JP2649921B2 - ストレッチフィルムの巻付装置 - Google Patents

ストレッチフィルムの巻付装置

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JP2649921B2 JP18448387A JP18448387A JP2649921B2 JP 2649921 B2 JP2649921 B2 JP 2649921B2 JP 18448387 A JP18448387 A JP 18448387A JP 18448387 A JP18448387 A JP 18448387A JP 2649921 B2 JP2649921 B2 JP 2649921B2
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雅敏 山田
三郎 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は幅広テープ状のストレッチフィルムを被結束
物に巻き付けて束ねる巻付装置に関する。
(従来の技術) ストレッチフィルムは食品の包装などに用いられてい
るが、伸縮性および高い摩擦係数を有するため幅広テー
プ状のストレッチフィルムは棒状の部材などを束ねるた
めに巻き付けることが行なわれている。しかし従来、上
下可動に支持されたリールからストレッチフィルムを巻
出し且つパレットを回転して該パレット上の段ボールに
ストレッチフィルムを巻付ける装置は開発されている
が、初めのストレッチフィルムの付着および巻き付け後
の切断は手作業に依存しており、さらに棒状の部材に対
しては幅広テープ状のストレッチフィルムを自動的もし
くは機械的に巻き付ける装置はなく、その巻き付け作業
はすべて手作業によってなされた。
(発明が解決しようとする問題点) そのためストレッチフィルムの巻き付けに著しく手間
がかかり且つ均一な巻き付けが不可能であり、ばらつき
がある等の問題点があった。
それ故、本発明の目的はストレッチフィルムの巻き付
け迅速且つ均一に行ない得るストレッチフィルムの巻付
装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明を特徴づける構成は回転駆動される中空ドラム
と、被結束物を一時的に保持するためのテーブルと、前
記ドラムに取付けられて共に回転し且つ幅広テープ状の
ストレッチフィルムを巻出し得る状態で貯えるリール
と、そのストレッチフィルムの端部の両側を抑えるため
前記テーブルの裏側に互いに近接して設けられ且つそれ
ぞれ前記ドラムの中空面に対しほぼ直角に進退する2対
のクランプ部材と、前記2対のクランプ部材の開閉及び
進退を行なう駆動装置を含み、ストレッチフィルムの端
部が前記クランプ部材に抑えられた状態で前記ドラムが
回転するとストレッチフィルムは前記リールから該リー
ルの支持部に備えられたアームの先端のローラを経てく
り出されて被結束物に巻き付けられ、第1の一対の前記
クランプ部材はストレッチフィルムの端部となる部分の
一方の側を抑えるためストレッチフィルムを横断して進
退し且つ第2の一対の前記クランプ部材はストレッチフ
ィルムを横断することなく端部となる部分の前記一方の
側の反対側を抑えるようになっており、及び前記第1の
一対のクランプ部材は前記ドラムが1回転する前にスト
レッチフィルムを解放して後退するようになっており、
さらに被結束物へのストレッチフィルムの巻き付け終了
後新たなストレッチフィルムの端部となる部分を前記ク
ランプ部材で抑えた後に前記テーブルと前記クランプ部
材との間でストレッチフィルムを切断するカッターを含
ことである。
(前記手段の作用) 2対のクランプ部材によりストレッチフィルムの一端
を抑えた状態でドラムを回転し、テーブル上の所定位置
に置かれた品物にストレッチフィルムを巻き付けるが、
その際、ドラムが最初の1回転を行なう前に、例えば約
半回転したところで一対のクランプ部材を開いてストレ
ッチフィルムのその側を解放し且つその一対のクランプ
部材をストレッチフィルムの圏外に移動し、ドラムが1
回転以上回ったところで他の一対のクランプ部材を開い
てストレッチフィルムを完全に離す。そして、ドラムが
所定回数を回ったところで該ドラムは停止し、再び2対
のクランプ部材が前進してストレッチフィルムを抑え、
カッターでストレッチフィルムを切断して巻き付けを終
