JPS58164503A - 除草剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、１−（α．αージメチルベンジル）−３−Ｐ
−トリル尿素（以下ダイムロンと略称スる）と２−クロ
ロ−２７．６／−ジエチル−Ｎ−（ｎープロボキシエチ
ル）−アセトアニリド（以下ＣＧ−　１　１　３と略称
する）とを特定な割合に混合したものを有効成分とし、
水稲の移植前後に施用することにより、水稲に安全で水
田雑草を効果的に防除する選択性除草剤に関するもので
ある。

近年、水田では各種多年生雑草が発生し、その防除が大
きな問題となっている。特に的確な防除剤がないことか
ら全国的に万延繁茂しているミズガヤツリを水稲に薬害
を与えることなく有効に防除することは、この分野にお
いて強く要望されている。

本発明組成物の１成分であるダイムロンは雑草の゛発生
前ないし発生始期に施用することにより、タマガヤツリ
、マツバイ、ホタルイ等カヤツリグサ科雑草に高い除草
効果を示し、水稲には害作用の著しく少ない選択性の優
れた水田除草剤であるが、ノビエや多年性カヤツリグサ
科雑草のミズガヤツリに対する効果が弱く、また、広葉
雑草に効果がないという難点がある。

一方、ＣＧ−１１３は雑草発生前から発生初期に施用す
ることによりノビエ、広葉雑草、゛マツバイ、ホタルイ
に高い除草活性を示すがミズガヤツリ防除効果について
はや〜弱い雑魚がみられる。

また本剤ば砂壌土のような薬剤吸着力の小さい土壌や漏
水の大きい土壌では往々にして水稲の初期生育を抑制す
る薬害を呈する欠点を有する。

本発明者らはこれら２剤の各種割合の配合剤について水
田除草剤としての各種試験を行った結果、ミズガヤツリ
に著しい効果が認められ、しかも、ノビエ、ホタルイ、
コナギ等の広、汎な草種を効率的に防除でき、シかもダ
イムロンはＣＧ−１１３の水稲に対する生育抑制を著し
く軽減し、安全性を高められることを見いだした。これ
らのことは各単剤からは予測し得ない相乗的な作用であ
り、本発明組成物が優れた水田除草剤であることを確信
するに至った。

本発明組成物の配合量について有効な混合範囲を示せば
、ダイムロン３０〜３００ＩＩ／１０ａ（有効成分）に
対してＣＧ−１１３１５〜１２０、！ｉ’　／　１０　
ａ　（有効成分）であって、さらに望ましくはダイムロ
ン３０〜２１０ｇに対してＣＧ−１１３３０〜６０９の
混合範囲である。

本発明化合物を水田除草剤として施用する場合には農薬
製剤上慣用の製剤化方法を応用して例えば乳剤、水利剤
、粒剤、粉剤、フロワブル等の各種剤型に製剤すること
が好ましい。

また作用の範囲を拡大するために他の除草剤、殺虫剤、
殺菌剤あるいは植物生長調節剤、肥料等を混合すること
もできる。

次に代表的な剤形の実施例をあげるが有効成分の混合比
は前述の範囲で変更し得ることはいうまでもない。説明
文中１１部″は重量部を示す。

実施例　１　粒　剤 ダイムロン４部、ＣＧ−１１３２部、ベントナイト２０
部、クレー７２部、及びドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ２部を混和し、水約２０部を加えて混ねり機で練っ
たあと、造粒機を通して造粒し、次いで乾燥整粒して有
効成分６％を含有する粒剤を得る。

実施例　２．水利剤 ダイムロン４０部、ＣＧ−１１３２０部、ケイソウ士１
０部、クレー２３部、ホワイトカーボン２部、ポリオキ
シエチレンアルキルアリルエーテルスルホン酸ソーダ３
部及びアルキルナフタレンスルホン酸ソーダ２部を混合
粉砕して有効成分６０チを含有する水和剤を得る。

試験例　１゜ １１５０００アールのワグネルポットに水田土壌をつめ
、代かきした後ノビエ、ホタルイ、コナギの種子を表層
的１ｃｒｎの土壌に混入した。また芽が出たミズガヤツ
リの塊茎３個を表面より約５１ａＩの深さに植え込んだ
。

杢 翌日水深を４釧にし、ＣＧ−１１３２％粒剤Ｑダイムロ
ン７俤粒剤及びｃ　Ｇ　−１１Ａ　ｒｉｂとダイムロン
７チを含有する粒剤をそれぞれ３ｋｆ／１０ａ相当量処
理して３日後に２葉期の水稲を３木槌２株を移植した。

　更に水稲移植後３日と７日に同じ薬剤を同量処理した
。　なお試験は温室内で行い、薬剤処理翌日より１日当
り３Ｃｒｎの漏水を２日間行った。

調査は以下の基準に従って水稲移植後２８日に実施した
。

除草効果　：５（完全枯死）〜０．（効果なし）水稲薬
害　：５（Ｎ　　　）〜０（薬害なし）結果を表−１に
示す。

試験例　２゜ １１５０００アールのワグネルポットに水田土壌をつめ
、代かきした後出芽時のミズガヤツリ塊茎３個を植付け
２葉期の水稲稚苗を３木槌２株を移植して水深を４ｃｒ
ｎにした。　移植後６日にＣＧ−□□八２粒剤、ケイ、
。アワ１剤え。。０−１１３とダイムロンを所定量含有
する粒剤を処理した。

なお試験は温室内で行い、薬剤処理翌日より１日当り３
ｃｒｎの漏水を２日間行った。　調査は水稲移植後２７
日に地上部の主重量を測定した。結果を以下の式による
抑制率にて表−２及び表−３に示す。

試験例　３ １００ｍｌ三角フラスコにＣＧ−１１３を有効成分とし
て０．０３．０．１．０．３ｐｐｍ、　　ダイムロン０
１．０３．１　ｐｐｍ　　及びそれぞれの薬剤を混合し
た所定濃度を含有する春日井氏液１００ｍ／！Ｑ入れ、
２葉期の水稲６本の根が浸漬するようにし、茎部を固定
した。三角フラスコはアルミホイルで覆い、温室内で８
日間育成した後、第３葉長、根長総計、根土重量を測定
し、試験例２にて説明した式に従って抑制率で表示した
。

結果を表−４、表−５及び表−６に示す。尚、表中に）
内の数値はダイムロンとＣＧ−１１３各単剤の抑制率の
加算値である。

表−２水稲に対する影響　地上部生重量押部１率（チ）
表−３ミズガヤツリ防除効果　地上部生重量押指１１率
（チ）表−４水耕による水稲への影響 第３葉長抑制率 表−５水耕による水稲への影響 根長総計抑制率 表−６水耕による水稲への影響 根生重量抑制率

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １−（α、α−ジメチルベンジ３／）、−ａ−ｐ−トリ
   ル尿素と２−クロロ−２／　、　６／−ジエチル−Ｎ−
   （ｎ−プロポキシエチル を有効成分として含有することを特徴とする除草剤組成
   物。