JPH02174705A - 水田用除草組成物 - Google Patents

水田用除草組成物

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JPH02174705A
JPH02174705A JP27260089A JP27260089A JPH02174705A JP H02174705 A JPH02174705 A JP H02174705A JP 27260089 A JP27260089 A JP 27260089A JP 27260089 A JP27260089 A JP 27260089A JP H02174705 A JPH02174705 A JP H02174705A
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Rokuro Akahira
麓郎 赤平
Shinzo Someya
進三 染谷
Ko Horino
堀野 曠
Michihiro Onaka
大仲 通弘
Koji Kiuchi
孝司 木内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なりロロアセトアニリド誘導体(A)とα
−(2−ナフトキシ)−プロピオンアニリド(B)とを
有効成分として含有する水田用除草組成物に関する。
一般に水田雑草は、同一地域において多種類のものが共
存生育し、各雑草の発芽、生育時期は一様ではない。そ
のために除草剤の散布は多種類のものを生育段階の異な
る雑草を対象にして行われることになり、−回の除草剤
散布であらゆる雑草を枯殺することは極めて困難である
。除草剤散布後、もし残存雑草があれば、遅れて発芽す
るもの、あるいは地上部が一旦枯死しながら再生するも
のと共に繁茂して、薬剤散布の効果は半減することにな
る。
従って有効な草種の幅が広く、発芽前の雑草種子に有効
で、しかも生育の進んだ雑草にも有効で、かつ一定期間
抑草効果を維持できる安全な除草剤の出現が強く望まれ
ている。
ところで本発明者らは先に下記一般式(A)で示される
新規なりロロアセトアニリド誘導体が既知のクロロアセ
トアニリド系除草剤に比較して水田条件における除草効
果、水稲に対する薬害(特に高温時)、魚毒性の点で顕
著な改良効果をもたらすことを見い出し特許出願を行っ
た(特願昭56−199058号)。
しかし、この化合物(A)は多種類の雑草に対する殺草
幅、殺草強度、あるいは長期の抑草効果にやや難があり
、前述したごとき全ての要請を満足させるには至らなか
った。
そこで本発明者らは化合物(A)に見られるかかる欠点
を改良すべく、さらに検討を進めた結果、化合物(A)
と、α−(2−ナフトキシ)−プロピオンアニリドCB
)とを配合して施用した場合にそれぞれの単独施用では
期待できない程の著しく優れた除草作用がもたらされる
こと、特に水稲移植前後、雑草の発生初期に施用すれば
、−回の薬剤処理によって実質的に以後の除草作業を必
要としない程長期の抑草効果を示すことを見出した。
本発明は 一般式 (式中Rはシス型炭素原子数4及び5個゛のアルケニル
基を表わす) で表わされる2’、6’−ジエチル−N−〔(シス−ア
ルケニルオキシ)メチルクー2−クロロアセトアニリド
(A)の少くとも1種と、式で表わされるα−(2−ナ
フトキシ)−プロピオンアニリド(B)とを有効成分と
して含有する水田用除草組成物である。
本発明除草組成物の一方の有効成分である(A)は、文
献未記載の新規化合物で、その代表例として次のような
化合物が例示される。
(A)クロロアセトアニリド誘導体 (A)−12’  6’−ジエチル−N=〔(2−シス
−ブテノキシ)メチ ル〕−2−クロロアセトアニリド (A)−22’  6’−ジエチル−N−〔(2−シス
−ペンテノキシ)メ チル〕−2−クロロアセトアニリ ド これらは、通常のクロロアセトアニリドの合成法に従っ
て製造し得る。例えば、2’、6’−ジエチル−N−ク
ロロメチル−2−クロロアセトアニリドとシスーアルケ
ノールとを酸結合剤の存在下あるいは不存在下に反応さ
せることにより製造し得る。
本発明に係る他の有効成分、すなわちα−(2−ナフト
キシ)、−プロピオンアニリド(B)は、水田用除草剤
として公知の化合物である。
化合物CB)は雑草の発生初期の処理により、−年生、
多年生の広葉雑草に極めて有効で特にウリカワに対する
効果は高い。然しノビエをはじめ禾本科雑草に対する効
果が弱く、単一の使用では問題があった。
しかるにクロロアセトアニリド誘導体(A)とα−(2
−ナフトキシ)−プロピオンアニリドCB)とを配合し
た本発明組成物は、各単剤で得られた適用範囲を超えて
、殺草幅が拡大され、イネ科、カヤツリグサ科、−i広
葉雑草及びマツバイ、ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカ
ワ等の多年生雑草一般にまで及び、さらに単品使用薬量
よりはるかに低薬量同士の混合で充分その効果を発揮す
ると共に水稲に対する安全性も確保され、1回の薬剤処
理で十分な除草効果を発揮すると同時に、その持続性も
長期に及ぶことが判明した。
また既市販の2’、6’−ジエチル−N−(ブトキシメ
チル)−2−クロロアセトアニリドと(B)とを配合し
てなる殺草組成物に較べ、本発明水田用除草組成物は殺
草効果、水稲に対する薬害(特に高温時)、魚毒性等の
各面で更に改良されたものである。
有効成分化合物(A)と(B〕との実用的な配合重量比
は粒剤の製剤品100重量部における比で示すと、(A
):  (B)=1〜7:5〜15であり、好ましくは
(A):  (B)=2〜4:6〜8である。
本発明の水田用除草組成物の施用適量は気象条件、土壌
条件、草種密度、施用剤型、施用時期、施用方法などの
