JPS58165714A - 栽培植物の組織培養繁殖の効率の改良方法 - Google Patents

栽培植物の組織培養繁殖の効率の改良方法

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JPS58165714A
JPS58165714A JP57221755A JP22175582A JPS58165714A JP S58165714 A JPS58165714 A JP S58165714A JP 57221755 A JP57221755 A JP 57221755A JP 22175582 A JP22175582 A JP 22175582A JP S58165714 A JPS58165714 A JP S58165714A
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JP57221755A
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テイボル・フアルカス
フエレンク・フエグレイン
イボルヤ・ホルバス
ヤノス・ナギ−
ラスロ・ビギ
アンナマリア・メサロス
イストバン・トス
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ESUZAKUMAGUYARORUSUZAGI BEGIIMIYUBEKU
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ESUZAKUMAGUYARORUSUZAGI BEGIIMIYUBEKU
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/0018Culture media for cell or tissue culture
    • C12N5/0025Culture media for plant cell or plant tissue culture

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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、栽培植物の試験管内(−肪ソ上萱)組織培
養繁殖の効率を改良する方法に関する。
この発明の方法においては、次の構造式(1)(式中R
は、メチル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基又は
トリクロロメチル基を表わし、そして、 R及びR2は、同一であシ又は異なっており、01〜1
oのアルキル基、Cのアルケニル基、2〜10 3〜9のシクロアルキル基、フェニル基もしくはベンジ
ル基を表わし、又はR1及びR2の少なくとも1つが水
素でガい場合には水素を表わし、又はR及びR2は、こ
れらが結合している窒素と一緒に々っで、さらに1個、
2個もしくは3個の同一のもしくは異なる異原子、好ま
しくは酸素原子もしくは窒素連子を含有する場合がある
5〜8員飽和複素環を構成する、) で示される化合物、あるいは次の構造式(I[)  H II  l       l  II R−C−N−CCH2)n−、N−C−R(II)(式
中、Rは式(1)のそれと同じ意味を有し、そして、n
は1〜8の整数を表わす、) で示される化合物で処理することによって前記の改良を
行う。
試験管内組織培養による植物の繁殖法は、こと20年間
に広く行われるようになった。米国においては20を越
える繁殖実験室、西欧においては多数の繁殖実験室が活
動しておシ、これらの実験室においては、組織培養法に
よ如月間100,000〜200,000の植物が生産
されている。         j実際的観点から、組
織培養繁殖の主な特徴は次の通シである。すなわち、常
用の繁殖法の速度に比べて数オーダー高い速度で、有意
に少々い面積において、従って又常用の繁殖方法に比べ
てより経済的々方法により、芽の先端及び根の先端の分
裂組織から、無菌的条件下で、いかなる種類の植物病原
体をも有しない植物を繁殖せしめることができる。
