JPS58164612A - 積層品用油変性フエノ−ル樹脂の製造法 - Google Patents

積層品用油変性フエノ−ル樹脂の製造法

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JPS58164612A
JPS58164612A JP4769882A JP4769882A JPS58164612A JP S58164612 A JPS58164612 A JP S58164612A JP 4769882 A JP4769882 A JP 4769882A JP 4769882 A JP4769882 A JP 4769882A JP S58164612 A JPS58164612 A JP S58164612A
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oil
phenol
formaldehyde
phenolic resin
reacting
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JP4769882A
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Shigeru Ito
繁 伊藤
Toshima Nakamura
中村 俊磨
Masaru Ogata
緒方 優
Mitsutoshi Kamata
満利 鎌田
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、積層品用油変性フェノール樹脂の製造法に関
する。
従来、ノボラック型フェノール樹脂は、レゾール型フェ
ノール樹脂化比べ寸法安定性か優れていることか知られ
ている。ノボラック型フェノール樹脂により積層品を得
るには、ノボラック型フェノール樹脂を有機溶剤に溶解
した溶液番こヘキサミンもしくはレゾール型フェノール
樹脂を混合したフェスを用いるのか一般的である。
しかし、ヘキサミンは前記フェス溶液に完全な溶解か困
難なため、特−ζ乾性油変性したフェスでは時間経過に
よりヘキサミンか沈降する欠点かある。また、ヘキサミ
ン添加フェスを加熱すると1反応か進み粘度か急上昇し
て基材への含浸性を損う欠点もある。
一方、ノボラック型フェノール樹脂にホルムアルデヒド
類を加えヘキサミンまたはアンモニア水触媒存在下で反
応させこれをレゾール化する方法か知られているか、こ
の場合メチレン化反応か起り昌く反応系の粘度か上昇し
メチロール化反応か充分進行しないうち曇ζ反応続行か
困難になる欠点かある。高粘度の樹脂は、流れか、悪い
ため基材への塗工工程で溶剤や縮合水か充分除去できな
いうちに塗工基材に含浸した樹脂揄 の流動性を失、う結果になる。また、ノボラックルカリ
を用いたときは、金属イオンか積層品中に残存するため
、耐湿性、電気絶縁性か低下する。さら−こ、ノボラッ
ク型フェノール樹脂にレゾール型フェノール樹脂を混合
する方法はノボラック型フェノール樹脂の長所を失なう
積層品に一般的#乙用いられているl核体のメチロール
フェノール類を主体とするレゾール型フェノール樹脂#
Cおいても、硬化過程て縮合水未反応物などの揮発分の
発生か多いため、得られる積層品は加熱、吸湿による収
縮、膨張か多く1反りやねじれの原因になり、油変性を
する場合さらIr−ワニス相溶性にも問題かある。
本発明は、上述のような従来の欠点を除去し。
寸法安定性良好な積層品用油変性フェノール樹脂を提供
することを目的とする。
本発明は、インプロペニルフェノール2量体及びツーノ
ール類と乾性“−を酸性触媒存在下で反応させて得る乾
性油]号゛エノール類付加物をホルムアルデヒド類と酸
性−媒存在下で反応させノボラック化し1次いて第3級
アミン触媒存在下て反応させてレゾール化することを特
徴とするものである。
本発明化用いるフェノール類としては、フェノール、ク
レゾール、キシレノール、ブチルフェノール、オクチル
フェノール、ノニルフェノール、カシェ−ナツトオイル
、ウルシオールなどかある。フェノール類と乾性油との
反応化は。
塩酸、硫酸、燐酸などの無機酸、トルエンスルフォン酸
、キシレンスルフォン酸などの有機酸あるいはルイス酸
などの酸性触媒か用いられる。
乾性油−フエノール類付加物とホルムアルデヒド類との
反応化用いる酸性触媒としては、前記フェノール類と乾
性油との反応化用いた無機酸、有機酸などが用いられる
。酸性触媒存在下で反応させるホルムアルデヒド類のモ
ル比は。
フェノール@’ tに繭しα2〜α6か好ましい。
なお、酸性触媒専門′下化於ける乾性油−フェノ、ニ ール順付加物とホ””’pc ’亡アルデヒド類の反応
の際。
必要に応じて前記各種フェノール類を添加することも可
能である。
乾性油−フエノール類付加物をノボラック化した後、第
