JP2007030901A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルムの材質、構成などに拘わらず、複数の薬剤室と薬剤室との境界部分の剥離強度が剥離方向により異方性を持つ輸液容器などの容器を提供する。
【解決手段】本発明の容器は、例えば、ヒートシール面が対峙するように配置された熱可塑性樹脂フィルムを融着して周囲に強シール部を形成し、該強シール部によって囲繞された空隙が、液密かつ再剥離可能な易剥離シール部によって複数の区画に区分された容器であり、前記易剥離性シール部に幅方向に非対象形状の強融着部形成するか、幅方向の強融着側に強融着部を密に形成するか、幅方向に対して傾斜して強融着部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所望の方向からは易剥離性であり、他の方向からは難剥離性であるヒートシール部を有する容器に関する。さらに本発明は、周囲を強剥離性のシール部で囲繞することにより形成される空隙を所望の方向からは易剥離性であり、他の方向からは難剥離性であるヒートシール部によって区画した少なくとも2つの区画部を有する容器に関する。さらに詳しくは、例えば複数の薬剤を別々に収納可能であって、使用時にはこれらを容易に混合可能な複室輸液容器として使用可能であり、各薬剤室同士を隔てるシール部の開封強度が剥離する方向によって異なるような単一方向剥離性熱融着部を有する複室輸液バックのような容器に関する。
ビタミン剤などを生理食塩水に混合して、患者に注射あるいは点滴するなど、複数の薬剤を混合して患者に投与することが行われている。このように複数の薬剤を混合する場合、薬剤の種類によっては予め混合しておくと変質してしまうことがある。このような予め混合すると変質の可能性のある複数の薬剤は、それぞれの薬剤を別々に収容可能であって、使用する直前にこれらを混合可能な複室輸液容器に収納して使用される。このような複室輸液容器は、通常は本体部がポリオレフィン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂フィルムから形成されている。
このような熱可塑性樹脂フィルムからなる複室輸液容器においては、複数の薬剤を混合する前の段階では薬剤室と薬剤室との境界部分が液密にシールされているが、複数の薬剤を混合する際にはこの境界部分を容易に剥離してそれぞれ独立に収容されていた薬剤を迅速に混合できることが必要である。そのため、このような境界部分の形成方法については数多く研究されている。
例えば、特許文献1および特許文献2には、剥離しやすい境界部分を形成するために、接着に関与する部分を特定の素材から形成する技術が開示されている。また、特許文献3には、境界部分の内面に易剥離性を賦与する成分を含有する易剥離性コーティング剤を塗布し、剥離しやすくする方法が記載されている。
一方、特許文献4には、この境界部分をシールする際に使用するヒートシールバーとして、特定の形状のシールエッジが形成された2本のバーを組み合わせて使用し、これらシールエッジの位置を精密に制御したうえでフィルムを挟持することによって、境界部分の剥離強度を適当な範囲とする技術が開示されている。
また特許文献5には、強融着部の占有面積が25%未満の特定のシールバーによって剥離しやすい境界部分を形成する技術が開示されている。
しかしながら特許文献1および特許文献2に開示されている技術では、剥離しやすい境界部分を形成するためにその部分を多層構成とせざるを得ず、単層フィルムには適用できないためにフィルム製造コストが高くなるという問題があった。また、特許文献3に記載された技術では、特定のコーティング剤が必要であり、製造工程が煩雑になり、結果として製造コストが増加するという問題があった。
一方、特許文献4に開示されている方法では、フィルムを多層構造としたり、コーティング剤を使用したりすることは必須ではないが、この境界部分をシールするヒートシールバーのシールエッジを精密に位置合わせする必要があり、位置ずれが起こると、形成された境界部分は、複室輸液容器ごとに剥離強度のばらつきが大きくなることがあった。また
特にヒートシールバーの目のピッチが狭い場合には、このような位置合わせが特に難しいうえ、仮にヒートシール温度を一定温度に維持した場合であっても、複室輸液容器ごとに隔離強度がばらつく場合があり、所望の剥離強度の複室輸液容器を安定に生産することが望まれていた。
