JPS58169466A - バツグ - Google Patents

バツグ

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JPS58169466A
JPS58169466A JP58000540A JP54083A JPS58169466A JP S58169466 A JPS58169466 A JP S58169466A JP 58000540 A JP58000540 A JP 58000540A JP 54083 A JP54083 A JP 54083A JP S58169466 A JPS58169466 A JP S58169466A
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bag
polyethylene
hose
film
bag according
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ラインハルト・ヘルベルト
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Fresenius SE and Co KGaA
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Publication of JPH049059B2 publication Critical patent/JPH049059B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はバッグ、特に□血液その他薬液用の医療用バ
ッグで熱可塑性材料からなるものに関する。
この種の医療用バッグは血液又は非経口薬液の採取、貯
そう用として多く使用されている。
この医療用バッグは完全（＝滅菌されなければならず、
通常、１００℃以トたとえば１２０℃程度に加熱される
。そのため、このバッグに用いられる熱可塑性ポリマー
はその処理温度において熱的−二安定でなければならな
い。
さらに、この種のバッグは軽量であって、安価であり、
オートメーション製造が可能であり、又、使い捨てに適
しているものでなければならない。さらにバッグの材質
は可撓性で折りたたみに適し、加工後の透明性が良く、
バッグ内の液体の変質を一見して判断し得るものでなけ
ればならない。
この種の特性を満足するポリマーとして、Ｎ、。
可搬の軟質１Ｊ９　リ塩化ビニル（すなわち、弾性を具
備させるため可塑化剤を添加したもの）が使われていた
。しかし、この可塑化剤又は軟化剤、゛たとえばジイソ
オクチルフタレートは種々の悪影きようの原因となる。
この可塑化剤はポリマー鎖の間書二完全に固定されてい
るものでなく、水その他の溶液により浸出するおそれが
あり、これによってバッグ内の液体が汚染されるおそれ
がある。
このようなバッグからの溶液で長期間処理された患者の
身体中には、この可塑化剤が１ｇはども蓄積されるおそ
れがある。
さら１：、可撓性ビニルは微生物で侵されるおそれがあ
り、可塑化剤が浸出し、バッグを破損させる原因となる
。そのため、このような微生物を排除するため、バッグ
内に充填後バッグをさらに包装する必要がある。このよ
うな理由から、このビニルバッグが従来のガラスぴんと
大巾に置き変わることができず、ある国によってはこの
ビニルバッグを医療用として使用することを全面的ζ二
禁止してイル。
そのため、この軟質ポリ塩化ビニルに代る材質について
種々の研究がなされているが、価額。
特性色ついて満足なものは米だ見当らず、たとえば、あ
る種の材料のものは水蒸気の浸透性が大舞いため、・フ
ラグ内の水溶液の濃度を高くしたり、材質中から、ある
