JP3252730B2 - フェノール樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

フェノール樹脂組成物の製造方法

Info

Publication number
JP3252730B2
JP3252730B2 JP33778596A JP33778596A JP3252730B2 JP 3252730 B2 JP3252730 B2 JP 3252730B2 JP 33778596 A JP33778596 A JP 33778596A JP 33778596 A JP33778596 A JP 33778596A JP 3252730 B2 JP3252730 B2 JP 3252730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
reaction
phenol
resin composition
phenolic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33778596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10176024A (ja
Inventor
浩之 福住
一彦 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP33778596A priority Critical patent/JP3252730B2/ja
Publication of JPH10176024A publication Critical patent/JPH10176024A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3252730B2 publication Critical patent/JP3252730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェノール樹脂組
成物の製造方法に関し、具体的には、例えば電子機器等
に用いられる紙基材フェノール樹脂積層板を製造するた
めに使用されるフェノール樹脂組成物の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等に用いられる紙基材フ
ェノール樹脂積層板を製造するために使用されるフェノ
ール樹脂組成物は、桐油とフェノール類の反応物と、ア
ルデヒド類とをレゾール化反応して製造するのが一般的
であった。近年、電気特性等の改良のため、桐油とフェ
ノール類の反応物と、アルデヒド類とをノボラック化反
応した後、さらにレゾール化反応してフェノール樹脂組
成物を製造する方法が検討されている(例えば、特開平
2−73820号)。そして、この方法は、生産性の向
上及び省エネルギーのための成形時間の短縮化について
も有効であるが、成形時間を短縮化した場合には、耐熱
性等の性能が不十分な紙基材フェノール樹脂積層板しか
得られないことがあり、成形時間を短縮化しても安定し
て性能が優れた積層板を製造できる方法が求められてい
る。ここでいう成形時間の短縮化とは、成形温度を16
0℃としたときに、従来70分間程度の成形時間であっ
たものを、同じ成形温度で50分間程度に短縮化するこ
とを意味している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであって、本発明の目的とするとこ
ろは、桐油とフェノール類の反応物と、アルデヒド類と
をノボラック化反応した後、さらにレゾール化反応して
フェノール樹脂組成物を製造する方法であって、生産性
の向上及び省エネルギーのために成形時間を短縮して
も、安定して耐熱性等の性能が優れた積層板を製造でき
るフェノール樹脂組成物が得られる製造方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のフ
ェノール樹脂組成物の製造方法は、桐油とフェノール類
の反応物と、アルデヒド類とを、一次反応として酸性触
媒の存在下でノボラック化反応した後、二次反応として
塩基性触媒を加えレゾール化反応するフェノール樹脂組
成物の製造方法であって、レゾール化反応をする前の段
階でのノボラック化反応物の重量平均分子量が1800
〜10000であることを特徴とする。
【0005】
【0006】請求項に係る発明のフェノール樹脂組成
物の製造方法は、請求項1記載の製造方法において、一
次反応としてノボラック化反応をする段階での、桐油と
フェノール類の原料としての割合が桐油1モルに対しフ
ェノール類8〜25モルであることを特徴とする。
【0007】本発明のフェノール樹脂組成物の製造方法
で、レゾール化反応をする前の段階でのノボラック化反
応物の重量平均分子量が1800〜10000であるこ
とは、短時間の成形時間であっても、安定して耐熱性等
の性能が優れた積層板を製造できるフェノール樹脂組成
物を製造可能にする作用がある。なお、ここでいうレゾ
ール化反応をする前の段階でのノボラック化反応物の重
量平均分子量とは、ノボラック化反応物にさらにフェノ
ール類を追加してからレゾール化反応をする場合におい