また、特許文献5の方法では、フィルムを多層構造としたり、コーティング剤を使用することは必須ではなく、融着強度の異なる複数の融着部によりシール強度を制御する技術が開示されているが、剥離の方向によりシール強度に違いを持たせるような技術は例示されていない。
一般に、上記のような熱可塑性樹脂フィルムからなる複室輸液容器においては、複数の薬剤を混合する際に薬剤室を加圧し、境界シール部分を剥離、開通して薬剤を混合する。しかしながら、上記従来技術では境界シール部のどちらの薬室を加圧しても境界シール部が剥離して、薬液が混合されてしまう。薬液によっては、混合順序によって薬液の安定性が異なるものもあり、また誤開封を避けるためにも、境界シール部の剥離強度が方向性を有していることが望ましい。
上記のような輸液容器などとは別に、菓子袋などの包装袋おいては、袋体の内面側に配置されたヒートシール面を熱融着して封止することが一般的である。このような包装袋を開封する際に所望の位置から開封ができるように、例えばヒートシール部に開封予定部を形成するなど様々な技術が用いられている。例えば、特許文献6および特許文献7には、ヒートシール部をヒートシール強度がそれほど高くない特定の樹脂で形成することにより、剥離が容易で、しかも特殊な方法でヒートシールを行わなくても、易剥離性で、かつ密封性のよいシール部を形成可能な技術が開示されている。
しかしながら、これらの技術では、易剥離性のヒートシール部を形成するために、樹脂フィルムのヒートシール面に特殊な樹脂を使用せざるを得ないという問題がある。
特開平2−4671号公報 特開2000−14746号公報 特開平11−169432号公報 特開平8−24314号公報 特開2004−476号公報 特開平11−100483号公報 特公平1−429768号公報
本発明は、フィルムの材質、構成にかかわらず、所望の方向から容易に剥離することができるヒートシール部を有する容器を提供することを目的としている。
また、本発明は、境界シール部によって包装袋内が区画された容器であって、この境界シール部が、安定した剥離強度を有し、しかもこの境界シール部の剥離性が方向性を有する容器を提供することを目的としている。
さらに詳しくは、フィルムの材質、構成などに拘わらず、複数の薬剤室と薬剤室との境界部分の剥離強度が安定し、なおかつ境界シール部分が誤って開封される可能性を低減した剥離の方向によりシール強度に違いを持たせた複室輸液容器を提供することを目的としている。
また、本発明は、上記のような複室輸液容器に限らず、開封して使用する袋状の容器であって、この開口部の剥離性が方向性を有する容器に関する。
本発明の容器は、ヒートシール面が対峙するように配置された熱可塑性樹脂フィルムを融着し、再剥離可能な易剥離性シール部が形成されて密閉された区画部を少なくとも1つ有する容器であって、該易剥離性シール部が下記(1)〜(3)よりなる群から選ばれる少なくとも1つの方法により形成されていることを特徴としている。
(1)該易剥離性シール部に強融着部が形成されており、該強融着部を、易剥離性シール部の幅方向に対して非対称の形状に形成する。
(2)易剥離性シール部に強融着部と弱融着部とが形成されており、該易剥離性シール部の幅方向の強融着側に強融着部を密に形成する。
(3)該易剥離性シール部に強融着部が形成されており、強融着部の融着強度が易剥離性シール部の幅方向に対して傾斜を有するように形成する。
さらに本発明の容器は、ヒートシール面が対峙するように配置された熱可塑性樹脂フィルムを融着して周囲に強シール部を形成し、該強シール部によって囲繞された空隙が、液密かつ再剥離可能な易剥離シール部によって複数の区画に区分された容器であり、前記易剥離性シール部が上記の(1)〜(3)のいずれかによって形成されていることを特徴としている。
本発明者は剥離が予定されているヒートシール部の剥離強度および剥離性について、種々検討を行った結果、例えば輸液容器のような容器の場合、複数の薬剤室を隔てる境界シール部分における剥離性に一定の方向性を賦与して単一の方向に圧力をかけることにより隔壁を貫通する単一方向剥離性熱融着部とすることにより、薬液の混合の際の上記課題を解決できるとの知見を得た。このような単一方向剥離性熱融着部で薬剤室を区画することにより、薬液の混合を予定される順序通りに行うことができる。