種の物質が浸出し、バッグの機械的強度を損なうもので
あったりして、未だ満足なものは見出されていない。
スイス特許ｍ４４４，３８２Ｈは非経口投与液のための
プラスチックバッグが提案されおり、この場合、このグ
ラスチックバッグは樹脂のラミネートからつくられ、外
側層に可撓性ビニル層、外側層（＝ポリハロゲン炭化水
素系樹脂層が設けられている。この外側層の物質として
は薬学Ｅ好ましくなく、かつ、バッグ内溶液中１＝浸出
するおそれのある物質を全く含まないものが用いられて
いる。しかし、このポリハロゲン化炭化水素は高価であ
り、融着が十分におこなわれず、シール部で充填液がポ
リ塩化ビニルと接触するおそれがあり、特ζ：バッグの
口部（通常軟質ポリ塩化ビニルでつくられる）および軟
質ポリ塩化ビニル製の連結ホースとの接触ζ；問題があ
る。さらに使い捨て用バッグの場合、焼却時には化学反
応性の大きいハロダン化水素を発生させ環境を汚染させ
る。
米国特許ｍ　４．１４０．１６２には三成分からなるも
ので、はぼプロピレン単位のみからポリオレフィンと、
ブロックコポリマーと、必要に応じて可塑化剤（ポリ１
−であってもよい）とからなる。さら１−バッグの成分
として抗酸化剤を使用することも考慮されていて、これ
は衛生上および健康Ｆ好ましくないことは明らかである
。
このような材質は価額的および製造工ｍ従来の可撓性ポ
リ塩化ビニルに置き換る可能性もない。
本出願人はそのため、西独公開明細書＄　３．０２６．
９７４号にてポリオレフィンバッグにビニルホースな結
合させるための連結部材用プラスチック（二ついての提
案がなした。このプラスチック組成物は多くの７ｚリマ
一成分からなり、製造技術および価額の点から前記のも
のとそれほど変らないものである。さｇ＋＝、この連結
部材はポリオレフィンバッグ（二対してのみならず、可
撓性ビニルホースに対しても溶接し得るものでなければ
ならないので、価額的に高価となり、直ちに実用化し難
い。
これら従来技術の提案に関して注目すべき点は如何なる
場合も可撓性のビニル接続ホースが用いられることであ
り、その場合、可塑化剤が含まれるので健康；二有害と
なる。
この接続ホースは通常、可撓性ビニルバッグにバッグの
口部として融着され、栓付コネクターを保持し、かつ約
１２０℃にて滅菌された場合でもＬ記栓と接続ホースと
の間から充填液が漏れるおそれのないような高い弾性を
有することが望まれる。さらに重要な点は接続ホースに
Ｌ記栓に固く握持されていて極めて強い力で引張った場
合のみ引き離すことができるものでなければならない。
食品工業でもバッグと同じ材質からなる口部を設けたバ
ッグが用いられているが、この場合、その口部は上述の
如丼高度の弾性を有しないので、当然上述の如き滅菌処
理には適していない。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、１
００℃以Ｆの加熱滅菌に耐えることができ少なくとも１
個の弾性チューブ状口部を有するバッグを提供すること
を目的とする。
さら（ユ、この発明は安価なプラスチック材料からつく
ることができ、製造後滅菌液充填等（二より滅菌し得る
バッグを提供することを目的とする。
本発明に係わるバッグはポリオレフィンからつくられ、
チューブ状口部がオレフィンと酢酸ビニルとの架橋コポ
リマーからつくられることを特徴とする。
この発明に係わるバッグはたとえばポリエチレンの如く
価額的に安く、通常のフィルム製造方法で簡単につくる
ことができる。
さらにチューブ状口部は酢酸ビニル（Ｖ　Ａ　Ｃ）と共
重合させた安価なオレフィン物質からつくることができ
る。
ＶＡＣの割合を高くして弾性を著るしく向上させること
ができる。ポリオレフィンのみからなるチューブ状口部
