
る。 (ロ)第2発明の特徴構成によると、箱状体等の角張っ
た被結束物が通過する際に、被結束物に対して巻回案内
するために上下方向に沿って被結束物通過空間を挿通す
る状態で張設待機する結束用紐に対して、被結束物の先
端側上部の角部に対する結束紐の接触角度が緩くなっ
て、紐の滑りがよく、被結束物の移送の妨げになり難
い。 (ハ)第3発明の特徴構成によると、箱状体等の移送方
向の幅が比較的大きい被結束物を結束する場合には、段
差を形成する補助台を作業台に取付けておくことで、上
記作用(イ)で述べたように、被結束物の終端側が常に
段差部を通過したときに結束作動が開始される状態に設
定することができ、又、切り花等の比較的軟弱で小径幅
狭の被結束物を結束する場合には、前記補助台を取り外
し且つ検出センサの検出片を作業台から上方突出する状
態に切り換えておくことで、平坦な作業台上に沿って被
結束物を載置移送させ、作業台から上方突出する検出片
を横向きに操作しながら通過検出させることで、被結束
物の移送を円滑に行える。
【0006】
【発明の効果】第1発明によれば、箱状体等の移送方向
の幅が比較的大きい被結束物であっても、被結束物に紐
供給用ニードルが衝突する等の弊害を未然防止でき、円
滑な結束作動が行えるものとなった。
【0007】第2発明によれば、第1発明の効果に加え
て、角張った被結束物であっても結束空間の載置移送が
円滑に行える。
【0008】第3発明によれば、更に、箱状体のような
幅が大きなもの、あるいは切り花等の小径幅狭のもの
等、被結束物の形状の違いに応じて、常に適切な結束作
業状態が得られるよう状況に応じた使い分け使用が可能
となって、使い勝手のよい汎用結束機が得られた。
【0009】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
〜図6にゴム紐を用いて葉生姜やラッキョその他の軟弱
野菜あるいは発泡樹脂製の弁当箱等の被結束物aを結束
する汎用結束機を示している。この結束機は、筐体1の
内方に駆動源としての電動モータ2と結節機構3とを備
え、筐体1の外部上方に結束用ゴム紐4を巻回収納した
巻紐収納部5と、この巻紐収納部5からゴム紐4を前記
結節機構3に向けて供給するニードル6とを備えて成
り、前記筐体1の上部作業台7に沿って被結束物aを人
為的に載置供給して、結束作動するよう構成してある。
図7に示すように、前記電動モータ2の出力軸8に設け
たプーリ9と筐体1の底部から立設した軸受け部材10
により支承される中継軸12に設けたプーリ13とに亘
り伝動ベルト14を張設し、中継軸12に設けたギア1
5と従動軸16に遊転自在に外嵌した大径ギア17とを
噛み合い係合させてあり、大径ギア17と従動軸16と
の間に一回転クラッチ機構18を介装してある。そし
て、この従動軸16の一端部にニードル6の駆動用クラ
ンク機構19を設けるとともに、他端部に備えたベベル
ギア機構20を介して結節機構3における駆動軸21に
連動連結して、夫々に分岐伝動させてある。図8にも示
すように、前記一回転クラッチ機構18は、前記大径ギ
ア17のボス部と従動軸16との間に爪クラッチ22を
設けるとともに、この爪クラッチ22の従動側噛合い部
22aと駆動側噛合い部22bの間に上方側から軸径方
向内方に向けて押圧付勢状態で係止板23を入り込ませ
て、クラッチ切り状態に設定するよう構成し、この係止
板23を作動板24を介して電磁ソレノイド25の駆動
により爪クラッチ22から離間する方向に揺動させるこ
とで、クラッチ入り状態に設定できるよう構成してあ
る。そして、クラッチ入り後、すぐに電磁ソレノイド2
5を切り作動し従動軸16が1回転すると、従動側噛合
い部22aの外周面に形成した傾斜カム面26に沿って
前記係止板23が係合して、従動側噛合い部22aが徐
々にクラッチ切り側にスライド移動して、1回転のみ回
転駆動するよう構成してある。