ては、フェノール類を追加した後のノボラック化反応物
を含有する樹脂の重量平均分子量を表わしている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では桐油とフェノール類の
反応物を使用する。本発明で使用する桐油は重量平均分
子量が約870程度であり、フェノール類と反応する性
質を有している。また、本発明で使用するフェノール類
としては、フェノール、クレゾール、レゾルシン、プロ
ピルフェノール等が例示できる。そして、桐油とフェノ
ール類の反応については、特に限定するものではない
が、メタノールの存在下で、桐油1モルに対しフェノー
ル類8〜25モルの割合で反応させるのが好ましい。こ
の桐油とフェノール類の反応の際のメタノール量は、得
られる桐油とフェノール類の反応物の分子量に影響を及
ぼす作用があり、メタノール量が多くなるほど反応物の
分子量が小さくなる傾向がある。また、桐油1モルに対
するフェノール類の割合については、8モル未満の場合
は得られる紙基材フェノール樹脂積層板の層間密着性が
劣るという問題が生じ、25モルを越える場合は得られ
る紙基材フェノール樹脂積層板のパンチング加工性が劣
るという問題が生じるため、8〜25モルであることが
好ましい。なお、この桐油1モルに対するフェノール類
の割合については、ノボラック化反応を終えた後でフェ
ノール類を追加して、前記の8〜25モルという範囲内
になるようにしてもよい。なお、桐油1モルの量につい
ては、GPC(ゲルパーミエイションクロマトグラフィ
ー)等の方法で重量平均分子量を求めて決定することが
できる。
【0009】本発明では、桐油とフェノール類の反応物
と、アルデヒド類とを、一次反応として酸性触媒の存在
下でノボラック化反応させる。アルデヒド類としては、
パラホルムアルデヒド、ホルマリン水溶液等が例示でき
る。また、酸性触媒としては例えばシュウ酸、コハク
酸、マレイン酸、フマル酸、パラトルエンスルホン酸、
ギ酸、酢酸等の有機酸、あるいは塩酸、硫酸、硝酸等の
無機酸が挙げられる。なお、桐油とフェノール類の反応
の際に用いた酸性触媒をノボラック化反応の触媒として
用いるようにしてもよい。本発明では、レゾール化反応
をする前の段階でのノボラック化反応物の重量平均分子
量が1800〜10000であることが重要である。こ
の重量平均分子量が1800以下であると得られる紙基
材フェノール樹脂積層板の耐溶剤性(例えば耐塩化メチ
レン性)が劣るという問題が生じ、10000を越える
と成形時間を短縮化した場合に得られる紙基材フェノー
ル樹脂積層板の耐熱性が不十分であるという問題が生じ
る。また、ノボラック化反応をする段階での、フリーの
フェノール類とアルデヒド類のモル比を1:0.3〜
1.3とすることが、ノボラック化反応物の重量平均分
子量を1800〜10000の範囲内とするためには望
ましい。アルデヒド類が0.3以下であるとノボラック
化反応物が高分子化して10000を越える高分子にな
りやすく、1.3を越えるとアルデヒド類を添加しても
未反応のアルデヒド類が過剰に残存するようになり無駄
である。フリーのフェノール類のモル数については、G
PCによる測定や、フリーのフェノール類を気化させて
重量測定する方法等を行って決定する。
【0010】本発明では、ノボラック化反応後に、二次
反応として塩基性触媒を加えレゾール化反応を行ってフ
ェノール樹脂組成物を得るが、ノボラック化反応後にト
リエタノールアミン等を用いて中和した後、二次反応の
レゾール化反応を行うようにすることが好ましい。そし
て、二次反応のレゾール化反応で使用する塩基性触媒と
しては、例えばアンモニア、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ヘキサ
メチレンテトラミン、ジ−n−プロピルアミン、i−プ
ロピルアミン、n−プロピルアミン、トリエタノールア
ミン、トリメタノールアミン、ピリジン、ジベンジルア
ミン、ベンジルアミン等の有機塩基、あるいは水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化
マグネシウム、水酸化リチウム等の無機塩基が挙げら
れ、単独又は併用して使用する。本発明では、レゾール
化反応を行う場合、アルデヒド類を、必要に応じて、追
加して反応を行う
【0011】本発明のフェノール樹脂組成物の製造方法
では、必要に応じて、難燃剤、充填材、エポキシ樹脂等
の変性用樹脂等を適宜配合することができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)フェノール60重量部(以下部と記す)
と、桐油40部と、メタノール1部と、酸性触媒である
パラトルエンスルホン酸0.5部を80℃で90分反応
させて、桐油フェノール反応物Aを得た。
【0013】この桐油フェノール反応物Aに37%ホル
マリン水溶液46部を添加し、90℃で30分間反応さ
せてノボラック化反応物を得た。このノボラック化反応
物の重量平均分子量は、GPCによる測定の結果、52
00であった。次いで、ノボラック化反応物にトリエタ
ノールアミンを0.4部添加して中和した後に、塩基性
触媒としてトリエチルアミンを2部添加し、90℃で6