は弾性が不十分であって他の連結部材との液密シールを
得ることが困難となり、医療用器具として不適当である
。
しかし、エチレンと酢酸ビニルとのコポリマー　（ＢＶ
Ａ　）はＶＡＣの増加にともなって弾性が向ＬＬ、それ
とともに融点もＶＡＣのものに近くなり１００℃以下と
なる。このようなものはもはや滅菌に適しない。
このＶＡＣ含有含有オレオレフイン橋により熱的に安定
させ、同時：：弾性も向上させることがヤキるが、ノ々
ッグを構成するＩリオレフインに対する融着が困難とな
ると考えられていた。
しかるに本発明ではオレフィン％：：エチレンとＶＡＣ
とのコポリマーからなるチューブ（又はホース）とポリ
オレフィンからなるノぐラグを互い喀二融着させ得るこ
とを見出した。すなわち、コポリマーを架橋させたのち
でも相互（二融着が可能であることを見出した。
このように架橋されたチューブ体はポリエチレン・ぐラ
グに対し口部として融着することができ弾性および熱特
性にすぐれ１２０℃程度の高温滅菌が可能であり、これ
に接続部材を強固（二連結することができ、このような
バッグの機械的特性は従来の軟質ポリ塩化ビニルとほぼ
同等である。
しかモ本発明のバッグにおいては可塑化剤の添加は全く
必要でなく、そのため微生物によって侵されることがな
く、この点においては従来の軟質ポリ塩化ビニルのもの
より優れている。
本発明でバッグ本体として用いられるポリオレフィンは
エチレン、プロピレン、ブチレン等からつくられるポリ
マーであり、特Ｃ二出発物質として好ましいオレフィン
はエチレンでアリ。
又これに一以Ｆの基で置換したものであってもよい、こ
の場合の置換基としてはメチル基、エチル基、ビニル基
、ハロダン特にふっ素である。
特（二Ｉリエチレンは好ましい材料である。
ポリオレフィンの例としてはポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリーｎ′−ブチレン、ポリイソブチレン、ポリ
−４−メチルペンテン−１、クロルスルホン化ホリエチ
レン、ポリスチレン、ハロゲン化ポリエチレン（たとえ
ばふり化ポリビニル、ふり化ポリビニリデン、塩化Ｉリ
ビニリデン等）、ポリメチルメタクリレート等である。
これらのプリオレフィンをつくるために用いられるオレ
フィンは他のビニル化合物とのコポリマーであってもよ
い。たとえばエチレン／フロロピレン、ポリ（エチレン
ビニルアセテート）、アクリロニトリル／シタジエン／
スチレンコポリーマ、エチレン−ノロピレンブロックポ
リマー、スチレンコホリマー、フり化ビニリデン含有コ
ポリマー、スチレン含有コポリマーであってもよい。
この発明で用いられるポリオレフィンはエチレンのビニ
ル重合により得られるもので所望により置換基を含ませ
てもよい。さらにその他のポリマーを小量含ませてもよ
く、この場合その添加によりポリオレフィンの構造に悪
影きようを及ぼさないものとすべきである。たとえば一
部をスチレン又はポリアクリロニトリルで置換してもよ
い。したがって本明細書で上述の如くして得られる製品
もポリオレフィンの範ちゅうに入るものとする。
本発明でバッグ用として好ましいポリオレフィンはポリ
エチレンである。必要に応じて酢酸ビニルの少量たとえ
ば１０重量％以下をエチレン・酢酸ビニルコポリマーの
形で含ませてもよい。
さらにポリエチレンとして低圧重合で得られる高密度ポ
リエチレン（ＭＤＡ、ＨＡＤ）（比重０．９１〜０．９
４、特に０．９３５．９／ｃｃのもの）を使用すること
が好ましい。このポリエチレンとして、高分子で分子量
分布の狭いものが好ましい。
いずれ：二しても、このようなポリオレフィンは融点が
滅菌温度、１１０〜１２０℃以上、より好ましくは１１
６℃以Ｆ、さらに好ましくは１２０〜１２４℃以ＥでＶ