なお、本発明において、融着強度が大きいとは、融着してシールされている部分の剥離に要する力が大きいことを意味している。
また、本発明において融着とは、熱可塑性樹脂フィルムを加熱しながら押圧して密着させたものを意味し、熱可塑性樹脂フィルムが溶融して完全に一体化しその境界が不明である状態を指すだけでなく、液密性が保たれている限りにおいて、熱可塑性樹脂フィルム同士の境界が認められる状態をも含むものである。
本発明の容器には、熱可塑性樹脂フィルムを再剥離可能に形成された易剥離性シール部が形成されており、この易剥離性シール部には強融着部が特定の方法で形成されており、このようにして易剥離性シール部が形成された容器は、剥離強度に方向性を有している。
特に本発明の容器は、周囲を強シール部で囲繞して形成された空隙に、易剥離性シール部を特定の方法で形成して空隙を分画し、こうして形成された区画に異なる種類の液体を分割して収容することができる。こうして易剥離性シール部を所定の方法で形成して分画された容器は、易剥離性シール部の剥離強度が安定していると共に、その剥離性に方向性を有しており、従って、たとえば、この易剥離性シール部によって分画された区画の一方の側の区画に圧力を加えてもこの易剥離性シール部は剥離しにくいが、他方の側の区画から圧力を加えると、この易剥離性シール部は容易に剥離して、両区画に含有されている液体を混合することが可能になる。
このような容器は、種々の用途に使用可能であるが、特に複室輸液容器として有効に使用することができる。即ち、本発明の容器からなる輸液容器は、熱可塑性樹脂フィルムから形成され、フィルム同士を融着してなる剥離可能な易剥離性シール部によって、複数の
薬剤室に隔てられた複室輸液容器であり、この容器を複室に分画する際に、上記のように特定の方法で形成した易剥離性シール部によって区画する。この易剥離性シール部には、所定の方法により強剥離部が形成されており、この強剥離部を形成することにより、この易剥離性シール部を一方の側からは剥離しにくく、他方の側からは剥離しやすくすることができ、この易剥離性シール部に剥離性の方向性を賦与することができる。
このような易剥離性シール部は、上記のような区画シール部を形成するだけでなく、熱可塑性樹脂フィルムからなる容器の開口部を、上記と同様に易剥離性シール部とすることにより、この容器の開封を容易にすることができる。さらに、一部に剥離シールからなる剥離開始部を形成することにより、剥離がこの剥離開始部から始まるので、より容易に容器を開封することができる。
以下本発明の容器について具体的に説明する。
まず、本発明の容器である複室輸液容器を例にして本発明の容器について説明する。
図1は、本発明の複室輸液容器10の一例であって、この複室輸液容器10は、熱可塑性樹脂フィルムから形成され、薬剤が充填される2つの薬剤室11、12を備えたものである。この例の複室輸液容器10においては、一方の薬剤室11には薬剤投入部13が接続され、他方の薬剤室12には、これに薬剤を投入するとともに、薬剤を患者に投与する際にここから薬剤を排出させるための薬剤出入部14が接続されている。
一方、この複室輸液容器10に形成されている2つの薬剤室11、12は、剥離の方向により剥離強度の異なるシール部(単一方向剥離性融着部)15で隔てられている。
この方向により剥離強度の異なるシール部15は、薬剤室11、12にそれぞれ薬剤(充填物)が充填された後、いずれかの区画部に外力を加えることによってシール部15が剥離して、所望の際に薬剤同士を迅速かつ容易に混合できるようになっている。例えば、薬剤室11(区画部11)に充填されている薬剤を、薬剤室12(区画部12)に充填されている薬剤を混入させる場合には、薬剤室11(区画部11)に圧力を加えることによって、隔壁15(シール部15)は貫通するが、薬剤室12(区画部12)に圧力が加えられた場合には、隔壁15(シール部15)に剥離は生じない。即ち、区画部11からの圧力に対しては、シール部15は、易剥離性(弱融着性)であるのに対して、区画部12からの圧力に対しては難剥離性(強融着性)である。
