JP2535139Y2 - 汎用結束機 - Google Patents

汎用結束機

Info

Publication number
JP2535139Y2
JP2535139Y2 JP3631491U JP3631491U JP2535139Y2 JP 2535139 Y2 JP2535139 Y2 JP 2535139Y2 JP 3631491 U JP3631491 U JP 3631491U JP 3631491 U JP3631491 U JP 3631491U JP 2535139 Y2 JP2535139 Y2 JP 2535139Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
knot
needle
cord
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3631491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04129736U (ja
Inventor
宰 伊藤
芳秀 金井
史郎 浜川
薫 宮武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP3631491U priority Critical patent/JP2535139Y2/ja
Publication of JPH04129736U publication Critical patent/JPH04129736U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2535139Y2 publication Critical patent/JP2535139Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば切り花やネギ、
アスパラガス等の軟弱長物野菜その他の被結束物を結束
するための汎用結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記結束機において、従来では、例えば
実開昭63−18022号公報に示されるように、結束
用紐として麻紐やジュート紐を用いて結束作動する構成
のものが存在し、農用バインダーやコンバイン等の茎稈
結束装置として多用されている。この結束装置は、結束
空間内に所定量の排ワラが集束すると、一回転クラッチ
が作動し、ニードルが集束排ワラを巻回しながら素早く
紐を供給して結節作動を行った後、放出アームにより結
束穀稈を外方に放出するよう構成されている。しかし、
上記したような麻紐やジュート紐を用いて、切り花やネ
ギ、アスパラガス等の軟弱長物野菜等を結束すると、結
束力を強くすると被結束物を損傷するおそれがあり、結
束力を弱くすると、被結束物がその後の取扱いで緩んで
しまうことがあって実用上は使用出来ないものであり、
上記したような被結束物を数本づつ束ねる方法として、
ゴムバンドを用いるようにしていた。そこで、従来構造
の結束装置を用いてゴム紐の結束を行わせることが考え
られるが、この場合、以下のような不具合が発生するも
のであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来構造の結束装置で
は、結束作動が終了した後に放出アームの強い放出力で
被結束物を放出する際に、結節ビルに巻回した紐を抜き
外すことで結び目が完成するようにしてあるので、この
ような構成で、上記したような軟らかい被結束物を結束
すると、被結束物が損傷してしまい、商品価値が損なわ
れるという弊害が生じる。そこで、本考案は、合理的構
造改良により被結束物に直接強い力が掛かることなく、
有効に結節作動が行えるとともに、適当な張力を持って
確実に被結束物を束ねることができる汎用結束機を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴構成は、所
定範囲で駆動揺動されるニードルにより供給された結束
用ゴム紐を結節作動するノッタービル形式の結節機構を
設け、前記結節機構において、紐ホルダーにより保持さ
れた側のゴム紐部分と被結束物を巻回した後のゴム紐部
分とを巻回して結節作動する結節ビルの上方側近傍位置
に、前記各紐部分を所定被作用位置に係止保持するため
に前記ニードルによる紐供給方向に沿う係止凹部を形成
した紐案内部材を設けるとともに、この紐案内部材を、
前記結節ビルによる紐巻回作動終了後に、前記ニードル
による紐供給方向とほぼ直交する方向に移動させる移動
手段を備えてある点にある。
【0005】
【作用】結節ビルの上方側近傍位置、即ち、被結束物と
結節ビルとの間に設けられた紐案内部材により、紐ホル
ダーにより保持された側のゴム紐部分と被結束物を巻回
した後のゴム紐部分、つまり、被結束物に巻回された紐
の両端部を位置決めすることで、摩擦抵抗が大きく、か