　Ｉ　Ｃａ　を軟化温度（ＤＩＮ５３．４６０）が１１
５℃以上であるものを選ぶ。
ＥＶＡポリマーの場合は前述の如く酢酸ビールの量が増
大すると融点が下るので滅菌処理の前に架橋させる必要
がある。
ポリオレフィンの水蒸気および酸素に対する浸透性は溶
液を長期間バッグ内：：貯ぞうした場合、溶液の濃度を
高め、外部からの酸素による酸化をもたらすなどの問題
を生じさせる。特にこれはアミノ酸溶液の場合問題とな
る。そのため、これを防止するため、バッグを構成する
ポリオレフィンフィルの外面に金属フィルム又は他のポ
リマーを被覆させ、これらの浸透を防止させる必要があ
る。この被覆層はバッグ用フィルムのピンホールに対す
る保護膜としても役立つものである。さらにこの被覆層
により機械的強度が大きくなり、数メータ上から落下さ
せても破損しないものとすることができる。この被覆用
フィルム又はホイルはパック用ポリマーより融点が高く
、融着又はホットシール用装置に対して粘着する可能性
のないものでなければならない。したがって、これら被
覆用ホイル又はフィルムはバッグ用フィルムの融着時に
おける剥離用フィルムとして考えることもできる。
この被覆フィルム用のポリマーとしては水蒸気、酸素（
二対して難浸透性のものでなければならず、たとえばポ
リマミド、ｐｖｃ、塩化ぼりビニリデン、ポリふつ化ビ
ニル、ポリトリフルオロクロロエチレン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエステル等が用いられる。このう
ち特に好ましいものはプリアミド、ポリ塩化ビニリデン
、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステルである。
ポリアミドとしては温度１２０〜１４０℃の過熱スチー
ムで滅菌し得るポリカノロラクタムであり、特に安定化
剤！含まないものが好ましい。
これらの積層フィルムは接着剤、たとえばポリ塩化ビニ
リデン又はポリウレタンを用いてつくられる。このポリ
ウレタンは積層用接着剤成分と、添加ラッカー成分とか
らなる二成分系のｔｏ工□い、６．　　１ バッグの内側フィルムとして用いられるプリオレフィン
はブロー成形フィルムとして製造し、ついで、ポリウレ
タン尋の接着剤を用いて被覆用フィルムを積層させれば
よい。
ポリオレフィンフィルムの外側にＰＶＣフィルムを施せ
ば、可塑化剤が積層用接着剤およびポリオレフィンフィ
ルムを通過してバッグ内の充填液内に拡散するおそれが
全くなくなる。
このように適当なラミネートフィルムを形成することに
より、８５％比湿度、２３℃の条件下でも水蒸気の浸透
性は１以下（ＤＩＮ５３゜１２２テスト）に抑えること
ができる。すなわち、この値はポリオレフィンフィルム
の場合は厚さが５０〜１００μｍ（特に７５μｍ）必要
であるが、ポリアミド等とのラミネールフィルムでは２
０〜１００μｍ、特に一般的には３０〜７０μｍでよい
。
又、適当にラミネートを形成することにより。
酸素浸透性は１５ＣＣ／７ＦＬｌ・日・／４−ル以下と
することができる。　　゛ このようなラミネートフィルムは“ＦｌｅｘｏｖａｃＶ
７１４４”　（商標、Ｓｅｎｇｅｗａｌｄ社、西独）と
して市販されており、これは西独国および米国において
食品用および医療用として公に承認されているものであ
る。
チューブ状口部の材料としてはオレフィン−酢酸ビニル
コポリマーが用いられるが、このポリオレフィンとして
はＥ述のバッグ本体用の材料として挙げられたものを適
用することができる。このコポリマー中の酢酸ビニルの
割合は５〜４０重量％、好ましくは８〜３５重量％、よ
り好ましくは２０〜３２０〜３２重量％前述の如く酢酸
ビニルの割合が増大するにつれてポリエチレン組成物の