この複室輸液容器10の周縁は、薬剤室11、12の外方から力を加えた場合でも剥離しない強シール部16により液密に閉じられていて、熱可塑性樹脂フィルムがヒートシールされ、強く融着して形成されている。なお、この例においては、強シール部16は、複室輸液容器10の周縁の全周にわたって形成されているが、例えば、筒状の熱可塑性樹脂フィルムを材料として使用した場合などには、フィルムの長さ方向の両端部(図中、上端部および下端部)だけが強シール部16となっていてもよく、必ずしも周縁全周に強シール部16が形成されていなくても良い。
そして、この例の複室輸液容器10の単一方向剥離性熱融着部15には、詳しく後述するが、重ねられた2枚の熱可塑性樹脂フィルムを、シール面に特定のシールエッジが形成された2本(一対)のヒートシールバーで、その両面側から挟持することにより形成されるものであって、図2の拡大拓大平面図にその一部分を示すように、少なくとも融着強度の異なる2つの融着部、すなわち強融着部15aと弱融着部15bとが共存している。
このような強融着部と弱融着部とを有する単一方向剥離性熱融着部15は2本のヒートシールバーの凹凸を形成し、このように凹凸が形成されたヒートシールバーを用いて熱可塑性樹脂フィルムにかかる圧力に差を生じさせて強融着部と弱融着部とを区分してヒート
シールすることにより形成することができる。すなわち、シールバーの凹凸が加熱されたフィルムに所定の圧力及び時間で接触することにより、熱可塑性樹脂フィルムが加熱圧着され、この加熱圧着の際に凸部はより強い圧力で熱可塑性樹脂フィルムを相互に密着するため強融着部になり、他方、凹部は圧着力が弱いので熱可塑性樹脂フィルムの密着力が低くなり、弱融着部となる。
シールバーに形成される凹凸に関する形状に特に制限はなく、丸型、四角、菱形のような駒形状を採ることもできるし、単にある幅を持った線で凹凸をつけてもよい。
また、凹凸は上下のヒートシールバーそれぞれに形成しても良いし、どちらか一方だけに形成することも可能である。また、上下のヒートシールバーに、それぞれに凹凸を形成する場合、上下のヒートシールバーにそれぞれ違う形状の凹凸を形成することもできるし、また上下のヒートシールバーに形成された凹凸配置により、強融着部および弱融着部を所望の位置に配置することもできる。
さらに、ヒートシールバーに形成される凸部と凹部との間になだらかな傾斜を設けることも可能である。
当然であるが強融着部と弱融着部との間に中間的な強度を有する融着部ができることもある。
この強融着部と弱融着部との形成比率は、剥離に方向性が発現するように適宜選定することができるが、強融着部の面積が単一方向剥離性熱融着部の全面積に占める割合が、通常は0.01〜70%、好ましくは0.01〜60%、特に好ましくは0.1〜50%の範囲である。強融着部の面積が0.01%より少ないかまたは70%よりも多いと、共にシール強度の制御が難しい。
融着強度に方向性を持たせる手法については、シールバーの形状、配列を非対称とするあらゆる方法が利用可能であり、例えば下記の方法を挙げることができる。
1)強融着部を形成する部分の形状自体を幅方向に対し非対称とする方法。
2)強融着部と弱融着部の割合を幅方向に対し非対称とする方法。すなわち、易剥離シール部に強融着部と弱融着部とを形成するが、剥離強度を高くする側に強融着部を多数形成し、逆に剥離強度を低くする側には弱融着部を多数形成して、易剥離シール部の幅方向に剥離強度の勾配を形成する方法。
3)強融着部の融着強度に幅方向に対しテーパーをつけて非対称とする方法。
4) 上記1)〜3)を任意に組み合わせ非対称とする方法。
上記、1)の例を図3に示す。
一般に融着部分の形状が三角形の場合に、開封に要する強度は、三角形の底辺底辺側から頂点頂点側に向かうに従って大きくなる。そこで、上記図3に示すように強融着部を三角形とした場合には、図3(a)に剥離方向(a)で示すように、三角形の頂点から底部に向か
って剥離する際の融着強度は大きくなり、これとは逆に図3(b)に剥離方向(b)で示すよう
に、三角形の底辺から頂部に向かって剥離する際の融着強度は小さくなる。従って、図3(a)に示すように、三角形の頂部側から底部側に向かって剥離する際には、難剥離である
のに対して、図3(b)に示すように、三角形の底部から頂部に向かって剥離する際には、
易剥離である。なお、、図3では強融着部の形状が三角となっているが、これに制限されることはなく、例えば半円や台形、あるいはこれらを組み合わせた駒形状でも線の組み合わせによる形状でも構わない。
次に、2)の例を図4に示す。