ハンガリーにおいては、組織培′#による植物の繁殖法
の大規模な用途が開発されようとしている。
組織培養繁殖は、常用の培養法に比べてさらに経済的で
あるが、種々の欠点があるため本来の利点が活かされて
いない。
組織培養繁殖法の大きな欠点は、試験管内(In vi
t匹)条件下では植物を無制限に繁殖せしめることがで
きるが、土壌に移植した場合(植物栽培の型式に従って
)に、無菌的条件下で繁殖した植物の20〜60t16
が新しい不都合な試験管外(invivo)条件下で枯
死すること〔ブローメ(、Broome) %テンメル
マン(Zlmermann) + 1ort。
5cience + 13 + 151〜153(19
78)  :エルレ(Earle)、ラングハンス(L
anghanlI) l Hort。
5cience 、 1店、 608〜610(195
4年);スッター(Sutter)、ラングハンス、J
、 Am、 Soc、 Hart。
5cience 、 104 、494〜496(19
79)]である。
試験管外栽培の技術的条件を改良すること(温度変化を
減少せしめること、相対的に湿度を高くすること〕によ
り繁殖効率を上昇せしめるための若干の努力が行われて
いるが、これらの方法によっては所望の結果が得られて
い々い。
この発明の目的は、組織培養法の効率を有意に改良し、
そして試験管内で繁殖した植物の大部分が生存し、そし
て試験管外条件下でも力強く生長することを保証する方
法を提供することにある。
発明者等は、温室(glass house)実験及び
屋外(field)実験において、種々の栽培植物(カ
ーネーション、センボンヤリ(gerbera)、ブド
ウ、験の結果、組織培養によシ繁殖せしめた上記の細胞
成分に有意か変異と変化があることを見出した。
フラスコ内で繁殖した植物の葉面を被覆しているワック
スの合成が阻害されて込ることが見出された。さらに、
常法によシ栽培された植物の細胞膜の親脂性成分におい
ては高不飽和脂肪酸が合成されるのに対して、組織培養
により繁殖した植物の場合には高不飽和脂肪酸の合成が
阻害されていることが見出された。
一連の実験において、常法によシ、それぞれ繁殖した植
物と試験管内繁殖法によシ繁殖した植物のワックス成分
の組成を同位元素法により測定した。植物を、10μC
1/μmoleの活性を有する1−14C樟識酢酸塩中
で、25℃にて4時間インキュベートし、この後、ワッ
クス成分を薄層クロマトグラフ法により分離し、この放
射能を比活性を基礎にして測定する。この実験の結果を
次の第1表に要約する。           以下余
白第1表のデータは、試験管内繁殖植物のワックス中の
成分は、対照植物のそれに比べて相当に異ることを示し
ている。酸の蓄積が葉面の透過性を増加せしめ、第一ア
ルコールの量が少ないことも同様の効果を発揮する。
上記2つの事があいまって、試験管内繁殖植物は、屋外
(試験管外)に植えられた場合に細胞中の水分含量を保
持することができない。
次の実験において、常法により繁殖した植物と試験管内
繁殖植物とから分離された全脂質中の脂肪酸組成を測定
した。その結果を次の第2表に示す・        
          以下余白脂肪酸組成の比較におい
て、試験管内繁殖植物の脂質中にオレイン酸が蓄積して
いることが示される。オレイン酸のリルン酸への不飽和
化が、なんらかの理由で阻害されていると想像される。
1個より多くの不飽和結合を含有する脂肪酸(すなわち
、リノール酸及びリルン酸)は、細胞膜の柔軟性と、従
って又植物の適応性に重要な役割を演する。細胞膜が不
飽和脂肪酸を含有しない場合、植物の適応性は有意な程
度低下する。
上記のデータは、試験管内繁殖植物においては、葉面を
被覆しているワックスの生合成、及び特に細胞膜中に存
在する脂肪酸の生合成が害され、そして、このためにフ
ラスコから土壌に移植された植物は、小さな温度変什に
も耐えられず、そして膜の損傷のために、植物は比較的
高湿度においても乾燥し、相当な比率で植物が枯死する
上記のごとき知見を得たので、発明者等は実験を、ワッ
クス成分の組成、脂質中の脂肪酸の比率及び試験管内繁
殖中でのこれらの生合成に影響を与えることに向けた。