融点が１２５℃から低下し、ＶＡＣ３０重量％のときは
７０℃程度となり加熱滅菌に適さないものとなる。他方
ＶＡＣ量が増大する（＝つれ、たとえばＶＡＣ３０重量
Ｓとき３５〜５５ｙ１程度弾性が向上する。
このようなＶＡＣ含有チューブ体はＬ記のバッグの材質
（同じポリオレフィンを使用した場合）（二対し極めて
容易（二融着させることができる。したがって、接続ホ
ースと・々ラグの材質はポリオレフィンについては実質
的に同じものを用いることが好ましい。たとえば接続ホ
ースとしてＥ　Ｖ　ＡをＦ記範囲で使用する場合はバッ
グの材料としてエチレン又はプロピレンの重合物を用い
る。特にこの場合ポリエチレンが好ましい。
ＥＶＡはたとえば”５■ｏ　ｓ　ｔ　ａ　ｌ　ｅ　ｎ　
Ｌ’　Ｄ／ＲＶＡ”　（商標ＨＯＥＣＨ８Ｔ　ＡＧ社、
西独）、”Ｅｖａｔａｎｃ’、”Ａ（ｋａｔｈｅｎｅ　
ＥＶＡ”　（商標、ＩＣＩ社、西独）として市販されて
いる。
バッグの製法としては従来と同様でよく、たとえばブロ
ー成形されたフィルムを適当な大きさに切断し周縁部？
融着してつくる。接続ホースは未だ融着されていない縁
部にマンドレル等を用いて挿入し、ついでヒートシール
してＭＨＩさせる。接続ホースを複数本設ける場合、同
時に融着なおこなうことができる。
本明細書で“ホース連結片”とはバッグと、注入装置、
カテーテル、注射器等との接続を図るために用いられる
ものを意味する。さらにこの用語はバッグ縁部に融着さ
れていて、少なくとも１個の取り出し口を有し、Ｅ記バ
ッグ蝕部から突出したホース状のものも含む。
このようにしてつくられたバッグは従来のＰｖＣバッグ
と異なり８０℃程度の滅菌温度で溶けてしまい、熱滅菌
できないが、融着の強さは大きく強く引張らない限り抜
けない。
接続ホース又はボース連結片が熱滅菌できるようにする
（二は架橋処理をおこない融点と弾性を向Ｅさせる必要
がある。この架橋により１２０℃以Ｅの滅菌処理が可能
となる。さらに架橋した場合、従来、加熱してからバッ
グの接続部に挿入する必要があったビニルホースよりも
弾性が向丘する。
さらに本発明は従来架橋ＥｖＡがポリオレフイン：：融
着できなかったことから予想されていたような融着部の
低下が、Ｌ述の如き架橋によってもたらされるおそれも
ないことを見い出した。
この架橋処理の方法は従来公知の手段によりておこなう
ことができ、たとえば加速α線、γ線２−５Ｍｒａｄ、
以Ｆの高エネルギー線を用いておこなうことができる。
この線量の大きさは被処理材の性質、厚み等により異な
るが、一般（二５〜１０Ｍｒａｄ、程度でおこなうこと
ができる。
この方法１：よれば予め滅菌された溶液をバッグ内に収
容し、このバッグ、すなわち、シールされ、かつ発熱性
物質を含まないバッグを高エネルギー線で滅菌できるの
で、オートクレーブ中で熱滅菌処理する必要がなくなる
。この方法の他の利点はポリエチレンが完全に重合され
ておらず、フィルムが少量のｇＶＡＹ含むとき、このフ
ィルムが高エネルギー線に上り架橋され、機械的強度が
大きくなり、１３０℃程度の加熱滅菌が可能となること
である。
架橋反応を生じさせる他の手段として、過酸化クモール
等の過酸化物乞用いることである。
この過酸化物は加熱５二より分解してラジカル性架橋を
生じさせる。ＥｖＡホースの製造はバッグの製造と関連
させておこなう必要がある。
なぜならばＥｙ　Ｖ　Ａが架橋反応を生じ、バッグのポ
リエチレンと融着しなくなるおそれがあるからである。
他の架橋方法は有機シリコーン化合物の使用であり、高
温加熱雰囲気中でシリコーン橋の形成とともにＢＶＡを
架橋させる。この８１−架橋法はＩＣＩ社の“５ｉｏｐ
ｌａａ法”として知られ、この有機シリコーン化合物な
ＥＶＡ粒子に混合し、押出し成形して所望のフィルム又