0分レゾール化反応させた後、さらに、25%アンモニ
ア水溶液を2部添加し、90℃で30分レゾール化反応
させた。次いで、150mmHgで80℃になるまで減
圧脱水し、常圧に戻した後、メタノールを60部添加し
てフェノール樹脂組成物を得た。この場合のノボラック
化反応をする段階での、フリーのフェノール:ホルムア
ルデヒドのモル比は1:1.2であり、桐油とフェノー
ルの原料としての割合は桐油1モルに対しフェノール1
3.9モルであった。
【0014】上記で得られたフェノール樹脂組成物にク
レジルジフェニルホスフェイト4部とテトラブロムビス
フェノールAジグリシジルエーテル5部とテトラブロム
ビスフェノールA1部と2,2-プロパン−ビス[4-(3-ポリ
ブロモフェニルオキシ-2- ヒドロキシプロピル) オキシ
-3,5- ジブロモフェノール] 6部を難燃剤として添加し
て、本発明のフェノール樹脂組成物である二次含浸用フ
ェノール樹脂ワニスを得た。
【0015】一方、メチロール化メラミン化合物溶液2
00部、メタノール50部及び水50部を配合し一次含
浸用メラミン樹脂ワニスを得、この一次含浸用メラミン
樹脂ワニスを126g/m2 のクラフト紙に含浸し、1
35℃の乾燥機内で30秒間処理して160g/m2
一次含浸したプリプレグを得た。
【0016】この一次含浸したプリプレグに、上記で得
た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸させた後、1
55℃の乾燥機内で100秒間処理して、260g/m
2 の二次含浸したプリプレグを得た。次に、二次含浸し
たプリプレグを8枚重ねた後、さらにその最上層に厚さ
0.035mmの銅箔を接着剤を介して配設したもの
を、圧力100kg/cm2 、温度160℃で50分間
成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材フェノール樹
脂積層板を得た。
【0017】(実施例2)まず、フェノール60重量部
と、桐油40部と、メタノール5部と、酸性触媒である
パラトルエンスルホン酸0.5部を80℃で90分反応
させて、桐油フェノール反応物Bを得た。
【0018】次に、桐油フェノール反応物Bに37%ホ
ルマリン水溶液23部を添加し、90℃で30分間反応
させてノボラック化反応物を得た。このノボラック化反
応物の重量平均分子量は、GPCによる測定の結果、5
300であった。次いで、ノボラック化反応物にトリエ
タノールアミンを0.4部添加して中和した後に、37
%ホルマリン水溶液23部と、塩基性触媒としてトリエ
チルアミンを2部添加し、90℃で60分レゾール化反
応させた後、さらに、25%アンモニア水溶液を2部添
加し、90℃で30分レゾール化反応させた。次いで、
150mmHgで80℃になるまで減圧脱水し、常圧に
戻した後、メタノールを60部添加してフェノール樹脂
組成物を得た。この場合のノボラック化反応をする段階
での、フリーのフェノール:ホルムアルデヒドのモル比
は1:0.6であり、桐油とフェノールの原料としての
割合は桐油1モルに対しフェノール13.9モルであっ
た。
【0019】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0020】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0021】(実施例3)まず、フェノール60重量部
と、桐油40部と、メタノール10部と、酸性触媒であ
るパラトルエンスルホン酸0.5部を80℃で90分反
応させて、桐油フェノール反応物Cを得た。
【0022】次に、桐油フェノール反応物Cに37%ホ
ルマリン水溶液15部を添加し、90℃で30分間反応
させてノボラック化反応物を得た。このノボラック化反
応物の重量平均分子量は、GPCによる測定の結果、5
200であった。次いで、ノボラック化反応物にトリエ
タノールアミンを0.4部添加して中和した後に、37
%ホルマリン水溶液31部と、塩基性触媒としてトリエ
チルアミンを2部添加し、90℃で60分レゾール化反
応させた後、さらに、25%アンモニア水溶液を2部添
加し、90℃で30分レゾール化反応させた。次いで、
150mmHgで80℃になるまで減圧脱水し、常圧に
戻した後、メタノールを60部添加してフェノール樹脂
組成物を得た。この場合のノボラック化反応をする段階
での、フリーのフェノール:ホルムアルデヒドのモル比
は1:0.4であり、桐油とフェノールの原料としての
割合は桐油1モルに対しフェノール13.9モルであっ
た。
【0023】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0024】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0025】(実施例4)実施例2と同様にして得た桐
油フェノール反応物Bに50%ホルマリン水溶液17部
を添加し、80℃で30分間反応させてノボラック化反
応物を得た。このノボラック化反応物の重量平均分子量
は、GPCによる測定の結果、5100であった。次い
で、ノボラック化反応物にトリエタノールアミンを0.