この発明の目的は、試験管中培養植物の移植後の損傷を
有意に減少せしめ、そして植物の適応性を改良すること
ができる方法を提供することにある。
公知の組織培養繁殖法の過程で、式(1)もしくは式(
In (式中R、R,、R2及びnは前記の通シである
、〕の化合物又はこれらの混合物の水溶液によシ繁殖中
の植物を処理した場合、試験管外条件下に移植した後に
枯死する植物が有意に少なくなり、よシ多くの植物が生
存し、そして生存する植物の生長もよく強力になること
を見出した。
式(1)及び(It)の化合物は公知であり、次の文献
すなわち、Res、 Discl、 (1976) 1
43〜8 : J、 Agric。
Food、 Chem、 、 26 (1) 137〜
140(1978年);及びJ、 Agric、 Fo
od、 Chem、 、 27(3) 、 543〜5
47(1979年)の方法に従って製造することができ
る。
植物は、次の方法によって式(I)又は(II)の化合
物によシ処理することができる。          
    、1式(I)又は(If)の化合物を、根に適
用する栄養媒体中に1〜204なの濃度に溶解する。又
、発根+1g1i) 栄養媒体中に生長した幼植物を移植に先立って、1〜2
0 Tn9/A 濃度の式(I)又は(1)の化合物の
水溶液に浸漬する(すなわち、植物の根を溶液に浸漬す
る)ことにより処理することもできる。処理はさらに、
試験管内培養幼植物を、式(11又は(「)の化合物の
水溶液を浸潤せしめた土壌に移植することによって行う
こともできる。この発明の方法の他の態様に従えば、試
験管内培養し、そして移植した幼植物に、5〜12m9
/Z濃度の式(I)又は(n) 。
化合物の水溶液を噴霧し、そしてとの噴霧処理を必要に
応じて数回繰シ返す。
さらに、組織培養法によシ繁殖し、式(I)又Fi(U
)の化合物の水溶液で処理した植物における主要ワック
ス成分の変化を未処理植物のそれと比較しながら測定す
る試験を行った。さらに、植物の全脂質の脂肪酸組成に
与える処理の影響についても試験した。
この試験を通して、植物の試験管内培養において、次の
組成を有する栄養培地を使用した。
〔ムラシダ、T1スコーグ(Skoog)、 F、、 
Physlol(12) Plant、 15 、473〜497 (1962年
)〕Ca CZ 2 ・2H20439300”9/B
COC12−2H200,025mg/l1−Cu S
 O4・5 H20o、025  ■/ZFeNa E
DTA         336.600  V!H3
Bo36.200 my/p KH2PO4170,000mg/Z KI                 o、saOm
y/ANo、   、          1,900
.000 971Mg So 4・7H20370−6
00m9/ZMnSO4’4)f20        
22.300 ml/ANaH2PO4・2H2096
,000m9/J。
Na2M0O4・2H200,250m9/ANH4N
o31,650.000 my/7Zn2So4’7.
R208,600my/p糖            
 3〜45.000 11/Aイノシトール     
   100.000 ■/!ニコチン酸      
 10.000 mg、り塩酸チアミン       
30.000 m9/Z塩酸ピリドキシン      
 10.000 mνf硫酸アゾ= y −2HOO〜
80.000 mV′、e2 イアF−ル酢酸      0〜10.0001v′Z
カイネチン(quInetlne)   O〜30.0
00  ダ/7寒天−寒天      7〜10.00
0 F//i上Wi″の成分を蒸留水に溶解し、溶液の
PHを58に調整し、寒天を加え、栄養培地が透明にな
るまで加温し、そしてこれを無菌条件下でフラスコに入
れ、この口部を紙製栓で閉じる。このフラスコをオート
クレーブに入れ、120℃で殺菌する。
第1の試験において、カーネーションの主要ワックス成
分の合成に及ぼすジクロロアセチルへキサメチレンイミ
ン(式(1)の仕置物)の影響を測定する。一方で、植
物を常法に従って栽培し、他方では上記の組成を有する
