JPS58172810A - プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法 - Google Patents

プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法

Info

Publication number
JPS58172810A
JPS58172810A JP5479882A JP5479882A JPS58172810A JP S58172810 A JPS58172810 A JP S58172810A JP 5479882 A JP5479882 A JP 5479882A JP 5479882 A JP5479882 A JP 5479882A JP S58172810 A JPS58172810 A JP S58172810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transparent conductive
conductive film
plastic substrate
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5479882A
Other languages
English (en)
Inventor
邦彦 安達
衛 水橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP5479882A priority Critical patent/JPS58172810A/ja
Publication of JPS58172810A publication Critical patent/JPS58172810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低抵抗で付着力の高い透明電導換金プラスチ
ック基体4面上に形成する方法に関するものである。
プラスチック基体面上に酸化インジウムや酸化錫等の透
明電導膜を形成する場合、一般的にプラスチック基体と
透明電導膜の界面との整合性が悪い上に、プラスチック
基体は一般的に250℃以上の高温に耐えられないため
、比較的低温、例えば室温〜250℃以下で透明電導膜
を形成する必要がある。し・かじながら、一般的に25
0℃以下で基体上に成長させた透明電導膜は、例えは4
50℃〜500℃の高温で成長させた透明電導膜に比べ
ると、透明電導膜が微粒子であり、かつ充分に結晶化さ
れておらず、膜の比抵抗が太きいという欠点を有する。
従って、プラスチック基体上に透明電導膜を形成すると
、界面の整合性が悪い上に低温形成膜となるため、一般
的に低材着力、高抵抗の腺になり易かった。
本発明は、かかる欠点を改善することを目的として検討
の結果、プラスチック基体と整合性の良い下地化合物膜
をプラスチック基体と透明電導膜の界面に介在させるこ
とにより、低温形成膜ながら上記欠点が改善されること
を見出し、本発明として提案するに到”””Qたもので
ある。
即ち、本発明の要旨は、プラスチックシート又はプラス
チックフィルムからなるプラスチック基体上に、ケイ素
、アルミニウム、又はチタニウムの酸化物、窒化物又は
オキシナイトライドから選ばれる化合物の少くとも一棟
を含む下地膜を形成した後、該下地膜上に酸化インジウ
ム透明電導膜又は酸化錫透明電導膜からなる透明電導膜
を真空蒸着法、イオンブレーティング法、又はスパッタ
リング法により形成することを特徴とするプラスチック
基体上への透明電導膜の形成方法に関するものである。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明において適用されるプラスチック基体としては、
透明ないし半透明性で、かつ透明電導膜形成時の加熱下
においても、化学的、物理的に変化しないシート状、又
はフィルム状のものが挙げられる。例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート(ポリエステル)、ポリカーボネート
ポリメチルメタクリレート、ポリビスアリル力−ボネー
トなど75E挙げられる。中でも、本発明ノ方法ハ、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムに対して最適である
又、本発明においてプラスチック基体上に形成される電
導膜としては、透明ないし半透明性を有し、任意の電気
抵抗値が得られ、かつ真空蒸着法やスパッタリング法な
どにより容易に膜形成することができ、更に、優れた光
学特性及び優れた物理的・化学的耐久性を持つ錫がドー
ピングされた酸化インジウム電導膜、あるいはアンチモ
ンがドーピングされた酸化錫亀導膜が選ばれる。なお、
電導膜の膜厚は300〜5000人程度1抵抗値はlk
Ω/、〜50Ωろとするの力;好ましい。
又、本発明において、プラスチック基体と透明電導膜の
界面に介在させる下地膜としては、プラスチック基体と
透明電導膜との整合性の高い化合物、即ち、酸化ケイ素
、酸化アルミニウム、酸化チタニウム等の酸化物、ある
いは窒化ケイ素、シリコンオキシナイトライド等の窒化
物又はオキシナイトライドからなる膜が選ばれる。なお
、かかる化合物からなる下地膜には、膜の耐久性、光学
特性などを改善するために30チ以下の他の成分を含ま
せることもできる。たとえは、リンやホウ素の化合物が
その例として挙げられる。かかる下地膜は、プラスチッ
ク基体との密着性が高くて剥離したシすることがなく、
プラスチック基体表面を均質に覆い、かつその上に形成
させる透明電導膜が結晶性よく、又配向性よくなる様に
1oooX〜1oooo iの膜厚とするのが最適であ
る。
かかる下地膜の形成方法としては、真空蒸着法、スパッ
ター法あるいはcvD法などの各種被膜形成方法が利用
できる。中でも、下地膜の形成方法としては、以下の例
に示すような条件により、下地効果の高い膜を形成する
ことができる。
(1)  S 102粉末を原料として、真空蒸着法を
用いて、5XIO”−’)−ル以下の真空度で、室温基
板に酸化ケイ素膜を成長させる。
(2)SiO,iターゲットとして、マグネトロ/スパ
ッタ法を用いて500〜I KW程度の高周波電力を印
加し、室温〜2oo℃の基板に酸化ケイ素膜を成長させ