【0010】尚、図25に示すように、前記電磁ソレノ
イド25は、作業者の足元に配設される足踏み操作スイ
ッチとしてのフットスイッチSW1あるいは第1手元ス
イッチSW2〔検出センサの一例〕のいずれかの作動に
より、短時間のみ入り作動するよう構成してある。尚、
これらの切り換えは切換スイッチにより行う。前記第1
手元スイッチSW2は、被結束物aの載置供給時の通過
位置における結節機構3の上手側箇所の作業台7から作
動片27を上方に突出させて、供給される被結束物aと
の接触により自動的に入り作動するよう構成してある。
【0011】前記ニードル6は、作業台7から上方に向
けて露出させて設けられ、作業台7から上方に突出する
ニードル支持ケース28に横軸芯X1周りで揺動自在に
枢支してある。つまり、図1に示すように、ニードル支
持ケース28から片持ち状に延設したボス部30内に回
動自在に支持された回動軸29の先端にニードル6を連
結してある。そして、図9に示すように、前記ニードル
支持ケース28の内方において前記回動軸29に取付け
た駆動アーム32と前記クランク機構19とを押引きロ
ッド33を介して連動連結して、クランク機構19によ
り駆動アーム32、即ちニードル6を所定範囲に亘り揺
動駆動してゴム紐4を結節機構3に供給するよう構成し
てある。又、ニードル6はニードル支持ケース28内に
配設したバネ34により上部待機位置に復帰付勢するよ
うにしてあり、前記一回転クラッチ機構18の切り状態
において、伸長するゴム紐4の弾性力によって、所定待
機位置から下方側に変位した不安定位置で停止すること
がないよう構成してある。
【0012】図1〜図6、図12に示すように、前記巻
紐収納部5は、前記ニードル支持ケース28から延設し
た支持部材35により紐収納ロール36を回動自在に支
持するとともに、繰り出し紐に作用する横方向に長孔3
7aを有する弛み取り杆37を設け、前記ボス部30の
先端部に、一対の紐案内ローラ39,40を取付けてあ
る。又、前記支持部材35には、紐収納ロール36の外
周部に自重で押圧接当して慣性に起因する紐の過剰繰り
出しを防止するブレーキ部材60を設けてある。結束用
ゴム紐4は、図14に示すように、帯板状のゴム板本体
4aの表面に紐長手方向に連なる筋状の凹凸4bを形成
して長手方向の滑りを良くするとともに、被結束物aを
束ねた状態で適度な緊張力を得られるよう構成してあ
る。
【0013】前記結節機構3は、ノッタービル形式に設
けられ、ゴム紐4の一端を挟持保持するとともに、ニー
ドル6により供給される新規紐部分と保持されている側
の紐部分とを重ねた状態に設定する紐ホルダー42と、
上記したような重なった両紐部分を巻回して結節作動す
る結節ビル43とを備えるとともに、紐ホルダー42と
結節ビル43は、夫々の回転駆動軸芯が平行となるよう
に配置して支持ブラケット44により支持してあり、こ
れらを駆動する一対のタイミングギア45,46を前記
結節駆動軸21に取付けてある。そして、結節ビル43
の上方側近傍位置に、結節ビル43の紐巻回作動時、即
ち、紐ホルダー42により挟持保持されたゴム紐部分4
cと被結束物を巻回した後のゴム紐部分4dとを巻回し
て結び目を形成する際に、前記各紐部分4c,4dを所
定被作用位置に係止保持するための紐案内部材47を設
けるとともに、結節ビル43による紐巻回作動終了後
に、ニードル6による紐供給方向とほぼ直交する方向に
前記紐案内部材47を移動させる移動手段Aを設けてあ
る。詳述すると、図10、図13に示すように、紐案内
部材47は、結節ビル43の上方を覆う板状に設けら
れ、被結束物aの移動方向に沿って上記両紐部分が入り
込み係合する係止凹部48を形成し、揺動支持アーム4
9により結節駆動軸21の軸芯方向に沿う軸芯周りで揺
動自在に前記支持ブラケット44に枢支してある。前記
揺動支持アーム49はバネ50により上記作用姿勢に向