図4では、強融着部は四角形で表されており、図4の上部では、強融着部が多数形成されているのに対して、下部には強融着部の数が少ない。したがって、図4に剥離方向(a)
で示す方向からの剥離は易剥離であるのに対して、図4に剥離方向(b)で示す方向からの
剥離は難剥離である。このように、強融着部の分布に差をつけることにより、剥離強度に方向性が生じる。なお、強融着部の形状は、四角に制限されず、他の形状でも構わない。また、強融着部は連続せずに独立して形成されていることが望ましい。
図5は、上記3)の対応を示す図である。
図5に示すように、強融着部を形成するヒートシールバーの形状にテーパーを設けることにより、圧着強度がシール部の幅方向に対し非対称となり剥離強度に方向性が生じる。強融着部は四角形に制限されず、他の形状でも構わない。例えば、図6に示すように一方のヒートシールバーに三角形状の凸部を、それぞれ独立に、多数形成し、他方のヒートシールバーをフラットに形成することにより図2あるいは図3に示すような三角形状の強融着部を形成することができる。
なお、図3〜図5はヒートシール部を垂直方向から見た図であり、上下が幅方向に相当し、三角形あるいはひし形が強融着部にあたる。
フィルムを上記例示されたような形状のヒートシールバーを用いて、溶着させる場合、上下2本のヒートシールバーの温度設定については特に制限がなく、樹脂が半溶融状態となるように設定すればよい。
例えば、上部シールバーと下部シールバーとを均等に温度設定しても良いし、上下に温度差をつけることも可能である。また、シール時間、シール圧力についても使用する樹脂が半溶融状態を保つ範囲で任意の値が使用される。
また、ヒートシールバーの幅方向に温度分布を生じさせることにより、シール部の幅方向の両縁部で融着強度に差を形成することも可能であり、シール部の幅方向において、一方の縁部を強融着部とし、他方の縁部を弱融着部とすることもできる。
本発明の容器において、例えば複室輸液容器の弱シール部の単一方向剥離性熱融着部は、剥離方向により剥離に要する強度に異方性がある。
シール部の幅方向の一方の端部から剥離したときの開封強度をF1、もう一方から剥離したときの開封強度をF2とし、F1<F2の関係が成り立つ、すなわち、開封強度F2がF1よりも大きい時、このF1の剥離強度は初期値で好ましくは1〜6Nmm/15幅、より好ましくは2〜6N/15mm幅である。
開封強度F1が初期値で1N/15mm幅以上であると、シール強度が適度にあり、わずかな衝撃や応力によって開封してしまうおそれがないため好ましい。また開封強度F1が初期値で6N/15mm幅以下であると、使用時に液を混合するため力を加えることで開封可能となるため好ましい。
開封強度F2は、上記開封強度F1よりも高い値であれば良いが、単一方向剥離性の観点からは、F1との差が大きい方が好ましい。F2/F1比率は通常1.05倍〜100倍程度である。
本発明の容器10を形成するために使用される樹脂フィルムとしては、種々の樹脂フィルムが使用可能であるが、好適には熱可塑性樹脂フィルムが使用される。このような熱可塑性樹脂フィルムとしては、特に制限なく使用できるが、価格、物性(透明性、柔軟性等)のバランスからポリオレフィン系樹脂が好ましい。例えば、熱可塑性樹脂フィルムとしては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリエチレン系樹脂、エチレン−ブテンランダム共重合体等のオレフィン系エラストマー、ポリプロ
ピレン、エチレン−プロピレンランダム共重合体、α−オレフィン−プロピレンランダム共重合体等のポリプロピレン系樹脂およびこれらの混合物などを例示できる。また、本発明の容器が上述のような複室輸液容器10である場合には、上述したように、シール強度に方向性を持たせられれば特定の樹脂を選択して使用する必要は特にないので、熱可塑性樹脂フィルムとして医療の分野で用いられるものであれば特に限定されず使用可能であり、塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエーテルサルホン、環状ポリオレフィン、環状ポリオレフィン共重合体、水素化スチレンエチレンブタジエン共重合体などのスチレン系エラストマー、これらの樹脂の混合物、さらにはこれらと上記ポリオレフィン系樹脂との混合物などからなるフィルムも使用できる。また、これらの樹脂は耐熱性向上等の目的で一部架橋されていても構わない。