る。
例えば、プラスチック基体がポリエチレンテレフタレー
ト・フィルムの場合には、上記(1)に示した方法によ
り250久〜zoooo@程度の膜厚の酸化ケイ素から
なる下地膜を形成するのが好ましい。
又、本発明において下地膜上に透明電導膜を形成する方
法も、抵抗又は電子加熱真空蒸着法。
イオンブレーティング法等のいわゆる真空蒸層法の他、
CVD法やマグネトロ/スパッター法などのスパッター
法など各種被膜形成法が利用できるが、中でも以下の例
に示す条件により下地膜との付着性が高く、かつ低抵抗
で光学的特性も均質な透明電導膜を形成することができ
る。
(3)  5n02を含む工n20.を原料として、酸
素雰囲気中で250℃以下の温度の基板上に、100W
程度の高周波電力を印加したRFイオンブレーティング
法によシ酸化インジウム膜ヲ成長させる。
(4)  5no2に含む工n20a t”ターゲット
にして、酸素10%を含むアルゴンガス中で600Wの
高周波電力を印加したマグネトロンスパッタ法により、
250℃以下の温度の基板に酸化インジウム膜を成長さ
せる。
例えば、プラスチック基体がポリエチレンテレフタレー
ト・フィルムで、下地膜が酸化ケイ素膜、酸化アルミニ
ウム膜、あるいは酸化チタン膜で、その上に形成される
透明電導膜が酸化イノジウム透明電導膜の場合には、特
に100W程度の高周波電力を印加したRFイオンブレ
ーティング法により室温基板上に酸化インジウム膜fc
25’0^〜5000λ程度の膜厚に形成するのが好ま
、しい。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例 中性洗剤で洗浄し、流水で充分にすすいだ後、エタノー
ルで洗浄し、N2ガスで乾燥したポリエチレンテレフタ
レート・フィルム(寸法;10mX l0Cb ィルム上に表1記載の方法・条件によシ各種下地膜及び
透明電導膜を形成した。この各種サンプルにつき、電気
抵抗値及び付着カテストヲ行なった結果全回じく第1表
に示した。
なお、比較例として示したサンプル14,16゜17は
下地膜を形成ぜずに透明電導膜を形成したものであり、
又サンプル15.18.19はポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの代りにガラス板(寸法; l Ocm 
x 10 cm X 3M) f用い、このガラス板上
に下地膜を形成せずに透明電導膜を形成したものである
なお、付着力テストは、透明電導膜面にセロハンテープ
を貼り、そのテープをはがした時の透明電導膜のはぐり
状態を肉眼で観察したものである。
サンプル14.16.17 (比較例)は、下地化合物
がない場合の結果であり、ガラス上と同様に基板に直接
導電膜を形成した例である。ガラス上の膜に比較すると
高抵抗である。サンプル1〜4.11〜13(本発明の
実施例)は、下地化合物として酸化ケイ素を用いた例で
、3OO人程度の厚さでも効果が認められる。又、サン
プル5〜10に示すように、A1やTiなどの各種化合
物が下地化合物として有効であることがわかる。
なお、本発明の下地層は、−一に限定するものではなく
、例えば酸化珪素膜と基板との付着労金より高めるため
に、これ等の界面にさらに別の有機又は無機層を介在さ
せることを何ら障けない。例えば、サンプル1の下地層
の上にサンプル7の下地層全形成踵その上に電導膜を形
成することにより、異った無機層を重ねることが可能で
ある。又、原料としてサンプル13に示すように、珪酸
エチル等を含む化合物を常温で加水分解することによっ
て酸化珪素と基板との界面に有機物層を介在させること
が可能となる。
以上の様に、本発明によれは、低抵抗、例えば200Ω
/口以下°で、かつ付着力の高い透明電導膜をプラスチ
ック基体上に常温〜250℃の低温域で形成することが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  プラスチックシート又はプラスチックフィル
    ムからなるプラスチック基体上に、ケイ素。 アルミニウム、又はチタニウムの酸化物、窒化物又はオ
    キシナイトライドから選はれる化合物の少くとも一種を
    含む下地膜全形成した後、該下地膜上に酸化インジウム
    透明電導膜又は酸化錫透明電導膜からなる透明電導膜を
    真空蒸着法、又はスパッタリング法により形成すること
    に%徴とするプラスチック基体上への透明電導膜の形成
    方法。
  2. (2)下地膜の膜厚が1001〜20000X(2μm
    )であること全特徴とする%許詣求の範囲第1項記載の
    プラスチック基体上への湾明電導膜の形成方法。
  3. (3)下地膜を真空蒸着法又はイオンブレーティング法
    によシ形成したこと全特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のプラスチック基体上への透明電導膜の形成方法。
  4. (4)下地膜全スパッタリング法により形成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラスチック基
    体上への透明電導膜の形成方法。
  5. (5)  プラスチック基体がポリエチレンテレフタレ
    ートフィルムからなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のプラスチック基体上への透明電導膜の形成
    方法。
JP5479882A 1982-04-03 1982-04-03 プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法 Pending JPS58172810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5479882A JPS58172810A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5479882A JPS58172810A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58172810A true JPS58172810A (ja) 1983-10-11