けて揺動付勢するとともに、結節駆動軸21に設けたカ
ム51にカムフォロア52が接当係合して、上記作用姿
勢と結節ビルの上方位置から退避する姿勢とに亘り揺動
移動するようにして上記移動手段Aを構成してある。こ
のようにして、結節ビル43により巻回された状態で、
紐案内部材47が退避姿勢に切り換わることで、紐が結
節ビル43から抜け外れ、結節作動が終了することとな
る。尚、ニードル6の回動軸29は、結節ビル43の回
転軸芯と紐ホルダー42の回転軸芯とのほぼ中間の上方
に位置するよう配置してあり、ゴム紐4が結節ビル43
と紐ホルダー42とにほぼ均一したレベルで供給される
ようにしてあり、又、ニードル支持ケース28は傾斜姿
勢で設けられ、結節空間を大きくとれるようにしてあ
る。
【0014】前記紐案内部材47の近傍には、前記係止
凹部48の入口部分を閉じる抜け止め姿勢と入口部分を
開放する姿勢とに切り換え自在な紐寄せ部材53を設け
るとともに、結節ビル43による紐巻回作動時に、紐寄
せ部材53を抜け止め姿勢に切り換える姿勢切り換え手
段Bを設けてある。つまり、図11に示すように、紐寄
せ部材53は結節駆動軸21軸芯と直交する軸芯X2周
りで揺動自在に支持ブラケット44に枢支し、バネ54
により開放姿勢に向けて揺動付勢するとともに、連設し
たカムフォロア55が結節駆動軸21に設けたカム56
に接当して切り換え揺動作動するよう構成してある。
【0015】又、図22、図23に示すように、結節ビ
ル43と紐ホルダー42との間には、ニードル6の引退
作動の際に紐ホルダー42により一端が保持されたゴム
紐4を所定待機位置に規制する紐案内板57を設けると
ともに、この紐案内板57を紐ホルダー42に備えられ
る紐切断用カッター58の外端回転軌跡にゴム紐の厚さ
よりも小さい微小間隔をあけて接近する状態に配置して
ある。そして、作業台7には被結束物の移送方向に沿っ
て凹溝7aを形成してある。この凹溝7aを形成するこ
とで、葉生姜やラッキョの太い根部が入り込むための空
間を形成して、結束すべき茎部が結束作動位置で屈曲す
ることなく水平姿勢のままで通過供給できるよう構成し
てある。この凹溝7aの紐収納部5側の縦壁面7bは斜
め姿勢に形成して切り花等の細長い被結束物が引っ掛か
らないようにしてある。
【0016】次に結束作動手順について説明する。ゴム
紐4の端部が紐ホルダー42に挟持保持され、ニードル
6が上方待機位置にある待機状態から、被結束物aを作
業台7に載置して紐の下方側に沿わせて供給し、被結束
物aが結束作用箇所近くに到ると、被結束物aが第1手
元スイッチSW2の検出片27に接触して一回転クラッ
チ機構18が作動して、従動軸16が一回転駆動され
る。そうすると、図15に示すように、ニードル6が作
動してゴム紐4を結節機構3に向けて供給する。このと
き、紐案内ローラ40に巻回された紐はニードル6の作
動に伴ってさらに巻回される方向に巻き付き、紐の繰り
出しはほぼ停止状態となっている。そして、ニードル6
が最大突入位置に到る前に、先ず、紐寄せ部材53が開
放姿勢から抜け止め姿勢に切り換わる。そのすぐ後に結
節ビル43が回転駆動して、紐ホルダー42により保持
される紐部分4cとニードル6により供給される紐部分
4dとを共に巻回して結節作動を開始する(図16)。
尚、このとき、紐案内部材47は作用位置に設定されて
いる。その後、ニードル6が最大突入位置に到ると、そ
の時点から紐ホルダー42が回転して上記両紐部分4
c,4dを揃えて、結節ビル43により巻き取られるよ
う作用する(図17、図18)。そして、結節ビル43
の巻回作動が終了すると、紐寄せ部材53が開放姿勢に
切り換わるとともに、紐ホルダー42に備えられた切断
カッター58が紐案内板57に接近して紐部分を切断
し、その後、紐案内部材47が作用姿勢から横側方に揺
動して結節ビル43に巻き付いた紐を抜き取り、結節作