わる。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関し説明す
る。第1図および第2図はこの巻付装置の全体を示すも
のであって、図示のように正面中央にドラム(1)が回
転可能にほぼ鉛直に支持され、以下に説明するようにモ
ータによって回転される。ドラム(1)の適当な位置に
は幅広のストレッチフィルムのテープを貯えるリール
(2)が固定され、該ドラムと共に回転されてテーブル
(3)の上に置かれた品物、即ちテーブル(3)に保持
された被結束物にテープを巻き付ける。(4)はドラム
(1)を回転可能に支持するローラである。なお、この
ようなリール(2)を備えた回転ドラム(1)で巻き付
ける構成は紐による結束機の一型式として公知であるた
め詳細は省略する。
またドラム(1)は枠体(5)により適当な高さ位置
に設けられ且つメッシュからなるガード(6)で周囲お
よび背面を被われている。枠体(5)は底部の4つのホ
イール(7)で支持され、この装置を自由に移動できる
ようになつている。
この装置はテープ端を抑えるためのテープ抑え(10)
として第4図及び第7図に示すように、テーブル(3)
の裏側に、即ち品物を保持するテーブルの面の反対側に
互いに近接して設けられた2対のクランプ部材(11)、
(12)、(13)、(14)を含み、これらのクランプ部材
は第2図から明らかなようにドラム(1)の中空面(包
囲される面)にほぼ直角に進退する。さらに第5図に示
すようにテープの巻き付けが終った際にテープを切断す
るのこ歯状の刃を有するカッター(15)を含み、これら
のクランプ部材およびカッターは回転ドラム(1)と連
動関係で、即ち所定のタイミングで作動される。
第3図はそのような機構の一例を示すものであって
も、モータ(16)の動力によりベルト(17)を介しプー
リ(18)を回転し、さらにベルト(19)およびプーリ
(20)を介し鎖車(21)を回転し、且つチェーン(22)
を介しドラム(1)を回転する。また同時に、鎖車(2
1)と同軸のギヤ(23)とそれにかみ合う大径のギヤ(2
4)により鎖車(25)を回転し、さらにチェーン(2
6)、鎖車(27)および図には省略されている一対のベ
ベルギヤを介して軸(28)を回転し、その軸(28)に取
り付けられたカム(31)、(32)、(33)により全ての
クランプ部材およびカッター(15)を作動するようにな
つている。
第4図に示すように、一対のクランプ部材(11)と
(12)は互いに衝合してストレッチフィルムからなるテ
ープ(T)の一方の側、即ちその近接位置を挟むように
構成され、他の一対のクランプ部材(13)、(14)は該
テープの他の側の近接位置を挟むようになつている。
クランプ部材(11)はそれに連結されたカムフォロア
(41)がカム(31)に係合し、第5図に示すように枢止
アーム(51)を介して矢印(A1)で示すように対応のク
ランプ部材(12)に対し円弧状に進退する。また、他の
対のクランプ部材の一つ(13)はカムフォロア(42)を
介しカム(32)に連動し(第3図)、第5図に示すよう
に一対のアーム(52)、(53)を介し、対応のクランプ
部材(14)に対し矢印(A2)で示すように円弧状に進退
する。クランプ部材(12)、(14)は共にカムフォロア
(43)を介しカム(33)(第3図)によって矢印(A3)
(第5図)で示すように直線的に後退し、前進はばねの
弾力で行なわれる。即ち、第6図に示すように、カム
(33)の回動と共に、一対のアーム(54)、(55)およ
びスライダ(56)によりクランプ部材(12)は後退し、
クランプ部材(12)が或る程度後退してその部分(57)
がクランプ部材(14)の支持部材の部分(58)に衝合す
ると、それと共にクランプ部材(14)も後退するように
なつている。この実施例では一対のクランプ部材(11)
と(12)はテープ(T)を横断するように進退するが、
一方のクランプ部材(11)が円弧状の経路をたどるため
テープを引掛けることなく円滑になされる。また、カッ
ター(15)は第5図に示すように、クランプ部材(11)
の支持部の部分(44)がカッター(15)の支持部の部分
(45)に当接することにより、クランプ部材(11)と共
に円弧状の経路をたどつて後退し、且つばね(46)によ
りクランプ部材(11)に追従して前進し、テープを切断
するようになっている。
次に作用に関し説明すると、第7図の(イ)に示すよ