つ、長手方向に自由に伸長するゴム紐であっても、上記
両紐部分が結節ビルによる巻回作動域に確実に設定され
る。そして、結節ビルによる紐巻回作動終了後、紐案内
部材がニードルによる紐供給方向とほぼ直交する方向に
移動すると、前記紐供給方向に沿って形成される係止凹
部の側部内縁部分にゴム紐が係止して、結節ビルに巻回
された紐部分が引き抜かれる。このとき、紐案内部材は
結節ビルの近傍位置に設けられており、かつ、ゴム紐は
摩擦抵抗が大であるので、移動に伴う引張力は主に結節
ビル巻回部分に作用し被結束物には強い力は掛からない
のである。
【0006】
【考案の効果】従って、切り花やネギ、アスパラガス等
の軟弱長物野菜その他の軟らかい被結束物を、適度な緊
張力で有効に自動結束作業を行えるとともに、伸縮自在
で摩擦抵抗の大きなゴム紐を用いても、結節ビルによる
紐巻回作動が確実に行われ、しかも、被結束物に損傷を
与えることなく結節ビルからの紐の抜き外しが行え、円
滑な結束作動が続行できる結束機を提供できるに到っ
た。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
〜図4にゴム紐を用いて切り花やネギ、アスパラガス等
の軟弱長物野菜等の被結束物aを結束する汎用結束機を
示している。この結束機は、箱体1の内方に駆動源とし
ての電動モータ2と結節機構3とを備え、箱体1の外部
上方に結束用ゴム紐4を巻回収納した巻紐収納部5と、
この巻紐収納部5からゴム紐4を前記結節機構3に向け
て供給するニードル6とを備えて成り、前記箱体1の上
部作業台7に沿って被結束物aを人為的に載置供給し
て、結束作動するよう構成してある。
【0008】前記電動モータ2の出力軸8に設けたプー
リ9と箱体1の底部から立設した軸受け部材10により
支承される中継軸12に設けたプーリ13とに亘り伝動
ベルト14を張設し、中継軸12に設けたギア15と従
動軸16に遊転自在に外嵌した大径ギア17とを噛み合
い係合させてあり、大径ギア17と従動軸16との間に
一回転クラッチ機構18を介装してある。そして、この
従動軸16の一端部にニードル6の駆動用クランク機構
19を設けるとともに、他端部に備えたベベルギア機構
20を介して結節機構3における駆動軸21に連動連結
して、夫々に分岐伝動させてある。図4、図5に示すよ
うに、前記一回転クラッチ機構18は、前記大径ギア1
7のボス部と従動軸16との間に爪クラッチ22を設け
るとともに、この爪クラッチ22の従動側噛合い部22
aと駆動側噛合い部22bの間に上方側から軸径方向内
方に向けて押圧付勢状態で係止板23を入り込ませて、
クラッチ切り状態に設定するよう構成し、この係止板2
3を作動板24を介して電磁ソレノイド25の駆動によ
り爪クラッチ22から離間する方向に揺動させること
で、クラッチ入り状態に設定できるよう構成してある。
そして、クラッチ入り後、すぐに電磁ソレノイド25を
切り作動し従動軸16が1回転すると、従動側噛合い部
22aの外周面に形成した傾斜カム面26に沿って前記
係止板23が係合して、従動側噛合い部22aが徐々に
クラッチ切り側にスライド移動して、1回転のみ回転駆
動するよう構成してある。尚、前記電磁ソレノイド25
は、作業者の足元に配設されるフットスイッチSW1あ
るいは手元スイッチSW2のいずれかの作動により、短
時間のみ入り作動するよう構成してある。そして、フッ
トスイッチSW1を使用する状態と手元スイッチSW2
を使用する状態とに切り換え自在な切換スイッチSW3
を設けてある。前記手元スイッチSW2は、被結束物a
の載置供給時の通過位置における結節機構3の上手側箇
所の作業台7から作動片27を上方に突出させて、供給
される被結束物aとの接触により自動的に入り作動する
よう構成してある。
【0009】前記ニードル6は、作業台7から上方に向
けて露出させて設けられ、作業台7から上方に突出する
ニードル支持ケース28に横軸芯X1周りで揺動自在に
枢支してある。つまり、図に示すように、ニードル支持
ケース28に回動自在に支持された回動軸29に一体回
動自在にボス部30を外嵌し、このボス部30からくの
字形に屈曲した支持アーム31を延設して、支持アーム
31の先端にニードル6を連結してある。そして、前記
ニードル支持ケース28の内方において前記回動軸29
に取付けた駆動アーム32と前記クランク機構19とを
押引きロッド33を介して連動連結して、クランク機構
19により駆動アーム32、即ちニードル6を所定範囲
に亘り揺動駆動してゴム紐4を結節機構3に供給するよ
う構成してある。又、ニードル6はニードル支持ケース
28内に配設したバネ34により上部待機位置に復帰付
勢するようにしてあり、前記一回転クラッチ機構18の
切り状態において、伸長するゴム紐4の弾性力によっ
て、所定待機位置から下方側に変位した不安定位置で停
止することがないよう構成してある。図1〜図3、図9