栄養媒体上、及び上記の栄養媒体にその殺菌前にジクロ
ロアセチルへキサメチレンイミンを添加した栄養培地上
で試験管内組織培養する。植物の同一生長段階において
、前記の方法によシ、最も重要な2つのワックス成分の
測定を行う。この結果を次の第3図に示す。
以下余白 第3表 ワックス成分 チ 培養(栽培)方法□−一□− 酸    第一アルコール 常法(対照)    32.11   20.55試験
管内培養法   45,21     3.05上記の
実験データは、ジクロロアセチルへキサメチレンイミン
処理の結果として、試験管内培養カーネーションのワッ
クス成分の組成が常法に従って栽培した植物において測
定されたレベルにもどることを明らかに示している。
次の試験において、試験管内培養したカーネーションの
全脂質の脂肪酸組成に与える種々の濃度のジクロロアセ
チルへキサメチレンイミンの影響を測定した。カーネー
ションの幼植物を、前記の組成を有し、そして種々の濃
度でジクロロアセチルヘキサメチレンイミンを含有する
栄養培地(各250 ml )中で試験管内培養した。
植物の同一生長段階において、前記の方法により、全脂
質の脂肪酸組成を測定した。
結果を第4表に示す。
以下余白 第4表のデータから、種々の濃度のジクロロアセチルへ
キサメチレンイミン処理において、脂肪酸組成が不飽和
脂肪酸の方に移行することが明らかである。
次に、例に基いてこの発明をさらに詳細に説明する。但
し、この例によシこの発明の範囲を限定するものではな
い。
例1 組織培養によるカーネーションの繁殖材料の調製 温室中で常法によシ栽培したカーネーションの契機の分
裂組織を無菌的条件下で分離し、前記のムラシグースコ
ーグ栄養培地に増殖せしめる。まず分裂組織が増殖を開
始し、その後二深裂により増殖する。栄養培地に置いた
後6週間以内に、各芽の先端から、10〜15の分枝(
shooりが生長する。これを切シ離した後、さらに増
殖せしめるだめに新しい栄養培地に接種する。分枝の増
殖速度は1箇月当910〜15分枝である。
カーネーションの分枝の増殖段階が完結した後、基礎栄
養培地を5倍に希釈し、0.1 mV′B のインドー
ル酢酸を添加した別の栄養培地において弄根誘導を行う
種々の量のジクロロアセチルへキサメチレンイミンを加
えることにより一連の濃度の栄養培地を調製し、こうし
て得た栄養培地上で培養を行う。
根の形成が所定の程度に達したとき、カーネーションの
幼植物を温室に移し、試験管外条件で栽培する。
植付けられた幼植物は、種々の程度に試験管外培養条件
に適応する。これらの幾つかは良好な適応を示し、生存
し、そして良く発育する。
試験管外繁殖の過程で、種々の栄養培地で培養した植物
の枯死したものと生存したものを計数する。そのパーセ
ントを第5表に示す。
以下余白 (19) 第5表 レンイミンの含有量     生  存(m9/A) 
          (4)1          4
5 2          48 4          64 6          96 8          87 075 270 450 043 0(対照)46 上記のデータは、栄養培地中に6m9/Aのクロロアセ
チルへキサメチレンイミンを加えた場合カーネーション
幼植物の温室生存率は96チに上昇すること、すなわち
、繁殖法の効率が100%(すなわち2倍)より多く上
昇することを示している。
(20) これによ多方法の経済性が有意に改良される。
この発明の方法によシ培養した幼植物は、より深い緑色
を呈し、その茎及び葉は対照幼植物よシ強く、そして、
葉面ばよシ厚いワックス層で被覆されている。
例2 前記の例と同様にしてカーネーションの繁殖材料を調製
した。前記のムラシグースコーグ栄養培地上で分裂組織
を増殖せしめる。発根を誘導するために、0.1mνf
のインドール酢酸を含有する5倍希釈栄養培地に植付け
る。試験管内培養した幼植物を、温室中で、次のように
してジクロロアセチルへキサメチレンイミン溶液を浸潤
せしめた土壌混合物に移植する。5gのジクロロアセチ
ルへキサメチレンイミンを500mJの70チエタノー
ルに溶解し、これを201の水と混合する。こうして得