動が終了する(図19〜図21)。このとき、結節ビル
43の巻回作動終了時付近で、紐ホルダー42が前記保
持される紐部分4cの挟持を解除し、かつ、ニードル6
による供給紐部分4dを新たに挟持保持して、その後、
切断カッター58により前記供給紐部分4dを切断す
る。上記したように、ニードル6側からゴム紐4は殆ど
繰り出されないので、結節作動中のゴム紐4は伸長状態
となっており、上記紐切断時において、先に紐ホルダー
42に挟持保持されていた紐部分4cは、その巻回作用
に伴って極度の伸長状態となっているので、挟持状態が
解除されると、結節ビル43のより形成されるループ部
分から抜け外れて、結束紐の結び目が、所謂、片結び状
態となる(図24参照)。その結果、結束された被結束
物aからゴム紐4を外す際、上記片紐部分を引張ると、
結び目のループ内の通過紐が1本であることと、ゴム紐
の伸長作用とゴム紐に形成した凹凸4bによる滑り作用
とから、容易に抜き外すことができ、ループから抜け外
れた後には、残ったループが広がるように作用して、結
束状態の解除が容易に行える。しかも、結節ビル43と
紐ホルダー42とを夫々の駆動軸芯が平行となるように
設けられるので、紐ホルダー42による巻回作動時に、
結節ビル43との間で位置決めされる上記両紐部分の姿
勢と紐ホルダー42の回動方向とがほぼ平行となって、
挟持用バネ42aの配設部に巻き付いて結節作動が阻害
されることがない(図22)。しかも、ゴム紐4の表面
に筋状の凹凸4bを形成することで、紐ホルダー42に
よる挟持作用において、長手方向に適度に滑り、かつ、
適度の挟持力を保てることになり、保持作用が円滑に行
えることになる。そして、ニードルが待機位置に引退す
る際には、案内ローラ40から紐の巻き付きが緩む方向
に作用して、引退作動に伴ってゴム紐4が収納部5から
繰り出される。
【0017】そして、上記したような汎用結束機を用い
て、例えば弁当箱や雑誌等をゴム紐結束させる場合に
は、図1、図3に示すように、作業台7上に、補助台6
3を着脱自在に取付ける。この補助台63は、ニードル
挿通用切欠64が形成され弁当箱等の被結束物aを載置
移送するための上部載置面63aを有するとともに、手
前側には被結束物を握り操作する作業者の指が通過する
ための段差部63bを形成してある。そして、前記上部
載置面63aは結束作用位置近くまで延設され、この箇
所において上部載置面63aと作業台7との間で、移送
上手側が上方レベルに位置し、移送下手側が下方レベル
に位置する段差部Dを構成してある。そして、この補助
台63の内部には、第2手元スイッチSW3〔検出セン
サの一例〕を内装してあり、その検出片65を前記段差
部Dの縦面部分63cにおけるニードル挿通用切欠64
の手前側箇所から外方に向けて横向き突出させてあり、
被結束物が段差部Dを下降移動する際にその下降動作に
伴って被結束物の移送方向終端側により検出片65に接
触して検出作動を行うよう構成してある。このとき、第
1手元スイッチSW2は検出片27を取り外しておくか
又は下方側に引退させておく。又、前記上部載置面63
aは、移送方向下手側ほど上方レベルに位置する斜め姿
勢に形成され、箱状体の角部と結束紐との接触角度が緩
くなり、円滑な移送を行えるようにしてある。
【0018】前記補助台63における上部載置面63a
は斜め姿勢に代えて水平姿勢でもよく、前記検出片65
は、ニードル挿通用切欠64の手前側に代えて、奥側に
配置してもよい。又、前記第1手元スイッチSW2,第
2手元スイッチSW3を別々に配備するものに代えて、
同一のスイッチを付け替えるようにしてもよい。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱状体結束時の汎用結束機の全体斜視図
【図2】汎用結束機の全体斜視図
【図3】箱状体結束時の汎用結束機の縦断側面図