に示すように、前記巻紐収納部5は、前記ニードル支持
ケース28から延設した支持部材35により紐収納ロー
ル36を回動自在に支持するとともに、繰り出し紐に作
用する弛み取り杆37を設け、ニードル支持ケース28
から延設した支持ロッド38の先端部に、一対の紐案内
ローラ39,40を取付けてある。繰り出し紐を紐供給
下手側に位置する案内ローラ40に1回巻き付けた後、
ニードル6に供給するようにしてあり、この案内ローラ
40を付勢力調節自在なバネ41により押圧するように
して、繰り出し具合を調節できるようにしてある。
【0010】結束用ゴム紐4は、図11に示すように、
帯板状のゴム板本体4aの表面に紐長手方向に連なる筋
状の凹凸4bを形成して長手方向の滑りを良くするとと
もに、被結束物aを束ねた状態で適度な緊張力を得られ
るよう構成してある。
【0011】前記結節機構3は、ノッタービル形式に設
けられ、ゴム紐4の一端を挟持保持するとともに、ニー
ドル6により供給される新規紐部分と保持されている側
の紐部分とを重ねた状態に設定する紐ホルダー42と、
上記したような重なった両紐部分を巻回して結節作動す
る結節ビル43とを備えるとともに、紐ホルダー42と
結節ビル43は、夫々の回転駆動軸芯が平行となるよう
に配置して支持ブラケット44により支持してあり、こ
れらを駆動する一対のタイミングギア45,46を前記
結節駆動軸21に取付けてある。結節ビル43の紐挟持
部には、紐のズレを防止するための係止溝43aを形成
してある。そして、結節ビル43の上方側近傍位置に、
結節ビル43の紐巻回作動時、即ち、紐ホルダー42に
より挟持保持されたゴム紐部分と被結束物を巻回した後
のゴム紐部分とを巻回して結び目を形成する際に、前記
各紐部分を所定被作用位置に係止保持するための紐案内
部材47を設けるとともに、結節ビル43による紐巻回
作動終了後に、ニードル6による紐供給方向とほぼ直交
する方向に前記紐案内部材47を移動させる移動手段A
を設けてある。詳述すると、図10に示すように、紐案
内部材47は、結節ビル43の上方を覆う板状に設けら
れ、被結束物aの移動方向に沿って上記両紐部分が入り
込み係合する係止凹部48を形成し、揺動支持アーム4
9により結節駆動軸21の軸芯方向に沿う軸芯周りで揺
動自在に前記支持ブラケット44に枢支してある。前記
揺動支持アーム49はバネ50により上記作用姿勢に向
けて揺動付勢するとともに、結節駆動軸21に設けたカ
ム51にカムフォロア52が接当係合して、上記作用姿
勢と結節ビルの上方位置から退避する姿勢とに亘り揺動
移動するようにして上記移動手段Aを構成してある。こ
のようにして、結節ビル43により巻回された状態で、
紐案内部材47が退避姿勢に切り換わることで、紐が結
節ビル43から抜け外れ、結節作動が終了することとな
る。前記紐案内部材47の前記移動方向下手側端部に、
図10に示すように、前記結節ビル43の外形にほぼ沿
う形状の切欠凹部47aを形成してある。このように構
成すると、張力の大きな太いゴム紐を用いる場合であっ
ても、結節ビル43に巻回された紐部分を直接、扱きな
がらゴム紐4を引き抜くので、十分な結び目を形成した
状態で結節作動を行える利点がある。尚、ニードル6の
回動軸29は、結節ビル43の回転軸芯と紐ホルダー4
2の回転軸芯とのほぼ中間の上方に位置するよう配置し
てあり、ゴム紐4が結節ビル43と紐ホルダー42とに
ほぼ均一したレベルで供給されるようにしてあり、又、
ニードル支持ケース28は傾斜姿勢で設けられ、結節空
間を大きくとれるようにしてある。
【0012】前記紐案内部材47の近傍には、前記係止
凹部48の入口部分を閉じる抜け止め姿勢と入口部分を
開放する姿勢とに切り換え自在な紐寄せ部材53を設け
るとともに、結節ビル43による紐巻回作動時に、紐寄
せ部材53を抜け止め姿勢に切り換える姿勢切り換え手
段Bを設けてある。つまり、図に示すように、紐寄せ部
材53は結節駆動軸21軸芯と直交する軸芯X2周りで
揺動自在に支持ブラケット44に枢支し、バネ54によ
り開放姿勢に向けて揺動付勢するとともに、連設したカ
ムフォロア55が結節駆動軸21に設けたカム56に接
当して切り換え揺動作動するよう構成してある。
【0013】又、結節ビル43と紐ホルダー42との間
には、ニードル6の引退作動の際に紐ホルダー42によ
り一端が保持されたゴム紐4を所定待機位置に規制する
紐案内板57を設けるとともに、この紐案内板57を紐
ホルダー42に備えられる紐切断用カッター58の外端
回転軌跡にゴム紐の厚さよりも小さい微小間隔をあけて
接近する状態に配置してある。
【0014】次に結束作動手順について説明する。図1
2〜図18に作動手順を示している。ゴム紐4の端部が
紐ホルダー42に挟持保持され、ニードル6が上方待機
位置にある待機状態から、被結束物aを作業台7に載置
して紐の下方側に沿わせて供給し、被結束物aが結束作