さらに、使用される熱可塑性樹脂フィルムは、一種類のフィルムからなる単層フィルムであっても、複数の種類のフィルムが積層した形態の多層フィルムであってもよい。熱可塑性樹脂フィルムが単層フィルムである場合には、透明性、柔軟性に優れることから直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレンエチレンランダム共重合体、プロピレンエチレンブロック共重合体、プロピレン系樹脂とエチレン系エラストマーとの混合物、プロピレン系樹脂とプロピレン系エラストマーとの混合物、プロピレン系樹脂とスチレン系エラストマーとの混合物などのフィルムが好ましい。熱可塑性樹脂フィルムが多層フィルムである場合には、複室輸液容器の外側から、高密度ポリエチレン/直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン/低密度ポリエチレン/高密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン/低密度ポリエチレン/高密度ポリエチレンなどのものを例示できる。
また、多層フィルムにおいて、内層がイージーピールを可能にする樹脂組成物から構成されていてもよい。
本発明で使用される熱可塑性フィルムの製造方法については特に限定されず、Tダイ成
形、水冷インフレーション成形、空冷インフレーション成形、ブロー成形、ラミネーション成形などによる製造方法が挙げられる。透明性の観点からはTダイ成形、水冷インフレ
ーション成形が好ましい。
また、本発明で使用される熱可塑性樹脂フィルムの厚さは、通常は5〜1000μm、好ましくは50〜500μm程度である。
上記のような熱可塑性樹脂フィルムから形成される複室輸液容器は、4方向に強シール部が形成され、この強シール部で囲繞された空隙内に単一方向剥離性融着部が形成され、この単一方向剥離性融着部によって区画された区画部1からの剥離強度F1と区画部2からの剥離強度F2とが異なり、一方の区画部に圧力をかけたときに単一方向剥離性融着部が連通して区画部1と区画部2とが連結状態になるが、本発明の容器はこのような態様のほかに、3方向を強シール部として、他の一方を易剥離性シール部とする容器であってもよい。
また、本発明の複室輸液容器には、小容器を区画部内に収容し、これを区画部の対向する内壁面に熱融着で固定してもよい。
図12(a)には、区画部11内に小容器20が収容された複室輸液用沖の正面図の例が
示されている。また、図12(b)、図12(c)は、図12(a)におけるX−X断面図である
。図12において、図1に示す部材と共通の部材には同一の付番が付されている。
なお、上記小容器は、区画部11,12のいずれかに圧力を加えてシール部15を剥離させた時、同時に小容器20の易剥離部35(斜線部)も剥離されるようにされている。この方法としては、図12(b)の状態から剥離部15が剥離される時に、図12(b)の矢印Fで示した力により開かれる容器フィルムに引かれて、小容器20の易剥離部35が剥離され、図12(c)の状態とする方法がある。
図13(a)において、シール部15は、区画部12からの圧力に対して易剥離性である
ことが好ましい。このように小容器が収容されていない区画部に圧力を加えるようにすることで、シール部15全体に圧力が加わり、確実に剥離貫通させることができる。
また、図12(a)において、小容器20の易剥離部35に単一方向剥離性を付与するこ
とが好ましい。このようにすれば、小容器の易剥離部が、目的とする方向に確実に剥離可能となる。例えば、図12(d)の形態の単一方向剥離部を形成すれば、図の下から上方向に剥離が容易であるようにすることができ、小容器の易剥離部35の剥離の確実性が増す。
なお、図12では省略されているが、単一方向剥離部には加圧したときの開封が容易になるように、剥離開始部が形成されていてもよい。
本発明の容器は、上述のように複数の区画部が単一方向剥離性融着部(易剥離性シール部)で区画された形態であることが好ましいが、区画部が1つであってもよい。即ち、図11および図13に示すように、単室容器の開口部を上述のような易剥離性シール部で形成し、この開口部を形成する易剥離性シール部を、開封する側からの剥離が容易になるように単一方向剥離性融着部とすることが好ましい。図11(a)は単室容器の開口部として、易剥離性シール部が形成された容器を示す模式図であり、図11(b)は、a-a断面