相違により一概に規定できないが一般に10アール当り
の総有効成分量が50g〜600gであり、望ましくは
200g〜350gである。
本発明の水田用除草組成物の適当な施用時期は、雑草発
生初期から2〜3葉期の間であり、移植水稲田では一般
に移植前から移植後3〜10日である。
本発明除草剤組成物の施用に際しては前記有効成分化合
物(A)と(B)を通常の農薬製剤法に準じて各種補助
剤と配合し、例えば粒剤、水和剤、乳剤などの形態に製
剤されるが、有効成分化合物を同時に混合、製剤しても
よいし、或いは別々に製剤したものをさらに混合しても
よい。
担体もしくは希釈剤としては、例えばクレータルク、ベ
ントナイト、炭酸カルシウム、滑石、ホワイトカーボン
等の不活性固体担体、ならびに水、または有機溶剤等の
不活性液状担体があげられる。生物効果を高め、或いは
製剤の性状を改善するために補助剤として非イオン性、
陰イオン性もしくは陽イオン性の界面活性剤や各種高分
子化合物などを添加してもよい。勿論これらのみに限定
されるものではない。
配合例1 化合物(A)−1を3重量部、化合物CB)を7重量部
、ジ−クライト25重量部、ポリオキシエチレングリコ
ールオレイルエーテルllff1部、ホワイトカーボン
1重量部を混合粉砕し、これをクレー39重量部、リグ
ニンスルホン酸ソーダ2重量部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ソーダ2重量部およびベントナイト20重量部を
混合し、造粒機により粒状とし、乾燥篩別して粒剤とす
る。
配合例2 化合物(A)−1を2.5重量部、化合物CB)を7重
量部、ベントナイト15重量部、タルク48重量部、ク
レー25重量部、リグニンスルホン酸ソーダ2重量部、
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.5重量部を均一
に混合粉砕して水を加え、造粒機により粒状とし、乾燥
篩別して粒剤とする。
配合例3 化合物(A)−2を3重量部、化合物CB)を7重量部
、ベントナイト15重量部、タルク46重量部、クレー
25重量部、リグニンスルホン酸ソータ2重ffi部、
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ2重量部を混合粉砕
して水を加え粒状とし、乾燥篩別して粒剤とする。
試験例1 5000分の1アールのワグネルポットに水田土壌を充
填し、湛水状態にし軽く代掻きしたのち、タイヌビエの
種子をポット当り50粒播種した。
タイヌビエが1葉期に生育した時点で湛水深を3.0 
cmとして各化合物の所定量を処理した。薬剤処理後2
0日目に残存雑草を抜き取り、風乾重量を測定し、無処
理区に対する百分率を算出して残存率を求袷た。その結
果を第1表に示す。
第1表  タイヌビエの残存率(%) 第1表に示す結果をコルビーの方法(ウイーズ15巻、
9.20〜22.1967年)で解析すると化合物(A
)をpg/a使用した時の残存率がX%であり、化合物
〔B〕をq g/a使用した時の残存率がY%であれば
、化合物〔A〕と化合物〔B〕をそれぞれl) g/a
およびq g/aづつ一緒に使用した時に予想される残
存率(E)は次式により求められる。
E = X  −Y/100 実際の残存率が計算値(予想値)よりも低い率である場
合は明らかに相乗効果があると判定されるが、本試験に
おいて、化合物(A)−1と化合物(B)との混合区に
ついて実際に得られる残存率(E)はコピーの方法を用
いて得られる計算値よりも甚しく低く、全く予想外の相
乗効果を有することがV111認された。
試験例2 5000分の1アールのワグネルポットに水田土壌を充
填し、湛水状態にした後、ウリカワの根茎を植えつけ、
生育させた。ウリカワが2葉期に達した時に供試薬剤を
配合例2に準じて所定濃度になるよう調合し処理した。
薬剤処理後30日目に残存ウリカワを抜き取り、試験例
1と同様にして残存率を求め、第2表の結果を得た。
第2表 試験例3 5000分の1アールのワグネルポットに水田土壌を充
填し、ノビエ及び主要水田雑草の種子を多量に含有する
土を表層2 cm以内に均一に接種し、その後3 am
の湛水状態とした。更に、ウリカワの塊茎を埴つけ、水
稲稚苗(品種;日本晴、2.5葉期苗)を移植して生育
させた。移植後10日目(ヒエ1.5葉期)の雑草発生
初期に供試薬剤を所定の薬量で処理した。薬剤散布後2
5日目に除草効果及び水稲に対する薬害の評価を次の6
段階で行った。
5;無処理区に対する殺草率   80%以上(無処理
区に対する稲の薬害率) 4:              60〜79%3: 
             40〜59%2:    
          20〜39%1:       
       20%以下0:全く無処理区同様 結果は第3表の通りである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔A〕 (式中Rはシス型炭素原子数4及び5個のアルケニル基
    を表わす) で表わされる2′,6′−ジエチル−N−〔(シス−ア
    ルケニルオキシ)メチル〕−2−クロロアセトアニリド
    〔A〕の少くとも1種と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔B〕 で表わされるα−(2−ナフトキシ)−プロピオンアニ
    リド〔B〕とを有効成分として含有することを特徴とす
    る水田用除草組成物。
JP27260089A 1989-10-19 1989-10-19 水田用除草組成物 Granted JPH02174705A (ja)

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