用箇所近くに到ると、被結束物aが手元スイッチSW2
の作動片27に接触して一回転クラッチ機構18が作動
して、従動軸16が一回転駆動される。そうすると、図
12に示すように、ニードル6が作動してゴム紐4を結
節機構3に向けて供給する。このとき、紐案内ローラ4
0に巻回された紐はニードル6の作動に伴ってさらに巻
回される方向に巻き付き、紐の繰り出しはほぼ停止状態
となっている。そして、ニードル6が最大突入位置に到
る前に、先ず、紐寄せ部材53が開放姿勢から抜け止め
姿勢に切り換わる。そのすぐ後に結節ビル43が回転駆
動して、紐ホルダー42により保持される紐部分4cと
ニードル6により供給される紐部分4dとを共に巻回し
て結節作動を開始する。尚、このとき、紐案内部材47
は作用位置に設定されている。
【0015】その後、ニードル6が最大突入位置に到る
と、その時点から紐ホルダー42が回転して上記両紐部
分4c,4dを揃えて、結節ビル43により巻き取られ
るよう作用する。そして、結節ビル43の巻回作動が終
了すると、紐寄せ部材53が開放姿勢に切り換わるとと
もに、紐ホルダー42に備えられた切断カッター58が
紐案内板57に接近して両紐部分を切断し、その後、紐
案内部材47が作用姿勢から横側方に揺動して結節ビル
43に巻き付いた紐を抜き取り、結節作動が終了する。
このとき、上記したように、ニードル6側からゴム紐4
は殆ど繰り出されないので、結節作動中のゴム紐4は伸
長状態となっており、上記紐切断時において、先に紐ホ
ルダー42に挟持保持されていた紐部分4cは、その巻
回作用に伴って極度の伸長状態となっているので、切断
されると、結節ビル43のよる結び目部分から抜け外れ
て、被結束物の結び目が、所謂、片結び状態となる(図
21)。その結果、結束された被結束物aからゴム紐4
を外す際、上記片紐部分を引張ると、ゴム紐の伸長作用
とゴム紐に形成した凹凸4bによる滑り作用とから、容
易に抜き外すことができる。しかも、結節ビル43と紐
ホルダー42とを夫々の駆動軸芯が平行となるように設
けられるので、紐ホルダー42による巻回作動時に、結
節ビル43との間で位置決めされる上記両紐部分の姿勢
と紐ホルダー42の回動方向とがほぼ平行となって、挟
持用バネ42aの配設部に巻き付いて結節作動が阻害さ
れることがない。しかも、ゴム紐4の表面に筋状の凹凸
4bを形成することで、紐ホルダー42による挟持作用
において、長手方向に適度に滑り、かつ、適度の挟持力
を保てることになり、保持作用が円滑に行えることにな
る。そして、ニードルが待機位置に引退する際には、案
内ローラ40から紐の巻き付きが緩む方向に作用して、
引退作動に伴ってゴム紐4が収納部5から繰り出され
る。
【0016】〔別実施例〕 前記巻紐収納部5は、次のように構成してもよい。つま
り、図23〜図27に示すように、前記ニードル支持ケ
ース28から延設した支持部材35により紐収納ロール
36を回動自在に支持するとともに、ニードル支持ケー
ス28から延設した支持ロッド38の先端部に、一対の
紐案内ローラ39,40を取付けてある。巻紐の外周面
に弾性的に接当して過剰繰り出しを防止するブレーキ板
60を設け、このブレーキ板60を弾性付勢するバネ6
1の付勢力を調節する調節機構62を備えてある。つま
り、バネ61の一端を支持する支持部材63を天秤揺動
自在に支持し、弛み取り杆を兼用する操作レバー64を
係止部65に選択的に係止することで調節を行うよう構
成してある。繰り出し紐を紐供給下手側に位置する案内
ローラ40に1回巻き付けた後、ニードル6に供給する
ようにしてあり、この案内ローラ40を付勢力調節自在
なバネ41により押圧するようにして、繰り出し具合を
調節できるようにしてある。つまり、バネ41の他端側
に接当する接当部材66を回転カム式に構成し、各安定
位置でのバネ付勢力が異なるようにしてある。
【0017】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を容易にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】汎用結束機の全体側面図
【図2】汎用結束機の縦断側面図
【図3】汎用結束機の縦断側面図
【図4】汎用結束機の横断平面図
【図5】一回転クラッチ機構配設部の側面図
【図6】ニードル駆動系の側面図
【図7】紐寄せ部材の駆動カム機構の側面図
【図8】紐寄せ部材の作用説明図
【図9】紐繰り出し部の側面図
【図10】紐案内部材の斜視図
【図11】ゴム紐の断面図
【図12】結束動作説明図
【図13】結束動作説明図
【図14】結束動作説明図
【図15】結束動作説明図
【図16】結束動作説明図
【図17】結束動作説明図
【図18】結束動作説明図
【図19】紐結節機構の側面図
【図20】紐案内板の作用説明図
【図21】結束後の被結束物の斜視図
【図22】電気回路図