図であり、一部に易剥離性シールからなる剥離開始部17が形成されており、図11(b)には開封が開始される側に、一部が易剥離シールからなる剥離開始部17が示されている。この剥離開始部17には、上述のように強融着部と弱融着部とが形成されており、この容器の内部からの剥離が容易になる。この容器は、剥離開始部の少し下の樹脂フィルムを持って両方向に引っ張ると、剥離開始部から剥離が開始され、容易にこの容器を開封することができる。しかも、開封開始部が形成されているので、開封開始位置が常にこの剥離開始部であり、常に一定した状態で容器を開封することができる。
また、図13(a)には、容器の外部からの開封が容易になるように、一部が易剥離シー
ルからなる剥離開始部が形成された容器が模式的に示されており、図13(b)はb−b断面図である。この単室容器においては、容器を形成する熱可塑性樹脂フィルムが、シール部から外側に長く延設されており、この容器を開封する際には、この延設された熱可塑性樹脂フィルム18を持って外側に引っ張ることにより、剥離開始部17から剥離して、この容器を開封することができる。
上記ように一部に易剥離性シールからなる剥離開始部17を形成する場合には、この剥離開始部17を中心にして外側に向かって剥離強度を高くすることが好ましい。さらに、剥離開始部17からシール部の深さ方向に向かって剥離強度を高くすることが好ましい。すなわち、このような剥離開始部17を形成する場合には、この剥離開始部17の剥離強度を最も低く制御することにより、常にこの剥離開始部17から容器の開封を行うことができる。
このような剥離開始部17は、上述の単一方向剥離性熱融着部を有する複室輸液バックのような容器の単一方向剥離性融着部においても同様に形成することができるのは勿論である。
次に本発明の容器について実施例を示して説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
水冷インフレーション法で、直鎖状低密度ポリエチレン(MFR=2g/10min(190
℃)、密度920kg/m3)からなる厚さ300μmのフィルムを作成した。
このフィルムを2枚重ね、2本のヒートシールバーでこれを挟持することにより、剥離強度に異方性を持つシール部を作成した。
なお、剥離強度に異方性を持つシール部(単一方向剥離性融着部)は、複室輸液容器10の長さ方向の中央部に10mm長さで形成した。また、この際に使用した2本のヒートシールバーの内、上のバーは図6例1の具体例に示した三角形状の強融着部を有するバーを使用し、下のバーはフラットなバーを使用し、た。シール圧力0.3MPa、シール時間3.4秒の条件でヒートシールを行った。
この例1図6の具体例を使用して作成したシール部の剥離強度を両側から測定したときのシール強度を表1に示す。
なおシール強度はASTM F88に準拠して測定を行った。具体的にはヒートシールバーに
て融着した部位を含むフィルムを15mm幅に切り出し、引っ張り試験機の冶具にシールしていない部位を挟み込む。200mm/分の速度で上側に引っ張り融着部が剥離したときの力をシール強度とした。結果を表1および図8に示す。
Figure 2007030901
実施例1において、図5例3の具体例に示したシールバーを使用した他は、実施例1と同様にしてシールを行い剥離強度の異方性を測定した結果を表2および図9に示す。
Figure 2007030901
〔比較例1〕
実施例1で使用したヒートシールバーの代わりに、図7に示す様な菱形形状のシールバーを用いて実施例1と同様にしてシールを行い剥離強度の異方性を測定した。結果を表3および図10に示す。バー形状、配列が対称な場合は、剥離強度に異方性を持たせることが出来なかった。
Figure 2007030901