はホースを寿ることかできる。この場合も架橋は湿度、
温度シーより、数時間ないし数ｌ：ｌヲ要することにな
る。たとえば８０℃以Ｅ、比湿度１００５５で１時間で
架橋させることができる。この方法でもバッグ本体フィ
ルムとホースとを同時に製造し、バッグに組み立て工程
を同時に進行させる必要がある。
この架橋処理は前記高エネルギー線法および有機シリコ
ーン法が好ましい。しかし、その他の架橋法を用いても
差交えない。
以下、本発明を図示の実施例を参照して説明する。
図中１０はバッグであって、空間１２が内部に形成され
ている。その周縁部１４は融着シールされている。この
バッグ１０は開口部１６゜１８を有し、これにそれぞれ
ホース状コネクター（又は連結ヘッド）２０．２２が設
けられホース状口部を形成している。液体、たとえば輸
液、血液等はこのホース状口部２０．２２を介してバッ
グ１０の空間１２内に充填される。なお、これら開口部
１６．１８の一方又は双方を液体入口として用いてもよ
い。
このバッグの形成方法としては開口部１６゜１８を除い
て２枚のフィルムの重合縁部を融着し、ついでコネクタ
ー２０．２２にマンドレルを用いて開口部１６．１８内
に挿入し、その外側面に沿って融着すればよい。次にホ
ースを形成するＥＶＡをイオン化放射線を用いて架橋す
る。
輪液用としてコネクター２０１＝中空ストツノ臂−２３
を挿入する。このストッパー２３にはたとえばクロルブ
チルゴムからなる膜２４が設けられていて、注射針で刺
通し得るようになっている。この膜２４は、さらに套管
２５を公知手段で固着することにより汚染から保導され
るようになっている。この套管２５はたとえばポリカー
ゼネートからなる。
他のコネクター２２にはポリカーがネート等からなるシ
リンジストツノ母−（又は栓）２６が設けられていて、
これにラテックス等からなる内側部材２７が設けられて
いる。この内側部材２７も中空針によって容易に刺通し
得る。
これらストッパー２３．２６をコネクター２０゜２２内
に押し込んだとき、ＥＶＡからなるコネクター２０．２
２が押し拡げられ、これらストツノ！　　２　Ｊ　ｅ　
Ｒ６ｋ挾持し、可成り強い力でなければ抜Ｃすないよう
（二なっている。
バッグ使用時はコネクターｚｏ＊ｚｚｗ下向きにして懸
垂されるので充填液を容易に取り出すことができる。又
、反対側縁部にはつり下げ用の孔２８が設けられている
。
第２図に示す如く、バッグ用フィルムはラミネート３０
からなっている。すなわち、充填液側にポリエチレンフ
ィルム３４（厚み３０〜１００μｍ１通常７５μｍ）が
設けられている。
このポリエチレンフィルムは比重が０．９３５／ＣＣ。
融点が１２１〜１２４℃、Ｖ　ｉ　ｃ　ａ　を軟化点が
１１８℃のものである。このポリエチレンフィルム３２
にはポリウレタン接着剤を介してボリアミドフィルム３
４が積層されている。このフィルム３４の厚みは３０〜
７０μｍ程度である。
コネクター２０．２２の接続部において、プリエチレン
フィルム３２は融着部３６が形成されている。この融着
部３６によってホイルとコネクター２０．２２との間が
強力に接着されていて、コネクターが抜けないようにな
っている。
第３因はコネクター２０．２２の端部３８を示している
。これには膜４２が端部４０を横切って形成され、バ少
少内部を外囲気から遮断している。使用時、この膜４２
を穿刺することにより、充填液をバッグ１０から取り出
し得るようになっている。この開口部４０近傍のホース
の内面はリング状ビード４４が設けられていて、シール
を十分なものとし、液もれ防止が図られている。
この膜４・２を設けたコネクター２０．２２はバッグ１
０に融着される前につくられる。なおこの膜４２を破損