4部添加して中和した後に、50%ホルマリン水溶液1
7部と、塩基性触媒としてトリエチルアミンを2部添加
し、80℃で60分レゾール化反応させた後、さらに、
25%アンモニア水溶液を2部添加し、80℃で30分
レゾール化反応させた。次いで、150mmHgで80
℃になるまで減圧脱水し、常圧に戻した後、メタノール
を60部添加してフェノール樹脂組成物を得た。この場
合のノボラック化反応をする段階での、フリーのフェノ
ール:ホルムアルデヒドのモル比は1:0.6であり、
桐油とフェノールの原料としての割合は桐油1モルに対
しフェノール13.9モルであった。
【0026】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0027】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0028】(実施例5)実施例2と同様にして得た桐
油フェノール反応物Bに37%ホルマリン水溶液23部
を添加し、90℃で15分間反応させてノボラック化反
応物を得た。このノボラック化反応物の重量平均分子量
は、GPCによる測定の結果、2800であった。次い
で、ノボラック化反応物にトリエタノールアミンを0.
4部添加して中和した後に、37%ホルマリン水溶液2
3部と、塩基性触媒としてトリエチルアミンを2部添加
し、90℃で60分レゾール化反応させた後、さらに、
25%アンモニア水溶液を2部添加し、90℃で30分
レゾール化反応させた。次いで、150mmHgで80
℃になるまで減圧脱水し、常圧に戻した後、メタノール
を60部添加してフェノール樹脂組成物を得た。この場
合のノボラック化反応をする段階での、フリーのフェノ
ール:ホルムアルデヒドのモル比は1:0.6であり、
桐油とフェノールの原料としての割合は桐油1モルに対
しフェノール13.9モルであった。
【0029】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0030】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0031】(実施例6)実施例2と同様にして得た桐
油フェノール反応物Bに37%ホルマリン水溶液23部
を添加し、90℃で60分間反応させてノボラック化反
応物を得た。このノボラック化反応物の重量平均分子量
は、GPCによる測定の結果、8200であった。次い
で、ノボラック化反応物にトリエタノールアミンを0.