図1は、本発明の複室輸液容器の一例を示す図である。 図2は、本発明の剥離可能なシール部の拡大図である。 図3は、幅方向に対し強融着部の形状を非対称とする例を示す。 図4は、幅方向に対し強融着部と弱融着部の比率を非対称とする例を示す。 図5は、幅方向に対し強融着部の圧着強度を非対称とする例を示す。 図6は、実施例1に用いた強融着部の形状と寸法を示す図である。 図7は、比較例1に用いた強融着部の形状と寸法を示す図である。 図8は、実施例1のヒートシール温度と剥離強度との関係を示すグラフである。 図9は、実施例2のヒートシール温度と剥離強度との関係を示すグラフである。 図10は、比較例1のヒートシール温度と剥離強度との関係を示すグラフある。 図11は、易剥離性シール部の内縁部に開封開始部が形成された単室容器を模式的に示す正面図およびa-a断面図である。 図12は、区画部が3つ形成された複室輸液容器の一例を示す正面図および加圧したときの開封状態を模式的に示すX-X断面図である。 図13は、易剥離性シール部の外縁部に開封開始部が形成された単室容器を模式的に示す正面図およびb−b断面図であり、熱可塑性樹脂フィルムが上部に延設されている。
符号の説明
10・・・容器
11・・・薬剤室(区画部)
12・・・・薬剤室(区画部)
13・・・薬剤投入部
14・・・薬剤出入部
15・・・シール部(単一方向剥離性融着部)
15a・・・強融着部
15b・・・弱融着部
16・・・強シール部
17・・・剥離開始部
18・・・延設された熱可塑性樹脂フィルム
20・・・第3の区画部
35・・・易剥離部

Claims (7)

  1. ヒートシール面が対峙するように配置された熱可塑性樹脂フィルムを融着し、再剥離可能な易剥離性シール部が形成されて密閉された区画部を少なくとも1つ有する容器であって、該易剥離性シール部が下記(1)〜(3)よりなる群から選ばれる少なくとも1つの方法により形成されていることを特徴とする容器:
    (1)該易剥離性シール部に強融着部が形成されており、該強融着部を、易剥離性シール部の幅方向に対して非対称の形状に形成する;
    (2)易剥離性シール部に強融着部と弱融着部とが形成されており、該易剥離性シール部の幅方向の強融着側に強融着部を密に形成する;
    (3)該易剥離性シール部に強融着部が形成されており、強融着部の融着強度が易剥離性シール部の幅方向に対して傾斜を有するように形成する。
  2. 上記易剥離性シール部の強融着部および弱融着部が、熱融着する際に加える圧力および/または温度を調整して融着強度を変化させることにより形成されてなることを特徴とする請求項1記載の容器。
  3. 一部に易剥離性シールからなる剥離開始部が形成されていることを特徴とする請求項第1項または第2項記載の容器。
  4. ヒートシール面が対峙するように配置された熱可塑性樹脂フィルムを融着して周囲に強シール部を形成し、該強シール部によって囲繞された空隙が、液密かつ再剥離可能な易剥離シール部によって複数の区画に区分された容器であり、前記易剥離性シール部が下記の(1)〜(3)のいずれかによって形成されていることを特徴とする容器;
    (1)該易剥離性シール部に強融着部が形成されており、該強融着部を、易剥離性シール部の幅方向に対して非対称の形状に形成する;
    (2)易剥離性シール部に強融着部と弱融着部とが形成されており、該易剥離性シール部の幅方向の強融着側に強融着部を密に形成する;
    (3)該易剥離性シール部に強融着部が形成されており、強融着部の融着強度が易剥離性シール部の幅方向に対して傾斜を有するように形成する。
  5. 上記易剥離性シール部には、所定の方向からは易剥離性になり、該方向とは逆の方向からは難剥離性になるように融着強度を調整して単一方向剥離性が賦与されていることを特徴とする請求項第4項記載の容器。
  6. 上記易剥離性シール部には、強融着部と、該強融着部よりも融着強度の低い弱融着部とが形成されており、該強融着部及び弱融着部は、該易剥離性シール部を形成する際に該ヒートシール部にかける圧力および/または温度を調整して形成されてなり、該易剥離性ヒートシール部の易剥離方向からの易剥離性シール部の剥離を容易ならしめるように該強融着部と弱融着部とが易剥離性シール部に配置されていることを特徴とする請求項第4項記載の容器。
  7. 上記剥離性シール部における易剥離方向からの開封強度F1の初期値が1〜6N/15mmの範囲内または100〜650Nの範囲内にあり、易剥離性シール部の強剥離方向からの剥離強度F2の初期値が6N/15mmまたは650Nを超えることを特徴とする請求項第4項記載の容器。
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