しないようにしたマンドレルを用いてコネクター２０．
２２”ｌ開口部１６゜１８に挿入する。オートクレーブ
内で滅菌されたあと、この膜４２を滅菌状態に保つため
、この開口部４０ｆスキン４６で被覆するようにしても
よい。
第３図に示すものの場合、バッグ１０１１１部に充填用
開口部４８が必要であり、第１図にこれが影部分として
描かれている。この部分も開口部１６．１８同様に溶接
しないで残しておく必要がある。この開口部４８を介し
て液を充填したのち、通常の手段でヒートシールする。
第４．５図に示す変形例（二おいては栓体５０が両側に
ふぐらむようにして設けられたシール材５２によって形
成されている。この態様のものはフィルム３２との溶接
が簡単であり溶接端部１４とシール材５２との間のより
スムースな接合が可能となる。このシール材５２には入
口５４、出口５６．さらに充填用開口部５８が設けられ
ている。これら人口５４、出口５６にはそれぞれホース
状コネクター６０．６２が連設されている。この場合の
コネクターとしては第１．３図と同様のものを用いるこ
とができる。
このコネクターには同様Ｃ；膜６４．リング状ビード６
６’ｆｉ設けてもよい。なお充填用開口部６８には栓を
設けることもできる。
第５図に示す例１＝おいてはコネクター６０゜６２に切
断用ライン６８および引き裂き用カバー７０が設けられ
て°いて、膜の保護を図るとともに、開口の容易化が図
られている。
なお、第４．５図において膜６４、カバー７０、ビード
６６馨設けないものでもよく、その場合、充填用開口部
は不必要となる。なお、コネクターは２以上適宜設けて
もよい。
第６図に示す例はおす部７２が形成されたものを示して
いる。すなわち、第４図の場合と同様にシール部材７４
が両側にふくらむようにし。
てバッグ縁部に設けられている。このシール部材５２．
．１４の厚みは縁部Ｊ４からはみ出ない程度になってい
る。
第６図に示すシール部材７４には前記のホー状のコネク
ター６０．６２がなく、単に開口部７６．７８が貫通し
て設けられている。この孔に第１因（＝示すようなスト
ン・４−２３．２６’ｉｆｆ設けてもよい。また、第３
図（二示すような閉塞手段、すなわち膜８０を下面に設
けてもよい。
この場合も充填用開口部８２（点線で示す）が必要とな
る。この開口部８２にも栓を設けるようにしてもよい。
膜８０’ｇ：使用するとき、入口アロ、出口１８にスキ
ン又は膜をシール材７４Ｆに設は汚染を防止するように
してもよい。
第７図は第１図の変形９１Ｊ”ｌ示すもので、同様にホ
ース状コネクター８４がバッグ縁部１４に設けられてい
る。このコネクター８４（二は二重に被覆する部材８６
が設けられていて、８８゜９０．９２の個所で溶接した
場合、コネクター８４が液密にシールされるようになる
。これには前記同様に、膜９４．ビード９６を設けても
よい。この場合、バッグは縁部の９８の個所まで融着し
てよく、フィルムの二重部分の個所８６は開口しておき
、コネクター８４を挿入し、ついで８Ｂ、９０．９２の
個所をシールし、内側部分１００を溶接しないでおく。
この場合、空間１００と縁部９２との間に弱い線状部分
１０２を形成しておけば、縁部９２を引張ることにより
、この部分も開口できる。
なお、８６の部分に２以Ｅのコネクターを設けてもよい
。又、８６と同様の構成部分を２以Ｅ設けてもよい。さ
ら（二充填用開ロ部４８を別：二設けてもよい。その他
、同様の方式により任意の数、大きさの保護被膜を形成
することもできる。
ホース状コネクター２０．２２、おす部５０゜７２（二
ついて、ＶＡＣを２５〜３５重量％含むＥ　Ｖ　Ａ　ｗ
用いることができる。
このＥＶＡで構された部材はγ線照射、５ｉｏｐｌａｉ
法等により架橋させることができ、したがって、１２０