うに、テープ端を2対のクランプ部材(11)−(14)で
抑えた状態で待機し、結束すべき品物(A)がテーブル
上に置かれると、ドラム(1)が回転する。この場合、
テープ(T)はリール(2)から該リールの支持部に備
えられたアーム(8)先端のローラ(9)を経てクラン
プ部材に延びている。同図(ロ)に示すようにドラム
(1)が半回転以上回ると、一対のクランプ部材(1
1)、(12)はテープを横断して後退し、他の一対のク
ランプ部材(13)、(14)のみでテープの片側を抑え
る。テープ材たるストレッチフィルムは品物に付着する
ため半回転以上すると片側のみの抑えでもテープは片側
に寄ることはなく、幅を広げた状態で巻かれる。また、
1回転する前であれば、一対のクランプ部材(11)、
(12)の後退が円滑になされる。次いで(ハ)に示すよ
うに、そのまま1回転以上回り、さらに1回転以上した
ところで、(ニ)に示すように、他の一対のクランプ部
材(13)、(14)を後退する。この第2の一対のクラン
プ部材は僅かな後退でテープの位置から外れるため、そ
の上にテープが巻かれても容易に脱出することができ
る。
さらに適宜回数を回って初めの位置で停止し、それと
同時に各対のクランプ部材が前進してテープを抑え、そ
れと共にカッター(15)が第7図(イ)に示すようにテ
ーブル(3)とクランプ部材の間に突出してテープを切
断し、1サイクルの巻き付け作業を終了する。
なお、上記実施例では回転ドラムとクランプ部材およ
びカッターとのタイミングをカム機構で行なっており、
このようにすれば単純な構成になる点で好ましいが、他
の機構でも可能であり、または電気的な制御で行なって
もよいことは明らかである。
(発明の効果) 上記のように、本発明によれば、ストレッチフィルム
の巻き付けを手作業を要しないで全て自動的に行なうこ
とができる。従って、ストレッチフィルムによる巻付作
業の能率を著しく向上し、さらにストレッチフィルムの
巻き付け作業を均一化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例によるストレッチフィルムの巻付
装置の正面図、第2図はその側面図、第3図は機構部の
立面図、第4図はストレッチフィルムを抑えるクランプ
部材の平面図、第5図はクランプ部材とカッターの伝動
部を示す平面図、第6図は第4図の部分の側面図、第7
図(イ)〜(ホ)は作動段階を示す概略図である。 図中、1:回転ドラム、2:ストレッチフィルムのリール、
3:テーブル、11〜14:クランプ部材、15:カッター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される中空ドラムと、被結束物を
    一時的に保持するためのテーブルと、前記ドラムに取付
    けられて共に回転し且つ幅広テープ状のストレッチフィ
    ルムを巻出し得る状態で貯えるリールと、そのストレッ
    チフィルムの端部の両側を抑えるため前記テーブルの裏
    側に互いに近接して設けられ且つそれぞれ前記ドラムの
    中空面に対しほぼ直角に進退する2対のクランプ部材
    と、前記2対のクランプ部材の開閉及び進退を行なう駆
    動装置を含み、ストレッチフィルムの端部が前記クラン
    プ部材に抑えられた状態で前記ドラムが回転するとスト
    レッチフィルムは前記リールから該リールの支持部に備
    えられたアームの先端のローラを経てくり出されて被結
    束物に巻き付けられ、第1の一対の前記クランプ部材は
    ストレッチフィルムの端部となる部分の一方の側を抑え
    るためストレッチフィルムを横断して進退し且つ第2の
    一対の前記クランプ部材はストレッチフィルムを横断す
    ることなくその端部となる部分の前記一方の側の反対側
    を抑えるようになっており、及び前記第1の一対のクラ
    ンプ部材は前記ドラムが1回転する前にストレッチフィ
    ルムを解放して後退するようになっており、さらに被結
    束物へのストレッチフィルムの巻き付け終了後新たなス
    トレッチフィルムの端部となる部分を前記クランプ部材
    で抑えた後に前記テーブルと前記クランプ部材との間で
    ストレッチフィルムを切断するカッターを含む、ストレ
    ッチフィルムの巻付装置。
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