た溶液(20#)を、数回混合した1m’の土壌混合物
に加える。一方では試験管内培養した植物を前記のよう
に処理した土壌に移植し、他方では、未処理土壌に移植
し、温室中で試験管外生長を観察する。
未処理土壌においては幼植物の58係が枯死する(すな
わち、42チのみ生存する)が、ジクロロアセチルメチ
レンイミンで処理した土壌においては、幼植物の8%の
みが枯死する(すなわち、生存率は92係に達し、これ
らの植物は力強く生長する)ことが認められた。
例3 例2と類似の方法でカーネーション繁殖材料を生産し、
根系が発達した後幼植物を温室中の未処理土壌に移植し
て試験管外栽培する。
植付けた幼植物の半数を、移植後に3〜4日の間隔で3
回、ジクロロアセチルへキサメチレンイミン含有9yr
剤で処理する。
噴霧剤には、1!当り10m9のジクロロアセチルへキ
サメチレンイミン、01−のトウイーン(Tween)
 80乳化剤、及び005MのTrisHCt緩衝剤を
含有せしめ、−を65とする。噴霧剤ハ、ジクロロアセ
チルへキサメチレンイミンを数滴の70チエタノールに
溶解し、この溶液を水と緩衝剤の混合物に加え、この後
で乳化剤を加えることによシ調製する。
処理した幼植物の88係が生存し、未処理群においては
生存率が42%に過ぎないことが見出された。
例4 組織培養によるセンボンヤリの繁殖材料の生産ムラシダ
等〔J、 Hort、 Sci、旦、 175〜180
(1974年)〕の公知の繁殖及び発根方法によシ、セ
ンボンヤリ植物を試験管内繁殖せしめる。
発根栄養培地の一部にジクロロアセチルへキサメチレン
イミンを10711977 の濃度で加え、この栄養培
地において幼植物の半数を培養する。
試験管内で培養した幼植物を温室に移植し、そしてさら
に試験管外条件下で栽培する。枯死した幼植物と生存し
た幼植物を計数する。
10 m9/Zのジクロロアセチルへキサメチレンイミ
ンを含有する栄養培地に根を浸漬した植物においては、
生存率は98〜100係に達し、未処理の対照植物では
65〜70チに過ぎないことが見出された。
処理した植物の場合には、フラスコで培養したセンボン
ヤリの形態が変わシ、短かくて太くなシ、葉は硬くそし
て強くなった。
例5 例1と同様にしてカーネーションの繁殖材料を生産する
。但し、発根を誘導するために、5倍希釈した基礎培地
に、Q、ITv′7のインドール酢酸にv、tてo、1
■/!のp−クロロ−フェノキシ酢酸を加える@ 式(1)又は(It)の化合物を、種々の濃度(2,5
,5゜10、及び20In9/りで栄養培地に加え、そ
してこの栄養培地上で、根系が発達するまで植物を培養
する。根系が移植に適するサイズに達した後、幼植物を
温室に移植し、そして栽培する。
幼植物は種々な状態で試験管外条件に適応する。
均一、且つ安全に生長した後、枯死した幼植物と生存し
た幼植物を計数し、そして比率を算出する。
この結果を第6表に示す。
第6表 式(1)又は(It)の化合物を種々の濃度で適用した
場合の発根し、生存した幼植物の比率(@第6表のデー
タは、一方ではインドール酢酸をp−クロロフェノキシ
酢酸に替えることによりカーネーションの幼植物の生存
率が46係から61係に上昇することを示しており、他
方では式(1)又は(II)の化合物を使用することに
よシ移植後の生存がさらに改善されることを示している
さらに、この発明の方法によって培養したカーネーショ
ンの幼植物の茎及び葉は未処理の対照植物に比べて強く
、深い緑色を有することが観察された。
例6 例5の組織培養法によシセンがンヤリの繁殖材料を生産
する。使用した式(I)又は(II)の化合物名、適用
濃度及び生存率を表7に要約する。
以下余白 第7表 式(1)又は(II)の化合物を種々の濃度で適用した
場合の発根し、生存した幼植物の比率@)例7 例5に記載した方法をトグナシクロイチゴ(thorn
−free blackberry)について行う。結
果を第8表に示す。
(27) 第8表 式(1)又は(■)の化合物を種々の濃度で適用した場
合の発根し、生存した幼植物の比率((6)例8 例5の組織培養法によシブドウの繁殖材料を生産する。