【図23】別実施例の巻紐収納部の側面図
【図24】別実施例の巻紐収納部の案内ローラ配設部の
側面図
【図25】別実施例の巻紐収納部の正面図
【図26】別実施例の巻紐収納部の切欠正面図
【図27】別実施例の巻紐収納部の付勢力調節機構の正
面図
【符号の説明】
3 結節機構 4 結束用ゴム紐 4a,4b ゴム紐部分 6 ニードル 42 紐ホルダー 43 結節ビル 47 紐案内部材 48 係止凹部 A 移動手段
フロントページの続き (72)考案者 宮武 薫 大阪府東大阪市水走90番地 大和精工株 式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定範囲で駆動揺動されるニードル
    (6)により供給された結束用ゴム紐(4)を結節作動
    するノッタービル形式の結節機構(3)を設け、前記結
    節機構(3)において、紐ホルダー(42)により保持
    された側のゴム紐部分(4a)と被結束物を巻回した後
    のゴム紐部分(4b)とを巻回して結節作動する結節ビ
    ル(43)の上方側近傍位置に、前記各紐部分(4
    a),(4b)を所定被作用位置に係止保持するために
    前記ニードル(6)による紐供給方向に沿う係止凹部
    (48)を形成した紐案内部材(47)を設けるととも
    に、この紐案内部材(47)を、前記結節ビル(43)
    による紐巻回作動終了後に、前記ニードル(6)による
    紐供給方向とほぼ直交する方向に移動させる移動手段
    (A)を備えてある汎用結束機。
JP3631491U 1991-05-22 1991-05-22 汎用結束機 Expired - Lifetime JP2535139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3631491U JP2535139Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 汎用結束機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3631491U JP2535139Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 汎用結束機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04129736U JPH04129736U (ja) 1992-11-27
JP2535139Y2 true JP2535139Y2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=31918276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3631491U Expired - Lifetime JP2535139Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 汎用結束機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2535139Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04129736U (ja) 1992-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2535139Y2 (ja) 汎用結束機
JP2609007B2 (ja) 汎用結束機
JP2721091B2 (ja) 汎用結束機
JP2609005B2 (ja) 汎用結束機
JP2644394B2 (ja) 汎用結束機
JP2644393B2 (ja) 汎用結束機
JPH11314609A (ja) 紐結束装置
JP2586253Y2 (ja) 汎用結束機
KR950013946B1 (ko) 고무줄을 이용한 결속기
JP2771402B2 (ja) 汎用結束機
JPS6013893B2 (ja) 結束装置
JP2721090B2 (ja) 汎用結束機
JP2738476B2 (ja) 紐繰り出し機構
JP2738477B2 (ja) 汎用結束機
JP3658176B2 (ja) 汎用結束機
JPH04132009U (ja) 汎用結束機
JPH0637105U (ja) 汎用結束機
JPH04346712A (ja) 汎用結束機
JP2922775B2 (ja) 汎用結束機
JPH06219417A (ja) 汎用結束機
JPH06127525A (ja) 汎用結束機
JPH06321210A (ja) 汎用結束機
JP2004231238A (ja) 自動結束機
JPH09240924A (ja) パッケージの糸結び方法及び糸結び装置
JPH04129735U (ja) 汎用結束機