【図4】箱状体結束時の汎用結束機の縦断側面図
【図5】汎用結束機の縦断側面図
【図6】汎用結束機の縦断側面図
【図7】汎用結束機の横断平面図
【図8】一回転クラッチ機構配設部の側面図
【図9】ニードル駆動系の側面図
【図10】紐寄せ部材の駆動カム機構の側面図
【図11】紐寄せ部材の作用説明図
【図12】紐繰り出し部の側面図
【図13】紐案内部材の斜視図
【図14】ゴム紐の断面図
【図15】結束動作説明図
【図16】結束動作説明図
【図17】結束動作説明図
【図18】結束動作説明図
【図19】結束動作説明図
【図20】結束動作説明図
【図21】結束動作説明図
【図22】紐結節機構の側面図
【図23】紐案内板の作用説明図
【図24】結束後の被結束物の斜視図
【図25】電気回路図
【符号の説明】
3 結束機構 7 作業台 27,65 検出片 63 補助台 63a 上側載置面 63c 縦面部分 D 段差部 SW2,SW3 検出センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台(7)上に沿って載置移送される
    被結束物が、所定位置を通過したことを検出する検出セ
    ンサ(SW2),(SW3)を備え、この検出センサ
    (SW2),(SW3)の検出作動に基づいて被結束物
    に対して紐結束作動を行う結束機構(3)を備えてある
    汎用結束機であって、前記作業台(7)における被結束
    物移送箇所に、移送上手側が上方レベルに位置し、移送
    下手側が下方レベルに位置する段差部(D)を形成し、
    この段差部(D)における縦面部分(63c)から前記
    検出センサ(SW3)の検出片(65)を横向き突設し
    て、前記段差部(D)を被結束物が下降する際に前記検
    出センサ(SW3)が検出作動するよう構成してある汎
    用結束機。
  2. 【請求項2】 前記段差部(D)における上側載置面
    (63a)が被結束物移送方向下手側ほど上方レベルに
    位置する傾斜面で構成されている請求項1に記載の汎用
    結束機。
  3. 【請求項3】 前記段差部(D)を構成する補助台(6
    3)を前記作業台(7)に対して着脱自在に設けるとと
    もに、前記検出センサ(SW2),(SW3)を、その
    検出片(27),(65)が前記段差部(D)の縦面部
    分(63c)から横向き突出する状態と、前記作業台
    (7)から上方に向けて突出して被結束物の横向き移送
    に基づいて検出作動する状態とに切り換え自在に構成し
    てある請求項1又は2に記載の汎用結束機。
JP549793A 1993-01-18 1993-01-18 汎用結束機 Pending JPH06219417A (ja)

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JP549793A JPH06219417A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 汎用結束機

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JP549793A JPH06219417A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 汎用結束機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4867663A (en) * 1988-04-28 1989-09-19 Ats Automation Tooling Systems Inc. Seal for molded part insert

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