Family

ID=12980769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5479882A Pending JPS58172810A (ja) 1982-04-03 1982-04-03 プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58172810A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60127608A (ja) * 1983-12-12 1985-07-08 株式会社半導体エネルギ−研究所 透明導電膜およびその作製方法
JPS60189118A (ja) * 1984-03-08 1985-09-26 積水化学工業株式会社 導電性透明薄膜の形成方法
JPS6142819A (ja) * 1984-08-02 1986-03-01 住友ベークライト株式会社 透明導電性フイルム
US4927915A (en) * 1987-10-06 1990-05-22 Mitsubishi Rayon Company, Ltd. Process for producing antistatic polymeric material
JP2000285752A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Hoya Corp 透明電極及びその形成方法
JP2006166694A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Kohei Hayamizu 圧電素子、音力発電装置および振動力発電装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60127608A (ja) * 1983-12-12 1985-07-08 株式会社半導体エネルギ−研究所 透明導電膜およびその作製方法
JPS60189118A (ja) * 1984-03-08 1985-09-26 積水化学工業株式会社 導電性透明薄膜の形成方法
JPH046243B2 (ja) * 1984-03-08 1992-02-05 Sekisui Chemical Co Ltd
JPS6142819A (ja) * 1984-08-02 1986-03-01 住友ベークライト株式会社 透明導電性フイルム
US4927915A (en) * 1987-10-06 1990-05-22 Mitsubishi Rayon Company, Ltd. Process for producing antistatic polymeric material
JP2000285752A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Hoya Corp 透明電極及びその形成方法
JP2006166694A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Kohei Hayamizu 圧電素子、音力発電装置および振動力発電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4086132B2 (ja) 透明導電性フィルムおよびタッチパネル
KR20030048012A (ko) 다결정 반도체 부재 및 그 작성방법
JPS58172810A (ja) プラスチツク基体上への透明電導膜の形成方法
JP2004149884A (ja) Ito透明導電薄膜の成膜方法とito透明導電薄膜、透明導電性フィルム及びタッチパネル
JPH0845352A (ja) 透明導電体
JP3501820B2 (ja) 屈曲性に優れた透明導電性フィルム
JPS59198607A (ja) 保護膜を備えた透明導電膜
JP2005071901A (ja) 透明導電性積層フィルム
JP3654841B2 (ja) 透明導電性フィルムおよびその製造方法
JPS61184743A (ja) 光記録媒体
JP3489844B2 (ja) 透明導電性フィルムおよびその製造方法
JP3334922B2 (ja) ガスバリアー性高分子フィルムおよびその製造方法
JPH1166969A (ja) 透明導電フィルム
JPS59204542A (ja) 透明導電性膜の形成方法
JPH06192832A (ja) 薄 膜
CN111944445B (zh) 一种耐高温低析出保护膜及其制备方法
JPS60231396A (ja) 半導体層を有する積層体
JP3192249B2 (ja) ガス及び湿気バリアー膜及びその製造方法
JP2900691B2 (ja) 蒸着フィルムおよびその透明化方法
JPS62295232A (ja) 光学的記録媒体
JPH03158456A (ja) 積層体
WO2020054626A1 (ja) ヒータ及びヒータ付物品
JPS6157053A (ja) 光学的記録媒体
JP2679218B2 (ja) 光磁気記録媒体及びその製造法
JPS62108408A (ja) 透明電極