3級アミン触媒存在下でホルムアルデヒド類と反応させ
レゾール化する。ホルムアルデヒド類の添加モル比は、
酸性触媒存在下に於いてノボラック化に用いたホルムア
ルデヒド類を加えた全ホルムアルデヒド類としてフェノ
ール類1に対し1〜1,5か適当である。第3級アミン
としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ベン
ジルジメチルアミン、2,4.。
6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、2−
メチルイミダプール、2−フエ%ニルイミダゾール−,
2−エチル、4−メチルイミダゾールなどが適当である
。第3級アミン触媒−こよりホルムアルデヒド類を所定
反応度まで反応させた後必要化応じて減圧脱水の上溶剤
を加え瞼工用ワニスとする。
本発明による油変性フェノール樹脂は、コツトンリンタ
ー紙、クラフト紙などの基材化含浸乾燥させた後、所要
枚数を重ね合わせ必要に応じて片面または両面化銅箔を
重ねて加熱加圧して積層板あるいは銅張積層板を得る。
また1本発明による油変性フェノール樹脂を基材に含浸
す、るとき水溶性フェノール樹脂初期縮合物を混合する
か、もしくは咳初期縮合物をあらかじめ含浸した基材を
用いることも可能である。
凍化1本発明の詳細な説明する。
実施例 インプロペニルフェノール2量体toop。
フェノール400p、桐油250jllinパラトル工
ンスルフオン酸α’l1%加tso〜85℃で1.20
分間反応させ、桐油−フエノール類付加物を得た。引続
き、SS*パラホルムアルデヒド18115Fを加え8
0〜86℃で150分間反応させた。温度を60℃に下
げ。
さらjc3o%)リメチルアミン15F、85    
−饅パラホルムアルデヒド263Fを加えた後80〜8
5℃にて4時間反応させた。減圧脱水後メタノールで希
釈し樹脂濃度50重量饅の油変性フェノール樹脂ワニス
を得た。予め水溶性フェノール樹脂初期縮合物で下絵り
を施したクラフト紙に前記油変性フェノール樹脂ワニス
を含浸乾燥して樹脂付着分46重量−の塗工紙を得た。
この塗工紙9枚とその片側8こ接着剤つき銅箔を重ね、
温度160℃。
圧力100kg/c11にて60分間加熱加圧し厚さ1
.6■の銅張積層板を得た。
比較例1 実施例−こおける3096トリメチルアミンの代りに2
596アンモニア水8Fを加える他は実施例と同一条件
で反応させた。アンモニア水を添加して80℃に達して
から25分後。
反応系の粘度か急激憂ζ上昇したので反応を中止した。
得られた反応物はアセトン、トルエンにも溶解しないゲ
ル化物であった。
比較例2 ℃で150・分間反応させ桐油−フェノール付加物を得
た。以下実施例と同一条件て反応させ油変性フェノール
樹脂ワニスを得た。このワニスを用い実施例と同様の条
件にて銅張積層板を得た。
比較例3 フェノール6001P、桐油250Fにパラトルエンス
ルフォン酸α7Pを加jL80〜86℃で120分間反
応させた。次いで、25悌アン−モニア水15F、86
%パラホルムアルデヒド230Fを加え80〜85℃で
240分間反応させた。次に、減圧下脱水した後アセト
ンで希釈し樹脂濃度60重量係の油変性フェノール樹脂
ワニスを得た。このワニスを用い実施例と同様の条件薯
こて銅張積層板を得た。
以上の実施例、比較例2.3の銅張積層板の性能を第1
表に示す。
第    1   表 上述のように1本発明番【よる油変性フェノール樹脂は
、乾快袖−フエノール類付加物をノボラック化するの!
加熱による寸法変化の少ない積層品か得られる。またレ
ゾール化反応には。
第3級アミン触媒を用いるのでメチレン化反応を抑制し
、メチロール化反応を効果的に進めることかできる点1
本発明の工業的価錬は極めて大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インプロペニルフェノール2量体及びフェノール類と乾
    性油を酸性触媒存在下全反応させて得る乾性油−フエノ
    ール類付加物をホルムアルデヒド類と酸性触媒存在下で
    反応させ次に第3級アミン触媒存在下で反応させること
    を特徴とする積層品用油変性フェノール樹脂の製i法。
JP4769882A 1982-03-25 1982-03-25 積層品用油変性フエノ−ル樹脂の製造法 Expired JPS6033127B2 (ja)

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JPS58164612A true JPS58164612A (ja) 1983-09-29
JPS6033127B2 JPS6033127B2 (ja) 1985-08-01

Family

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