4部添加して中和した後に、37%ホルマリン水溶液2
3部と、塩基性触媒としてトリエチルアミンを2部添加
し、90℃で60分レゾール化反応させた後、さらに、
25%アンモニア水溶液を2部添加し、90℃で30分
レゾール化反応させた。次いで、150mmHgで80
℃になるまで減圧脱水し、常圧に戻した後、メタノール
を60部添加してフェノール樹脂組成物を得た。この場
合のノボラック化反応をする段階での、フリーのフェノ
ール:ホルムアルデヒドのモル比は1:0.6であり、
桐油とフェノールの原料としての割合は桐油1モルに対
しフェノール13.9モルであった。
【0032】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0033】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0034】(比較例1)実施例1と同様にして桐油フ
ェノール反応物Aを得た。この桐油フェノール反応物A
に37%ホルマリン水溶液46部を添加し、90℃で9
0分間反応させてノボラック化反応物を得た。このノボ
ラック化反応物の重量平均分子量は、GPCによる測定
の結果、12000であった。次いで、ノボラック化反
応物にトリエタノールアミンを0.4部添加して中和し
た後に、塩基性触媒としてトリエチルアミンを2部添加
し、90℃で60分レゾール化反応させた後、さらに、
25%アンモニア水溶液を2部添加し、90℃で30分
レゾール化反応させた。次いで、150mmHgで80
℃になるまで減圧脱水し、常圧に戻した後、メタノール
を60部添加してフェノール樹脂組成物を得た。この場
合のノボラック化反応をする段階での、フリーのフェノ
ール:ホルムアルデヒドのモル比は1:1.2であり、
桐油とフェノールの原料としての割合は桐油1モルに対
しフェノール13.9モルであった。
【0035】上記で得られたフェノール樹脂組成物にク
レジルジフェニルホスフェイト4部とテトラブロムビス
フェノールAジグリシジルエーテル5部とテトラブロム
ビスフェノールA1部と2,2-プロパン−ビス[4-(3-ポリ
ブロモフェニルオキシ-2- ヒドロキシプロピル) オキシ
-3,5- ジブロモフェノール] 6部を難燃剤として添加し
て、本発明のフェノール樹脂組成物である二次含浸用フ
ェノール樹脂ワニスを得た。
【0036】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0037】(比較例2)実施例2と同様にして得た桐
油フェノール反応物Bに37%ホルマリン水溶液23部
を添加し、90℃で90分間反応させてノボラック化反
応物を得た。このノボラック化反応物の重量平均分子量
は、GPCによる測定の結果、15000であった。次
いで、ノボラック化反応物にトリエタノールアミンを
0.4部添加して中和した後に、37%ホルマリン水溶
液23部と、塩基性触媒としてトリエチルアミンを2部
添加し、90℃で60分レゾール化反応させた後、さら
に、25%アンモニア水溶液を2部添加し、90℃で3
0分レゾール化反応させた。次いで、150mmHgで
80℃になるまで減圧脱水し、常圧に戻した後、メタノ
ールを60部添加してフェノール樹脂組成物を得た。こ
の場合のノボラック化反応をする段階での、フリーのフ
ェノール:ホルムアルデヒドのモル比は1:0.6であ
り、桐油とフェノールの原料としての割合は桐油1モル
に対しフェノール13.9モルであった。
【0038】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0039】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0040】(比較例3)実施例3と同様にして得た桐
油フェノール反応物Cに37%ホルマリン水溶液15部
を添加し、90℃で90分間反応させてノボラック化反
応物を得た。このノボラック化反応物の重量平均分子量
は、GPCによる測定の結果、18000であった。次
いで、ノボラック化反応物にトリエタノールアミンを
0.4部添加して中和した後に、37%ホルマリン水溶
液31部と、塩基性触媒としてトリエチルアミンを2部
添加し、90℃で60分レゾール化反応させた後、さら
に、25%アンモニア水溶液を2部添加し、90℃で3
0分レゾール化反応させた。次いで、150mmHgで
80℃になるまで減圧脱水し、常圧に戻した後、メタノ
ールを60部添加してフェノール樹脂組成物を得た。こ
の場合のノボラック化反応をする段階での、フリーのフ
ェノール:ホルムアルデヒドのモル比は1:0.4であ
り、桐油とフェノールの原料としての割合は桐油1モル
に対しフェノール13.9モルであった。
【0041】上記で得られたフェノール樹脂組成物に、
実施例1と同様に、クレジルジフェニルホスフェイト4
部とテトラブロムビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル5部とテトラブロムビスフェノールA1部と2,2-プロ
パン−ビス[4-(3-ポリブロモフェニルオキシ-2- ヒドロ
キシプロピル) オキシ-3,5- ジブロモフェノール] 6部
を難燃剤として添加して、本発明のフェノール樹脂組成
物である二次含浸用フェノール樹脂ワニスを得た。
【0042】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で50分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。
【0043】(比較例4)実施例1と同様にして桐油フ
ェノール反応物Aを得た。この桐油フェノール反応物A
に37%ホルマリン水溶液15部を添加し、90℃で3
0分間反応させてノボラック化反応物を得た。このノボ
ラック化反応物の重量平均分子量は、GPCによる測定
の結果、20000であった。次いで、ノボラック化反
応物にトリエタノールアミンを0.4部添加して中和し
た後に、37%ホルマリン水溶液31部と、塩基性触媒
としてトリエチルアミンを2部添加し、90℃で60分
レゾール化反応させた後、さらに、25%アンモニア水
溶液を2部添加し、90℃で30分レゾール化反応させ
た。次いで、150mmHgで80℃になるまで減圧脱
水し、常圧に戻した後、メタノールを60部添加してフ
ェノール樹脂組成物を得た。この場合のノボラック化反
応をする段階での、フリーのフェノール:ホルムアルデ
ヒドのモル比は1:0.4であり、桐油とフェノールの
原料としての割合は桐油1モルに対しフェノール13.