℃以Ｆの熱滅菌処理をおこなっても、溶接部３６が劣化
することがない。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例に係わるバッグの平面図、第
２図は第１図の■−■線に沿う断面図、第３図はＥＶＡ
でつくられたホース状コネクターの開口部を示す断面図
、第４図は本発明の他の実施例を説明する断面図、第５
図は第４図のｖ−ｖ線に沿う断面図、第６図は第４図に
対応して他の変形例を示す断面図、第７図はさらに他の
実施例を示す一部断面図である。 図中、１０・・・バッグ、１２・・・空間、１４・・・
周縁部、１６．１８・・・開口ｍ、２ｏ、ｘ２・・・ホ
ース状コネクター、２３゜２６・・・ストッパー、　２
４゜４２．６４．８０・・・膜、３４・・・フィルム、
５゜・・・栓体、５２・・・シール部材、６０・・・コ
ネクター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 （１）液体を内部に充填するバッグ本体と、該本体縁部
    に付設され内部と連通ずるホース状接続部とを具備する
    ・々ラグであって、該バッグ本体が熱可塑性ポリマーか
    らなり、該接続部がオレフィンと酢酸ビニルとの架橋コ
    ポリマーからなることを特徴とするバッグ。 （２）　　オレフィンがエチレン、プロピレン、ｆｉ−
    ブチレン、イソブチレン、４−メチルペンテン−１，ク
    ロロスルホン化エチレン、スチレン。 ハロダン化エチレン、メチルメタクリレート、のポリマ
    ー又はこれらのコポリマーからなる特許請求の範囲第１
    項記載のバッグ。 （３）ポリエチレンの密度が０．９〜０．９４のもので
    ある特許請求の範囲第２項記載のバッグ。 （４）ポリエチレンの融点が１１６℃である特許請求の
    範囲第３項記載のバッグ。 （５）　　ポリエチレンがフィルム状であり、ポリアミ
    ド、塩化ポリビニリデン、プリエチレンテレフタレート
    、ポリエステルから選ばれるフィルムに積層したもので
    ある特許請求の範囲第４項記載のバッグ。 （６）　　ポリエチレン積層フィルムの全体の厚みが０
    ．２　ｍ以下、ポリエチレンフィルムが５０〜１００　
    ｐｍ、積層部が２０〜１００μｍの厚みを有する特許請
    求の範囲！Ｊ５項記載の・々ラグ。 （７）ホース状接続部（コネクター）がオレフィン９５
    〜６０重量％、酢酸ビニル５〜４０重量九からなる特許
    請求の範囲第１項記載のノ４ッグ。 （８）酢酸ビニル含量が２０〜３２重量％である特許請
    求の範囲第２又は７項記載の・ぐラグ。 （９）　　オレフィンがエチレンである特許請求の範囲
    第８項記載のバッグ。 ００）　　ホース状接続部はバッグに融着後架橋したも
    のである特許請求の範囲第１項記載の・々ラダ。 （１１）　　架１ｍｗ高エネルギー線でおこなった特許
    請求の範囲第１０項記載のバッグ。 αり　該接続部の開口部に輸液又はシリンジストツノ千
    −を設けた特許請求の範囲第１項記載のバッグ。 α［有］　該接続部に穿刺用膜が設けられている特許請
    求の範囲第１項記載のバッグ。 （１４）充填用開口部が設けられている特許請求の範囲
    ！１３項記載のバッグ。 α９　膜が開口部の小径部に隣接して設けられている特
    許請求の範囲第１３項記載のバッグ。 （ｌｆｉ）　　ホース状接続部國カバーが被覆されてい
    る特許請求の範囲第１項記載のバッグ。 αη　ホース状接続部がさらに他のフィルムで被覆され
    ている特許請求の範囲第１項記載のバッグ。
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