式(1)又は(IF)の化合物名、適用濃度、及び生存
率を第9表に示す。
(28) 第9表 式(1)又は(II)の化合物を種々の濃度で適用した
場合の発根し、生存した幼植物の比率(4)例9 ビールスを保有しないリンがの木の繁殖のために例5の
方法を行う。式(1)又は(II)の化合物名、適用濃
度及び生存率を第10表に示す 第10表 式(I)又は(II)の化合物を種々の濃度で適用した
場合の発根し、生存した幼植物の比率(4)この発明の
方法は、栽培植物及び観賞用植物の組織培養繁殖の効率
を改良するために、そして又、幼植物の移植後の生存率
を上昇せしめるために効果的に使用することができる。
この発明の方法の利点はさらに、常用法に従って繁殖せ
しめた植物に比べて、繁殖植物の茎及び葉が強くそして
よく発達しており、その色が濃く、そして葉のワックス
層が厚すことである。
この発明の方法の前記以外の利点は、常用法に従って繁
殖せしめた幼植物に比べて、式(1)又は(II)の化
合物の溶液で処理した幼植物は、生長が急速であシ、そ
して早い時期に所望のサイズに達することである・  
         以下余白(31) 第1頁の続き (72発 明 者 ラス口・ビギ ハンガリー国6728セゲド・ゼル ドファ・ウツツア14 ■発 明 者 アンナマリア・メサロスハンガリー国1
147ブダペスト・ ペンテ・ウツツア41 0発 明 者 イストバン・トス ハンガリー国3792サヨバボニー ・アラニー・ヤノス・ウツツア (32)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 栽培植物の試験管内組織培養繁殖の効率を改良する
    方法において、植物を、微繁殖中及び/又は移植栽培中
    に、次の一般式、 (式中、Rはメチル基、クロロメチル基、ジクロロメチ
    ル基又はトリクロロメチル基を表わし、R及びR2は、
    同一であ如又は異なっておシ、Cのアルキル基、Cのア
    ルケニル基、 1〜10              2〜103〜9
    のシクロアルキル基、フェニル基もしくはベンジル基を
    表わし、又はR1及びR2の少なくとも1つが水素でな
    い場合には水素を表わし、又はR及びR2はこれらが結
    合している窒素原子と−緒になって、さらに1個、2個
    又は3個の同一の又は異なる異原子を含有する場合があ
    る5〜8員飽和複素環を構成する、) で示される化合物、あるいは、次の構造式(II)〔式
    中、Rは式(I”lのそれと同じ意味であシ、nは1〜
    8の整数を表わす、〕 で示される化合物の1つ以上を1〜100 m9/Zの
    濃度で含有する水溶液で処理することを特徴とする方法
    。 2 既知成分と共に式(1)又は(It)の化合物の1
    つ以上を1〜207Q/7 の濃度で含有する液体栄養
    培地を液体栄養培地上の繁殖において使用する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、液体栄養培地上に繁殖せしめた植物の根糸を、植付
    に先立って、式(1)又は(II)の化合物の1つ以上
    を20〜701!の濃度で含有する溶液に浸漬する特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 4、試験管内繁殖せしめた幼植物を、式(1)又は(I
    t)の化合物の1つ以上を2〜10m9/A の濃度で
    含有する土壌に植付ける特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 5.植付は後に、式(I)又は(n′)の化合物の1つ
    以上を1〜20■/!含有する溶液を試験管内繁殖せし
    めた幼植物に噴霧する特許請求の範囲第1項記載の方法
JP57221755A 1981-12-18 1982-12-17 栽培植物の組織培養繁殖の効率の改良方法 Pending JPS58165714A (ja)

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