9モルであった。
【0044】(比較例5)実施例1と同様にして桐油フ
ェノール反応物Aを得た。この桐油フェノール反応物A
にトリエタノールアミンを0.4部添加して中和した後
に、37%ホルマリン水溶液46部と共に、塩基性触媒
としてトリエチルアミン2部及び25%アンモニア水溶
液を2部を添加し、90℃で90分レゾール化反応させ
た。次いで、150mmHgで80℃になるまで減圧脱
水し、常圧に戻した後、メタノールを60部添加してフ
ェノール樹脂組成物を得た。この例ではノボラック化反
応は行わなかった。
【0045】上記で得られたフェノール樹脂組成物にク
レジルジフェニルホスフェイト4部とテトラブロムビス
フェノールAジグリシジルエーテル5部とテトラブロム
ビスフェノールA1部と2,2-プロパン−ビス[4-(3-ポリ
ブロモフェニルオキシ-2- ヒドロキシプロピル) オキシ
-3,5- ジブロモフェノール] 6部を難燃剤として添加し
て、本発明のフェノール樹脂組成物である二次含浸用フ
ェノール樹脂ワニスを得た。
【0046】一方、実施例1と同様にして、一次含浸し
たプリプレグを準備した。この一次含浸したプリプレグ
に、上記で得た二次含浸用フェノール樹脂ワニスを含浸
させた後、155℃の乾燥機内で100秒間処理して、
260g/m2 の二次含浸したプリプレグを得た。次
に、二次含浸したプリプレグを8枚重ねた後、さらにそ
の最上層に厚さ0.035mmの銅箔を接着剤を介して
配設したものを、圧力100kg/cm2 、温度160
℃で70分間成形して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材
フェノール樹脂積層板を得た。また、成形条件だけを、
圧力100kg/cm2 、温度160℃で50分間と変
更して厚さ1.6mmの片面銅張紙基材フェノール樹脂
積層板を別途作製した。
【0047】上記の実施例及び比較例で得られた二次含
浸用フェノール樹脂ワニス及び片面銅張紙基材フェノー
ル樹脂積層板について性能を評価し、その結果を表2に
示した。なお、表1には、製造条件をまとめて示した。
また、二次含浸用フェノール樹脂ワニスの性能について
は、ワニスの濁りを有無を目視で評価し、片面銅張紙基
材フェノール樹脂積層板の性能については、半田耐熱
性、曲げ強度を下記の方法で評価した。
【0048】(半田耐熱性の評価方法):片面銅張紙基
材フェノール樹脂積層板から、25mm×25mmの大
きさの試験片を切り出し、銅箔面を下にして、260℃
の半田にフロートし、剥がれ、フクレ等の異常が発生す
るまでの時間を測定し、異常が発生するまで時間が18
秒間以上であれば合格と判定した(5回の試験の平均値
で)。
【0049】(曲げ強度の評価方法):JIS−C−6
481に基づいて評価した。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】表2の結果から明らかなように、本発明の
実施例の片面銅張紙基材フェノール樹脂積層板は、16
0℃、50分間の成形時間であっても、半田耐熱性及び
曲げ強度が共に優れていることが確認された。また、本
発明の実施例の二次含浸用フェノール樹脂ワニスはすべ
て、ワニスの濁りがなく含浸性が良好であったが、比較
例1〜比較例4の二次含浸用フェノール樹脂ワニスはワ
ニスの濁りがあり、含浸性が不十分であることも確認さ
れた。
【0053】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に係る発明のフェ
ノール樹脂組成物の製造方法では、レゾール化反応をす
る前の段階でのノボラック化反応物の重量平均分子量が
1800〜10000であるので、短時間の成形時間で
あっても、安定して耐熱性等の性能が優れた積層板を製
造できるフェノール樹脂組成物を製造することが可能に
なる。従って、請求項1及び請求項2に係る発明のフェ
ノール樹脂組成物の製造方法によれば、生産性の向上及
び省エネルギーによるフェノール樹脂積層板のコスト低
減が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−73820(JP,A) 特開 平9−157414(JP,A) 特開 平9−31146(JP,A) 特開 昭58−15521(JP,A) 特開 昭58−13617(JP,A) 特開 昭59−58020(JP,A) 特開 平1−225640(JP,A) 特開 平9−183823(JP,A) 特開 昭61−183325(JP,A) 特公 昭48−6950(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 8/00 - 8/38 WPIDS(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桐油とフェノール類の反応物と、アルデ
    ヒド類とを、一次反応として酸性触媒の存在下でノボラ
    ック化反応した後、二次反応として塩基性触媒を加えレ
    ゾール化反応するフェノール樹脂組成物の製造方法であ
    って、レゾール化反応をする前の段階でのノボラック化
    反応物の重量平均分子量が1800〜10000である
    ことを特徴とするフェノール樹脂組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 一次反応としてノボラック化反応をする
    段階での、桐油とフェノール類の原料としての割合が桐
    油1モルに対しフェノール類8〜25モルであることを
    特徴とする請求項1記載のフェノール樹脂組成物の製造
    方法。
JP33778596A 1996-12-18 1996-12-18 フェノール樹脂組成物の製造方法 Expired - Fee Related JP3252730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33778596A JP3252730B2 (ja) 1996-12-18 1996-12-18 フェノール樹脂組成物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33778596A JP3252730B2 (ja) 1996-12-18 1996-12-18 フェノール樹脂組成物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10176024A JPH10176024A (ja) 1998-06-30
JP3252730B2 true JP3252730B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=18311950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33778596A Expired - Fee Related JP3252730B2 (ja) 1996-12-18 1996-12-18 フェノール樹脂組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3252730B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10176024A (ja) 1998-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3252730B2 (ja) フェノール樹脂組成物の製造方法
JP3298369B2 (ja) フェノール樹脂組成物の製造方法
JPH05279496A (ja) フェノール樹脂積層板の製造法
JP4036050B2 (ja) 積層板形成用フェノール樹脂、積層板形成用フェノール樹脂の製造方法及びフェノール樹脂積層板
JP3314647B2 (ja) フェノール樹脂組成物の製造方法
JP3317173B2 (ja) フェノール樹脂組成物の製造方法
JP3065383B2 (ja) フェノール樹脂積層板の製造法
JPH11279514A (ja) 樹脂ワニス、レジンペーパー及び積層板
JPS61171717A (ja) オイチシカ油変性フエノ−ル樹脂の製造法
JPH0149378B2 (ja)
JPS5813617A (ja) 積層品用油変性フェノ−ル樹脂の製造法
JPS588698B2 (ja) 反応型難燃性可塑剤の製造方法
JPH05138793A (ja) フエノール樹脂積層板の製造法
JPH0967420A (ja) レゾール型フェノール樹脂組成物の製法
JPH0579092B2 (ja)
JP3461460B2 (ja) フェノール樹脂積層板の製造方法
JP2004224999A (ja) フェノール樹脂積層板およびフェノール樹脂銅張積層板
JPH05154955A (ja) フェノール樹脂積層板の製造法
JPH05220882A (ja) フェノール樹脂積層板の製造法
JPS59176328A (ja) 積層板の製造法
JPH09183823A (ja) フェノール樹脂組成物の製造方法
JPS5815521A (ja) 積層品用油変性フェノ−ル樹脂の製造法
JPH09157414A (ja) フェノール樹脂の製造方法
JP2000043153A (ja) 紙基材フェノール樹脂積層板の製造方法
JP2002145975A (ja) 積層板用フェノール樹脂組成物及び該フェノール樹脂組成物を用いたフェノール樹脂銅張積層板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees